JPH0349931Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0349931Y2 JPH0349931Y2 JP1984155807U JP15580784U JPH0349931Y2 JP H0349931 Y2 JPH0349931 Y2 JP H0349931Y2 JP 1984155807 U JP1984155807 U JP 1984155807U JP 15580784 U JP15580784 U JP 15580784U JP H0349931 Y2 JPH0349931 Y2 JP H0349931Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- leaf spring
- vehicle body
- fixed
- stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、自動車その他の車両におけるラジエ
ータの支持装置に関する。
ータの支持装置に関する。
（従来の技術）
従来、この種のラジエータは、一般にその下部
において車体に固定の弾性材から成る受座に上方
から差込み式に支持されており、この場合ラジエ
ータの上部は、実開昭51−163336号公報で知られ
るように、ゴムマウントを介して車体に結着され
るを一般とし、これを第１図に基いて詳述する
に、ラジエータに一体のブラケツトａに内周のカ
ラーb1と端面の座板b2とを焼付固定して成るゴム
マウントｂを嵌着し、該ゴムマウントｂを車体側
の支持フレームｄにボルトｅで固定している。
において車体に固定の弾性材から成る受座に上方
から差込み式に支持されており、この場合ラジエ
ータの上部は、実開昭51−163336号公報で知られ
るように、ゴムマウントを介して車体に結着され
るを一般とし、これを第１図に基いて詳述する
に、ラジエータに一体のブラケツトａに内周のカ
ラーb1と端面の座板b2とを焼付固定して成るゴム
マウントｂを嵌着し、該ゴムマウントｂを車体側
の支持フレームｄにボルトｅで固定している。
（考案が解決しようとする問題点）
ゴムマウントｂは振動吸収の方向性が限定され
ず有利であるが、カラーb1や座板b2を焼付固定す
る関係で高価となり、又ボルトｅの締付けに際
し、該マウントｂに摩擦による捩りトルクが作用
して、その耐久性に悪影響を及ぼすことがあり、
又所定の弾性支持機能を得る為にはゴムマウント
ｂを比較的大径のものにせざるを得ず、高さ方向
のみならず巾方向にスペースを必要とする。
ず有利であるが、カラーb1や座板b2を焼付固定す
る関係で高価となり、又ボルトｅの締付けに際
し、該マウントｂに摩擦による捩りトルクが作用
して、その耐久性に悪影響を及ぼすことがあり、
又所定の弾性支持機能を得る為にはゴムマウント
ｂを比較的大径のものにせざるを得ず、高さ方向
のみならず巾方向にスペースを必要とする。
本考案は、ラジエータに作用する振動が専らエ
ンジン振動による上下方向の振動であることに着
目し、ゴムマウントに代えて板ばねを用いた耐久
性の良いコンパクトで安価な装置を提供すること
をその目的とする。
ンジン振動による上下方向の振動であることに着
目し、ゴムマウントに代えて板ばねを用いた耐久
性の良いコンパクトで安価な装置を提供すること
をその目的とする。
（問題点を解決するための手段）
本考案は、上記目的を達成すべく、ラジエータ
の下部を車体に固定の弾性材から成る受座に上方
から差込み式に支持させるようにしたラジエータ
の支持装置であつて、ラジエータの上部に、基端
を車体に固定した上下方向に変形可能な板ばねの
先端を固定すると共に、車体に板ばねの基端側か
ら該板ばねの上面に沿つて該板ばねの長手方向に
延出されるストツパを固定し、該ストツパの先端
部を、板ばねの上方への変形を許容し且つ上方へ
の変形量をラジエータ下部の前記受座に対する差
込み深さ以下に規制するような湾曲度合で上方に
湾曲させたことを特徴とする。
の下部を車体に固定の弾性材から成る受座に上方
から差込み式に支持させるようにしたラジエータ
の支持装置であつて、ラジエータの上部に、基端
を車体に固定した上下方向に変形可能な板ばねの
先端を固定すると共に、車体に板ばねの基端側か
ら該板ばねの上面に沿つて該板ばねの長手方向に
延出されるストツパを固定し、該ストツパの先端
部を、板ばねの上方への変形を許容し且つ上方へ
の変形量をラジエータ下部の前記受座に対する差
込み深さ以下に規制するような湾曲度合で上方に
