JPH0349943B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0349943B2
JPH0349943B2 JP5209883A JP5209883A JPH0349943B2 JP H0349943 B2 JPH0349943 B2 JP H0349943B2 JP 5209883 A JP5209883 A JP 5209883A JP 5209883 A JP5209883 A JP 5209883A JP H0349943 B2 JPH0349943 B2 JP H0349943B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unsaturated polyester
epoxy resin
weight
resin
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5209883A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59176360A (ja
Inventor
Toshio Shinohara
Toshimiki Tsuji
Tooru Taki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Toryo Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Toryo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Toryo Co Ltd filed Critical Dai Nippon Toryo Co Ltd
Priority to JP5209883A priority Critical patent/JPS59176360A/ja
Publication of JPS59176360A publication Critical patent/JPS59176360A/ja
Publication of JPH0349943B2 publication Critical patent/JPH0349943B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、鋼材に対する防錆性のすぐれた皮膜
を形成することのできる防錆被覆組成物に関す
る。 従来、鋼材等に対する防錆被覆組成物としてエ
ポキシ、塩化ゴム、ポリスチレン、シリコン等の
有機樹脂の結合剤、又はエチルシリケート、アル
カリ金属シリケート等の無機質の結合剤に、多量
の亜鉛末を混合してなる高濃度亜鉛末防食塗料が
広く使用されている。前記高濃度亜鉛末防食塗料
は、結合剤に対して亜鉛末が大量に含まれている
ため、電気化学的防食効果は非常に優れている反
面、塗膜内部の強度が低く塗膜内部で凝集破壊を
起こすことがあつた。特に上記塗料を厚く塗装し
た場合、その傾向は非常に大きいものであつた。 一般に、有機樹脂結合剤を使用した高濃度亜鉛
末防食塗料は、無機質結合剤を使用したそれより
も厚膜時の凝集破壊の傾向は小さい。その反面、
塗膜の硬度、強度などが低く、防食性も劣る。 それ故本発明は、前記従来の有機樹脂結合剤使
用の高濃度亜鉛末塗料がもつ欠点を解消すること
を目的とし、防錆性、接着性、強度等が優れ、耐
久性のある塗膜を与える、厚膜塗装が可能な防錆
被覆組成物を提供しようとするものである。 即ち、本発明は、 (1)(イ) 2官能性ビスフエノールA型エポキシ樹脂
中のエポキシ基に、アリルエーテル基及びカ
ルボキシル基を有する不飽和ポリエステルを
結合せしめたエポキシ樹脂変性不飽和ポリエ
ステル樹脂 …100重量部 (ロ) ガラスフレーク …10〜70重量部及び (ハ) 亜鉛末 …20〜900重量部 の割合から成る防錆被覆組成物、及び (2)(イ) 2官能性ビスフエノールA型エポキシ樹脂
中のエポキシ基に、アリルエーテル基及びカ
ルボキシル基を有する不飽和ポリエステル
と、アクリル酸又はメタクリル酸を結合せし
めたエポキシ樹脂変性不飽和ポリエステル樹
