JPH0349252Y2 - - Google Patents

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JPH0349252Y2
JPH0349252Y2 JP1984158016U JP15801684U JPH0349252Y2 JP H0349252 Y2 JPH0349252 Y2 JP H0349252Y2 JP 1984158016 U JP1984158016 U JP 1984158016U JP 15801684 U JP15801684 U JP 15801684U JP H0349252 Y2 JPH0349252 Y2 JP H0349252Y2
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JP
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fence
fitting
pair
frameless
integrally formed
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JP1984158016U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、押出型材等の成形体と鋳物材とを用
いて構成した枠なしフエンスに関する。
〔従来の技術〕
従来のフエンスにおいて、その据付用の脚等を
除いたフエンス主部には、鉄やアルミニウム合金
の型材を溶接やねじ止め等により連結して構成さ
れるタイプのものと、単一の鋳物により構成され
るタイプのものとが夫々知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記前者のタイプの枠なしフエンスで
は、型材同志を組合わせることから直線を主体と
する意匠に制約されるとともに、重厚感を与える
意匠を得ることができない。また、上記後者のタ
イプの枠なしフエンスでは、上記前者のタイプの
枠なしフエンスに比較して材料費等が高く可成り
コスト高であるとともに、重量が大きいため運搬
等が面倒な傾向がある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の諸問題を解決するための手段として本考
案は、左右方向に延びて一体に成形されるととも
に上下に相対向して設けられる上下一対の鋳物製
の棧取付体に、夫々複数の嵌合部を一体に形成す
るとともに、下側の棧取付体に据付用の脚を一体
に形成するか、若しくはこの下側の棧取付部材と
は別体の据付用脚の取付け部分を一体に形成し、
非中実状の成形体からなる棧の上下両端部を、
夫々上記上下一対の棧取付体の嵌合部に嵌合固定
して、これら複数本の棧により上記上下一対の棧
取付体をつないでなるものである。
〔作用〕
このような構成のフエンス枠なしによれば、型
材等の成形体と鋳物とを連結してフエンス主部を
形成し、かつ成形体を非中実状としたことによ
り、フエンス主部全体を鋳物製とした場合に比較
して軽量化でき、持ち運び等が楽になる。
これとともに、鋳物で形成される部分が、減る
だけでなく、従来より遥かに小形化されるため、
鋳造も容易となり、安価に得ることができる。
そして、鋳物製の一対の棧取付体を有すること
により、直線を主体とする意匠に制約されること
なく、重厚感等を与える任意な意匠を有するフエ
ンス主部とできる。しかも、棧の両端部を棧取付
体の嵌合部に嵌合固定したから、一対の棧取付体
をあたかも一体的につないだようにして棧を設け
得、外観を損うことがない。
さらに、棧は複数本設けられて、その両端部を
夫々棧取付体の嵌合部に嵌合固定したから、これ
ら棧と棧取付体との連結強度が大きく、堅固な枠
なしフエンスとできる。また、前記構成の枠なし
フエンスは、枠付きフエンスにおいて必要とされ
るフエンス主部を囲む枠体がないため、枠体構成
部品を省略できるだけでなく、この枠体にフエン
ス主部を支持するための中継部品をも省略でき
る。したがつて、部品点数が極めて少ないから、
構造および組立てが簡単であつて、量産に向いて
いるとともに、部品の在庫管理も容易となるもの
であり、これらの理由によりトータルコストを低
減できる。しかも、前記構成の枠なしフエンスの
フエンス主部の連結筒所は上下一対の棧取付体と
これらにわたる棧との部分だけであり、枠付きフ
エンスに比較して連結箇所が少ないから、全体の
強度が低下する恐れが少ない。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
図中1,2は例えば上下に相対向して設けられ
る一対の棧取付体である。これらの棧取付体1,
2は、いずれもアルミニウム合金や亜鉛等をダイ
キヤスト又はブイプロセス鋳造法により鋳造して
得た鋳物製品であつて、任意の意匠設計のもとに
左右方向に延びて鋳造されている。
そして、各棧取付体1,2の例えば対向面側に
は、所望の間隔をもつて複数の嵌合部3,4が
夫々一体に形成されている。なお、本実施例は嵌
合部3,4を夫々突起により形成した場合を示し
ているが、これは穴により形成しても差支えな
い。しかも、突起よりなる本実施例の嵌合部3,
4には、段部または鍔からなる位置決め部5を設
けてあるとともに、この位置決め5得よりも先端
側において、枠なしフエンスが据付けられた状態
で少なくとも道路側と反対の建物側に位置される
面に、係止凹部6を設けてある。
さらに、一対の棧取付体1,2は複数本の棧7
