JPH0349802A - 対向スピンドル旋盤及び主軸制御方法 - Google Patents

対向スピンドル旋盤及び主軸制御方法

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Publication number
JPH0349802A
JPH0349802A JP18569489A JP18569489A JPH0349802A JP H0349802 A JPH0349802 A JP H0349802A JP 18569489 A JP18569489 A JP 18569489A JP 18569489 A JP18569489 A JP 18569489A JP H0349802 A JPH0349802 A JP H0349802A
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JP
Japan
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spindle
control device
main shaft
drive motor
main
Prior art date
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Pending
Application number
JP18569489A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Furuhashi
古橋 寮一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamazaki Mazak Corp
Original Assignee
Yamazaki Mazak Corp
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Publication date
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Publication of JPH0349802A publication Critical patent/JPH0349802A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)、産業上の利用分野 本発明は、相対向する2個の主軸を有する対向スピンド
ル旋盤及び主軸制御方法に関する。
(b)、従来の技術 第3図は、従来の対向スピンドル旋盤の一例を示す制御
ブロック図、 第4図は、従来の対向スピンドル旋盤の別の例を示す制
御ブロック図である。
従来、対向スピンドル旋盤の2個の主軸に設けられたそ
れぞれのチャックで、1個のワークの両端を把持して加
工する場合、2個の主軸が同期して回転するように制御
する必要がある。
即ち、第3図に示す従来の対向スピンドル旋盤30にお
いて、第1主軸31のチャック31a及び第2主軸32
のチャック32aによってワーク39の両端を把持して
加工を行うに際しては。
主制御部33から起動信号、回転速度指示信号等の主軸
制御信号が、第1主軸制御装置37に対して出力され、
同時に、第2主軸制御装置38に対しても出力される。
そして、第1主軸制御装置37と第2主軸制御装置38
は、相互に独立した形で第1主軸31.第2主軸32の
回転を制御する。
即ち、第1主軸制御装置37は、駆動モータ35を介し
て第1主軸31を回転駆動する共に、エンコーダ35a
を介して第1主軸31の回転速度をフィードバックして
主制御部33によって指示された回転速度になるように
速度制御する。同様にして、第2主軸制御装置38は、
駆動モータ36、エンコーダ36aを介して第2主軸3
2の回転速度を主制御部33によって指示された回転速
度になるように速度制御する。
また、第4図に示す従来の対向スピンドル旋盤4oにお
いて、第1主軸41のチャック41a及び第2主軸42
のチャック42aによってワーク49の両端を把持して
加工を行うに際しては、主制御部43から起動信号、回
転速度指示信号等の主軸制御信号が、第1主軸制御装置
47に対して出力され、同時に、第2主軸制御装置48
に対しても出力される。そして、第1主軸制御装置47
と第2主軸制御装置48は、相互に独立した形で第1主
軸41.第2生軸42の回転を制御する。
即ち、第1主軸制御装置47は、駆動モータ45を介し
て第1主軸41を回転駆動する共に、エンコーダ45a
を介して第1主軸41の回転速度をフィードバックして
主制御部43によって指示された回転速度になるように
速度制御する。同様にして、第2主軸制御装M48は、
駆動モータ46、エンコーダ46aを介して第2主軸4
2の回転速度を主制御部43によって指示された回転速
度になるように速度制御する。更に、精密エンコーダ4
5b、46bを介して前記第1主軸41の回転角及び第
2主軸42の回転角が主制御部43にフィードバックさ
れる。前記主制御部43は、第1主軸41の回転角及び
第2主軸42の回転角を比較して、第1主軸制御装置4
7及び第2主軸制御装置48に対して、前記第1主軸4
1及び前記第2主軸42のそれぞれの回転角が等しくな
るような主軸位置制御信号を新たに出力する。そして、
第1主軸制御装置47.第2主軸制御装置48は、主制
御部43から出力された新たな主軸位置制御信号に基づ
