JPH034853Y2 - - Google Patents

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JPH034853Y2
JPH034853Y2 JP2861285U JP2861285U JPH034853Y2 JP H034853 Y2 JPH034853 Y2 JP H034853Y2 JP 2861285 U JP2861285 U JP 2861285U JP 2861285 U JP2861285 U JP 2861285U JP H034853 Y2 JPH034853 Y2 JP H034853Y2
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JP
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chain
transmission
tightener
spring
transmission chain
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JP2861285U
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JPS61145154U (ja
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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、伝動チエーンを押圧して緊張させる
チエーンタイトナーをチエーンケースに揺動自在
に枢支してあるチエーン伝動装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、上記チエーン伝動装置では、それ自身が
伝動チエーンに対する押圧付勢力を備えた板バネ
から成るチエーンタイトナーに代え、第4図イ,
ロに示すように、安価に製作できる板金製から成
るチエーンタイトナー01を枢支し、その枢支軸
02に、チエーンタイトナー01を伝動チエーン
04に押圧付勢させるスプリング03をチエーン
タイトナー01の横側に並べて係止させていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、スプリング03がチエーンタイトナー
01と並べて枢支軸02に係止されているため
に、伝動チエーン04にチエーンタイトナー01
の枢支部05が接近していると、伝動チエーン0
4のリンクプレート06等がスプリング03に接
触して摩損したり、ひつかかつてスプリング03
がはずれたりする危険性があり、チエーンタイト
ナー01の枢支部05を伝動チエーン04の近く
に配設することはできなかつた。
本考案の目的は、チエーンタイトナーの枢支部
を伝動チエーンの近くに配設しても、スプリング
に伝動チエーンが接触しないようにする点にあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のチエーン伝動装置の特徴構成は、少く
ともチエーンタイトナーの枢支部を伝動チエーン
とは反対側に凹部が向けられた断面コの字形に形
成し、前記チエーンタイトナーを前記伝動チエー
ンに押圧付勢させるスプリングを、前記凹部に内
装してあることにあり、その作用効果は、次の通
りである。
〔作用〕
つまり、スプリングはチエーンタイトナーの枢
支部に形成された凹部に内装され、しかも、その
凹部が伝動チエーンとは反対側に向いているため
に、スプリングが伝動チエーン側に露出せず、た
とえ枢支部を伝動チエーンに接近させても伝動チ
エーンがスプリングに接触することはない。
〔考案の効果〕
従つて、伝動チエーンにチエーンタイトナーの
枢支部を近づけて、チエーンケースを小型化する
ことができると共に、チエーン伝動装置の安全性
及び耐久性を向上させることができた。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を、図面に基づいて説明
する。
第2図は、トラクタ1の後部に、ロータリ耕耘
装置2が連結されているのを示し、トラクタ1の
後端に設けた左右一対のヒツチ3,3に、耕耘装
置2から連設した接続用アーム4の先端部が上下
揺動可能で且つ着脱可能に係合連結されるととも
に、トラクタ1の後端に上下揺動可能に枢支さ
れ、且つ、油圧シリンダ5にて強制揺動操作可能
な左右一対のリフトアーム6,6がリフトロツド
7,7を介して連結されている。そして、油圧シ
リンダ5の伸縮作動により耕耘装置2を昇降操作
すべく構成され、又、ヒツチ3,3とアーム4と
の着脱並びにリフトアーム6,6とリフトロツド
7,7との着脱により、耕耘装置2をトラクタ1
から着脱できるように構成されている。
前記耕耘装置2には、その両横側に前記2分割
されたサイドカバー8,9を設けて、ロータリー
10の両横側を覆つてあり、そして、左右一方側
のサイドカバー8,9の横外方側には、トラクタ
