JPH05212653A - Nc旋盤 - Google Patents

Nc旋盤

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JPH05212653A
JPH05212653A JP1751392A JP1751392A JPH05212653A JP H05212653 A JPH05212653 A JP H05212653A JP 1751392 A JP1751392 A JP 1751392A JP 1751392 A JP1751392 A JP 1751392A JP H05212653 A JPH05212653 A JP H05212653A
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JP
Japan
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tool
workpiece
work
feed
cutting tools
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JP1751392A
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English (en)
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Hideo Watanabe
秀夫 渡辺
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JATCO Corp
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JATCO Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被加工物に接する振れ止め機構を用いること
なく、旋削作業中における長尺の被加工物の振れを確実
に防止して、作業効率を向上させる。 【構成】 第1および第2の刃物台を被加工物の径方向
に駆動するモータM11およびM21の電流制御信号S1
よびS3 をフィードバックし、それらの電流制御信号S
1 およびS3 に基づいて、第1および第2の刃物台のそ
れぞれに取付けられたバイトの背分力を求め、それらの
背分力の合力を小さくするように、被加工物の軸線方向
における第1および第2の刃物台の送り速度を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺の被加工物を複数
のバイトによって同時に旋削可能なNC旋盤に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のNC旋盤は、それぞれにバイト
が取付けられる複数の刃物台を備えており、長尺の被加
工物をその軸線を中心として回転させつつ、複数の刃物
台を送り移動させることによって、被加工物の複数箇所
を同時に旋削できるようになっている。
【0003】従来、このようなNC旋盤は、長尺の被加
工物の旋削中に、その被加工物が複数のバイトの切削力
によって曲げられることを防止するために、NC旋盤の
定位置に、被加工物の周面に接触してその振れを止める
振れ止め機構を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
NC旋盤は、振れ止め機構と接触する被加工物の部分を
含めて旋削加工する場合に、その部分の加工工程は、そ
の部分を避けた加工工程の後の別工程としなければなら
ず、作業効率が悪かった。しかも、種々の形状に加工し
た後の被加工物の部分に振れ止め機構を接触させるため
に、その振れ止め機構の位置や形状等を変更しなければ
ならず面倒であった。
【0005】本発明の目的は、被加工物に接する振れ止
め機構を用いることなく、旋削作業中における長尺の被
加工物の振れを確実に防止して、作業効率を向上させる
ことができるNC旋盤を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のNC旋盤は、定
位置に設置されるベッドと、前記ベッドの上部に備えら
れて長尺の被加工物の端部を支持しかつ該被加工物をそ
の軸線を中心として回転させる主軸と、前記ベッドの上
部に送り移動自在に備えられてそれぞれに前記主軸の周
方向に所定の間隔をおいて位置するバイトが取付けられ
る複数の刃物台と、前記複数の刃物台を前記主軸の軸線
方向に略沿って送り制御する送り制御手段とを備えたN
C旋盤において、前記送り制御手段は、前記複数のバイ