脂 …100重量部 (ロ) ガラスフレーク …10〜70重量部及び (ハ) 亜鉛末 …20〜900重量部 の割合から成る防錆被覆組成物に関する。 また従来より不飽和ポリエステル樹脂に、ガラ
スフレークを混入せしめた被覆組成物を塗布する
ことによつて鉄構造物の如きものを防食すること
がしばしば行なわれている。しかし、従来の不飽
和ポリエステル樹脂のあるものは、その特性上パ
ラフインワツクス等を添加し、これを塗面に浮か
しめることにより、空気をしや断しなければ表面
硬化しないというような欠点があつた。またパラ
フインワツクスを添加し、これが十分表面に浮い
た場合は致命的な問題は少ないが、いずれにしろ
表面にワツクスが浮いているため、層間剥離の問
題があり、事実上塗り重ねは不可能であり、その
ため厚膜で塗り重ねの必要がある場合とか、補修
の必要がある場合などには不向きであつた。さら
にパラフインワツクスの浮きを適当にコントロー
ルすることは非常にむずかしく、塗装条件によつ
ては浮きが不十分になるため硬化状態が不均一に
なるといつた欠陥も生じた。 一方パラフインワツクスを添加することなく、
十分な表面乾燥性を有するものとして、多塩基
酸、多価アルコール及び多価アルコールアリルエ
ーテルを反応させて得られる不飽和ポリエステル
樹脂が空乾性塗料として家具、内装材、家庭用品
等の塗装などに広く利用されている。 しかるに、このタイプの樹脂は、従来の重防食
用の不飽和ポリエステル樹脂に比べると防食性が
劣り、重防食用に使用できるもではなかつた。 更に樹脂の別のタイプのものに、パラフインワ
ツクスを添加しなくともスチレンが揮発し、それ
により、見かけ上表面乾燥するものもある。しか
しながら、この種のものは表面層が実質的に架橋
していないため、温水等の環境液にさらすと、膨
潤、劣化し、チヨーキング状を呈し、そのため外
観が悪いばかりでなく、タンク等の内面塗膜の場
合は内容物を汚染する危険もあり、その他各種欠
点も併せ有し、非常に不都合なものであつた。 本発明は、この様な各種欠点を改善又は解消す
る新規な防錆被覆組成物に関するものである。 本発明の組成物に使用される前記(イ)成分たる、
エポキシ樹脂変性不飽和ポリエステル樹脂とは (1) 2官能性ビスフエノールA型エポキシ樹脂中
のエポキシ基に、アリルエーテル基及びカルボ
キシル基を有する不飽和ポリエステル(以下、
アリルエーテル基含有不飽和ポリエステルと略
記する)を結合せしめて得られる、エポキシ樹
脂変性不飽和ポリエステルと重合性単量体から
なるか、もしくは (2) 2官能性ビスフエノールA型エポキシ樹脂中
のエポキシ基に、前記のアリルエーテル基含有
不飽和ポリエステルと、アクリル酸又はメタク
リル酸(以下、(メタ)アクリル酸と略記する)
とを結合せしめて得られるエポキシ樹脂変性不
飽和ポリエステルと、重合性単量体からなるも
のであり、前記において通常エポキシ樹脂変性
不飽和ポリエステルの含有量は45〜65重量%で
ある。 本発明の組成物においては、前記(1)のエポキシ
樹脂変性不飽和ポリエステル樹脂を使用すること
により、塗り重ね可能でしかも防食性及び塗膜硬
度の優れた塗膜を得ることが出来る。 又、後者(2)のエポキシ樹脂変性不飽和ポリエス
テル樹脂を使用することにより、前記特性に加え
て、塗膜のゲル化速度、ひいては空乾性を著しく
向上させうるという特徴が得られる。 本発明における前記2官能性ビスフエノールA
型エポキシ樹脂(以下、単にエポキシ樹脂とい
う)とは、次のような構造式を持つ化合物であ
る。 該式中、nは通常0〜3の範囲から適宜選ばれ
る。又、該エポキシ樹脂のエポキシ当量は、約
100〜500、好ましくは約180〜300の範囲である。
前記範囲に於て、エポキシ当量が約100以下では、
ガラス転移温度が低すぎて乾燥速度が落ちる傾向
がある。逆に約500以上では本発明の不飽和ポリ
エステルを製造した時に、アリルエーテル基、
(メタ)アクリロキシ基の官能基当量が低くなり
すぎて、硬化速度が落ちるので同様に好ましくな
い。 本発明に用いるアリルエーテル基含有不飽和ポ
リエステルは分子中に遊離のカルボキシル基を含
むことが必要であり、該カルボキシル基はエポキ
シ樹脂中のエポキシ基との反応にあづかる。 かかる不飽和ポリエステルは、任意の方法で製
造できる。普通、多塩基酸、多価アルコールアリ
