JPH03500486A - L‐アラニンの調製方法 - Google Patents

L‐アラニンの調製方法

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アナニキアン,マリツァ アナニコフナ
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ナウチノ‐イススレドバテルスキ テクノロジチェスキ インスティテュト アミノキスロト ナウチノ‐プロイズボドストベンノゴ オビエディネニア“アルムビオテクノロギア”
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 L−アラニンのi、′1 法 発明の分野 本発明は、微生物学的産業、より詳しくは、アミノ酸の調製方法、より特定には L−アラニンの調製のための発酵方法に関する。
従来の技術 β−デカルボキシラーゼ活性を有する微生物の固定化細胞を用いてアスパラギン 酸から転換方法によりL−アラニンを調製するための方法は、当業界において既 知である(US、A。
389812B)。
たとえば第1段階において、アスパルターゼの使用による転換によりアンモニウ ムフマレートからし一アスパラギン酸の生成、及び第2段階において、L−アス パラギン酸−β−デカルボキシラーゼにより前記得られたし一アスパラギン酸の L−アラニンへの転換の必要性に関連する多段階方法は、既知の方法である(P rogress in Industrial Microbiology+第 24巻、1986、Tokyo、J、Chibata、T、Tosa、 T、K akimoto“Alan−ine″、224〜232ページ)。
D、L−アラニンをアセチル化にゆだね、そして次に、酵素−アミノアシラーゼ により、アチチルーし一アラニンを選択的に加水分解し、L−アニニンを付与す る、ラセミ混合物からL−アラニンを回収するための方法も当業界において既知 である。その後、L−アラニンが、アセチル−D−アラニンから分離される(t ls、 A、 3386888)。
これは、中間体、D、L−アラニン、アセチル−D、L−アラニン、アミノアセ ラーゼ酵素の調製を必要として、そして従って工程をより複雑且つ高価にする多 段階方法である。
発明の開示 本発明は、培養液体中に所望する生成物の市販的に許容できる収量で所望する生 成物を得るための方法を簡単にすることができる、L−アラニンを調製するため の方法を、新規のタイプの微生物の突然変異体を用いて提供することに基づかれ ている。
この問題は、炭素、窒素、無機塩及び有機化合物の同化できる源を含む栄養培地 上でブレビバクテリウム(Brevibacter−ium)及びコリネバクテ リウム(Corynebacterium)属の微生物の培養、培養液体にL− アラニンが蓄積するまで、前記微生物の増殖の刺激及び続(所望する生成物の回 収の手段によりL−アラニンを調製するための方法において、微生物として、そ れらの増殖のためにD−アラニンを必要とするブレビバクテリウム及びコリネバ クテリウム属の微生物の突然変異体が使用されることにより解決される。
本発明によれば、ラセミ混合物からのし一アラニンの回収・に関係する前記不可 欠な段階を回避して、培養液体に光学的に純粋なし一アラニンを調製することが 可能であり、そしてその培養液体中の所望する生成物の含有率は、28 g /  fに達In5titut Genetiki i 5elektsii Pr omyshlennykh Mikroor−ganizmov(VNIIGe netika)、Moscow、Dorozhny proezd、1(All −IJnion Re5earch In5titute of Geneti cs and 5election ofIndustrial Microo rganisn+s (VNIIGenetika) )に寄託されたプレビバ クテリウムフラビウム(B、flavum)種の微生物の突然変異体、すなわち 1984年4月5日にB−3061として登録されたフレビバクテリウムフラビ ウムAAI株及び1984年4月5日にB−3062として登録されたプレビバ クテリウムフラビウムAA2株の微生物の突然変異体の使用が好ましい。
培養液体中に所望する生成物の含有率をさらに高めるにはC44g/lに達する ほど)、本発明によれば、D、L−α−アミノ酪酸に対して耐性のブレビバクテ リウム属の微生物の本発明によれば、Vsesojuzny Nauchno− 1ssledovatel’5kyInstitut Genetiki i  5elektsii Promyshlennykh Mikroorga−n izmov(VNIIGenetika)に寄託された下記プレビバクテリウム フラビウム種の微生物の突然変異体の使用が好ましい:1987年4月1日にB −3991として登録されたプレビバクテリウムフラビウムAAS株; 1987年4月1日にB−3992として登録されたプレビバクテリウムフラビ ウムAAS株。