湾曲させたことを特徴とする。
（実施例）
本考案を第２図及び第３図に示す実施例に付説
明する。
明する。
図面で１はラジエータを示し、該ラジエータ１
は中間コア２と、上下のタンク３と、左右両側の
側枠４とから成り、これをエンジンルームＡ内の
車体構成部材たる支持フレーム５に該各側枠４に
おいて取付けるものとし、即ち該各側枠４の下端
に突起６を突設して、該突起６を該支持フレーム
５の下部に設けたゴムその他の弾性材から成る凹
状受座７に嵌合させると共に、該各側枠４の上部
に横方向外方にのびるブラケツト８を突設して、
該ブラケツト８を、本考案の特徴とするとことに
従い、上下方向に変形可能な板ばね９を介して該
支持フレーム５に結着させるものとした。
は中間コア２と、上下のタンク３と、左右両側の
側枠４とから成り、これをエンジンルームＡ内の
車体構成部材たる支持フレーム５に該各側枠４に
おいて取付けるものとし、即ち該各側枠４の下端
に突起６を突設して、該突起６を該支持フレーム
５の下部に設けたゴムその他の弾性材から成る凹
状受座７に嵌合させると共に、該各側枠４の上部
に横方向外方にのびるブラケツト８を突設して、
該ブラケツト８を、本考案の特徴とするとことに
従い、上下方向に変形可能な板ばね９を介して該
支持フレーム５に結着させるものとした。
これを更に詳述するに、該板ばね９を前後方向
に長手でその両端に折曲部を有するものに形成
し、これを前端の折曲部において該支持フレーム
５にボルト１０で固定し、後端の折曲部にボルト
１１で該ブラケツト８を重合結着するものとし
た。
に長手でその両端に折曲部を有するものに形成
し、これを前端の折曲部において該支持フレーム
５にボルト１０で固定し、後端の折曲部にボルト
１１で該ブラケツト８を重合結着するものとし
た。
また、支持フレーム５には、板ばね９の上方へ
の変形量を規制するストツパ１２がその基端にお
いて板ばね９の前端の折曲部と共に共締めされて
いる。該ストツパ１２は、板ばね９の前端側から
板ばね９の上面に沿つて後方に延出されており、
該ストツパ１２の先端部たる後端部を、板ばね９
の上方への変形を許容し且つ上方への変形量を前
記突起６の前記受座７への差込み深さ以下に規制
するような湾曲度合で上方に湾曲させた。
の変形量を規制するストツパ１２がその基端にお
いて板ばね９の前端の折曲部と共に共締めされて
いる。該ストツパ１２は、板ばね９の前端側から
板ばね９の上面に沿つて後方に延出されており、
該ストツパ１２の先端部たる後端部を、板ばね９
の上方への変形を許容し且つ上方への変形量を前
記突起６の前記受座７への差込み深さ以下に規制
するような湾曲度合で上方に湾曲させた。
（作用）
本考案の作用を上記実施例に基いて説明する
に、エンジン振動による支持フレーム５とラジエ
ータ１との間の上下方向の振動の伝達は上下方向
に変形可能な板ばね９により阻止され、又該板ば
ね９の上方への過度の変形はストツパ１２により
規制され、板ばね９の破損や又突起６が受座７か
ら離脱するといつた不具合の発生も確実に防止さ
れる。
に、エンジン振動による支持フレーム５とラジエ
ータ１との間の上下方向の振動の伝達は上下方向
に変形可能な板ばね９により阻止され、又該板ば
ね９の上方への過度の変形はストツパ１２により
規制され、板ばね９の破損や又突起６が受座７か
ら離脱するといつた不具合の発生も確実に防止さ
れる。
（考案の効果）
この様に本考案によるときは、上下方向に変形
可能な板ばねによりラジエータに作用する主たる
振動成分であるエンジン振動に起因した上下方向
の振動が吸収され、実用上充分な防振性能が得ら
れ、更に板ばねの上方への変形量はストツパによ
つて車体側の受座に対するラジエータ下部の差込
み深さ以下に規制されるから、車体の急激な上下
動でラジエータに強い突き上げ力が作用してもラ
ジエータの下部が受座から脱落するようなことは
なく、板ばねを用いるもラジエータの取付けの安
定性を確保できると共に板ばねの耐久性も向上さ
れ、而もゴムマウントを用いる場合のように結締
時のゴムマウントの捩れによる耐久性の悪化とい
つた問題を生じず、更にゴムマウントに比し、安
価で且つゴムマウントと同様の弾性支持機能を巾
方向にコンパクトにして得られ、その分ラジエー
タ前面面積を大きくとれて、冷却性能を向上でき
る効果を有する。また、ストツパを板ばねの上面
に沿わせて設けるため、ストツパを板ばねの配置
スペースを活用してスペース効率良くコンパクト
に配置でき、板ばねを用いることによる支持装置
