JPH0350016A - 自動車用空調装置 - Google Patents

自動車用空調装置

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Publication number
JPH0350016A
JPH0350016A JP18433089A JP18433089A JPH0350016A JP H0350016 A JPH0350016 A JP H0350016A JP 18433089 A JP18433089 A JP 18433089A JP 18433089 A JP18433089 A JP 18433089A JP H0350016 A JPH0350016 A JP H0350016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
aspirator
noise
expanded tube
suction pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP18433089A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Imoto
守 井本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
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Publication of JPH0350016A publication Critical patent/JPH0350016A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車用空調装置(以下、オー)A/Cと称す
る。)に関し、特に内気センサーへの空気流入を行なう
アスピレータを備えた空調装置に用いて有効である。
〔従来の技術〕
一般的なオートA/Cとしては、設定温度スイッチによ
り指定された設定温度信号と同時に、車室内温度を内気
センサー、外気温度を外気センサー、日射量を日射セン
サーで各々検出している。
そして、その信号をコントロールユニットで人力演算し
、エアミックスダンパ開度、ブロワ回転数吹出口ポジシ
ョン、コンプレッサの0N−OFF。
内外気切替え等を自動的に制御している。
これらの入力信号を発生するうちの内気センサ一部には
、オートA/Cが作動中は常に車室内空気が流入するよ
うになっている。
この流入の方法として一般的には、モータでプロワファ
ンを駆動させ、このプロワファン吸入口と内気センサー
を配管にて連通ずる方法と、空気吹出モードがどんな場
合であってもプロワモータON時に風が流れる位置にア
スピレータを取付け、このアスピレータと内気センサー
を配管にて連通ずる方法が用いられている。
上記2つの方法のうちコスト的に有利なアスピレータ式
が主流として使用されている。このアスピレータ式につ
いて以下説明する。
−船釣な空調システムのレイアウトは第4図に示すよう
にプロワユニット1.クーラユニット2゜ヒータユニッ
ト3等より構成され、ヒータユニット3にはVENT吹
出口3c、ROOM吹出口3b、DEF吹出口3aが設
けられ、これらの吹出口より車室内の各吹出口(省図示
)に空気を分配している。そして、アスピレータは、プ
ロワユニット1とクーラユニット2間A、クーラユニッ
ト2とヒータユニット3間B、ヒータユニット後端Cの
いずれかの位置に設置されている。
また、第5図に示すように内気センサー6は、インスト
ルメンタルパネル(以下インパネと称する。)8、又は
センターコンソール9等に設置される。(第5図ではイ
ンパネ8に設置している。)そして、第6図に示すよう
にアスピレータ4がヒータケ・−ス3dに取付固定され
ている。アスピレータ4にはヒータケース3dに形成さ
れた開口部3eからの空気(1次空気)が導入される空
気導入部4aが形成されている。空気導入部4aの下方
には導入された空気の通過断面積を絞る絞り部4bが形
成され、この絞り部4bより、図中下方に排出パイプ4
cが延びている。この排出パイプ4cより導入空気をア
スピレータ4より車室内に排出する。
また、絞り部4bの上方には吸入パイプ4dの一端側が
延出形成されている。吸入パイプ4dの他端側には吸入
配管5の一端側が接続され、吸入配管5の他端側はセン
サーケース6に接続されている。
センサーケース6内には車室内の温度を検出する内気セ
ンサー7が設けられている。
また、センサーケース6はインパネ8に取付固定され、
センサーケース6の開口部6aがインパネの上方に開口
している。この開口部6aより空気(2次空気)が吸入
される。
上記構成により、プロワユニット1側より送風された1
次空気を空気導入部4aより取り入れ、アスピレータの
絞り部4bを通過し、排出口4Cより排出される。この
時、1次空気の通過風速は速まり絞り部4bの上流側に
負圧が発生するため、この負圧の作用により、吸入パイ
プ4dより2次空気が吸入される。この2次空気は開口
部6aよリセンサーケース6.吸入配管5を通り、吸入
バイブ4dに導かれた車室内空気である。この2次空気
がセンサーケース6内を通る時、内気センサー7によっ
て車室内の温度を検出している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した1次空気の通過断面積を絞り部
4bに、よって絞ることにより通過風速を速くする構造