ルエーテルを縮合させて、分子中に遊離のカルボ
キシル基が少なくとも1個残存するアリル基含有
不飽和ポリエステルを調製する。 前記多塩基酸としては、マレイン酸、フマル
酸、イタコン酸、シストラコン酸及びこれらの無
水物等の、不飽和多塩基酸が用いられる。必要に
応じてフタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、
ヘツト酸、アジピン酸、セバシン酸、コハク酸、
アゼライン酸及びこれらの無水物等の、飽和多塩
基酸も併用することができる。 多価アルコールとしては、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリメチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、トリメチロール
エタン、トリメチロールプロパン、ジヒドロキシ
ペンタジエン、ペンタエリスリトール、ジグリセ
リン、ジトリメチロールプロパン等が挙げられ
る。 多価アルコールアリルエーテルとしては、グリ
セリンモノアリルエーテル、トリメチロールプロ
パンモノアリルエーテル、トリメチロールプロパ
ンジアリルエーテル、トリメチロールエタンモノ
アリルエーテル、トリメチロールエタンジアリル
エーテル、ペンタエリスリトールモノアリルエー
テル、ペンタエリスリトールジアリルエーテル、
ペンタエリスリトールトリアリルエーテル、1,
2,6−ヘキサントリオールモノアリルエーテ
ル、1,2,6−ヘキサントリオールジアリルエ
ーテル、ソルビタンモノアリルエーテル、ソルビ
タンジアリルエーテルなどが挙げられる。ただ
し、これらの化合物は単に例示であり、本発明に
おいてはこれらの化合物に限定するものではな
い。 又、該アリルエーテル基含有不飽和ポリエステ
ルとしては、必ずしも上記組成に限る必要はな
く、多塩基酸、好ましくは無水マレイン酸、フマ
ル酸等の不飽和多価カルボン酸と分子中に少なく
とも1個の水酸基を持つ多価アルコールアリルエ
ーテルとの部分エステル化物の如き、低分子化合
物であつても使用に供しうる。 上記アリルエーテル基含有不飽和ポリエステル
を、エポキシ樹脂と反応させれば目的とするエポ
キシ樹脂変性不飽和ポリエステルが得られる。 具体的には、例えば予めアリル基含有不飽和ポ
リエステルを調製し、これにエポキシ樹脂を混合
して反応させる。また、該不飽和ポリエステルの
原料である多塩基酸、多価アルコール、多価アル
コールアリルエーテルを反応させて系内にアリル
エーテル基含有不飽和ポリエステルを生成せしめ
る途中、これにさらにエポキシ樹脂を混合して、
反応を続けるなどの方法も適宜とりうる。 該反応の際には、触媒として少量の2−ヒドロ
キシエチルパラトルイジン、2−メチルイミダゾ
ール、トリメチルベンジルアンモニウムクロライ
ド等が添加される。 反応温度は、50〜90℃、好ましくは60〜70℃の
範囲である。 本発明に於ては、以上の如くアリルエーテル基
含有不飽和ポリエステルとエポキシ樹脂を反応さ
せることによつて、本発明中の不飽和ポリエステ
ル中に、ビスフエノール骨格、アリルエーテル
基、無水マレイン酸等の不飽和多塩基酸に基く不
飽和酸二重結合が存在することになる。 しかしてこのような3成分の存在により、従来
の空乾性塗料の諸性能を低下させることなく、防
食性、塗膜硬度などを著しく改善させることがで
きるのである。 上記エポキシ樹脂変性不飽和ポリエステルにお
いて、エポキシ樹脂成分は、全ポリマー(イ)成分に
対して20〜80重量%存在すれば充分に目的は達せ
られるが、より好ましくは50〜70重量%の範囲に
おいて防食性が顕著に発揮される。該エポキシ樹
脂成分が20重量%より少ないと塗膜硬度が低下す
る傾向が見られる。逆に80重量%を超えて使用す
ると、粘度が高くなりすぎて実用上問題が残る。 又、アリルエーテル基は全ポリマーに対して、
5〜20重量%の範囲で存在せしめる。 本発明に於て、前記アリルエーテル基含有不飽
和ポリエステルに加えて、更に(メタ)アクリル
酸をエポキシ樹脂中のエポキシ基に結合せしめる
と、前記アリルエーテル基含有不飽和ポリエステ
ル単独の時に較べて塗膜の硬化速度が著しく向上
する、即ち空乾性の非常に優れたエポキシ樹脂変
