JPH03500095A - ホトクロミック重合体膜 - Google Patents

ホトクロミック重合体膜

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JPH03500095A JP1506895A JP50689589A JPH03500095A JP H03500095 A JPH03500095 A JP H03500095A JP 1506895 A JP1506895 A JP 1506895A JP 50689589 A JP50689589 A JP 50689589A JP H03500095 A JPH03500095 A JP H03500095A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ホトクロミック重合体膜 本発明はホトクロミンク材料に関するものであり、より詳しくはホトクロミンク 重合体に関するものである。
ここで用いる「ホトクロミンク」なる語は、可視または近可視放射エネルギーに 暴露させたとき、光透過を暗化または吸蔵するが、化学線am放射がなくなれば 短時間で光の透過率が回復する光透過材料に対して用いられるものである。多数 のホトクロミンク化合物が知られているが、その多くは有効寿命が僅く限られた ものとなっている。とくに有機ホトミック物質は光吸蔵に役立っている放射応答 性材料の量を減少するような不可逆性劣化が起るため、その有効寿命が短くなる 。
ハロゲン化銀粒子は極めて有用なホトクロミンク材料であることがわかっており 、ガラスはこのホトクロミンクハロゲン化銀粒子の好ましいマトリックスとなっ ている。ハロゲン化銀粒子は、代表的には高温法を用いて溶融ガラス内で形成さ れる。ガラスが形成され適当に徐冷されてホトクロミンク粒子が発生すると、紫 外線および短波長可視光線はハロゲン化銀粒子を元素状の銀とハロゲン原子に分 解するようになる。ガラスは、活性化光線を取り去った後にハロゲン原子と元素 状の銀が再結合できるよう極めて接近したままになっているという微視的環境を 与えているものと信じられる。さらにハロゲン原子は、ガラスの他の成分と不可 逆反応するとは考えられず、従ってハロゲンは可逆反応に有用なまま残存してい ると思われる。ホトクロミンクガラスは、例えば米国特許第3.208.860 号、第4.550,087号および第4.076.542号ならびにここで引用 する文献に記載されている。
ホトクロミンクガラスのマトリックスとしてガラスを使用した場合の主な欠点は 、その重量と製造時のコスト高にある。ガラスよりも軽量で、製造コストが安価 で、ホトクロミンクガラスの性質に5以た透明な高分子材料で製作した窓ガラス 、眼鏡レンジおよびその他の物品にハロゲン化銀を基材にしたホトクロミンク性 質を付与しようとする試みが行われて来た。しかしこのような試みは、とくに工 業的な成功には至らなかった。
−iに、光線の存在下で急速に暗化し、活性光線を取り去った後は急速に消色す るのが、ホトクロミンク材料で最も望ましい性質である。しかし色相もまた重要 である。最初の色は勿論、光線に露光された後の色相の変化もまた使用者に心理 的に受け入れられるものでなければならず、とくに眼鏡レンズ工業にとってはこ の色相問題は重要である。
さらにハロゲン化物の大きさと形状も、ホトクロミンク工業製品においては重要 で、粒子の大・きさが0.1μ謙 (0,1ミクロン;1 、000オングスト ローム)近くなると、光線の散乱が起り、視覚的に受け入れられないような曇っ たレンズになる。
ハロゲン化銀を高分子マトリックスに組み込まうとする場合には、重合材料の化 学的影響、例えば感光性粒子に対して失活効果を有する触媒や開始剤の化学的影 響を遮蔽し、ハロゲン化銀粒子を保護しなければならない。この失活効果は、ハ ロゲン化銀が、例えば注型法で開始剤として使用する過酸化物により少なくとも 一部が容易に酸化される結果であると信じられている。米国特許第4,046, 586号および第4,596.673号に記載されているように、このような問 題を解決するための試みがなされているが、明らかに工業的な成功はみられなか った。
ガラスマトリックス中のハロゲン化銀粒子の挙動に匹敵するような挙動をホトク ロミンク重合体に与えようとするため、多くの興味ある技術が開発されて来たが 、工業的に実用、き&III[、yズ製品は明らかに得られていない0例えばピ ービージー社(PPGCorp、 )から市販されたビセンザ(Visenza )レンズは、II! @ 、:/ズ向きでないレンズとしてのみ市販されたが、 市場から撤退したものと信じられる。米国においては、ソーラオプティカル(S olaOptical)、ヨーロッパにおいてはローデンスドック(Roden stock)が、プラスチックホトクロミンクレンズを市販しているが、これら のレンズも眼鏡レンズ向きでない形でのみ市販されている0本発明に対する資料 とみなすことのできるこれら興味ある技術のうちいくつかは、下記の特許ならび にここに引用した文献に開示されている。ウールマン(+3hl+eann)等 の米国特許第4,046,586号には、I!鏡レンズ用のために、重合体組成 物中でのハロゲン化銀の調製を開示している。大きさが3imないし1μ論 ( 30ないし10000オングストローム)で、Cu”または他の陽イオンで内部 的にドープされたハロゲン化銀をまず形成させる。該特許によれば、A j!  gos 、5i(hまたはTi(hのような金属酸化物のハロゲン不透過層のコ ーティングをハロゲン化銀粒子上にほどこして、(a)結晶からハロゲンが放散 するのを防止し、(ロ)ホトクロミンクハロゲン化銀の機能を抑制するような酸 素、湿分または重合体中に含まれている触媒その他の化学成分の影響に対してハ ロゲン化銀に十分な抵抗性を与えている。ついでレンズを形成するために使用す る高分子材料に、コーティングした粒子を最高約10重量%組み込んでいる。
チュ(Chu)の米国特許第4.049,567号は、0.1μm (1000 オングストローム)以下の活性化ハロゲン化銀を含有する、とくにポリビニルピ ロリドンおよびポリビニルアルコールに重点を置いた重合体マトリックスの調製 を開示している。ハロゲン化銀粒子は、前記の重合体の存在下で結晶成長抑制剤 として作用するCu’ 、その他の金属陽イオンまたはS”により内部的にドー プされる。ハロゲン化銀粒子の繰返しての活性と失活に対して適している環境を 与えるために、製品には水、グリセリン、エチレングリコール、ポリエチレング リコールおよびこれらの混合物のような可塑剤を必要としている0重合体はその ホトクロミンク性質を保つため可塑剤を保有する必要があり、可塑剤の損失と、 従ってホトクロミンク活性を失わないためガラス板間を封止してもよいと主張し ている。
ライト(Wright)の米国特許第4,106,861号は、該特許の主張す るところによれば、曇りが少ないことを特徴とするホトクロミック系を開示して いる。ハロゲンをほぼ透過しない材料をコーティングしたプラスチック上に、ホ トクロミックハロゲン化銀を蒸発させることにより光透過性物品を形成する。こ のハロゲン化銀を金、白金、パラジウムおよびクロムのような金属層でコーティ ングし、つぎにハロゲンをほぼ透過しない材料をコーティングしたもう一枚のプ ラスチックシートと積層させる。
