JPH052692Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH052692Y2 JPH052692Y2 JP1987095412U JP9541287U JPH052692Y2 JP H052692 Y2 JPH052692 Y2 JP H052692Y2 JP 1987095412 U JP1987095412 U JP 1987095412U JP 9541287 U JP9541287 U JP 9541287U JP H052692 Y2 JPH052692 Y2 JP H052692Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- bracket
- boss
- diameter portion
- stepped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002028 premature Effects 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
- F16C11/045—Pivotal connections with at least a pair of arms pivoting relatively to at least one other arm, all arms being mounted on one pin
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2350/00—Machines or articles related to building
- F16C2350/26—Excavators
Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は建設機械のピン連結装置に関する。
(従来の技術とその問題点)
従来、建設機械のピン連結装置例えば、第3図
a,b,cに示すバケツトとアームあるいはリン
クとの間、アームとブームとの間、ブームと車両
フレームとの間等を連結するピン連結装置は、第
4図に示すように対向する2つのブラケツトd,
d間にピンeを貫通固定し該ピンe上にボスfを
枢支したものである。したしながらこの従来の構
造ではブラケツトd,dとボスfとの間に隙間が
あり、この隙間が使用中に摩耗によつて広がるた
め作業時にボスf側、したがつて該ボス上に配置
されたアーム等がガタつき、騒音発生や早期摩耗
の原因となつている。かかる欠点を除去すべく一
方のブラケツトとボスとの間にスペーサやシム等
を介在せしめて隙間を調整する方法もあるが、該
方法は一旦ピンをボスおよびブラケツトより抜き
とつてシム等増減する必要があるため調整作業が
面倒である。
a,b,cに示すバケツトとアームあるいはリン
クとの間、アームとブームとの間、ブームと車両
フレームとの間等を連結するピン連結装置は、第
4図に示すように対向する2つのブラケツトd,
d間にピンeを貫通固定し該ピンe上にボスfを
枢支したものである。したしながらこの従来の構
造ではブラケツトd,dとボスfとの間に隙間が
あり、この隙間が使用中に摩耗によつて広がるた
め作業時にボスf側、したがつて該ボス上に配置
されたアーム等がガタつき、騒音発生や早期摩耗
の原因となつている。かかる欠点を除去すべく一
方のブラケツトとボスとの間にスペーサやシム等
を介在せしめて隙間を調整する方法もあるが、該
方法は一旦ピンをボスおよびブラケツトより抜き
とつてシム等増減する必要があるため調整作業が
面倒である。
(問題点を解決するための手段)
本考案は上記従来の欠点を除去すべくなされた
ものであつて、このため本考案は2つの対向する
ブラケツト間にピンを貫通し該ピン上にボスを枢
支した建設機械のピン連結装置において、前記ピ
ンは大径部および小径部を含む段付ピンよりな
り、前記ブラケツトはそれぞれ前記大径部および
小径部を受け入れるピン孔を有し、前記小径部上
にボスを枢支するとともに該ボスの一端面を該段
付ピンの段部に当接させ、該段付ピンの大径部端
面を該ブラケツトに着脱自在に固定した押さえ部
材によりシムを介して押圧したことを特徴とす
る。
ものであつて、このため本考案は2つの対向する
ブラケツト間にピンを貫通し該ピン上にボスを枢
支した建設機械のピン連結装置において、前記ピ
ンは大径部および小径部を含む段付ピンよりな
り、前記ブラケツトはそれぞれ前記大径部および
小径部を受け入れるピン孔を有し、前記小径部上
にボスを枢支するとともに該ボスの一端面を該段
付ピンの段部に当接させ、該段付ピンの大径部端