性不飽和ポリエステルが得られる。 反応としては(メタ)アクリル酸も又、その分
子中のカルボキシル基が、エポキシ樹脂中のエポ
キシ基と反応して結合するのである。 本発明に於て、アリルエーテル基含有不飽和ポ
リエステル及び(メタ)アクリル酸を、エポキシ
樹脂と結合せしめるには、通常まず、アリルエー
テル基含有不飽和ポリエステルを前述の各種方法
により製造し、それにエポキシ樹脂及び(メタ)
アクリル酸を温度70〜110℃で反応させる方法が
とられる。また、エポキシ樹脂とアリルエーテル
基含有不飽和ポリエステル;あるいはエポキシ樹
脂と(メタ)アクリル酸を最初に反応させ;つい
で、残りの1成分を反応させる方法などがあげら
れる。ただし本発明は、これらの方法に限定され
るものではない。 前者に於て、(メタ)アクリル酸は全ポリマー
((イ)成分)に対して、5〜50重量%であることが
望ましい。 このようにして得られた、本発明のエポキシ樹
脂変性不飽和ポリエステルの分子量は、約1000〜
3000、より好ましくは約1500〜2500の範囲であ
る。前記に於て分子量が約1000以下になると、塗
装粘度が低すぎて硬化速度が低下する。また、約
3000以上の場合には、該粘度が高すぎ、そのため
スチレン等を大量に使用せねば所望の塗装粘度に
致らず、結果として硬化速度の低下を招くので同
様に望ましくない。 本発明に於て、前記エポキシ樹脂変性不飽和ポ
リエステルと共に使用される重合性単量体として
は、スチレン、ビニルトルエン、クロロスチレ
ン、α−メチルスチレン、ジビニルベンゼン、
(メタ)アクリル酸エステル、グリシジルメタア
クリレート、酢酸ビニル、ジアリルフタレート、
トリアリルシアヌレート、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート、トリメチロールプロパント
リメタアクリレート、桐油、アマニ油、大豆油、
綿実油、サフラワ油、やし油などが挙げられる。 前記重合性単量体は、エポキシ樹脂変性不飽和
ポリエステルの製造後、前述の如く固形分45〜65
重量%程度になるよう加えられる。更に必要に応
じて組成物の粘度調整等のため、反応性希釈剤と
して使用されることもある。 次に、本発明において使用されるガラスフレー
クは、平均厚さ0.5〜10ミクロン、平均大きさ0.1
〜6mmの、ガラス質の極めて薄い扁平状粒子であ
る。 また本発明に使用される悪鉛末は、通常高濃度
亜鉛末防食塗料に用いられている、平均粒子径
5μ前後のものである。 本発明においては、ガラスフレーク、亜鉛末と
前記エポキシ樹脂変性不飽和ポリエステル樹脂と
からなる組成物が素材に塗布される時、塗膜内に
於いて扁平状ガラスフレークは素材に平行して幾
層にも積層され、塗膜の強度を上げると同時に、
外部からの蒸気、水分、塩分等の腐食性物質の透
過、貫通を阻止する効果(作用)を示す。 その効果は一般に、ガラスフレークの厚さが薄
く、かつその直径が大きい方がよく、従つて腐食
環境の厳しい場合には、最大長さ約3〜6mmの扁
平状ガラスフレークが適している。又、ガラスフ
レークの他に雲母粉等の扁平状顔料も同様な効果
が期待出来る。 本発明の防錆被覆組成物におけるエポキシ樹脂
変性不飽和ポリエステル樹脂に対する扁平状ガラ
スフレークの混合比は樹脂分100重量部に対しガ
ラスフレーク約10〜70重量部が耐食性、物性の面
で適している。前記範囲に於て、前記ガラスフレ
ークの混合量が約10重量部にみたない場合、水分
等の腐食性物質の透過阻止効果は急激に低下す
る。逆に約70重量部をこえると、得られた塗膜が
もろくなり、いずれにしろ実用的ではない。 更に、本発明におけるエポキシ樹脂変性不飽和
ポリエステル樹脂と亜鉛末の混合比は、樹脂分
100重量部に対して亜鉛末約20〜900重量部であ
る。該混合比の範囲に於て亜鉛末が約20重量部に
みたない場合には、電気化学的反応による防食性
は期待出来ない。又、約900重量部をこえると、
塗膜がもろくなると共に、厚膜で塗装した場合に
凝集破壊をおこし易くなるためいずれにしろ好ま
しくない。 上記の通り本発明の防錆被覆組成物は前記エポ
キシ樹脂変性不飽和ポリエステル樹脂(イ)成分、ガ
ラスフレーク(ロ)成分及び亜鉛末(ハ)成分を主たる構
