JPH0349475Y2 - - Google Patents
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- JPH0349475Y2 JPH0349475Y2 JP14302485U JP14302485U JPH0349475Y2 JP H0349475 Y2 JPH0349475 Y2 JP H0349475Y2 JP 14302485 U JP14302485 U JP 14302485U JP 14302485 U JP14302485 U JP 14302485U JP H0349475 Y2 JPH0349475 Y2 JP H0349475Y2
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- JP
- Japan
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- transistor
- transistors
- emitter
- current
- base
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- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 25
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案はマルチバイブレータを使用する発振回
路に関するもので、特にVTRの周波数変調器と
して使用し得るIC(集積回路)化に適した発振回
路に関する。 (ロ) 従来の技術 従来、マルチバイブレータ型の発振回路が知ら
れている。前記発振回路をFM変調器に用いる場
合入力電圧と発振周波数との間に十分な直線性が
存在しなければならない。例えばVTRにおいて
は、この直線性が悪いと再生されたビデオ信号に
歪が発生し、再生画質の劣化を招く。特公昭59−
30337には、エミツタ結合型マルチバイブレータ
を用いた発振回路が記載されている。前記発振回
路を第2図に示す。この発振回路の発振周波数
F0は F0=I0/2C△V ……(1) 〔ただし、I0はトランジスタ1のコレクタ電
流、CはA点とB点との間に接続されたコンデ
ンサの容量値、△VはA点又はB点に得られる
波形の波高値〕 で表わされる。前記第(1)式において、点A及びB
に得られる電圧(第3図)の波高値△Vは、接続
点10の電位をEa、接続点11の電位をEbとす
れば △V=2(Ea−Eb) ……(2) と表わされる。 従つて、第(1)式のC及び△Vは定数になるの
で、発振周波数F0は電流I0に比例するものにな
る。ところで、トランジスタ1のコレクタ電流I0
が変化すると、トランジスタ3,4及びトランジ
スタ12,13のベース電流が変化し、その電流
が抵抗9に流れるので、厳密に言えば抵抗9の両
端電圧はトランジスタ1のコレクタ電流I0に応じ
て変化することになる。特に第2図の回路を
VTRのFM変調器に使用すると、入力電圧E0の
変化が大きく電流I0の変化も大きいため、抵抗9
の両端電圧の変化が無視できず、発振周波数F0
は電流I0に比例しなくなる。この問題は、トラン
ジスタ2,3,4,12及び13のベースを低イ
ンピーダンス化し、それぞれのベース電流に対し
て抵抗9の両端電圧が変化しない様にすることが
解決される。 (ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、その場合でも発振周波数F0と
電流I0との直線性が厳密に保たれるとは言えな
い。前記(2)式に示される波高値△Vは、トランジ
スタ2乃至8のベース・エミツタ間電圧を考慮す
ると、 △V=2{(Ea−Eb)−(Vf1−Vf0)} ……(3) 〔ただし、Vf1はトランジスタ2のベース、エ
ミツタ間電圧、Vf0はトランジスタ3及び4の
ベース・エミツタ間電圧〕 となるが、(Vf1−Vf0)はトランジスタ1のコレ
クタ電流I0に応じて変化するので、△Vも前記電