いて、それぞれ第1主軸41、第2主軸42の回転をそ
の回転角度位置が一致するように位置制御する。
(C)0発明が解決しようとする問題点しかし、前記対
向スピンドル旋盤30においては、第1主軸制御装置3
7及び第2主軸制御装置38に対して主制御部33から
同時に主軸制御信号が出力されても、第1主軸制御装置
i!37及び第2主軸制御装置38におけるそれぞれの
処理速度が完全に一致していないために、第1主軸制御
装置37から駆動モータ35に対して電力等の出力され
る時間と、第2主軸制御装[38から駆動モータ36に
対して電力等の出力される時間にズレが生じる。従って
、第1主軸31と第2主軸32のそれぞれの回転角に差
が生じ、特に、第1主軸31及び第2主軸32の加減速
時には、短時間なため1両主軸31.32の回転を完全
に同期させることが困難である。従って、第1主軸31
及び第2主軸32の回転差によってワーク39に無理な
せん断力が生じ、ワーク39が捩れたり、チャック31
a、32aのワーク保持部分で滑りを生じ、ワーク39
に傷をつけることになる。
また、対向スピンドル旋盤40においては、精密エンコ
ーダ45b、46bを介して第1主軸41及び第2主軸
42のそれぞれの回転角がフィードバックされるので、
第1主軸41及び第2主軸42の低速回転時には、第1
主軸41及び第2主軸42の回転を略同期させることが
可能である。
しかし、第1主軸41及び第2主軸42の高速回転時に
は、精密エンコーダ45b、46b及び主制御部43の
処理速度が第1主軸41及び第2主042の回転速度に
追従できないため、第1主軸41及び第2主軸42の回
転を同期させることが出来ない。
本発明は、上記事情に鑑み、ワークが捩れたり、チャッ
クのワーク保持部分の滑りによってワークに傷をつける
ことを防止することが出来る対向スピンドル旋盤及び主
軸制御方法を提供することを目的とする。
(d)0問題点を解決するための手段 本発明は、相対向する第1主軸(5)及び第2主軸(1
5)を有する対向スピンドル旋盤(1)において、第1
主軸(5)に第1駆動モータ(6)を接続し、第2主軸
(15)に第2駆動モータ(16)を接続し、前記第1
駆動モータ(6)及び前記第2駆動モータ(16)を共
に駆動制御可能な第1主軸制御装置(25)を設け、前
記第1駆動モータ(6)及び前記第2駆動モータ(16
)を共に駆動制御可能な第2主軸制御装置(26)を設
け、前記第1駆動モータ(6)を前記第1主軸制御装置
(25)又は前記第2主軸制御装置(26)と選択的に
接続し、更に、前記第2駆動モータ(16)を前記第1
主軸制御装置(25)又は前記第2主軸制御装置(26
)と選択的に接続する切換手段(9,19,27)を設
けて構成される。
また、本発明は、相対向する2個の主軸(5,15)を
有する対向スピンドル旋盤(1)において、前記各主軸
(5,15)に、それぞれ駆動モータ(6,16)を接
続し、前記各駆動モータ(6,16)を共に駆動制御可
能な複数の主軸制御装置(25,26)を設け、2個の
前記各主軸(5,15)に2個のワーク(10’ 、1
0’ )を別々に保持して加工を行うに際しては、前記
各駆動モータ(6,16)を別々の前記主軸制御装置(
25,26)に接続して、前記各駆動モータ(6,16
)を独立して駆動制御するようにし、2個の前記各主軸
(5,15)間に1個のワーク(10)を保持して加工
を行うに際しては、前記各駆動モータ(6,16)を同
一の前記主軸制御装置(25)に接続して、前記各駆動
モータ(6,16)を同時に駆動制御するようにして構
成される。
また、本発明は、相対向する2個の主軸(5゜15)を
有する対向スピンドル旋盤(1)において、前記各主軸
(5,15)に、それぞれ駆動モータ(6,16)を接
続し、前記各那動モータ(6,16)を共に駆動制御可
能な複数の主軸制御装置(25,26)を設け、2個の
前記各主軸(5,15)に2個のワーク(10’ 、1
0’ )を別々に保持して加工を行うに際しては、前記
各駆動モータ(6,16)を別々の前記主軸制御装置(
25,26)に接続して、前記各駆動モータ(6,16
)を独立して駆動制御するようにし。
2個の前記各主軸(5,15)間に1個のワーク(1o
)を保持して加工を行うに際しては、前記各駆動モータ
(6,16)を同一の前記主軸制御装置(25)に接続
して、前記各駆動モータ(6゜16)を同時に駆動制御
し、更に、一方の駆動モータ(6)を第1のトルク(T
1)で駆動させると共に、他方の駆動モータ(16)を
前記第1のトルク(T1)より第2のトルク(T2’)
で駆動させるようにして構成される。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を
示す1便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されるものではない。以下のr (e)
、作用」の欄についても同様である。
(e)0作用 上記した構成により、切換手段(9,19,27)によ
って、第1紅動モータ(6)が、第1主軸制御装置(2
5)又は第2主軸制御装置(26)と選択的に接続され
、また、第2駆動モータ(16)が、第1主軸制御装置
(25)又は第2主軸制御装置(26)と選択的に接続
されるように作用する。
また、2個の主軸(5,15)間に1個のワーク(10
)を保持して加工を行う際には、前記各主軸(5,15
