JPH0348467B2 - - Google Patents

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JPH0348467B2
JPH0348467B2 JP56000750A JP75081A JPH0348467B2 JP H0348467 B2 JPH0348467 B2 JP H0348467B2 JP 56000750 A JP56000750 A JP 56000750A JP 75081 A JP75081 A JP 75081A JP H0348467 B2 JPH0348467 B2 JP H0348467B2
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signal
output
rotor
frequency
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Wataru Shimizu
Hikari Yamashita
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SG KK
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Publication of JPH0348467B2 publication Critical patent/JPH0348467B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/42Devices characterised by the use of electric or magnetic means
    • G01P3/44Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
    • G01P3/48Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
    • G01P3/481Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
    • G01P3/488Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals delivered by variable reluctance detectors

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Frequencies, Analyzing Spectra (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は回転速度を検出する回転計に関す
る。
従来より存在する回転速度計を大別すると、回
転速度(単位時間当りの回転数)に比例したアナ
ログ電圧(または電流)を出力するもの、あるい
は回転速度に比例したパルス列を出力するもの、
等があつた。アナログ出力を生じるものに共通す
る欠点は、外乱による影響を受けて誤差を生じ易
いという点、及び分解能に限界がある点である。
例えば、温度変化の影響を受けてコイル等の抵抗
が変動することにより検出信号のレベルが変動す
る、あるいは検出信号の伝送路におけるレベルの
減衰量が伝送距離によつてまちまちであること、
あるいはノイズによるレベル変動がそのまま検出
誤差となつてあらわれてしまうこと、など様々な
問題が起り易い。また、パルス列を出力するもの
においては、1回転につき発生するパルスの数は
機構上から限られてくるため、分解能に限界があ
り、かつレンジビリテイ(検出可能な回転数の範
囲)にも限界があつた。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、
高分解能かつ超広域で回転速度検出の可能な回転
計を提供することを目的とする。この目的は、複
数の励磁極及び1次巻線と2次巻線を具備するス
テータと、このステータの各励磁極を通る磁路の
リラクタンスを回転角度に応じて変化させる形状
を成したロータとを有する可変磁気抵抗型の回転
検出器を使用し、ステータの励磁極を位相のずれ
た複数の交流信号によつて各別に励磁することに
より、2次巻線側に誘起される交流信号において
ロータの回転速度に応じた周波数偏移を生じさ
せ、この周波数偏移にもとづいて回転速度を検出
するようにした回転計によつて達成される。
以下この発明の実施例を添付図面を参照して詳
細に説明しよう。
第1図に示す回転検出器12において、ステー
タ(鉄心)1は4つの励磁極A,B,C,Dを円
周方向に90度の間隔で配して成るもので、半径方
向で対向する2つの励磁極A及びCが1つの対を