流I0に応じて変化する。尚、第(3)式においては、
トランジスタ5と6及びトランジスタ7と8のベ
ース・エミツタ間電圧を等しいものとしている。
ところで抵抗14及び15の値を等しくし、トラ
ンジスタ2のエミツタ電流をIE1とすれば、トラ
ンジスタ3及び4のオン時のエミツタ電流IE0は、
夫々I0−IE1と表わせる。その場合、電圧対周波数
特性の低周波領域における劣化防止のため抵抗1
4及び15の値は大に設定されるので、IE0≫IE1
になり、トランジスタ3及び4のエミツタ電流
IE0は、トランジスタ2のエミツタ電流IE1に比べ
電流I0に対する依存性が高い。その為、電流I0が
変化したときのトランジスタ3及び4のベース・
エミツタ間電圧Vf0の変化は、トランジスタ2の
ベース・エミツタ間電圧Vf1の変化に比べ大にな
り、Vf1−Vf0が電流I0の変化に応じて変化するこ
とになる。従つて、△Vも電流I0に応じて変化
し、発振周波数F0は電流I0に比例しなくなり、十
分な直線性が得られなくなる。 (ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は上述の点に鑑み成されたもので、交互
にオンオフする第1及び第2トランジスタを備え
るマルチバイブレータと、前記第1及び第2トラ
ンジスタのコレクタ間に直列接続された第1及び
第2抵抗と、前記第1及び第2トランジスタのコ
レクタにそれぞれエミツタが接続された第3及び
第4トランジスタと、前記第1及び第2抵抗の接
続点と前記第3及び第4トランジスタのコレクタ
とにエミツタが接続された第5トランジスタとを
備えるものである。 (ホ) 作用 本考案によれば、第5トランジスタのエミツタ
に流れる電流と第3及び第4トランジスタのエミ
ツタに流れる電流とが等しくなるので、第5トラ
ンジスタのベース・エミツタ間電圧と第3及び第
4トランジスタのベース・エミツタ間電圧が等し
くなり、第(3)式の△Vは一定となる。その為、発
振回路の発振周波数F0を動作電流I0に比例させる
ことが出来る。 (ヘ) 実施例 第1図は本考案の一実施例を示す回路図で、1
6はトランジスタ5,6,7,8及びコンデンサ
17から成るエミツタ結合型の無安定マルチバイ
ブレータ、18はトランジスタ1,12,13及
び抵抗19からなりマルチバイブレータ16の動
作電流を定める電流源回路、20はトランジスタ
2,3,4から成るマルチバイブレータ16の給
電回路である。尚、第1図において第2図と同一
の回路素子には同一の図番が付してある。マルチ
バイブレータ16はトランジスタ7及び8が交互
に導通し、コンデンサ17が充放電して所定の発
振が行なわれる。電流源回路18はコンデンサ1
7の充電電流を定めるもので、トランジスタ1
2,13のベースは共通接続され、所定の直流電
圧が印加されており、夫々のエミツタ電流は等し
く成されている。又、トランジスタ1のベース
は、入力電圧E0が印加される入力端子22に接
続されているため、トランジスタ1のコレクタ電
流I0は入力電圧E0に応じたものになり例えば、
VTRの変調回路として使用する場合、輝度信号
を入力端子22に印加すれば、輝度信号に応じた
電流がトランジスタ1のコレクタに流れる。給電
回路20はマルチバイブレータ16に直流電流+
VCCから電流を供給するものである。トランジス
タ3,4のベースは互いに共通接続され、トラン
ジスタ23のエミツタに接続されている。トラン
ジスタ23のベースには、抵抗9と抵抗24との
接続点11の電位Ebが与えられている。トラン
ジスタ3及び4のコレクタは互いに共通接続さ
れ、トランジスタ2のエミツタと接続されてい
る。トランジスタ3と4は交互にオン、オフを行
い、オンの場合、各々のエミツタ電圧はEb−Vf0
となる。トランジスタ2のベースはトランジスタ
25のエミツタに接続されており、トランジスタ
25のベースには、抵抗26と9との接続点10
の電位Eaが与えられているため、トランジスタ
2のエミツタにはEa−Vf1なる電圧が与えられて
いる。ここでトランジスタ23及び25はトラン
