JPH0348841B2 - - Google Patents

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JPH0348841B2
JPH0348841B2 JP23070682A JP23070682A JPH0348841B2 JP H0348841 B2 JPH0348841 B2 JP H0348841B2 JP 23070682 A JP23070682 A JP 23070682A JP 23070682 A JP23070682 A JP 23070682A JP H0348841 B2 JPH0348841 B2 JP H0348841B2
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JP
Japan
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mixer drum
discharge
rotation
mixer
speed
Prior art date
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JP23070682A
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English (en)
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JPS59118415A (ja
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Masaaki Sumida
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コンクリートミキサ車に搭載される
ミキサドラム等の被駆動体の駆動制御装置に関
し、特にミキサドラムからの生コンクリートの排
出作業に際して排出の脈動を極力少なくし、作業
能率の向上並びに排出条件を自由に設定できるよ
うにした駆動制御装置に関する。
一般にコンクリートミキサ車は、車体上にミキ
サドラムを回転自在に搭載し、車両のエンジンか
らの動力により駆動装置を介して正転、停止、逆
転ならびに増減速の回転駆動を行つて、生コンク
リートを積込み、走行中に撹拌、混練を加え、打
設地点で排出する等の作業を行うようになつてい
る。
ミキサドラムの内壁には、前記諸作業の遂行の
ためスクリユーリボンからなる2枚のスクリユー
ブレードが180°の位相差をもつて植設されてい
る。
車両の走行状態に関連するエンジンと回転数、
出力と、その状態でミキサドラムの諸作業に要求
される回転数、力量を対応させるため、両者間に
は特有の連繋駆動系および電気制御系が介設され
ている。
ミキサドラムを逆転させて生コンクリートの排
出作業を行う際に、スクリユーブレードの角位置
により排出量に脈動が生じる。
この脈動は生コンクリートの排出総時間に影響
し、また生コンクリートのスランプ値によつても
異なり、排出能率を悪化させる。
本発明は、この生コンクリートの排出の脈動を
極力少なくして排出速度の均等化を図ることによ
り、排出能率を向上させると共に、生コンクリー
ト排出条件も自由に設定できて生コンクリート打
設作業の能率向上と生コンクリートの使用、取扱
いを便利にしようとするものである。
この目的達成のため、本発明のミキサ車のミキ
サドラム駆動制御装置は、車体に回転自在に搭載
され、内壁にスクリユーリボンからなる2枚のス
クリユーブレードが180°の位相差をもつて植設さ
れたミキサドラムと、該ミキサドラムを正逆回転
するための駆動装置と、ミキサドラムの回転位相
を検出し、1/4回転毎に回転速度を変化させ、か
つ、生コンクリートのスランプ値に応じて回転速
度の変化時期を変化させる制御装置とよりなるこ
とを特徴としている。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図はコンクリートミキサ車の側面図を示
し、車体1にはミキサドラム2が回転自在に搭載
され、駆動装置3によつて正転、停止、運転なら
びに増速減速の駆動がなされるようになつてい
る。
駆動装置3としては、この例では車両のエンジ
ン4からPTOといわれる動力取出装置5を介し
て回転駆動される斜板ポンプ等の可逆可変容量ポ
ンプ6から圧油の供給を受けて回転する油圧モー
