JPH034909A - 処理液中のスラッジ除去システム - Google Patents
処理液中のスラッジ除去システムInfo
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- JPH034909A JPH034909A JP1137235A JP13723589A JPH034909A JP H034909 A JPH034909 A JP H034909A JP 1137235 A JP1137235 A JP 1137235A JP 13723589 A JP13723589 A JP 13723589A JP H034909 A JPH034909 A JP H034909A
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- tank
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Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は金属表面を例えばリンM塩処理する際に、処理
液中に発生するスラッジを除去するシステムに関するも
のである。
液中に発生するスラッジを除去するシステムに関するも
のである。
一般にこの種のスラッジ除去手段としては、例えば特開
昭52−12767号公報に開示された構成のものが従
来例として周知である。この従来例のスラッジ除去は、
セットリングタンク方式であり、具体的には化成タンク
とスラッジ除去タンクとからなり、該スラッジ除去タン
クには多数のスリットを有する傾斜整流板を配設し、前
記化成タンクとスラッジ除去タンクとの間を化成処理液
が循環するようにし、前記化成タンクからスラッジを含
んだ化成処理液を前記整流板の下方部分に供給し、前記
スラッジ除去タンクの上部でオーバーフローした化成処
理液を前記化成タンクに戻すように循環させている。従
って、スラッジ除去タンクにおいて、傾斜整流板のスリ
ット間を化成処理液が上昇する間に傾斜整流板上にスラ
ッジが沈降して除去され、前記オーバーフローした化成
処理液にはほとんどスラッジが含まれないようになるの
である。
昭52−12767号公報に開示された構成のものが従
来例として周知である。この従来例のスラッジ除去は、
セットリングタンク方式であり、具体的には化成タンク
とスラッジ除去タンクとからなり、該スラッジ除去タン
クには多数のスリットを有する傾斜整流板を配設し、前
記化成タンクとスラッジ除去タンクとの間を化成処理液
が循環するようにし、前記化成タンクからスラッジを含
んだ化成処理液を前記整流板の下方部分に供給し、前記
スラッジ除去タンクの上部でオーバーフローした化成処
理液を前記化成タンクに戻すように循環させている。従
って、スラッジ除去タンクにおいて、傾斜整流板のスリ
ット間を化成処理液が上昇する間に傾斜整流板上にスラ
ッジが沈降して除去され、前記オーバーフローした化成
処理液にはほとんどスラッジが含まれないようになるの
である。
しかしながら、前記従来例のスラッジ除去方法において
は、スラッジの自然沈降による除去であるため時間が掛
かり、特に多量にスラッジが発生する自動車ボデーの処
理ラインにおいては、非能率的でありqつスラッジ除去
タンクの大型化が不可欠であり、それに伴って化成処理
液の使用量も膨大なものであった。更に、近年化成処理
液の薬品の改良、及び化成処理が低温化されている実状
から、スラッジが軽量になって沈降速度が更に遅くなっ
ており、この種のスラッジ除去において、高能率で且つ
装置の小型化に大きな課題を有している。
は、スラッジの自然沈降による除去であるため時間が掛
かり、特に多量にスラッジが発生する自動車ボデーの処
理ラインにおいては、非能率的でありqつスラッジ除去
タンクの大型化が不可欠であり、それに伴って化成処理
液の使用量も膨大なものであった。更に、近年化成処理
液の薬品の改良、及び化成処理が低温化されている実状
から、スラッジが軽量になって沈降速度が更に遅くなっ
ており、この種のスラッジ除去において、高能率で且つ
装置の小型化に大きな課題を有している。
前記従来例の課題を解決する具体的手段として本発明は
、化成処理タンクと内部にフィルターを備えた濾過装置
とを上下に配設した循環バイブを介して連通させ、該循
環バイブに夫々バルブを設けると共に、下方の循環バイ
ブにポンプを設けて、前記化成処理タンクからの化成処