ホーベイ(Hovey)の米国特許第4.110.244号は、まず透明重合体 を形成し、メタノールのような極性溶剤で硬化した重合体表面を膨潤させ、この 膨潤させた表面層に銀とハロゲン化物イオンを吸収させて、溶剤を蒸発して膨潤 表面層をつぶし、重合体の表面層にハロゲン化銀粒子をトラップさせることによ り、透明ポリエステル材料中にハロゲン化銀を調製することを開示している。
モガミ(Moga■i)等の米国特許第4,556.605号は、ホトクロノ。
ツクコーティング組成物とホトクロミンク合成樹脂眼鏡レンズを開示している。
このコーティング組成物は、有機シリコーン化合物と、この中に分散すべき好ま しいホトクロミック材料としてハロゲン化銀を含んでいる。
ポスツル(Postle)等の米国特許第4.578,305号は、大きさが0 .05乃至50p■ (0,05ないし50ミクロン)の粉砕したホトクロミン クガラスピースをプラスチックに埋め込んだホトクロミンク集成材を開示してい る。この方法は、ガラスを溶融し、製造し、粉砕するコストのためコスト高とな る。
バルンバー) (Barnhart)等の米国特許第4.581.283号は、 水のない表面を有し、かつプラスチックマトリックス内に分散したホトクロミン クガラス粒子からなる本質的に透明なガラス/プラスチック複合材を開示してい る。この材料は50重量%までのガラス粒子で構成されており、ガラス粒子はマ トリックスと適合できる屈折率を有している。この方法は、ガラス粒子の製造コ ストが高くなり、これを低減することができなかった。
ビール(Beale)の米国特許第4,596.673号は、ヘキサメチルジシ ロキサンのような単量体中に約2.4乃至15nm(約24ないし150オング ストローム)の範囲の大きさのハロゲン化銀粒子を分散させ、これをグロー放電 重合することを教示している。
米国特許第4,489.108号および第4.367.170号ならびにここの 引用する文献にはその他のホトクロミンク材料の例が挙げられている。
ハロゲン化銀粒子の感光性は、写真映像システムにおいてもその有用性がわかっ ているが、写真材料に含まれているハロゲン化銀には不可逆的光化学変化しか要 求されていない、写真フィルムで元素状の銀とハロゲンが再結晶すると、写真の 潜像が解像することになる。写真材料の例は、米国特許第3.479.186号 、第4.246.337号、第4.323.640号、第4.347,309号 および第4.440゜463号ならびに英国特許第2.110,405A号、お よび第2.603.499B号およびここに引用する文献に掲げられている。
普通の窓ガラスを、夏季に化学線放射に対応して、可視光線および/または赤外 線透過を遮断し、熱獲得を減することによって空気調節の要求度を減少し、およ び/または冬季に熱を保持して非回復性のエネルギー資源の要求を減少するホト クロミック窓ガラスに代えることにより、かなりの費用節減になる可能性がある ように思われる。
従って本発明の主な目的は、高分子マトリックスを含むホトクロミンク製品を提 供することにある。
本発明のさらにもう一つの目的は、光透過材料とともに使用するためのホトクロ ミ7り製品を提供することにある。
本発明の別の目的は、光透過材料をコーティングするだめのホトクロミンク製品 を提供し、また希望する寿命の間は、クロミンク活性度を減少する不可逆性劣化 をうけず、各周期毎に回復期間が次第に長(なるよう−なことのないホトクロミ ンク製品を提供し、さらにまた照明下での曇りが少ないホトクロミンク偏光レン ズを得るために光透過性合成樹脂材料をコーティングするためのホトクロミンク 製品を提供することにある。
本発明のなおその他の目的は、入射光線に対してホトクロミンク的に対応するこ のとのできる窓ガラスを与えるために、窓ガラスコーテーング用として重合体中 に含まれているホトクロミンクハロゲン化銀を提供し、また各種用途のためにガ ラスやプラスチックシートまたは板に塗布することのできるような重合体中に含 まれているホトクロミンクハロゲン化銀を提供することにある。
従って本発明は、方法と数種類の段階と、このような段階の1種またはそれ以上 と、他の段階との関係、ならびに下記の詳細な記載に具体化されているような特 徴、性質および各要素の関係を有する製品および組成物、さらに請求の範囲に示 しているような範囲の用途を含むものである。
一般に前記およびその他の目的を達成するために、本発明は本質的に重合体中に 含まれているハロゲン化銀を含む曇りのない材料を提供するものであり、該材料 は好ましくは光透過および/または光反射物質に対するコーティングとして塗布 されるものである。この材料は、大きさが約5ないし10100h約50ないし 1000オングストローム)の範囲にあるホトクロミンクハロゲン化銀を含み、 かつこの粒子は可逆的にハロゲンを結合することができる保護コロイド中に分散 しているものである。
本発明の材料として意図している第一の用途は、眼鏡レンズ、窓ガラス、天窓ガ ラス、張出しガラス、自動車のウィンドシールド、カメラのフィルター、望遠鏡 、双眼鏡、温室を含め、しかしこれに限定されない光透過材料上に、tJVおよ び可視光線放射ならびに光輝を抑制するためのホトクロミンク重合体膜を形成す るためのものである。
本発明の性質および目的をより十分に理解するために、添付する図面を参照して 下記に詳細な説明を行うものである。
第1図は、本発明の原理により作成された試料を評価するために使用する1種類 の光源の特性を表わす分光曲線であり、第2図は、本発明の膜を組み込んだ眼鏡 レンズの模式的横断図であり1、 第3U!Jは、本発明の膜を組み込んだ窓パネルの模式的横断図である。
本発明は、高分子マトリンジス中にあるホトクロミンクハロゲン化銀を含む材料 とその製造法をと(に具体化するものであるが、このような材料は、光透過材料 とともに用いる高分子膜の形成にとくに有用である。高分子溶液に懸濁した大き さが約5乃至100n園(約50ないし1000オングストローム)の範囲にあ る表面ドープしたハロゲン化銀粒からまずエマルジョンを形成するのが好ましい 、ハロゲン化銀粒子は、代表的にはAgCl 、AgBrおよびAgIならびに これらの混合物の群から選ばれる。ハロゲン化銀粒子は、Cu”イオン、C1l 4tイオンおよびこれらの混合物、およびS“、R−5−、St’s′および/ またはアスコルビン酸のような緩和な酸、およびこれらの混合物からなる群から 選ばれたイオンで表面ドープまたは活性化される(Rはアルキル基、アルキリデ ン基、アルケン基、アルカジエン基、アリール基、アルカリール基などのような 有機基である)、ハロゲン化銀粒子の光分解によって生ずるハロゲンが不可逆的 に結合しないようなコロイド(または非コロイド状添加物)を有するホストクロ ミンクハロゲン化銀エマルジョンされる。この膜は室内または赤色光線下で塗布 することができる。
本発明においては、高分子マトリックスにホトクロミンク特性を付与するハロゲ ン化銀粒子は、連続核生成(continuousnucleation)法で 合成される。この目的のため、銀イオン溶液は、水性媒質、またはほとんど非水 性媒質中のいずれかで調製できる。