面を該ブラケツトに着脱自在に固定した押さえ部
材によりシムを介して押圧したことを特徴とす
る。
(作用)
ピンをブラケツトとボスに差し込んだままシム
の厚さを適宜調節して押さえ部材により段付ピン
を押圧固定することによりボスとブラケツト間の
隙間を適宜調節してボスの軸方向移動を阻止し、
ボスをブラケツト間でガタつかないようにするこ
とができる。また使用中においてボスとブラケツ
ト間の隙間が広がつても再びシムを適宜調節する
かあるいは押さえ部材の締め付けを調整すること
によりボスとブラケツト間の隙間を調整して常に
ガタつきのない状態で使用することができる。
の厚さを適宜調節して押さえ部材により段付ピン
を押圧固定することによりボスとブラケツト間の
隙間を適宜調節してボスの軸方向移動を阻止し、
ボスをブラケツト間でガタつかないようにするこ
とができる。また使用中においてボスとブラケツ
ト間の隙間が広がつても再びシムを適宜調節する
かあるいは押さえ部材の締め付けを調整すること
によりボスとブラケツト間の隙間を調整して常に
ガタつきのない状態で使用することができる。
(実施例)
以下、本考案の好適な実施例を添付図面に沿つ
て説明する。
て説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すもので、該実
施例のものは互いに対向する2つのブラケツト
1,1間に大径部2と小径部3とを有する段付ピ
ン4を貫通し、該段付ピン4の小径部3上にボス
5を枢支し、ボス5の一端を一方のブラケツト1
に当接させ、またボス5の他端を段付ピンの段部
4aに当接させてある。他方のブラケツト1には
段付ピンの大径部を収容する大径のピン孔1aが
設けられ、該ピン孔内で大径部2の端面に当接す
る突起部6aを有する押さえ部材6が該ブラケツ
ト1上にシム7を介してボルト8固定されてい
る。段付ピン4の小径部3の先端部は一方のブラ
ケツト1のピン孔1bを貫通されたあと該ブラケ
ツト側部にボルト9止めされ、回転を防止されて
いる。この段付ピン4の小径側先端には隙間調整
を受け入れるための遊び穴が設けられている。な
お、10はボスに嵌挿固定された耐摩性のブツシ
ユを示す。
施例のものは互いに対向する2つのブラケツト
1,1間に大径部2と小径部3とを有する段付ピ
ン4を貫通し、該段付ピン4の小径部3上にボス
5を枢支し、ボス5の一端を一方のブラケツト1
に当接させ、またボス5の他端を段付ピンの段部
4aに当接させてある。他方のブラケツト1には
段付ピンの大径部を収容する大径のピン孔1aが
設けられ、該ピン孔内で大径部2の端面に当接す
る突起部6aを有する押さえ部材6が該ブラケツ
ト1上にシム7を介してボルト8固定されてい
る。段付ピン4の小径部3の先端部は一方のブラ
ケツト1のピン孔1bを貫通されたあと該ブラケ
ツト側部にボルト9止めされ、回転を防止されて
いる。この段付ピン4の小径側先端には隙間調整
を受け入れるための遊び穴が設けられている。な
お、10はボスに嵌挿固定された耐摩性のブツシ
ユを示す。
該実施例のものでは、組み立て時にシム7の厚
さを適宜調節して段付ピンの段部4aのブラケツ
ト1内への突出長さを調節してボス5を該段部4
aとブラケツト1との間に挾圧保持してガタのな
い状態とし、押え部材6をブラケツト1にボルト
8止めして段付ピン4を固定する。そして摩耗に
よつてボス5と段付ピンの段部4aとの間に隙間
が生じた場合はピンをブラケツトおよびボスに差
し込んだままシム7の厚さを再び調節し段付ピン
4をさらに突出させることにより上記の隙間をな
くすことができる。
さを適宜調節して段付ピンの段部4aのブラケツ
ト1内への突出長さを調節してボス5を該段部4
aとブラケツト1との間に挾圧保持してガタのな
い状態とし、押え部材6をブラケツト1にボルト
8止めして段付ピン4を固定する。そして摩耗に
よつてボス5と段付ピンの段部4aとの間に隙間
が生じた場合はピンをブラケツトおよびボスに差
し込んだままシム7の厚さを再び調節し段付ピン
4をさらに突出させることにより上記の隙間をな
くすことができる。
第2図は本考案の他の実施例を示し、該実施例
のものではシム7′がブラケツト1のピン穴1a
内で押さえ部材6′と段付ピン4の大径部端面と
の間に設けられている。該実施例のものは上記実
施例のものと同様な作用効果が得られる他さら
に、押さえ部材とシムの構造を簡略化することが
できる。
のものではシム7′がブラケツト1のピン穴1a
内で押さえ部材6′と段付ピン4の大径部端面と
の間に設けられている。該実施例のものは上記実
施例のものと同様な作用効果が得られる他さら
