JPS6258445B2 - - Google Patents

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JPS6258445B2
JPS6258445B2 JP55147425A JP14742580A JPS6258445B2 JP S6258445 B2 JPS6258445 B2 JP S6258445B2 JP 55147425 A JP55147425 A JP 55147425A JP 14742580 A JP14742580 A JP 14742580A JP S6258445 B2 JPS6258445 B2 JP S6258445B2
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JP
Japan
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rotation angle
excitation
signal
rotor
excitation pole
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Wataru Shimizu
Hikari Yamashita
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SG KK
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Priority to US06/311,277 priority patent/US4612503A/en
Priority to DE19813141015 priority patent/DE3141015A1/de
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Priority to US06/661,199 priority patent/US4604575A/en
Priority to US06/661,197 priority patent/US4754220A/en
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/12Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
    • G01D5/243Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the phase or frequency of ac
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D2205/00Indexing scheme relating to details of means for transferring or converting the output of a sensing member
    • G01D2205/70Position sensors comprising a moving target with particular shapes, e.g. of soft magnetic targets
    • G01D2205/77Specific profiles
    • G01D2205/775Tapered profiles

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は電磁式の回転角度検出装置に関す
る。
回転角度検出器(ロータリエンコーダ)として
は、ポテンシヨメータ、レゾルバ、マイクロシ
ン、光学式エンコーダ等が従来より知られてい
る。ポテンシヨメータは接触式であるため耐久性
に乏しいという欠点がある。また、レゾルバもブ
ラシを必要とするため耐久性、高速応答性、ノイ
ズ等の点で問題があつた。回転トランスを設ける
ことによりブラシレスとしたレゾルバも存在する
が、回転トランスを増設しなければならないた
め、コスト高になると共に構造が複雑かつ大型化
するという問題がある。マイクロシンは、回転角
度に対応して正弦波振幅値に相当するアナログ出
力を得るものであるため、全回転範囲にわたつて
リニアな出力を得ることは不可能である。また、
マイクロシン及びポテンシヨメータに共通する欠
点は、それらが回転角度に対応する電圧レベルを
生じるものであるため、外乱による影響を受けて
誤差を生じ易いという点である。例えば、温度変
化の影響を受けてコイルの抵抗が変動することに
より検出信号のレベルが変動する、あるいは検出