粒子を非水性溶剤を基材とする系中で調製する場合には、水はその後に除去する ことができる。銀陽イオンは、酢酸銀、トリフルオロ酢酸銀、硝酸銀などのよう な可溶性銀塩を水に溶解して容易に供給することができる。溶液中の銀イオンの 初期濃度は、例えば0.001モル濃度という低濃度から、7.0モル濃度また はそれ以上という高濃度まで広範囲に変えることができるが、ハロゲン化銀粒子 の形成のためには低くする方が好ましい、銀イオンまたはハロゲンイオンのいず れとも結合しない水溶性重合体(代表的にはポリビニルピロリドン、ポリビニル アルコール、ポリカルボン酸、ポリスルホン酸、ポリエーテル、およびこれらの 共重合体など)を、ハロゲン化銀粒子成長を抑制するための保護環境を与えるた めに、低濃度、好ましくは10重量%以上でない濃度で添加する。成長抑制添加 剤および単量性または重合性界面活性剤を必要により添加することができる。
ハロゲン化塩を含む第二の溶液も調製される。ハロゲン化塩はアンモニウム、第 四級アンモニウム、アルカリ金属(例えばリチウム、ナトリウムまたはカリウム )、あるいはアルカリ土類金属(例えばマグネシウムまたはカルシウム)のハロ ゲン化物のような可溶性ハロゲン化塩の水溶液として代表的に供給され、さらに 臭化物、ヨウ化物および塩化物のような数種のハロゲン化物の1種類またはそれ 以上を希望するような比率にして調製することができる。初期のハロゲン化塩溶 液も0.001ないし7.0モル濃度以上の広範囲の濃度に変えることができが 、使用するには約0.1モル濃度またはそれ以下の低濃度にする必要がある。銀 溶液の場合と同じく、銀イオンまたはハロゲン化物イオンと不可逆的に結合しな い水溶性保護重合体を10重量%以下添加することができ、この重合体は銀溶液 に使用したものと同じものが都合がよいが、絶対ということではない。
好ましくは0.1モル濃度またはそれ以下に調節された銀イオン溶液およびハロ ゲンイオン溶液を、つぎに好ましくは理論量または生成するハロゲン化銀の安定 性保持を助けるように正味の負の電荷を与えるためハロゲンイオンを僅かに過剰 にしてともに混合する。ホトクロミック用として最も有利な大きさと形状のハロ ゲン化銀粒子を形成する、代表的にはハロゲン化銀粒子がコロイド状の大きさに なるリップマン型(Lippman−type)エマルシコンヲ形成する反応を 促進するように、温度、イオン濃度、pl(、攪拌などの要因を制御しながら混 合を行う、ハロゲン化銀粒子は、三重または二重ジェット沈殿技術を採用して、 連続核生成法により合成するのが好ましい、生成する粒子の大きさは約8On− (約800オングストローム)より小さく、好ましくは50nm(500オング ストローム)以下にする必要がある9粒子の形状および大きさを正確に抑制する ことは、写真用のハロゲン化銀エマルジョンを調製するための十分に確立された 方法を採用すれば容易に行える。
第一と第二の溶液を混合すると、ハロゲン化銀粒子が形成されるが、ハロゲン化 銀粒子の成長を遅らせ、粒子の大きさを80nm(800オングストローム)以 下に保つためエマルジョンに結晶成長抑制剤を添加することができる。本発明に おいて使用に適する公知で市販されているハロゲン化銀成長抑制剤を例示すると 、IH−プリン−6−アミン〔ニューヨーク州ローチェスターのイーストマンコ ダック社からアデニン(Adenine)として市販されている)、グアニンお よび1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール〔ニューシャーシー州、ニュー ワークのファイヤーモント化学(Fairmount Chemical Co 、 1nc、)からPMTとして市販されている〕が挙げられる。成長調節剤お よび安定剤の表は、米国特許第4.400.463号に掲げられている。別法と して、活性化された時、赤色からカッ色を通って灰色に至る色相範囲の色を形成 する粒子を生成するように、安定化する前にハロゲン化銀粒子をオストヮルト( Ostwalt)熟成することができる。いずれの場合においても、粒度分布は 、均一な大きさの粒子とするために極めて狭いことが好ましい。
好ましい実施B様においては、形成されるハロゲン化銀粒子は構成内容が比較的 均一であり、また混合ハロゲン化物とし−c形成されたものである。しかし粒子 の中心頭載と外周領域の2、。ゲ。
化銀構成内容が異ったものになるようなことが意図されている。
例えば、Allの芯をAgC12Brの外殻が取り囲んでいるような粒子を形成 することができる。別法として、八gCj! Brの芯をAglの外殻で取り囲 んだ粒子を形成してもよい。
水性溶液の銀とハロゲン化塩を混合する別の方法として、銀とハロゲン化塩を、 分散媒質中に懸濁させたハロゲン化銀微粒子の形で最初から、あるいは粒子成長 段階中に加えることができる。
この際の粒子の大きさは、反応容器に加えられたものが、大きな粒子抜上で容易 にオストワルド熟成するような大きさにする。
ハロゲン化銀粒子は、つぎに通常の洗浄法により洗浄し濃縮し、ハロゲン化銀粒 の望ましいホトクロミンク挙動に対して有害な影響を与える過剰のハロゲン化塩 やその他の可溶性物質を除去する。
ハロゲン化銀粒子を洗浄する方法としては、限外濾過〔例えば分子量10000 のカントオフを有するミリボア(Mi 1lipore)フィルターによる)が 好ましい方法で、この理由は、限外濾過法により溶液中に溶解している望ましく ない塩を含んでいる過剰の水を除去するだけでなく、適当な分子量のカントオフ を選択することにより、ハロゲン化銀粒子を形成する際、保護環境を与えるため に使用した水溶液重合体を大部分除去できるからである0本発明方法において、 ホトクロミンク活性を付与するため、濾過後に使用される多価陽イオンと有害な 反応を起するような陰イオン的に荷電した物質を導入しない限り、凝集および/ またはデカンテーションもしくは当該技術において既知の方法を用いてハロゲン 化銀粒子を洗浄することができる。
本質的にホトクロミンク的に不活性のハロゲン化銀粒子を洗浄し濃縮した後、洗 浄工程で除去した保護重合体の代りに、ハロゲンと不可逆的に結合しない高分子 量重合体または別の保護重合体を添加する。置換するための重合体としては、エ マルジョンの形でハロゲン化銀粒子と混合できる水分散性膜形成重合体が用いら れる。 R−3−,5202”、S′またはこれらの組合せのような硫黄含有イ オンとともに、Cu’”、Cu’またはこれらの組合せのようなイオンを、光活 性化剤としてエマルジョンに対して(エマルシコンの銀含有量に対して)10” ないし10 ’ pPMの濃度になるようにエマルジョンに添加する。別法とし て、活性化剤としての硫黄含有イオンの代りに、レドックス電位がpH6,5に おいて約235s+V以下のアスコルビン酸のような緩和な還元剤を用いること もできる。ただし、この還元剤も、コロイド品質とくにエマルジョンのハロゲン 化銀粒子に対して有害な影響を与えないものを選択する必要がある。かかる還元 剤の添加量は、銀の重量に対して0.01ないし50モルパーセントである0本 発明の好ましい実施B様において、ハロゲン化銀粒子の光活性化は、ハロゲン化 * (II)と、NazSz03、Na !Sもしくは、驚くべきことには1− フェニル−5−メルカプトテトラゾール(PMT)またはその他のメルカプト含 有化香物のような硫黄含有化合物との併用により行われる。このPMTは通常の 写真体系では感光活性に対する強い抑制剤と考えられているものである。この活 性化イオンはハロゲン化銀粒を表面ドープしてその感光性とホトクロミック性を 極限まで増大する0例えば、銅イオンがエマルジョンに添加される濃度は、ホト クロミック反応の可逆性の程度を少なくともその可逆反応速度の範囲内に制御す るものと信じられる。硫黄は、ホトクロミンク反応の量子効果を向上するものと 信じられる。