理液が前記濾過装置内を下方から上方に循環するように
し、前記濾過装置の上部には前記循環バイブを介して圧
縮空気が導入できるようにすると共に、下部にはバルブ
を介してスラッジ排出部を設け、前記フィルターに多量
のスラッジが付着堆積した時に、前記循環バイブのバル
ブを閉め、濾過装置の下部のバルブを開き、且つ濾過装
置の上部から圧縮空気を導入して逆流させ、フィルター
に付着したスラッジを除去し、濾過装置から外部に排出
するようにしたことを特徴とする処理液中のスラッジ除
去システムを提供するものであり、化成処理タンクと濾
過装置との間を化成処理液が強制循環することでフィル
ターによりスラッジ除去がなされ、該フィルターに付着
堆積したスラッジは、圧縮空気の逆方向からの供給によ
ってフィルターから剥離されて外部に取り出されるもの
であり、化成処理工程中においては、化成処理液がクリ
ーンに保たれ、且つ濾過装置が簡単に清掃できるのであ
る。
、化成処理タンクと内部にフィルターを備えた濾過装置
とを上下に配設した循環バイブを介して連通させ、該循
環バイブに夫々バルブを設けると共に、下方の循環バイ
ブにポンプを設けて、前記化成処理タンクからの化成処
理液が前記濾過装置内を下方から上方に循環するように
し、前記濾過装置の上部には前記循環バイブを介して圧
縮空気が導入できるようにすると共に、下部にはバルブ
を介してスラッジ排出部を設け、前記フィルターに多量
のスラッジが付着堆積した時に、前記循環バイブのバル
ブを閉め、濾過装置の下部のバルブを開き、且つ濾過装
置の上部から圧縮空気を導入して逆流させ、フィルター
に付着したスラッジを除去し、濾過装置から外部に排出
するようにしたことを特徴とする処理液中のスラッジ除
去システムを提供するものであり、化成処理タンクと濾
過装置との間を化成処理液が強制循環することでフィル
ターによりスラッジ除去がなされ、該フィルターに付着
堆積したスラッジは、圧縮空気の逆方向からの供給によ
ってフィルターから剥離されて外部に取り出されるもの
であり、化成処理工程中においては、化成処理液がクリ
ーンに保たれ、且つ濾過装置が簡単に清掃できるのであ
る。
次に本発明を図示の実施例に基き更に詳しく説明すると
、1は化成処理タンクであり、該化成処理タンクには所
定量の化成処理液2が充満しており、該処理液によって
例えば自動車ボデーが順次化成処理されるものである。 この化成処理タンク1に近接した位置に密閉型の濾過装
置3を配設し、該濾過装置と化成処理タンク1との間に
処理液2を循環さ°せるための上下の循環バイブ4.5
が配設され、下方の循環バイブ4は化成処理タンク1の
底部好ましくはスラッジ溜り1aと前記濾過装置3の下
方部分との間に配設され、且つその途上にはポンプ6及
びバルブ7が設けられている。前記上方の循環バイブ5
は化成処理タンク1の上部で、特に表面流層を形成する
処理タンクにおいては表面流層形成バイブ1bと前記濾
過装置3の上方部分との間に配設され、その途上におい
てバルブ8が設けられている。いずれにしても、化成処
連成2がポンプ6の駆動により循環バイブ4.5を介し
て化成処理タンク1と濾過装置3との間を循環するよう
に構成されている。 前記濾過装置3の内部には、その略中間位置、即ち前記
循環バイブ4,5が接続されている位置の間に筒状のフ
ィルター9が配設され、スラッジ室10と濾液室11と
に区分されている。従って、前記循環バイブ4はスラッ
ジ室10に開口し、前記循環バイブ5は濾液室11に開
口することになる。そして循環バイブ5には、更にバル
ブ8と濾液室11との間の適宜位置にバルブ12を介し
てエアーパイプ13が接続され、′該エアーパイプには
圧縮された空気が収納されるエアータンク14が接続さ
れている。このエアータンク14には適宜のエアーポン
プを介してエアーが吹き込まれ、所定の圧力(例えば2
K9 / ci )に保持しておく。 更に、前記濾過装置3の下部にバルブ15を介してスラ
ッジ排出部1Gが設けられ、該スラッジ排出部に対応し
てスラリータンク17が配設される。このスラリータン
ク11には攪拌部材18が設けられると共に、ポンプ1
9を介してスラリー排出バイブ20の一端が臨み、該ス
ラリー排出バイブ20の他端はスラリー処理装置21に
連通させである。 このスラリー処理装置21は、例えば所定の搾り機22
を備えており、この搾り機にスラリーを投入し、適宜の
プレッシャを掛けて水分、即ち処理液を搾り出し、パン