さらに、本発明によれば、Vsesojuzny Nauchno−1ssle do、va−tel’sky In5titut Genetiki i 5e lektsii PromyshlennykhMicroorganizo+ v (VNr IGenetika)に寄託された下記コリネ、p(クテリウム ダルタミニカム種の微生物の突然変異体の使用が好ましい: 1985年3月25日、B−3321として登録されたコリネバクテリウムダル タミニカムAA41株; 1985年3月25日、B−3323として登録されたコリネバクテリウムダル タミニカムAAII株。
さらに、本発明の目的及び利点は、L−アラニンを調製するための方法の次の詳 細な説明及びこの方法の特定の態様を示す特定な例からより十分に明らかになる であろう。
発明を実施するための最良の態様 本発明のし一アラニンを調製するための方法は、L−アラニンを生成し、そして 栄養培地中で培養される微生物の使用に基づかれている。
本発明によれば、それらの増殖のためにD−アラニンを必要とするブレビバクテ リウム及びコリネバクテリウム属の微生物の突然変異体が使用される。そのよう な微生物の特定の例は、下記株である: L−アラニンの生成体−Vsesojuzny Nauchno−Tssled ovatel−sky In5titut Genetiki i 5elek tsii Proo+yshlennykh Micro−organizmo v(VNIIGenetika)に寄託され、そして1984年4月5日、B− 3061として登録されたプレビバクテリウムフラビウムAAI株; L−アラニンの生成体−Vsesojuzny Nauchno−Issled ovatel−sky In5titut Genetiki i 5elek tsii Promyshlennykh Micro−organizmov (VNIIGenetika)に寄託され、そして1984年4月5日、B−3 062として登録されたブレビバクテリうムフラビウムAA2株; L−アラニン生成体−Vsexojuzny Nauchno−Issledo vatel−sky In5titut Genetiki i 5elekt sii Proo+yshlennykh Mikr−oorganizlIl ov(VNIIGenetika)に寄託され、そして1985年3月25日、 B−3321として登録されたコリネバクテリウムグルタミニカムAA41株; 及び L−アラニン生成体−Vsesojuzny Nauchno−Issledo vatel−sky In5titut Genetiki i 5elekt sii Promyshlennykh Mik−roorgan i zmo v (VN II Gene ti ka)に寄託され、そして1985年3月 25日、B−3323として登録されたコリネバクテリウムダルタミニカムAA II株。
本発明の方法においては、D−アラニンを必要とし、そしてり、L−α−アミノ 酪酸に対して耐性であるブレビバクテリウム属の微生物の突然変異体もまた使用 され得る。そのような微生物の例は、Vsesojuzny Nauchno− IssledovatelskyInstitut Genetiki i 5 elektsii Proa+yshlennykh Mikroorga−n izmov(VNIIGenetika)に寄託され、そして1987年4月1 日、それぞれB −3991B−3992として登録されたし一アラニンーブレ ビバクテリウムフラビウムAA5又はプレビバクテリウムフラビウムAAS株で ある。
D−アラニンに関する栄養要求性変異は、いずれかの従来の方法(たとえば、N −メチル−N′−ニトロ−N−ニトロソグアニジンによる又はUV照射による) による微生物の処理により誘発され得る。D、L−α−アミノ酪酸に対する耐性 の突然変異は、自発的であるか、又はいずれか従来の方法による微生物の処理の 結果として誘発され得る。微生物のゲノムにおける、D、L−α−アミノ酪酸に 対する耐性の突然変異及びD−アラニンに関する栄養要求性突然変異の組合せが 、いずれかの配列にもたらされ得る。
D−アラニンを必要とする突然変異体の選択のための親株として、ラセミ体の形 でアラニンを生成する天然の微生物が使用され得る。上記新規の株、プレビバク テリウムフラビウムAAI、 AA2. AA 6及びAA5は、Vsesoj uzny Nauchno−1ssledova−telsky In5tit ut Genetiki i 5elektsii Promyshlenny khMikroorganizmov(νNI IGenetika)に寄託さ れ、そして1969年1月16日、B−42として登録されたプレビバクテリウ ムフラビウムATCC14067株から遺伝子工学的方法により得られた。