照射がな(なったとき、加水分解した銀にハロゲンが可逆的に供与されるという 必要性を満す重合体としては、ハロゲンイオンをゆるく結合し、照射がなくなる とハロゲンを銀に供与することのできるようなものである。この重合体として、 少なくとも50%のハロゲン化された基を含むような重合体を選んでもこの可逆 反応は増進する。有用な重合体を例示すれば、ポリ−4−ビニルピリジン、ポリ −2−ビニルピリジン、ポリビニルハロゲン化ピリジン、ポリビニルイミダゾー ル、ポリリシン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリ塩化ビニ リデン、ポリ塩化ビニル、ポリエーテル、ポリカルボン酸、ポリスルホン酸、ポ リビニルベンジルトリメチルアンモニウム塩化物およびポリビニルハロゲン化ピ リジウムのような高分子ハロゲン化第四級アンモニウム、セルロース系カルボキ シレート、セルロース系サルフェート、セルロース系エーテル、これらの共重合 体およびこれらの混プランズイックのミラノール社(Miranol Inc、 )からミラノールHtPI−5Fとして市販されている〕、ジオクチルスルホコ ハク酸ナトリウム〔ニューシャーシー州つェインのアメリカン シアナミッドか らアエロゾール(Aerosol)OTとして市販されている〕、およびオクチ ルフェノキシポリエトキシエタノール〔ペンシルベニニア州、フィラデルフィア のロームアンドハースからトリトン(Triton) X−100として市販さ れている〕のような界面活性剤を、を重合体基体に対して塗布時の湿潤性を促進 するため添加することができる。
前記の適当な重合体とともに表面活性化されたハロゲン化銀を懸濁させて得られ たエマルシランは、最終p)lを約6.5以下、好ましくは3.0ないし4.5 に保つのが好ましい、このpH値は、CuCIt 。
の添加もしくは酢酸または塩酸による緩衝により調節される。このエマルジョン をつぎにガラスまたは非付着性基体上にフィルムとしてキャストし、さらに乾燥 してほぼ全ての水またはその他の溶剤もしくは@温媒を除去し、乾燥したエマル ジョンを基体から剥離して非支持膜とする。別法として、エマルジョンを適当な 高分子透明基体フィルム上に塗布し、乾燥する。ホトクロミンクエマルジョンは 、基体上に1ないし30μwr (1ないし30ミクロン)の連続高分子膜を形 成するため、浸漬法、吹付は法、スピンコーティング法、フローコーティング法 などにより基体上に塗布することができる。得られた膜またはフィルムは、溶剤 または接着剤を使用して、あるいは使用することなく、例えばプラスチック積層 体として、ポリカーボネート、酢酪酸セルロース、ポリエステル、ポリ塩化ビニ ル、CR−39ストツクなどから製作された眼鏡レンズ構成要素の間に結合した り、ガラスまたは高分子窓ガラスに接着したり、あるいはその他の光透過材料上 に接着したりすることができる。最終積層品の化学線放射の存在下での視惑透過 率は、高分子膜の厚さ、活性化量およびホトクロミンク材料の濃度により変える ことができる。
本発明を下記の実施例によりさらに説明するが、これら実施例は本発明を同等制 限するものではない。
尖旌医土 1%W/Vのポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレンブロック共重合体〔ニ ューシャーシー州、パーンパニイのBASFワイアンドット社(BASF Wy andote Corporation)からプルロニック(Pluronic ) 31 R1として市販されているもの; CAS登録# 9003−11− 6 ) 2.0 atffi、1%−/Vのジオクチルスルホコハク酸ナトリウ ムにニーシャーシー州、ウニインのアメリカン シアナミツド社からア市販され ているもの、CAS登録# 577−11−7) 60. Oaffi、および 1.OOM(モル濃度)の^gNOi100、Odをともに混合して第一の溶液 を調製した。この混合物を連続的に撹拌しながら、高粘度の6%W/V (すな わち乾燥重量5g)のポリビニルアルコール〔例えばデュポン社から市販されて いるエルパノール(Elvanol)HV : CA S登録# 9002−1 119−5) 83. Oaiに混合し、脱イオン水を加えて1000Idにし た。
同しく1%W/Vのポリオキシプロピレンーポリオキシエチレンプ1)−/り共 重合体2.0m、 1.00M MBr 40.OI!!R11,OOM Na C460、Om、1.OOMKI 5.OOdおよび同じ(1%W/V(7)ジ オクチルスルホコハク酸ナトリウム30.0 mをともに混合して第二の溶液を 調製した。この混合物をやはり連続的に撹拌しながら同しく6%W/Vのポリビ ニルアルコール83.0 mに混合し、脱イオン水を加えてtoooyにした。
つぎに、第一と第二の溶液を、それぞれ同時に400 d/sinおよび440  tit / winの流速で、渦巻ポンプの入口側からジェット吸引させた。
AgCI! Br1粒子を含む生成したエマルジョンを、1000mの脱イオン 水が入っている41のビーカー中によく撹拌しながら排出した。
室温で30分間放置後、結晶がさらに成長しないように、安定側としてアデニン (0,0037M) 20.0〆を5分間かけて滴下して加えた0粒子の大きさ はほぼ100nm(100nオングストローム)以下と推定された0分子i13 0000のカットオフを有する市販のミリボール ミニタン クンジエンシアル  フロー システム(Millipore Minitan Tangenti al Flow System)を用いて、得られた分散液を限外濾過した。限 外濾過後に回収した保存エマルジョン量は3001+Ii!で透明なベージュ色 をしていた。銀濃度分析値は0.244 meq/dであった。
ス】111 前記のように調製したエマルジョンを、つぎに下記のようにしてフィルムの調製 に使用した。
中間ないし低粘度で7%W/V Cすなわち乾燥型10.3g)のポリビニルア ルコール(例えばデュポン社市販のエルパノール90〜50)4.30afの形 の水溶性重合体、3%W/Vのオクチルフエノキシボリエトシキエタノール(ペ ンシルベニア州フィラデルフィアのロームアンドハース社からトリトンX−10 0として市販されているもの;CAS登録#9002−93−1) 0.501 dの形の界面活性剤、および0.100MNazStOs O,50dと1.  OOM CuC1tO,25dの形の表面ドーピング増感剤を混合して皮膜形成 分散液を作り、この混合物を、実施例1と同様にして調製したエマルジョン3゜ 60gに急速に撹拌しながら添加した。
この分散液をゼラチン下塗りした約0.1 wa (4ail)のポリエステル 基体に塗布量5.5d/約194 d (30inりで塗布し、#18マイヤー ロッド(Meyer rod)を用いて過剰分を基体から除いた。乾燥後、露光 装置としてX−ライト(X−Rite) 309デンシトメーターの光源を用い て、得られた膜を評価した。この光源の分光特性は第1図に示すとおりである。