トのそれぞれが前記被加工物から該被加工物の径方向外
方に向って受ける背分力を検出する検出部と、該検出部
が検出した前記複数のバイトのそれぞれの背分力の合力
を小さくするように前記複数の刃物台のそれぞれの送り
速度を制御する速度制御部とを有するものであることを
特徴とする。
【0007】
【作用】本発明のNC旋盤は、複数のバイトが被加工物
から同時に受ける背分力を検出して、それらの背分力の
合力を小さくするように、それらのバイトが取付く刃物
台の送り速度を制御することにより、被加工物の旋削中
において、その曲がりを防止して、振れの発生をなく
す。
【0008】そして、このことにより、被加工物に接す
る振れ止め機構を不要なものとし、その振れ止め機構に
邪魔されずに、旋削作業効率の向上を可能とする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0010】まず、本実施例の機械的な構成について説
明する(図1参照)。
【0011】本実施例のNC旋盤1は、ベッド2上に、
第1,第2の主軸台3,4、および第1,第2の刃物台
5,6が備えられている。第1および第2の主軸台3お
よび4のそれぞれには、個別のモータによって同一軸線
Oを中心として回転駆動される第1および第2の主軸7
および8が備えられている。第2の主軸台4は、軸線O
に沿う方向に移動制御されるようになっている。また、
両主軸7および8の中心部には、丸棒状のワーク(被加
工物)Wを軸線Oに沿って通すことができる中空部が形
成され、さらに、両主軸7および8の頭部には、ワーク
Wを把持するためのチャック9および10が備えられて
いる。
【0012】第1および第2の刃物台5および6は、図
1の平面視において軸線Oの上方および下方に位置し
て、それぞれ同図1中のXおよびZ軸方向に送り制御さ
れるようになっている。また、それらの刃物台5および
6には、軸線O1 およびO2 を中心として旋回可能なバ
イトホルダ11および12が備えられており、それらの
バイトホルダ11および12のそれぞれには、複数の第
1および第2のバイト13,13および14,14が取
付けられている。そして、バイトホルダ11および12
の旋回によって、ワークWを加工するための第1および
第2のバイト13および14のそれぞれが適宜選択され
る。
【0013】また、NC旋盤1の左右両側には、ワーク
Wの搬入装置20および搬出装置30が配置されてい
る。搬入装置20は、軸線O上を移動するプッシュロッ
ド21によって、素材ストッカ22内の加工前のワーク
Wを第1の主軸7の中空部内に押し入れるようになって
いる。一方、搬出装置30は、軸線O上を移動するプル
ロッド31の先端のフィンガ32によって、第2の主軸
8の中空部内のワークWをつかみ、そして図1中の右方
へ引き出してから、完成品ストッカ33内に排出する。
【0014】次に、制御系の構成について説明する(図
3および図4参照)。
【0015】図3において、41はCNC(コンピュー
タNC)であり、O/P(操作部)42の操作、および
PLC(プログラマブルロジックコントローラ)43に
記憶されたシーケンス制御プログラムにしたがって、N
C旋盤1と、搬入装置20および搬出装置30等の周辺
装置を制御する。M11およびM12は、第1の主軸台3を
図1中のX軸方向およびZ軸方向にそれぞれ駆動するた
めのモータであり、それぞれ位置制御部51,52、速
度制御部53,54、電流制御部55,56、およびT
G(タコジェネレータ)またはPG(パルスジェネレー
タ)等の速度検出部57,58によって位置決め制御さ
れる。例えば、CNC41内の偏差カウンタがモータM
11およびM12のそれぞれの位置指令パルスをアップカウ
ントすると共に、それらのカウント値から、速度検出部
57および58としてのPGからフィードバックしたパ
ルスをダウンカウントし、そしてそれらの偏差カウンタ
のカウント値を送り制御信号X1 およびZ1 として出力
する。それらの送り制御信号X1 およびZ1 は、位置制
御部51および52にてアナログ電圧に変換されてか
ら、速度検出部57および58からの速度フィードバッ
ク信号(電圧)との差が求められ、それらの差に応じた
速度制御信号が速度制御部53および54から出力され
る。なお、速度制御部53および54がPGの場合に
は、その出力信号をF/V変換して速度フィードバック
信号とする。そして、電流制御部55および56が、速
度制御部53および54のそれぞれの速度制御信号に対
応した電流制御信号によってモータM11およびM12の駆
動電流を制御する。また、CNC41内の偏差カウンタ