成し、励磁極B及びDがもう1つの対を成してい
る。励磁極対A及びC(またはB及びD)には、
1次巻線2A及び2C(または2B及び2D)が
差動的に巻回されている。すなわち、各磁極A,
B,C,Dにおいて端部に向う磁束の方向を正相
とすると、各巻線A及びC(またはB及びD)に
よつて生じる磁束が互いに逆相となるように巻回
されている。詳しくは、1次巻線2Aによつて極
Aに矢印xに示すように極端部から出る方向に磁
束が生ぜしめられるとき、それと対を成す極Cに
は1次巻線2Cによつて矢印に示すように極端
部に入る方向に磁束が生ぜしめられるように、1
次巻線2A及び2Cが差動的に巻回される。これ
により、励磁極対A及びCには、ステータ1の中
心空間に配されたロータ(鉄心)3を介して同方
向の磁束の流れが形成される。もう一方の励磁極
対B及びDに関しても同様に1次巻線2B及び2
Dが巻回されている。このように、励磁極対A及
びC(またはB及びD)に1次巻線を差動的に巻
回する理由は、後述のように各励磁極対A及びC
あるいはB及びDが異なる交流信号によつて励磁
されるためであり、同一の交流信号によつて励磁
される極同士(AとCあるいはBとD)で磁束の
流れを保証するためである。
各励磁極A〜Dの端部に対して適宜のギヤツプ
を介在させて対峙するロータ3は、回転軸4と一
体に回転する。この回転軸4に、検出対象である
回転角度θが与えられる。ロータ3は、各ステー
タ励磁極A,B,C,Dを通る磁路のリラクタン
スを回転角度θに応じて変化させる形状を成して
いる。この第1図の例では、ロータ3は回転軸4
の中心に対して偏心して取付けられた円筒形状を
成している。この偏心した円筒形状によつて、ロ
ータ3の円筒側面と各極A,B,C,Dの端部と
の間に介在するギヤツプの距離が回転角度θに応
じて変化する。このギヤツプの変化によつて、ロ
ータ3の1回転につき1周期分の三角関数に相当
するリラクタンス変化が各極A,B,C,Dにも
たらされる。
A及びCから成る励磁極対とB及びDから成る
励磁極対は、90度位相のずれた交流信号によつて
別々に励磁される。図では、極AとCの1次巻線
2A及び2Cが直列接続され、発振器5から正弦
波信号ia=Isioωtが印加される。また、極BとD
の1次巻線2B及び2Dが直列接続され、発振器
6から余弦波信号ib=Icpsωtが印加される。1次
巻線2A及び2Cだけを抜き出してみると、両者
は同相直列接続のように見えるが、両者が巻回さ
れた磁極A及びCの向きすなわち両者によつて発
生される磁束の向きを考慮すると、両者は実質的
に逆相直列接続されている(すなわち差動的に巻
回されている)。1次巻線2B及び2Dに関して
も同様である。
上記の構成において、各励磁極A,B,C,D
によつて夫々誘起される電圧を取り出すために2
次巻線7がステータ1に巻回される。第1図の例
では、励磁極A及びCに2次巻線7A及び7Cが
夫々同相で巻回され、励磁極B及びDに2次巻線
7B及び7Dが夫々同相で巻回されており、7A
及び7Cと7B及び7Dは互いに逆相である。こ
れらの2次巻線7A〜7Dが直列接続されて、各
励磁極A,B,C,Dにおいて夫々誘起された電
圧の合成信号Eが取り出されるようになつてい
る。この出力信号Eは、励磁用交流信号ia=Isio
ωtまたはib=Icpsωtに対してロータ3の回転角度
θに対応する位相ずれが生じた交流信号となる。
これは、試作機によつて容易に確認することがで
きるが、その理由を解析すると次の通りである。
第1図に示す回転検出器12において形成され
る磁気回路の等価回路は第2図のように示すこと
ができる。Nは各1次巻線2A,2B,2C,2
Dの巻線を示す。ia及びibは励磁用交流信号Isioωt
及びIcpsωtの瞬時電流値を示す。従つて、Nia
Nib,−Nia,−Nibは各励磁極A,B,C,Dの1
次巻線2A〜2Dによつて生ぜしめられる起磁力
を示す。PA,PB,PC,PDは各磁極A,B,C,
Dとロータ3との間のギヤツプによつて生じるパ
ーミアンスを夫々示す。前述のように、1回転に
つき1周期分の三角関数に相当するリラクタンス
変化がもたらされるようにロータ3が構成されて
いるので、各パーミアンスPA〜PDは次式のよう
に示すことができる。
PA=P0+P1sioθ PB=P0−P1cpsθ PC=P0−P1sioθ PD=P0+P1cpsθ …(1) P0及びP1はステータ1及びロータ3のサイズ
及び透磁率等に応じて定まる定数である。上記第
(1)式では、第1図bに示すように、磁極Dとロー
タ3との間のギヤツプ距離が最小のときの回転角
度θを0度としている。φA,φB,φC,φDは各磁
極A,B,C,Dとロータ3との間のギヤツプを
通る磁束を夫々示す。等価回路から明らかなよう
に、 φA+φB+φC+φD=0 (2) なる関係にある。Uは等価回路全体の磁位を示
