JPH03501085A - 化学的プロセス - Google Patents

化学的プロセス

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 化学的プロセス 本発明はビタミンに依存性血液凝固因子を含有した分画中におけるかかる因子の 精製又は豊富化のために改良された方法に関する。
ヒト又は動物起源の血液から得られる血漿はいくつかの有益な生理学的活性物質 、特に様々な血液凝固因子を含有しており、それらの一部はかかる物質の1以上 を欠く個体の治療用医薬として用いられる。血液凝固因子、即ちいわゆる血液凝 固カスケードの構成因子は下記様式で関連した不活性及び活性タンパク質分解酵 素及び修正タンパク質の群からなっている: Xl+因子→Xll a因子 ↓ ■因子−Xla因子 ↓ ■因子=IXa因子 X因子−−−−s−X B因子−−−−X因子↓−■因子 (プロトロンビン)■因子→Ila因子(トロンビン)↓ フィブリノーゲンー−→フィブリン 付随文字“a“は酵素が活性形であることを意味する。
血液凝固因子の一般的カテゴリー内に属するとみなされる更に重要な血漿タンパ ク質としてはプロティンC及びプロティンSがある。プロティンCはタンパク質 分解酵素活性プロティンC(APC,PCa)の不活性チモーゲンである。上記 凝固因子とは異なり、APCはこのように不活性である■因子及び■因子のタン パク質分解を介して機能する抗凝固効果を有している。プロティンCの活性化は 双方とも凝固プロセスで機能するトロンビン及び内皮結合タンパク質のトロンボ モジュリンを要するフィードバックプロセスによるらしい。その際にAPCの活 性は補因子として作用するらしいプロティンSの存在によって高められる。
上記因子のいくつか、即ち■、■、■及びX因子更にプロティンC及びプロティ ンSはビタミンに依存性であることが示された。活性及び不活柱形双方のこれら 因子(活性化■因子を除く)は末端γ−カルボキシグルタミン酸残基を有するが 、これはビタミンにで媒介される酵素プロセスによって導入される。加えて、プ ロティンC1プロテインS1X及びX因子は、但しプロトロンビン(■因子)を 除くが、修正されたアスパラギン酸残基、即ちβ−ヒドロキシアスパラギン酸残 基を有することが判明した。
このようにビタミンに依存性血液凝固因子とは、密接に類似した物理化学的性質 を有する関連酸性タンパク質群を表す。これら物質の酸性性質はそれらを一部と して単離することを既に可能としたが、但しそれらの構造的及び化学的類似性は 陰イオン交換クロマトグラフィーのような常法で個々のタンパク質を分離するこ とを困難にした。
プロトロンビン複合体の一部ではない■因子は別として、最も頻繁に投与される 血液凝固因子は■因子である。
伝統的には、■因子はプロトロンビン複合体のすべての因子■、■、■及びXの 濃縮物として提供されるが、但し5■因子は時々■、■及びXとは別に提供され る。
このような■因子濃縮物の注入後、静脈血栓症及び散在性向管内凝固(D I  C)に関していくつが報告されたケースがあった。これらの望ましくない応答は 、■因子と共に注入された高レベルの不必要な凝固因子及び/又は濃縮物中の望 ましくないトロンボゲン成分によって助長される高凝固状態のせいであろう。■ 因子の強度なかつ長期の投与で■因子のL〆ベベル正常よりも非常に高くしてし まい、■因子は等量で注入されて血漿中で長い半減時間を有する。インビトロ研 究又は動物モデルに基づく一部の仮説でも、諸因子の組合せが■因子単独よりも 高いトロンボゲン性であることを示唆している。当然ながら■因子の現投与量レ ベルは、■因子の過剰レベルを避ける必要性から一部制限されている。
更に■因子濃縮物による治療後、一部の血友病A患者では非ウィルス性免疫抑制 の徴候を示す。■因子濃縮物による治療後の血友病B患者における同様の免疫抑 制からみても、双方のケースの応答が濃縮物中における望ましくない汚染物質の せいらしいことを示唆している。
凝固因子濃縮物が製造されるドナー血漿プールは非A非B型肝炎の原因物質(お そらくウィルス)を含有しており、ウィルス(例えば、B型肝炎及びHIV)汚 染リスクを有すると仮定しなければならない。製品を安全に改善するためには、 濃縮物は殺ウイルス処理をうけねばならないが、これは汚染タンパク質の存在で 複雑化されるであろう。例えば、この殺ウイルス処理は不必要なタンパク質によ る干渉が最少に抑制される高度に精製された濃縮物で考えることが容易であろう 。
一般に、他の因子又は更には望ましくない生理学的効果を示すいかなる汚染物質 のレベルも同時に高めることなくヒト患者の特定凝固因子に代わる又はそれを補 充するように考えられた血液凝固因子を投与することが原則として好ましい。
このため上記問題の一部を緩和又は更に解決するためビタミンに依存性凝固因子 を少なくとも部分的に分離する改良法に関して必要性がある。ビタミンに依存性 血液凝固因子は金属キレートクロマトグラフィーで少なくとも部分的に互いに分 離されうろことがここに発見されたのである。
本発明によれば、ビタミンに依存性血液凝固因子を少なくとも1種のかかる因子 を含有した混合物から少なくとも部分的に分離する方法が提供され、その方法は 上記混合物が不活性支持体に固定化された多価金属のキレートに吸着されしかる 後上記因子の1種に関して富む1以上の分画を得るため溶出されることで特徴付 けられる。
一般に、上記混合物は少なくとの2種のビタミンに依存性血液凝固因子を含有し ている。このため本発明では紹換えDNA技術を用いて微生物培養物から得られ る十分に機能化された凝固因子の精製及び豊富化を伴うが、凝固因子源は通常血 漿、特にヒト血漿である。
本発明に従い処理される因子の混合物は、最も普通には一部の血漿因子が既に除 去された血漿う〕画濃縮物である。
血漿から混合因子を得る場合、望ましい成分を含有した典型的初期分画としては 凍結沈澱上澄(上澄は■因子濃縮物の凍結沈澱後に残留する)、フラクションI 上澄及び様々なアフィニティ試薬、例えばヘパリンセファロース(Sephar ose)で血漿の吸着後に得られる分画がある。
一般に、因子はプロトロンビン複合体濃縮物イ得るためジエチルアミノエチル( DEAE)セルロース。
DEAEセファデックス(Sephadex)又はDEAEセファロースのよう な陰イオン交換樹脂への吸着によって更に濃縮されるであろう。
