JPH0350010Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0350010Y2 JPH0350010Y2 JP6337185U JP6337185U JPH0350010Y2 JP H0350010 Y2 JPH0350010 Y2 JP H0350010Y2 JP 6337185 U JP6337185 U JP 6337185U JP 6337185 U JP6337185 U JP 6337185U JP H0350010 Y2 JPH0350010 Y2 JP H0350010Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- rollers
- arm
- tension arm
- tension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 claims description 7
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《考案の技術分野》
この考案は、バンドの１次引き締めをフイード
ローラーの逆転により行ない、次いで２次引き締
めをテンシヨンアームにより行なうようにした梱
包機の改良に関する。
ローラーの逆転により行ない、次いで２次引き締
めをテンシヨンアームにより行なうようにした梱
包機の改良に関する。
《従来技術とその問題点》
この種の引き締めを２段に行なう自動梱包機の
従来例を第２図に示す。
従来例を第２図に示す。
図において、この梱包機は、バンドＢを巻回し
たバンドリール１と、バンドリール１から引き出
されたバンドＢを貯めるチヤンバ２と、チヤンバ
２の引き出し端から引き出されたバンドＢの上端
に接するテンシヨンアーム３と、テンシヨンアー
ム３の上部に配置されたバンドシユータ７内に突
出するフイードローラ４およびピンチローラ５
と、ピンチローラ５の上部にあつてループ状に形
成されたアーチガイド６と、アーチガイド６の終
端部にあつてバンドＢの送り込み端を検出するリ
ミツトスイツチ８と、前記テンシヨンアーム３を
駆動するテンシヨンカム９およびアーチガイド６
のバンド送り込み端下部に配設された溶着装置１
０とからなつている。
たバンドリール１と、バンドリール１から引き出
されたバンドＢを貯めるチヤンバ２と、チヤンバ
２の引き出し端から引き出されたバンドＢの上端
に接するテンシヨンアーム３と、テンシヨンアー
ム３の上部に配置されたバンドシユータ７内に突
出するフイードローラ４およびピンチローラ５
と、ピンチローラ５の上部にあつてループ状に形
成されたアーチガイド６と、アーチガイド６の終
端部にあつてバンドＢの送り込み端を検出するリ
ミツトスイツチ８と、前記テンシヨンアーム３を
駆動するテンシヨンカム９およびアーチガイド６
のバンド送り込み端下部に配設された溶着装置１
０とからなつている。
この種の梱包機では、フイードローラ４とピン
チローラ５間にバンドＢを挾んでバンドＢをアー
チガイド６内に送り込み、その送り込み端をリミ
ツトスイツチ８で検出した状態でフイードローラ
４が逆転し、バンドＢの引き締めを行ない、次い
でリミツトスイツチの検出出力あるいはタイマー
などの手段によつてフイードローラ４が回転停止
し、その後テンシヨンカム９の駆動によりテンシ
ヨンアーム３が傾動してバンドＢの２次引き締め
を行なうようにしている。
チローラ５間にバンドＢを挾んでバンドＢをアー
チガイド６内に送り込み、その送り込み端をリミ
ツトスイツチ８で検出した状態でフイードローラ
４が逆転し、バンドＢの引き締めを行ない、次い
でリミツトスイツチの検出出力あるいはタイマー
などの手段によつてフイードローラ４が回転停止
し、その後テンシヨンカム９の駆動によりテンシ
ヨンアーム３が傾動してバンドＢの２次引き締め
を行なうようにしている。
しかしながら、この構造では、フイードローラ
４の逆転が停止した後に、テンシヨンアーム３で
２次引き締めを行なうときにフイードローラ４が
停止せず、惰性で回転している場合があり、また
極端な場合には２次引き締めが終了し、バンドＢ
が溶着装置により溶着切断された後においてもフ
イードローラ４が逆転している場合もある。
４の逆転が停止した後に、テンシヨンアーム３で
２次引き締めを行なうときにフイードローラ４が
停止せず、惰性で回転している場合があり、また
極端な場合には２次引き締めが終了し、バンドＢ