ジスタ3,4及び2のベースを低インピーダンス
化する為のものである。尚、トランジスタ2のベ
ース電圧はEaよりもトランジスタ25のベー
ス・エミツタ間電圧だけ低いが、トランジスタ3
と4のベース電圧もEbよりトランジスタ23の
ベース・エミツタ間電圧だけ低く、両ベース・エ
ミツタ間電圧は等しいので説明の便宜上、トラン
ジスタ2のベース電圧をEa、トランジスタ3,
4のベース電圧をEbとしている。 次にマルチバイブレータ16を構成するトラン
ジスタ7がオン、トランジスタ8がオフで、トラ
ンジスタ1のベースに入力端子22から入力電圧
E0が印加されている状態について説明する。第
1図の発振回路の発振周波数F0も前記第(1)式で
表わすことが出来、波高値△Vも前記第(3)式で表
わすことが出来る。トランジスタ1のベースに入
力電圧E0が印加されているため、トランジスタ
1のコレクタには電流I0が流れ、トランジスタ7
がオン、トランジスタ8がオフのため、トランジ
スタ3はオン、トランジスタ4はオフとなる。そ
の為トランジスタ2のエミツタ電流はトランジス
タ3のコレクタ・エミツタを介してトランジスタ
7のコレクタに供給されるとともに、抵抗14を
介してトランジスタ7のコレクタに供給される。
従つて、トランジスタ2のエミツタ電流をIE1、
トランジスタ3のエミツタ電流をIE0、抵抗14
に流れる電流をIR、トランジスタ7に流れる電流
をI0とすれば次式が成り立つ。 IE1=I0 ……(4) IE0=I0−IR ……(5) となる。抵抗14は大きい値であり、I0≫IEであ
るから、(4)及び(5)式からIE1≒IE0となる。その為
トランジスタ2とトランジスタ3のベース・エミ
ツタ間電圧Vf1及びVf0は等しくなり、Vf1−Vf0≒
0となる。従つて第(3)式の△Vはトランジスタ1
のベースへの入力電圧E0が変化し、トランジス
タ1のコレクタ電流I0が変化した場合も一定の値
を保つ。又、逆にマルチバイブレータを構成する
トランジスタ7がオフ、トランジスタ8がオンの
場合も同様に、トランジスタ3がオフ、トランジ
スタ4がオンとなる。その為トランジスタ2のエ
ミツタ電流は、トランジスタ4のコレクタ・エミ
ツタを介してトランジスタ8のコレクタに供給さ
れるとともに、抵抗15を介してトランジスタ8
のコレクタに供給される。その為、トランジスタ
2とトランジスタ4のベース・エミツタ間電圧
Vf1及びVf0は等しくなり、Vf1−Vf0≒0となる。
従つて△Vも一定の値を保つ。 従つて、本考案に依れば、トランジスタ2乃至
8のベース・エミツタ間電圧を考慮した場合も、
発振器の発振周波数F0が入力電圧E0に応じて流
れる電流I0に比例する。 (ト) 考案の効果 それ故、本考案によれば発振回路の発振周波数
F0を入力電圧E0に正確に対応させることができ
る。そのため、本考案に係る発振回路をFM変調
器に用いた場合、その直線性の改善を行うことが
でき、信号の歪率が改善できるとともに、前記直
線性の改善を素子数の増加を招くことなく行うこ
とができる。特に高い周波数での直線性が改善さ
れるため、ハイフアイVTR、高画質VTRなどの
ように高い周波数での直線性が必要とされる機器
に用いて、その効果は大きい。又、トランジスタ
2及びトランジスタ3,4の整合をとれば各々の
エミツタ電流が等しくなり、Vf1とVf0の温度特性
が一致し(Vf1−Vf0)の温度変化がなくなり、発
振周波数F0の温度特性も改善されるので、IC化
に適したものになる。
路に関するもので、特にVTRの周波数変調器と
して使用し得るIC(集積回路)化に適した発振回
路に関する。 (ロ) 従来の技術 従来、マルチバイブレータ型の発振回路が知ら
れている。前記発振回路をFM変調器に用いる場
合入力電圧と発振周波数との間に十分な直線性が
存在しなければならない。例えばVTRにおいて
は、この直線性が悪いと再生されたビデオ信号に
歪が発生し、再生画質の劣化を招く。特公昭59−
30337には、エミツタ結合型マルチバイブレータ
を用いた発振回路が記載されている。前記発振回
路を第2図に示す。この発振回路の発振周波数