■因子製造用に最適の条件下でDEAEセルロースは■因子と結合しないが、高 能力イオン交換剤(例えば、DEAEセファデックス及びDEAEセファロース 〕は容認された工業処理条件下で更に効率的に■因子と結合することに注目すべ きである。このためDEAEセファロースからのプロトロンビン複合体濃縮物は ■因子を含有していない。挙動上のこの差異に基づき主に■因子を含有した濃縮 物を得ることができるが、これは本発明による精製及び豊富化からでも効果的で ある。陰イオン交換樹脂濃縮物は本発明に従い有利に処理されるが、他の組合せ の因子であっても望ましい因子の濃度を高めるため有利に処理される。特に、本 発明に従い得られ2種のろの因子を含有【7た豊富化分画は更に豊富化させるた め第二の処理に付してもよい・ 現在の精製系はいくつかの本質的欠点を有している。
ヘパリン−セファ0−スは工業規模で用いられた場合に分離及び凝固因子活性に 乏しい。硫酸デキストランは非常に短いNAPTT (後記参照)で■因子を生 成して臨床的使用で血栓症状を発現することがあり、しかも硫酸デキストランは 細胞毒性があって、このようなアフィニティマトリックスからの漏出で生成物を ひどく汚染することがある。本処理法はこれらすべての面に関してかかる精製系 以上の利点を有する。
何らかの効果は初期混合物を固定化された金属キレートでバッチ様式により処理 ししかる後最も容品に溶出する因子を除去するため単に洗浄することで得られる が、最も好ましい操作方式はカラムクロマ)・グラフィーである。このため因子 の混合物はカラムの最上部に適用され、分離された及び部分的に分離された因子 を含有した分画を得るため溶出液が通される。一方、初期混合物はカラムに担持 させる前固定化された金属キレートにバッチ様式で適用してもよい。
本発明のプロセスでの使用のためのキレート化多価金属は通常二価状態であり、 Cu2+が特に好ましい。
固定化されたキレート化剤は多価金属をキレート化しうる基を有した慣用的主鎖 又は骨格支持体(例えば、セルロース、ポリスチレン、アクリルアミド、シリカ 、フッ化炭索類、架橋デキストラン又は架橋アガロースに基づく支持体)である 。このような基は周知であって、マーチル(Martel +)及びカルビン( Calvin)、金属キレート化合物の化学、プレンティス・ホール社(Prc nticc Hall。
Inc、) 、ニューヨーク、1952年のようなテキストブックでみられる。
イミノニ酢酸基−N (CHC00H) 2が特に好まま しいキレート化基である。
キレート化基は通常キレート化基及び支持体間で有利には8〜16の間の原子、 例えば約12原子を有する場合により置換された炭化水素又は炭水化物鎖のよう な直鎖“スペーサー“基で支持体の主鎖又は骨格から隔たっている。このような スペーサー基は望ましい鎖長の二価試薬との反応で適切な基質中に導入される。
好ましい金属結合マトリックスは下記鎖: でセファロースに結合されたイミノニ酢酸基を有するファルマシア社(Phar macia AB)市販ビーズ化6%アガロース製品のキレート化セファロース である。
キレート化支持体に対するタンパク質の結合性は下記の少なくとも4つの考慮事 項= (1)イオン強度(高イオン強度は見掛上非特異的結合を最小に抑制する );(2)担持されるサンプル及び平衡化金属キレートゲルの双方中における緩 衝イオンの存在: (3)マトリックスの担持能(これは弱く結合するタンパク 質を犠牲にして更に強く結合するタンパク質で十分に飽和されうる有限量である 。このため具体的タンパク質に関するマトリックス能はそれが担持及び吸着接触 時間中に適用されるタンパク質混合物の組成及び濃度に依存している);(4) 結合性及び溶出の双方、に依存しているが、pHが認識されたエフェクターであ る。
比較的高いイオン強度下においてプロトロンビン(■因子)及びトロンビンのキ レートに対する結合性は低下するが、一方■、X因子及びプロティンCの場合は 増加することが発見された。一般に、トロンビン形成の可能性を回避する上で他 の血液凝固因子の濃縮物中におけるプロトロンビンレベルを低下させることが望 ましいため、この発見は特に有用である。このため例えば034〜1、OM、好 ましくは0.4〜0.6M、最も好ましくは約0.5Mの塩化ナトリウム及び/ 又は等イオン強度の溶液を与える1窪以上の他の電解質を含存した比較的高イオ ン強度の水溶液に金属キレートを加えることが好ましい。
異なるビタミンに依存性凝固因子はキレート化ゲルとの結合性に関して異なるp H適性を有しており、したがって添加される緩衝液のpHの選定は1種以上のビ タミンに依存性凝固因子のキレート化ゲルに対してもう1つのかかる因子よりも 優先的な結合を促進させるための手段を更に提供することになる。このため例え ばCυ2+プライム化キレート化セファロースの場合、■、■、X因子の至適結 合は各々pH6,0〜7.Q、pH7,0以上及びp)!6.5〜7.5で起き る。したがって例えばプロトロンビン以上のX因子のかかるゲルに対する示差的 な結合性を高めるためには、適用paはpH7,0以上であることが望ましい。
更に1種以上の他のビタミンに依存性凝固因子からプロトロンビンを除去するこ とが望まれる場合、他の血液凝固因子、例えばX因子に適したプロトロンビンの 低結合性は吸着接触時間及び担持量チャレンジの適切な選定によって促進される 。このためプロトロンビン複合体濃縮物から出発する場合Cu2+プライム化キ レート化セフア0−スによる■因子からX因子の分離を最適化するためには、吸 着接触時間は有利には20分間以上、更に好ましくは約40分間以上であり、約 250〜450F、EX;Ag単位/mfゲルのX因子担持が達せられるような 担持量チャレンジが望ましい。
カラムクロマトグラフィーが好ましい。因子の初期混合物はカラムの最上部に適 用されることが好ましいが、固定化されたキレートにバッチ様式で初期混合物を 担持させてもよい。洗浄後、高イオン強度の場合にはほとんど、残留因子はバッ チ溶出か又はクロマトグラフィー溶出用カラムにゲルを移すかのいずれかで分離 することができる。