)の駆動モータ(6,16)が単一の主軸制御装置(2
5)によって駆動制御されるように作用する。
また、2個の主軸(5,15)間に1個のワーク(10
)を保持して加工を行う際には、前記各主軸(5,15
)の駆動モータ(6,16)が単一の主軸制御装置(2
5)によって駆動制御され、更に、前記主軸(5,15
)の内、トルクが小さい駆動モータ(16)に接続され
た主軸(15)が、他方の主軸(5)に対して連れ回り
する形で回転するように作用する。
(f)、実施例 以下、図面に基づき、本発明の詳細な説明すや・ 第1図は、本発明による対向スピンドル旋盤の一例を示
す制御ブロック図、 第2図は、主軸制御プログラムの一例を示すフローチャ
ートである。
対向スピンドル旋盤1は、第1図に示すように、機体2
を有し、該機体2の上部には案内面2aが設けられてい
る。そして、案内面2a上には第1主軸台3及び第2主
軸台13が、相対向して設けられている。前記第1主軸
台3には、第1主軸5及び該第1主軸5と出力軸が一体
化した第1髪動モータ6が設けられている。そして、前
記第1主軸5の図中右端にはチャック5aが設けられて
おり、更に、前記第1主軸5の図中左端にはロータリエ
ンコーダ7が接続している。同様に、前記第2主軸台1
3には、第2主軸15及び該第2主軸15と出力軸が一
体化した第2踵動モータ16が設けられている。そして
、前記第2主軸15の図中左端にはチャック15aが設
けられており、前記第2主軸15の図中右端にはロータ
リエンコーダ17が接続している。そして、前記第1主
軸台3.第2主軸台13は、第1主軸5及び第2主軸1
5の軸心方向である図中矢印A、B方向に独立して移動
駆動自在であり、第1主軸5及びチャック5a、第2主
軸15及びチャック15aは図中矢印C1D方向にそれ
ぞれ第1駆動モータ6、第2駆動モータ16によって回
転駆動される。また、前記第1主軸台3と前記第2主軸
台13の間には、刃物台11.11が任意の方向に移動
自在に設けられており、該刃物台11にはバイト等の工
具12が装着されている。
そして、前記第1悶動モータ6には電磁接触器9の端子
9a、9bが接続しており、前記端子9aには第1主軸
制御装置25の電力制御部25Cが接続している。前記
電力制御部25cには電流制御部25bが接続しており
、該電流制御部25bには速度制御部25aが接続して
いる。そして、当該第1主軸制御装置!25は、前記速
度制御部25a、バス線29を介して主制御部20と接
続している。また、前記電磁接触器9の前記端子9bに
は第2主軸制御装置26の電力制御部26Cが接続して
いる。前記電力制御部26cには電流制御部26bが接
続しており、該電流制御部26bには速度制御部26a
が接続している。そして、当該第2主軸制御装置26は
、前記速度制御部26a、前記バス線29を介して前記
主制御部20と接続している。また、前記第2駆動モー
タ16には電磁接触器19の端子19a、19bが接続
している。そして、前記端子19aには前記第2主軸制
御装置26の電力制御部26cが接続しており、前記端
子19bには前記第1主軸制御装置25の電力制御部2
5cが接続している。
また、前記主制御部2oには、前記バス線29を介して
、前記第1主軸制御装g25、前記第2主軸制御装置2
6に加えて、キーボード等の入力部21、加ニブログラ
ムメモリ22.システムプログラムメモリ23、切換ユ
ニット27等が接続している。そして、前記切換ユニッ
ト27には、前記電磁接触器9.19が接続している。
また、第1主軸制御装置25の前記速度制御部25aに
は前記ロータリエンコーダ7が接続しており、第2主軸
制御装置26の前記速度制御部26aには前記ロータリ
エンコーダ17が接続している。
対向スピンドル旋盤1は以上のような構成を有するので
、対向スピンドル旋盤1を用いて棒状のワーク10の加
工を行うには、チャック5aでワーク10の一端を把持
し、チャック15aでワーク10の他端を把持し、第1
訃動モータ6、第2駆動モータ16によって、チャック
5a、15aを介してワーク1oを第1図矢印C,D方
向に回転させ、更に、第1主軸台3.第2主軸台13を
介してワーク10を第1図矢印A、B方向に適宜移動さ
せて、刃物台11に装着されたバイト等の工具12によ
って、切削等の加工を行う。
加工に際して、加ニブログラムPR○を作成する際に、
1個のワークの両端をチャック5aとチャック15aと
によって把持して加工する場合には、プログラマ(オペ
レータ)は入力部21を操作して、当該前ニブログラム
PROの最初のアドレスにおいて両ヘッド複合プログラ
ム(BCP)を指定する。尚、前記両ヘッド複合プログ
ラム(BCP)の指定が無い場合には、後述の主軸制御
プログラムSCPにおいて、ワークをチャック5a、又
は、チャック15aのどちらか一方によって把持して加
工するものとみなされる。また、両ヘッド複合プログラ
ム(BCP)を指定したアドレスの次のアドレスにおい
て第1主軸制御装置25(#1)又は、第2主軸制御装
置26 (#2)の何れかを第1及び第2廂動モータ制
御用制御装口として指定する。即ち、第1鄭動モータ6
を主動側肚動モータとする場合(第2駆動モータ16は
、従動側部動モータとなる。)には第1主軸制御装置2
5 (#1)を指定して、第2晩動モータ16を主動側
駆動モータとする場合(第1駆動モータ6は、従動側駆
