JPH03500343A - 磁気トナー除去器を備えたクリーニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 磁気トナー除去器を備えたクリーニング装置（発明の背景） 本発明は静電画像処理設備に係り、より詳しくはこのような設備の像形成表面か らトナー及びその他の粒子を除去するクリーニング装置に関する。

静電帯電と絶縁された光電表面上のトナー粒子とを用いて、選択された基質上に 調色像を形成する若しくは複製する静電画像処理設備は、今で１−周知の連続し た工程１　を通して通常作動する。これらの工程は、（］）絶縁された光電面を 静電気帯電によって帯電させ、（２）形成される像の背景に相当するように前記 光電面の領域の帯電を選択的に解除することにより同光電面上Ｉ：静電画像を形 成し、（３）トナー粒子によって形成されるように静電画像を現像し、（４）熱 定着のために適宜の基質へと調色像を転写し、（５）　５１１の像を同様に形成 する準備として光を面上の残留トナー及び他の粒子を除去してきれいｌ二すると いう工程を有してなる。

このような設備によって形成される像の品質は、光電面が再使用される荊に汚れ を除去する性能に大きく左右される。

ブレード式クリーナーを含む幾つかの種類のクリーニング装置が、このような設 備における光電面及びその他の像形成面の汚れを除去するために開発されている 。しかしながら、このようなりリーニング装置においてはその長期豹な性能はク リーニング装置が表面から取り除いたトナー及びその他の粒子を移動及び保持（ ＃帰される表面から取り去る）するというクリーニング装置の性能に大きく左右 される。静を画像処理設備が益々小型化されるにつれて、これら性能面での競争 が激化しており、かさ張って複雑かつ高価な粒子除去部品に頼る事なくこのよう な設備の像形成面から粒子を除去して保持できるクリーニング装置が必要とされ ている。米国特許第４゜６８５．７９８号及び４，７１１，５６１号ｌ：おいて 、動力駆動コンベヤの形状をなすこれらかさ張って複雑かつ高価な部品の例が開 示されている。

本発明は、小型複写器及びプリンタにおいても長期に互って効果的に使用できる クリーニング装置を提供することを目的とする。

また本発明は、かさ張って複雑かつ高価な粒子除去部品ｌ：Ｍる事なくトナー及 びその他の粒子を像形成面から取り去って保持することができる、簡単で有効な りリー二グ装置を提供することを別の目的とする。

（発明の概略） 静電画像複写器若しくはプリンタにおいて本発明のこれらの目的は、像形成部材 の表面がクリーニング装置を通過したときに同表面からトナー及びその他の粒子 を除去するクリーニング装置によって達成される。このクリーニング装置は、第 １の磁界を発生させる第１の磁石を組合わされ！二粒子移動部材と、第２の磁界 を発生させる第２の磁石と、第２の磁石を第１の磁石を通過するように移動させ 、これによって第２の磁界が第１の磁界に作用して第１の磁石及び粒子移動部材 を動かす第２の磁石移動手段とを有することを特徴とする。粒子移動部材が二の ように磁気的に誘導されて動くことは、クリーニングされる表面からトナー及び その他の粒子を除去するのＩ：特に有効である。

本発明の一利点は、粒子移動部材及び、残留トナーを収容して保持するクリーニ ング装置の部分を残留トナーと共に定期的に廃棄できる程度の低価格で製造でき るということである。

（図面の簡単な説明） 本発明のり施例の以下の説明では、次の添付図面が参照されている。

第１図は、本発明のクリーニング装置を取り入れｔ：静を画像複写器若しくはプ リンタの説明図、第２図は本発明のクリーニング装置の拡大断面図、第３図は、 残留トナーハウジング及び蓋を備えＩ；、第４図のクリーニング要素及び粒子移 動部材／第１磁石組立体の展關斜視図、 第４図は本発明の粒子移動部材及び第１磁石の詳細な説明斜視図、 茶５区は本発明のトナー移動部品の構造及び作動理論を示した説明図、 第６Ａ−６Ｃ図は、第１のｉ石と同磁石を通過するようｌ：移動される本発明の 第２の磁石との間の相互作用の効果を詳Ｊｉｊこ示す説明図である。