担持は、存在するかもしれないプロトロンビン及びトロンビンを除去するため同 −又は同様のイオン強度及びpnの水溶液で直ちに洗浄することが望ましい。有 利には、酸性pH洗浄ステップがキレート化ゲルからインター−α−トリプシン インヒビターを除去するため更に行われる。このタンパク質は従来技術で製造さ れたX因子濃縮物の望ましくない主汚染物質として認識されており、一部の場合 には全タンパク質の30%もの多くを占めている。しかしながら、インター−α −トリプシンインヒビターはゲルからX因子の明白な損失なしにDH約4.5〜 5.5でCu2+プライム化キレート化セフアロ−・スから溶出させることがで きることが見出された。最終製品中の電解質レベルを減少させるためには、例え ば100〜200mMNaC1に相当する低イオン強度で少洗浄操作ではタンパ ク質が固定された状態における追加洗浄ステップでウィルスを若干除去する。更 に固定化因子はこの段階で界面活性剤のような殺ウイルス剤により処理され、し かる後殺ウイルス剤は溶出ステップ前に更に洗浄することで除去される。金属キ レート物質は本発明による初期吸着前に殺ウイルス剤として用いられる界面活性 剤及び/又は溶媒の存在下で目的のタンパク質因子と容品に結合し、し、かも殺 ウイルス剤が洗浄で除去される場合又は更に殺ウイルス剤の界面活性剤洗浄が因 子の溶出前に適用される場合にこれらの因子を残留させることに注目すべきであ る。これはかかるタンパク質を吸着させるために用いられた多くの従来のアフィ ニティ力ラムと対照をなし、その場合には界面活性剤がタンパク質を溶出させて しまう。
n因子の除去後にカラムに残留する凝固因子又は更にn因子の実質的不存在下で カラムに適用されるこのような因子は、得られる豊富分画から塩を除去する必要 性を緩和又は回避するために、望ましくは添加緩衝液よりも有意に低いイオン強 度下においてpHの変化及び/又はイミダゾール及びアミノ酸から選択される置 換剤の使用により溶出される。このような溶出に適した好ましいイオン強度は1 00〜2001の範囲内である。
望ましい血液凝固因子の溶出がpH勾配に依存している場合、これは増加pH勾 配でも又は減少p)1勾配でろっでもよいが、いずれの場合でもインター−α− トリプシンインヒビターはX因子に富む分画の回収前にキレート化剤から除去さ れることが望ましい。このため溶出に増加pH勾配適用の場合、出発pHはイン ター−α−トリプシンインヒビターを除去させるためpH約4.5〜5.5の低 さであってもよいが、但し通常望ましい血液凝固因子の溶出のためpHの実質的 な段階的増加をこれに続けることは明らかであろう。特に、例えばX因子及びX 因子に富む分画は例えば100mMNaC1の比較的低イオン強度下、非アミノ 酸又はイミダゾール含有緩衝系の存在下でpH約7.0からpH約880までp Hを一スから溶出させることが望ましいことが発見された。
例えばプロトロンビン複合体濃縮物の同タイプのゲル血液凝固因子から溶出させ るため減少pH勾配を適用Tる場合、n因子を除去するためpH7,0以上で例 えば500m)INaClの高イオン強度下ゲルの洗浄後、実質上インター−a −トリプシンを含有しないX因子及びX因子に富む分画の溶出がp H約4.0 までの酸性pH範囲内で溶出緩衝液のp、 Hの段階的減少により例えば1.0 0wMNaC1の比較的低イオン強度下で行われることが望ましい。この場合、 下記順序でタンノくり貿溶出が観察される:X因子/V因子(pH約5〜5.6 )、インター−α−トリプシンインヒビター/プロティンC(pH約4.6)、 IX因子(pH約4.1)。
精製された又は豊富なn因子を製造することが望まれる場合、これはアミノ酸の 非存在下低イオン強度で金属キレート力ラムから溶出させることも好ましい。
置換剤が用いられる場合、溶出液中におけるイミダゾール又はアミノ酸(特に、 グリシン、メチオニン又はグルタミン酸)の濃度は5〜70mMの範囲内である ことが好ましい。このような溶出における使用に適したアミノ酸としては例えば アラニン、フェニルアラニン、バリン、リジン、グリシ〉・、メチオニン及びグ ルタミン酸がある。
最後に3つ挙げられたアミノ酸がこの目的にとって特に好ましい。
置換剤含有溶出液は好ましくは4〜9の範囲内、更に好ましくは6〜8、例えば 約7のpHに緩衝化される。
適切な緩衝系としてはトリスのようなアミノアルコール緩衝液及びクエン酸−リ ン酸緩衝液がある。トリスは低濃度の置換剤、即ちイミダゾール又はアミノ酸の 存在下ですべての因子を溶出させうろことがわかっている。
一般に、いずれの溶出系が用いられても、結合親和性を反映した溶出順序はU  / U n因子、X因子、IX / IX n因子/プロティンCのようである 。
一般に、溶出は溶出タンパク質比活性(純度及び/又は効力)が最大化されるよ うな方法で行われることが好ましい。一般に目的とする主因子、例えばX因子の 濃度は少なくとも301U/mlであることが好ましい。
溶出後、溶液は凍結乾燥してもよい。ウィルス感染の不活性化のため凍結乾燥濃 縮物は例えば80℃で加熱される。本発明者らは、本発明による精製濃縮物が実 質上かかる加熱に耐えて以前の濃縮物よりもかなり各因子の有意の活性化を回避 しうろことを発見した。
本発明の方法を用いて、初めて: (a)n因子及びインター−α−トリプシンインヒビターを実質上歯まないX因 子; (b) IJ、■及びX因子を実質上歯まないプロティンC;(c)IT因子を 実質上歯まずかつ少なくとも131U/agタンパク質のX因子比活性を有する X因子;及びcr−+)n因子を実質上歯まずかつ1単位/ mgタンパク質1 、J上の■因子比活性を有する■因子;を製造することが可能なことを立証した 。
試験方法: 従来のプロトロンビン複合体濃縮物の注入後における血栓症状の発現に関して報 告された事例は、それらのトロンボゲン性作用に関する製品のインビトロ及びイ ンビボ試験に基づいていた。インビボ試験は注入後に血栓症を評価するため様々 な基準を用いて動物(ウサギ、ブタ及びイヌ)で行われた。インビトロ試験は基 質血漿又はフィブリノーゲンの凝固時間を減少させうる濃縮物の能力に基づいて いる。これらの試験の有意性は示されなかったが、但し大きなウェイトが製品品 質コントロールに関してそれらにかけられている。
3つの主な試験は以下のとおりである:NAPTT:任意の下限凝固時間150 秒間でサンプル中における活性化凝固因子のレベルについて測定する。
NAPTTは結局いずれの具体的活性化凝固因子の濃度とも関連していなかった が、F、IXa及びF、Xaの存在について示している。
FCT:試験物質存在下でフィブリノーゲン溶液が凝固するのに要する時間を測 定する。これはトロンビン(血液凝固“カスケード“において最後から二番目の タンパク質)の直接的測定である。下限凝固時間は3時間であって、これはトロ ンビン5 X 10 ’IU/ ml又は2ng/mlに相当する。
TGt50:既知量のトロンビンを生成するのに要する時間を測定する。それは 本プロセスで早期に機能する凝固因子の活性化に関する測定である。
