JPH0349051Y2 - - Google Patents

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JPH0349051Y2
JPH0349051Y2 JP1984120458U JP12045884U JPH0349051Y2 JP H0349051 Y2 JPH0349051 Y2 JP H0349051Y2 JP 1984120458 U JP1984120458 U JP 1984120458U JP 12045884 U JP12045884 U JP 12045884U JP H0349051 Y2 JPH0349051 Y2 JP H0349051Y2
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JP
Japan
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fan
rain gear
shaped members
attached
automobile
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JP1984120458U
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JPS6135029U (ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車の乗降部の上方に扇状に拡開す
る雨具を開閉自在に装着せしめて成る自動車用伸
縮雨具装置に関するものである。
一般に自動車は横開きのドアより乗降するもの
であり、乗口は一般に狭く乗降の際には腰をかが
めた姿勢で乗降しなければならないため乗降に要
する時間は比較的長くかかり、従つて雨天時にお
ける乗降の際には乗員に降雨が降り注ぎ、従来の
自動車はかかる降雨から乗員を保護する装備を有
しないため降雨而時の乗降は大変煩わしいものと
なつていた。
本考案はかかる欠点に鑑み、長細板状の扇状部
材を順次重合すると共に、扇状部材の一端方を支
点として扇状に開閉自在に枢支し、扇状部材の外
周を略直角に折曲して摺動ステーを形成し、該摺
動ステーには誘導溝および隣接する他の摺動ステ
ーの誘導溝に嵌合する案内ピンを装着して雨具本
体を構成し、該雨具本体は拡開方向が上方傾斜状
になる様に、雨具本体の一辺を自動車の屋根部両
側の水切り部に装着されるサイドバイザーに傾斜
状に取付け支持した自動車用伸縮雨具装置を提供
して上記欠点を解消せんとしたものにして、以下
本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、 1は雨具本体であり、スチール、プラスチツク
等適宜の材料を長細板状の鋭角扇状に形成せしめ
て成る複数の扇状部材2,2a…を設け、該扇状
部材2,2a…外周部を略直角に折曲垂下せしめ
て摺動ステー3,3a…を一体形成せしめ、該摺
動ステー3,3a…の周面には全幅より僅かに短
い範囲内で幅方向に誘導溝4,4a…を形成せし
めると共に、該誘導溝4,4a…の一端部には摺
動ステー3,3a…の重合時に他の誘導溝4,4
a…に嵌合する案内ピン5,5a…を装着せしめ
ている。
そして各扇状部材2,2a…を単位部材6とす
ると共に。該扇状部材2,2a…を夫々順次重合
せしめる様にして基端部を支軸7を介して枢支せ
しめ、該支軸7を支点として各扇状部材2,2a
…を誘導溝4,4a…と案内ピン5,5a…の嵌
合誘導作用により扇状に開閉自在に支持せしめて
いる。
尚、扇状部材2,2a…は第2図に図示する様
に重ね代に応じて全長および摺動ステー3,3a
…の高さが段階的に増減する様に設定せしめ、又
各扇状部材2,2a…両側の重合部には第3図に
図示する様に水漏れ防止用の水切りゴム8を介装
せしめている。
9はサイドバイザーであり、自動車10におい
て屋根部11両側の水切り部12に対しビス等に
より装着され、自動車10の車種等に応じて各種
の形状に形成せしめ、このサイドバイザー9の内
面部に対し雨具本体1を一辺を固定せしめる様に
すると共に、雨具本体1の拡開方向が自動車10
への装着状態において上方傾斜状になる様にブラ
ケツト13を介して傾斜状に着脱自在に装着固定
せしめている。
なお、雨具本体1を構成する扇状部材2,2a
…はサイドバイザー9の幅より幅狭に設定せしめ
又本実施例にては雨具本体1をサイドバイザー9
の内面部に固定する機構を示したが、サイドバイ
ザー9の上部に取付固定する様にしても良い。
次に本考案に係る自動車用伸縮雨具装置の作用
について説明すると、第1の実施例にあつては外
方端部の扇状部材2を引き出し操作せしめると、
該扇状部材2は摺動ステー3の誘導溝4が隣接す
る扇状部材2aの案内ピン5aとの嵌合作用によ
り案内されながら突出し、誘導溝4の端部に案内
ピン5aが至つた時点で次の扇状部材2aが誘導
溝4と案内ピン5aとの係合作用により連動的に
引き出され、順次同様に後続の扇状部材2,2a
…が引き出されることにより自動車10の乗降部
の上部に対し上方傾斜状に拡開されるのである。
一方雨具本体1の収納時には扇状部材2の端部
を収納方向へ押圧せしめることにより誘導溝4と
案内ピン5aの案内により重合状にスライドし、
案内ピン5の頭部が隣接する扇状部材2aにおけ
る摺動ステー3aの端部に当接して扇状部材2a
が収納方向に連動し、順次同様にして各扇状部材
2,2a…はサイドバイザー9内に重合状に収納
されるのである。
要するに本考案は、長細板状の扇状部材2、2
a…を順次重合すると共に、扇状部材2,2a…
