JP2669471B2 - キャリヤ粒子除去装置を備えた複写機 - Google Patents

キャリヤ粒子除去装置を備えた複写機

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JP2669471B2
JP2669471B2 JP1101483A JP10148389A JP2669471B2 JP 2669471 B2 JP2669471 B2 JP 2669471B2 JP 1101483 A JP1101483 A JP 1101483A JP 10148389 A JP10148389 A JP 10148389A JP 2669471 B2 JP2669471 B2 JP 2669471B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複写機、より詳細には、現像のとき静電潜
像を現像するのに使用した、複写機の電荷保持表面に付
着している混合現像剤のキャリヤ粒子を除去する装置に
関するものである。
発明が解決しようとする課題 電荷保持表面上の静電潜像の現像に広く使用されてい
る現像剤は、通常、トナー粒子と磁性物質であるより大
きなキャリヤ粒子から成る混合現像剤である。現像装置
が磁気ブラシ現像装置の場合、磁化性キャリヤ粒子は、
磁気ブラシの立毛の形成を機械的に制御して、トナー粒
子が電荷保持表面に容易に接触できるようにする。トナ
ー粒子は、キャリヤ粒子から静電潜像へ引き付けられ
て、トナーを形成する。この形式の現像装置において
は、静電潜像が現像された後、必ず、若干のキャリヤ粒
子が電荷保持表面に付着したままになっている。これら
の付着したキャリヤ粒子は、転写工程のときコピー用紙
とトナー像が直かに接触するのを妨げるので、最適に現
像作用を行わせるには、電荷保持表面に残っているキャ
リヤ粒子を除去することが不可欠である。電荷保持表面
からキャリヤ粒子が完全に除去されないと、黒色領域の
中に中心に黒点を持つ白色領域が現れるという特徴のあ
るコピー品質の欠陥が生じる。さらに、硬質のキャリヤ
粒子は、清掃区域に達する前に除去しなければ、電荷保
持表面を摩耗させたり、損傷させる可能性がある。ま
た、キャリヤ粒子は、清掃装置を損傷させる可能性もあ
る。
従来の技術 キャリヤ粒子除去装置としては、米国特許第3,894,51
3号や同第3,834,804号に記載されているように、固定磁
石のまわりを回転する円筒形シェルを使用して感光体か
ら強磁性キャリヤ粒子を除去し、溜りに堆積させたり、
あるいは現像剤ハウジングへ戻すようになっているキャ
リヤ粒子除去装置が知られている。また、米国特許第4,
190,351号は、可動磁石と、前記磁石と光導電性表面の
間に近接して配置された固定非磁化性シールドを用い
て、光導電性表面からキャリヤ粒子除去する粒子除去装
置を開示している。複写サイクルのとき、磁石は、固定
シールドのそばに動かされ、光導電性表面から磁化性キ
ャリヤ粒子をシールドへ引き付ける。複写サイクル後、
磁石は固定シールドから離され、シールドから強力磁界
が除かれるので、磁化性キャリヤ粒子は重力でシールド
から回収トレイに落下する。
粒子除去装置を作動させる可動部品すなわち複雑な制
御装置を使用せずに、単に磁性部材を電荷保持表面に近
接して配置するだけで、電荷保持表面からキャリヤ粒子
を除去することができれば、非常に望ましい。しかし、
時間が経過すると、上記の磁性部材にキャリヤ粒子が堆
積するであろうし、もし除去しなければ、電荷保持表面
を損傷させたり、望ましくない摩耗を生じさせるであろ
う。また、精巧な粒子除去装置を装備すれば、複写機の
価格は非常に高くなるであろう。
第2のカラー現像を自動的に行う最近の傾向が注目さ
れているが、その場合、第2のカラー現像のため、第2
カラー現像剤ハウジングが設置される。複写機の各カラ
ー現像剤ハウジングは、電荷保持表面に対する現像位置
へ自動的に前進、後退させることができる。現像剤ハウ
ジングを現像位置へ前進させたり、後退させたりするこ
とにより、静電潜像の全部または一部を選択してカラー
現像することができる。第2現像剤ハウジングを現像位
置へ前進させると、第1現像剤ハウジングは現像位置か
ら後退する。その逆も同様である。
課題を解決するための手段 本発明は、第1の特徴として、複写処理を実行する複
数の処理要素を備えた電子写真式複写機において、時