タ7がミキサドラム2に駆動連結されている。
第2図に示すように、可逆可変容量ポンプ6
は、車室内の操作器8または車室外の操作器9に
より操作されるマイクロコンピユータを含む情報
処理装置10を経由して操作される制御モータ1
1に連動するように連結され、圧油の吐出方向、
油量および吐出時期が制御され、それにより油圧
モータ7、従つて、ミキサドラム2の回転方向と
速度また回転中における速度の変化量、および速
度の変化時期等が制御される。
ミキサドラムの回転を、車両の走行停止状態の
変化にかかわりなく、各作動に適応した最適の回
転に維持するため、ミキサドラム2に連繋して前
記車室内の操作器8または車室外の操作器9には
ミキサドラム2の回転速度制御つまみ15と、生
コンクリートのスランプ値制御つまみ16と、ミ
キサドラム2の回転速度比制御つまみ17が設け
てあり、回転位相センサ14からの回転位相基準
信号の入力と、各制御つまみ15,16,17に
よる設定信号でミキサドラム2の回転制御が行わ
れる。
第3図はミキサドラム2を部分破断して発明と
関連する内部構造を示す。
ミキサドラム2の内壁には前部から後部にわた
つて2枚のヘリカルリボン状のスクリユーブレー
ド18A,18Bが180°の位相差をもつて植設さ
れている。
ミキサドラム2の後方開口部19内の中央には
生コンクリート材料の積込みに使用する円筒状の
フイードシユート20が配設され、このフイード
シユート20の外周はスクリユーブレード18
A,18Bの後端部によつて支持されている。
フイードシユート20の内縁とスクリユーブレ
ード18A,18Bの内縁とにわたる部分的な三
角状の延長シユート21が配設されているが、ス
クリユーブレード18A,18Bとフイードシユ
ート20間において延長シユート21の存しない
部分は開口してミキサドラム2、フイードシユー
ト20間の環状の排出口22に通ずる。
ミキサドラム2を逆回転させることにより、混
練の完了した内部の生コンクリートはスクリユー
ブレード18A,18Bより交互に後上方に向か
つて掻き上げられ、前記開口を通り環状排出口2
2から排出される。
第4図イ,ロ,ハ,ニは、ミキサドラム2の後
方開口部19からみて、ミキサドラム2の矢印R
で示す逆方向回転の1回転の間において順番に
90°すなわち1/4回転したスクリユーブレード18
A,18Bの角位相位置とその位置において排出
されつつある生コンクリートCの量との一般的関
係を示す。
尚、第4図は、あくまで1/4回転毎に変化する
点の説明であつて、同図の角位相は特定のスラン
プ時の状態に過ぎない。
第4図イおよびハの回転角度位相においては、
各々スクリユーブレード18A,18Bが排出口
22から押し出す生コンクリートの量は最大であ
り、排出量は矢印Dで示すように大きいが、それ
らより1/4回転ずれたロおよびニの回転角度位相
においてはスクリユーブレード18A,18Bの
運び上げる生コンクリートは排出口22に移送中
であり、排出量は少量または皆無となる。
従つて、排出能率向上のためには、大排出量の
回転角度位相(第4図イ,ロで低速回転し、少排
出量の回転角度位相(第4図ロ,ニで高速回転す
るとよい。また、ミキサドラムの逆回転が等速で
あれば生コンクリートの排出は脈動的に行われる
ことになる。
第5図イ,ロ,ハはミキサドラム2の後方開口
部19からみて排出される生コンクリートCがそ
のスランプ値の違いからスクリユーブレード18
A,18Bの角位相位置に対して排出開始時期に
ずれを生じることを示す。
第5図イは高スランプ値コンクリートの場合
で、生コンクリートが柔らかく、スクリユーブレ
ード18A,18Bの隙間から早々に流出が始ま
る。
第5図ロは中スランプ値生コンクリートの場合
で、前記の高スランプ値コンクリートと後記する
低スランプ値生コンクリートとの中間的排出開始
タイミングとなる。
第5図ハは低スランプ値生コンクリートの場合
で、生コンクリートの硬さのため流動抵抗が大き
く、スクリユーブレード18A,18Bに押され
十分な排出路が形成された位相で始めて排出が開
始され、排出開始タイミングが遅れる。
即ち、スクリユーブレード18A,18Bの角
位相位置に対して生コンクリートCの排出開始時
期はスランプ値によつて異なる。従つて、同一運
転条件の下に同量の生コンクリートを排出するの
に要する時間はスランプ値によつて異なつてく
る。
更に、スランプ値は同じでもミキサドラム2内