動モータとなる。)には第2主軸制御装置i26 (#
2)を指定する。そして。
第1図に示す場合、ワーク10をチャック5a、15a
によって両端を把持して加工を行うので、当該ワーク1
0に対応した加ニブログラムPRO0の最初のアドレス
において両ヘッド複合プログラム(BCP)を指定して
、更に、その次のアドレスにおいて第1主軸制御装置2
5 (Sol)(この場合、第1叩動モータ6が主動側
駆動モータとなる。)を第1及び第2粁動モータ制御用
制御装置として指定する。
こうして、プログラマ(オペレータ)によって両ヘッド
複合プログラム(BCP)及び第1主軸制御装置25(
#1)が指定された加ニブログラムPRO工が作成され
、加ニブログラムメモリ22内に格納されたところで、
オペレータの入力部21からの加工開始指令に基づいて
主制御部20は、加ニブログラムメモリ22から、加工
すべきワーク1oに対応した加ニブログラムPRO工を
読み出し、該加ニブログラムPRO1に基づいて第1跣
動モータ6、第2旺動モータ16を駆動制御して、ワー
ク10に対する加工を行う。
この際、主制御部20はシステムプログラムメモリ23
から主軸制御プログラムSCPを読み呂し、該主軸制御
プログラムScPに基づいて、第1主軸制御装置25(
又は、第2主軸制御装置26)によって第1駆動モータ
6、第2駆動モータ16を駆動制御する。
即ち、主制御部20は、第2図に示す主軸制御プログラ
ムSCPに基づいて、まず、ステップSTIで、加ニブ
ログラムPRO,において両ヘッド複合加ニブログラム
(BCP)が指定されているか否かを判定する。そして
、この場合には両ヘッド複合加ニブログラム(BCP)
が指定されているのでステップST2に入る。
ステップST2では、加ニブログラムPRO8において
何れの主軸制御装置がモータ制御用として指定されてい
るかを判定する。そして、この場合には第1主軸制御装
置25 ($;1)が指定されているのでステップST
3に入る。
ステップST3において、主制御部20は、切換ユニッ
ト27を介して電磁接触器9の端子9aを閉じて端子9
bを開く、すると、第19動モータ6が第1主軸制御装
置25と接続される。同時に、主制御部20は、切換ユ
ニット27を介して電磁接触器19の端子19aを開い
て端子19bを閉じる。すると、第21駆動モータ16
は、前記第1睨動モータ6の接続されている前記第1主
軸制御装置25と接続される。
次に、主制御部2oは、ステップST4において、第1
主軸制御装w25の電力制御部25cから出力される電
力量を指示するパラメータを、第1主軸5及び第2主軸
15の負荷条件、即ち。
第2駆動モータ16の出力の第1 Illl上動タ6の
出力に対する比率に基づいて、変更設定する。即ち、通
常は、前記第1主軸制御装置25においては、第1駆動
モータ6のみを定格トルクで駆動制御するように前記パ
ラメータが設定されている。
そして、第1主軸制御装置25によって第1叩動モータ
6及び第2駆動モータ16を同時に駆動制御するに際し
ては、主動何駆動モータとしての第1酩動モータ6を駆
動トルクT1で駆動制御して。
更に、従動側駆動モータとしての第2駆動モータ16を
前記第1駆動モータ6の駆動トルクT1より小さい駆動
トルクT2′ (例えば、駆動トルクT1の50%の値
のトルク)で駆動制御するように、、前記パラメータを
設定する。尚、前記パラメータを設定する場合に、第2
N動モータ16の仕様が第1耶動モータ6の仕様と異な
る場合には、それも考慮して前記パラメータを設定する
そして、ステップST5において、主制御部20は、起
動信号、前記加ニブログラムPR○1において指示され
た主軸回転数N工を示す回転速度信号等の主軸制御信号
を第1主軸制御装置25へ出力する。そして、第1主軸
制御装置25は、電磁接触器9の端子9a、電磁接触器
19の端子19bを介して第1駆動モータ6及び第2駆
動モータ16に対して電力制御部25cがら同時に電力
を供給して、第1駆動モータ6を駆動トルクT1で、第
2叩動モータ16を前記第1叩動モータ6の駆動トルク
T1より小さい駆動トルクT2’で同時に駆動し、第1
主軸5及び第2主軸15を主制御部2oから指示された
主軸回転数N□でワーク10と共に回転させる。尚、第
2叩動モータ16により第2主軸15に掛かるトルクは
、第1翻動モータ6により第1主軸5に掛がるトルクよ
りも/hさいので、両者の間に回転数の相違が存在して
も、第2主軸15は、チャック5a、ワーク10、チャ
ック15aを介して第1主軸5に対して連れ回りする形
で第1主軸5と同一の回転速度N1′で回転する。そし
て、第1主軸5及び第2主軸15の回転速度N1′は、
第1旺動モータ6側のロータリエンコーダ7によって検
出されて、ロータリエンコーダ7から第1主軸制御装置
25の速度制御部25aへ前記回転速度N1′に対応し
た回転速度信号がフィードバックされる。そして、第1
主軸制御部25は、前記ロータリエンコーダ7からフィ
ードバックされた前記回転速度信号に基づいて、速度制
御部25a、電流制御部25b、電力制御部25cを介
して、第1叩動モータ6及び第2駆動モータ16を所定
の主軸回転数N工で回転するように駆動制御する。
従って、第1駆動モータ6及び第2駆動モータ16が同
一の第1主軸制御装置25によって駆動制御されるため
、第1主軸制御装置25からの出力が、第1駆動モータ
6と第2駆動モータ16とに時間差を生じることなく供