々、電荷保持表面に対し前記処理要素を往復運動させる
ことにより、磁界を粒子除去位置へ進めてキャリヤ粒子
を収集し、一定時間後、磁界を除いて、収集したキャリ
ヤ粒子を排出することができる。
第2の特徴として、粒子除去装置は、電荷保持表面す
なわち感光面に対する現像位置へ前進させ、後退させる
ことができる形式の現像剤ハウジング上またはハウジン
グの近くに支持し永久磁石を備えている。現像剤ハウジ
ングを現像位置へ前進させると、磁石は、それに応じ
て、電荷保持表面に近くに支持されたキャリヤ粒子捕そ
く器に近い位置へ動かされる。キャリヤ粒子は、磁石に
よって粒子捕そく器上に集積され、磁石が粒子捕そく器
の近くから離されると、磁石から解放される。このよう
に、複写機の動作に本来備わっている現像剤ハウジング
の移動を使用して、集積したキャリヤ粒子を電荷保持表
面に近い領域から、後で現像剤ハウジングまたは別の貯
蔵場所へ排出することができる位置へ除去することがで
きる。
第3の特徴として、現像剤ハウジングを現像位置へ前
進させると、非磁性粒子捕そく器が粒子捕そく位置へ動
くように、そして現像剤ハウジングを現像位置から後退
させると、粒子捕そく器が粒子解放位置へ動くように、
粒子捕そく器を支持することができる。粒子捕そく器が
粒子捕そく位置にあるとき、磁石は、電荷保持表面から
除去された粒子が粒子捕そく器に集積するように支持さ
れる。磁石が前記位置から除かれると、キャリヤ粒子を
粒子捕そく器に引き付ける磁力が存在しないので、粒子
捕そく器が粒子解放位置へ動かされると、粒子は粒子捕
そく器から容易に排出される。
第4の特徴として、慎重に選択した磁気集束片を使用
して、磁気集束片が非常に近接した位置にない限り磁石
が粒子を引き付けない程度に、磁界の付加を制御するこ
とができる。上記の効果を得るために、複写機の構成要
素と一緒に移動するように磁気集束片を設置することが
できる。
本発明の以上およびその他の特徴は、添付図面を参照
して、以下の好ましい実施例の説明を読まれれば、明ら
かになるであろう。
実施例 以下の説明において、磁性部材とは、少なくとも一部
が、強磁性材料または常磁性材料から作られた部材を言
う。永久磁石は、強磁性材料であり、外部磁界が加えら
れていないときでも磁束場を有するので、区別される。
電磁石は、一定の用途に永久磁石の代わりに使用でき
る。
本発明のキャリヤ粒子除去装置を組み入れることがで
きる複写機は、光導電性表面11を有する感光ベルト10を
使用している。感光ベルト10は、矢印12の方向に移動
し、その連続する部分を進め、ベルト移動通路の周囲に
配置された各種の複写処理部を順次通過させる。
感光ベルト10は、剥離ローラー14とテンション・ロー
ラー16と駆動ローラー20のまわり架け渡されている。駆
動ローラー20は、ベルト駆動装置など適当な手段でモー
ター21に連結されている。
ベルト10は、テンション・ローラー16を所望のばね力
で弾力的にベルト10に押し付ける一対のばね(図示せ
ず)によってぴんと張った状態に保たれる。剥離ローラ
ー14とテンション・ローラー16は、共に回転可能に取り
付けられている。両ローラー14,16は、ベルト10が矢印1
2の方向に動くと、自由に回転するアイドラーである。
最初に、ベルト10の一部分が帯電部Aを通過する。帯
電部Aでは、コロナ発生装置22が感光ベルト10を、正ま
たは負の比較的高い一様な電位に帯電させる。
露光部Bでは、透明プラテン30の上に下向きに置かれ
た原稿書類がフラッシュ・ランプ32で照明される。原稿
書類から反射した光線は、レンズ34を透過し、感光ベル
ト10の帯電した部分の上に投射され、その上の電荷を選
択的に消去する。これにより、原稿書類に含まれている
情報領域に対応する静電潜像がベルト10の上に記録され
る。上記の代わりに、レーザーで、記憶されている電子
情報に従って感光ベルト10を像の形状に放電させること
もできる。
次に、感光ベルト10は、その表面に記録された静電潜
像を現像部Cへ進める。現像部Cでは、少なくとも2個
の現像剤ハウジング34,36の1っが移動してベルト10に
接触し、静電潜像を現像する。現像剤ハウジング34,36
は、モーター21で選択的に駆動されるそれぞれのカム3
8,40で、現像位置へ前進させたり、後退させることがで
きる。各現像剤ハウジング34,36は、現像装置、ここで
は磁気ブラシ現像ローラー42,44を支持している。現像