下記例は説明のみの目的で示されている。
タンパク質の定量のため例中で用いられるb(験機能性生物学的活性及び抗原活 性の双方が目的のタンパク質を定量するため利用された。
■、■及びX因子の生物学的活性は確立された凝固アッセイで測定された。凝固 活性(二〇)の単位数は■、■及びX因子濃縮物に関する一次国際標準コード8 4/681に対して較正されたワーキング標準871532を用いて決定された 。
■因子の生物学的活性は確立された凝固アッセイ又は合成基質を用いた発色原ア ッセイで測定された。双方の場合において、単位数はドナー30例以上のヒト血 漿プールに対して較正され1. OF、■:Cυ/mlの■因子活性を有すると して規定される自家■因子濃縮物ワーキング標準を用いて決定された。
■、V、IX及びX因子、プロティンC並びにインター−α−トリプシンインヒ ビターに関するすべての抗原活性(:Ag)は標準として正常プール血漿を用い 免疫電気泳動〔ローレルのロケット法(Laurel I ’s Rocket method) )で測定された。各場合において、標準は1.0単位/mlの 効力に選定されており、サンプル活性は血漿当量単位/mlとして表された。
本明細書において、凝固活性又は“因子−:C“は国際単位/ml又は10/m lで示される。抗原活性又は“因子−:Ag”は単位/ml (U/ml)又は 血漿当量単位/ml(peu/ml )で示される。
凝固及び抗原活性はタンパク質化学の異なる面の01定であるため、凝固活性の 国際単位は血漿当量単位と同じではない。典型的には、部分的精製タンパクIR 6縮物中において■因子、X因子及びX因子に関するlU:pcυの比は各々0 ,86.0.6及び0.63である。
例1 キレート化セファロースをそれに硫酸銅溶液を通すことで銅イオンによりプライ ム化した。次いでゲルをpH7、0の500a+MNaC1含有クエン酸−リン 酸緩衝液で洗浄した。500mMNaC1含有PCCをX因子1、00〜200 1U/mlゲルの担持量でカラムに適用した。
タンパク質溶出液をモニターし、漏出タンパク質を回収した。これは5〜251 Ll/mlの効力で比活性510/mgタンパク質を有するプロトロンビンを含 有していた。この物質は少なくとも70%のプロトロンビンであった。
例2 0、■、X因子及びプロティンCの銅−キレートゲルへの結合性に関するイオン 強度の効果 FCCを100.250.500又は10001000In l含有pu’7. oのクエン酸−リン酸緩衝液に対して透析した。次いでこれを同一イオン強度緩 衝液で洗浄されたCu2+プライム化キレート化セフアロースカラムに担持させ た。430単位/mlゲルで担持後、カラムを同一緩衝液で更に洗浄し、溶出未 結合タンパク質を■、■、X因子及びプロティンCに関して分析した。下記第1 表はその結果について示している。
第1表 ■因子と比較したX因子の最大差結合性は5001NaC1で観察された。
例3 ■、IX及びX因子の銅−キレートゲルへの結合性に関する吸着pHの効果 キレート化セファロースを最初銅イオンでプライム化し、しかる後下記レベルに 調整されたpHの500mMN a CI含有クエン酸−リン酸緩衝系で洗浄し た。
500mMNaC1含有pccを同−pHまで滴定し、しかる後■因子約300 単位/m+ゲルでゲルに担持させた。
カラムを同一緩衝液で更に洗浄し、漏出/未結合タンパク質を回収し、■、■及 びX因子に関して測定した。下記第2表はその結果について示している。
第2表 ■因子の至適結合はpH6,0〜7.0で達せられた。
X因子の至適結合はpH7,0以上で達せられた。
X因子の至適結合はp)!6.5〜7.5で達せられた。
したがって、吸着pHはゲルへの好ましい凝固因子の結合性を最適化させるため に用いることができる。
例4 低プロトロンビン含有X因子及びX因子濃縮物の製造キレート化セファロースカ ラムを例1のように調製して担持させた。PCCの適用後、カラムをpH7,0 の500mMNaC1含有クエン酸−リン酸緩衝液で洗浄した。次いでイオン強 度を100mMNaC1含有クエン酸−リン酸緩衝液による洗浄で低下させた。
次いでX因子分画を100aM100a及び5mMグリシン含有クエン酸−リン 酸緩衝液で溶出させた。これはX因子15〜40Ill/ml及びX因子1単位 当たりプロトロンビン0.01単位以下を含有していた。X因子比活性は131 U/■タンパク質であり、したがって純度7%であった。この分画はほぼ当モル ff1(X因子1単位当たりX因子11tJ)でX因子も含有していた。
例5 低プロトロンビン及びX因子含有X因子の製造キレート化セファロースカラムを 例1で記載されたようにプライム化して担持させた。サンプルの適用後、カラム をpa7.0の500mMNaC1含有クエン酸−リン酸緩衝液で洗浄した。次 いでX因子をpH7,0の5001IIMNaC1及び5InMグリシン含有ク エン酸−リン酸緩衝液で溶出させた。この物質は比活性1.410/ mgタン パク質でX因子15〜3010/mlを3何していた。この物質は高プロトロン ビン活性及び低■因子活性を有することがら例4で得られた物質と異なっていた 。ここでは0.251U/単位X因子でプロトロンビン及びX因子双方に関し得 られた。したがフて、プロトロンビンはなお全タンパク質中約40〜50重量9 6であった。
例6 低プロトロンビン含有X因子及びX因子濃縮物の製造キレート化セファロースカ ラムを例1で記載されたようにプライム化して担持させた。次いでそれを最初5 00mMLかる後100aM100aを含有したpI(7,0のクエン酸−リン 酸緩衝液で連続的に洗浄した。
次いでX因子及びX因子双方を3010/mlの効力で1.00mMNaC1含 有トリス−グリシン緩衝液により溶出させた。プロトロンビンはX因子及びX因 子1単位当たり0.031Uまで減少した。
例7 低プロトロンビン及びX因子含有X因子及びプロティンC濃縮物の製造 キレート化セファロースカラムを例4で記載されたように調製して洗浄した。5 mMグリシンでタンパク質溶出後、トリス−グリシン緩衝液を用いてX因子を溶 出させた。トリスは10〜30Il1Mの範囲、グリシンは40〜70吐の範囲 内であってかつNaClは100m111であることが適切と判明した。これに より30〜501U/mlの効力でX因子を溶出させた。プロトロンビンは検出 されず、X因子は■因子1単位当たり0,01単位以下(0,05重量%以下) でありだ。プロティンCも25〜40血漿当量単位/mIの濃度で溶出した。