ケーキにすると共に搾り出された処理液は適宜のバイブ
24を介して前記化成処理タンク1に戻される。尚、2
5は制御盤であり、各ポンプの駆動及び各バルブの開閉
を制御するようになっている。図中、符号26はスラッ
ジ、27.28.29は圧力計である。
、1は化成処理タンクであり、該化成処理タンクには所
定量の化成処理液2が充満しており、該処理液によって
例えば自動車ボデーが順次化成処理されるものである。 この化成処理タンク1に近接した位置に密閉型の濾過装
置3を配設し、該濾過装置と化成処理タンク1との間に
処理液2を循環さ°せるための上下の循環バイブ4.5
が配設され、下方の循環バイブ4は化成処理タンク1の
底部好ましくはスラッジ溜り1aと前記濾過装置3の下
方部分との間に配設され、且つその途上にはポンプ6及
びバルブ7が設けられている。前記上方の循環バイブ5
は化成処理タンク1の上部で、特に表面流層を形成する
処理タンクにおいては表面流層形成バイブ1bと前記濾
過装置3の上方部分との間に配設され、その途上におい
てバルブ8が設けられている。いずれにしても、化成処
連成2がポンプ6の駆動により循環バイブ4.5を介し
て化成処理タンク1と濾過装置3との間を循環するよう
に構成されている。 前記濾過装置3の内部には、その略中間位置、即ち前記
循環バイブ4,5が接続されている位置の間に筒状のフ
ィルター9が配設され、スラッジ室10と濾液室11と
に区分されている。従って、前記循環バイブ4はスラッ
ジ室10に開口し、前記循環バイブ5は濾液室11に開
口することになる。そして循環バイブ5には、更にバル
ブ8と濾液室11との間の適宜位置にバルブ12を介し
てエアーパイプ13が接続され、′該エアーパイプには
圧縮された空気が収納されるエアータンク14が接続さ
れている。このエアータンク14には適宜のエアーポン
プを介してエアーが吹き込まれ、所定の圧力(例えば2
K9 / ci )に保持しておく。 更に、前記濾過装置3の下部にバルブ15を介してスラ
ッジ排出部1Gが設けられ、該スラッジ排出部に対応し
てスラリータンク17が配設される。このスラリータン
ク11には攪拌部材18が設けられると共に、ポンプ1
9を介してスラリー排出バイブ20の一端が臨み、該ス
ラリー排出バイブ20の他端はスラリー処理装置21に
連通させである。 このスラリー処理装置21は、例えば所定の搾り機22
を備えており、この搾り機にスラリーを投入し、適宜の
プレッシャを掛けて水分、即ち処理液を搾り出し、パン
ケーキにすると共に搾り出された処理液は適宜のバイブ
24を介して前記化成処理タンク1に戻される。尚、2
5は制御盤であり、各ポンプの駆動及び各バルブの開閉
を制御するようになっている。図中、符号26はスラッ
ジ、27.28.29は圧力計である。
前記構成を有するシステムにおいて、化成処理タンク1
において、例えば多数の自動車ボデーを連続して化成処
理することにより、当然のことながら化成処理液2中に
スラッジ26が生ずる。この発生したスラッジは化成処
理タンク1の底部に澱み易く、スラッジ溜り1a又は底
部側のスラッジ26を多く含んだ化成処理液2を循環バ
イブ4を介してポンプ6で連続して順次汲み上げ、矢印
aで示したように、濾過装置3のスラッジ室10に導入
する。導入された化成処理液2は、順次フィルター9を
通って濾過され濾液室11に至り、更に循環バイブ5を
通って化成処理タンク1に戻される。 従って、循環バイブ4.濾過装置3及び循環バイブ5を
通って戻される化成処理液2はスラッジを含まないもの
となり、化成処理タンク1内が絶えずクリーンに保たれ
るようになるのである、前記化成処理液2の循環の際に
、フィルター9によってスラッジ26が除去され、その
スラッジ26が第2図に示したように、フィルター9の
外周面に付着し、徐々に堆積するようになる。このよう
にフィルター9の外周面にスラッジ2Gが堆積すると、
一種の目詰まり現象を起こし、濾過袋@3におけるスラ
ッジ室10の圧力が高くなり、その圧力が所定値に達し
た時に、その目詰まりを解消させなければならない。ス
ラッジ室10の圧力が高くなった状態は圧力計27によ
って表示されると共に、前記制御盤25にも表示され、
フィルター9におけるスラッジ除去が必要であることを
表示する。 ・・このような情況になった時に、前記制御盤25にお
いて、化成処理タンク1での処理を一時的に中止し、ポ
ンプ6を停止し、バルブ7.8を閉めて循環バイブ4.