ローラー42,44は、混合現像剤(キャリヤ粒子とトナー
粒子)を運んで感光ベルト10上の静電潜像に接触させる
回転磁性部材を備えている。静電潜像は、キャリヤ粒子
からトナー粒子を引き付けて、感光ベルト10の上にトナ
ー粉末像を形成する。
続いて、感光ベルト10は、トナー粉末像を転写部Dへ
進める。転写部Dでは、支持体シートたとえばコピー用
紙が運ばれてきて、感光ベルト10上のトナー粉末像に接
触する。転写部に設置されたコロナ発生装置46は、コピ
ー用紙を適当な電位に荷電して、コピー用紙を感光ベル
ト10に付着させ、かつトナー粉末像を感光ベルト10から
コピー用紙へ引き付ける。転写後、コピー用紙を感光ベ
ルト10から離すため、コロナ発生装置48がコピー用紙を
反対の極性に荷電する。コピー用紙は、剥離ローラー14
の所で感光ベルト10から離れる。
コピー用紙49は、給紙トレイ50から転写部Dへ運ばれ
てくる。すなわち、コピー用紙は、給送装置52によって
給紙トレイ50から送り出され、コンベヤ56に沿って転写
部Dへ送られる。転写後、コピー用紙は、そのまま矢印
60の方向に定着部Eへ動く。
定着部Eには、転写されたトナー粉末像をコピー用紙
へ永久的に定着する定着装置70が設置されている。定着
装置70は、加熱定着ローラー72とバックアップ・ローラ
ー74から成り、トナー粉末像が定着ローラー72に接触し
た状態で両ローラーの間を通過するようになっているも
のが好ましい。このやり方で、トナー粉末像は、コピー
用紙へ永久的に定着される。
定着後、コピー用紙は、キャッチ・トレイ80へ送られ
るか、または接着とじ、針金とじ、丁合い、等のために
仕上げ部へ送られ、仕上げ後、オペレータによって複写
機から取り出される。上記の代わりに、コピー用紙を両
面複写トレイ(図示せず)へ送り込み、そこからコンベ
ヤ56を通して処理装置へ戻し、その第2面に複写するこ
とができる。一般に、第2面に複写するには、コピー用
紙の前縁を逆にし、コピー用紙を裏返す必要がある。し
かし、コピー用紙の第1面に追加の情報またはカラー情
報の形で、情報を重ね合わすことを望む場合は、前縁を
後縁に逆にする必要はない。もちろん、コピー用紙を手
動で処理装置へ戻して、両面複写またはオーバーレイ
(重ね合わせ)複写を行うこともできる。
各コピーが作成された後、感光ベルト10に残っている
残留トナー粒子や他の異物たとえは紙繊維などは、清掃
部Fにおいて、ハウジング92の中で回転する清掃ブラシ
90で除去することができる。除去した残留トナー粒子
は、貯蔵して後で廃棄することもできるし、現像装置へ
戻して再使用することできる。
前に述べたように、本発明のキャリヤ粒子除去装置を
組み入れる複写機は、多数ある周知の複写機のどれであ
ってもよい。個々の電子写真処理方式、紙の取扱い、制
御装置が相違していることが予想されるが、本発明に影
響はない。また、カム作用で現像位置へ前進、後退させ
ることができる複数の現像剤ハウジングまたは光導電性
部材自体を用いて、静電潜像を現像する別の方法も幾つ
か知られており、それらの一部の方法は、現像部を一回
通過させるだけで多色潜像を現像することができる。
次に、第2図について、本発明の粒子除去装置を説明
する。粒子除去装置は現像部Cに設置すると都合がよ
い。典型的な現像剤ハウジング34は、混合現像剤を入れ
る容器100と、容器内で回転可能に軸受で支持され、混
合現像剤を運んで感光ベルト10に接触させる磁気ブラシ
・ロール42で構成することができる。容器100は、感光
ベルト10の移動方向に直角に端から端まで延びており、
通常は、上流側壁102と下流側壁104を備えている。容器
100の下流側壁104に沿って、感光ベルト10に近い壁104
の最上部に沿って、永久磁石部材106が配置されてい
る。永久磁石部材106は、現像のときキャリヤ粒子を感
光ベルト10に保持する静電気力に打ち勝つ程度の強さを
有し、磁界を粒子除去場所に良好に集束させるため、感
光ベルト10に最も近い所に先端108があるとがった形状
のものが好ましい。永久磁石部材106と感光ベルト10の
間には、複写機のフレーム(図示せず)に支持された粒
子捕そく器110が配置されている。捕そく器110は、永久
磁石でないことが望ましい。非磁性材料か、または別の
磁石が存在しているときだけ磁性を有する材料が適当で
ある。この実施例の場合、永久磁石部材106と粒子捕そ
