JPH0349772Y2 - - Google Patents

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JPH0349772Y2
JPH0349772Y2 JP1985113671U JP11367185U JPH0349772Y2 JP H0349772 Y2 JPH0349772 Y2 JP H0349772Y2 JP 1985113671 U JP1985113671 U JP 1985113671U JP 11367185 U JP11367185 U JP 11367185U JP H0349772 Y2 JPH0349772 Y2 JP H0349772Y2
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JP
Japan
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mold
upper mold
support member
movable block
mold support
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JP1985113671U
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JPS6225010U (ja
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 この考案は、例えばプレスブレーキなどのプレ
ス機械の金型保持装置に関するものである。
b 従来の技術 プレス機械、例えばプレスブレーキの曲げ作業
における箱曲げ作業は、一般にかなりの割合を占
めるものである。この箱曲げ作業に使用される上
部金型は、製品の曲げ幅により、種々の寸法の金
型を組合せて使用されているが、これらの金型の
幅には、最小10mm程度の狭いものがある。
一般に、プレスブレーキで曲げ作業を行なう場
合には、第6図および第7図に示されているよう
に、上、下部テーブル3,5に、金型支持部材
7,9を一定間隔で複数個配設し、金型が中高に
なるようにして、上、下部金型11,13を取付
けている。これは、上、下部テーブル3,5が加
工による荷重のため変形するので、これを補正す
るためのものである。
前記のように、プレスブレーキ1によつて箱曲
げ作業を行なう場合には、上部金型11を前記の
金型支持部材7に取付けて行なうが、上部金型1
1の幅が狭い場合は、上部金型11を、締付金具
15によつて金型支持部材7に密着するように取
付けることは困難な作業である。
一般に、上部金型11の厚さは0.02mm程度のば
らつきがあるため、複数の上金型11を組合せて
使用すると、幅の狭いものが充分固定されず、曲
げ作業中に落下することがある。したがつて、こ
のような場合には、幅の狭いものを、締付ボルト
17の近くに配置し、大きな力で締付けるか、又
は紙やテープあるいはシム19等を挟んで上部金
型11の落下防止を行なつている。
c 考案が解決しようとする問題点 前記のように、箱曲げ作業においては、幅の狭
い上部金型11を組合せて使用する場合が多い
が、上部金型11の厚さのばらつきにより、これ
らを確実に金型支持部材7へ固定することが困難
で、シム19等を利用する場合には、その取付調
整に多くの手間を要していた。
この考案は、このような点に着目してなされた
もので、上部金型11の厚さにばらつきがあり、
締付力が不均一、又は不足の場合でも、上部金型
11を金型支持部材7側に常時保持し、脱落を防
止するプレス機械の金型保持装置を提供すること
を目的とするものである。
d 問題点を解決するための手段 前記目的を達成するために、本考案は、プレス
機械における上部テーブルの下部に装着された金
型支持部材に、上部金型を当該金型支持部材に固
定するための締付金具を備えてなるプレス機械の
金型保持装置にして、前記上部金型を吸着して支
持するための永久磁石を備えた可動ブロツクを、
前記金型支持部材に上下方向に微小移動自在に取
付けてなるものである。
e 作 用 上記構成において、締付金具によつて上部金型
を金型支持部材に締付固定するとき、或は上記締
付金具による上部金型の締付固定を解除したと
き、上部金型は永久磁石により吸着支持されてい
るので脱落するようなことはないものである。ま
た、上部金型に上下方向の寸法誤差がある場合に
は、前記永久磁石を備えた可動ブロツクが上下方
向に微小移動して上記誤差を吸収して上部金型を
支持し得るものである。
f 実施例 次に、この考案の実施例について図面に基づい
て説明する。第6図は一般的なプレスブレーキ1
の正面図で、前記のような上、下部テーブル3,
5には上、下部金型11,13がそれぞれ金型支
持部材7,9を介して取付けられている。この考
案の一つの実施例は、第1図及び第2図のよう
に、前記の金型支持部材7に、上部金型11を締
付金具15と締付ボルト17により締付け、吊設
すると共に、上部金型11の上面に当接する永久
磁石29を備えた金型吸着装置21を金型支持部
材7に設けたものである。
金型吸着装置21は、この装置を金型支持部材
7に固定するための左右固定ブロツク23、これ
らの左右固定ブロツク23を結合する連結軸25
及び可動ブロツク27等からなつている。第1図
において左右方向へ延伸した可動ブロツク27は
非磁性体の材質からなり前記可動ブロツク27に
形成された長穴28に前記連結軸25が貫通され
ている。前記可動ブロツク27が上下方向に微小
移動可能な遊間Sが前記可動ブロツク27内に形
成されていると共に、可動ブロツク27の下面に
永久磁石29を備えている。この金型吸着装置2
1は左右固定ブロツク23に設けた取付ボルト3
1により、金型支持部材7に容易に着脱すること
ができる。なお、前記の可動ブロツク27と、連
結軸25との間に形成された長穴28に遊間Sが
形成されているのは、上部金型11の高さHの寸
法の誤差すなわちガタがあつた場合には永久磁石
37を介して可動ブロツク27が上下方向へ微小
移動して前記上部金型11のガタを吸収し、上部
金型11を保持するためのものである。