420nmないし72511Nの可視範囲(第1表では記号Nで示す)、570 nmないし725nmの赤色吸収範@(第1表では記号Rで示す)、475nm ないし650n−の緑色吸収範囲(第1表では記号Gで示す)および370n齢 ないし535nmの青色吸収範囲(第1表では記号Bで示す)に。
おける光学濃度を読み取るためフィルターした読み取りヘッドを使用した。
フィルム調製後直ちに最初の光学濃度を記録し、ついでフィルムを光源に60秒 間露光して、新らしい光学濃度を記録した。つぎにこのフィルムを市販のりフト ン(Litton)マイクロ波炉中でその最高目盛で2分間マイクロ波加熱し、 フィルム中に残存する湿分を除去した。このフィルムの最初の光学濃度を読み取 り、つぎに光源に60秒間露光して新らしい光学濃度を読み取った。このフィル ムを24時間露光した後、光学濃度を再評価した。デンシトメーターの読みを第 1表に記録した。
光源に1分間露光した後に、光学濃度が0.23 N増加してし)ることに注目 すべきである。露光部は急速に退色する。
このフィルムを、ニューイングランドにおいて1月初め午前11時から午後2時 の間南南東向きの窓の一枚の窓ガラスを通して明るい間接太陽光に露光させた。
コーティング(Corning)のホトブラウン エキストラ(Photobr own Extra)ホトクロミツクカ゛ラスレンズを同時に露光し比較例とし た。デンシトメータ一による読み取りを、最初の5分間は各1分間毎に、30分 間経過するまでは5分間隔で、ついで45.60.90および120分間経過時 に行った。フィルムの色を記録し、つぎにこのフィルムを暗箱中に置いた。デン シトメーターによる読み取りを最初の5分間は各1分間毎に行い、その後の読み 取りは太陽光露光時と同一順序で行った。デンシトメーターの読み取りの結果を 第2表に示した。
データを評価する時に考慮すべき有意差として1よ、本発明のフィルムは約0. 1■(4m%l)のポリエステル基材上に塗布された厚さ約5マイクロメーター の膜であり、これに対しガラスレンズLt厚さ約2mであり、本発明のフィルム の銀濃度分析値酪よ約2.1g/nT (0,195g/ft” )であるのに 対し、ガラスレンズの銀含有量は、米国第4.251.278号に与えられたデ ータから計算して約32.27g/rrr(約1.14 g/ft” )である 、このフィルムバカラスレンズより薄く軽量であるばかりでなく、銀の単位重量 当りはより活性であり、露光5分間においてレンズの0.26に比較すると、O ,12Nffi度草位増加し、2時間経過の間に全増加分は34%対60%とな っていることがわかる。
実施■I NaオS20.を増感剤として使用しなかた以外は、実施例2と同様にしてフィ ルムを調製した。水を補って容量を同じにした。得たフィルムを実施例2と同様 に試験した。得られたデンシトメーターの読みを第1表に掲げであるが、濃度単 位の増加は0.03 Nと無視出来る程度である。コーテングのホトブラウンエ キストラホトクロミンクガラスとの比較を第2表に示す。
尖見阻土 CuCI! zを増感剤として使用しなかった以外は、実施例2と同様にしてフ ィルムを調製した。水を補って容量を同しにした。得たフィルムを実施例2と同 様に試験した。得られたデンシトメーターの読みを第1表に記録しであるが、フ ィルムは0.14N濃度単位暗化しているが、その後消色しなかった。ホトクロ ミックガラスとの比較を第2表に示す。
実施侃1 NazSzOsやCuCZzおよびその他の増感剤を全く使用しなかった以外は 、実施例2と同様にしてフィルムを調製した。水を補って容量を同じにした。得 たフィルムを実施例2と同様に試験した。
得られたデンシトメーターの読みを、第1表に記録しであるが、暗化は無視でき る程度である。露光部は24時間暗部に置いても消色しなかった。第2表はこの フィルムとホトクロミンクガラスの比較データを掲げたものである。
ス1III CuCl zの代りに1−00 M FeCJsを0−25w11使用した以外 ハ、実施例2と同様にしてフィルムを調製した。水を補って容量を同じにした。
得たフィルムを実施例2と同様に試験した。得られたデンシトメーターの読みを 第1表に示す、露光部は24時間暗部に置いても消色しなかった。
実施■I CuCRzO代りに1.00 M CoCj!zを0.25−使用した以外は、 実施例2と同様にしてフィルムを調製した。水を補って容量を同じにした。得た フィルムを実施例2と同様に試験した。得られたデンシトメーターの読みを第1 表に示す、露光部の暗化は極く僅かであ、た。
尖斑■工 CuCj! zの代りに1.00 M NiC#zを0.25−使用した以外は 、実施例2と同様にしてフィルムを調製した。水を補って容量を同じにした。得 たフィルムを実施例2と同様に試験した。得られたデンシトメーターの読みを第 1表に示す、露光部の暗化は掻く僅かであった。
ス隻■工 CuCA2の代りに1. OOM CuBrzを0.25m使用した以外は、実 施例2と同様にしてフィルムを調製した。水を補って容量を同じにした。得たフ ィルムを実施例2と同様に試験した。得られたデンシトメーターの読みを第1表 に示す、露光部の時化は掻く僅かであった。ホトクロミンクガラスとの比較を第 2表に掲げる。
1施■11 Na、S、O,を使用せず、またCuC#z(7)代りニ1. OOM FeC 1zを0.25d使用した以外は実施例2と同様にしてフィルムを調製した。水 を補って容量を同じにした。得たフィルムを実施例2と同様に試験した。得られ たデンシトメーターの読みを第」表に示す、露光部は暗化したが、消色しなかっ た。
皇鉦■土土 NazSzOsを使用せず、またCuCJzO代りに1.00 M CoC1゜ を0.25−使用した以外は、実施例2と同様にしてフィルムを調製した。水を 補って容量を同じにした。得たフィルムを実施例2と同様に試験し、得られたデ ンシトメーターの読みを第1表に示す、露光部は暗化したが消色しなかった。
1隻■土1 NazStOsを使用せず、またCuCJ 2の代りに1.00 M N1Cj !zを0.25 TM1使用した以外は、実施例2と同様にしてフィルムを調製 した。水を補って容量を同じにした。得たフィルムを実施例2と同様に試験し、 得られたデンシトメーターの読みを第1表に示す、露光部は暗化したが消色しな かった。
皇旌旦上1 1.00Mヨウ化カリウムを脱イオン水で希釈して0.100M水溶液20−を 作り、ついでこの水溶液と、(7%Wハの)ポリビニルア/L/コール571− (乾燥重量40.0g)とを混合して第一の溶液を調製した。抑泡剤として1w rxのプルロニック31R1(1%賀/V)を添加した。
脱イオン水730−に0.100モル濃度のAgNO3水溶液20+dを添加し て第二の溶液を調製した。
この2つの溶液を21のパンフル付ビーカー内で、30秒間かけて混合し、1時 間攪拌して濾過した。得られたAg1.結晶のエマルジョンのp)lは5.90 で非常に透明であった。結晶成長抑制側として、イソプロピルアルコール対水比 が1=1の溶媒中で1%H1Vta度の1−フェニル−5−メルカプトテトラゾ ール(PMT)溶液0.10w1を添加した。
前記のエマルジョンを下記のようにしてヨウ化物芯を存するAgCj! BrI のエマルジョンに転換した。