例8 プロトロンビン及びX因子からプロティンCの分離プロティンCの精製はヘパリ ン−セファロース又はデキストラン−サルフェート−セフ70−スのような慣用 的クロマトグラフィーの場合プロトロンビン及びX因子の共溶出によって複雑化 される。しかしながら、これらの系では、■因子汚染はそのタンパク質の強い結 合性のせいで最少である。したがって、前記金属キレート系もプロティンCの精 製に際しては−ステップとして用いてよい。
キレート化セファロースカラムの調製及び洗浄は例7で記載されたとおりであっ た。タンパク質結合性は濃度依存性であるため、担持量はX因子1.6011J / mlゲル又はプロトロンビン2401U/mlゲル以内で可能なかぎり高く した。次いでカラムを洗浄し、例7で記載されたように溶出させたところ、プロ ティンCは最終トリス−グリシン緩衝液溶出液中に溶出して、プロトロンビン及 びX因子汚染物から分離された。
例9 キレート化セファロースをカラムに充填し、銅イオンでプライム化し、しかる後 pH7,0の5001DMN a、 C1含有クエン酸−リン酸緩衝液で洗浄し た。
500mMNaC1含有PCCをゲルとの接触時間が異なるカラム毎に変わるよ う制御された流速で各カラムに担持させた。カラムに■因子430単位/mlゲ ルで担持させ、500mMNaC1緩衝液、100mMNaC1緩衝液、しかる 後pH7,0の10d)リス、70mMグリシン、100mMNaC1緩衝液で 洗浄した。漏出物及びトリス−グリシン溶出液を■因子、X因子、X因子及びプ ロティンCに関して測定した。結果は下記第3表で示されている。
第3表 したがってゲルへのタンパク質結合性は接触時間に依存している。これにより■ 、X因子及びプロティンCに関しては40分間以上の接触時間で最適化させるこ とができる。接触時間が増加するほどゲルへの■因子結合性は低下している。
例10 Cu2+プライム化キレート化セフアロースによる■因子、キレート化セファロ ースをいくつかのカラムに充填し、銅イオンでプライム化し、しかる後pH7, 0の500mMN a、 C1含有クエン酸−リン酸緩衝液で洗浄した。
500mMNaC1含有pccを異なる量でカラムに担持させ、各カラムに関す る接触時間をカラムからの流速を変えることで40分間維持した。次いでカラム を例6で記載されたように緩衝液で洗浄した。結果は下記第4表で示されている 。
第4表 担持量が増加するほど優先的に■因子と置き換わる。
担持量チャレンジは他方と比較した場合の1つの特定タンパク質の結合性及び回 収率を高めるために行うことができる。■因子からX因子の分離改善は258〜 430F、IX:Ag単位/mlゲル(約150〜250F、D:CIU/ml ゲルに相当)の担持量で達成された。
例11 X因子、X因子及びプロティンCの結合性及び回収率に関する■因子濃度の効果 キレート化セファロースを前記例で記載されたように銅イオンでプライム化し、 洗浄した。500mMNaC+含有pccをpI(7,0の500mHNaC1 含有クエン酸−リン酸緩衝液で希釈した。カラムに異なる希釈率で担持させ、例 6で記載されたように緩衝液で洗浄した。
全担持量チャレンジ(約250単位/ mlゲル)及び接触時間は一定に保たれ た。結果は下記第5表で示されている。
第5表 担持される物質の濃度が高いことはキレートとの結合を生じさせる上で好ましい 。
例12 等容量の5タイプのキレート化ゲルを5つのカラムに充填し、Cu2+イオンで プライム化し、pI(7,0の500mMNaC1含有クエン酸−リン酸緩衝液 で洗浄した。5001MNaC1を含有するように調整されたPCCを各カラム に等容量で担持させ、しかる後100mHN a C1含有の同一緩衝液で連続 的に洗浄し、次いでpH7,0の110l11トリス、70mMグリシン緩衝液 で溶出させた。漏出、洗浄及び溶出分画中における■因子を肋1定しl二。
用いられたゲルタイプは以下のとおりであった=1.12原子(10炭素)スペ ーサー分子でセファ0−スに結合されたイミノニ酢酸を有するキレート化セファ ロース〔ファルマシア〕 ; 2.1と同様であるが、但しファースト・フロー・セファo−ス(Fast F low 5epharosc)と更に架橋;3.12原子(10炭素)スペーサ ー分子で結合されたイミノニ酢酸を有するアガロース〔シグマ〕 ;4、スチレ ン−ジビニルベンゼン架橋ポリマーに直接結合されたイミノニ酢酸〔キレックス 100 (Chelexl、00)、バイオラッド(BioRad)) ;5. 4と同様であるが、但し粗メツシユ非架橋マトリックスと結合〔キレツクスフ0 .バイオラツド〕 ;下記第6表はその結果を示している。
第6表 Cυ2+プライム化イミノニ酢酸基に対する■因子結合量はマトリックス及びキ レート化基間におけるスペーサー分子の形成並びに非架橋キレート化セファロー スの使用によって増加される。
キレート化セファロースを水洗し、しがる後硫酸銅溶液(5+ng/ml)に懸 濁し、20〜30分間混合した。
Cu2”2ライム化ゲルを混合物から遠心で回収し、pH7,0の500mMN aC1含有クエン酸−リン酸緩衝液で徹底洗浄した。ゲルを上記のように回収し 、500dNaCI含有PCCの溶液に再懸濁し、20〜30分間混合した。P CC対ゲル比は約1501X因子=C単位/m1ゲルであった。ゲルを遠心又は 重力沈降で回収し、上澄を除去した。
pH7,0の500a+MNaC1、しかる後10100II a C1含有ク エン酸−リン酸緩衝液による連続洗浄で弱結合タンパク質を除去し、イオン強度 を低下させた。
次いでX因子をp)(7,0の10mM)リス、5sMグリシン、100+MN aC1洗浄で除去することができた。次いで■因子をpH7,0の110ff1 トリス、7011Mグリシン、100mMNaC1でゲルを洗浄することにより 溶出させた。
例14 異なるアミノ酸溶出緩衝液を用いるCu2+プライム化キレート化セフアロース からの■因子回収 キレート化セファロースのカラムを前記例で記載されたようにCu2+イオンで プライム化し、洗浄した。PCC(500mMNaC1含有)を各カラムに担持 させ、しかる後pH7,0のクエン酸−リン酸緩衝液で洗浄した。
■因子を(a)非極性アミノ酸(例えば、アラニン、パリ、ン、フェニルアラニ ン、メチオニン)、(b)極性非電荷アミノ酸(例えば、グリシン、セリン、チ ロシン、グルタミン)、(C)極性負電荷アミノ酸(例えば、グルタミン酸)又 は(d)極性正電荷アミノ酸(例えば、リジン、アルギニン)から選択されるア ミノ酸を70dで含有したpH7,0の10Ill)Iトリスで溶出させること により回収した。メチオニン、グリシン及びグルタミン酸が特に有利とわかった が、これらは80%以上の■因子収率及び51U/+ng以上の■因子比活性を 示す。