し、 U=Nia+φA/PANib+φB/PB=−Nia+φC/PC =−Nib+φD/PD (3) なる関係にある。従つて、各磁束φA〜φDは次の
ように示すことができる。
φA=(U−Nia)PA φB=(U−Nib)PB φC=(U+Nia)PC φD=(U+Nib)PD (4) ここで、各2次巻線7A,7B,7C,7Dの
巻数を夫々N2とすると、各磁極A〜Dのギヤツ
プに応じて各2次巻線7A〜7Dに誘起される電
圧eA,eB,eC,eDは次式のように示される。
2次巻線7,7A〜7Dの合成出力信号Eは、
前記第(5)式、第(4)式、第(3)式、第(1)式及びia=Isio
ωt、ib=Icpsωtより、次のように示すことができ
る。
E=eA+eB+eC+eD=N2d/dt(φA−φB+φC−φD) =N2d/dt{(U−Nia)PA−(U−Nib)PB +(U+Nia)PC−(U+Nib)PD} =N2d/dt{U(PA−PB+PC−PD) −Nia(PA−PC)+Nib(PB−PD)} =N2d/dt(−2NiaP1sioθ−2NibP1cpsθ) 2N2NP1d/dt(−Isioωtsioθ−Icpsωtcpsθ) =2N2NP1I(−cpsωtsioθ+sioωtcpsθ) =2N2NP1Isio(ωt−θ) …(6) 但し、前記第(1)式より、PA−PB+PC−PD=0
である。上記第(6)式において、係数(2N2NP1I)
は定数であるので、これをKで置換えると、 E=Ksio(ωt−θ) …(7) と表わすことができる。この第(7)式から明らかな
ように、出力信号Eは、励磁用交流信号Isioωtに
対して回転角度θに対応する位相角だけ位相がず
れた交流信号となる。
ここで、回転軸4が適宜の角速度で回転する場
合は、前記第(7)式の位相ずれ(すなわち回転角
度)θは次式のように時間の関数θ(t)で与え
られる。
E=Ksio{ωt±θ(t)} …(8) 位相ずれ関数θ(t)の符号(±)は位相ずれ
の方向(進相または遅相)を示しており、これは
軸4の回転方向に対応する。説明の便宜上、以下
では進相方向に位相ずれが生じるものとし、+θ
(t)として説明する。この位相ずれ関数θ(t)
には回転軸4の角速度の成分が含まれている。
軸4が一定の角速度ωMで回転している場合は、
d/dtθ(t)=ωM …(9) であり、この角速度ωMを積分したものが位相ず
れ量θ(t)に相当するので、上記(8)式は次のよ
うに書換えることができる。但し、θ0は初期位相
である。
E=Ksio{ω+ωM)t+θ0} …(10) 次に、角速度ωMの求め方について第3図を参
照して原理的に説明する。
回転軸4が角速度ωMで回転するときに得られ
る回転検出信号E(これをEsで示す)の一例を第
3図に一点鎖線にて示す。実線で示す波形は励磁
用交流信号Isioωtを示し、破線の波形は一定の回
転角度θ0で静止しているときの回転検出信号E
(これをE0で示す)を示す。回転時の信号Esはθ0
を初期位相として回転したときの状態を示してい
る。t0は静止時の回転検出信号E0の一周期であ
り、これは励磁用交流信号Isioωtの周期と同じで
ある。tsは回転時の回転検出信号Esの一周期であ
る。回転時は、回転検出信号E(すなわちEs)の
周波数が基準の周波数(ω)より偏移することが
第3図からわかる。これは、前記第(10)式からも明
らかであり、周波数偏移量は角速度ωMに対応す
る。回転時の回転検出信号Esの角周波数をωs
すると、Esは第(10)式から次のように表わせる。
Es=K′sio(ωst+θ0) =K′sio{(ω+ωM)t+θ0} …(11) 第3図において、Δθは、ある時点における基
準の信号Isioωtと回転検出信号E(すなわちEs)と
の位相ずれθ0と、そのts秒後の位相ずれθsとの差
である。静止している場合はθ0=θsでありΔθは0
であるが、回転している場合はこのΔθは回転軸
4の角速度ωMに対応する値をとる。すなわち、
第3図から明らかなように、基準の信号Isioωtの
1周期t0を2π(ラジアン)とすると、時間tsに相
当する位相値は ∫ts 0ωdtであり、Δθは Δθ=2π−∫ts 0ωdt …(12) と表わせる。ここで、前記(11)式から ωs=ω+ωM ω=ωs−ωM …(13) であり、これを(12)に代入すると、 Δθ=2π−∫ts 0ωsdt+∫ts 0ωMdt =∫ts 0ωMdt …(14) となる。尚、ωs=2π1/tsであるので、∫ts 0ωsdt=
2π である。上記(14)式から明らかなように、Δθは角
速度ωMの関数となる。これを解くと、 Δθ=ωM゜ts ωM=Δθ/ts …(15) となる。従つて、Δθとtsにもとづいて角速度ωM
を求めることができる。