がカウントアップする位置指令パルスの分配量を時間毎
に変化させて、その周波数を変えることによって、モー
タM11およびM12の加速度が制御されることになる。ま
た、モータM11の電流制御信号S1 はCNC41にフィ
ードバックされる。
【0016】同様に、M21およびM22は、第2の主軸台
4を図1中のX軸方向およびZ軸方向にそれぞれ駆動す
るためのモータであり、それぞれ位置制御部61,6
2、速度制御部63,64、電流制御部65,66、お
よびTGまたはPG等の速度検出部67,68によって
位置決め制御される。X2 およびZ2 は、それぞれモー
タM21およびモータM22の送り制御信号であり、またモ
ータM21の電流制御信号S3 はCNC41にフィードバ
ックされる。
【0017】また、M13およびM23は、第1および第2
の主軸7および8の回転駆動モータであり、それぞれ位
置制御部71,81、速度制御部72,82、電流制御
部73,83、およびTGまたはPG等の速度検出部7
4,84によって制御される。SP1 およびSP2 は、
それぞれモータM13およびM23の制御信号である。
【0018】また、M24は、第2の主軸台4を軸線Oに
沿う方向に移動させるためのモータであり、位置制御部
91,速度制御部92,電流制御部93、およびTGま
たはPG等の速度制御部94によって制御される。W0
は、モータM24の制御信号である。
【0019】CNC41には、図4に示すように、比較
判定部45,減速度演算部46および送り速度制御部4
7を有する送り制御部44が構成されている。比較判定
部45には、モータM11およびM21の電流制御信号S1
およびS3 が入力され、また送り速度制御部47はモー
タM11およびM21の送り制御信号Z1 およびZ2 を出力
する。これらの比較判定部45,減速度演算部46およ
び送り速度制御部47の機能は作用と共に後述する。
【0020】次に、円柱状のワークWの両端部および中
間部を旋削する場合の作業手順について説明する。
【0021】まず、搬入装置20のプッシュロッド21
が第1の主軸7の中空部内にワークWを押し入れ、図1
に示すように、チャック9がそのワークWの一端部W1
の近傍部分を把持する。そして、第1の主軸7によって
ワークWを回転させつつ、第1の刃物台5をXおよびZ
軸方向に送り制御することにより、第1のバイト13に
よってワークWの一端部W1 を旋削する。
【0022】その後、第2の主軸台4を図1中の左方へ
移動させ、チャック10によって、第1の主軸7の中空
部内のワークWの一端部W1 を把持する。そして、図2
に示すように、第2の主軸台4を右方へ移動させ、両主
軸7および8のチャック9および10によって、ワーク
Wの両端部W1 およびW2 を把持して支える。それか
ら、第2の主軸台4の駆動用のモータM24(図3参照)
を制御し、その主軸台4に図2中右方への移動力を与え
て、ワークWに張力をかける。その際、主軸台4の移動
量やモータM24への通電電流値は、ワークWとチャック
9および10との間の滑りやワークWの剛性等に応じ
て、ワークWの種類毎に予め設定しておく。このように
して張力をかけることにより、Wの曲げ剛性が高まっ
て、細いシャフト等のワークWの加工も可能となる。
【0023】その後、両主軸7および8を同方向に同期
的に回転させ、そしてワークWを回転させつつ、第1お
よび第2の刃物台5および6をXおよびZ軸方向に送り
制御することにより、第1および第2のバイト13およ
び14によってワークWの中間部分を同時に旋削する。
その場合、ワークWは、その両端部W1 およびW2 に同
等の回転トルクが与えられるため、長尺のワークWに特
有の低い捻り剛性に起因するビリの発生が抑えられるこ
とになる。また、旋削に際しては、バイト13および1
4の刃先は、例えば図5および図7に示すように、ワー
クWの周方向において180°離間して位置し、そして
軸線Oに沿って同時に送り移動される。
【0024】そこで、図5および図7の旋削作業毎に分
けて説明する。
【0025】まず、図5に示すようなワークWの中間部
分の旋削の場合は、両バイト13および14を同図中の
左方へ送り移動させることによって、ワークWの外周部
を2段階的に旋削する。すなわち、第1のバイト13を
先行させるように、両バイト13および14を軸線O方
向に若干ずらして同時に送り移動させ、第1のバイト1
3によって旋削した後、第2のバイト14によってさら
に一段深く旋削する。このような旋削において、ワーク
Wには、第1および第2のバイト13および14の切削