F0は F0=I0/2C△V ……(1) 〔ただし、I0はトランジスタ1のコレクタ電
流、CはA点とB点との間に接続されたコンデ
ンサの容量値、△VはA点又はB点に得られる
波形の波高値〕 で表わされる。前記第(1)式において、点A及びB
に得られる電圧(第3図)の波高値△Vは、接続
点10の電位をEa、接続点11の電位をEbとす
れば △V=2(Ea−Eb) ……(2) と表わされる。 従つて、第(1)式のC及び△Vは定数になるの
で、発振周波数F0は電流I0に比例するものにな
る。ところで、トランジスタ1のコレクタ電流I0
が変化すると、トランジスタ3,4及びトランジ
スタ12,13のベース電流が変化し、その電流
が抵抗9に流れるので、厳密に言えば抵抗9の両
端電圧はトランジスタ1のコレクタ電流I0に応じ
て変化することになる。特に第2図の回路を
VTRのFM変調器に使用すると、入力電圧E0の
変化が大きく電流I0の変化も大きいため、抵抗9
の両端電圧の変化が無視できず、発振周波数F0
は電流I0に比例しなくなる。この問題は、トラン
ジスタ2,3,4,12及び13のベースを低イ
ンピーダンス化し、それぞれのベース電流に対し
て抵抗9の両端電圧が変化しない様にすることが
解決される。 (ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、その場合でも発振周波数F0と
電流I0との直線性が厳密に保たれるとは言えな
い。前記(2)式に示される波高値△Vは、トランジ
スタ2乃至8のベース・エミツタ間電圧を考慮す
ると、 △V=2{(Ea−Eb)−(Vf1−Vf0)} ……(3) 〔ただし、Vf1はトランジスタ2のベース、エ
ミツタ間電圧、Vf0はトランジスタ3及び4の
ベース・エミツタ間電圧〕 となるが、(Vf1−Vf0)はトランジスタ1のコレ
クタ電流I0に応じて変化するので、△Vも前記電
流I0に応じて変化する。尚、第(3)式においては、
トランジスタ5と6及びトランジスタ7と8のベ
ース・エミツタ間電圧を等しいものとしている。
ところで抵抗14及び15の値を等しくし、トラ
ンジスタ2のエミツタ電流をIE1とすれば、トラ
ンジスタ3及び4のオン時のエミツタ電流IE0は、
夫々I0−IE1と表わせる。その場合、電圧対周波数
特性の低周波領域における劣化防止のため抵抗1
4及び15の値は大に設定されるので、IE0≫IE1
になり、トランジスタ3及び4のエミツタ電流
IE0は、トランジスタ2のエミツタ電流IE1に比べ
電流I0に対する依存性が高い。その為、電流I0が
変化したときのトランジスタ3及び4のベース・
エミツタ間電圧Vf0の変化は、トランジスタ2の
ベース・エミツタ間電圧Vf1の変化に比べ大にな
り、Vf1−Vf0が電流I0の変化に応じて変化するこ
とになる。従つて、△Vも電流I0に応じて変化
し、発振周波数F0は電流I0に比例しなくなり、十
分な直線性が得られなくなる。 (ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は上述の点に鑑み成されたもので、交互
にオンオフする第1及び第2トランジスタを備え
るマルチバイブレータと、前記第1及び第2トラ
ンジスタのコレクタ間に直列接続された第1及び
第2抵抗と、前記第1及び第2トランジスタのコ
レクタにそれぞれエミツタが接続された第3及び
第4トランジスタと、前記第1及び第2抵抗の接
続点と前記第3及び第4トランジスタのコレクタ
とにエミツタが接続された第5トランジスタとを
備えるものである。 (ホ) 作用 本考案によれば、第5トランジスタのエミツタ
に流れる電流と第3及び第4トランジスタのエミ
ツタに流れる電流とが等しくなるので、第5トラ
ンジスタのベース・エミツタ間電圧と第3及び第
4トランジスタのベース・エミツタ間電圧が等し
くなり、第(3)式の△Vは一定となる。その為、発
振回路の発振周波数F0を動作電流I0に比例させる
ことが出来る。 (ヘ) 実施例 第1図は本考案の一実施例を示す回路図で、1
6はトランジスタ5,6,7,8及びコンデンサ