1、 (LOM AgNOs 80 adを脱イオン水1000−に加えて希釈 して第三の溶液を調製する。脱イオン水1065−中で、1゜OOMKBr水溶 液60M1と1.00M NaCj!水溶液25−を混合し、その後結晶成長抑 制剤として1%W/VのPMTSM&を添加して第四の溶液を調製した。
ちとのAgIエマルジョンを幅の広い羽根型攪拌機を設えた4Ilのパンフル付 ビーカーに移した。エマルジョンを激しく攪拌しながら、このエマルジョン中に 第三および第四の溶液をそれぞれ155++d/sinと1651111!/w inの流速で同時にジェット注入した。得られたエマルションは黄色で、pl+ は5,65で、最初のAglシードエマルジョン4よりも透明度は低かった0分 子量10000カントオフのポリスルホン膜を有するミリボールミニクンタンジ エンシアルフローシステムを用い、圧力約9kg(20ボンド)で分散液を限外 濾過した。最初約4zの容量は約11に減じ、ついで脱イオン水IZT:14回 洗浄した。つぎに最終の容量を500w1に調節すると、pHは5.49.Ag 濃度は1.94%W/V (0,180meq/−)で、5%のPVAを含有し ていた。
実施■上土 実施例13のエマルジョン3.6−に、3%W/Vのオクチルフェノキシポリエ トキシエタノール界面活性剤(ペンジルベニア州フィラデルフィアのロームアン ドハースから市販されているトリトンX−100)0.50−と、ジオクチルス ルホコハク酸ナトリウム(アエロゾール0τ)0.10H1とを混合して皮膜形 成分散液を作った、得られた分散液に表面ドーピング増感剤として0.10?I NaxSJs O,5−と1. OOM CuCA z 0.25 d、ならび に脱イオン水4.2−を添加した。
この分散液5.5−を約0.1 m (4miυのポリエステル基材約194c d (30inりに塗布し、#18マイヤーロッドを用いて過剰分を除去した。
乾燥後、実施例2に記載した光源を用いて膜を評価した。フィルムの初期光学濃 度と60秒間露光後の光学濃度を記録した。フィルムはまたマイクロ波炉で最高 目盛にして2分間加熱して全ての水を除去し、実施例2と同様に光学濃度を記録 した。光学濃度を第3表に示す。
1崖■土工 NazSzO,の代りに等量の0.100月Na、Sを使用した以外は、実施例 14と同様にしてフィルムを調製した。得たフィルムを実施例2と同様に試験し た。得られたデンシトメーターの読みを第3表に掲げる。
大史拠工■ NaJzOs ())代りニo、 100M Na2S o、 25−を用い、 水0.025−をm節のため加えた以外は実施例14と同様にしてフィルムを調 製した。得たフィルムを実施例2と同様にして試験した。得られたデンシトメー ターの読みを第3表に示す。
災丘医上工 Nag!g03 (7)代りに、0.056M(1%W/V) PMTl、00 −を使用し、調節のため水を3゜70i加えた以外は実施例14と同様にしてフ ィルムを調製した。得たフィルムを実施例2と同様に試験した。得られたデンシ トメーターの読みを第3表に示す。
実1皿上主 ClIC/、を使用せず、水を調節のため3,95−使用した以外は、実施例1 4と同様にしてフィルムを調製した。得たフィルムを実施例2と同様に試験し、 得られたデンシトメーターの読みヲ第3表に示す。
スl汁上」− 1%−/Vのポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレンブロック共重合体にュ ージャージー州バーシバアニイのBASFワイアンドソトコーポレーションから プルロニック31R1として市販されているもの、CAS登録#9003−11 −6) 8.0 dと脱イオン水2500mとを混合し、1゜00 M AgN (h 400.0ydを加えて第一の溶液を調製した。ついでこの混合物を、中 間ないし低粘度の5%W/νのポリビニルアルコール(例えばデュポン社から市 販されているエルパノール90−50;CAS登録# 9002−89−5)4 00、0−中に連続的に攪拌しながら混合し、さらに脱イオン水を加えて700 0−とし、シ容液のp)lを5,44にした。
脱イオン水2500 m中に、同じく1%−/Vのポリオキシプロピレン−ポリ オキシエチレンブロック共重合体8.0−11.OOMKBr160.0m、1 .00M NaCj! 220.0i、 ]、00M X120.00ydおよ び1%縁ハのジオクチルスルホコハク酸ナトリウム532.0−をともに混合し て第二の溶液を:A製した。この混合物を同じく6%W/Vのポリビニルアルコ ール400.0i中に連続的に攪拌しながら混合し、脱イオン水を加えて700 0 *にした。 pl+は5.78であった。
ついで、第一と第二の溶液を1800 xd/sjnの流速で混合装置の入口側 から同時にジェット吸引させ、0.28ミリセカンドの滞留時間で混合した。得 られた混合物を攪拌機付きの201容器に入れた。脱イオン水11づつで、第一 と第二の溶液を入れた容器を洗った。この水と、0.05Mの1−フェニル−5 メルカプトテトラゾール560dとを、35 till / lll1nの流速 で撹拌している混合物に同時にジェット混合させた。
分子量10000のカットオフを有する市販の酢酸セルロース膜を用いて前記の 分散液を限外濾過し、21に濃縮した。限外濾過中に7回約1iの脱イオン水を 添加して、31に希釈し、さらに21に再濃縮した。最終的に分散液は638d に濃縮され、抑泡剤として同じくポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレンブ ロック共重合体5.0 dをさらに加えると、分散液は400dに減少した0分 散液を装置から排出させ、約600dの脱イオン水を用いて装置をフラッシュし 、分散液を5枚の#541ワットマン(What+*an)濾紙により濾過して 瓶詰めした。
最終分散液の分析結果は、Ag含有量は0.354 meq/dで、pHは5. 6、導電率はS′2.Oマイクロモー/craであった。
1崖■土工 実施例19と同様にして調製したエマルジョンを用いて、下記のようにしてフィ ルムを調製した。
水2.0OIIlf!、10%ポリビニルピロリドンに−301,00dの形の 水溶性重合体、3%W/Vのオクチルフェノキシポリエトキシエタノール(ペン シルベニア州フィラデルフィアのロームアンドハース社からトリトンX−100 として市販されているもの;CAS登録#9002−93−1) 0.20 d の形の界面活性剤、および0.100M NatSzOs 1. OOldと1 .00M CuC1z 1.00−の形の表面ドーピング増感剤、さらに消色速 度を制御するための薬剤として、0、100 Mベンジルトリメチルアンモニウ ム塩化物3.00−を全。
部2.速に撹拌しながら加えて混合し、ついで実施例19と同様に調製したエマ ルジョン11.3dに添加して皮膜形成分数刻を調製した。pHは4.0であっ た。
二の分散液を酢醋酸セルロース基体上に、塗布量3.0tf/約194cd ( 30in”)で均一に塗布した。マイクロ波炉で2分間乾燥して後、得られた膜 を実施例2と同様にして評価した。ただし、露光装置としては、大よそ気団(a ir mass) 1を与えるためフィルターした太陽シミュレーターを用いた 。デンシトメーターの読みを、第4表に記録する。