5の循環路を開鎖する共に、バルブ12.15を開にし
、エアータンク14から所定圧の空気を濾過装置3の濾
液室11に吹き込む。この吹き込まれた空気圧(矢印b
)によって、第3図に示したように、濾液室11内に溜
っている化成処理液2を強制的に逆流させると、化成処
理液2はフィルター9を通ってスラッジ室10側に吹き
出すようになり、それによってフィルター9の外周面に
付着堆積したスラッジ26が剥され、化成処理液2と共
にバルブ15を介してスラッジ排出部16からスラリー
タンク17に排出される。この時に、濾過装置3内の化
成処理液2が全部排出された後においても所定圧の空気
を吹き込んでフィルター9を通すことにより、更にスラ
ッジの除去が促進され、前記目詰まり現象が解消される
と共に、スラッジ室10からスラッジ26をスラリータ
ンク17に追い出すのである。この場合の空気の吹き込
み時間は、精々3〜7分程度である。 前記フィルター9におけるスラッジ除去が終了した時点
で、バルブ12.15を閉める一方バルブ7゜8を開き
、ポンプ6を駆動して前記同様に化成処理工程を再開す
る。 前記スラリータンク17に排出されたスラッジは攪拌v
s18により攪拌してスラリー状にし、ポンプ19を駆
動してスラリーをスラリー処理装置21へ揚送し、搾り
機22で搾ってパンケーキにし、処理液は化成処理タン
ク1に戻すのである。このような一連の作業をすること
により、化成処理液2中に発生するスラッジ26を強制
的に除去し、化成処理工程において化成処理液2が常に
クリーンな状態で使用でき、スラッジの存在による不都
合が解消できるのである。
において、例えば多数の自動車ボデーを連続して化成処
理することにより、当然のことながら化成処理液2中に
スラッジ26が生ずる。この発生したスラッジは化成処
理タンク1の底部に澱み易く、スラッジ溜り1a又は底
部側のスラッジ26を多く含んだ化成処理液2を循環バ
イブ4を介してポンプ6で連続して順次汲み上げ、矢印
aで示したように、濾過装置3のスラッジ室10に導入
する。導入された化成処理液2は、順次フィルター9を
通って濾過され濾液室11に至り、更に循環バイブ5を
通って化成処理タンク1に戻される。 従って、循環バイブ4.濾過装置3及び循環バイブ5を
通って戻される化成処理液2はスラッジを含まないもの
となり、化成処理タンク1内が絶えずクリーンに保たれ
るようになるのである、前記化成処理液2の循環の際に
、フィルター9によってスラッジ26が除去され、その
スラッジ26が第2図に示したように、フィルター9の
外周面に付着し、徐々に堆積するようになる。このよう
にフィルター9の外周面にスラッジ2Gが堆積すると、
一種の目詰まり現象を起こし、濾過袋@3におけるスラ
ッジ室10の圧力が高くなり、その圧力が所定値に達し
た時に、その目詰まりを解消させなければならない。ス
ラッジ室10の圧力が高くなった状態は圧力計27によ
って表示されると共に、前記制御盤25にも表示され、
フィルター9におけるスラッジ除去が必要であることを
表示する。 ・・このような情況になった時に、前記制御盤25にお
いて、化成処理タンク1での処理を一時的に中止し、ポ
ンプ6を停止し、バルブ7.8を閉めて循環バイブ4.