具体的には、tsは回転検出信号E(すなわちEs
の1周期をクロツクパルスCPによつてカウント
することにより求めることができる。tsに対応す
るカウント値をnsとし、クロツクパルスCPの1
周期をφ(秒)とすると、 ts=ns・φ …(16) である。Δθも、このカウント値nsにもとづいて
求めることができる。励磁用の信号Isioωtの1周
期t0に対応するクロツクパルスCPのカウント数
をn0とすると、その角周波数ωは ω=2π1/t0=2π1/n0・φ …(17) と表わさせる。この(17)式を前記(12)式に代入して
積分項を解くと、 Δθ=2π−2π・ns/n0=2π・n0/n0−2π・ns/n0 =2π/n0(n0−ns) …(18) となる。(18)式と(16)式を(15)式に代入すると、 ωM=2π/n0・φ(n0−ns/ns) …(19) となる。ここで、2π,n0,φは定数であるので、
回転検出信号Eの1周期をカウントし、そのカウ
ント値nsにもとづいてこの(19)式を演算するだけ
で角速度ωMを求めることができる。
尚、前記(13)式を入れかえて、 ωM=ωs−ω =2π1/ts−2π1/t0 =2π(1/ns・φ−1/n0・φ) とし、これを解くことによつても、上記(19)式と
同じ解を得ることができる。
次に、上述の演算を実行する回路の一例を第4
図に示す。
第4図において回転検出器12は1次巻線2
A,2C及び2B,2Dと2次巻線7のみを模式
的に示し、他は図示を省略したが、第1図と同様
のものである。まず、励磁用交流信号Isioωt,Icps
ωtを形成する回路について説明する。発振器1
5は高速のクロツクパルスCPを発振する分周回
路16はこのクロツクパルスCPを1/M分周してデ ユーテイ50%のパルスPbと、このパルスPbの反
転信号Paを出力する(但し、Mは任意の整数)。
詳しくは、2/M分周器17と1/2分周用のフリツプ フロツプ18とを含み、クロツクパルスCPを2/M 分周したパルスPcを分周器17から得て、このパ
ルスPcをフリツプフロツプ18で1/2分周する。
その結果、フリツプフロツプ18の出力(Q)か
らはクロツクパルスCPの1/Mの周波数をもつデユ ーテイ50%の方形波パルスPbが出力され、その
反転出力()からは該パルスPbを反転した方
形波パルスPaが出力される。180度位相のずれた
パルスPb及びPaは1/2分周用のフリツプフロツプ 19及び20に夫々入力され、これらのパルス
Pb及びPaを夫々1/2分周したパルス1/2Pb及び1/
2 Paが得られる。また、フリツプフロツプ20の
反転出力()からはパルス1/2Paを反転したパ ルス1/2Pa′が得られる。従つて、各パルスCP, Pc,Pb,Pa,1/2Pb,1/2Pa,1/2Pa′の関係は
第 5図に示すようになる。すなわち、各フリツプフ
ロツプ19及び20から出力されるパルス1/2Pb 及び1/2Paは、クロツクパルスCPの1/2Mの周波数 をもち、かつ位相が90度ずれている。また、1/2 Paと1/2Pa′は位相が180度ずれている。
パルス1/2Pbはローパスフイルタ21に入力さ れる。パルス1/2Paと1/2Pa′は切換回路40でど ちらか一方が選択され、ローパスフイルタ22に
入力される。今は、パルス1/2Paの方が選択され ているものとして説明を進める。ローパスフイル
タ21及び22においては各パルス1/2Pb,1/2 Paの基本波成分が取り出される。従つて、ロー
パスフイルタ21から出力される信号が余弦波信
cpsωtであるとすると、ローパスフイルタ22
から出力される信号は正弦波信号sioωtとなる。
ローパスフイルタ21の出力cpsωtは増幅器23
で増幅され、その出力Icpsωtが一方の励磁極対B
及びD(または9B及び9D)の1次巻線2B及
び2Dに印加される。ローパスフイルタ22の出
sioωtは増幅器24で増幅され、その出力Isioωt
が他方の励磁極対A及びC(または9A及び9C)
の1次巻線2A及び2Cに印加される。
前述のように、出力巻線7からは回転速度に対
応する周波数偏移ωMの生じた交流信号E=Es
K′sio(ωst+θ0)が得られる。基準の周波数ωに
対する周波数偏移ωMの方向は回転軸4の回転方
向によつて異なるが今はプラスの方向すなわち周
波数ωsが基準周波数ωよりも高くなる方向に回
転しているものとし、この方向を時計方向とす
る。
周期算出回路41は回転検出器12の出力信号
E(すなわちEs)の周基tsを求めるためのもので、
信号Esの1周期間をクロツクパルスCPによつて
カウントすることにより、tsに対応するカウント
値nsを出力する。回転検出信号E(すなわちEs
はコンパレータ42に入力され、第6図に示すよ
うにその極性に応じて“1”または“0”が該コ
ンバータ42から出力される。単安定マルチバイ