（冥箆例の詳細な説Ｆ！ＪＪ） 第１図を参照すると、静電画像複写機若しくはプリンタ１０が像形成面１２を備 えた無端ベルトの形状で示された移動する像形成部材１１を有している。矢印１ ８で示された方向に移動するように像形成部材１１がローラ１４，１６の回りに 巻回されている。これらローラの一方、例えばローラ１４が駆動ローラであって 像形成部材１１を移動させるのであっても構わない。これとは別１こ、像形成部 材１１が像形成面１２を備えた強固なドラムであり、矢印１８で示される方向に ドラムの軸の回すヲ回転するのであっても良いＣ 複写機若しくはプリンタ１０が一次帯電器２０も有しており、この−広帯電器１ イ部材２４上において前後に移動する走査組立体２２の一体をなす部分として示 されている。−広帯電器２０が移動する像形成面１２上に静電気を帯電させ、ま た走査器が、プラテン２５上に配置され！二文書が反射しｔ；光に対して帯電さ れた表面を露光させて像の形状通りに静電画像を形成する。電子プリントヘッド ２７を用いて、移動する帯電面上に静電画像を形成することもできる。

このように形成された静電画像は次いで、帯電されたトナー粒子が静電帯電によ って吸着され保持されて像形成面１２上に可視像を形成する現像ステーション３ ０を通過するように移動する。次いで可視像が転写ステーション３３へと移動し て、ここで複写用紙すなわち紙３４等の適宜の被転写体若しくは基質に転写され る。転写が行われた後、像形成部材はローラ１４，１６の回りの経路を続けて進 み、紙である複写用紙が定着ステーション３５へと移動され、ここでトナー粒子 像が熱定着されて、走査組立体２２によって走査された、若しくはプリントヘッ ドによってプリントされた原本の像の恒久的な複写を形成する。このようＬこシ て作成され！：複写の品質は像形成面１２の清潔さに大きく左右されるので、ロ ーラ１４．１６の回りの像形成部材の経路は通常符号４０で示されるクリーニン グステーションを有している。

第２図及び第３図を参照すると、クリ−ニゲ組立体は、クリーニングされる面ｌ ；対向して取り付けるの適したカートリッジ４２として示されるクリーニング準 組立体と、カートリッジ４２の外部であるが近接して位置決めされた被駆動部材 ４４とを有している。カートリ・ンジ４２は、（ａ）残留トナーの粒子等の粒子 をクリーニングされる面から除去するクリーニング要素４６と、（ｂ）蓋５２と 、残留トナー粒子６０を保持するのｔ：適した２つの内側部５４（後部）、５６ （前部）とを備えた長尺のハウジング５０と、（Ｃ）ハウジング５０の内部で回 転可能に支持され、残留トナーを移動させるトナー移動部材６２とを有している 。

クリーニング装置４０は、ハウジング５０内部においてトナー移動部材６２と組 み合わされた近端部及び遠端部の第１の磁石６４．６６と、被駆動部材４４上に 取り付けられ例えば矢印７０の方向に（第２図）共に移動される近端部及び遠端 部の第２の磁石６８．６９とを更に有している。第１の磁石６４．６６を通過す る第２の磁石６８．６９の動きが、磁気的に第１の磁石及びトナー移動部材６２ をそれぞれ引き寄せて、例えば矢印７１の方向に（第２図）回転させる。磁石６ ４．６６及びトナー移動部材６２の引き寄せられた動きがハウジング５０内部に 伝えられ、これによってハウジングの後部５４の離れた区画の上に残留トナー及 びその他の粒子を移動させて撒き散らす。

更に第２図及び第３図を参照すると、ハウジング５０の後及び前部５４．５６は 、底部７２．低い前壁７４゜後壁７６、端部壁７７．７ｇ、蓋５２によって形成 されている。低い前壁７４と蓋５２とが前壁の上方で開口部８０を形成する。後 部５４に対Ｉ７て持ち上げられている前部５６は樋状をなして形成されている。

端部壁７７゜７８に平行をなし、かつ後壁７６から持ち上げられた前部５６まで つながる８個の垂直な分割部材８２ａ、８２ｂ、・・・によって後部５４が区分 けされている。各分割部材８２はその頂部に切り株状ビン８４を有している。第 ３図で示すように、クリーニング要素４６及び蓋５２が、クリーニング要素及び 蓋に形成された一致するピン孔８６に嵌合する切り株状ビン８４によって分割部 材８２ａ。