器からその検出信号を利用する回路までの信号伝
送路におけるレベルの減衰量が伝送距離によつて
まちまちであること、あるいはノイズによるレベ
ル変動がそのまま検出誤差となつて顕われてしま
うこと、など様々な問題が起り易い。上述のよう
な種々の理由から、マイクロシン等の電磁式回転
角度検出器によりアブソリユートエンコーダを構
成するのは困難であつた。他方、光学式エンコー
ダはアブソリユートエンコーダとしての機能を有
しているが、検出分解能がパターン円板の面積に
よつて制限を受けること、従つて分解能を増すた
めには必然的にパターン円板が大型化しこれに伴
ない検出器全体が大型化してしまうこと、一般的
にコスト高であること、分解能を変更する場合あ
るいはデータのコード形式を変更する場合などは
パターン円板を丸ごと取換えねばならないためコ
スト高となること、及び、パターン円板としてガ
ラス板を使用する場合は破損のおそれがあるため
使用環境が制限されること、等の問題点がある。
そこで、この発明の目的は、無接触式でありか
つ構造が簡単で小型化されておりかつ外乱による
出力レベル変動に影響されることなく正確な検出
が可能でありかつ悪環境にも強い電磁式の回転角
度検出装置を提供し、上述の諸欠点を克服するこ
とにある。この目的は、1次巻線と2次巻線が巻
回されたステータ(鉄心)と、このステータに適
宜のギヤツプをあけて対峙するロータ(鉄心)と
の組合せにより電磁式の検出装置を構成し、前記
ステータにおける励磁極の構成及びその励磁方法
を工夫すると共に、ロータの形状を工夫すること
により、2次巻線から得られる出力信号と励磁用
交流信号との間でロータの回転角度に対応する位
相ずれが生じるようにすることにより達成され
る。詳しくは、前記ステータにおいては、1次巻
線が差動的に巻回された励磁極対を円周方向に所
定の角度間隔で複数対設けると共に、各励磁極に
よる誘導電圧を取り出す2次巻線を設け、各励磁
極対を前記角度間隔に対応する位相ずれの生じた
複数の交流信号によつて夫々別々に励磁する。前
記ロータは、各ステータ励磁極を通る磁路のリラ
クタンスを回転角度に応じて夫々変化させる形状
を成すものとする。各励磁極による誘導電圧を取
り出すための2次巻線の設け方は種々考えられる
が、いずれにせよ、各励磁極によつて2次巻線に
誘起される信号の合成信号としては、励磁用交流
信号に対してロータの回転角度に対応する位相ず
れの生じた交流信号が得られる。好適な一実施例
においては、前記ステータは前記励磁極対を円周
方向に90度の角度間隔で2対設けて成るものであ
り、各励磁極対を90度位相のずれた2つの交流信
号によつて夫々励磁するようにしている。
以下この発明の実施例を添付図面を参照して詳
細に説明しよう。
第1図において、ステータ(鉄心)1は4つの
励磁極A,B,C,Dを円周方向に90度の間隔で
配して成るもので、半径方向で対向する2つの励
磁極A及びCが1つの対を成し、励磁極B及びD
がもう1つの対を成している。励磁極対A及びC
(またはB及びD)には、1次巻線2A及び2C
(または2B及び2D)が差動的に巻回されてい
る。すなわち、各磁極A,B,C,Dにおいて端
部に向う磁束の方向を正相とすると、各巻線A及
びC(またはB及びD)によつて生じる磁束が互
いに逆相となるように巻回されている。詳しく
は、1次巻線2Aによつて極Aに矢印xに示すよ
うに極端部から出る方向に磁束が生ぜしめられる
とき、それと対を成す極Cには1次巻線2Cによ
つて矢印に示すように極端部に入る方向に磁束
が生ぜしめられるように、1次巻線2A及び2C
が差動的に巻回される。これにより、励磁極対A
及びCには、ステータ1の中心空間に配されたロ
ータ(鉄心)3を介して同方向の磁束の流れが形
成される。もう一方の励磁極対B及びDに関して
も同様に1次巻線2B及び2Dが巻回されてい
る。このように、励磁極対A及びC(またはB及
びD)に1次巻線を差動的に巻回する理由は、後
述のように各励磁極対A及びCあるいはB及びD
が異なる交流信号によつて励磁されるためであ
り、同一の交流信号によつて励磁される極同士
(AとCあるいはBとD)で磁束の流れを保証す
るためである。
各励磁極A〜Dの端部に対して適宜のギヤツプ
を介在させて対峙するロータ3は、回転軸4と一
体に回転する。この回転軸4に、検出対象である
回転角度θが与えられる。ロータ3は、各ステー
タ励磁極A,B,C,Dを通る磁路のリラクタン
スを回転角度θに応じて変化させる形状を成して
いる。この第1図の例では、ロータ3は回転軸4
の中心に対して偏心して取付けられた円筒形状を
成している。この偏心した円筒形状によつて、ロ