ブレータ43はコンパレータ42の出力信号Fの
立上り時に一発の(例えば100+1秒程度の時間
幅の)パルスGを出力する。単安定マルチバイブ
レータ44はパルスGの立下り時に一発のパルス
Hを出力する(第6図参照)。従つて、パルスG
は回転検出信号E(Es)の1周期tsに対応して発
生し、パルスHはパルスGより僅かに遅れて発生
する。分周回路45はクロツクパルスCPを1/2分 周し、この出力がカウンタ46でカウントされ
る。このカウンタ46のリセツト入力にはパルス
Hが供給されている。また、カウンタ46のカウ
ント出力はレジスタ47に入力される。レジスタ
47のロード制御入力にはパルスGが供給され
る。従つて、パルスGによつてカウント値をレジ
スタ47に取込んだ直後にカウンタ46がリセツ
トされる。カウンタ46はパルスHによつて回転
検出信号E(すなわちEs)の1周期ts毎にリセツ
トされるので、その直前のパルスGのタイミング
ではtsに対応するカウント値nsを保持しており、
このnsがレジスタ47に記憶される。
演算回路48は前記(19)式に相当する演算を実
行する回路である。すなわち、2π,n0,φは予じ
めわかつている定数であるので、レジスタ47に
記憶されたカウント値nsを用いて、下記の順で計
算を実行すればよい。
n0−ns →R1 R1/ns →R2 2π/n0・φ×R2 →R3 尚、R1,R2,R3は各計算ステツプにおける計
算結果を示す。尚、この例では、クロツクパルス
CPを1/2分周したものをカウンタ46でカウント するようにしているので、上記式のφはクロツク
パルスCPの周期の2倍の周期を示すものである。
なわち、この例では、クロツクパルスCPの周期
はφ/2であるとする。因みに各定数の具体例を示 すと、次のようになる。
基準の交流信号IsioωtはクロツクパルスCPを
1/2Mの比率で分周したものであるので、その周期 t0はクロツクパルスCPの周期を2M倍してt0
φMとなる。この1周期分のカウント値n0は n0=t0/φ=Mとなる。
ここで、分周回路16の分周率Mを9766とする
と、n0=9766である。また、クロツクパルスCP
の周波数を3.2MHzとすると、φ=1/1600000であ る。
尚、第(19)式の演算によつて求まるものは角速
度ωMであるので、1秒間当りの回転数(r.p.s)
を求めるには角速度ωMを2πで割ればよい。一般
的には、回転速度は角速度ωMではなく、回転数
で表わされるので、演算回路48では前記の計
算ステツプにおいて2πを予じめ除算した係数
1/n0・φを掛算するようにするとよい。すなわち、 前記は下記′のように変更される。
′ 1/n0・φ×R2 →R3 こうして求められた演算結果R3(すなわちωM/2π) が回転軸4の回転速度を表わしている。この演算
結果R3はラツチ回路49にラツチされる。この
ラツチ回路49はパルスGのタイミングでデータ
を取込む。従つて、ラツチ回路49に保持された
回転速度を示すデータXは回転検出信号Eの1周
期ts毎に書替えられる。尚、演算回路48には演
算タイミングを制御するためにクロツクパルス
CPとパルスGが入力されている。勿論、前記
の計算ステツプをそのまま実行して角速度ωM
求めるようにしてもよい。
デイジタル比較器50は、回転軸4の回転方向
を弁別するためのものであり、レジスタ47から
出力されるカウント値nsが基準のカウント値n0
り大きいか否かを比較する。比較器50はns>n0
のときパルスGのタイミングで“1”を出力し、
それ以外のときは“0”を出力する。比較器50
の出力は切換回路40に加えられる。切換回路4
0は、比較器50から“1”が与えられる毎に、
選択すべきパルスを1/2Paから1/2Pa′に、または その逆に切換える。
今、切換回路40でパルス1/2Paが選択され、 回転方向が時計方向であり、回転検出信号E(す
なわちEs)の周波数ωsは基準の周波数より高高
いとする(ωs>ω)。このとき、ns<n0であり、
比較器50の出力は“0”である。従つて、依然
としてパルス1/2Paが選択される。この状態で回 転方向が反時計方向に変化すると角速度ωMは負
の値−ωMとなるのでωs<ωとなり、カウント値
はns>n0となる。従つて、比較器50の出力が
“1”となり、切換回路40で選択するパルスは
1/2Paから1/2Pa′に切換わる。1/2Pa′に対応
する フイルタ22の出力は−sioωtであり、前記(6)式
のiaが−Isioωtに変わることを意味する。この(6)
式のiaを−Isioωtに置換えてみるとわかるように、
回転検出信号Eの極性が反転するだけで、位相ず
れθの方向は変化しない。すなわち、1次巻線の
励磁信号ia,ibの位相ずれの方向が変わらない場
合は、回転方向が変わると回転検出信号Eの位相