17から成るエミツタ結合型の無安定マルチバイ
ブレータ、18はトランジスタ1,12,13及
び抵抗19からなりマルチバイブレータ16の動
作電流を定める電流源回路、20はトランジスタ
2,3,4から成るマルチバイブレータ16の給
電回路である。尚、第1図において第2図と同一
の回路素子には同一の図番が付してある。マルチ
バイブレータ16はトランジスタ7及び8が交互
に導通し、コンデンサ17が充放電して所定の発
振が行なわれる。電流源回路18はコンデンサ1
7の充電電流を定めるもので、トランジスタ1
2,13のベースは共通接続され、所定の直流電
圧が印加されており、夫々のエミツタ電流は等し
く成されている。又、トランジスタ1のベース
は、入力電圧E0が印加される入力端子22に接
続されているため、トランジスタ1のコレクタ電
流I0は入力電圧E0に応じたものになり例えば、
VTRの変調回路として使用する場合、輝度信号
を入力端子22に印加すれば、輝度信号に応じた
電流がトランジスタ1のコレクタに流れる。給電
回路20はマルチバイブレータ16に直流電流+
VCCから電流を供給するものである。トランジス
タ3,4のベースは互いに共通接続され、トラン
ジスタ23のエミツタに接続されている。トラン
ジスタ23のベースには、抵抗9と抵抗24との
接続点11の電位Ebが与えられている。トラン
ジスタ3及び4のコレクタは互いに共通接続さ
れ、トランジスタ2のエミツタと接続されてい
る。トランジスタ3と4は交互にオン、オフを行
い、オンの場合、各々のエミツタ電圧はEb−Vf0
となる。トランジスタ2のベースはトランジスタ
25のエミツタに接続されており、トランジスタ
25のベースには、抵抗26と9との接続点10
の電位Eaが与えられているため、トランジスタ
2のエミツタにはEa−Vf1なる電圧が与えられて
いる。ここでトランジスタ23及び25はトラン
ジスタ3,4及び2のベースを低インピーダンス
化する為のものである。尚、トランジスタ2のベ
ース電圧はEaよりもトランジスタ25のベー
ス・エミツタ間電圧だけ低いが、トランジスタ3
と4のベース電圧もEbよりトランジスタ23の
ベース・エミツタ間電圧だけ低く、両ベース・エ
ミツタ間電圧は等しいので説明の便宜上、トラン
ジスタ2のベース電圧をEa、トランジスタ3,
4のベース電圧をEbとしている。 次にマルチバイブレータ16を構成するトラン
ジスタ7がオン、トランジスタ8がオフで、トラ
ンジスタ1のベースに入力端子22から入力電圧
E0が印加されている状態について説明する。第
1図の発振回路の発振周波数F0も前記第(1)式で
表わすことが出来、波高値△Vも前記第(3)式で表
わすことが出来る。トランジスタ1のベースに入
力電圧E0が印加されているため、トランジスタ
1のコレクタには電流I0が流れ、トランジスタ7
がオン、トランジスタ8がオフのため、トランジ
スタ3はオン、トランジスタ4はオフとなる。そ
の為トランジスタ2のエミツタ電流はトランジス
タ3のコレクタ・エミツタを介してトランジスタ
7のコレクタに供給されるとともに、抵抗14を
介してトランジスタ7のコレクタに供給される。
従つて、トランジスタ2のエミツタ電流をIE1、
トランジスタ3のエミツタ電流をIE0、抵抗14
に流れる電流をIR、トランジスタ7に流れる電流
をI0とすれば次式が成り立つ。 IE1=I0 ……(4) IE0=I0−IR ……(5) となる。抵抗14は大きい値であり、I0≫IEであ
るから、(4)及び(5)式からIE1≒IE0となる。その為
トランジスタ2とトランジスタ3のベース・エミ
ツタ間電圧Vf1及びVf0は等しくなり、Vf1−Vf0≒
0となる。従つて第(3)式の△Vはトランジスタ1
のベースへの入力電圧E0が変化し、トランジス
タ1のコレクタ電流I0が変化した場合も一定の値
を保つ。又、逆にマルチバイブレータを構成する
トランジスタ7がオフ、トランジスタ8がオンの
場合も同様に、トランジスタ3がオフ、トランジ
スタ4がオンとなる。その為トランジスタ2のエ
ミツタ電流は、トランジスタ4のコレクタ・エミ