上記新規の株、コリネバクテリウムグルタミニカムAA41及びAAIIは、V sesojuzny Nauchno4ssledovatelsky In5 titutGenetiki 5elektsii Promyshlenny kh Microorgantzmov(VNIIGenetika)に寄託さ れ、そして1969年1月16日、B−41として登録された、良く知られてい るコリネバクテリウムグルタミニカATCC13032株から遺伝的選択の方法 により生成された。
しかしながら、本発明の方法に使用される微生物の選択のための親株として又は D−アラニンを必要とし、そしてり。
L−α−アミノ酪酸に対してできる限り耐性である突然変異体として、ブレビバ クテリウム属又はコリネバクテリウム属に関係する微生物のいずれかの株を使用 することができる。
AAI、AA2.AA41.AA11株は、それらの特徴(但し、D−アラニン 及びL−アラニン産生能力に関する栄養要求性を除く)において、それぞれ、親 株、プレビバクテリウムフラビウムATCC14067及びコリネバクテリウム グルタミニカムATCC13032と異ならない。
本発明のし一アラニンを産生ずる株−ブレビバクテリウムフラビウムAAI及び AA2は、次の形態学的且つ培養的及び生理学的且つ生化学的特徴を有する。
細胞は、長円形でわずかに長く、活動的でなく、非胞子形成性でゲノム陽性であ る。48時間のインキュベーションの後、肉汁−ペプトン寒天上でのコロニーは 、滑らかな円形であり、ひじょうにしばしばではあるが、わずかに荒い表面を有 し、黄色で、直径2肛に達する。
通性嫌気性細菌である。ゼラチンを液化しない。発酵物はグルコース及びサッカ ロースである。硝酸アンモニウムを同化する。最適増殖温度は30〜32゛Cで あり、そして最適pHは7.2〜7.8である。最少培地上でのそれらの増殖の ためにはビオチン及びチアミンが必要である。
プレビバクテリウムフラビウムAAI及びAA2株の調製は、次の態様でもたら される: ATCC14067株を、109個の細胞/dの力価が得られるまで、好気条件 下で肉汁−ペプトンブイヨン中において30°Cで増殖せしめる。細胞をすすぎ 、遠心分離により肉汁−ペプトンブイヨンを除去し、そしてクエン酸緩衝液(K pH=5.5)中に再懸濁する。その得られた懸濁液に、N−メチル−N−ニト ロ−N−ニトロソグアニジンを添加し、300x/Idの最終濃度にし、30゛ Cで20分間、好気性条件下でインキュベートする。次に、細胞をすすぎ、冷却 された肉汁−ペプトンブイヨンにより変異原物質を除去し、肉汁−ペプトンブイ ヨン10成を含む試験管中に移し、30°Cで18時間、好気性条件下でインキ ュベーションし、そして次に寒天−寒天2重量%を含む肉汁−ペプトンブイヨン 培地の表面上に接種する。この培地上で増殖されたコロニーを、30°Cでの4 8時間のインキュベーションの後、次の組成物の2種の培地上で増殖される能力 についてインプリント方法により試験する:培地1(■/1nft) ニゲルコ ース−20,0、NazSOa−2,0、K、HPO4−1,0、N)1.Cf −3,0、NH4N0!−1,0、MgSO44HzO−0,1、Mn5Oa・ 58zO−I Xl0−’、Fe5Oa・78zO−I Xl0−’、ビオチン −5X10−’、塩化チアミン−I Xl0−’、寒天−寒天−20,0、pH =1.4゜培地2の組成物は、それが1OOn/42のD−アラニンを含む点で 培地1の組成物と異なる。プレビバクテリウムフラビウムAAI及びAA2の突 然変異体を、30°Cで48時間のインキュベーションの後、培地l上で増殖す ることができないが、しかし培地2上では増殖するコロニー間から選択する。
本発明のし一アラニン産生株、すなわちコリネバクテリウムグルタミニカムAA 41及びAAIIは、次の形態学的且つ培養的並びに生理学的且つ生化学的特徴 を有する:細胞は、長円形で、短く、非胞子形成性でダラム陽性である。肉汁− ペプトン寒天上での48時間のインキュベーションの後、コロニーは円形で光沢 があり、クリーム色であり;縁は滑らかで2〜3−の直径に達する。
通性嫌気性細菌である。ミルクを凝集しない。ゼラチンを液化しない。発酵物は グルコース及びサッカロースである。
硝酸アンモニウム及び尿素を同化する。最適増殖温度は30〜32°Cであり、 そして最適pHは7.2〜7.8である。最少培地上でのそれらの増殖のために はチアミンが必要である。
AA5及びAA6株は、それらの特徴(但し、D、L−α−アミノ酪酸に対する 耐性、D−アラニンに対する栄養要求性及びL−アラニン産生能力を除く)にお いて、親株プレビバクテリウムフラビウムATCC14067と異ならない。
本発明のL−アラニン産生株−ブレビバクテリウムフラビウムAA5及びAA6 は、次の培養的且つ形態学的特徴を有する:形態学的特徴: 細胞は、長円形で、1.7〜2.5μの長さであり、非胞子形成性であり、不活 性であり、ダラム陽性である。
培養的特徴: それらは、2日間の増殖の後、肉汁−ペプトン寒天上でコロニーを形成し;直径 2−で円形で、滑らかであり、色は黄色である。