力による押し曲げ力が加わり、その反力として、X軸方
向の背分力F1およびF2 が第1および第2のバイト1
3および14に作用する。それらの背分力F1 およびF
2 は、刃物台5および6のZ方向の送り速度に応じて変
化し、それらの送り速度が高くなるにしたがって、切削
抵抗と共に背分力F1 およびF2も大きくなる。そし
て、それらの背分力F1 およびF2 によって、第1およ
び第2の刃物台5および6をX軸方向に送り移動させる
ためのモータM11およびM21の負荷が増し、それらの背
分力F1 およびF2 の大きさに応じて、電流制御信号S
1 およびS3 の値が大きくなる。
【0026】それらの電流制御信号S1 およびS3 の値
は、CNC41の比較判定部45に入力されて比較さ
れ、それらの差が求められる。減速度演算部46は、比
較判定部45によって求められた差に応じて、刃物台5
および6のZ方向の送り速度の減速度を求める。その減
速度は、背分力F1 およびF2 の差を小さくするよう
に、刃物台5または6のいずれかの送り速度を選択的に
減速させるための制御量であり、その制御量に応じて送
り速度制御部47がモータM11およびM21の送り制御信
号Z1 およびZ2 を補正する。すなわち、前述したよう
に、背分力F1 およびF2 は、刃物台5および6の送り
速度の増加に伴って大きくなるため、刃物台5および6
の送り速度を下げることによって背分力F1 およびF2
を小さくできることになる。
【0027】本実施例では、図6に示すように、背分力
1 およびF2 の内の大きい方の刃物台5および6の送
り速度を下げる。すなわち、図6において、WA および
Bは異なるワークのそれぞれについての減速度と背分
力との関係を示し、背分力F1 が背分力F2 よりも所定
以上に大きい場合には、その背分力F1 の大きさに応じ
て第1の刃物台5の減速度を大きくして、その刃物台5
の送り速度を下げる。同様に、背分力F2 が背分力F1
よりも所定以上に大きい場合には、その背分力F2 の大
きさに応じて第2の刃物台6の減速度を大きくして、そ
の刃物台6の送り速度を下げる。このような減速度と背
分力との関係は、ワークWの種類毎に、つまり背分力に
よる歪量が異なるワークW毎に予め図6中のWA および
B のように設定しておく。
【0028】結局、このように刃物台5および6の送り
速度を制御することによって、背分力F1 およびF2
差が小さくなり、旋削中における長尺のワークWの曲が
りが防止されて、その振れがなくなる。
【0029】一方、図7に示すようなワークWの中間部
分の旋削作業の場合は、第1および第2のバイト13お
よび14を同図中の右方へ同時に送り移動させることに
よって、ワークWの外周部の同一部分を同一深さに旋削
する。このような旋削において、第2のバイト14は、
ワークWが半回転したときの第1のバイト13の旋削分
だけずれて、図中の右方へ送り移動される。このような
旋削作業の場合も前述した図5の旋削作業の場合と同様
に、刃物台5および6の送り速度を制御する。すなわ
ち、背分力F1 およびF2 の大きさの差を小さくするよ
うに、刃物台5および6の送り速度を制御して、旋削作
業中におけるワークWの曲がりを防止して、その振れを
なくす。また、このような送り速度の制御によって、バ
イト13および14が最適な位置関係、つまりバイト1
3に対してバイト14が最適な時間だけ遅れて移動する
関係に補正されて、それらの切削抵抗の変動が少なくな
り、切屑の厚さが一定してスムーズな旋削が可能とな
る。バイト13に対してバイト14を一定時間遅らせて
移動させる方法としては、例えば、第1および第2の刃
物台5のモータM12およびM22(図3参照)に対するパ
ルス分配をずらす方法を採ることができる。
【0030】以上のようにして、ワークWの中間部分を
旋削した後は、そのワークWの他端部W2 を旋削する。
【0031】その旋削に際しては、まず、図2に示す状
態から、チャック10がワークWの一端部W1 の把持を
解き、そして第2の主軸台4が同図中の左方へ移動し
て、第2の主軸8の中空部内にワークWを入り込ませ
る。それから、チャック10がワークWの他端部W2
近傍部分を把持すると共に、チャック9がワークWの他
端部W2 の把持を解き、そして第2の主軸台4が図1に
示すように右方へ移動する。そして、図1に示す状態に
て、第2の主軸8によってワークWを回転させつつ、第
2の刃物台6をXおよびZ軸方向に送り制御することに
より、第2のバイト14によってワークWの他端部W2
を旋削する。
【0032】その後は、搬出装置30におけるプルロッ
ド31の先端のフィンガ32が第2の主軸8の中空部内