ータ3の円筒側面と各極A,B,C,Dの端部と
の間に介在するギヤツプの距離が回転角度θに応
じて変化する。このギヤツプの変化によつて、ロ
ータ3の1回転につき1周期分の三角関数に相当
するリラクタンス変化が各極A,B,C,Dにも
たらされる。
A及びCから成る励磁極対とB及びDから成る
励磁極対は、90度位相のずれた交流信号によつて
別々に励磁される。図では、極AとCの1次巻線
2A及び2Cが直列接続され、発振器5から正弦
波信号ia=Isinωtが印加される。また、極B
とDの1次巻線2B及び2Dが直列接続され、発
振器6から余弦波信号ib=Icosωtが印加され
る。1次巻線2A及び2Cだけを抜き出してみる
と、両者は同相直列接続のように見えるが、両者
が巻回された磁極A及びCの向きすなわち両者に
よつて発生される磁束の向きを考慮すると、両者
は実質的に逆相直列接続されている(すなわち差
動的に巻回されている)。1次巻線2B及び2D
に関しても同様である。
上記の構成において、各励磁極A,B,C,D
によつて夫々誘起される電圧を取り出すために2
次巻線7がステータ1に巻回される。第1図の例
では、励磁極A及びCに2次巻線7A及び7Cが
夫々同相で巻回され、励磁極B及びDに2次巻線
7B及び7Dが夫々同相で巻回されており、7A
及び7Cと7B及び7Dは互いに逆相である。こ
れらの2次巻線7A〜7Dが直列接続されて、各
励磁極A,B,C,Dにおいて夫々誘起された電
圧の合成信号Eが取り出されるようになつてい
る。この出力信号Eは、励磁用交流信号ia
Isinωtまたはib=Icosωtに対してロータ3の
回転角度θに対応する位相ずれが生じた交流信号
となる。これは、試作機によつて容易に確認する
ことができるが、その理由を解析すると次の通り
である。
第1図に示す回転角度検出装置において形成さ
れる磁気回路の等価回路は第2図のように示すこ
とができる。Nは各1次巻線2A,2B,2C,
2Dの巻数を示す。ia及びibは励磁用交流信号
Isinωt及びIcosωtの瞬時電流値を示す。従つ
て、Nia,Nib,−Nia,−Nibは各励磁極A,B,
C,Dの1次巻線2A〜2Dによつて生ぜしめら
れる起磁力を示す。PA,PB,PC,PDは各磁極
A,B,C,Dとロータ3との間のギヤツプによ
つて生じるパーミアンスを夫々示す。前述のよう
に、1回転につき1周期分の三角関数に相当する
リラクタンス変化がもたらされるようにロータ3
が構成されているので、各パーミアンスPA〜PD
は次式のように示すことができる。
P0及びP1はステータ1及びロータ3のサイズ及
び透磁率等に応じて定まる定数である。上記第(1)
式では、第1図bに示すように、磁極Dとロータ
3との間のギヤツプ距離が最小のときの回転角度
θを0度としている。φA,φB,φC,φDは各磁
極A,B,C,Dとロータ3との間のギヤツプを
通る磁束を夫々示す。等価回路から明らかなよう
に、 φA+φB+φC+φD=0 ……(2) なる関係にある。Uは等価回路全体の磁位を示
し、 U=Nia+φ/P=Nib+φ/P=−Nia+φ
/P =−Nib+φ/P ……(3) なる関係にある。従つて、各磁束φA〜φDは次の
ように示すことができる。
ここで、各2次巻線7A,7B,7C,7Dの
巻数を夫々N2とすると、各磁極A〜Dのギヤツ
プに応じて各2次巻線7A〜7Dに誘起される電
圧eA、eB、eC、eDは次式のように示される。
2次巻線7,7A〜7Dの合成出力信号Eは、
前記第(5)式、第(4)式、第(3)式、第(1)式及びia
Isinωt、ib=Icosωtより、次のように示すこ
とができる。
E=eA+eB+eC+eD =N2d/dt(φA−φB+φC−φD) =N2d/dt{(U−Nia)PA−(U−Nib)PB +(U+Nia)PC−(U+Nib)PD} =N2d/dt{U(PA−PB+PC−PD) −Nia(PA−PC)+Nib(PB−PD)} =N2d/dt(2NiaP1sinθ−2NibP1cosθ) =2N2NP1d/dt(Isinωtsinθ−Icosωtcosθ) =2N2NP1I(−cosωtsinθ+sinωtcosθ) =2N2NP1Isin(ωt−θ) ……(6) 但し、前記第(1)式より、PA−PB+PC−PD
0である。上記第(6)式において、係数
(2N2NP1I)は定数であるので、これをKで置換
えると、 E=Ksin(ωt−θ) ……(7) と表わすことができる。この第(7)式から明らかな
ように、出力信号Eは、励磁用交流信号Isinωt
に対して回転角度θに対応する位相角だけ位相が
ずれた交流信号となる。
第3図は、ステータ1の構造は第1図と同一で