肉汁−ペプトン寒天上でひっかくことができる。2日日、増殖は適度になり、縁 は均等で、表面は滑らかで、密生しており、光沢があり、クリーム色の黄色がか った色を有する。
肉汁−ペプトン寒天上で増殖する。主に培地表面上で適度に増殖する。
グルコースを含むグロバー((+1over)の鉱物培地。増殖のためには、ビ オチン、チアミン及びD−アラニンが必要である。
30゛Cで2日間の増殖後、コロニーは薄いクリーム色の直径1=の大きさであ る。ポテト上で増殖し、そして黄色の陰を有する色素を形成する。ゼラチンを液 化しない。
炭素源に関係する。それらはグルコース、サッカロース、マンノース、フルクト ース、マルトースを発酵する。ガラスドース、ラムノース、ソルボース、ソルビ トール、アンモニウム及び酢酸のナトリウム塩、エタノールに対する発酵活性は ほとんどなく、そしてラクトースは発酵しない。
窒素源に関係する。硫酸アンモニウム及び塩化アンモニウム、尿素を同化する。
最適増殖温度は30〜32°Cであり、そしてp)Iは7.2〜7.8である。
プレビバクテリウムフラビウムAAS株を、次の態様で調製する: プレビバクテリウムフラビウムATCC14067株を、109個の細胞/iの 力価に達するまで、30°Cで好気条件下で肉汁−ペプトンブイヨン中において 増殖する。細胞をすすぎ、遠心分離により肉汁−ペプトンブイヨンを除き、そし てp)15.5のクエン酸緩衝液中に再懸濁する。その得られた懸濁液に、N− メチル−N′−二トローN−ニトロソグアニジンを添加し、最終濃度を300t rg/it!にし、そして30°Cで20分間、好気条件下でインキュベーショ ンする。次に、細胞を、冷却された肉汁−ペプトンブイヨンにより変異誘発物質 からすすぎ、肉汁−ペプトンブイヨン10mを含む試験管中に移し、30°Cで 18時間インキュベートし、そして次に、次の組成物(■/d)を有するN(L  1培地の表面上に接種するニゲルコース−20、Na、SO,−2、K、HP O4−1、NH2Of−3、NH4N03−1、Mg5Oa4HzO−0,1、 MnSO4・5HzO−I Xl0−’、FeSO4・7H20−I Xl0− ’、ビオチン−5X10−’、塩化チアミン−I Xl0−’、寒天−寒天−2 0、D、L−α−アミノ酪酸−30、pH=7.4゜30°Cで4〜5日間のイ ンキュベーション後、Nol培地上で増殖されたコロニーを、きれいにし、そし てそれらのアラニン産生能力について試験する。多量のり、L−アラニンを産生 ずるこのようにし選択された突然変異体の1つを、再び、N−メチル−N′−ニ トロ−N−ニトロソグアニジンにより変異誘発し、そしてそれらの増殖のために D−アラニンを必要とする突然変異体を選択する。L−アラニンを産生するプレ ビバクテリウムフラビウムAA5株は、このようにして選択された変異誘発物質 の1つである。
プレビバクテリウムフラビウムAAS株を、次の態様で調製する: プレビバクテリウムフラビウムATCC14067株を、N−メチル−N′−ニ トロ−N−ニトロソグアニジンにより変異誘発し、そしてその増殖のためにD− アラニンを必要とする突然変異体を選択する。その増殖のためにD−アラニンを 必要とするその得られた突然変異体を再び、N−メチル−N′−二トローN−ニ トロソグアニジンにより変異誘発し、そしてり。
L−α−アミノ酪酸に対して耐性の突然変異体を、プレビバクテリウムフラビウ ムAAS株の調製について記載された方法に類似する態様で選択するが、しかし Nα1培地の組成物中に、D−アラニンをまた、0.1■/iの濃度で導入する 。多量のL〜アラニンを産生ずるこのようにして選択された突然変異体の1つを 、プレビバクテリウムフラビウムAA6として命名する。
コリネバクテリウムグルタミニカムAAII及びAA41株を、プレビバクテリ ウムフラビウムAAI及びAAZ株のプレビバクテリウムフラビウムATCC1 4067株から調製のために前記に特定された方法にMildする選択技術によ り、コリネバクテリウムグルタミニカムATCC13032株から調製する。
それぞれのプレビバクテリウムフラビウムATCC14067及びコリネバクテ リウムグルタミニカム13032親株と比較しての本発明の株の明確な特徴が、 次の表に示される。
表 上記表に言及された株を増殖するためにD−アラニンの要求性を決定するために 、これらの株の懸濁液を、Nol及びN02(それらの組成は前記に特定されて いる)培地の表面上にループにより適用し、そして30゛Cで40時間、インキ ュベーションする。増殖の出現を、“+”により、そしてその不在を“−”によ り示す。
親株ATCC14067及びTCC13032に比べて、AAI、 AA2.  AA5. AA6゜AAII及びAA41株は、Nol培地上で増殖しない。
表中に特定された残りの株と異なってAA5及びAAS株は、組成がNα2培地 の組成に類似している培地上で増殖することができるが、その組成の差異は、そ の培地が30■/dのり。