叉施拠l上 緩和な還元剤である1、 0 ONアスコルビン酸0.50 mを添加した以外 は、実施例20と同様にしてフィルムを調製した。同じ容量にするため、実施例 20の最初の添加水量を1.50 dに減少した。得られたフィルムを実施例2 0と同様に試験した。得られたデンシトメーターの読みを第4表に示す。
叉五M又又 増感剤としてのNazSzOaを使用しなかった以外は、実施例21と同様にし てフィルムを調製した。同じ容量にするため最初の添加水量を2.50mにした 。実施例20と同様に試験し、得られたデンシトメーターの読みを第4表に示す 。
第2表 太陽露光(午前U時〜午後2時) 色 相 (中間かっ口 (明灰(社) (かっ色 (明かっ嘗 (明灰a m− っ色3’ 34264247 15121720 413441fX) 07国 07郭 丘131318 Z2〆5930’ 22152936 141118 21 40344760 07060709 11111116 0808(2 1241i’ 20142735 121015]8 40344159(f7 06(f’10911121116 07田田1060’ 18122432  11tE1317 41344761 070607(y110111116  0707(E(D!D’ 16112129 09071114 413447 60 0706ff709 09111016 田070709120’ 14 101926 10081216 41344760 07圓田A刃 1011 1015 圓舘田的読みの差 26232823 08070806 (01) ■(01) (巾■H℃■(3) 既6圓圓 40ヌ649第3表 カー 艮 長 ル n 化 条件 Nl?GB Nl?GB NIIGB NRGB NRGB最初の読み  11101118 21202234 15141524 131313Z2  08080815読h(1)差08080907 43345043 1816 21Z1 19182118 06060706マイクυ波2う)七社力■?も 星初の読み 11101118 19182031 15141524 131 31423 08080815χy<)309 HW!光 161516222 9283039 2827303B 30293239 15141522読ミ ノ差 05050504 101010tE 13131514 171618 16 070607(77プじb怪仔彊 20 21 22 mキストラ活性  NRGB NRG B NRGB NRGB最初の続ミ04040411 04 (14Q410 05050411 03040505太開もトド 露光時間 1’ 161416 Z3 090R081515!31522 444545 445’ 51445557 32243641 57梠鑓547絽絽47暗所 放置時間 1’ 282331 41 22 152738 4535 党61 努 友  に !2’ 19 16 Zl! 31 18 132435 3527435 4 20 加 η 冴3’ 14 12 1625 16 11 21 32  34254257 18 1920214’ 11 09 1220 14 1 0 1B 30 2921 3650 17 1820205’ 09 ff7 09 17 1209 1627 27 193551 15 15 17 1 910’ 05050511 1006 1020 t8 122439 13  13 14 1715’ 070507 15 15 102035 12  12 13 1520’ Q5 Q5 05 12 1211B 1629 1 1 11 12 1525’ 0504 04 10 11 08 1527  10 11 11 13実施例3ないし5は、銅イオンまたは硫黄含有イオン( もしくは硫黄含有イオンの代りに緩和な還元剤)単独では増悪性が不十分であり 、2成分とも必要なことを示している。実施例6ないし12において、銅イオン の代りに銅板外の周期4の金属のイオンを、組み合わせる増感剤とともに、ある いはこれなしで使用したが、これら代替品はどれも銅と同等の機能を示すものは なかった。
第4表のデータでとくに興味があると考えられるものは、実施例20において調 製したフィルムが、比較のため使用したホトクロミンクガラスより遥かに早(消 色したことである。ベンジルトリメチルアンモニウムクロリドが、マイクロ波乾 燥フィルムに高い導電率を与える薬剤として働き、この結果電子交換がより速く 行われ、優れた消色性を与えるようになる。実施例21および22でそれぞれ調 製したフィルムは、チオサルフェートの存在下および不存在下でのアスコルビン 酸の挙動を比較するだめのものである。
前記のように、ホトクロミックエマルジョンの一つの好ましい用途は、低照度下 で無色で透明な眼鏡レンズを製作するために使用されるレンズ構成要素上に積層 するためのものである。第2図の断面にみられるように、ホトクロミンクレンズ 20は、本発明のエマルシヨンの膜26によりそれぞれコーティングされたポリ エステルのような基体材料の一対のシート24から形成された積層体22を含ん モおり、この積層体は、2枚のシートのエマルジョン表面を相互に面と面とを接 触させて形成されている。従って乾燥エマルジョンの二重膜は、シート24によ って設けられた外部層により保護されている。つぎにこの積層体22は、ポリカ ーボネート、アクリル樹脂、CR−39樹脂、ポリスチレン、ポリエステル、酢 酪酸セルロースなどのような適当で既知の高分子眼鏡レンズ材料または透明樹脂 に既知の方法で組み込まれる。
同様に、第3図に示すようにホトクロミンク窓ガラスを形成するために、プラス チックまたはガラスの平坦な板またはシート28の間に積層体22を組み込むこ とができる。
本発明の利点および特性については、本発明の構造や機能についての詳細な説明 とともに記載したが、この開示は説明の目的のみのものと了解すべきである0本 発明は、添付の請求の範囲で表現している広い一般的な意味の語で表わされるも のである。
手続補正書 平成 2年 3月28日図 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、事件の表示 PCT/US89102472 2、発明の名称 ホトクロミック重合体膜 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 氏名 ワッサーマン、ネルソン 4、代理人 (1)別紙の通り、印書せる明細書及び請求の範囲の翻訳文各1通を提出致しま す。