に、押さえ部材とシムの構造を簡略化することが
できる。
(効果)
以上のように、本考案によれば、極めて構造が
簡単でありながら常にボスをブラケツト間でガタ
つかないようにボスとブラケツト間の隙間を調整
して該ボスのガタつきによる騒音の発生や早期摩
耗を防止することができる建設機械のピン連結装
置を提供することができる。また、従来のように
ピンをボスおよびブラケツトより引き抜く必要が
ないので隙間調節を簡単に行なうことができる。
簡単でありながら常にボスをブラケツト間でガタ
つかないようにボスとブラケツト間の隙間を調整
して該ボスのガタつきによる騒音の発生や早期摩
耗を防止することができる建設機械のピン連結装
置を提供することができる。また、従来のように
ピンをボスおよびブラケツトより引き抜く必要が
ないので隙間調節を簡単に行なうことができる。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は本考案の変形例を示す断面図、第3図は建設
機械の作業部を示す側面図、第4図は従来のピン
連結装置の構造例を示す断面図である。 1……ブラケツト、1a,1b……ピン孔、2
……大径部、3……小径部、4……段付ピン、4
a……段付、5……ボス、6,6′……押さえ部
材、7,7′……シム。
図は本考案の変形例を示す断面図、第3図は建設
機械の作業部を示す側面図、第4図は従来のピン
連結装置の構造例を示す断面図である。 1……ブラケツト、1a,1b……ピン孔、2
……大径部、3……小径部、4……段付ピン、4
a……段付、5……ボス、6,6′……押さえ部
材、7,7′……シム。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 2つの対向するブラケツト間にピンを貫通し
該ピン上にボスを枢支した建設機械のピン連結
装置において、前記ピンは大径部および小径部
を含む段付ピンよりなり、前記ブラケツトはそ
れぞれ前記大径部および小径部を受け入れるピ
ン孔を有し、前記小径部上にボスを枢支すると
ともに該ボスの一端面を該段付ピンの段部に当
接させ、該段付ピンの大径部端面を該ブラケツ
トに着脱自在に固定した押さえ部材によりシム
を介して押圧してなる建設機械のピン連結装
置。 (2) 前記シムが前記ブラケツトと押さえ部材との
間に介在され、該押さえ部材が該ブラケツトの
ピン孔を介して段付ピンの大径部端面を押圧す
る突起部を含む第1項記載のピン連結装置。 (3) 前記シムが前記ブラケツトの大径部を受けい
れるピン孔内に配置されて該大径部の端面と押
さえ部材との間に介在されている第1項記載の
ピン連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987095412U JPH052692Y2 (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987095412U JPH052692Y2 (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS64659U JPS64659U (ja) | 1989-01-05 |
JPH052692Y2 true JPH052692Y2 (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=30959908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987095412U Expired - Lifetime JPH052692Y2 (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052692Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001040690A (ja) * | 1999-08-02 | 2001-02-13 | Isamu Fujimori | パワーショベルにおけるアタッチメントの取付構造 |
JP6967982B2 (ja) * | 2018-01-26 | 2021-11-17 | 極東開発工業株式会社 | 特殊車両 |
-
1987
- 1987-06-22 JP JP1987095412U patent/JPH052692Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS64659U (ja) | 1989-01-05 |
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