L−α−アミノ酪酸を含むことである。
D−及びL−アラニン鏡像異性体を合成する株の能力を決定するために、これら の株の懸濁液を、次の組成物(g / 1 )の殺菌培地5Idを含む試験管中 に充填するニゲルコース−50%、(NH,) zsoa−3o、o、XHzP Oa−3,0、Mg5044HzO−1,0、D−アラニン−0,1、Fe50 44H20−0,01、MnSO4−5HzO−0,01、ビオチン−0,00 2、臭化チアミン−o、oo6os、CaC0!−30,0(微生物の濃度が1 07個の細胞/dに等しくなるような割合で)。試験管を、30°Cで40時間 、振りながらインキュベートする。得られた培養液体におけるり、L−アラニン の含有量(アラニンのD−及びL−形の合計含有量)を、濾紙クロマトグラフィ ーの方法により、そしてニンヒドリンによる染色により又はアミノ酸分析器によ り決定する。D−アラニンの含有量を、ブタ腎臓からのD−アミノ酸のオキシダ ーゼ8ミリ単位、0.1〜0.5+++MのD−アラニンの含有物を有する試験 溶液0.2Infl、 33mMのピロリン酸緩衝液(pH8,3)を含む最終 体積0.4dの反応混合物におけるアミノ酸のD−オキシダーゼの酵素により決 定する。その反応は、D−アラニンの93〜95%がピルビン酸に転換されるよ うな平衡を達成するために、37°Cで行なわれる。このようにして形成された ピルビン酸を、440nmの波長で分光光度計により決定する。次に、D、L− アラニン及びD−アラニンの合計含有量の測定値に基づいて、培養液体中におけ るアラニンのD−及びL−形成の%を計算する。
得られたデータは、上記表に示される。ATCC14067及びATCC130 32株に比較して、AAI、AA2.AA5.AA6.AAII及びAA41株 は、D−アラニンを産生ずることができないことが前記表から推定される。
続く発酵のための生産体株の接種物質を、いづれか従来の方法、たとえば栄養培 地の表面上又は同化可能な炭素源、窒素、有機塩及び微生物の増殖を確保する有 機物質を含む液体栄養培地中において増殖することにより調製することができる 。
有機物質は、それらが特定の生産体株の増殖のために不可欠である場合、ビタミ ン(ビオチン、チアミノ)及び他の化合物、たとえばアミノ酸に相当する。
本発明の方法に使用される微生物の突然変異体を培養するための栄養発酵培地と して、同化できる炭素源、窒素源、無機塩、微生物の増殖を刺激する有機物質及 びL−アラニンの蓄積物を含む栄養培地を使用することができる。
同化できる炭素源として、サッカロース、グルコース、フルクトース、マルトー ス、マンドース、スターチ、スターチ加水分解物及び糖蜜;多価アルコール、た とえばグリセロール及びソルビトール;有機酸、たとえば蟻酸、酢酸、乳酸、フ マル酸、マレイン酸、プロピオン酸;アルコール、たとえばメタノール及びエタ ノールを使用することができる。これらの炭素源は、別々に又は種々の重量割合 でお互いの可能性ある組合せで使用され得る。炭素源の全量が発酵の開始で導入 され、又は発酵過程の間、分割して導入され得る。
同化できる窒素源として、アンモニウムの有機及び無機塩、たとえば硫酸アンモ ニウム、塩化アンモニウム、炭酸アンモニウム、酢酸アンモニウム、硝酸アンモ ニウム、リン酸アンモニウム、乳酸アンモニウム;アンモニア、尿素;種々の天 然に存在する窒素含有化合物、たとえばペプトン、酵母加水分解物、肉汁抽出物 、植物タンパク質の加水分解物を使用することができる。
無機塩として、リン酸カリウム、リン酸ナトリウム、リン酸マグネシウム、塩化 ナトリウム、鉄、マンガン及び亜鉛の塩類、炭酸カルシウムを使用することがで きる。
上記微生物の増殖のために必要とされる有機物質として、チアミン、ビオチン又 はその置換体、及びアミノ酸を、それらが微生物の増殖のために不可欠である場 合、使用することができる。それらの有機物質が栄養培地の他の成分の組成物中 に十分な量で存在する場合、それらの純粋な形で有機物質を添加する必要はない 。
L−アラニンの蓄積は、20〜37°Cの範囲内の温度及び685〜9.0の範 囲内のpH値で上記特定された微生物を培養した後、生じる。
L−アラニンの出現は、発酵の開始の後、6〜10時間で観察される。しかしな がら、培養液体中におけるし一アラニンの蓄積の最大レベルは、炭素源及びエネ ルギー(32時間及びそれ以上の後、炭素源の使用される濃度及びエネルギーに 依存する)の十分な消費の結果として達成される。
培養液体中のし一アラニンの含有量を、濾紙クロマトグラフィー及びニンヒドリ ンによる染色の方法により、又はアミノ酸分析器により決定する。
蓄積されたし一アラニンは、いづれかの従来の方法、たとえば遠心分離又は濾過 による微生物及び他の不溶性粒子の除去、イオン交換樹脂上へのし一アラニンの 吸着、続く溶出、。
L−アラニンの濃縮及び結晶化により培養液体から回収され得る。