ずれθの方向も正または負に反転するが、回転方
向が変わつたときに1次巻線の励磁信号ia,ib
位相ずれ方向を逆転してやれば回転検出信号Eの
位相ずれθの方向は常に一定にすることができる
のである。こうして、励磁信号を切換えることに
より反時計方向の回転に対してns<n0が成立する
ようになる。従つて、比較器50の出力はすぐに
“0”となる。
上述のように切換回路40でパルス1/2Pa′が 選択されているときに、回転方向が反時計方向か
ら時計方向に変わると、ns>n0が成立し、比較器
50から“1”が出力される。これにより、切換
回路40はパルス1/2Paを選択する状態に切換わ る。従つて、時計方向の回転に対してns<n0がす
ぐに成立するようになる。
以上のように、比較器50と切換回路40の働
きにより、回転方向に無関係に常にns<n0が成立
するようにすることができ、演算回路48の構成
が簡単となり(n0−nsが常に正であるため)、か
つラツチ回路49から出力される回転速度データ
Xの処理も簡単とする。すなわち、比較器50と
切換回路40を設けない場合はラツチ回路49か
ら出力される回転速度データXは回転方向に応じ
て正または負の値となるのでこの絶対値を求める
回路が必要となるが、そのような回路が不要とな
る。勿論、比較器50と切換回路40を設けなく
ても本発明を実施することができる。
次に、回転検出器12の別の実施例を列挙す
る。
第7図は、ステータ1の構造は第1図と同一で
あり、ロータ8の形状を第1図のロータ3とは異
らせた実施例を示す。このロータ8は円筒を斜め
に切断した形状を成しており、この円筒の中心と
回転軸4の中心が一致する。各磁極A〜Dの端部
とロータ8の円筒側面とが対向するが、そのギヤ
ツプ距離は変化せず、対向面積がロータ8の回転
角度θに応じて変化する。従つて、第7図のロー
タ8によつても第1図のロータ3による場合と同
様に、各磁極A〜Dのギヤツプのリラクタンスを
回転角度θに応じて変化させることができる。す
なわち、前記第(1)式と同様のパーミアンス変化が
得られるようにすることができる。
第8図及び第9図の実施例は、ステータ9及び
9′の構造を第1図及び第7図のステータ1とは
若干異らせたものである。第8図において、ステ
ータ9は、円周方向に90度の間隔で配された励磁
極9A,9B,9C,9Dと、回転軸4の延長線
上に位置する出力用磁極9Eとを具える。第1図
と同様に、一方の励磁極対9A及び9Cには1次
巻線2A及び2Cが差動的に巻回され、正弦波信
号ia=Isioωtによつて励磁される。また、他の励
磁極対9B及び9Dには1次巻線2B及び2Dが
差動的に巻回され、余弦波信号ib=Icpsωtによつ
て励磁される。出力用磁極9Eには2次巻線7が
巻回されている。この場合は、1個の2次巻線7
によつてすべての励磁極9A〜9Dによる誘起電
圧の合成信号Eを取り出すことができる。第1図
及び第7図では各磁極A〜Dの端部は半径方向を
向いているが、第8図及び第9図では各磁極9A
〜9Eの端部は軸方向を向いている。第8図にお
いて、ロータ10は軸4に偏心して取付けられた
円板形状を成しており、各励磁極9A〜9Dの端
部とのギヤツプの距離は変化しないが、その対向
面積が回転角度θに応じて変化するようになつて
いる。従つて、第8図の構成においても、前記第
(1)式と同様のパーミアンス変化が得られるように
することができる。
第9図のステータ9′は第8図のステータ9と
ほとんど同一構成であるが、出力用磁極9E′が他
の磁極9A〜9Dよりもやや長い点だけが異な
る。ロータ11は斜板であり、各励磁極9A〜9
Dとの間のギヤツプの距離が回転角度θに応じて
変化するようになつている。従つて、第9図の構
成においても前記第(1)式と同様のパーミアンス変
化が得られるようにすることができる。
尚、各励磁極対A及びC(9A及び9C)並び
にB及びD(9B及び9D)を励磁する交流信号
は正弦波と余弦波に限らず、正弦波と余弦波の反
転信号(−cpsωt)あるいは余弦波と正弦波の反
転信号(−sioωt)であつてもよく、要するに位
相が90度ずれているものであればよい。
尚、各励磁極対を同一円周上ではなく中心軸を
同じくする異なる円周上に夫々配するようにして
もよい。その一例を第10図に示す。第10図に
おいて、ステータ部分は、軸方向に配設された2
つのステータ1A及び1Bとから成る。ステータ
1Aは半径方向で対向する2つの励磁極A及びC
を有し、各々に巻回された1次巻線2A及び2C
が逆方向に磁束を生じるように直列接続されてお
り、正弦波信号(Isioωt)によつて励磁される。
ステータ1Bも同様に半径方向で対向する2つの
励磁極B及びDを有し、各々に巻回された1次巻
線2B及び2Dが逆方向に磁束を生じるように直
列接続されており、余弦波信号(Icpsωt)によつ