く器110は、整合する外形を有している。粒子捕そく器1
10は粒子集積面112を有している。集積したキャリヤ粒
子114をうまく保持するため、粒子集積面112を感光ベル
ト10の法線に対し少し傾けるとよい。感光ベルト10をは
さんで永久磁石部材106および粒子捕そく器110の反対側
にあるのは、磁気集束片116である。磁気集束片116は、
永久磁石ではなく、選択した粒子除去場所にある粒子捕
そく器の近くの磁界の強さを最大限にするように配置さ
れる。この実施例では、磁気集束片116は、感光ベルト1
0をはさんで永久磁石部材106の反対側に配置してある
が、粒子除去場所の磁界を集束させる目的で、磁気集束
片116を、同じ側に、異なる別の位置に配置することも
できる。
第2図では、現像剤ハウジング34は、混合現像剤をベ
ルト10に接触させ、静電潜像を現像するため、感光ベル
ト10に近い位置にある。第2A図では、他方の現像剤ハウ
ジングで現像することが選択されたとき、現像剤ハウジ
ング34による現像が行われないように、現像剤ハウジン
グ34は、感光ベルト10から離れ位置にある。この場合、
永久磁石部材106が粒子捕そく器110および感光ベルト10
に近い位置から引き離されるので、粒子捕そく器の所に
あるはずの磁気吸引力が除去される。その結果、永久磁
石部材106の磁気吸引力で粒子捕そく器110に保持されて
いたキャリヤ粒子が現像剤ハウジングの中に落下する。
この実施例では、キャリヤ粒子は現像剤ハウジングへ戻
されるが、もちろん、別の貯蔵器へ容易に送り込むこと
もできる。
第3図は、上流側壁202と下流側壁204を有する現像剤
容器200、下流側壁204の最上部に沿って配置され、感光
ベルト10に最も近い所に先端208がある三角形断面の永
久磁石部材206、集積したキャリヤ粒子214を保持する粒
子集積面212を持つ非磁性粒子捕そく器210から成る、第
2図に類似したキャリヤ粒子除去装置を示す。感光ベル
ト10をはさんで永久磁石部材206および粒子捕そく器210
の反対側に、磁気収束片216を配置することができる。
しかし、この実施例では、粒子捕そく器210は、ヒンジ2
18のまわりに旋回可能に取り付けてある。永久磁石部材
206は、現像剤ハウジング34が現像位置にあるときは粒
子捕そく器210に当たって、粒子捕そく器を粒子集積位
置へ変位させ、現像剤ハウジング34が現像位置にある限
り粒子捕そく器をその位置に保持する。しかし、第3A図
に示すように、現像剤ハウジング34が現像位置から離さ
れると、粒子捕そく器210は粒子集積位置に保持され
ず、ヒンジ218のまわりに旋回して、集積したキャリヤ
粒子をうまく排除する。もちろん、この旋回自在に取り
付けた粒子捕そく器210は、均等物、たとえば永久磁石
部材206で所定位置へ変位させ、永久磁石部材が引き離
されると、その位置からたわむような可撓性プラスチッ
ク材料の粒子捕そく器で置き換えることができる。
上記2っの実施例において、粒子捕そく器の粒子集積
面から粒子をうまく排除するため、ブラシやかき板など
の機械的キャリヤ粒子排除装置を設置してもよいことは
理解されるであろう。また、永久磁石部材を粒子捕そく
器から引き離すように構成して、その移動の際、キャリ
ヤ粒子を磁気吸引してキャリヤ粒子の排除を助けること
もできよう。また、キャリヤ粒子を粒子集積面から定期
的に排除するため、現像剤ハウジング34が選択に従って
動かされたかどうかに関係なく、現像剤ハウジング34を
感光ベルト10から定期的に引き離す制御機構を設けるこ
とが望ましい。この動作は、たとえば複写機のウォーム
アップ時間の間に行うことができる。
また、処理通路に沿って現像部と転写部の間に配置さ
れ、電荷保持面に近接した位置と離間した位置の間を往
復する、もしくは往復させることが可能な複写機の別の
構成要素は、粒子除去装置として使用できることがわか
る。たとえば、複写機が電荷保持面に近接した位置から
離間した位置まで定期的に動かされる給紙トレイを備え
ていれば、キャリヤ粒子を引き付ける永久磁石部材をそ
のトレイまたはその延長部に取り付けて、両者の間に置
かれた粒子捕そく器へキャリヤ粒子を吸引することがで
きる。その後、トレイと一緒に永久磁石部材が粒子集積
位置から移動すれば、キャリヤ粒子は貯蔵器へ排除され
るであろう。
第4図と第5図は、永久磁石と粒子捕そく器、または
永久磁石と磁気集束片と粒子捕そく器のどちらか一方の
