JPH0349011Y2 - - Google Patents

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JPH0349011Y2
JPH0349011Y2 JP1984151990U JP15199084U JPH0349011Y2 JP H0349011 Y2 JPH0349011 Y2 JP H0349011Y2 JP 1984151990 U JP1984151990 U JP 1984151990U JP 15199084 U JP15199084 U JP 15199084U JP H0349011 Y2 JPH0349011 Y2 JP H0349011Y2
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JP
Japan
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lock cylinder
recess
main body
mounting seat
retainer
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JP1984151990U
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JPS6167369U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、たとえば自動車のトランクリツド
やバツクドアが車体側にロツクされるロツクシリ
ンダーを、車体パネルに固定させる車輌用ロツク
シリンダーの固定構造に関するものである。
(従来技術) 従来、自動車の、たとえばトランクリツドやバ
ツクドアなどを、車体にロツクさせるロツクシリ
ンダーが固定される車輌用ロツクシリンダーの固
定構造として、ロツクシリンダーの小径の本体部
を車体アウタパネルの開口部に外側から挿入し
て、大径の取付座部の本体部側の面をアウタパネ
ルの外表面に当接させ、本体部に設けられた爪部
とアウタパネルの裏面との間に、フオーク状で山
形の係合部を有するリテーナを側方から挿入し
て、ロツクシリンダーをアウタパネルに固定した
ものが知られている(実開昭56−127257号公報)。
この種従来の車輌用ロツクシリンダーの固定構
造では、ロツクシリンダーの大径の取付座部が、
車体パネルの表面に突出した状態で固定されるか
ら、車体のフラツユサーフエス化が損われる。
フラツシユサーフエス化を達成させるために
は、アウタパネルに凹部を形成し、この凹部底面
に設けられた開口部にロツクシリンダーの小径の
本体部を挿入して、大径の取付座部を上記凹部に
収納し、アウタパネルの外表面と取付座部の外表
面とを略面一にすればよい。
しかしながら、ロツクシリンダーの取付座部を
収納する凹部が車体パネルに形成された構成で従
来のフオーク状の山形のリテーナを使用すると、
リテーナに対するアウタパネル内面の当り座面、
つまりリテーナに対する凹部裏面の当り座面が小
さいので、ロツクシリンダーを固定することがで
きない。
そのために、凹部の上方に跨つた状態で、凹部
外周のアウタパネル内面を当り座面として活用で
きる大形のリテーナが必要になるけれども、この
ような大形のリテーナでは、ロツクシリンダーの
本体部に設けられている爪部との係合点から凹部
外周のアウタパネルの当り座面までの距離が長く
なるので、支持力が小さくなるため、大きいばね
力を付与しなければならない。
このように、大形のリテーナでもばね力を大き
くすることで、ロツクシリンダーを、がたつくこ
となく適正に固定できるが、アウタパネルの当り
座面に対して大きい荷重が集中され、アウタパネ
ルに歪が生じて外観を損う問題が起こる。
一方、ロツクシリンダーの近傍に、たとえばハ
イマウントランプなどの他部材が配置される車種
では、スペース上の制約を受けるため、大形のリ
テーナの使用が制限される問題が生じる。
(考案の目的) この考案は上記従来の問題を解決するためにな
されたもので、車体のフラツシユサーフエス化が
達成されるとともに、車体パネルに設けられたロ
ツクシリンダーの取付座部を収納する凹部の裏面
を当り座面としてリテーナが取り付けられること
により、車体パネルの歪が防止され、かつロツク
シリンダー周辺近傍の他部材に干渉しない車輌用
ロツクシリンダーの固定構造を提供することを目
的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するため、この考案はアウタパ
ネルにリテーナを介して固定されるロツクシリン
ダーの固定構造において、該ロツクシリンダーは
大径の取付座部と小径の本体部とから構成され、
上記アウタパネルにはロツクシリンダーの取付座
部を収納する凹部が形成されており、この凹部底
面に上記本体部が挿入される開口部が形成され、
該開口部に上記本体部が挿入されて上記凹部底面
に上記取付座部の本体部側の面が当接して、アウ
タパネルの外表面と取付座部の外表面とが略面一
になされてフラツシユサーフエス化が達成される
とともに、上記本体部に設けられた爪部と上記凹
部の裏面との間に挿入されるロツクシリンダーを
固定するリテーナは、折り返されて上記凹部の裏
面に当接する平担面に形成された支持部と、上記
爪部に係合する山形状の係合部とから構成されて
いる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図はこの考案に係る車輌用ロツクシリンダ
ーの固定構造を備えた自動車の一例を示す後部斜
視図であり、同図において、1は車体、2はバツ
クドアでこのバツクドア2はロツクシリンダー3
によつて車体1の開口部1Aに対して開閉自在に
ロツクされている。4はハイマウントストツプラ
ンプ(第2ストツプランプ)で、上記ロツクシリ
ンダー2の上側近傍に配置されている。
ロツクシリンダー3は、第2図および第3図に
示すように、大径の取付座部3Aと小径の本体部