Cu2+プライム化キレート化セフアロースのカラムをpH7,0の500mM NaC1含有クエン酸−リン酸緩衝液で洗浄した。PCCをカラムに適用し、し かる後向−緩衝液で洗浄し、次いで100mMNaC1含有緩衝液で洗浄するこ とによりイオン強度を低下させた。次いでX因子をpH7,0の2〜5nMメチ オニン含有トリス緩衝液で溶出させた。X因子効力は15Ll/m1以上であり 、比活性は約30単位/ vgであった。■因子はX因子分画中で■因子的0. 5単位/単位X因子まで低下し、プロトロンビンは0.1単位/単位X因子以下 で存在していた。
■因子は10〜15叶メチオニン含有トリス緩衝液による洗浄で溶出することが わかった。X因子効力は15[1/u+1以上であって、それは約20単位/  uhHの比活性を有していた。プロトロンビンは■因子分画中で検出されず、X 因子はX因子0.1単位/単位■因子以下で存在していた。
例16 Cu”’ライム化キレート化セファ0−ス力ラムをメチオニン溶出(例15)で 記載されたように調製し、洗浄し、pccで担持させ、洗浄した。
X因子を5〜10mMグルタミン酸含有1.0mMトリス緩衝液で溶出させた。
X因子は16〜22単位/ IIIgの比活性を有していた。
次いで比活性的15U/+ngのX因子を溶出緩衝液中のグルタミン酸濃度を4 0a+Mまで高めることにより溶出させた。
キレート化セファロースのカラムをCu’4オンでプライム化し、pH7,Oの 500mMNaC1含有緩衝液で洗浄した。500mMNaC1含有PCCをカ ラムに担持させ、しかる後緩衝液で洗浄した。イオン強度をpH7,0の低塩緩 衝液を用いて1001I1001Iまで低下させた。一部のX因子は比活性10 . 5U/mgでこの緩衝液により溶出した。
カラムをpH7,0〜8.5のpH勾配で段階的に溶出させた。X因子及びX因 子は各々比活性27UノI!1g及び61j/■でpH7,1〜7.9のとき溶 出した。
例18 溶出させるためpH及びグリシンを用いる■、X因子及びプロティンCの製造 キレート化セファロースのカラムをCu2〜オンでプライム化し、pH7,,5 のクエン酸−リン酸緩衝液で洗浄した。500aMNaC1含有pccをpH7 ,5に調整し、カラムに担持させ、緩衝液で洗浄した。次いでイオン強度をpH 7,5の100m1fNaC1含有クエン酸゛−リン酸緩衝液による洗浄で低下 させた。これにより比活性90/mgを有するX因子との混合物と17て比活性 18U/ll1gのX因子を溶出させた。次いで混合プロティンC(15U/m l ; 6. 5単位/l11gタンパク質)及びX因子(12Uノml ;  5単位/rngタンパク質)分画をpH8,0の10+nM)リス、5IIIM グリシン、100ID100ID緩衝液による洗浄で回収した。
キレ−1・化セファロースのカラムをCu2〜オンでプライム化し、pH−z、 sの500mMN a C1含有クエン酸−リン酸緩衝液で洗浄した。次いでP CCをpi(7,5及びNNaC1500aへの調整後適用し7た。次いで■因 子を除去するため洗液として上記緩衝液を用いた。出発物質中の■因子30%も この洗液で除去された。次いでイオン強度を100nM100n含有緩衝液によ る洗浄て低下させた。これにより約15単位/Ingタンパク質の比活性でX因 子も除去した。クエン酸−リン酸鐸衝液を用いて、pH勾配をカラムの洗浄中p H7,5〜4.0に形成し、た。選択されたタンパク質に富む分画は回収しうろ ことがわかった。このため例えばpH約5.5でX因子を更に除去し、一方pH 5〜5.6で更に40%の結合■因子をカラムから約5血漿当量単位/mlで除 去した。
このpH範囲内でインター−α−トリプシンインヒビターもプロティンCと同時 に溶出し始めた。緩衝液pHがpH4,6に下がると、インター−α−トリプシ ンインヒビター及びプロティンCの溶出が各々3.0及び4.6血漿当量単位/ ll1gタンパク質の比活性で続いた。
はんの少量のX因子が減少pH勾配のこれらセグメントに際して溶出した。
pHが例えばpl(4,1まで更に低下したとき、X因子は効力40単位/ m 1以上及び比活性30単位/ragタンパク質以上で溶出した。この分画は検出 可能な■因子又はX因子を含有していなかった。プロティンCは約0.01単位 /単位■因子で存在し、■因子は0,06単位/単位■因子で存在し、インター −α−トリプシンインヒビターは0.03単位、/単位■囚子で存在した。
■因子1単位におけるそれらの汚染について、これは出発物質(p c c)よ りもプロティンC,V因子及びインター−a −t・リブシンインヒビターに関 し各々95%、63%及び90%の減少を示す。
キレート化セファロースのカラムをCu2〜オンでプライム化し、pH7,5の 500mMNaCl含有クエン酸−リン酸緩衝液で洗浄した。500+++MN aC1含有かつpH7,5に調整されたPCCをカラムに担持させ、しかる後上 記緩衝液で洗浄した。更にpH7,5の1. OOlIMN a C1含有クエ ン酸−リン酸緩衝液による洗浄でイオン強度を低下させてX因子を除去したが、 これは少なくとも607m1の効力及び少なくとも15単位/ mgタンパク質 の比活性で回収することができた。次いでpHを第三の緩衝液、典型的にはpH 4,5の100aM100a含有クエン酸−リン酸による洗浄で低下さゼた。こ れにより残留結合インター−a−トリプシンインヒビターの少なくとも5526 及び残留結合プロティンCの24%を除去したが、但し結合X因子に関しては5 96のみであった。次いでカラムをX因子溶出に適したpn及び塩濃度を有する 緩衝液、典型的にはpH7,0の1.00mMNa、CIで再平衡化1.た。次 いでX因子をアミノ酸溶出緩衝液、例えば前記例で記載されたような100關N aC1含有トリス緩衝液中グリシンで溶出させた。これにより2C)0υ/ml で50単位/igタンパク質以上の比活性を有するX因子を得た。プロティンC も20血漿当量単位/■タンパク質の比活性で存在していた。
出発FCC物質と比較して、■因子分画は有意に低量の汚染タンパク質しか含有 していなかった。■因f−、X因子、■因子及びインター−α−トリプシンイン ヒビターは■因子1単位当たり各々0.0005.0.005.0.002及び 0.04単位のレベルで存在していた。