が溶着装置により溶着切断された後においてもフ
イードローラ４が逆転している場合もある。
つまり、２次引締め時において、一定のテンシ
ヨンがかけられたバンドＢ上をフイードローラ４
が回転し続けるために、バンドＢ表面を痛めた
り、また摩擦によりバンドＢに癖を生じたり、と
きにはバンドＢがバンドシユータ７内から外れ、
次の送り込みができず、バンドシユータ７内に再
度バンドＢをセツトしなければならない場合もあ
つた。
ヨンがかけられたバンドＢ上をフイードローラ４
が回転し続けるために、バンドＢ表面を痛めた
り、また摩擦によりバンドＢに癖を生じたり、と
きにはバンドＢがバンドシユータ７内から外れ、
次の送り込みができず、バンドシユータ７内に再
度バンドＢをセツトしなければならない場合もあ
つた。
このような欠点を防止するために、従来では、
電磁ブレーキなどの方法を利用してフイードロー
ラの慣性回転を止めていた。
電磁ブレーキなどの方法を利用してフイードロー
ラの慣性回転を止めていた。
しかし、この方法であると、テンシヨンアーム
３により２次引き締めを行なう時点では、フイー
ドローラ４およびピンチローラ５の回転は完全に
停止しているので、バンドＢが両ローラ４，５間
に挾まれた状態で無理にアーム３によつて引つ張
ることになり、かえつてバンドＢを痛める結果と
もなつていた。
３により２次引き締めを行なう時点では、フイー
ドローラ４およびピンチローラ５の回転は完全に
停止しているので、バンドＢが両ローラ４，５間
に挾まれた状態で無理にアーム３によつて引つ張
ることになり、かえつてバンドＢを痛める結果と
もなつていた。
《考案の目的》
この考案は、フイードローラによる１次引き締
めが終わつた後に、慣性によりフイードローラが
回転し続けたとしても、バンドに摩擦力を生ずる
ことなくテンシヨンアームによる２次引き締めを
行えるようにすることを目的とする。
めが終わつた後に、慣性によりフイードローラが
回転し続けたとしても、バンドに摩擦力を生ずる
ことなくテンシヨンアームによる２次引き締めを
行えるようにすることを目的とする。
《考案の構成》
前記目的を達成するために、この考案は、一対
のローラ間にバンドを挾み込んで正転させること
により、バンドをアームガイド内に送り込み、送
り込み端を固定した状態でローラを逆転させてバ
ンドの１次引き締めを行ない、次いでローラの近
傍に配置されたテンシヨンアームを傾動すること
によつてバンドの２次引き締めを行なうようにし
た梱包機において、テンシヨンアームの傾動端に
カムリード面を形成するとともに、該カムリード
面に一端を周設して揺動可能なスイングアームに
一方のローラを回転自在に軸支してなり、前記テ
ンシヨンアームの動作に同期してローラ同士が離
接するようにしたことを特徴とする。
のローラ間にバンドを挾み込んで正転させること
により、バンドをアームガイド内に送り込み、送
り込み端を固定した状態でローラを逆転させてバ
ンドの１次引き締めを行ない、次いでローラの近
傍に配置されたテンシヨンアームを傾動すること
によつてバンドの２次引き締めを行なうようにし
た梱包機において、テンシヨンアームの傾動端に
カムリード面を形成するとともに、該カムリード
面に一端を周設して揺動可能なスイングアームに
一方のローラを回転自在に軸支してなり、前記テ
ンシヨンアームの動作に同期してローラ同士が離
接するようにしたことを特徴とする。
《実施例の説明》
以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。ただし本考案の要部以外は従来の第
２図と同一であるので、その同一部分については
同一符号を付して説明を行なう。
に説明する。ただし本考案の要部以外は従来の第
２図と同一であるので、その同一部分については
同一符号を付して説明を行なう。
第１図はこの考案に係る梱包機の要部を示すも
のである。
のである。
図において、テンシヨンアーム３の上面にはカ
ムリード面２０が形成されている。
ムリード面２０が形成されている。
カムリード面２０には、一端を支点ピン２３に
より傾動可能に保持されたスイングアーム２２の
他端部に設けられたカムフロアローラ２２Ａが摺
接している。スイングアーム２２の中央には軸２
４を介してピンチローラ５が回転自在に軸支され
ている。そして、スイングアーム２２はテンシヨ
ンスプリング２６によつて常時下方に付勢され、
その結果、カムフロアローラ２２Ａをカムリード
面２０に押し付けている。図においては、テンシ
ヨンアーム３の非駆動状態を示しており、ピンチ