あり、ロータ8の形状を第1図のロータ3とは異
らせた実施例を示す。このロータ8は円筒を斜め
に切断した形状を成しており、この円筒の中心と
回転軸4の中心が一致する。各磁極A〜Dの端部
とロータ8の円筒側面とが対向するが、そのギヤ
ツプ距離は変化せず、対向面積がロータ8の回転
角度θに応じて変化する。従つて、第3図のロー
タ8によつても第1図のロータ3による場合と同
様に、各磁極A〜Dのギヤツプのリラクタンスを
回転角度θに応じて変化させることができる。す
なわち、前記第(1)式と同様のパーミアンス変化が
得られるようにすることができる。
第4図及び第5図の実施例は、ステータ9及び
9′の構造を第1図及び第3図のステータ1とは
若干異らせたものである。第4図において、ステ
ータ9は、円周方向に90度の間隔で配された励磁
極9A,9B,9C,9Dと、回転軸4の延長線
上に位置する出力用磁極9Eとを具える。第1図
と同様に、一方の励磁極対9A及び9Cには1次
巻線2A及び2Cが差動的に巻回され、正弦波信
号ia=Isinωtによつて励磁される。また、他
の励磁極対9B及び9Dには1次巻線2B及び2
Dが差動的に巻回され、余弦波信号ib=Icosω
tによつて励磁される。出力用磁極9Eには2次
巻線7が巻回されている。この場合は、1個の2
次巻線7によつてすべての励磁極9A〜9Dによ
る誘起電圧の合成信号Eを取り出すことができ
る。第1図及び第3図では各磁極A〜Dの端部は
半径方向を向いているが、第4図及び第5図では
各磁極9A〜9Eの端部は軸方向を向いている。
第4図において、ロータ10は軸4に偏心して取
付けられた円板形状を成しており、各励磁極9A
〜9Dの端部とのギヤツプの距離は変化しない
が、その対向面積が回転角度θに応じて変化する
ようになつている。従つて、第4図の構成におい
ても、前記第(1)式と同様のパーミアンス変化が得
られるようにすることができる。
第5図のステータ9′は第4図のステータ9と
ほとんど同一構成であるが、出力用磁極9E′が
他の磁極9A〜9Dよりもやや長い点だけが異な
る。ロータ11は斜板であり、各励磁極9A〜9
Dとの間のギヤツプの距離が回転角度θに応じて
変化するようになつている。従つて、第5図の構
成においても前記第(1)式と同様のパーミアンス変
化が得られるようにすることができる。
尚、各励磁極対A及びC,9A及び9C並びに
B及びD,9B及び9Dを励磁する交流信号は正
弦波と余弦波に限らず、正弦波と余弦波の反転信
号(−cosωt)あるいは余弦波と正弦波の反転
信号(−sinωt)であつてもよく、要するに位
相が90度ずれているものであればよい。
次に、第1図あるいは第3図乃至第5図に示す
ようなこの発明に係る回転角度検出装置を利用し
て具体的な回転角度データを得るための実施例に
ついて第6図を参照して説明する。
第6図において、回転角/電気位相角トランス
ジユーサ12は、第1図あるいは第3図乃至第5
図に示したステータ1,9,9′及びロータ3,
8,10,11を具えるこの発明に係る回転角度
検出装置である。第6図では1次巻線2A,2C
及び2B,2Dと2次巻線7のみを模式的に図示
し、他は図示を省略した。第6図は、大別して、
励磁用交流信号を形成するための回路(第1の回
路)13と、位相ずれにもとづいて回転角度デー
タを求めるための回路(第2の回路)14とから
成る。
発振器15は高速のクロツクパルスCPを発振
する。分周回路16はこのクロツクパルスCPを
1/M分周してデユーテイ50%のパルスPbと、この パルスPbの反転信号Paを出力する(但し、Mは
任意の整数)。詳しくは、2/M分周器17と1/2分周 用のフリツプフロツプ18とを含み、クロツクパ
ルスCPを2/M分周したパルスPcを分周器17から 得て、このパルスPcをフリツプフロツプ18で
1/2分周する。その結果、フリツプフロツプ18
の出力(Q)からはクロツクパルスCPの1/Mの周 波数をもつデユーテイ50%の方形波パルスPb
出力され、その反転出力()からは該パルスP
bを反転した方形波パルスPaが出力される。180
度位相のずれたパルスPb及びPaは1/2分周用の
フリツプフロツプ19及び20に夫々入力され、
これらのパルスPb及びPaを夫々1/2分周したパ
ルス1/2Pb及び1/2Paが得られる。従つて、各パ
ルスCP,Pc,Pb,Pc,1/2Pb,1/2Paの関係
は第7図に示すようになる。すなわち、各フリツ
プフロツプ19及び20から出力されるパルス1/
2Pb及び1/2Paは、クロツクパルスCPの1/2Mの周 波数をもち、かつ位相が90度ずれている。
各パルス1/2Pb及び1/2Paはローパスフイルタ