成成分とするものであるが、該組成物は使用時
に、常法により硬化剤、硬化促進剤あるいは必要
により反応性希釈剤等を併用する。 前記硬化剤としては、メチルエチルケトンパー
オキサイド、シクロヘキサノンパーオキサイド、
ベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオキサ
イド、ターシヤリーブチルパーベンゾエートなど
が挙げられる。 又、前記硬化促進剤としてはオクチル酸コバル
ト、ナフテン酸コバルト、ナフテン酸マンガンな
どが挙げられる。 更に、本発明の組成物には必要により、着色顔
料、体質顔料、沈澱防止剤、分散剤、その他の扁
平状顔料等を添加することができる。 かくして得られた本発明の防錆被覆組成物は、
ハケ、ローラー、エアスプレー等通常の方法によ
り鋼材上に膜厚2mm以下、好ましくは300μ以上
になるように塗布された後、常温もしくは加熱に
より乾燥される。 乾燥後得られた塗膜は勿論強度や耐食性等の優
れたものである。 又、本発明組成物から得られた塗膜上に、必要
により、塩化ゴム、アルキド樹脂、エポキシ樹
脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂等の上塗り塗
料、あるいは不飽和ポリエステル樹脂とガラスフ
レークからなる上塗り塗料を塗布してもよい。し
かして本発明組成物から得られる塗膜はこれらの
上塗り塗料に対しても優れた密着性を示すことが
判つた。 以下、本発明の詳細を実施例により説明する。
ただし実施例中の%は「重量%」を表わす。 実施例 1 グリセリンモノアリルエーテル0.45モル、無水
マレイン酸1.0モル、エチレングリコール0.5モル
を仕込み温度180℃で6時間反応させ、アリルエ
ーテル基含有不飽和ポリエステルを得た。これに
エポキシ樹脂成分として、ビスフエノールAジグ
リシジルエーテル0.5モルを仕込み、全系に対し
0.3%量の2−ヒドロキシパラトルイジンを加え
て90℃で1時間反応させ、これに対全系2.5%の
メタノールを加え、更に1時間反応させた後、10
mmHgで30分間減圧処理を行つた後、スチレンを
加えて固形分60%、酸価18mgKOH/g、粘度
3000cps、エポキシ樹脂成分の全ポリマーに対す
る含有量60%のエポキシ樹脂変性不飽和ポリエス
テル樹脂を得た。該不飽和ポリエステル樹脂に重
合禁止剤としてハイドロキノンを0.03%加えたも
のを樹脂Aとした。ついで該樹脂Aに対し第2表
に示した通り、反応性希釈剤としてスチレン、揺
変性付与剤として有機ベントナイト(ベントン
#34:ナシヨナルレツド社製商品名)硬化促進剤
としてナフテン酸コバルト(6%金属コバルト含
有)を混合し、ローラーで練合した後、ガラスフ
レーク〔CCF−150:日本板硝子(株)製商品名:平
均厚さ2〜5μ、平均大きさ0.4mm)〕、亜鉛末(平
均粒子径5μ)を加え、デイスパーで撹拌して主
剤を作製し、該主剤100重量部に対して硬化剤と
してメチルエチルケトンパーオキサイド〔パーメ
ツクN:日本油脂(株)製商品名〕を第2表に示す量
添加し、十分に撹拌し本発明の防錆被覆組成物を
得た。ついで該組成物をエアスプレーで乾燥膜厚
が500±50μになるように塗装し、室温で7日間
乾燥後比較試験に供した。その結果は第3表に示
した。尚被塗物には150×70×1.6(mm)(SS41)の
鋼板をサンドブラストしてSa2.5以上として用い
た。 実施例 2 アリルエーテル基含有不飽和ポリエステルの原
料として、トリメチロールプロパンジアリルエー
テル0.25モル、無水マレイン酸0.7モル、イソフ
タル酸0.3モル、プロピレングリコール0.5モル及
びエポキシ樹脂成分としてビスフエノールAジグ
リシジルエーテル0.5モルを用いて実施例1と同
様にして固形分60%、酸価15mgKOH/g、粘度
2500cps、エポキシ樹脂成分の全ポリマーに対す
る含有量55%のエポキシ樹脂変性不飽和ポリエス
テル樹脂を得た。これにハイドロキノンを0.03%
加えたものを樹脂Bとして、実施例1と同様に塗
料化し塗装試験片を作製し、比較試験に供した。 実施例 3 ジアリルペンタエリスリトール0.45モル、無水
マレイン酸1.0モルを温度60℃で2時間反応させ