ローラ５はフイードローラ４の外周に接し、両ロ
ーラ４，５間にバンドＢを差し挾んでいる。
より傾動可能に保持されたスイングアーム２２の
他端部に設けられたカムフロアローラ２２Ａが摺
接している。スイングアーム２２の中央には軸２
４を介してピンチローラ５が回転自在に軸支され
ている。そして、スイングアーム２２はテンシヨ
ンスプリング２６によつて常時下方に付勢され、
その結果、カムフロアローラ２２Ａをカムリード
面２０に押し付けている。図においては、テンシ
ヨンアーム３の非駆動状態を示しており、ピンチ
ローラ５はフイードローラ４の外周に接し、両ロ
ーラ４，５間にバンドＢを差し挾んでいる。
なお、図中３ａはジヨウ押えアーム、３ｂはテ
ンシヨンアーム３のバンド挿通点に位置するクラ
ンプジヨウであり、図示しない機構によりジヨウ
押えアーム３ａが駆動することによりクランプジ
ヨウはバンドＢをクランプし、この状態で矢印方
向に示す傾動作が行われるようになつている。
ンシヨンアーム３のバンド挿通点に位置するクラ
ンプジヨウであり、図示しない機構によりジヨウ
押えアーム３ａが駆動することによりクランプジ
ヨウはバンドＢをクランプし、この状態で矢印方
向に示す傾動作が行われるようになつている。
テンシヨンアーム３が傾動すると、カムフロア
ローラ２２Ａはカムリード面２０に沿つて上昇
し、この結果スイングアーム２２はテンシヨンス
プリング２６の付勢圧に抗して支点ピン２３を基
点に回動し、この結果ピンチローラ５はテンシヨ
ンローラ４の外周から離間する。
ローラ２２Ａはカムリード面２０に沿つて上昇
し、この結果スイングアーム２２はテンシヨンス
プリング２６の付勢圧に抗して支点ピン２３を基
点に回動し、この結果ピンチローラ５はテンシヨ
ンローラ４の外周から離間する。
従つて、テンシヨンアーム３の傾動作による２
次引き締めが行なわれている最中に、フイードロ
ーラ４が慣性により回転し続けていたとしても、
あるいは図示しない電磁ブレーキなどにより固定
状態であつたとしても、ピンチローラ５がフイー
ドローラ４より離間するため、バンドＢはテンシ
ヨンアーム３のストロークに応じたテンシヨンで
矢印方向に引かれることになるのである。
次引き締めが行なわれている最中に、フイードロ
ーラ４が慣性により回転し続けていたとしても、
あるいは図示しない電磁ブレーキなどにより固定
状態であつたとしても、ピンチローラ５がフイー
ドローラ４より離間するため、バンドＢはテンシ
ヨンアーム３のストロークに応じたテンシヨンで
矢印方向に引かれることになるのである。
《考案の効果》
以上実施例により詳細に説明したように、この
考案に係る梱包機では、ローラ４の慣性回転ある
いはブレーキによる固定があつたとしても、ロー
ラはテンシヨンアームがスイングするときに離間
している状態となるので、バンドを痛めることは
なく、またバンドがバンドシユータから外れるこ
とがないので、良好な引締め作業を行うことがで
きる。
考案に係る梱包機では、ローラ４の慣性回転ある
いはブレーキによる固定があつたとしても、ロー
ラはテンシヨンアームがスイングするときに離間
している状態となるので、バンドを痛めることは
なく、またバンドがバンドシユータから外れるこ
とがないので、良好な引締め作業を行うことがで
きる。
第１図はこの考案の要部を示す側面図、第２図
は従来の梱包機の概略を示す側面図である。 １……バンドリール、２……チヤンバ、３……
テンシヨンアーム、３ａ……ジヨウ押えアーム、
３ｂ……クランプジヨウ、４……フイードロー
ラ、５……ピンチローラ、６……アーチガイド、
７……バンドシユータ、８……リミツトスイツ
チ、９……テンシヨンカム、１０……溶着装置、
２０……カムリード面、２２……スイングアー
ム、２２ａ……カムフロアローラ、２３……支点
ピン、２４……軸、２６……テンシヨンスプリン
グ。
は従来の梱包機の概略を示す側面図である。 １……バンドリール、２……チヤンバ、３……
テンシヨンアーム、３ａ……ジヨウ押えアーム、
３ｂ……クランプジヨウ、４……フイードロー
ラ、５……ピンチローラ、６……アーチガイド、
７……バンドシユータ、８……リミツトスイツ
チ、９……テンシヨンカム、１０……溶着装置、
２０……カムリード面、２２……スイングアー
ム、２２ａ……カムフロアローラ、２３……支点
ピン、２４……軸、２６……テンシヨンスプリン
グ。
Claims (1)
- 一対のローラー間にバンドを挾み込んで正転さ
せることにより、バンドをアーチガイド内に送り