て励磁される。そして、夫々の励磁極対A及びC
とB及びDの位置が90度ずれるように両ステータ
1A及び1Bが配されている。各励磁極A,B,
C,Dに巻回された2次巻線7A〜7Dの出力は
第1図と同様にして合成して取り出すものとす
る。ロータ32は第1図のロータ3と同様に、軸
4に対して偏心して取付けられた円筒状の鉄心か
ら成るものである。
更に、第11図に示すようにE字形のステータ
33を用いることもできる。ステータ33の両端
に位置する励磁極33A及び33Bには1次巻線
34A及び34Bが夫々巻回される。34Aは正
弦波信号(Isioωt)によつて励磁し、34Bは余
弦波信号(Icpsωt)によつて励磁する。ステータ
33の中央に位置する磁極33Eには2次巻線7
が巻回される。ロータ35は円筒鉄心の両端を斜
めに切断した形状を成しており、この円筒の中心
と軸4の中心が一致する。ロータ35の両端は同
方向に(平行に)切断されているのではなく、一
端の斜面に対して他端の斜面は90度ねじれてい
る。各磁極33A及び33Bの端部とロータ35
の円筒側面とが対向し、その対向面積がロータ3
5の回転角度θに応じて変化することにより回転
角度θに応じたリラクタンス変化を得ることがで
きる。ここで、ロータ35の両端斜面の90度のね
じれにより、極33Aにおけるリラクタンス変化
と極33Bにおけるリラクタンス変化には90度の
ずれが生じる。これにより、正弦波によつて励磁
される極33Aと余弦波によつて励磁される極3
3Bとを90度ずらして配設したのと同じ効果が得
られることになり、第1図あるいは第7図乃至第
9図の実施例と同様にロータ35の回転角度θに
応じた位相ずれの生じた交流信号を極33Eの2
次巻線7から得ることができる。尚、一点鎖線で
示すようにステータ33の反対側に同様のE字形
ステータ33′を設け、励磁極33Aと33Cに
正弦波信号によつて励磁される1次巻線を差動的
に巻回すると共に、励磁極33Bと33Dに余弦
波信号によつて励磁される1次巻線を差動的に巻
回するようにしてもよい。その場合、両ステータ
33及び33′の中央の磁極33E,33E′に
夫々設けた2次巻線の出力を合成したものが、回
路角度θに応じた位相ずれの生じた交流信号
(Ksio(ωt−θ)である。
また、第12図に示すように、ロータ36とス
テータ37の各磁極A〜Dにスロツト歯を設けて
もよい。各磁極A〜Dの1次巻線2A〜2Dと2
次巻線7A〜7Dは第1図と同様に構成されてい
る。ロータ36のスロツト歯とステータ37の各
磁極A乃至Dの歯との対応関係は、対を成す磁極
同士(AとCまたはBとD)では1/2ピツチに相 当する機械的位相ずれが生じるようになつてい
る。これにより一方の磁極A(またはB)とロー
タ36との間のパーミアンスと他方の磁極C(ま
たはD)とロータ36との間のパーミアンスとが
歯の1ピツチを1サイクルとして差動的に変化す
る。また、各磁極対(A,CとB,C)の間では
1/4ピツチの機械的位相ずれが生じるように設計
されている。従つて、前記(1)式と同様のパーミア
ンス変化PA〜PDがスロツト歯の1サイクルを1
周期として生じる。その結果、1回転分のスロツ
ト歯のピツチ数をNとすると、前記(7)式の位相ず
れθはN倍に拡大されてNθとして現われる。従
つて、前記(19)式に従つて求めた角速度ωMも実際
の角速度をN倍に拡大したものが得られ、検出分
解能が増す。
回転検出器12は上記実施例で示したものに限
らず、要するに、1次巻線と2次巻線をステータ
側に具えた可変磁気抵抗型の検出器であつて、各
磁極のパーミアンス変化の機械的位位相ずれに応
じた電気的位相ずれを有する複数の交流信号によ
つて各極を各別に励磁する構成のものがあればよ
い。
また、回転検出器12の出力信号E(すなわち
Es)にもとづいて回転速度を求める回路は第4図
に示すものに限らず、適宜に設計変更できること
はいうまでもない。第4図では周期t0,ts(n0
ns)にもとづいて回転速度を検出しているが、第
13図に示すように回転検出信号E(すなわちEs
の周波数ωsを直接計測することにより回転角速
度ωMを求めるようにしてもよい。第13図にお
いて、符号18,19,20,21,22,2
3,24は第4図において同一符号を付された回
路と同様の機能を果す回路であり、発振回路60
の発振出力にもとづいて正弦波信号Isioωtと余弦
波信号Icpsωtとを発生する。回転角検出器12か
ら出力される回転検出信号E(すなわちEs)が入
力されるコンパレータ61は第4図のコンパレー
タ42と同様の機能を果すもので、回転検出信号
Eと同周波数のパルス信号Fを出力する。周波数
計測回路62はパルス信号Fの周波数ωsを計測
し、これにもとづき回転角速度ωMを示すデータ
を出力する。すなわち、前記(13)式からωM=ωs