運動を用いて、所望の粒子除去作用を生み出し、集積場
所から粒子を排除できることを略図で示す。第4図は、
感光ベルト10および永久磁石部材402に対する粒子捕そ
く器400の移動を用いて、どのように上記の作用を生み
出すかを示す。粒子捕そく器が永久磁石部材の近くから
離されると、粒子捕そく器からキャリヤ粒子を容易に排
除することができる。
第5図は、磁気集束片500、粒子捕そく器502、および
永久磁石部材504の組み合わせの考えられる並べ換えを
示す。永久磁石部材は、磁気集束片に近接しているとき
だけ、粒子を除去する程度の力を持つものが選ばれる。
第5A図、第5B図および第5C図に示すように、この材質と
位置の選択により、3っの部材すなわち磁気集束片50
0、粒子捕そく器502または永久磁石部材504のどれか1
つの移動を用いて、第2図および第3図の実施例につい
て前に説明した粒子除去作用を生み出すことができる。
第5C図は、磁気集束片の移動によって粒子除去を行う場
合を示すが、一方または他方の現像剤ハウジングを移動
させれば、この移動が生じることは理解されるであろ
う。たとえば、永久磁石部材504Cと粒子捕そく器502Cを
複写機のフレームに固定し、磁気集束片500Cを可動式現
像剤ハウジングの1つに取り付けることができよう。第
1現像剤ハウジングが現像位置から移動すると、磁気集
束片は、当然に永久磁石部材と粒子捕そく器に対する作
用位置へ移動する。前の実施例で説明したように、これ
らの移動の組合せは、本発明の範囲に含まれることは言
うまでもない。
第5図に示した実施例から、構成要素間で材質の変更
は可能であるを理解されるであろう。したがって、磁気
集束片を永久磁石部材の位置に置き、永久磁石部材を磁
気集束片の位置に置くこともできよう。
第6図は、磁気集束片600または粒子捕そく器602のど
ちらか一方、または両者の移動を用いた二部材粒子除去
装置を示す。両者は共に磁性部材でもよいし、どちらか
一方は永久磁石であってもよい。両者を相対的に適当な
位置まで動かすと、必要な粒子除去力が生じる。
以上、好ましい実施例について説明したが、図面およ
び明細書を読まれた通常の専門家は様々な修正を思い浮
かべるであろう。記載した実施例は一例に過ぎず、本発
明の実施例について様々な代替、修正、変更または改良
を行うことができるであろうが、それらは、特許請求の
範囲に含まれるべきものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を組み入れた電子写真式複写機の略正
面図、 第2図と第2A図は、本発明の一実施例を示す、第1図の
複写機の現像剤ハウジングの断面図、 第3図と第3A図は、本発明の別の実施例を示す、第1図
の複写機の現像剤ハウジングの断面図、 第4図は、永久磁石部材と粒子捕そく器を有する本発明
の実施例の略図、 第5A図、第5B図、第5C図は、永久磁石部材、磁気集束
片、および粒子捕そく器を有する本発明の実施例の略
図、 第6図は、磁性材料で作られた粒子捕そく器を有する本
発明の一実施例の略図である。 符号の説明 A……帯電部、B……露光部、C……現像部、D……転
写部、E……定着部、F……清掃部、10……感光ベル
ト、11……光導電性表面、12……移動方向、14……剥離
ローラー、16……テンション・ローラー、20……駆動ロ
ーラー、21……モーター、22……コロナ発生装置、30…
…透明プラテン、32……フラッシュ・ランプ、34,36…
…現像剤ハウジング、38,40……カム、42,44……磁気ブ
ラシ・ロール、46,48……コロナ発生装置、49……コピ
ー用紙、50……給紙トレイ、52……給送装置、54……バ
ックアップ・ローラー、56……コンベヤ、60……移動方
向、70……定着装置、72……定着ローラー、74……バッ
クアップ・ローラー、80……キャッチ・トレイ、90……
回転清掃ブラシ、92……ハウジング、100……容器、10
2,104……容器壁、106……永久磁石部材、108……先
端、110……粒子捕そく器、112……粒子集積面、114…
…キャリヤ粒子、116……磁気集束片、200……容器、20
2,204……容器壁、206……永久磁石部材、208……先
端、210……粒子捕そく器、212……粒子集積面、214…
…キャリヤ粒子、216……磁気集束片、218……ヒンジ、
400……粒子捕そく器、402……永久磁石部材、500……