給される。しかも。
第1駆動モータ6が回転駆動の主導権を持った形で駆動
制御されるので、駆動モータ6.16同士が互いに喧嘩
し合うこともない、従って、第1主@5と第2主軸15
の回転は常に同期し、加工の際に、ワーク10に捩りが
生じたり、チャック5a、15aによるワーク把持部分
において滑りが生じてワーク1oに傷を付けるようなこ
とが無い。
こうして、第1主軸5、第2主軸15間に保持されたワ
ーク10が第1図矢印C,D方向へ所定の回転数Niで
回転したところで、主制御部20は、加ニブログラムP
R○、に基づき、第1主軸台3及び第2主軸台13を同
期的に矢印A、 B方向へ移動駆動すると共に、刃物台
11を適宜駆動して工具12によってワーク10に対し
て所定の切削加工を行う。
そして、ワーク10に対する加ニブログラムPRO□に
基づく加工が終了すると、主制御部20は、第1主軸制
御装置25に対して減速停止信号を出力して、第1主軸
5及び第2主軸15の回転を減速して停止させるように
指示をする。すると、第1主軸制御装置25は、第1駆
動モータ6に主導権を持たせた形で、第1駆動モータ6
及び第2駆動モータ16を同時に減速させ、同時に停止
させる。この際も、両生軸5.15は、第1主軸制御装
置25により、第1配動モータ6が制御の主導権を持っ
た形で減速制御されるので、加工済ワーク10に捩りが
生じたり、チャック5a、15aによるワーク把持部分
において滑りが生じて加工済ワーク10に傷を付けるよ
うなことが無い。
尚、上述の実施例においては、第1主軸制御装置25に
よって、第1駆動モータ6を主動側駆動モータとして、
第2駆動モータ16を従動側駆動モータとして駆動制御
する場合について述べたが、第2主軸制御装置26によ
って、第2駆動モータ16を主動側駆動モータとして、
第1駆動モータ6を従動側駆動モータとして駆動制御す
ることも出来る。即ち、ワーク1oに対して第2駆動モ
ータ16を主動側駆動モータとして加ニブログラムPR
02に基づく加工を行う場合には、加ニブログラムPR
O,において両ヘッド複合プログラム(BCP)及び第
2主軸制御装置26(#2)を指定する。そして、主制
御部20は、第2図に示す主軸制御プログラムSCPに
基づいて第2叩動モータ16及び第11[u動モータ6
を駆動制御して、加ニブログラムPR○2に基づいてワ
ーク10に対する加工を行う、即ち、第2図に示す主軸
制御プログラムSCPにおいて、加ニブログラムPRO
□で両ヘッド複合プログラム(BCP)が指定されてい
るのでステップSTIからステップST2へ入り、更に
、加ニブログラムPRO,で第2主軸制御装ji26 
(#2)が指定されているのでステップST2からステ
ップST6へ入る。
そして、ステップST6において、主制御部20は、切
換ユニット27を介して電磁接触器19の端子19aを
閉じて端子19bを開く。すると、第2駆動モータ16
が第2主軸制御装置26と接続される。同時に、主制御
部20は、切換ユニット27を介して電磁接触器9の端
子9aを開いて端子9bを閉じる。すると、第1粁動モ
ータ6は第2駆動モータ16の接続されている第2主軸
制御装置26と接続される。次に、ステップST7にお
いて、主制御部20は、第2主軸制御装置26の電力制
御部26cから出力される電力量を指示するパラメータ
を、第2主軸15及び第1主軸5の負荷条件に基づいて
変更設定する。即ち、第2主軸制御装置26においては
、通常、第2都動モータ16のみを定格トルクで駆動制
御するように前記パラメータが設定されているので、主
制御部20は、上述の第1主軸制御装置25の場合と同
様に、主動側駆動モータとしての第2駆動モータ16を
駆動トルクT2で駆動制御して、更に、従動側駆動モー
タとしての第1叩動モータ6を前記第2踵動モータ16
の駆動トルクT2より/IXさい駆動トルクT1′ (
例えば、駆動トルクT2の50%の値のトルク)で駆動
制御するように、前記パラメータを変更設定する。そし
て、ステップST8において、主制御部20は、起動信
号、前記加ニブログラムPRO,において指示された主
軸回転数N2を示す回転速度信号等の主軸制御信号を第
2主軸制御装置26へ出力する。そして、第2主軸制御
装置26は、電磁接触器19の端子19a、電磁接触器
9の端子9bを介して第2郡動モータ16及び第1叩動
モータ6に対して電力制御部26cから同時に電力を供
給して、第2駆動モータ16を駆動トルクT2で、第1
駆動モータ6を前記第2駆動モータ16の駆動トルクT
2より小さい駆動トルクTl’で同時に駆動し、第2主
軸15及び第1主軸5を主制御部20がら指示された主
軸回転数N2でワーク10と共に回転させる。尚、第1
酩動モータ6により第1主軸5に掛かるトルクは、第2
睡動モータ16により第2主軸15に掛かるトルクより
も小さいので、第1主軸5は5チヤツク15a、ワーク
10.チャック5aを介して第2主軸15に対して連れ
回りする形で第2主軸15と同一の回転速度N 、 /
で回転する。そして、第2主軸15及び第1主軸5の回
転速度N、′は、第2駆動モータ16側のロータリエン
コーダ17によって検品されて、ロータリエンコーダ1
7から第2主軸制御装置26の速度制御部26aへ前記
回転速度N2′に対応した回転速度信号がフィードバッ
クされる。そして、第2主軸制御部26は、前記ロータ
リエンコーダ17からフィードバックされた回転速度信