８２ｂ、・・・の上に取り付けられ、かつ支持されている。

切り株状ピン８４の端部はクリーニング要素及び蓋が取り付けられｔ；後で超音 波溶接される。

支持部８８とクリー二°ング片９０とを有してなるクリーニング要素４６が、ク リーニング片９０が開口部８０を通り前壁７４を越えて突出するように分割部材 ８２ａ。

８２ｂ、・・・上に取り付けられて支持されている。クリーニング片９０は、複 写機若しくはプリンタ内の像形成面等の表面からトナー及びその他の粒子を除去 するのに適したクリーニング縁９２を備えている。支持部８８は柔軟になってお り、カートリッジ４２がクリーニングされる部材、例えば像形成部材１１（第２ １Ｋ）ｊ：対して取り付けられた場合、またクリーニング縁９２がクリーニング される表面、例えば像形成面１２（第２図）と接触する場合に、クリーニング片 ９０が上方向Ｉ：、かつ僅かに後方に曲げられるようになっている。

作動のためにカートリッジ４２が取り付けられた場合、クリーニング縁９２は像 形成面１２等の（第２図）クリーニングされる表面に対してクリーニング接触状 態となる。表面から取り去られた残留トナー及びその他の粒子は、表面が縁に対 して上方向に移動するときに開口部８０を通ってハウジングの前方部分５６内へ と重力により都合良く落下する。非常に薄くて屈曲可能なピックアップブレード ９４が前壁７４の頂部に取り付けられ、開口部８０の下端を形成すると共に通常 前壁を越えて突出している。このピックアップブレード９４はカートリッジ４２ に取り付けられｔ；場合にクリーニングされる表面によって上方及び下方に屈曲 される。このように屈曲されると、ピックアップブレードはクリーニングされる 表面に対する密栓として機能し、クリーニング縁９２によって取り去られた全て の粒子をノ〜ウジングの前部５６内に落下させる。しかしながら、重力によって 前部５６内に落下する残留トナーが前部から取り出されて廃棄されなければ、こ の粒子がすぐに堆積して、クリーニングされる表面に対して楔状に固まり９１間 もなくクリーニング縁９２の機能を失わせることになることは明らかである。

一般ｔ：、クリーニング片９２等１こよって除去され、重力によって容碍内に（ 例えばその容器が区分けされなし１内部を備えている場合でも）落下させられる 残留トナー粒子は、クリーニング片の真下に同様に堆積し、かつ短期間の内に同 様にクリーニング片の機能を失わせること」；なるであ°ろう。

しかしながら本発明においては、前部５６がら後部５４内へと残留トナー粒子を 移動させ、後部５４内の残留トナー６ｏが前壁７４若しくは表面１２に向かわず 後壁７６に向かって楔状ｊコなる、簡単で低価格のトナー移動手段が取り付けら れている。この結果は勿論、全体としてのクリーニング装置の有効性能を高める と共に寿命を延ばす。

第２区ないし第Ｓ図を参照すると、第１の磁石６４゜６６に組み合わされたトナ ー移動部材６２が、前部５６内部において回転するように支持されている。長尺 のパドルとして示された（第３．４．５図）トナー移動部材６２は、第１及び第 ２側面９６．９７と、第１及び第２すき状縁部１０１．１０２と、切り株状シャ フト端部１０４．１０６とが平らになっている。軸方向に屈曲可能なトナー移動 部材６２は、すき状縁部１０１と１０２との間に形成された補強リブ１０７，１ ０’８を有している。

トナー移動部材６２の切り株状シャフト端部１０４，１０６は、前部５６の内部 において、対向する各端部壁に配置された孔１１１，１１２内に回転可能に取り 付けられて支持されている。トナー移動部材６２を軸方向に僅かに曲げてその切 り株状端部を孔１１１，１１２内に挿入することにより、同トナー移動部材を簡 単に孔１１１゜１１２内に装着することができる。前部５Ｇが樋状に形成されて いるので、トナー移動部材６２のすき状縁部ｌ。

０１．１０２が前部の樋状のＥ部を掃き払うように樋部の半径が決められなけれ ばならない。

トナー移動部材６２は第１の磁石６４．６６を保持する保持手段１１４（第４図 ）とも組み合わされる。第４図で明瞭に示すようにこの保持手段は、第１と第２ のすき状縁部１０１と１０２との間に配置され、第１端部９６から第２端部９７ まで通っている孔１１６を更１ｍ有している。トナー移動部材６２の片側におい て孔１１６Ｌ；近接して、第１及び第２のすき状縁部１０１．，１０２上に第１ 及び第２の傾斜されたばね腕１２０，１２１が各々配置されており、これらばね 腕が作用して、磁石が孔内にスナップ嵌合された場合に片側の第１の磁石６４若 しくは６６を保持する。磁石６４．６６を保持する保持手段１１４は、トナー移 動部材６２の他方の片側において孔１１６の開側にまたがる１若しくはそれ以上 のＵ字状チャネル座金１２２を更に有している。孔１１６の長さ及び幅は、第１ の磁石６４若しくは６６が取り付けられ、ばね腕１２０．１２１及びチャネル座 金１２２によって拘束された場合にこれら磁石の回りに緩みなく一致するように 作られているのは勿論である。