5の循環路を開鎖する共に、バルブ12.15を開にし
、エアータンク14から所定圧の空気を濾過装置3の濾
液室11に吹き込む。この吹き込まれた空気圧(矢印b
)によって、第3図に示したように、濾液室11内に溜
っている化成処理液2を強制的に逆流させると、化成処
理液2はフィルター9を通ってスラッジ室10側に吹き
出すようになり、それによってフィルター9の外周面に
付着堆積したスラッジ26が剥され、化成処理液2と共
にバルブ15を介してスラッジ排出部16からスラリー
タンク17に排出される。この時に、濾過装置3内の化
成処理液2が全部排出された後においても所定圧の空気
を吹き込んでフィルター9を通すことにより、更にスラ
ッジの除去が促進され、前記目詰まり現象が解消される
と共に、スラッジ室10からスラッジ26をスラリータ
ンク17に追い出すのである。この場合の空気の吹き込
み時間は、精々3〜7分程度である。 前記フィルター9におけるスラッジ除去が終了した時点
で、バルブ12.15を閉める一方バルブ7゜8を開き
、ポンプ6を駆動して前記同様に化成処理工程を再開す
る。 前記スラリータンク17に排出されたスラッジは攪拌v
s18により攪拌してスラリー状にし、ポンプ19を駆
動してスラリーをスラリー処理装置21へ揚送し、搾り
機22で搾ってパンケーキにし、処理液は化成処理タン
ク1に戻すのである。このような一連の作業をすること
により、化成処理液2中に発生するスラッジ26を強制
的に除去し、化成処理工程において化成処理液2が常に
クリーンな状態で使用でき、スラッジの存在による不都
合が解消できるのである。
以上説明したように本発明に係る処理液中のスラッジ除
去システムは、化成処理タンクと内部にフィルターを備
えた濾過装置とを上下に配設した循環パイプを介して連
通させ、該循環バイブに夫々バルブを設けると共に、下
方の循環バイブにポンプを設けて、前記化成処理タンク
からの化成処理液が前記濾過装置内を下方から上方に循
環するようにし、前記濾過装置の上部には前記循環パイ
プを介して圧縮空気が導入できるようにすると共に、下
部にはバルブを介してスラッジ排出部を設け、前記フィ
ルターに多量のスラッジが付着堆積した時に、前記循環
パイプのバルブを閉め、濾過装置の下部のバルブを開き
、且つ濾過装置の上部から圧縮空気を導入して逆流させ
、フィルターに付着したスラッジを除去し、濾過装置か
ら外部に排出するように構成したことにより、化成処理
タンクと濾過装置との間を化成処理液が強制循環するこ
とで、化成処理によって順次生ずるスラッジが、順次濾
過装置に導入され、機械的にフィルターによってスラッ
ジ除去がなされ、更に該フィルターに付着堆積したスラ
ッジは、圧縮空気の逆方向からの供給によってフィルタ
ーから強制的に剥離されて外部に取り出されるものであ
り、従来例のようにスラッジの自然沈降によって除去す
るものと違って、システム全体を著しく小型化できると
云う優れた効果を奏する。 又、化成処理工程中においては、化成処理液を強制的に
循環させ、且つ発生したスラッジをフィルターにより順
次除去するので、化成処理液がクリーンに保たれ、スラ
ッジによる悪影響を与えないと云う優れた効果も奏する
。 更に、濾過装置においてフィルターに付着堆積したスラ
ッジは、圧縮空気の逆方向からの供給によってフィルタ
ーから強制的に剥離されて外部に取り出されるものであ
り、濾過装置が簡単に清掃できると云う優れた効果も奏
する。
去システムは、化成処理タンクと内部にフィルターを備
えた濾過装置とを上下に配設した循環パイプを介して連
通させ、該循環バイブに夫々バルブを設けると共に、下
方の循環バイブにポンプを設けて、前記化成処理タンク
からの化成処理液が前記濾過装置内を下方から上方に循
環するようにし、前記濾過装置の上部には前記循環パイ
プを介して圧縮空気が導入できるようにすると共に、下
部にはバルブを介してスラッジ排出部を設け、前記フィ
ルターに多量のスラッジが付着堆積した時に、前記循環
パイプのバルブを閉め、濾過装置の下部のバルブを開き
、且つ濾過装置の上部から圧縮空気を導入して逆流させ
、フィルターに付着したスラッジを除去し、濾過装置か
ら外部に排出するように構成したことにより、化成処理
タンクと濾過装置との間を化成処理液が強制循環するこ
とで、化成処理によって順次生ずるスラッジが、順次濾
過装置に導入され、機械的にフィルターによってスラッ
ジ除去がなされ、更に該フィルターに付着堆積したスラ
ッジは、圧縮空気の逆方向からの供給によってフィルタ
ーから強制的に剥離されて外部に取り出されるものであ
り、従来例のようにスラッジの自然沈降によって除去す
るものと違って、システム全体を著しく小型化できると
云う優れた効果を奏する。 又、化成処理工程中においては、化成処理液を強制的に
循環させ、且つ発生したスラッジをフィルターにより順
次除去するので、化成処理液がクリーンに保たれ、スラ
ッジによる悪影響を与えないと云う優れた効果も奏する
。 更に、濾過装置においてフィルターに付着堆積したスラ
ッジは、圧縮空気の逆方向からの供給によってフィルタ