号に基づいて、速度制御部26a、電流制御部26b。
電力制御部26cを介して、第2駆動モータ16及び第
111u動モータ6を所定の主軸回転数N2で回転する
ように駆動制御する。
従って、第2駆動モータ16及び第1叩動モータ6が同
一の第2主軸制御装置26によって駆動制御される。し
かも、第2I1区動モータ16が回転乱動の主導権を持
った形で駆動制御されるので。
駆動モータ6.16同士が互いに喧嘩し合うこともない
。従って、第2主軸15と第1主軸5の回転は常に同期
し、加工の際に、ワーク1oに捩りが生じたり、チャッ
ク15a、5aによるワーク把持部分において滑りが生
じてワーク10に傷を付けるようなことが無い。
こうして、第2主軸15.第1主軸5間に保持されたワ
ーク1oが第1図矢印C,D方向へ所定の回転数N2で
回転したところで、主制御部20は、加ニブログラムP
RO,に基づき、第1主軸台3及び第2主軸台13を同
期的に矢印A、 B方向へ移動駆動すると共に、刃物台
11を適宜駆動して工具12によってワーク10に対し
て所定の切削加工を行う。
そして、ワーク10に対する加ニブログラムPR○2に
基づく加工が終了すると、主制御部2Oは、第2主軸制
御装置26に対して減速停止信号を出力して、第2主軸
15及び第1主軸5の回転を減速して停止させるように
指示をする。すると、第2主軸制御装置26は、第2駆
動モータ16に主導権を持たせた形で第1恥動モータ6
をも同時に減速させ、同時に停止させる。従って、この
際にも、加工済ワーク10に捩りが生じたり、チャック
5a、15aによるワーク把持部分において滑りが生じ
て加工済ワーク10に傷を付けるようなことが無い。
また、第1図に2点鎖線で示すように、第1主軸5のチ
ャック5aと第2主軸15のチャック15aにおいて2
個のワーク10’、10’を別々に把持して、それぞれ
のワーク10’   10’を独立して加工を行う場合
には、前記ワーク1010′に対応した各加ニブログラ
ムPR○1、PRO4において両ヘッド複合加ニブログ
ラム(BCP)を指定しないようにする。すると、主制
御部20は、前記ワーク10’ 、10’を加工するに
際して、第2図の主軸制御プログラムScPにおいて、
ステップSTIからステップST9へ入る。そして、ス
テップST9において、主制御部20は、切換ユニット
27を介して電磁接触器9の端子9aを閉じて端子9b
を開く、すると。
第1 g!F動モータ6が第1主軸制御装置25と接続
される。同時に、主制御部20は、切換ユニット27を
介して電磁接触器19の端子19aを閉じて端子19b
を開く、すると、第2駆動モータ16は第2主軸制御装
置26と接続される。そして、ステップ5TIOにおい
て、主制御部2oは、起動信号、ワーク10′に対応し
た加ニブログラムPRO,において指示された主#1回
転数N、を示す回転速度信号等の主軸制御信号を第1主
軸制御装置25へ伝達する。そして、第1主軸制御装置
25は、電磁接触器9の端子9aを介して第19動モー
タ6を定格トルクで駆動制御して、第1主軸5を主制御
部20から指示された主軸回転数N。
でワーク10’ と共に回転させる。更に、前記第1主
軸5の回転速度N3’は、ロータリエンコーダ7によっ
て検圧されて、ロータリエンコーダ7から第1主軸制御
装置25の速度制御部25aへ前記回転速度N3′ に
対応した信号がフィードバックされる。そして、第1主
軸制御部25は、前記ロータリエンコーダ7からフィー
ドバックされた回転速度信号に基づいて、速度制御部2
5a、電流制御部25b、電力制御部25cを介して、
第1酩動モータ6を所定の主軸回転数N、で回転するよ
うに駆動制御する。また、主制御部20は、起動信号、
ワーク10’に対応した加ニブログラムPRO,におい
て指示された主軸回転数N4を示す回転速度信号等の主
軸制御信号を第2主軸制御装置26へ出力する。そして
、第2主軸制御装置26は、電磁接触器19の鳴子19
aを介して第2酩動モータ16を定格トルクで駆動制御
して、第2主軸15を主制御部2oから指示された主軸
回転数N、でワーク10′と共に回転させる。更に、前
記第2主軸15の回転速度N、′は、ロータリエンコー
ダ17によって検出されて、ロータリエンコーダ17か
ら第2主軸制御装置26の速度制御部26aへ前記回転
速度N4′に対応した信号がフィードバックされる。そ
して、第2主軸制御部26は、前記ロータリエンコーダ
17からフィードバックされた回転速度信号に基づいて
、速度制御部26a、電流制御部26b、電力制御部2
6cを介して、第2睡動モータ16を所定の主軸回転数
N4で回転するように駆動制御する。
尚、第1主軸制御装置25の電力制御部25cから出力
される電力量を指示するパラメータは、通常、第1駆動
モータ6のみを定格トルクで駆動制御する場合に対応す
るように設定されており、また、第2主軸制御装置26
の電力制御部26cから出力される電力量を指示するパ
ラメータは、通常、第2駆動モータ16のみを定格トル
クで駆動制御する場合に対応するように設定されている
ので、前述の両ヘッド複合加ニブログラムにおいて行わ
れたような前記各パラメータの変更設定は行わない。
こうして、第1主軸5に保持されたワーク10′が第1
図矢印C,D方向へ所定の回転数N3で回転したところ
で、主制御部20は、加ニブログラムPR○、に基づき
、第1主軸台3を矢印A、B方向へ移動駆動すると共に