永久磁石でもよい第１の磁石、例えば磁石６４（第４図）は、狭い頂部１３０と 幅広の低部１３１とを備えた長尺の楔状をなしている。各磁石６４若しくは６６ は例えば頂部から底部Ｉ；向けて、狭い頂５１３０が一方の磁極で幅広の底部１ ３１が他方の磁極となるように磁極化されている。第４図、５図、６図で示すよ うｌこ、狭い頂部１３．０がＳ極で、広い底部１３１がＮ極である。更に、傾斜 されたばね腕１２０と１２１との間に狭い頂部１３０をまず挿入してばね腕を押 し広げ、狭い頂部１３０がチャネル座金１２２上に係止するまで磁石の長さ全体 を孔１１６を通して緩みなく嵌合させることによってこれら第１の磁石がトナー 移動部材６２の保持手段１１４内に各々取り付けられる。

第４図で示すように、第１の磁石６４がその保持手段１１４に装着された場合に 同磁石の近端部の磁極が、その保持手段内に装着された第１の磁石６６の遠端部 と逆の磁極になるようｔ：、各ばね腕１２０，１２１及びチャネル座金１２２の 構造を備えた２つの保持手段１１４が形成されている。言い換えれば、第１の磁 石６４のＳ極と第１の磁石６６のＮ極とがトナー移動部材６２の同一の側となる 。良く知ら謔１ているように、例えば容筒１の磁石６４若しくは６６が磁石の一 方の極から他方の極へと走る磁力線１３６を備えた磁場１３５（第５図）を発生 させる。

第２図ないし第５図を参照すると、トナー移動部材６２がハウジング５０の前部 ５６内で回転可能に取り付けられると共に、第１の磁石６４．６６と組み合わさ れているので、被駆動部材４４上に取り付けられた第２の磁石が矢印７０で示さ れる方向及び速度で第１の磁石６４゜６６を通過するように移動されるど、これ らトナー移動部材６２が回転するように２作られる。被駆動部材４４は、カート リッジ４２の取り付は部分７５（第３図）に連結されたブラケット（図示せず） によってカートす７ジに取り付は可能なローラであるのが望ましい。このように 被駆動部材がカー）　’）　ｙ　ンｔ：取り付けられた場合、被駆動部材はハウ ジング５０の前壁７４がもわずかに間隔を置いて配置される。

カートリフジ４２もまた、被駆動部材４４の取り付は構造に連結可能な廃棄でき る部品にすることができる。

すなわち、取り付けられたカートリッジ４２が一杯になった場合ｌ：残留トナー と共にカートリッジを廃棄して、新しいカートリ７ジ４２と交換することが可能 である。構造を支持している被駆動部材４４にカートリッジ４２を連結する利点 は、水平移動されるであろう被駆動部材４４が動いたとしても、カートリッジ４ ２が被駆動部材４４に関して正しい方向を維持するということである。

第２図及び第５図で示すように、クリーニングされる面が柔軟なベルト部材１１ である場合、被駆動部材４４と前壁７４との間の小さな空間を通って被駆動部材 ４４の上にこのベルトが巻回されている。被駆動部材４４が強固なドラムである 場合は、このドラム内において像形成面１２の後ろに第２の磁石６８．６９が取 り付けられているのが望ましい。これもまた第２図及び第５＠で示すように、柔 軟なベルトである像形成部材１１がその回りに巻回されるローラ１４．１６（第 １図）の内の一つであっても構わない。

第２の磁石６８．６９が被駆動部材４４の外周部に非常に近接して取り付けられ るのが望ましい。そうすることによって、第２の磁石６８．６９の移動経路７３ が被駆動部材４４０半径Ｒに近似することになる。被駆動部材４４がカートリッ ジ４２に取り付けられ、これに伴って移動される場合％第１の磁石６４．６６の 中央と第２の磁石６８．６９の中央との間の最も近い地点が距離りによって示さ れている。