の生コンクリート量の多少によつても排出開始時
期は変化するもので、一般に残量が少なくなつて
くると遅れを生じる。
本発明においてはミキサドラム2の1/4回転毎
の角度位相を、例えば、駆動装置3のミキサドラ
ム2近接部分から回転位相センサ14によつて検
出し、これを回転位相基準信号として情報処理装
置10に入力する一方、操作器8,9の各つまみ
15,16,17による設定信号とを情報処理装
置10における演算処理に付加してミキサドラム
2の回転制御を行うものである。
第6図は本発明を含むミキサドラム駆動制御装
置の制御動作のブロツク線図を示す。
ミキサドラム2の回転は回転数センサ12によ
り測定値の取込23がなされ比較部24に入力さ
れる。
更に、作業者の操作器8における操作スイツチ
25の操作ではその取込26後、作業種類識別2
7がなされ、比較部24及びデイスプレイ部28
に入力される。
これらの比較部24への入力信号は比較部24
において比較演算、弁別され、エンジン4のアク
セル量を算出29し、アクセル制御出力30とし
てアクセルアクチユーエータ31を制御する。
同じく、回転速度制御つまみ15、スランプ値
制御つまみ16、ならびに回転速度比制御つまみ
17の各操作ではその取込32後、比較部24に
入力する一方、逆転排出信号33と回転位相セン
サ14からの回転位相基準信号34が取込35、
比較部24に入力され、可逆可変容量ポンプ6の
吐出圧油の方向、油量、および吐出時期を算出3
6し、レバー制御出力37としてポンプアクチユ
エータ38を制御する。
第7図イ,ロ、ハは操作器8または操作器9に
おける各制御つまみ15,16,17の操作要領
の具体例を示す。
第7図イは低スランプ値生コンクリートを排出
する場合である。
回転速度制御つまみ15を排出がわ(ドラム逆
回転)で図示のように、“1”位置にセツトする
と、ドラムの回転速度基準は逆回転で1rpmに設
定される。
回転速度制御つまみ17を図示のように、“4”
位置にセツトすると、ミキサドラム2が1回転す
る間における回転速度変化は基準回転速度(低速
回転)に対し高速回転速度が4倍の設定(4rpm)
となる。
尚、この低速、高速の回転速度変化はミキサド
ラム2の1回転中に2回の変化がある。
スランプ値制御つまみ16を取扱い生コンクリ
ートのスランプ値に合わせて図示のように、“5
cm”位置にセツトすると、ミキサドラム2の低速
回転が始まる位置、あるいは高速回転する位置が
設定される。
即ち、回転位相センサ14がミキサドラム2の
回転角度基準位置を検出してから、予めスランプ
値に合わせて算出された所定時間を経過して後、
ミキサドラム2は低速回転または高速回転に移行
するもので、ミキサドラム2は1回転中に高速、
低速の回転速度の変化を2回繰り返す。
第7図ロは高スランプ値生コンクリートを排出
する場合である。
回転速度制御つまみ15および回転比制御つま
み17は前記第7図イの場合と同じにしてスラン
プ値制御つまみ16のみを取扱い生コンクリート
のスランプ値に合わせて図示のように、“22cm”
位置にセツトする。これによりミキサドラム2の
回転時の速度変化開始位置は高スランプ値に対応
したものとなり、時期的に低スランプ値の場合に
比べ遅れる。
尚、高スランプ、低スランプの何れの場合も排
出量が大の角位置では低速、排出量が小の角位置
では高速でミキサドラム2は回転するものであ
る。
第7図ハは生コンクリートのスランプ値には無
関係に生コンクリートを少量づつ排出する場合で
ある。
ここで、回転速度比制御つまみ17を図示のよ
うに“1”位置にセツトする。これにより回転速
度制御つまみ15によつて設定される回転数低速
の下に、回転速度の変化がなく低速回転し、排出
とは従来と同様に脈動的に行われる。
尚、この場合は定速回転のため、当然ながらス
ランプ値制御つまみ16の設定値は無関係とな
る。
本発明によると、ミキサ車のミキサドラムから
の生コンクリートの排出に際して、1/4回転位相
をもつてドラムの回転速度を高速と低速とに取扱
い生コンクリートのスランプ値に合わせて最適タ
イミツグの下に切替変化させ、排出量の少ない回
転位相時期では高速のもとに短時間で経過させる
ようにしたから、生コンクリートの排出が脈動的
とならず、排出総時間を短縮して作業能率を向上
し、ミキサ車の運行能率を高め、また生コンクリ
ートの排出条件は排出が脈動となる最低排出量か
ら最高効率とする排出量までを任意に変更が可能