、刃物台11を適宜乱動して工具12によってワーク1
0′に対して所定の切削加工を行う、また、第2主軸1
5に保持されたワーク10′が第1図矢印C,D方向へ
所定の回転数N4で回転したところで、主制御部2oは
、加ニブログラムPRO,に基づき、第2主軸台13を
矢印A、B方向へ移動駆動すると共に、刃物台11を適
宜駆動して工具12によってワーク10″に対して所定
の切削加工を行う。
そして、ワーク10′に対する加ニブログラムPRO,
に基づく加工が終了すると、主制御部20は、第1主軸
制御装置25に対して減速停止信号を出力して、第1主
軸5の回転を減速して停止させるように指示をする。す
ると、第1主軸制御装置25は、第1叩動モータ6を減
速させ停止させる。また、ワーク10“に対する加ニブ
ログラムPRO4に基づく加工が終了すると、主制御部
2oは、第2主軸制御装置26に対して減速停正信号を
出力して、第2主軸15の回転を減速して停止させるよ
うに指示をする。すると、第2主軸制御装置26は、第
2駆動モータ16を減速させ停止させる。
従って、電磁接触器9,19、切換ユニット27を介し
て、第1騨動モータ6を第1主軸制御装置25又は第2
主軸制御装置26と選択的に接続すると共に、第2駆動
モータ16を第1主軸制御装置25又は第2主軸制御装
置26と選択的に接続することによって、2個の主軸5
,15で別々のワーク10’   10’を加工するこ
とが出来。
更に、2個の主軸5.15で1個のワーク10を加工す
る際に当該ワーク10に捩りや傷のないように加重する
ことが出来る。
(g)0発明の効果 以上、説明したように、本発明によれば、相対向する第
1主軸5及び第2主軸15を有する対向スピンドル旋盤
上において、前記第1主軸5に第1駆動モータ6を接続
し、前記第2主軸15に第2駆動モータ16を接続し、
前記第1酩動モータ6及び前記第2粁動モータ16を共
に駆動制御可能な第1主軸制御装置25を設け、前記第
1叩動モータ6及び前記第2駆動モータ16を共に駆動
制御可能な第2主軸制御装置26を設け、前記第1駆動
モータ6を前記第1主軸制御装置25又は前記第2主軸
制御装置26と選択的に接続し。
更に、前記第2駆動モータ16を前記第1主軸制御装置
25又は前記第2主軸制御装置26と選択的に接続する
電磁接触器9,19、切換ユニット27等の切換手段を
設けて構成したので、切換手段によって、第1駆動モー
タ6が、第1主軸制御装置25又は第2主軸制御装置2
6と選択的に接続され、また、第2駆動モータ16が、
第1主軸制御装M25又は第2主軸制御装置26と選択
的に接続される。従って、第1主軸5及び第2主軸15
によって1個のワーク10を保持して加工を行う際には
、第1駆動モータ6と第2駆動モータ16を同一の第1
主軸制御装置25(又は、第2主軸制御装置26)に接
続することにより、第1主軸制御装置25(又は、第2
主軸制御装置26)から第1酩動モータ6及び第2N動
モータ16への電力等の出力を、前記第1睨動モータ6
と第2駆動モータ16間で時間的なズレを生じさせるこ
となく行うことが出来るので、前記第1主軸5及び前記
第2主軸15の回転を容易に同期させることが出来る。
また、精密エンコーダ等を使用する必要がないので、高
速回転においても前記第1主@5及び前記第2主軸15
の回転を同期させることが出来る。従って、前記ワーク
1oに捩りが生じたり、前記ワーク10の前記第1主軸
5及び前記第2主軸15に保持される部位に滑り等によ
る傷が付くようなことが無い。
また、本発明は、相対向する2個の主軸5.15を有す
る対向スピンドル旋盤上において、前記各主軸5.15
に、それぞれ駆動モータ6.16を接続し、前記各駆動
モータ6.16を共に駆動制御可能な複数の主軸制御装
置25.26を設け、2個の前記各主軸5.15に2個
のワーク10’   10’を別々に保持して加工を行
うに際しては、前記各駆動モータ6.16を別々の前記
主軸制御装M25.26に接続して、前記各駆動モータ
6.16を独立して駆動制御するようにし、2個の前記
各主軸5.15間に1個のワーク10を保持して加工を
行うに際しては、前記各駆動モータ6.16を同一の前
記主軸制御装置(例えば、主軸制御装置25)に接続し
て、前記各駆動モータ6.16を同時に駆動制御するよ
うにして構成したので、2個の主軸5.15間に1個の
ワーク1oを保持して加工を行う際には、前記各主軸5
.15の駆動モータ6.16が単一の主軸制御装置(主
軸制御装置25)によって駆動制御される。
従って、2個の駆動モータ6.16を駆動制御する際に
駆動モータ6.16間で時間的なズレが生じることがな
いので、2個の主軸5.15の回転を容易に同期させる
ことが出来、更に、高速回転においても2個の主軸5,
15の回転を同期させることが出来るので、前記ワーク
10に捩りが生じたり、前記ワーク10の各主軸5.1
5に保持される部位に滑り等による傷が付くようなこと
が無い。
また、本発明は、相対向する2個の主軸5.15を有す
る対向スピンドル旋盤工において、前記各主軸5.15
に、それぞれ駆動モータ6.16を接続し、前記各膳区
動モータ6.16を共に駆動制御可能な複数の主軸制御
装置25.26を設け、2個の前記各主軸5.15に2
個のワーク10’   10’を別々に保持して加工を
行うに際しては、前記各駆動モータ6.16を別々の前
記主軸制御装置25.26に接続して、前記各駆動モー