永久磁石であってもよい第２の磁石６８．６９は・第１の磁石６４若しくは６６ と各々長さが等しい魯これらそれぞれの第２の磁石も、頂部１３０と底部１３１ とを備えた楔状をなし、また狭い頂部１３０（第６図）が一方の磁極であり、広 い底部が他方の磁極となるように頂部から底部に磁極化されていても構わない、 図示されている場合（第６１１Ｋ）、狭い頂部１３０がＳ極であり、広い底部が Ｎ極であるｅ第２の磁石６８．６９が被駆動部材４４上に取り付けられた場合、 磁石６８．６９は、移動軌道７３に沿って一方の極が他方の極を先導するように （第６図）方向決め、されている、第２＠及び第５図で示すように、第２の磁石 ６８．６９が、移動軌道において５ｔｉｊｉＡが先導し、Ｎ極が後を追うような 同じ方向に被駆動部材４４上に取り付けられている。

更！：第２の磁石６８．６９は、横方向ｌ：最も近接して一致した場合に第１の 磁石６４と第２の磁石６８とが共働し、第１の磁石６６と第２の磁石６９とが共 働するように被駆動部材４４上に取り付けられている。この結果として、第２の 磁石６９は、第１の磁石から距離りの地点にある場合に第１の磁石と平行となる ように移動する。

笑５図で示すようｔ：、第２の磁石６８．６９もまた被駆動部材４４の円周を取 り巻く距離Ｙによって隔てられた状態で被駆動部材に取り付Ｉすられている。第 ２の磁石６８．６９のみが示されているが、被駆動部材４４の外周の回りに、同 様に配置されたｆｆ１１の様式のこのような磁石があっても構わない。またこれ も知られているように、例えば磁石６８等の容筒２の磁石が（第５図）、一方の 極から他方の極ｌ；向けて走る磁力線１３９を有する磁場１３８を発生させる。

特に第２図、第５図、第６図を参照すると、第２の磁石、例えば被駆動部材４４ 上の磁石６８がトナー移動部材６２上の共働する第１の磁石６４かも距離り以内 ｌこある場合ｌ二、第２の磁石Ｉこよって発生された第２の磁場１３８が第】の 磁石６４によって発生された第１の磁場１３５ど重複するように（第５図）、被 駆動部材４４がカートリッジ４２に取り付けられている。磁場が重複することｔ ；より磁気結合部１４１が発生し、これによって第２の磁石６８のモーメントの 第１の磁石６４への転移が可能になる。転移されるモーメント（力×時間量）は 、結合された磁場１３５，１３８の強度と、第２の磁石６８及びその磁場１３８ が第１の磁場１３５を完全に通ｉするのｌ二かかる時間とによる。矢印７０で示 される、第１の磁石６４に対する第２の磁石６８の速度、すなわち与えられた結 合磁場１３５，１３８の強度は、トナー移動部材６２（第１の磁石６４．６６が 装着されている）が静止状態を維持しようとする慣性力すなわち性質に打ち勝つ のに必要とされる以上の磁気モーメントを発生させると共に転移させるようなも のでなければならない。

共同する磁石６４．６８の強度と、第２の磁石６８の矢印７０で示される速度と は、トナー移動部材６２の慣性力に打ち勝つだけでなく、移動されるものに対し て同部材６２が正味の機械力１４０を発揮するに足る大きさのモーメントでなけ ればならない。

機械力１４０は、トナー移動部材６２のすき状縁部１０１若しくは１０２にトナ ー粒子が付着している場合ｔ；、これらすき状端部１０１若しくは１０２がハウ ジング５０の前部５６から後部５４へとこの粒子を振り落とせる力でなければな らない。一度に振り落とされるトナー粒子の量は、振り落としの間の時間の関数 、言い換えれば策２の磁石６８．６９の間の距離Ｙの関数である。これは、共同 している第１の磁石６６と第２の磁石６９との間の本質的な作動が、前述しｌ； 第１の磁石６４と第２の磁石６８きの間の作動と全く同、−であるからである。

第２の磁石６８からの第２の磁石６９の離間距離Ｙによって、共同する磁石６６ 及び６９の作動が磁石６４と６８との共働の作動を弱めることは勿論である。

第６Ａ−０図で示すように、＄２の磁石６８が、共働する第１の磁石６４を通過 するように一回動くと、この動きは第１の磁石６４を回転させ、すなわちトナー 移動部材６２をほぼ角度１８０”回転させるのに十分である。