これはFCC出発物質中各々〕、0.1,0.0.2及び0.4の値に匹敵する 。
キレート化セファロースのカラムをCu2+イオンで荷電し、しかる後pH7, 0の500iMNaC+含有クエン酸−リン酸緩衝液で洗浄した。凍結上澄又は X因子消失上澄で吸着されたD E A、 E−セファロースの溶出により得ら れた■因子濃縮物を500IIMNaC1を含有するようにX[し、50〜15 0■因子単位/mlゲルでカラムに担持させた。上記緩衝液で洗浄後、イオン強 度をpH7,0の1001001H,CI含有クエン酸−リン酸緩衝液による洗 浄で低下させた。■因子を100mMNaC1含胃pH7,0の10口旧・リス 、60aMグリシンでカラムを洗浄することにより1単位/ mg以上の比活性 で回収した。
キレート化セファロースのカラムをCu’4オンで荷電し、しかる後側1で記載 されたように担持させた。次いでカラムをpH7,0の500mMNaC1fi 有クエン酸−リン酸緩衝液で洗浄した。次いでカラムを少なくとも4倍層容量の ドデシル硫酸ナトリウム1重量%含有同一緩衝液で洗浄して、ゲルに結合された 脂質成分を可溶化させた。次いで界面活性剤を100mMNaC1含有クエン酸 −リン酸緩衝液でゲルから洗い出した。この段階は脱塩でイオン強度を低下させ るためにも役立つ。次いでX因子を例7で記載されたようにトリス緩衝液中グリ シンでゲルから溶出させた。同様の操作を用いるが、ドデシル硫酸ナトリウムは 同重量のコール酸又はポリオキシエチレン(20)モノオレエート〔ツイーン8 0 (Twcen80)〕で置き換えてもよい。
上記特定例の溶出物を活性の損失なしに凍結乾燥し、しかる後80℃で72時間 加熱して潜在的ウィルス感染力を低下させた。現PCCとは異なり、トロンビン 生成Iよ加熱時に観1察されなかった。■、■及びX因子は異なる媒体中での加 熱に対して異なる安定性を示した。溶出物をクエン酸及び水で希釈した場合、非 加熱活性の65〜90%の加熱収率が得られた。トリスによる希釈では非常に大 きな活性損失を招いたが、これはプロトロンビンよりもX因子に関して大きく、 X因子よりもX因子に関して大きかった。この一般的効果は下記例24及び25 で記載されるような利点を得る上で用いることができる。
例24 X因子の濃縮物中におけるX因子活性の低下前記例4及び例6はX因子が共存し たX因子濃縮物の製造について記載している。X因子活性は凍結乾燥前にpH7 ,0の501トリス緩衝液による関連X因子分画の希釈で優先的に低下させるこ とができる。一方、溶出X因子効力の希釈を避けるため、溶出緩衝液中のトリス はX因子がその処方緩衝液中に溶出されるよう50+nMまで増加させてもよい 。凍結乾燥後、この物質は80℃で7.2時間加熱することができる。X因子活 性はX因子濃縮物として大きな特異性をもった生成物が用いられるようX因子よ りも低下される。
例25 高純度X因子濃縮物の加熱処理 加熱後できるだけ最大のX因子活性収率を達成するため、例7で記載されたX因 子溶出物をクエン酸もしくはクエン酸−リン酸緩衝液又は水で望ましい最終効力 まで希釈し、凍結乾燥し、しかる後80℃で72時間加熱処理した。溶出緩衝液 はトリスを含をしていたが、但しこの効果は最終緩衝液中のトリス成分を有効に 希釈しつるよう十分に高いX因子効力をもつ分画の選択によって最少に抑制した 。一方、溶出緩衝液の処方を修正して、未希釈溶出液を直接凍結乾燥してもよい 。
補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)゛1乙成 2 年 6 月 2 2日 1、 特許出願の表示 PCT/GB 88101150 2、発明の名称 化学的プロセス 3、特許出願人 住 所 イギリス国ハートフォードシャー、エルスラリー、ダガー、レーン(番 地ない 名 称 セントラル、ブラッド、ラボラトリーズ、オーソリティー 4、代理人 (郵便番号100) 東京都千代田区丸の内三丁目2、特許 請求の範囲は第7項、第10項が補正されております。
1、 請求の範囲を別紙の通りに補正する。
2、 明細書第1頁第15行目にrlX因子」とあるをrX]因子」に補正する 。
を「8〜16の原子」に補正する。
4、 第10頁第8行目に「約250−450Jとあるをr250〜450」に 補正する。
請求の範囲 1、ビタミンに依存性血液凝固因子を少なくとも1種のかかる因子を含有した混 合物から少なくとも部分的に分離するための方法であって、 上記混合物が不活性支持体に固定化された多価金属のキレートに吸着され、しか る後上記因子の1種に関して富む1以上の分画を得るために溶出されることを特 徴とする方法。
2、 混合物が少なくとも2種のビタミ>K依存性血液凝固因子を含有している 、請求項1に記載の方法。
3、 混合物がプロトロンビン複合体濃縮物である、請求項2に記載の方法。
4、 混合物が組換えDNA技術で産生されるビタミンに依存性血液凝固因子含 有微生物培養物から得られる、請求項1に記載の方法。
5、 不活性支持体がその上にキレート化されたCυ2+イオンを固定化してい る、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
6、Cu2宥オニ/がスペーサーを介1.でアガロース支持体に結合されたイミ ノニ酢酸基でキレート化されている、請求項5に記載の方法。
7、 スペーサーが8〜16の原子を有している、請求項6に記載の方法。
8、 混合物が、0.4〜1. 01vi NaC1及び/又は等イオン強度の 溶液を与える1種以上の他の電解質を含有したpH7,0以上の緩衝液の存在下 でキレートに吸着される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
9、 緩衝液が0.5M NaC1及び/又は等イオン強度の溶液を与える1種 以上の他の電解質を含有している、請求項8に記載の方法。
10、プロトロンビン複合体濃縮物が、250〜450F、■:Ag単位/ m lゲルの■因子担持量とするため20分間以上にわたり請求項6に記載されたア ガロース支持体に吸着される、請求項8又は9に記載の方法。
1]、 混合物の吸着後に、望ましいビタミンに依存性血液凝固因子に富むいず れかの分画の溶出前に結合■因子を除去するため支持体の洗浄が行なわれる、請 求項8〜10のいずれか一項に記載の方法。