タ6.16を独立して駆動制御するようにし。
2個の前記各主軸5,15間に1個のワーク10を保持
して加工を行うに際しては、前記各駆動モータ6.16
を同一の前記主軸制御装置(例えば、主軸制御装N25
)に接続して、前記各駆動モータ6.16を同時に駆動
制御し、更に、一方の賂区動モータ(例えば、駆動モー
タ6)を駆動トルクT1等の第1のトルクで駆動させる
と共に、他方の駆動モータ(例えば、駆動モータ16)
を前記第1のトルクより小さい駆動トルクT2等の第2
のトルクで駆動させるようにして構成したので、2個の
主軸5.15間に1個のワーク10を保持して加工を行
う際には、前記各主軸5.15の駆動モータ6.16が
単一の主軸制御装N(主軸制御装置25)によって駆動
制御され、更に、前記主軸5.15の内、トルクが小さ
い駆動モータ(乱動モータ16)に接続された主軸(主
軸15)が、他方の主軸(主軸5)に対して連れ回りす
る形で回転する。従って、2個の駆動モータ6.16を
駆動制御する際に駆動モータ6.16間で時間的なズレ
が生じることがなく、更に、各主軸5.15の回転速度
は、前記第1のトルクで駆動される駆動モータにより支
配され、各主軸5.15の特性(イナーシャ、加減速特
性等)が一致しな(とも、該駆動モータに接続された主
軸の回転速度で当該主軸5.15は同期的に回転する。
従って、2個の主軸5.15の回転を容易に同期させる
ことが出来、更に、高速回転においても2個の主軸5.
15の回転を同期させることが出来るので。
前記ワーク10に捩りが生じたり、前記ワーク10の各
主軸5.15に保持される部位に滑り等による傷が付く
ようなことが無い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による対向スピンドル旋盤の一例を示
す制御ブロック図、 第2図は、主軸制御プログラムの一例を示すフローチャ
ート、 第3図は、従来の対向スピンドル旋盤の一例を示す制御
ブロック図、 第4図は、従来の対向スピンドル旋盤の別の例を示す制
御ブロック図である。 l・・・・・・対向スピンドル旋盤 5・・・・・・第1主軸 6・・・・・・第1邪動モータ 9・・・・・・切換手段(電磁接触器)10.10’ 
  10’・・−・・−’7−り15・・・・・・第2
主軸 6・・・・・・第2駆動モータ 9・・・・・・切換手段(電磁接触器)5・・・・・・
第1主軸制御装置 6・・・・・・第2主軸制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、相対向する第1主軸及び第2主軸を有する対向
    スピンドル旋盤において、 前記第1主軸に第1駆動モータを接続し、 前記第2主軸に第2駆動モータを接続し、 前記第1駆動モータ及び前記第2駆動モー タを共に駆動制御可能な第1主軸制御装置を設け、 前記第1駆動モータ及び前記第2駆動モータを共に駆動
    制御可能な第2主軸制御装置を設け、 前記第1駆動モータを前記第1主軸制御装置又は前記第
    2主軸制御装置と選択的に接続し、更に、前記第2駆動
    モータを前記第1主軸制御装置又は前記第2主軸制御装
    置と選択的に接続する切換手段を設けて構成した対向ス
    ピンドル旋盤。
  2. (2)、相対向する2個の主軸を有する対向スピンドル
    旋盤において、 前記各主軸に、それぞれ駆動モータを接続し、 前記各駆動モータを共に駆動制御可能な複数の主軸制御
    装置を設け、 2個の前記各主軸に2個のワークを別々に保持して加工
    を行うに際しては、前記各駆動モータを別々の前記主軸
    制御装置に接続して、前記各駆動モータを独立して駆動
    制御するようにし、 2個の前記各主軸間に1個のワークを保持して加工を行
    うに際しては、前記各駆動モータを同一の前記主軸制御
    装置に接続して、前記各駆動モータを同時に駆動制御す
    るようにして構成した主軸制御方法。
  3. (3)、相対向する2個の主軸を有する対向スピンドル
    旋盤において、 前記各主軸に、それぞれ駆動モータを接続し、 前記各駆動モータを共に駆動制御可能な複数の主軸制御
    装置を設け、 2個の前記各主軸に2個のワークを別々に保持して加工
    を行うに際しては、前記各駆動モータを別々の前記主軸
    制御装置に接続して、前記各駆動モータを独立して駆動
    制御するようにし、 2個の前記各主軸間に1個のワークを保持して加工を行
    うに際しては、前記各駆動モータを同一の前記主軸制御
    装置に接続して、前記各駆動モータを同時に駆動制御し
    、更に、一方の駆動モータを第1のトルクで駆動させる
    と共に、他方の駆動モータを前記第1のトルクより小さ
    い第2のトルクで駆動させるようにして構成した主軸制
    御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05193609A (ja) * 1991-08-29 1993-08-03 G D Spa 小包装の包装装置
US5637246A (en) * 1993-10-18 1997-06-10 Denyo Kabushiki Kaisha Engine driven arc welder

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