ーから強制的に剥離されて外部に取り出されるものであ
り、濾過装置が簡単に清掃できると云う優れた効果も奏
する。
第1図は本発明に係る処理液中のスラッジ除去システム
を略示的に示した説明図、第2図は同システムの稼動状
態における化成処理液を濾過している状態の濾過装置の
断面図、第3図は同システムにおいて、フィルターから
スラッジを除去する状態を示す濾過装置の断面図である
。 1・・・・・・化成処理タンク2・・・・・・化成処理
液3・・・・・・濾過袋@ 4・・・・・・下部の
循環バイブ5・・・・・・上部の循環バイブロ、19・
・・・・・ポンプ7、8.12.15・・・・・・バル
ブ9・・・・・・フィルター 10・・・・・・スラ
ッジ至11・・・・・・濾液室 13・・・・・
・エアーバイブ14・・・・・・エアータンク 16・
・・・・・スラッジ排出部11・・・・・・スラリータ
ンク18・・・・・・攪拌部材20・・・・・・スラリ
ー排出パイプ
を略示的に示した説明図、第2図は同システムの稼動状
態における化成処理液を濾過している状態の濾過装置の
断面図、第3図は同システムにおいて、フィルターから
スラッジを除去する状態を示す濾過装置の断面図である
。 1・・・・・・化成処理タンク2・・・・・・化成処理
液3・・・・・・濾過袋@ 4・・・・・・下部の
循環バイブ5・・・・・・上部の循環バイブロ、19・
・・・・・ポンプ7、8.12.15・・・・・・バル
ブ9・・・・・・フィルター 10・・・・・・スラ
ッジ至11・・・・・・濾液室 13・・・・・
・エアーバイブ14・・・・・・エアータンク 16・
・・・・・スラッジ排出部11・・・・・・スラリータ
ンク18・・・・・・攪拌部材20・・・・・・スラリ
ー排出パイプ
Claims (5)
- (1)化成処理タンクと内部にフィルターを備えた濾過
装置とを上下に配設した循環パイプを介して連通させ、
該循環パイプに夫々バルブを設けると共に、下方の循環
パイプにポンプを設けて、前記化成処理タンクからの化
成処理液が前記濾過装置内を下方から上方に循環するよ
うにし、前記濾過装置の上部には前記循環パイプを介し
て圧縮空気が導入できるようにすると共に、下部にはバ
ルブを介してスラッジ排出部を設け、前記フィルターに
多量のスラッジが付着堆積した時に、前記循環パイプの
バルブを閉め、濾過装置の下部のバルブを開き、且つ濾
過装置の上部から圧縮空気を導入して逆流させ、フィル
ターに付着したスラツジを除去し、濾過装置から外部に
排出するようにしたことを特徴とする処理液中のスラッ
ジ除去システム。 - (2)フィルターが略筒状を呈している請求項(1)記
載の処理液中のスラッジ除去システム。 - (3)下方の循環パイプは化成処理タンクの底部又はス
ラッジ溜りと濾過装置の下部との間に配設される請求項
(1)記載の処理液中のスラッジ除去システム。 - (4)濾過装置から排出されたスラッジはスラリータン
クで受けられ、スラリー状にされた後に搾り機によりパ
ンケーキ状に処理される請求項(1)記載の処理液中の
スラッジ除去システム。 - (5)フィルターに多量のスラッジが付着堆積したこと
を検出して、化成処理の一時停止、バルブの開閉及び圧
縮空気の導入を制御する制御盤を備えた請求項(1)記
載の処理液中のスラッジ除去システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1137235A JPH034909A (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 処理液中のスラッジ除去システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1137235A JPH034909A (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 処理液中のスラッジ除去システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH034909A true JPH034909A (ja) | 1991-01-10 |
Family
ID=15193939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1137235A Pending JPH034909A (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 処理液中のスラッジ除去システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH034909A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1989
- 1989-05-30 JP JP1137235A patent/JPH034909A/ja active Pending
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