の一端方を支点として扇状に開閉自在に枢支した
ので、扇状部材2,2a…を引き出して扇状に拡
開することにより自動車10の乗降部の上方に広
面積の雨避けを形成することが出来、よつて降雨
時の乗降の際に乗員を降雨から保護することが出
来、又日避けとても効果的に活用することが出来
る。
又、扇状部材2,2a…の外周を略直角に折曲
して摺動ステー3,3a…を形成し、該摺動ステ
ー3,3a…には誘導溝4,4a…および隣接す
る他の摺動ステー3,3a…の誘導溝4,4a…
に嵌合する案内ピン5,5a…を装着して雨具本
体1を構成したので、外方端部の扇状部材2を押
し引き操作するのみで誘導溝4,4a…と案内ピ
ン5,5a…の係合作用により各扇状部材2,2
a…を扇状に開閉連動操作することが出来、又収
納時にあつては各扇状部材2,2a…が重合状態
となるためサイドバイザー9内に体裁良く収納す
ることが出来、又扇状部材2,2a…の一端方を
支点とすると共に、外周を摺動ステー3,3a…
に設けた誘導溝4,4a…と案内ピン5,5a…
により重合接触して、各扇状部材2,2a…は両
端部で結合して強度性が向上する。
又、該雨具本体1は拡開方向が上方傾斜状にな
る様に、雨具本体1の一辺を自動車10の屋根部
11両側の水切り部12に装着されるサイドバイ
ザー9に傾斜状に取付け支持したので、雨具本体
1の拡開時においても雨具本体1の前縁部(拡開
先端部)は後縁部の取付け部より高く出来、よつ
て自動車10の乗降口より外方部を高く出来、従
つて自動車10の乗降部の上方空間を十分に確保
出来、雨具本体1が乗降の障害となるのを防止し
乗降を容易とすることが出来る等実用的効果甚だ
大なるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すものにして、第1
図は本考案に係る自動車用伸縮雨具装置の斜視
図、第2図は同上正面図、第3図は扇状部材の斜
視図、第4図は扇状部材の収納状態の斜視図、第
5図は自動車への装着状態を示す図である。 1……雨具本体。2,2a…扇状部材、3,3
a……摺動ステー、4,4a…誘導溝、5,5a
…案内ピン、9……サイドバイザー、10……自
動車、11……屋根部、12……水切り部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長細板状の扇状部材を順次重合すると共に、扇
    状部材の一端方を支点として扇状に開閉自在に枢
    支し、扇状部材の外周を略直角に折曲して摺動ス
    テーを形成し、該摺動ステーには誘導溝および隣
    接する他の摺動ステーの誘導溝に嵌合する案内ピ
    ンを装着して雨具本体を構成し、該雨具本体は拡
    開方向が上方傾斜状になる様に、雨具本体の一辺
    を自動車の屋根部両側の水切り部に装着されるサ
    イドバイザーに傾斜状に取付け支持したことを特
    徴とする自動車用伸縮雨具装置。
JP12045884U 1984-08-03 1984-08-03 自動車用伸縮雨具装置 Granted JPS6135029U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12045884U JPS6135029U (ja) 1984-08-03 1984-08-03 自動車用伸縮雨具装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP12045884U JPS6135029U (ja) 1984-08-03 1984-08-03 自動車用伸縮雨具装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6135029U JPS6135029U (ja) 1986-03-04
JPH0349051Y2 true JPH0349051Y2 (ja) 1991-10-21

Family

ID=30679276

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12045884U Granted JPS6135029U (ja) 1984-08-03 1984-08-03 自動車用伸縮雨具装置

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JP (1) JPS6135029U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5924620B2 (ja) * 1977-09-30 1984-06-11 松下電工株式会社 多層巻コイル

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48102715U (ja) * 1972-03-02 1973-12-01
JPS5924620U (ja) * 1982-08-06 1984-02-15 三菱自動車工業株式会社 自動車における雨除け装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5924620B2 (ja) * 1977-09-30 1984-06-11 松下電工株式会社 多層巻コイル

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Publication number Publication date
JPS6135029U (ja) 1986-03-04

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