1からの動力をロータリー10に伝えるチエーン
伝動装置11を設けてある。
前記チエーン伝動装置11には、第1図イ,ロ
及び第3図に示すように伝動チエーン12を内装
するチエーンケース13が設けられ、そのチエー
ンケース13内の前後両横側に、伝動チエーン1
2の長手方向に沿つた姿勢で伝動チエーン12を
押圧して緊張させるチエーンタイトナー14を
夫々揺動自在に枢支して、伝動チエーン12が正
転又は逆転しても伝動チエーン12のたるみによ
る振動や騒音を抑制できるように構成してある。
そして、板金加工によつて、前記チエーンタイ
トナー14を全長にわたつて伝動チエーン12と
は反対側に凹部15が向けられた断面コの字形に
形成し、チエーンケース13内の前後両横側壁1
3A,13Aに形成したチエーンタイトナー14
装着用開口13B,13Bを閉塞するカバー1
6,16に、夫々ブラケツト17を設け、この各
ブラケツト17にチエーンタイトナー14の一端
側に設けた枢支部14Aを、枢支ピン18を介し
て枢支連結してある。
尚、各カバー16はボルト19によつてチエー
ンケース13に固定される。
また、伝動チエーン12にチエーンタイトナー
14を押圧付勢させるために、コイルスプリング
20を枢支ピン18に係止する状態で凹部15に
内装してある。
前記各前後両サイドカバー8,9は、上下2箇
所に設けたボルト・ナツト21A,21Bで連結
され、前側のサイドカバー8に対して後側のサイ
ドカバー9が上下にほぼ平行移行できるように、
後側のサイドカバー9の上下ボルト挿通孔23,
23をほぼ上下方向に沿つた長孔に形成し、上部
の挿通孔22に上下適当間隔おきにボルト係止凹
部24が形成され、前側サイドカバー8に対して
後側サイドカバー9が段階的に上下固定位置の調
節ができるように構成してある。
〔別実施例〕
前記チエーンタイトナー14は、全長にわたつ
て断面コの字形に形成する以外に、少くとも枢支
部14Aを断面コの字形に形成して他の部分は断
面L字形でも、あるいは、湾曲形でも良く、補強
構造になつていれば良い。
前記コイルスプリング20に代え、板バネを枢
支ピン18を挾んでカバー16とチエーンタイト
ナー14にかけて湾曲姿勢に当て付けても良く、
それらを単にスプリングと総称する。
前記チエーンタイトナー14はチエーンケース
13に2個設ける以外に、伝動チエーン12の回
転方向が一定ならば、1個でも良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るチエーン伝動装置の実施例
を示し、第1図イは要部の横断面図、第1図ロは
要部の縦断面図、第2図はトラクタ後部に連結さ
れた耕耘装置の側面図、第3図は要部の側面図、
第4図のイは、従来例を示す横断面図、ロは縦断
面図である。 12……伝動チエーン、13……チエーンケー
ス、14……チエーンタイトナー、15……凹
部、20……スプリング、14A……枢支部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 伝動チエーン12を押圧して緊張させるチエー
    ンタイトナー14をチエーンケース13に揺動自
    在に枢支してあるチエーン伝動装置であつて、少
    くとも前記チエーンタイトナー14の枢支部14
    Aを前記伝動チエーン12とは反対側に凹部15
    が向けられた断面コの字形に形成し、前記チエー
    ンタイトナー14を前記伝動チエーン12に押圧
    付勢させるスプリング20を、前記凹部15に内
    装してあるチエーン伝動装置。
JP2861285U 1985-02-28 1985-02-28 Expired JPH034853Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2861285U JPH034853Y2 (ja) 1985-02-28 1985-02-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2861285U JPH034853Y2 (ja) 1985-02-28 1985-02-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61145154U JPS61145154U (ja) 1986-09-08
JPH034853Y2 true JPH034853Y2 (ja) 1991-02-07

Family

ID=30526654

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2861285U Expired JPH034853Y2 (ja) 1985-02-28 1985-02-28

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JPS61145154U (ja) 1986-09-08

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