12、混合物の吸着後に、少なくとも最終洗浄ステップが1.00〜200i1 MNaC1及び/又は等イオン強度の溶液を与える1種以上の他の電解質を含有 した緩衝液で行われる洗浄段階が続けられる、請求項]、−11のいずれか一項 に記載の方法。
13、支持体に吸着された1種以上の望ましいビタミンに依存性血液凝固因子の 溶出がpH勾配によって行われる、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法 。
14、 支持体に吸着された1種以上の望ましいビタミンに依存性血液凝固因子 の溶出がグリシン、メチオニン及びグルタミン酸から選択されるアミノ酸を含有 した緩衝液によって行われる、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
15、特に支持体から結合インター−α−トリプシンインヒビターを除去するた め酸性pH緩衝液を用いる溶出ステップを含む、請求項1〜14のいずれか一項 に記載の方法。
16、溶出ステップ後に、インヒビター及び■因子を実質上含有しないX因子に 富む分画の回収が続けられる、請求項15に記載の方法。
17、X因子に富む分画及び/又は■因子に富む分画及び/又はプロティンCに 富む分画が■因子を実質上含有しないで得られる、請求項1〜16のいずれか一 項に記載の方法。
18、 カラムクロマトグラフィーが行われる1、請求項1〜17のいずれか一 項に記載の方法。
19、■因子及びインター−α−トリプシンインヒビターを実質上含有しないX 因子。
20、■、■及びX因子を実質上含有しないプロティンC0 21、■因子を実質上含有せずかつ少なくとも13IU/mgタンパク質のX因 子比活性を有するX因子。
22、■因子を実質上含有せずかつ1単位/l11gタンパク質以上の■因子比 活性を有する■因子。
国際調査報告 PCT/GB 8B101150 +*+呻e++a++al Aeellcallm No、2国際調査報告 GB 8801150

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ビタミンK依存性血液凝固因子を少なくとも1種のかかる因子を含有した混 合物から少なくとも部分的に分離するための方法であって、 上記混合物が不活性支持体に固定化された多価金属のキレートに吸着され、しか る後上記因子の1種に関して富む1以上の分画を得るために溶出されることを特 徴とする方法。
  2. 2.混合物が少なくとも2種のビタミンK依存性血液凝固因子を含有している、 請求項1に記載の方法。
  3. 3.混合物がプロトロンビン複合体濃縮物である、請求項2に記載の方法。
  4. 4.混合物が組換えDNA技術で産生されるビタミンK依存性血液凝固因子含有 微生物培養物から得られる、請求項1に記載の方法。
  5. 5.不活性支持体がその上にキレート化されたCu2+イオンを固定化している 、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 6.Cu2+イオンがスペーサーを介してアガロース支持体に結合されたイミノ 二酢酸基でキレート化されている、請求項5に記載の方法。
  7. 7.スペーサーが8〜16の間の原子を有している、請求項6に記載の方法。
  8. 8.混合物が、0.4〜1.0MNaC1及び/又は等イオン強度の溶液を与え る1種以上の他の電解質を含有したpH7.0以上の緩衝液の存在下でキレート に吸着される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 9.緩衝液が0.5MNaC1及び/又は等イオン強度の溶液を与える1種以上 の他の電解質を含有している、請求項8に言己載の方法。
  10. 10.プロト。ンピン複合体濃縮物が、約250〜450F.IX:Ag単位/ mlゲルのIX因子担持量とするため20分間以上にわたり請求項6に記載され たアガロース支持体に吸着される、請求項8又は9に記載の方法。
  11. 11.混合物の吸着後に、望ましいビタミンK依存性血液凝固因子に富むいずれ かの分画の溶出前に結合II因子を除去するため支持体の洗浄が行なわれる、請 求項8〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 12.混合物の吸着後に、少なくとも最終洗浄ステップが100〜200釦mM NaC1及び/又は等イオン強度の溶液を与える1種以上の他の電解質を含有し た緩衝液で行われる洗浄段階が続けられる、請求項1〜11のいずれか一項に記 載の方法。
  13. 13.支持体に吸着された1種以上の望ましいビタミンK依存性血液凝固因子の 溶出がpH勾配によって行われる、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法 。
  14. 14.支持体に吸着された1種以上の望ましいビタミンK依存性血液凝固因子の 溶出がグリシン、メチオニン及びグルタミン酸から選択されるアミノ酸を含有し た緩衝液によって行われる、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 15.特に支持体から結合インター−α−トリプシンインヒビターを除去するた め酸性pH緩衝液を用いる溶出ステップを含む、請求項1〜14のいずれか一項 に記載の方法。
  16. 16.溶出ステップ後に、インヒビター及びII因子を実質上含有しないIX因 子に富む分画の回収が続けられる、請求項15に記載の方法。
  17. 17.X因子に富む分画及び/又はW因子に富む分画及び/又はプロテインCに 富む分画がII因子を実質上含有しないで得られる、請求項1〜16のいずれか 一項に記載の方法。
  18. 18.カラムクロマトグラフィーが行われる、請求項1〜17のいずれか一項に 記載の方法。
  19. 19.口因子及びインター−α−トリプシンインヒビターを実質上含有しないI X因子。
  20. 20.II、IX及びX因子を実質上含有しないプロテインC。
  21. 21.II因子を実質上含有せずかつ少なくとも13IU/mgタンパク質のX 因子比活性を有するX因子。
  22. 22.II因子を実質上含有せずかつ1単位/mgタンバク質以上のVII因子 比活性を有するVII因子。
JP1501523A 1987-12-22 1988-12-22 化学的プロセス Expired - Lifetime JPH0664B2 (ja)

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