においては、空気が絞られる際風切り音が必ず発生する
いままで、この音は不快な音としてとらえられていなか
ったが、近年、車両の快適性の追求として、空気調和装
置の大風量化と車両の静粛性向上が押し進められ、風切
り音が気になるとの問題が出始めた。そして、この問題
を解決するため種々の提案がなされており、以下に示す
アスピレータ方式の構造上、風切音を下げるためには、
01次空気量を下げる。
01次空気量の少ない場所にアスピレータ4を設ける。
■絞り部4bの形状を改良する。また別の方法として ■アスピレータ4を乗員よりも遠くに設ける。
■アスピレータ4をインパネ8等で覆う所へ設ける。
等が行なわれている。しかし、いづれの方法も車両及び
空気調和装置等との制約があり困難である。
また、従来、乗員に不快感を与えていた音は、アスピレ
ータ4での1次空気の風切音が直接乗員に聴こえてきた
ものと考えられていたが、本発明者の実験、検討により
アスピレータの1次空気の絞りによって発生した風切り
音は、アスピレータ4から吸入配管5の内部を伝わりセ
ンサーケース6の2次空気を吸入する開口部6aより発
生していることがわかった0本発明は、空気の通過断面
積の絞りによる風切り音を低減することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
空気通路面積を減少させる絞り手段により空気導入部内
に発生する負圧によって、他端側より車室内の空気を空
気導入部内に吸入する吸入配管に、空気流れに対して、
少なくともその下流側に位置する吸入配管の空気通路断
面積よりも大きな空気通路断面積を有する拡管部を備え
るという技術的手段を採用する。
〔作用〕
吸入配管内を空気流れに対して、上流側に向けて通過す
る圧力が拡管部内に伝播される。拡管部内に伝播された
圧力は拡管部内で膨張して拡散される。そのため、圧力
エネルギーは拡管部内で減衰する。
〔発明の効果〕
以上示したように吸入配管内を空気流れに対して、上流
側に向けて通過する圧力の圧力エネルギーを減衰させる
ことができるため、空気導入部内に発生する異音の圧力
エネルギーを低減することができる。従って、車室内に
発生する異音を低減することができるため、乗員に不快
感を与えることがない。
〔実施例] 以下、本発明の一実施例について図面に基づき説明する
第1図に示すようにヒータケース3dの開口部3eにア
スピレータ4が取付けられている。尚、開口部3eは空
調装置の作動時には吹出モードがどんな状態の時であっ
ても空気(1次空気)が開口部3eに流れる位置に開口
している。
アスピレータ4には送風手段であるプロワユニットl(
第4図参照)側より送風された1次空気を導入する空気
導入部4aが形成されている。この空気導入部4aの図
中、下方には1次空気の通過断面積を絞る絞り部4b(
絞り手段)が形成され、この絞り部4bより下方に排出
パイプ4cが延びている。この排出パイプ4cより空気
をアスピレータ4から車室内に排出する。また、絞り部
4bの上方には吸入配管の一部をなす吸入パイプ4d(
径D=約10mm)の一端側が延びている。
吸入パイプ4dの他端側には吸入パイプ4dの径の3〜
5倍程度の径を有する円筒状の拡管部4eが形成されて
いる。拡管部4eの軸方向の長さEは50ma+程度と
する。吸入パイプ4dは大きいほど効果があるが、スペ
ース等の関係により、上記の大きさとしている また、拡管部4eには吸入配管5の一端が接続されてお
り、吸入配管5の他端はセンサーケース6が接続されて
いる。センサーケース6内には車室内の温度を検出する
内気センサー7が設けられている。また、センサーケー
ス6はインパネ8に取付けられ、インパネ8の上方には
センサーケース6に形成された開口部6aが開口してい
る。この開口部6aより、車室内の空気が吸入される。
尚、開口部6aは日射及びデフロスタ風の影響を直接受
けず、かつ乗員付近の車室内気を吸入することのできる
部分に開口している。
次に上記構成による作動について説明する。
空調装置が作動し、プロワユニットl側より空気が導入
されると、ターラユニット2、ヒータユニット3を通り
各吹出モードに応じて空気が車室内に吹き出される(第
4図参照)。
空気がヒータユニット3を通過する際、一部はヒータケ
ース3dの開口部3eより、アスピレータ4の空気導入
部4aに導かれる。空気導入部4aに導かれた1次空気
は絞り部4bにて絞られ、排出パイプ4Cより車室内に
排出される。この時、絞り部4bの上流側には負圧が発
生する。そのため、インパネ8付近の車室内空気(2次
空気)が開口部6a、センサーケース6、吸入配管5、
拡管部4e、吸入パイプ4dを通って吸入される。
尚、2次空気がセンサーケース6内を通過する際、内気
センサー7に空気が接するため、この空気温度を内気セ
ンサー7によって検出することができる。内気センサー
7によって検出された検出信号に基づきコントロールユ
ニット(省図示)によって空調装置を制御し、車室内の
温度を調整する。
まな、吸入パイプ4dを通って吸入された2次空気は1
次空気と合流し、排出パイプ4Cより車室内に排出され
る。
ここで、1次空気が絞り部4bを通過する際、異音(風
切り音)が発生する。この異音の圧力が吸入パイプ4d
内を伝播し、拡管部4eに達する。
この拡管部4e内で異音の圧力は膨張して拡散されるた
め、異音の圧力エネルギーは減衰する(マフラー効果)
、圧力エネルギーが減衰することにより、吸入配管5内
に伝播する異音の圧力は小さくなる。従って、インパネ