て得られたアリルエーテル基含有不飽和ポリエス
テルに、アクリル酸を0.5モル、ビスフエノール
Aジグリシジルエーテルを0.5モル、及び全系に
対して0.3%量の2−ヒドロキシエチルパラトル
イジンを一括仕込みして90℃で10時間反応させた
後、60℃で冷却、メタノールを対全系2%加え更
に1時間反応させ、10mmHgで30分間減圧処理を
行い、固形分60%、酸価13mgKOH/g、粘度
2500cps、全ポリマーに対するエポキシ樹脂成分
及びアクリル成分の含有量が各々50%、15%のエ
ポキシ樹脂変性不飽和ポリエステル樹脂を得た。
これにハイドロキノンを0.03%加えたものを樹脂
Cとし、実施例1と同様に塗料化し、塗装試験片
に作製し、比較試験に供した。 実施例 4〜6 実施例3においてジアリルペンタエリスリトー
ル以外の組成を第1表に示す如く変更した以外
は、同例と同様にして樹脂を合成し、ハイドロキ
ノンを0.03%加えたものをそれぞれ樹脂D,E,
Fとした。さらに実施例1と同様に塗料化し防錆
被覆組成物を作成した後、試験片を作製し、比較
試験に供した。各例におけるエポキシ樹脂成分、
及びアクリル酸の含有量は全ポリマーに対して例
4が45%、15%、例5が10%、50%、例6が10
%、50%であつた。
【表】 実施例 7、8 実施例3及び4において各々アクリル酸をメタ
クリル酸とした以外は、各実施例と同様にして固
形分60%の樹脂を得た。尚、各々の酸価、粘度及
び、エポキシ樹脂成分、メタクリル酸の全ポリマ
ーに対する含有量は、実施例7が15mgKOH/g、
3000cps、50%、20%で例8が、17mgKOH/g、
3500cps、45%、17%であつた。これにハイドロ
キノン0.03%を加え、それぞれ樹脂G,Hとし、
実施例1と同様に塗料化し防錆被覆組成物を作成
した後、試験片を作製し、試験に供した。 実施例 9 実施例3においてアリルエーテル基含有不飽和
ポリエステルとして、無水マレイン酸とトリアリ
ルペンタエリスリトールとの部分エステル化物を
用いた以外は同例と同様にして固形分65%酸価
5.0mgKOH/g、粘度3700cps、エポキシ樹脂成
分及びアクリル酸の全ポリマーに対する含有量が
各々54%、15%のエポキシ樹脂変性不飽和ポリエ
ステル樹脂を得た。これにハイドロキノンを0.03
%加えたものを樹脂Iとし、実施例1と同様に塗
料化し防錆被覆組成物を作成した後、試験片を作
製し、比較試験に供した。 比較例 1 実施例1で用いたエポキシ樹脂変性不飽和ポリ
エステルの代わりに、無水マレイン酸1.0モル、
水添ビスフエノールA0.5モル、プロピレングリ
コール0.5モル、エチレングリコール1.5モルを原
料として固形分60%酸価が22mgKOH/g、粘度
が3000cpsの一般の不飽和ポリエステル樹脂を得
た。これにハイドロキノンを0.03%加え、これを
樹脂Jとして、実施例1と同様に塗料化し防錆被
覆組成物を作成した後、試験片を作製し、比較試
験に供した。 比較例 2 実施例1で用いたエポキシ樹脂変性不飽和ポリ
エステル樹脂の代わりに、トリメチロールプロパ
ンジアリルエーテル0.25モル、無水マレイン酸
1.0モル、プロピレングリコール0.5モル、エチレ
ングリコール0.5モルを原料として、固形分60%
酸価が20mgKOH/g、粘度が2100cpsのアリルエ
ーテル基含有の不飽和ポリエステル樹脂を得た。
これにハイドロキノン0.03%を加え、樹脂Kとし
て、実施例1と同様に塗料化し防錆被覆組成物を
作成した後、試験片を作製し、比較試験に供し
た。 比較例 3 重量部 ケイ酸ナトリウム水溶液(モル比3.2、固形分40
重量%) 30 亜鉛末 70 100 上記塗料を実施例1と同一方法で調整した被塗
物上に乾燥塗膜厚が500±50μになるように塗装
し、7日間室温で乾燥したところ塗膜にヒビ割れ
が生じた。 比較例 4 重量部 エポキシ樹脂〔エピコート#1001:シエル化学社
製商品名〕 7.0 キシロール 13.0 メチルイソブチルケトン 10.0 亜鉛末 60.0 90.0 (硬化剤) ポリアミド樹脂〔トーマイド#210:富士化成(株)
製商品名〕 4.0 キシロール 4.0 イソブタノール 2.0 10.0 上記塗料を実施例1と同一方法で調製した被塗