例1 プレビバクテリウムフラビウムAA2株の接種物質を、30’Cで22時間、1 5g/Aの寒天−寒天及び100雁/lのD−アラニンを含む肉汁−ペプトンス ラントブイヨンの表面上での試験管中で微生物を増殖し、そして続いて、殺菌さ れた生理食塩水により前記微生物を洗浄することによって調製する(得られた懸 濁液中の微生物の濃度は109個の細胞/ mQである)。
個々の250成の発酵フラスコ中に、次の組成物(g/f!、)の殺菌された発 酵培地10dで無菌状態で注ぐ:糖蜜−200.0(糖として計算される場合、 100)、酵母塊状物の加水分解物120.0 、CaC0z−30,0(p) 17.5)。プレビバクテリウムフラビウムAA2株の接種物質0.5μ!をフ ラスコ中に充填し、そして30°Cで72時間、振盪しなから(170rpo+ )インキュベートする。
発酵の完結後に得られる培養液体中におけるし一アラニンの含有率は、5.1g /fである。L−アラニン5.1gを含む、プレビバクテリウムフラビウムAA 2株の得られた培養液体250dを遠心分離しく5000rpmで20分間)、 細菌及び他の不溶性粒状物を除く。このようにして得られた上清液を、NH4+ 形でイオン交換樹脂を含むカラムに、樹脂の体積当たり溶液0.6〜0.7体積 /時の速度で上部から下部の方に通す。カラムを水により洗浄し、そして吸着さ れたL−アラニンを、3.5%のアンモニア水溶液により溶離する。その得られ た溶出液を真空下で濃縮し、そしてL−アラニンを14〜16℃で4時間、結晶 化する。結晶を、フィルター紙を通して濾過することにより溶液から分離し、そ して真空乾燥せしめる。L−アラニンの収量は、母液中におけるその含有率を考 慮しなければ、3.3gであり、従って、培養液体中におけるその含を物からめ 合計の収率は65%である。濾紙クロマトグラフィーデータによる生成物の純度 は77.4%である。
例2 プレビバクテリウムフラビウムAAI株の接種物質を、例1に記載されている条 件下で調製する。
個々の250dの発酵フラスコ中に、次の組成物Cg/l)の殺菌された発酵培 地10iを滅菌状態で注ぐ:糖密−200.0(糖について計算する場合、10 0)、酵母塊状物の加水分解物−120,0、CaCO3−30,0(pH7, 5)。
また、前記例1に特定された条件に類似する条件下で調製されたプレビバクテリ ウムフラビウムAAI株の接種物質0.5iをフラスコ中に充填する。そのフラ スコを、30℃で72時間、振盪しながら(70r、p、o+、)インキュベー トする。発酵の完結後に調製された培養液体中のし一アラニンの含有率は、69 g/iである。
例3 個々の250 dの発酵フラスコ中に、次の組成物(g/E)の殺菌された発酵 培地10dを滅菌状態で注ぐ:糖密−200.0(糖について計算する場合、1 00)、酵母塊状物の加水分解物−120,0、CaCO5−30,0(pH7 ,5)。
また、前記例1に特定された条件に類似する条件下で調製されたコリネバクテリ ウムダルタミニカムAAII株の接種物質0、5 dをフラスコ中に充填する。
そのフラスコを、30’Cで72時間、振盪しながら(70r、p、m、)イン キュベートする。発酵の完結後に調製された培養液体中のし一アラニンの含有率 は、3.8g//!である。
例4 個々の25Mの発酵フラスコ中に、次の組成物(g / 1 )の殺菌された発 酵培地10m1!を滅菌状態で注ぐ:糖密−200.0(糖について計算する場 合、100)、酵母塊状物の加水分解物−120,0、CaCO3−30,0( pH7,5)。
また、前記例1に特定された条件に類似する条件下で調製されたコリネバクテリ ウムダルタミニカムAA41株の接種物質0.5成をフラスコ中に充填する。そ のフラスコを、30°Cで72時間、振盪しながら(70r、p、I++、)イ ンキュベートする。発酵の完結後に調製された培養液体中のし一アラニンの含有 率は、6.4g/Ilである。
例5 発酵の方法を、L−アラニンを産生する株としてプレビバクテリウムフラビウム AAI株を用いて、前記例1に記載される条件に類似する条件下で行なうが、但 し、次の組成物(g/りの栄養発酵培地を使用する:サッカロース−100,0 、(NH4) 2so4−55.0、KtlzPO4−3,0、Mg5Q 4・ 7HzO−1,0、D−アラニン−0,1、Fe5O=4HzO−0,01、+ 1ns04・5HzO−0,01、ビオチン−0,0002、臭化チアミン−0 ,00005、CaCO5−50,0(pH= 7.5 )。
72時間のインキュベーションの後、培養液体中のし一アラニンの含有率は17 .6g/fに等しい。
例6 発酵の方法を、L−アラニンを産生ずる株としてプレビバクテリウムフラビウム AA2株を用いて、前記例1に記載される条件に類似する条件下で行なうが、但 し、次の組成物(g/りの栄養発酵培地を使用する:サッカロースー100.0 、(NH4)!504−55.0SKHzPOa−3,0、MgSO4・78! O−1,0、D−アラニン−0,1、FeSO4・71(go−0,01,11 nsOn−5HzO−0,01、ビオチン−0,0002、臭化チアミン−o、 oooos、CaCO3−50,0(pH= 7.5 )。