ωであるため、信号F(すなわち回転検出信号E)
の周波数ωsを計測することによりωMを求めるこ
とができる。
第14図は周波数計測回路62として周波数/
電圧コンバータ62Aを用いて回転角速度ωM
示すアナログ電圧V(ωM)を出力するようにした
例を示す。この場合、周波数/電圧コンバータ6
2Aのオフセツト周波数を基準周波数ωに設定し
ておけば、入力信号Fに対応する出力電圧V
(ωM)は入力周波数ωsとオフセツト周波数ωの差
ωs−ωすなわち回転速度ωMに比例するものとな
る。従つて、極めて簡単に回転速度を求めること
ができる。
第15図は周波数計測回路62として周波数カ
ウンタ62Bを用いて回転速度を示すデイジタル
データC(ωM)を出力するようにしたものであ
る。カウントした周波数ωsを示すデータC(ωs
と基準周波数ωを示すデータC(ω)とを引算器
62Cで引算し、速度データC(ωM)を求める。
第13図のように周波数を直接計測する方式
は、第12図のような高分解能型の回転検出器1
2を用いた場合に特に有利である。何故ならば、
高分解能型の回転検出器は回転角速度に対応する
周波数ずれが大きく生じるため、周波数計測の精
度が上がるからである。
以上説明したようにこの発明によれば、基準の
交流信号に対する回転検出信号の周波数偏移(周
期のずれ)にもとづいて回転速度を検出するよう
にしたので、検出可能な回転速度の範囲が極めて
広くなり、また分解能も増すことができるという
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図aはこの発明に係る回転計の回転検出器
の部分の一実施例側断面を略示する図、同図bは
aの正面略図、第2図は第1図の検出器の磁気回
路の等価回路図、第3図は上記実施例の2次巻線
から得られる回転検出信号の周波数が回転速度に
応じて偏移することを例示する波形図、第4図は
この発明に係る回転計の電気回路部分の一実施例
を示すブロツク図、第5図は第4図における励磁
用交流信号を形成する回路部分の動作を示すタイ
ミングチヤート、第6図は第4図における回転検
出信号の周期を検出する回路部分の動作を示すタ
イミングチヤート、第7図aは第1図に示す回転
検出器部分の別の実施例の側断面を略示する図、
同図bはaの正面略図、第8図aは同部分の更に
別の実施例を示す側断面略図、同図bはaの正面
略図、第9図aは同部分の他の実施例を示す側断
面略図、同図bはaの正面略図、第10図aは同
部分の更に他の実施例を示す側断面略図、同図b
はaの正面略図、第11図aは同部分の他の実施
例を示す側面略図、同図bはaの正面略図、第1
2図aは同部分の更に他の実施例を示す径方向断
面図、同図bはaの側断面図、第13図はこの発
明に係る回転計の電気回路部分の別の実施例を示
すブロツク図、第14図及び第15図は第13図
の周波数計測回路の一例を夫々示す図、である。 1,9,9′,37…ステータ、2A〜2D…
1次巻線、3,8,10,11,36…ロータ、
4…回転軸、A,B,C,D,9A〜9D…励磁
極、5,6…発振器、7,7A〜7D…2次巻
線、12…回転検出器、15…クロツク発振器、
16…分周回路、41…周期算出回路、48…演
算回路、62…周波数計測回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定の間隔で設けられた複数の励磁極及び各
    励磁極に設けられた1次巻線及び該1次巻線の励
    磁に応じた誘導信号を生じる2次巻線を具備する
    ステータと、 このステータの各励磁極を通る磁路のリラクタ
    ンスを回転角度に応じて変化させる形状を成した
    ロータと、 所定のクロツクパルスを分周することにより所
    定の基準周波数を持つ位相のずれた複数の基準交
    流信号を発生し、前記励磁極をこれらの位相のず
    れた複数の基準交流信号によつて各別に励磁し、
    その結果、各1次巻線の励磁に応じた前記誘導信
    号の合成出力信号として、前記ロータの回転角度
    に応じて位相変調されかつこれに伴い該ロータの
    回転速度に応じて前記基準周波数より周波数偏移
    した出力交流信号を前記2次巻線に生ぜしめる回
    路と、 前記出力交流信号の周期を示すデイジタルデー
    タを前記クロツクパルスを利用してカウントする
    ことにより求める周期算出回路と、 求めたカウント値と前記励磁用基準交流信号の
    周期に対応する予め準備された基準のカウント値
    とにもとづいて回転速度を求める演算式をデイジ
    タルで実行するデイジタル演算回路と を具える回転計。
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