物上に乾燥塗膜厚が500±50μになるように塗装
し、7日間室温で乾燥し比較試験に供した。 比較例 5 (主剤) 重量部 イソフタル酸系不飽和ポリエステル樹脂〔リゴラ
ツク150HR:昭和高分子(株)製商品名〕 35 有機ベントナイト(実施例1と同一) 2 スチレン 30 ナフテン酸コバルト(6%金属コバルト含有)
0.5 ガラスフレーク(実施例1と同一) 15 亜鉛末(平均粒子径5μ) 17.5 100.0 (硬化剤) メチルエチルケトンパーオキサイド(実施例1と
同一) 0.5 上記組成物を実施例1と同様に塗料化し、試験
片を作成して比較試験に供した。 比較例 6 (主剤) ビスフエノール系不飽和ポリエステル〔リゴラツ
クLP−1:昭和高分子(株)製商品名〕 25 有機ベントナイト(実施例1と同一) 2 スチレン 12.5 ナフテン酸コバルト(6%金属コバルト含有)
0.5 ガラスフレーク(実施例1と同一) 10 亜鉛末(平均粒子径5μ) 50 100.0 (硬化剤) メチルエチルケトンパーオキサイド(実施例1と
同一) 0.5 上記組成物を実施例1と同様に塗料化し、試験
片を作成して比較試験に供した。
【表】 性能評価は次のようにして行なつた。 (1) 表面硬化性 実施例及び比較例の方法で作製した試験片を
用い、鉛筆硬度及び60℃純水に1週間浸漬後の
塗膜表面状態で評価した。 (2) 塗膜の付着強度 東洋測機(株)製万能型引張試験機(商品名:テ
ンシロン)を用いて、塗膜面に対して垂直方向
に1mm/分で引張つたときの塗膜の付着強度を
求めた。 (3) 耐食性試験 60℃、3wt%食塩水に所定期間浸漬後の塗膜
状態を評価した。 (4) 耐湿性試験 50℃、100%RHの湿潤試験機に試験片を入
れ、所定時間経過後の塗膜状態を評価した。 性能試験の結果を第3表に示す。
【表】
【表】 以上の性能試験の結果から明白な如く、本発明
の防錆被覆組成物から得られた塗膜は、パラフイ
ンワツクスを全く使用しなくとも表面硬化性が良
好で、また従来のジンクリツチペイントの欠点で
あつた厚膜に塗装した場合の強度不足を著しく改
良するものである。また防食性も一段と優れたも
のである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (イ) 2官能性ビスフエノールA型エポキシ樹
    脂中のエポキシ基に、アリルエーテル基及びカ
    ルボキシル基を有する不飽和ポリエステルを結
    合せしめたエポキシ樹脂変性不飽和ポリエステ
    ル樹脂 …100重量部 (ロ) ガラスフレーク …10〜70重量部及び (ハ) 亜鉛末 …20〜900重量部 の割合から成る防錆被覆組成物。 2 前記アリルエーテル基及びカルボキシル基を
    有する不飽和ポリエステルが、不飽和多塩基酸又
    はその無水物と1個の水酸基を持つ多価アルコー
    ルアリルエーテルとの部分エステル化物である、
    特許請求の範囲第1項記載の防錆被覆組成物。 3 前記不飽和多塩基酸又はその無水物が、無水
    マレイン酸である、特許請求の範囲第2項記載の
    防錆被覆組成物。 4 (イ) 2官能性ビスフエノールA型エポキシ樹
    脂中のエポキシ基に、アリルエーテル基及びカ
    ルボキシル基を有する不飽和ポリエステルとア
    クリル酸又はメタクリル酸を結合せしめたエポ
    キシ樹脂変性不飽和ポリエステル樹脂
    …100重量部 (ロ) ガラスフレーク …10〜70重量部及び (ハ) 亜鉛末 …20〜900重量部 の割合から成る防錆被覆組成物。 5 前記アリルエーテル基及びカルボキシル基を
    有する不飽和ポリエステルが、不飽和多塩基酸又
    はその無水物と1個の水酸基を持つ多価アルコー
    ルアリルエーテルとの部分エステル化物である、
    特許請求の範囲第4項記載の防錆被覆組成物。 6 前記不飽和多塩基酸又はその無水物が、無水
    マレイン酸である、特許請求の範囲第5項記載の
    防錆被覆組成物。