磁気集束片、502……粒子捕そく器、504……永久磁石部
材、600……磁気集束片、602……粒子捕そく器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−156443(JP,A) 特開 昭56−168679(JP,A) 実開 昭61−89875(JP,U) 実開 昭59−126257(JP,U) 実開 昭58−172960(JP,U)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電荷保持表面、前記電荷保持表面に静電潜
    像を形成する像形成部、トナー粒子とキャリヤ粒子から
    成る混合現像剤で静電潜像を現像する現像手段を支持
    し、電荷保持表面に対する現像位置へ前進、後退させる
    ことが可能な少なくとも1個の現像剤ハウジング、転写
    部、および現像の後電荷保持表面に付着したままのキャ
    リヤ粒子を除去するキャリヤ粒子除去装置を備えた複写
    機であって、前記キャリヤ粒子除去装置は、 前記電荷保持表面に近接して支持されキャリヤ粒子集積
    のための粒子集積面を有する粒子捕そく器、および 前記粒子補そく器に近接した位置と前記粒子捕そく器か
    ら離間した位置との間を前記現像剤ハウジングと一緒に
    移動するように支持され、前記近接した位置では電荷保
    持表面からキャリヤ粒子を除去するように粒子捕そく器
    に磁界を与え、前記離間した位置ではキャリヤ粒子を粒
    子捕そく器から排除せしめる磁性部材、 で構成されていることを特徴とする複写機。
  2. 【請求項2】前記粒子捕そく器は、前記磁性部材が前記
    近接した位置にあるとき、キャリヤ粒子を集積する位置
    に前記粒子集積面を配置し、そして前記磁性部材が前記
    離間した位置にあるとき、キャリヤ粒子を集積する位置
    から外れてキャリヤ粒子の排除を助けるように変位可能
    である、ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の複写機。
  3. 【請求項3】前記粒子集積面は感光体の移動方向におい
    て前記電荷保持表面の法線に対して傾斜していることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の複写機。
  4. 【請求項4】前記磁性部材は頂点が前記電荷保持表面に
    向かうように通例尖っていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の複写機。
  5. 【請求項5】選択された粒子除去点において磁界を集束
    させる磁気集束部材を備えたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の複写機。
  6. 【請求項6】前記磁性部材は頂点が前記磁気集束部材に
    向かうように通例尖っていることを特徴とする特許請求
    の範囲第5項に記載の複写機。
  7. 【請求項7】電荷保持表面に静電潜像を形成し、その静
    電潜像をトナー粒子とキャリヤ粒子から成る混合現像剤
    で現像し、現像された像を像支持体へ転写する複数の構
    成要素と、現像後電荷保持表面に付着しているキャリヤ
    粒子を除去するキャリヤ粒子除去装置を備え、前記構成
    要素の少なくとも1つが、電荷保持表面に近接した位置
    と電荷保持表面から離間した位置との間で往復運動でき
    るように構成された複写機であって、前記キャリヤ粒子
    除去装置は、 前記少なくとも1つの構成要素に結合され、電荷保持表
    面に近接した位置と電荷保持表面から離間した位置との
    間を一緒に移動するように支持され、電荷保持表面から
    キャリヤ粒子を引き付ける磁界を有する磁性部材、およ
    び 前記磁性部材と電荷保持表面の間の定位置に配置され、
    前記磁性部材が前記近接した位置にあるとき、除去され
    たキャリヤ粒子を集積し、そして前記磁性部材が前記離
    間した位置にあるとき、集積したキャリヤ粒子を排出す
    る粒子集積面を有する非磁性粒子捕そく器、 で構成されていることを特徴とする複写機。
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