この回転の一つの結果として、第１の磁石６４が、七〇Ｎ極が下でＳ極が上であ った方位位置から、その逆の方位へと転換させる。第２の磁石６９の遠端部と共 同する第１の磁石６６の遠端部は、第１の磁石６４と逆の方位ζなるようにトナ ー移動部材６２上に装着されていたので、角度１８０６の回転の結果、第１の磁 石６６の遠端部を第１の磁石６４と同じ初期方位（Ｎ極が下、Ｓ極が上）に配置 することになるｅ第１の磁石６６と共働する第２の磁石６９の遠端部が、算２の 磁石６８の近端部と同じ方位となるように被駆動部材４４に取り付けられていた ので、共働している遠端部磁石６６と６９との間の相互作用は辺端部磁石６４と ６８との間の相互作用と全く同一である。またその結果としてトナー移動部材６ ２を更ｔ：もう一回転させることになる。

第６Ａ−６Ｃ図で示すように、第２の磁石６８が第１の磁石６４を通過するとき に同第２の磁石のＳ極が第１の磁石６４のＮ極を引き寄せると共に同Ｎ極を引っ 張り、これによって同Ｎ極が上向きに位置決めされているトナー移動部材６２の 側面を引っ張るようｊ二、共働する各組の磁石の取り付けがなされているのが望 ましい、第２の磁石６８の先導するＳ極が第１の磁石６４から離向し始めると、 第２の磁石６８の追従するＮ極（今や第１の磁・石６４により近付いている）が 磁石６４のＮ極を退けてＳ極を引き寄せ、再び磁石６４を上方向に引っ張る。こ のように磁石６４を上方向に引っ張ると、前部Ｓ６の内部でトナー移動部材６２ をその軸の回りで約角度１８０６回転させることになる。遠端部の共働する磁石 ６６及び６９も、トナー移動部材６２において河様の回転を発生させる。トナー 移動部材６２がこのように回転を繰り返す間、すき状縁１１０１，１０２は前部 分５６の樋状部分に互って掃き払い、これ１こよってハウジング５０の前部５６ から後部５４内へとトナー粒子を効果的に移動させる。