ツタを介してトランジスタ8のコレクタに供給さ
れるとともに、抵抗15を介してトランジスタ8
のコレクタに供給される。その為、トランジスタ
2とトランジスタ4のベース・エミツタ間電圧
Vf1及びVf0は等しくなり、Vf1−Vf0≒0となる。
従つて△Vも一定の値を保つ。 従つて、本考案に依れば、トランジスタ2乃至
8のベース・エミツタ間電圧を考慮した場合も、
発振器の発振周波数F0が入力電圧E0に応じて流
れる電流I0に比例する。 (ト) 考案の効果 それ故、本考案によれば発振回路の発振周波数
F0を入力電圧E0に正確に対応させることができ
る。そのため、本考案に係る発振回路をFM変調
器に用いた場合、その直線性の改善を行うことが
でき、信号の歪率が改善できるとともに、前記直
線性の改善を素子数の増加を招くことなく行うこ
とができる。特に高い周波数での直線性が改善さ
れるため、ハイフアイVTR、高画質VTRなどの
ように高い周波数での直線性が必要とされる機器
に用いて、その効果は大きい。又、トランジスタ
2及びトランジスタ3,4の整合をとれば各々の
エミツタ電流が等しくなり、Vf1とVf0の温度特性
が一致し(Vf1−Vf0)の温度変化がなくなり、発
振周波数F0の温度特性も改善されるので、IC化
に適したものになる。
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図は従来の発振回路を示す回路図、及び第3図は
第2図の点A、点Bの発振出力を表わす波形図で
ある。 主な図番の説明、16……マルチバイブレー
タ、18……電流源回路、20……給電回路。
図は従来の発振回路を示す回路図、及び第3図は
第2図の点A、点Bの発振出力を表わす波形図で
ある。 主な図番の説明、16……マルチバイブレー
タ、18……電流源回路、20……給電回路。
Claims (1)
- エミツタ間にコンデンサを有するとともに、互
いのベースとコレクタが接続され交互にオンオフ
する第1及び第2トランジスタを備えるマルチバ
イブレータと、前記第1及び第2トランジスタの
コレクタ間に直列接続された第1及び第2抵抗
と、前記第1及び第2トランジスタのコレクタに
それぞれエミツタが接続された第3及び第4トラ
ンジスタと、前記第1及び第2抵抗の接続点にエ
ミツタが接続された第5トランジスタとから成る
発振回路において、前記第3及び第4トランジス
タのコレクタを前記第5トランジスタのエミツタ
に接続したことを特徴とする発振回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14302485U JPH0349475Y2 (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14302485U JPH0349475Y2 (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6251824U JPS6251824U (ja) | 1987-03-31 |
| JPH0349475Y2 true JPH0349475Y2 (ja) | 1991-10-22 |
Family
ID=31052316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14302485U Expired JPH0349475Y2 (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0349475Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-09-19 JP JP14302485U patent/JPH0349475Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6251824U (ja) | 1987-03-31 |
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