このように構成されているので、上部金型11
は金型吸着装置21の可動ブロツク27に備えら
れた永久磁石27で吸着され、上部金型11の高
さHに誤差(ガタ)があつた場合に可動ブロツク
27が前記遊間S内で上下方向に微小移動してガ
タを吸収すると共に、金型支持部材7に連結軸2
5の両端に取付けられた左右の固定ブロツク23
をボルト31で締め付けることにより、吊下つた
状態で支持される。
したがつて、締付金具15と締付ボルト17に
よる上部金型11の着脱が容易であり、また従来
のような上部金型11の厚さのばらつきによる締
付力の不均一に起因する上部金型11の脱落等が
ないと共に、上部金型11の高さ方向におけるガ
タを吸収して上部金型11を金型支持部材7に保
持させることができる。
第3図、第4図及び第5図は、この考案の他の
実施例を示すものである。この金型吸着装置33
は非磁性体の可動ブロツク35の下面に永久磁石
37を備え、2本の取付ボルト39、カラー4
1、座金43等によつて金型支持部材7に、可動
ブロツク35内に形成された遊間S内で可動ブロ
ツク35が微小な上下方向の移動ができるように
取付けられている。可動ブロツク35が遊間S内
で微小な上下方向の移動ができるようにしてある
のは、前記のように上部金型11の高さの誤差す
なわちガタがあつた場合に永久磁石37を介して
上型金型11のガタが吸収されて上部金型11を
金型支持部材7に保持させることができる。
このように構成されているので、上部金型11
は永久磁石37に吸着され可動ブロツク35を介
して金型支持部材7に支持される。したがつて、
前記の実施例と同様に、締付金具15と締付ボル
ト17による金型の着脱が容易であり、また、上
部金型11の厚さのばらつきによる締付力の不均
一に起因する上部金型11の脱落等もないと共
に、上部金型11の高さ方向におけるガタを吸収
して上部金型11を金型支持部材7に保持させる
ことができる。
g 考案の効果 以上の説明から理解されるように、この考案は
実用新案登録請求の範囲に記載の構成を備えてい
るので、上記上部金型11の厚さにばらつきがあ
り、上部金型11の締付力が不均一、又は不足の
場合でも、上部金型11を金型支持部材7に常時
保持する金型保持装置を提供することができる。
また、本考案においては、上部金型11を吸着
支持するための永久磁石29,37を備えた金型
支持部材7が上下方向に微小移動自在に設けられ
ているので、上部金型11の高さに寸法誤差すな
わちガタがあつた場合には、このガタを吸収して
上部金型11を金型支持部材7に保持させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案の一つの実施例の
それぞれ正面図(1部省略)及び側面図(1部省
略)、第3図及び第4図は他の実施例のそれぞれ
正面図(1部省略)、側面図(1部省略)である。
第5図は第4図の金型吸着装置の拡大図である。
第6図は一般のプレスブレーキの説明図、第7図
は従来の上部金型の取付装置の説明図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、1……
プレスブレーキ、3……上部テーブル、5……下
部テーブル、7……金型支持部材、11……上部
金型、15……締付金具、17……締付ボルト、
21……金型吸着装置、23……固定ブロツク、
25……連結軸、27……可動ブロツク、29…
…永久磁石、33……金型吸着装置、35……可
動ブロツク、37……永久磁石、39……取付ボ
ルト、S……遊間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレス機械における上部テーブル3の下部に装
    着された金型支持部材7に、上部金型11を当該
    金型支持部材7に固定するための締付金具15を
    備えてなるプレス機械の金型保持装置にして、前
    記上部金型11を吸着して支持するための永久磁
    石29,37を備えた可動ブロツク27,35
    を、前記金型支持部材7に上下方向に微小移動自
    在に取付けてなることを特徴とするプレス機械の
    金型保持装置。
JP1985113671U 1985-07-26 1985-07-26 Expired JPH0349772Y2 (ja)

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JP1985113671U JPH0349772Y2 (ja) 1985-07-26 1985-07-26

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JP1985113671U JPH0349772Y2 (ja) 1985-07-26 1985-07-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6225010U JPS6225010U (ja) 1987-02-16
JPH0349772Y2 true JPH0349772Y2 (ja) 1991-10-24

Family

ID=30995696

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JP1985113671U Expired JPH0349772Y2 (ja) 1985-07-26 1985-07-26

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS535092U (ja) * 1976-06-29 1978-01-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS535092U (ja) * 1976-06-29 1978-01-18

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Publication number Publication date
JPS6225010U (ja) 1987-02-16

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