本発明は実施例を参照して特定して詳細に説明されているが、しかしながら、本 発明の主旨及び見地の範囲内で変更及び修正が行われることは勿論である。

ＦＩＧ、　１ ＦＩＧ、　３ ＦＩＧ、　４ 国際調査報告 １＋ｔｌ＠−１ｍｍ１　Ａ＊ｌ１ｌｃ°”’　”１ＰＣＴ／ＬＩ５８９１０２８ ６９国際調査報告 ＰＣＴ／υＳ　８９１０２８６９ ＳＡ　２９９４２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．静電画像複写機若しくはプリンタ（１０）内の像形成面（１２）から除去さ れたトナーの粒子（６０）等の粒子を収容して保持するのに適した装置（４２） において、被駆動磁石（６８若しくは６９）によって移動可能な磁気部材を有し 、これによって前記装置（４２）内部に前記粒子（６０）を飛散させることを特 徴とする装置。 ２．静電画像複写機若しくはプリンタ（１０）内の像形成面（１２）等の表面か らトナー粒子及びその他の粒子（６０）を除去するクリーニング装置（４０）に おいて、クリーニング要素（４６）と、クリーニングされた前記像形成面（１２ ）から除去された前記粒子（６０）を保持するハウジング（５０）と、前記ハウ ジング（５０）内部で移動可能であり、同ハウジング（５０）内部に前記粒子（ ６０）を飛散させる第１の磁気部材（６２）とを有することを特徴とするクリー ニング装置。 ３．静電画像複写機若しくはプリンタ（１０）内の、移動する像形成部材（１１ ）の像形成面（１２）等の移動部材の表面からトナー及びその他の粒子（６０） を除去するクリーニング装置（４０）において、ハウジング（５０）内に位置決 めされ、前記像形成面（１２）から除去された前記粒子（６０）を保持する磁気 部材（６２）と、その表面の前記像形成面（１２）がクリーニングされている前 記移動部材（１１）によって前記ハウジング（５０）の外部へ移動され、前記ハ ウジング（５０）内部の前記磁気部材（６２）をも移動させる、磁石（６８若し くは６９）とを有することを特徴とするクリーニング装置。 ４．静電画像複写機若しくはプリンタ（１０）内の像形成部材（１１）の表面（ １２）からトナー粒子（６０）を除去するクリーニング装置（４０）において、 （ａ）内部のトナー粒子（６０）を除去するトナー移動部材（６２）と、前記ト ナー移動部材（６２）と組合わされ、カートリッジ内部で第１の磁場を発生させ る第１の磁石（６４若しくは６６）とを有し、前記トナー粒子（６０）を収容し て保持するクリーニングカートリッジ（４２）と、 （ｂ）前記トナー除去部材（６２）に対して間隔を置くと共に第１の速度で移動 可能であり、かつ組合わされてその回りに第２の磁場（１３８）を発生させる第 ２の磁石（６８若しくは６９）を有する被駆動部材（４４）と、 （ｃ）前記被駆動部材（４４）を駆動する駆動手段（１１）と、 （ｄ）前記被駆動部材（４４）の推進力を、前記第１の磁場（１３５）に亙って 前記第１の速度で前記被駆動部材（４４）と共に移動する前記第２の磁場（１３ ８）によって形成された前記トナー移動部材（６２）へと転移させる磁気結合部 （１４１）と、 （ｅ）前記磁気結合部（１４１）によって移動されている前記トナー移動部材（ ６２）によって、前記カートリッジ（４２）内部で発揮されてトナー粒子（６０ ）を移動させる機械力（１４０）と を有することを特徴とするクリーニング装置。 ５．前記クリーニングカートリッジ（４２）において、（ａ）支持部（８８）と 、前記像形成部材（１１）の像形成面（１２）からトナー粒子を除去するクリー ニング片（９０）とを有するクリーニング部材（４６）と、（ｂ）底部（７２） と、２つの端部壁（７７，７８）と、前及び後壁（７４，７６）と、蓋（５２） と、トナー粒子（６０）を受け入れる開口部（８０）とによって形成される内側 部（５４及び５６）を備えたハウジング（５０）と、 （ｃ）前記ハウジング（５０）の内部において前記クリーニング部材（４６）を 支持する第１支持手段（８２ａ，８２ｂ，．．．．）と、 （ｄ）前記ハウジング（５０）の内部において前記トナー移動手段（６２）を支 持する第２支持手段（１１１，１１２）と を更に有することを特徴とする請求の範囲第４項記載のクリーニング装置。 ６．前記トナー移動手段において、 （ａ）切り株状シャフト端部（１０４，１０６）と、第１及び第２の側面（９６ ，９７）と、第１及び第２のすき状縁部（１０１，１０２）とを備えた長尺のパ ドル（６２）と、 （ｂ）前記パドル（６２）に組合わされ、前記第１の磁石（６４若しくは６６） の第１の磁極が前記パドル（６２）の第１の前記側面（９６）上となり、かつ前 記第１の磁石（６４若しくは６６）の逆である第２の磁極が前記バドル（６２） の第２の前記側面（９７）上となるように、前記第１の磁石（６４若しくは６６ ）を保持する磁石保持手段（１１４）と を更に有することを特徴とする請求の範囲第４項記載のクリーニング装置。 ７．前記第１の磁石（６４若しくは６６）が永久磁石であることを特徴とする請 求の範囲第４項記載のクリーニング装置。 ８．