込み、送り込み端を固定した状態でローラーを逆
転させてバンドの１次引き締めを行ない、次いで
ローラーの近傍に配置されたテンシヨンアームを
傾動することによつてバンドの２次引き締めを行
なうようにした梱包機において、テンシヨンアー
ムの傾動端にカムリード面を形成するとともに、
該カムリード面に一端を摺接して揺動可能なスイ
ングアームに一方のローラーを回転自在に軸支し
てなり、前記テンシヨンアームの動作に同期して
ローラー同士が離接するようにしたことを特徴と
する梱包機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6337185U JPH0350010Y2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6337185U JPH0350010Y2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61180903U JPS61180903U (ja) | 1986-11-11 |
| JPH0350010Y2 true JPH0350010Y2 (ja) | 1991-10-25 |
Family
ID=30593451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6337185U Expired JPH0350010Y2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0350010Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2542708B2 (ja) * | 1989-10-27 | 1996-10-09 | ローレルバンクマシン株式会社 | 紙幣結束機における結束テ―プ送り装置 |
-
1985
- 1985-04-30 JP JP6337185U patent/JPH0350010Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61180903U (ja) | 1986-11-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| GB2205806A (en) | Package strapping machine | |
| JPH0350010Y2 (ja) | ||
| US4126279A (en) | Winding devices for spooling yarns | |
| JPS6233124B2 (ja) | ||
| US4347990A (en) | Method and apparatus for stopping packages in automatic winder | |
| US5224517A (en) | Loom cloth beam changer with loop forming wedge for incoming cloth | |
| JPS60141331A (ja) | プレス一次加工用コイル材送給装置 | |
| JPH0213498Y2 (ja) | ||
| JPS596768B2 (ja) | 梱包機のテ−プ送り出し引締装置 | |
| JP3253233B2 (ja) | バンド掛け梱包機におけるバンド引き締め装置 | |
| JPH086724Y2 (ja) | 自動梱包機 | |
| JPS6218582Y2 (ja) | ||
| JPH0627523Y2 (ja) | 結束機のアーチバンドガイド構造 | |
| JPH0775779B2 (ja) | 鞍形タンクのシ−ム溶接線自動倣い装置 | |
| JPH0123924Y2 (ja) | ||
| JPS589847Y2 (ja) | 自動梱包機のバンド給送・巻き戻し装置 | |
| JPS5816484Y2 (ja) | 梱包機のバンド給送・引戻し装置 | |
| JPH0140805Y2 (ja) | ||
| JPH0241624Y2 (ja) | ||
| JPS601042Y2 (ja) | 自動梱包機のテ−プ案内装置 | |
| JPH035527Y2 (ja) | ||
| JPH0223411B2 (ja) | ||
| JPH0320242Y2 (ja) | ||
| JPH0315443Y2 (ja) | ||
| JPS5842248Y2 (ja) | 梱包機 |