のコンパクト化といつた効果を損うことなく、ス
トツパによる上記した支持の安定性や耐久性の向
上といつた効果を奏せられる。
可能な板ばねによりラジエータに作用する主たる
振動成分であるエンジン振動に起因した上下方向
の振動が吸収され、実用上充分な防振性能が得ら
れ、更に板ばねの上方への変形量はストツパによ
つて車体側の受座に対するラジエータ下部の差込
み深さ以下に規制されるから、車体の急激な上下
動でラジエータに強い突き上げ力が作用してもラ
ジエータの下部が受座から脱落するようなことは
なく、板ばねを用いるもラジエータの取付けの安
定性を確保できると共に板ばねの耐久性も向上さ
れ、而もゴムマウントを用いる場合のように結締
時のゴムマウントの捩れによる耐久性の悪化とい
つた問題を生じず、更にゴムマウントに比し、安
価で且つゴムマウントと同様の弾性支持機能を巾
方向にコンパクトにして得られ、その分ラジエー
タ前面面積を大きくとれて、冷却性能を向上でき
る効果を有する。また、ストツパを板ばねの上面
に沿わせて設けるため、ストツパを板ばねの配置
スペースを活用してスペース効率良くコンパクト
に配置でき、板ばねを用いることによる支持装置
のコンパクト化といつた効果を損うことなく、ス
トツパによる上記した支持の安定性や耐久性の向
上といつた効果を奏せられる。
第１図は従来装置の截断側面図、第２図は本考
案装置を適用したラジエータの取付部分の正面
図、第３図はその側面図である。 １…ラジエータ、４…支持フレーム（車体）、
９…板ばね、１２…ストツパ。
案装置を適用したラジエータの取付部分の正面
図、第３図はその側面図である。 １…ラジエータ、４…支持フレーム（車体）、
９…板ばね、１２…ストツパ。
Claims (1)
- ラジエータの下部を車体に固定の弾性材から成
る受座に上方から差込み式に支持させるようにし
たラジエータの支持装置であつて、ラジエータの
上部に、基端を車体に固定した上下方向に変形可
能な板ばねの先端を固定すると共に、車体に板ば
ねの基端側から該板ばねの上面に沿つて該板ばね
の長手方向に延出されるストツパを固定し、該ス
トツパの先端部を、板ばねの上方への変形を許容
し且つ上方への変形量をラジエータ下部の前記受
座に対する差込み深さ以下に規制するような湾曲
度合で上方に湾曲させたことを特徴とするラジエ
ータの支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984155807U JPH0349931Y2 (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984155807U JPH0349931Y2 (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6171518U JPS6171518U (ja) | 1986-05-15 |
| JPH0349931Y2 true JPH0349931Y2 (ja) | 1991-10-24 |
Family
ID=30713819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984155807U Expired JPH0349931Y2 (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0349931Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5414694A (en) * | 1977-07-01 | 1979-02-03 | Post Office | Double heteroostructure semiconductor laser |
-
1984
- 1984-10-17 JP JP1984155807U patent/JPH0349931Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5414694A (en) * | 1977-07-01 | 1979-02-03 | Post Office | Double heteroostructure semiconductor laser |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6171518U (ja) | 1986-05-15 |
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