の加工ずみワークWの一端部W1 をつかみ、そしてプル
ロッド31がワークWを図1中の右方へ引き出してか
ら、そのワークWを完成品ストッカ33内に排出する。
【0033】以上のような一連の作業によって、ワーク
Wの両端部および中間部分の旋削を行う。
【0034】なお、刃物台の配備数は任意であり、3つ
以上の刃物台を備えて、ワークWの3箇所以上を同時に
旋削することも可能である。また、複数の刃物台のそれ
ぞれに取付けられたバイトはワークWの周方向に沿って
任意の間隔で位置させてもよく、要は、それらのバイト
にかかる背分力の合力を小さくするように、それぞれの
刃物台の送り速度を制御できればよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のNC旋盤
は、複数のバイトが被加工物から同時に受ける背分力を
検出して、それらの背分力の合力を小さくするように、
それらのバイトが取付く刃物台の送り速度を制御する構
成であるから、被加工物の旋削中において、その曲がり
を防止して、振れの発生をなくすことができる。
【0036】この結果、被加工物に接する振れ止め機構
を備える必要がなく、その振れ止め機構に邪魔されず
に、旋削作業効率の向上を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における機械的構成部を示す
概略平面図である。
【図2】図1に示す2つの主軸間に被加工物を支持した
状態を示す平面図である。
【図3】本発明の一実施例における制御系を示すブロッ
ク構成図である。
【図4】図3に示すCNC内の要部のブロック構成図で
ある。
【図5】図1に示す2つのバイトによる被加工物の旋削
作業の一例を示す平面図である。
【図6】図4に示す減速度演算部の機能の説明図であ
る。
【図7】図1に示す2つのバイトによる被加工物の旋削
作業の他の例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 NC旋盤 2 ベッド 3,4 主軸台 5,6 刃物台 7,8 主軸 9,10 チャック 11,12 ホルダ 13,14 バイト 20 搬入装置 30 搬出装置 41 CNC(コンピュータNC) 44 送り制御部 45 比較判定部 46 減速度演算部 47 送り速度制御部 W ワーク(被加工物)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定位置に設置されるベッドと、前記ベッ
    ドの上部に備えられて長尺の被加工物の端部を支持しか
    つ該被加工物をその軸線を中心として回転させる主軸
    と、前記ベッドの上部に送り移動自在に備えられてそれ
    ぞれに前記主軸の周方向に所定の間隔をおいて位置する
    バイトが取付けられる複数の刃物台と、前記複数の刃物
    台を前記主軸の軸線方向に略沿って送り制御する送り制
    御手段とを備えたNC旋盤において、 前記送り制御手段は、前記複数のバイトのそれぞれが前
    記被加工物から該被加工物の径方向外方に向って受ける
    背分力を検出する検出部と、該検出部が検出した前記複
    数のバイトのそれぞれの背分力の合力を小さくするよう
    に前記複数の刃物台のそれぞれの送り速度を制御する速
    度制御部とを有するものであることを特徴とするNC旋
    盤。
  2. 【請求項2】 前記刃物台は、前記主軸の周方向に18
    0°離間して位置する第1および第2のバイトのそれぞ
    れが取付けられる第1および第2の刃物台であり、 前記検出部は、前記第1および第2のバイトのそれぞれ
    の背分力を検出する第1および第2の検出部であり、 前記制御部は、前記第1および第2の検出部が検出した
    前記第1および第2のバイトの背分力の差に応じて、そ
    の背分力の大きい方の前記第1または第2のバイトが取
    付けられた前記第1または第2の刃物台の送り速度を小
    さくするものであることを特徴とする請求項1に記載の
    NC旋盤。
  3. 【請求項3】 前記検出部は、前記刃物台を前記被加工
    物の径方向に略沿って送り移動させる送りモータの電流
    制御信号に基づいて前記バイトの背分力を検出するもの
    であることを特徴とする請求項1または2に記載のNC
    旋盤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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