前記トナー移動部材（６２）が複数の前記第１の磁石（６４，６６）と組合 わされていることを特徴とする請求の範囲第４項記載のクリーニング装置。 ９．前記第２の磁石（６８若しくは６９）が永久磁石であることを特徴とする請 求の範囲第４項記載のクリーニング装置。 １０．前記被駆動部材（４４）が複数の前記磁石（６８，６９）と組合わされて いることを特徴とする請求の範囲第４項記載のクリーニング装置。 １１．前記被駆動部材（４４）が前記カートリッジ（４２）内の前記第１の磁石 （６４若しくは６６）に非常に近接した移動軌道を有することを特徴とする請求 の範囲第４項記載のクリーニング装置。 １２．前記第１の磁場（１３５）と前記第２の磁場（１３８）とが合わさって前 記磁気結合させた場合に前記トナー移動部材（６２）上に及ぼす正味の力が、前 記カートリッジ内部でトナー粒子を移動させる機械力（１４０）と前記トナー移 動部材（６２）の慣性力を打ち負かす力との合力にほぼ等しくなることを特徴と する請求の範囲第４項記載のクリーニング装置。 １３．前記被駆動部材（４４）及び前記第２の磁石（６８若しくは６９）が前記 第１の速度（７０）で前記第１の磁場（１３５）を完全に通過する時間は十分に 長く、前記トナー移動部材（６２）を移動させるに十分な大きさの磁気モーメン トが前記第１の磁石（６４若しくは６６）内に発生し、この結果前記カートリッ ジ（４２）内部でトナー粒子（６０）を移動させる前記機械力（１４０）が加え られることを特徴とする請求の範囲第４項記載のクリーニング装置。 １４．前記ハウジング（５０）の内部が、前記クリーニング部材（４６）によっ て除去されたトナー粒子（６０）を受け入れる高く持ち上げられた前部分（５６ ）と、同前部分から前記トナー移動部材（６２）によって移動されたトナー粒子 （６０）を蓄積する後部分（５４）とを備えていることを特徴とする請求の範囲 第５項記載のクリーニング装置。 １５．前記クリーニング部材（４６）を支持する支持手段は、前記ハウジング（ ５０）内部において同ハウジングの前記端部壁（７７，７８）に対して平行に走 り、間隔を置いて配置された複数の垂直部材（８２ａ，８２ｂ）と、前記垂直部 材の頂部に配置されて前記クリーニング部材（４６）の前記支持部（８８）を締 めて固定する切り株状ピン（８４）とで構成されていることを特徴とする請求の 範囲第５項記載のクリーニング装置。 １６．前記トナー移動部材を支持する支持手段は、一方の端部壁（７７）に位置 決めされた第１のベアリング孔（１１１）と、他方の端部壁（７８）に位置決め され、前記第１のベアリング孔と直接対向する第２のベアリング孔（１１２）と で構成されていることを特徴とする請求の範囲第５項記載のクリーニング装置。 １７．トナー粒子（６０）を捕らえると共に前記開口部（８０）を通って前記カ ートリッジ（４２）内へとトナー粒子を方向付けるための柔軟なピックアブブレ ード（９４）であり、前記前壁（７６）の頂部に取り付けられて前記開口部（８ ０）の下端を形成し、かつ前記前壁を越えて突出してクリーニングされている像 形成面（１２）に接触して同面に対して密栓となるピックアップブレード（９４ ）をトナー粒子を受け入れる前記開口部（８０）が有することを特徴とする請求 の範囲第５項記載のクリーニング装置。 １８．前記第１の磁石（６４若しくは６６）を収容する収容手段において、 （ａ）前記パドル（６２）の幅よりも狭い幅を有し、同バドルの前記第１と第２ のすき状縁部（１０１，１０２）の間に配置される前記パドル（６２）の孔（１ １６）と、 （ｂ）前記パドル（６２）の前記第１の側面上で前記孔（１１６）に近接して位 置決めされ、前記第１の側面上において前記第１の磁石（６４若しくは６６）を 受容して保持する第１及び第２のばね腕（１２０，１２１）と、 （ｃ）前記パドル（６２）の前記第２の側面（９７）に取り付けられ、前記孔（ １１６）の両側にまたがって前記パドル（６２）の前記第２の側面上で前記第１ の磁石（６４若しくは６６）を支持する複数の薄い帯状のＵ字状チャネル座金（ １２２）と を更に有することを特徴とする請求の範囲第６項記載のクリーニング装置。 １９．前記パドル（６２）が、前記第１及び第２の側面（９６，９７）上に補強 リブ（１０７，１０８）を更に有することを特徴とする請求の範囲第６項記載の クリーニング装置。 ２０．前記永久磁石（６４若しくは６６）が、長尺の楔状をなし、長く狭い頂部 （１３０）と長く幅広の底部（１３１）とを有することを特徴とする請求の範囲 第７項記載のクリーニング装置。 ２１．前記複数の第１の磁石（６４、６６）は第１のグループ（６４）と第２の グルーブ（６６）とに分けられ、前記トナー移動部材（６２）上に取り付けられ た場合に、前記第１の磁石の前記第２のグループ（６６）の磁極が前記第１の磁 石の前記第１の久ループ（６４）の磁極と逆の方位となることを特徴とする請求 の範囲第８項記載のクリーニング装置。 ２２．前記第２の磁石（６８若しくは６９）は長尺の楔状をなし、長く狭い頂部 （１３０）と長く幅広の底部（１３１）とを備えていることを特徴とする請求の 範囲第１０項記載のクリーニング装置。