72時間のインキュベーションの後、培養液体中のし一アラニンの含有率は20 .4g/I!、に等しい。
例7 発酵の方法を、L−アラニンを産生ずる株としてコリネバクテリウムダルタミニ カムAAII株を用いて、前記例1に記載される条件に類似する条件下で行なう が、但し、次の組成物(g//りの栄養発酵培地を使用する:サッカロースー1 00.0、(NH4) zso、−55,0、KHzPOn−3,0,Mg5O a・7H20−1,0,D−アラニン−0,1、Fe5044HzO−0,01 、MnSO4・5HzO−0,01、ビオチン−0,0002、臭化チアミン− o、oooos、CaCO3−50,0(pH= 7.5 )。
72時間のインキュベーションの後、培養液体中のし一アラニンの含有率は2. 6g/l!に等しい。
例8 発酵の方法を、L−アラニンを産生ずる株としてコリネバクテリウムグルタミニ カムAA41株を用いて、前記例1に記載される条件に類似する条件下で行なう が、但し、次の組成物(g / l )の栄養発酵培地を使用する:サッカロー ス−100,0、(NO,) zso4−55.0、KH,PO,−3,0、F IgSOa・7H20−1,0、D−7ラニンー0.1 、 Pe504・7H zO−0,01、MnSO4・5HzO−0,01、ビオチン−0,0002、 臭化チアミン−0,00005、CaCOx−50,0(pH= 7.5 )。
72時間のインキュベーションの後、培養液体中のし一アラニンの含有率は5. 1g/fに等しい。
例9 発酵の方法を、例5の条件に類似する条件下で行なう。但し、L−アラニン産生 株として、ブラビバクテリウムフラビウムAAS株をフラスコ中に導入する。発 酵培地は、次の組成物(g/f)を有する:サッカロースー120゜0 、(N )14)2504−55.0、KH,PO4−3,0、Mg5O,・7H!0− 1.0 、D−アラニン−0,1、Fe5On4HzO−0,01、Mn5Oa ・5HzO−0,01、ビオチン−0,0002、臭化チアミン−0,0000 5、CaCO5−50,0(pH= 7.5 ) −フラスコを、30°Cで7 2時間、振盪しながらインキュベートする。発酵の完結後に得られる培養液体中 のし一アラニンの含有率は、32.9 g / I!−に等しい。
例10 発酵の方法を、例5の条件に類似する条件下で行なう。但し、L−アラニン産生 株として、ブラビバクテリウムフラビウムAAS株をフラスコ中に導入する。発 酵培地は、次の組成物Cg/i!、)を有する:サッカロース−120,0、( NH4)zSO*−55,0、KH2PO4−3,0、MgSO4・7HzO− 1,0SD−アラニン−0,1、Pe5On4HzO−0,01、Mn504− 58zO−0,01、ビオチン−0,0002、臭化チアミン−0,00005 、CaC0+−50,0(pH= 7.5 )。
フラスコを、30°Cで72時間、振盪しながらインキュベートする。発酵の完 結後に得られる培養液体中のし一アラニンの含有率は、31.4g/lに等しい 。
例11 発酵の方法を、例5の条件に類似する条件下で行なう。但し、L−アラニン産生 株として、ブラビバクテリウムフラビウムAAI株をフラスコ中に導入する。発 酵培地は、次の組成物(g/Iりを有する:サソ力ロースー120.0 、(N H,)zSO,−55,0、KHzPOn−3,0、Mg5O,・7HzO−1 ,0、D−アラニン−0,1、Pe5Oa・78zO−0,01、Mn5O,− 5)120−0.01、ビオチン−0,0002、臭化チアミン−0,0000 5、CaCO3−50,0(pH= 7.5 )。
フラスコを、30°Cで72時間、振盪しながらインキュベートする。発酵の完 結後に得られる培養液体中のし一アラニンの含有率は、20.6 g / 42 に等しい。
例12 発酵の方法を、例5に特定された条件に類似する条件下で行なう。
しかしながら、肉汁−ペプトンブイヨン(微生物の濃度は109個の細胞/iで ある)の1日の寒天スラントから洗い落されることにより得られた懸濁液を含ん で成る個々のフラスコ中に、プレビバクテリウムフラビウムAA5株の接種物質 0、5 dを導入する。発酵培地は、次の組成Th(g/f)を有する:サッカ ロース−150,0、(N)14)!SQ、−55,0、KHzPOa−3,0 、MgSO44HzO−1,0、D−アラニン−0,1、Fe5Oa4HzO− 0,01、MnSO4・5HzO−0−01、ビオチン−0,0002、臭化チ アミン−0,00005、CaCOx−50,0(pH= 7.5 )。
フラスコを、30°Cで96時間、振盪しながらインキュベートする。発酵の完 結後に得られた培養液体中にかけるし一アラニンの含有率は、43.8 g /  Aに等しい。