JP5209883A 1983-03-28 1983-03-28 防錆被覆組成物 Granted JPS59176360A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5209883A JPS59176360A (ja) 1983-03-28 1983-03-28 防錆被覆組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5209883A JPS59176360A (ja) 1983-03-28 1983-03-28 防錆被覆組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59176360A JPS59176360A (ja) 1984-10-05
JPH0349943B2 true JPH0349943B2 (ja) 1991-07-31

Family

ID=12905365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5209883A Granted JPS59176360A (ja) 1983-03-28 1983-03-28 防錆被覆組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59176360A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4657073B2 (ja) * 2004-12-28 2011-03-23 関西ペイント株式会社 塗料組成物
JP7478002B2 (ja) * 2019-03-29 2024-05-02 中国塗料株式会社 防食塗料組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59176360A (ja) 1984-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0046354B1 (en) Coating compositions
US20080085965A1 (en) Thermosetting Powder Coating Composition
US4411955A (en) Reactive hardenable binder mixture, process for preparing hardened products and use of the mixture for the preparation of coatings
JPS6260429B2 (ja)
JPS6143108B2 (ja)
JPH0349943B2 (ja)
CN111133068A (zh) 水性防锈涂料组合物、防锈涂膜、带有防锈涂膜的基材和带有防锈涂膜的基材的制造方法
JPH028789B2 (ja)
JPS59123574A (ja) 防食被覆方法
JPS637584B2 (ja)
JPH0372579A (ja) 金属プライマーのためのバインダーとしてのポリエステル/エポキシブロックコポリマー
KR101869591B1 (ko) 불포화폴리에스테르 및 비닐에스테르 수지를 포함하는 방청용 코팅 조성물
JP2604231B2 (ja) 塗膜下の耐食性及び貯蔵安定性に優れた防食塗料組成物
JP3413269B2 (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物およびパテ塗料
JPS6143109B2 (ja)
JP2951369B2 (ja) パテ組成物
JPH0317850B2 (ja)
JPS5848593B2 (ja) 防触塗料組成物
JP3539460B2 (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物およびパテ塗料
JP3223540B2 (ja) コンクリート保護材料、コンクリート保護層の製造法および表面処理されたコンクリート
JP3102577B2 (ja) 不飽和ポリエステル樹脂組成物及びそれを用いる被覆組成物
KR101035296B1 (ko) 수성 도료용 수지 조성물, 수성 도료 및 수성 도료용 수지조성물의 제조 방법
JPH0485370A (ja) 防食塗料組成物と防食被覆方法
JPS6141266B2 (ja)
AU539608B2 (en) Coating compositions