で生コンクリートの取扱い使用を便利にする等の
諸効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はコンクリートミキサ車の側面およびミ
キサドラム駆動装置を示す図、第2図は制御装置
系統の関連線図、第3図はミキサドラムの部分破
断側面図、第4図イ,ロ,ハ,ニはミキサドラム
の後方開口部からみた回転位置の経過を順番に示
す図、第5図イ,ロ,ハはミキサドラムの回転位
相に相応する排出開始時期を示す図、第6図は本
発明のミキサドラム駆動制御動作のブロツク線
図、第7図イ,ロ,ハは操作器の操作要領説明図
である。 1……車体、2……ミキサドラム、3……駆動
装置、4……エンジン、5……動力取出装置、6
……可逆可変容量ポンプ、7……油圧モータ、
8,9……操作器、10……情報処理装置、11
……制御モータ、12……回転数センサ、13…
…アクセル駆動装置、14……回転位相センサ、
15……回転速度制御つまみ、16……スランプ
値制御つまみ、17……回転速度制御つまみ、1
8A,18B……スクリユーブレード、19……
後方開口部、20……フイードシユート、21…
…延長シユート、22……排出口、23……取
込、24……比較部、25……操作スイツチ、2
6……取込、27……作業種別識別、28……デ
イスプレイ部、29……アクセル量算出、30…
…アクセル制御出力、31……アクセルアクチユ
エータ、32……取込、33……逆転排出信号、
34……回転位相基準信号、35……取込、36
……吐出時期算出、37……レバー制御装置、3
8……ポンプアクチユエータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 車体に回転自在に搭載され、内壁にスクリユ
    ーリボンからなる2枚のスクリユーブレードが
    180°の位相差をもつて植設されたミキサドラム
    と、該ミキサドラムを正逆回転するための駆動装
    置と、ミキサドラムの回転位相を検出し、1/4回
    転毎に回転速度を変化させ、かつ、生コンクリー
    トのスランプ値に応じて回転速度の変化時期を変
    化させる制御装置とよりなるミキサ車のミキサド
    ラム駆動制御装置。
JP23070682A 1982-12-25 1982-12-25 ミキサ車のミキサドラム駆動制御装置 Granted JPS59118415A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23070682A JPS59118415A (ja) 1982-12-25 1982-12-25 ミキサ車のミキサドラム駆動制御装置

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JP23070682A JPS59118415A (ja) 1982-12-25 1982-12-25 ミキサ車のミキサドラム駆動制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS59118415A JPS59118415A (ja) 1984-07-09
JPH0348841B2 true JPH0348841B2 (ja) 1991-07-25

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JP23070682A Granted JPS59118415A (ja) 1982-12-25 1982-12-25 ミキサ車のミキサドラム駆動制御装置

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JPH0355208U (ja) * 1989-10-03 1991-05-28
JP2002187477A (ja) * 2000-12-20 2002-07-02 Kayaba Ind Co Ltd ミキサドラム駆動制御装置
JP6483990B2 (ja) * 2014-10-02 2019-03-13 Kyb株式会社 ミキサ車

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JPS59118415A (ja) 1984-07-09

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