国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.約50ないし800オングストロームの範囲の大きさを有し、ハロゲン化銀 が表面増感されたホトクロミックハロゲン化銀粒子と、 前記ハロゲン化銀粒子を保護し、かつ前記ハロゲン化銀粒子の光分解中に生成し たハロゲンを可逆的に結合する高分子コロイド状沈殿防止剤とを 含む光透過材料をコーティングするためのホトクロミックエマルジヨン。 2.前記ハロゲン化銀粒子が、AgCl、AgBrおよびAgIならびにこれら の組合せからなる群から選ばれた請求項1記載のホトクロミックエマルジョン。 3.前記ハロゲン化銀粒子が、AgClBrの外殻により取り囲まれたAgI芯 を有する請求項1記載のホトクロミックエマルジョン。 4.前記ハロゲン化銀粒子が、Cu++、Cu+およびこれらの組合せからなる 群から選ばれたイオンと、さらに前記のエマルジョンのコロイド性を阻害しない ように選ばれた援和な還元剤、もしくはR−S−、S2O3■、S■またはこれ らの組合せ(Rは有機基)からなる群から選ばれたイオンのいずれかまたは両者 とにより表面ドープされた請求項1記載のホトクロミックエマルジョン。 5.前記のイオンが、前記のエマルジョンの銀含有量に対して約102ないし1 05ppmの濃度範囲で前記のエマルジョンに添加されている請求項4記載のホ トクロミックエマルジョン。 6.前記のR−S−、S2O3■およびS■ イオンが、Na2S2O3、Na 2S、1−フェニル−5−メルカプトテトラゾールおよびこれらの混合物からな る群から選ばれた1種類またはそれ以上の化合物により供給された請求項4記載 のホトクロミックエマルジョン。 7.前記のSmがNa2S2O3から供給され、前記のハロゲン化銀粒子がCu ++陽イオンで表面ドープされた請求項4記載のホトクロミックエマルジョン。 8.前記の還元剤がアスコルビン蕨である請求項4記載のホトクロミックエマル ジョン。 9.前記の陽イオンが水溶性ハロゲン化銅から供給された請求項7記載のホトク ロミックエマルジョン。 10.前記の沈殿防止剤が、高分子第三級アミンを含有している請求項1記載の ホトクロミックエマルジョン。 11.前記のコロイドが、ポリ−4−ビニルピリジン、ポリ−2−ビニルピリジ ン、ポリビニルハロゲン化ピリジン、ポリビニルイミダゾール、ポリリシン、ポ リビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビ ニル、ポリエーテル、ポリカルボン酸、ポリスルホン酸、ポリビニルベンジルト リメチルアンモニウム塩化物およびポリビニルハロゲン化ピリジウムを含む高分 子ハロゲン化第四級アンモニウム、セルロース系カルボキシレート、セルロース 系サツフェート、セルロース系エーテル、これらの共重合体および混合物からな る群から選ばれた重合体を含有する請求項1記載のホトクロミックエマルジョン 。 12.前記の沈殿防止剤がハロゲン化された基を少なくとも50%含有する童合 体である請求項1記載のホトクロミックエマルジョン。 13.前記のエマルジョンがさらに、 ハロゲン化銀結晶成長抑制剤 を含む請求項1記載のホトクロミックエマルジョン。 14.前記の結晶成長抑制剤が1H−プリン−6−アミン、グアニンおよび1− フェニル−5−メルカプトーテトラゾールからなる群から選ばれた請求項13記 載のホトクロミックエマルジョン。 15.前記のエマルジョンが、10重量%以下の前記のコロイド状沈殿防止剤の 存在下で調製される請求項1記載のホトクロミックエマルジョン。 16.Ag+イオンを含む第一の溶液を形成し;Br−、Cl−および1−イオ ンの群から選ばれたハロゲン化物を含む第二の溶液を形成し; 約50ないし800オングストロームの範囲の大きさを有するハロゲン化銀粒子 の懸濁液を形成するように前記の第一と第二の溶液を混合し; 前記の溶液のいずれか、もしくは前記の懸濁液に、ハロゲンを不可逆的に結合し ない高分子材料を、前記懸濁液の10重量%以下の量で添加し; Cu+、Cu+およびこれらの組合せからなる群から選ばれたイオン、ならびに (1)R−S−、S2O3■、S■またはこれらの組合せ(Rは有機基)からな る群から選ばれたイオンおよび/または(2)緩和な還元剤を含む第三の溶液を 形成し;前記ハロゲン化銀粒子を表面ドープして、核ハロゲン化銀粒子の光増感 剤およびホトクロミック性を増加するように前記のハロゲン化銀粒子と前記の第 三の溶液を混合する;各段階を含むホトクロミック材料の製造法。 17.前記の第三の溶液と混合した後、前記の懸濁液の薄層を形成し、膜を形成 するように該薄層中のほぼ全部の水を除去することにより前記薄層を乾燥する 段階をさらに含む請求項16記載の製造法。 18.前記の高分子材料が第三級アミンを含む請求項16記載の製造法。 19.前記の高分子材料が、ポリ−4−ビニルピリジン、ポリ−2ビニルピリジ ン、ポリビニルハロゲン化ピリジン、ポリビニルイミダゾール、ポリリシン、ポ リビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビ ニル、ポリエーテル、ポリカルボン酸、ポリスルホン酸、ポリビニルベンジルト リメチルアンモニウム塩化物およびポリビニルピリジウムハロゲン化物を含む高 分子ハロゲン化第四級アンモニウム、セルロース系カルボキシレート、セルロー ス系サルフェート、セルロース系エーテル、これらの共重合体または混合物から なる群から選ばれた請求項16記載の製造法。 20.前記の高分子材料が、ハロゲン化された基を少なくとも50%含有する重 合体である請求項16記載の製造法。 21.前記のハロゲン化銀粒子と前記の第三の溶液とを混合する前に、前記のハ ロゲン化銀粒子を洗浄し濃縮する段階をさらに含む請求項16記載の製造法。 22.前記のエマルジョンを洗浄し濃縮する前記の段階が、限外濾過で行われる 請求項21記載の製造法。 23.ハロゲン化銀粒子を含有する懸濁液を形成する前記の段階が、連続核生成 により行われる請求項16記載の製造法。 24.前記の第一および第二の溶液を混合した後、前記のエマルジョンに結晶成 長抑制剤を添加する 段階をさらに含む請求項16記載の製造法。 25.前記のエマルジョンの最終pHが約6.5以下である請求項16記載の製 造法。 26.前記の最終pHが、3.0ないし4.5の範囲にある請求項25記載の製 造法。 27.前記エマルジョンをフィルムに乾燥した時、該エマルジョンの導電率が増 加するような薬剤を、前記エマルジョンに添加する段階をさらに含む請求項16 記載の製造法。 28.前記エマルジョンにハロゲン化第四級アンモニウムを添加する段階をさら に含む請求項16記載の製造法。 29.前記ハロゲン化第四級アンモニウムが、ベンジルトリメチルアンモニウム 塩化物およびトリメチルアンモニウム塩化物からなる群から選ばれた請求項28 記載の製造法。 30.約50ないし800オングストロームの大きさを有する表面増感された感 光性ハロゲン化銀粒子がその中に分布しているマトリックスから形成され、該マ トリックスが、本質的に前記ハロゲン化銀粒子の光分解中に生成したハロゲンを 不可逆的に結合しない重合体である、ほぼ水のない膜を含むホトクロミック材料 。 31.約50ないし800オングストロームの大きさを有する表面増感された感 光性ハロゲン化銀粒子がその中に分布しているマトリックスから形成され、該マ トリックスが、本質的に前記ハロゲン化銀粒子の光分解中に生成したハロゲンを 不可逆的に結合しない量合体である、ほぼ水のない膜と、 前記の膜を封入している透明レンズ構成要素とを含むホトクロミックレンズ。 32.約50ないし800オングストロームの大きさを有する表面増感された感 光性ハロゲン化銀粒子がその中に分布しているマトリックスから形成され、該マ トリックスが、本質的に前記ハロゲン化銀粒子の光分解中に生成したハロゲンを 不可逆的に結合しない重合体である、ほぼ水のない膜と、 前記の膜を封入している透明シート材料とを含むホトクロミック窓ガラス。
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