3Bとから構成され、車体1のアウタパネル1A
に上記取付座部3Aを収納する凹部5が形成され
ている。
上記凹部5の底面に本体部3Bが挿入される開
口部6が形成されている。この開口部6は第4図
に示すように円形のものであつて、その周辺部に
2対の切り欠き6a,6b,6c,6dが設けら
れ、その直径は、上記小径の本体部3Bががたつ
くことなく挿入可能な大きさに設定されている。
一方、第2図、第3図のロツクシリンダー3の
小径の本体部3Bにおける大径の取付座部3Aに
近寄つた位置に、径外方向に張り出した爪部3
b1,3b2,3b3,3b4が設けられている。したが
つて、ロツクシリンダー3は、第5図のように、
爪部3b1,3b2,3b3,3b4を開口部6の切り欠
き6a,6b,6c,6dに対応させた状態で上
記開口部6に挿入される。
7はリテーナを示す。このリテーナ7はロツク
シリンダー3をアウタパネル1Aに固定するため
のものであつて、たとえばスプリング鋼板によつ
てなり、ロツクシリンダー3の爪部3b1,3b2
アウタパネル1Aの凹部5の裏面との間に挿入さ
れている。
すなわち、リテーナ7は第6図に示すように2
つ折りに折り返されてばね性が付与され、上記凹
部5の裏面に当接する平担面に形成された支持部
7Aと、上記爪部3b1,3b2に係合する山形状の
係合部7Bとを有したフオーク状に形成されてい
る。したがつて、第5図のように、ロツクシリン
ダー3を開口部6に挿通したのち、第2図および
第3図のように、ロツクシリンダー3の本体部3
Bに設けられた爪部3b1,3b2とアウタパネル1
Aに形成された凹部5の裏面との間にリテーナ7
を側方から挿入して、ロツクシリンダー3をアウ
タパネル1Aに固定する。すなわち、リテーナ7
の平担面に形成された支持部7Aが凹部5の裏面
に当接し、山形状の係合部7Bが爪部3b1,3b2
に弾性的に係合して、ロツクシリンダー3を図面
左方向に付勢して固定する。なお、ロツクシリン
ダー3の本体部3Bに設けられた爪部3b3,3b4
は開口部6の切欠き6c,6dに係合してロツク
シリンダー3の回動を規制している。
上記構成において、第2図および第3図のアウ
タパネル1Aに凹部5を形成し、この凹部5にロ
ツクシリンダー3の取付座部3Aが収納されるか
ら、アウタパネル1Aの外表面と取付座部3Aの
外表面とが略面一になり、車体のフラツシユサー
フエス化が達成される。
また、リテーナ7は平担面に形成された支持部
7Aを凹部5の裏面、つまり小さな座面に当接さ
せた状態でロツクシリンダー3を固定できるの
で、大形に形成する必要がない。そのために、ロ
ツクシリンダー3の周辺近傍にハイマウントラン
プ4などの他部材が配置されていても干渉しな
い。
しかも、山形状の係合部7Bを爪部3b1,3b2
に係合させて、ロツクシリンダー3を図面左方向
に付勢することにより、凹部5の裏面に反力が作
用しても、凹部5の裏面に当接する支持部7Aが
平担面であるから、反力は集中することなく、分
散して作用するため、ばね力を大きく設定しても
アウタパネル1Aり歪が起らず、ロツクシリンダ
ー3をがたつくことなく適確に固定できる。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案によれば車体の
フラツシユサーフエス化が達成されるとともに、
車体パネルの歪が防止され、かつ、リテーナがロ
ツクシリンダー周辺近傍の他部材に干渉しないな
どの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る車輌用ロツクシリンダ
ーの固定構造を適用した自動車の一例を示す後部
斜視図、第2図は第1図における−線に沿う
拡大断面図、第3図は第2図の平面図、第4図は
開口部の正面図、第5図は開口部に対するロツク
シリンダーの挿入完了状態を示す正面図、第6図
はリテーナの斜視図である。 1……車体、1A……アウタパネル、3……ロ
ツクシリンダー、3A……取付座部、3B……本
体部、3b1,3b2,3b3,3b4……爪部、5……
凹部、6……開口部、7……リテーナ、7A……
支持部、7B……係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アウタパネルにリテーナを介して固定されるロ
    ツクシリンダーの固定構造において、該ロツクシ
    リンダーは大径の取付座部と小径の本体部とから
    構成され、上記アウタパネルにはロツクシリンダ
    ーの取付座部を収納する凹部が形成されており、
    この凹部底面に上記本体部が挿入される開口部が
    形成され、該開口部に上記本体部が挿入されて、
    上記凹部底面に上記取付座部の本体部側の面が当
    接してアウタパネルの外表面と取付座部の外表面
    とが略面一になつているとともに、上記本体部に
    爪部が設けられ、この爪部と上記凹部の裏面との
    間にロツクシリンダーを固定するリテーナが挿入
    され、該リテーナは折り返されて上記凹部の裏面
    に当接する平担面に形成された支持部と、上記爪
    部に係合する山形状の係合部とから構成されてい
    ることを特徴とする車輌用ロツクシリンダーの固
    定構造。
JP1984151990U 1984-10-08 1984-10-08 Expired JPH0349011Y2 (ja)

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JP1984151990U JPH0349011Y2 (ja) 1984-10-08 1984-10-08

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JPS6167369U JPS6167369U (ja) 1986-05-08
JPH0349011Y2 true JPH0349011Y2 (ja) 1991-10-18

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