によりつながれ、これら棧取付体1,2と棧7と
で枠なしフエンスの主部が形成されている。棧7
には非中実状に成形されたアルミニウム合金の押
出型材、鉄の型材、または合成樹脂等の成形体が
用いられ、本実施例はアルミニウム合金を押出し
て得たパイプ材を用いた場合を示している。な
お、この成形体は図示のような真直ぐなパイプ材
に限らず、中間部が曲がつていても差支えないと
ともに、非中実状の形態としては軸方向全長に沿
うスリツトを有する場合等も包含する。
これらの棧7は、その両端部を上記棧取付体
1,2の相対向する嵌合部3,4に夫々嵌合固定
して取付けられている。そして、本実施例の場
合、棧7の固定は、上記位置決め部5により嵌合
深さを位置決めされるとともに、端部を被い隠さ
れた状態で、棧7の一部7aを塑性変形させて上
記係止凹部6内に係止させることでなされている
(第3図、第4図参照)。このことによつて、固定
具を用いることなく棧7を固定し、外観をより向
上するとともに低コスト化をより図つている。し
かし、本考案において棧7の固定手段は、ねじや
リベツト等の固定具を用いて行つてもよいことは
勿論である。
なお、上記の構成のフエンス主部はその組立て
後に防錆および色付けのための表面処理が、棧7
の表面を含めて施されるようになつている。ま
た、第1図中8は下側の棧取付体3に一体に形成
された据付用の脚である。なお、この脚等の据付
用の部分はフエンス主部とは別体に形成して、据
付け現場でフエンス主部に取付けるようにしても
よい。しかも、棧取付体2の両端には図示しない
連結孔が穿つてあつて、上記構造の枠なしフエン
スを複数連続して配設する場合に、上記連結孔に
ボルト等を通して隣接する枠なしフエンス同志を
連結できるようになつている。
また、上記一実施例は以上のように構成した
が、本考案は棧取付体を左右に対向するように配
設して実施してもよい。その他、本考案の実施に
当つては、考案の要旨に反しない限り、棧取付
体、嵌合部、棧等の具体的な構造、形状、位置、
材質等は、上記一実施例に制約されることなく、
種々の態様に構成して実施できることは勿論であ
る。
〔考案の効果〕
上記実用新案登録請求の範囲に記載の構成を要
旨とする本考案によれば、型材同志を組合わせて
なるタイプの従来の枠なしフエンスに比較して外
観を向上できるとともに、堅固に構成でき、そし
て単一鋳物により構成される従来の枠なしフエン
スに比較して、軽量化を図り、かつ安価に得るこ
とができるものであり、また、フエンス主部を枠
体で囲んでなる枠付きフエンスに比較して、構造
および組立てが簡単であつて、量産に向いている
とともに、部品の在庫管理も容易となるものであ
り、これらの理由によりトータルコストを低減で
き、しかも、枠付きフエンスに比較してフエンス
全体の連結箇所が少ないから、全体の強度が低下
する恐れが少ない等その実用上の効果は大であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は正面
図、第2図は一部を分解して示す断面図、第3図
は第1図中−線に沿う断面図、第4図は第1
図中−線に沿う断面図である。 1,2……棧取付体、3,4……嵌合部、7…
…棧、8……据付様脚。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右方向に延びて一体に鋳造されるとともに上
    下に相対向して設けられる上下一対の鋳物製の棧
    取付体に、夫々複数の嵌合部を一体に形成すると
    ともに、下側の棧取付体に据付用の脚を一体に形
    成するか、若しくはこの下側の棧取付部材とは別
    体の据付用脚の取付け部分を一体に形成し、非中
    実状の成形体からなる棧の上下両端部を、夫々上
    記上下一対の棧取付体の嵌合部に嵌合固定して、
    これら複数本の棧により上記上下一対の棧取付体
    をつないだことを特徴とする枠なしフエンス。
JP1984158016U 1984-10-19 1984-10-19 Expired JPH0349252Y2 (ja)

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JP1984158016U JPH0349252Y2 (ja) 1984-10-19 1984-10-19

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JPS6173753U JPS6173753U (ja) 1986-05-19
JPH0349252Y2 true JPH0349252Y2 (ja) 1991-10-21

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS563965B2 (ja) * 1976-05-12 1981-01-28

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS563965U (ja) * 1979-06-22 1981-01-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS563965B2 (ja) * 1976-05-12 1981-01-28

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JPS6173753U (ja) 1986-05-19

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