プレビバクテリウムフラビウムAAS株の培養液体250dからのし一アラニン の精製(L−アラニンの合計量はl1gである)を、例1に示される条件に類似 する条件下で行なう。母液体中におけるその含有量を考慮しない場合、L−アラ ニンの収量は7.3gであり、従って、培養液体中におけるその含有物からのそ め合計収率は67%である。濾紙クロマトグラフィーデータによる、その生成物 の純度は、91.3%である。
例13 発酵の方法を、例5に特定された条件に類似する条件下で行なう。
しかしながら、肉汁−ペプトンブイヨン(微生物の濃度は109個の細胞/iで ある)の1日の寒天スラントから洗い落されることにより得られた懸濁液を含ん で成る個々のフラスコ中に、プレビバクテリウムフラビウムAAS株の接種物質 0.5−を導入する。発酵培地は、次の組成物(g/f)を有する:サッカロー ス−150,0、(NH14)!504−55.0、KH2PO4−3,0、M gSO44HzO−1,0、D−アラニン−0,1、FeSO44HzO−0, 01、Mn5O*・5)1zO−0,01、ビオチン−0,0002、臭化チア ミン−0,00005、CaCO3−50,0(pH= 7.5 )。
フラスコを、30°Cで96時間、振盪しながらインキュベートする。発酵の完 結後に得られる培養液体中にかけるし一アラニンの含有率は、42.3 g /  fに等しい。
例14 発酵の方法を、例5に特定された条件に類似する条件下で行なう。 。
しかしながら、肉汁−ペプトンブイヨン(微生物の濃度は109個の細胞/dで ある)の1日の寒天スラントから洗い落されることにより得られた懸濁液を含ん で成る個々のフラスコ中に、プレビバクテリウムフラビウムAAI株の接種物質 0.5dを導入する。発酵培地は、次の組成物(g/41りを有する:サンカロ ースー150.0 、(NH4)2SO,−55,0,KH2PO,−3,0、 Mg5On・7)1zo−1,0、D−アラニン−0,1、FeSO44HzO −0,01、MnSO4・58zO−0,01、ビオチン−0,0002、臭化 チアミン−0,00005、CaC0a−50,0(pH= 7.5 )。
フラスコを、30°Cで96時間、振盪しながらインキュベートする。発酵の完 結後に得られる培養液体中にかけるし一アラニンの含有率は、28.1g/lに 等しい。
産業上の適用性 本発明は、医学、化学、食品及びタバコ産業において有用である。
手続補正書(方式) 平成2年ノZ月q日

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.同化できる炭素源、窒素源、無機塩類及び微生物の増殖の刺激剤を含む栄養 培地上で、その培養液体にL−アラニンが蓄積するまで、ブレビバクテリウム及 びコリネバクテリウム属の微生物を培養し、続いて所望する生成物を単離するこ とを含んで成るL−アラニンを調製方法であって、微生物として、それらの増殖 のためにD−アラニンを必要とするブレビバクテリウム又はコリネバクテリウム 属の微生物の突然変異体を使用することを特徴とする方法。
  2. 2.【配列があります】 に寄託された下記ブレビバクテリウムフラビウム種の微生物の突然変異体: 1984年4月5日、B−3061として登録されたブレビバクテリウムフラビ ウムAA1株; 1984年4月5日、B−3062として登録されたブレビバクテリウムフラビ ウムAA2株を使用することを特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 3.D,L−α−アミノ酪酸に対して耐性のブレビバクテリウム属の微生物の突 然変異体を使用することを特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。
  4. 4.【配列があります】 に寄託された下記ブレビバクテリウムフラビウム種の微生物の突然変異体: 1987年4月1日、B−3991として登録されたブレビバクテリウムフラビ ウムAA5株; 1987年4月1日、B−3992として登録されたブレビバクテリウムフラビ ウムAA6株を使用することを特徴とする請求の範囲第1又は3記載の方法。
  5. 5.【配列があります】 に寄託された下記コリネバクテリウムグルタミニカム種の微生物の突然変異体: 1985年3月25日、B−3321として登録されたコリネバクテリウムグル タミニカムAA41株; 1985年3月25日、B−3323として登録されたコリネバクテリウムグル タミニカムAA11株を使用することを特徴とする請求の範囲第1記載の方法。
  6. 6.L−アラニンの下記産生株: ブレビバクテリウムフラビウムAA1;ブレビバクテリウムフラビウムAA2; ブレビバクテリウムフラビウムAA5;ブレビバクテリウムフラビウムAA6; コリネバクテリウムグルタミニカムAA41;コリネバクテリウムグルタミニカ ムAA11の特徴を有し、そしてそれらのいづれかと同一の微生物の生物学的に 純粋な培養物。
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