7に取付けられたセンサーケース6の開口部6aより聞
こえる異音は低減される。
以下、実験データに基づき説明する。
第3図に示すように拡管部4eのない従来のアスピレー
タ(図中Fで示す)を用いた場合の騒音レベルと本発明
の拡管部4dを設けたアスピレータ4を用いた場合の騒
音レベルとを2次空気吸入口(開口部6a付近)におい
て比較した。本発明では拡管部4eの長さEを50mm
一定とし、第1例では径りを30+++m(図中Aで示
す)、第2例では径りを40鴫(図中Bで示す)、第3
例では径りを50mm(図中Cで示す)と変化させた実
験をおこなった。
この実験により、乗員に不快感を与えている周波数域は
IKHz以上で発生していることがわかった。
従来例FではlKH2以上で騒音レベルの最大値が約5
8dB−A程度であるが、本発明の第1例Aでは約53
dB・A、本発明の第2例Bでは約50dB・A、本発
明の第3例Cでは約47dB−Aに低減することができ
た。特に、第3例Cでは従来例Fに比べ10dB−A以
上も低減することができ、異音はほとんど発生しなくな
る。
つまり、拡管部4eの径を大きくするにつれて騒音レベ
ルの低減効果が大きくなるということがわかった。また
、拡管部4eの長さを大きくしても騒音レベルの低減効
果は大きくなる。
すなわち、拡管部4eの容積が大きい程騒音レベルの低
減効果を大きくすることができる。
また、拡管部4eがアスピレータ4と一体となっている
ため、組付けが容易で作業性が良好となる。
次に他の実施例について説明する。
第2図に示すように連接配管5を分割し、アスピレータ
4の吸入パイプ4dを吸入配管5の配管部5aに接続す
る。配管部5aの上方側には円筒形状の拡管部10が接
続されている。拡管部10の径D、長さEは一実施例と
同様とする。拡管部10の上方側には配管部5bが接続
されている。
尚、その他の構成については一実施例と同様とする。
拡管部がアスピレータと別体であっても一実施例と同様
の効果を得ることができる。
また、吸入配管5を分割して拡管部10を取り付けるこ
とにより、既存のアスピレータを有する空調装置にも拡
管部10を取り付けることができる。
尚、拡管部の形状は円筒形状に限られるものではなく種
々の形状においても同様の効果をえることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す部分断面図、第2図は
本発明の他の実施例を示す部分断面図、第3図は本発明
の一実施例を用いた自動車用空調装置の周波数と騒音レ
ベルとの関係を示す特性図、第4図は自動車用空調装置
のレイアウトを示す断面図、第5図は内気センサーの取
り付は位置を示す部分断面図、第6図は従来の一実施例
を示す部分断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、空気を送風する送風手段と、 この送風手段によって送風された空気が導入される空気
    導入部と、 この空気導入部の空気通路面積を減少させ、空気が通過
    する際、前記空気導入部内に負圧を発生させる絞り手段
    と、 一端側が前記空気導入部内に開口し、この空気導入部内
    に発生する負圧によって、他端側より車室内の空気を吸
    入する吸入配管と、 この吸入配管内を流れる車室内の空気の温度を検出する
    内気センサーと、 前記吸入配管に設けられ、空気流れに対して、少なくと
    もその下流側に位置する吸入配管の空気通路断面積より
    も大きな空気通路断面積を有する拡管部と、 を備えることを特徴とする自動車用空調装置。
JP18433089A 1989-07-17 1989-07-17 自動車用空調装置 Pending JPH0350016A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18433089A JPH0350016A (ja) 1989-07-17 1989-07-17 自動車用空調装置

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JPH0350016A true JPH0350016A (ja) 1991-03-04

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ID=16151431

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18433089A Pending JPH0350016A (ja) 1989-07-17 1989-07-17 自動車用空調装置

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JP (1) JPH0350016A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05155227A (ja) * 1991-12-03 1993-06-22 Nippondenso Co Ltd アスピレータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05155227A (ja) * 1991-12-03 1993-06-22 Nippondenso Co Ltd アスピレータ

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