JPH0349331Y2 - - Google Patents

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JPH0349331Y2
JPH0349331Y2 JP1982101137U JP10113782U JPH0349331Y2 JP H0349331 Y2 JPH0349331 Y2 JP H0349331Y2 JP 1982101137 U JP1982101137 U JP 1982101137U JP 10113782 U JP10113782 U JP 10113782U JP H0349331 Y2 JPH0349331 Y2 JP H0349331Y2
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JP
Japan
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container
flange
mounting plate
insulated equipment
gas
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JP1982101137U
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JPS596659U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、タンク形しや断器などに用いる
SF6ガス絶縁機器容器の如き圧力容器におけるガ
ス密封維持手段としてのフランジ接合構造に関す
る。
SF6ガス絶縁機器は、SF6ガスを大気圧より大
の圧力で容器内に密封し、絶縁耐圧をもたせてい
る。そして、ガス洩れにより容器内のガス圧力が
低下すると、機器の絶縁耐圧が低下し、機器性能
を維持できなくなる。従つて、SF6ガス絶縁機器
は、ガス密封維持が、機器性能を維持する上で非
常に重要である。
そこで従来、SF6ガス絶縁機器容器のフランジ
接合構造は、ガス洩れ対策上ガスケツトシールよ
りも溶接シール構造の方が良いため、第1図又は
第2図に示す構造が実施されている。
第1図において、18はガス絶縁機器容器の内
側であり、ガス絶縁機器容器は、容器壁1の外方
にL寸法の長さ直角に出張るフランジ2を取付板
3と当接させ、フランジ2と取付板3とを連続隅
肉溶接4をした構成を示す。
また、第2図は、容器壁1の外方に出張るフラ
ンジ2を取付板3と当接させた上で、略コ字形の
補強材5で挾持せしめ、かつ、各々溶接6を施す
と共に、フランジ2と取付板3とを連続隅肉溶接
4を施した構成を示す。
なお、上記いずれの構成の場合にも、ガス絶縁
機器容器は内部圧力が2Kg/cm2未満でも圧力容器
に準じて予め同容器や収納電気機器の耐圧力試験
を行う必要があるためにフランジ2を設けてい
る。即ち、此の種のガス絶縁機器容器において
は、当初当該ガス絶縁機器容器の容器壁と取付板
とを溶接することなく一旦仮止めしてガス拒絶機
器容器自体や、収納した電気機器の耐圧力試験を
したり、また、一定ガス圧下での密閉容器を貫通
したシール部分のガス漏れなどの検査が行われ
る。そして、これらの試験後に容器壁と取付板と
を溶接により気密に封止される。
このように、一旦仮止めする必要があるため容
器壁には、その外方に直角に出張るフランジが必
要とされている。そしてこのフランジの幅Lは、
取付板3とを仮止めするために必要な一定寸法の
幅が必要とされている。
しかし、第1図、第2図の従来構造には、次の
ような欠点があつた。
溶接は容器外側においてしかできず、内部圧
力によるガス絶縁機器容器の引張力Pは、フラ
ンジ幅Lに基づき、溶接止4の箇所に大きな曲
げ応力として作用することとなり、第1図の場
合は容器耐圧力の弱点となる。
この点、補強材5を用いた第2図の場合は、
容器耐圧力の弱点は解消されるが、一方、溶接
が種々面倒で困難となるほか、補強材5の分だ
けコストアツプの原因となる。
内部圧力に耐えるものとするべくフランジ2
の厚みを大とし、かつ、溶接脚長を長いものに
するが、そうすると多重に溶接しなければなら
ないため、溶接ひずみが大となり、中身機器に
大きな影響を与える。その上溶接工数、部材が
増加し、コストアツプとなる。
ガス絶縁機器容器は、予め耐圧試験を行なう
が、その場合溶接をせずに締め治具により行な
うため、内部圧力によりフランジ2がすべりを
生じ耐圧試験が非常に危険な状態となる。
そこでこの考案の目的は、従来のフランジ接
合構造における上述の欠点を解決することであ
り、さらにいえば、容器壁の内外に出張るフラ
ンジを形成し、内側のフランジはボルトで取付
板へ締付け固定するようにした構成のフランジ
接合構造を提供することである。
次に、第3図に示すこの考案の実施例を説明す
る。
容器壁1の端部に該容器の外方および内方に出
張るフランジ12と16を一枚板状に一体形成
し、この内外のフランジ12,16は取付板13
と当接させ、内側のフランジ15は取付板13に
ねじ込んだボルト17で取付板13へ強固に締付
け固定し、外側のフランジ12は取付板13と連
続隅肉溶接14をしている。
この考案は、上記の如き構成のフランジ接合構
造を要旨とするものであり、次の効果を奏する。
内部圧力による容器の引張力は、ボルトと溶
接部の2点で処理するため、曲げ応力を生じな
く、耐圧力の弱点を生じない。内部圧力による
容器の引張力は、ボルトと溶接部の2点で処理す
るため、フランジの厚さを減少でき、溶接脚長を
短かくできるため、溶接ひずみを小さくでき、中
身機器に及ぼす影響もほとんどなく、コストの低
減も図れる。溶接が容易で、工数、部材数の節
減が図れる。容器耐圧試験時は、内側のボルト
を締付けることにより、フランジのすべりを防止
できるので、安全な耐圧試験ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は従来のフランジ接合構造を示
す要部断面図、第3図はこの考案の実施例である
フランジ接合構造を示す要部断面図である。 11……容器壁、12,16……フランジ、1
3……取付板、17……ボルト、14……溶接
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガス絶縁機器を密封容器内に収納してこの容器
    内に大気圧より大きい圧力の絶縁ガスを密封する
    ガス絶縁機器容器において、このガス絶縁機器容
    器の容器壁端部に外方および内方に出張るフラン
    ジを形成し、前記内外のフランジを取付板と当接
    させ、内側に位置するフランジはボルトで取付板
    へ締め付け固定し、外側に位置するフランジは取
    付板と溶接した構成を特徴とするガス絶縁機器容
    器のフランジ接合構造。
JP1982101137U 1982-07-03 1982-07-03 圧力容器のフランジ接合構造 Granted JPS596659U (ja)

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JP1982101137U JPS596659U (ja) 1982-07-03 1982-07-03 圧力容器のフランジ接合構造

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JP1982101137U JPS596659U (ja) 1982-07-03 1982-07-03 圧力容器のフランジ接合構造

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Publication Number Publication Date
JPS596659U JPS596659U (ja) 1984-01-17
JPH0349331Y2 true JPH0349331Y2 (ja) 1991-10-22

Family

ID=30238958

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JP1982101137U Granted JPS596659U (ja) 1982-07-03 1982-07-03 圧力容器のフランジ接合構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0224422Y2 (ja) * 1986-08-19 1990-07-04
JP2007057100A (ja) * 2006-09-20 2007-03-08 Fuji Electric Systems Co Ltd 真空容器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS495874U (ja) * 1972-04-19 1974-01-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5258511U (ja) * 1975-10-27 1977-04-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS495874U (ja) * 1972-04-19 1974-01-18

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JPS596659U (ja) 1984-01-17

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