21及び22に夫々入力され、その基本波成分が
取り出される。従つて、ローパスフイルタ21か
ら出力される信号が余弦波信号cosωtであると
すると、ローパスフイルタ22から出力される信
号は正弦波信号sinωtとなる。ローパスフイル
タ21の出力cosωtは増幅器23で増幅され、
その出力Icosωtが一方の励磁極対B及びD(ま
たは9B及び9D)の1次巻線2B及び2Dに印
加される。ローパスフイルタ22の出力sinωt
は増幅器24で増幅され、その出力Isinωtが他
方の励磁極対A及びC(または9A及び9C)の
1次巻線2A及び2Cに印加される。
前述のように、出力巻線7からは回転角度θに
対応する位相ずれの生じた交流信号E=Ksin
(ωt−θ)が得られる。この出力信号Eは増幅
器25を介して極性判別回路26に入力される。
もう1つの極性判別回路27には一方の励磁用交
流信号Isinωtが増幅器24から与えられる。極
性判別回路26及び27は入力信号(Ksin(ω
t−θ)、Isinωt)の振幅が正極性のとき
“1”を出力し、負極性のとき“0”を出力す
る。各極性判別回路26及び27の出力は立上り
検出回路28及び29に夫々入力される。立上り
検出回路28及び29は単安定マルチバイブレー
タであり、入力信号が“1”に立上つたとき1発
の短パルスを出力する。従つて、第8図に示すよ
うに回転角度検出信号E=Ksin(ωt−θ)の
位相角(ωt−θ)が0度のとき立上り検出回路
28から立上り検出パルスTSが出力され、励磁
用交流信号Isinωtの位相角ωtが0度のとき立
上り検出回路29から立上り検出パルスT0が出
力される。回転角度検出信号E=Ksin(ωt−
θ)は励磁用交流信号Isinωtよりも回転角度θ
に相当する位相角だけ遅れている。従つて、立上
り検出パルスT0の発生時から位相ずれθに相当
する時間遅れの後立上り検出パルスTSが発生さ
れる。
カウンタ30を利用して、立上り検出パルス
T0とTSとの時間差をカウントすることにより位
相ずれ(すなわち回転角度)θに対応するデータ
を求めることができる。カウンタ30のカウント
入力には発振器15から発振されたクロツクパル
スCPが与えられる。励磁用の交流信号Isinω
t、Icotωtは、このクロツクパルスCPの1/2Mの 周波数をもつものである。従つて、このクロツク
パルスCPの1周期は、2π/2M=π/M(ラジアン)
とい う絶対位相値に対応する。故に、カウンタ30に
おける1カウント値もπ/M(ラジアン)の絶対位相 値に対応する。カウンタ30は、少くともモジユ
ロ2Mであることが望ましい。何故ならば最大位
相ずれ(最大回転角度)360度(2π)に対応す
るカウント値(2π÷π/M=2M)を確保し得るよ うにするためである。カウンタ30のリセツト入
力には励磁用交流信号Isinωtの0位相を示すパ
ルスT0が与えられる。従つて、カウンタ30は
励磁用交流信号Isinωtの0位相毎にリセツトさ
れる。
カウンタ30の出力はバツフアレジスタ31に
入力される。バツフアレジスタ31のサンプリン
グクロツク入力には回転角度検出信号Ksin(ω
t−θ)の0位相(ωt−θ=0)を示すパルス
Sが与えられる。このパルスTSの発生時にカウ
ンタ30のカウント内容がバツフアレジスタ31
に取り込まれる。従つて、バツフアレジスタ31
には、位相ずれすなわち回転角度θに対応するカ
ウント値が取り込まれる。このバツフアレジスタ
31に取り込まれたカウント値は、回転角度θを
示す絶対値データD〓である。何故ならば、前述
の通り、1カウント値がπ/M(ラジアン)なる絶対 位相値に対応するので、回転角度θ(ラジアン)
に対応するカウントデータD〓はθ/πMなる絶対値 データである。
以上のように、励磁用交流信号の周波数を設定
するクロツクパルスCPと同じものを位相ずれθ
の計算に用いることにより、アブソリユート・ロ
ータリー・エンコーダを構成することができる。
しかも、Mの値を任意に設定することによりその
エンコーダの分解能を任意自在に設定することが
できる。尚、第1の回路13及び第2の回路14
における具体的な回路構成は、第6図に示すもの
に限らず、任意に設計変更することが可能であ
る。また、カウンタ30はバイナリカウンタに限
らず、2進化10進数(BCD)カウンタあるいは
その他適宜のコード形式のカウンタを用いること
ができる。このカウンタ30の形式を任意に選定
することにより、望みのデータ形式(バイナリあ
るいはBCD等)でアブソリユートな回転角度デ
ータD〓を得ることができる。
尚、各励磁極対を同一円周上ではなく中心軸を
同じくする異なる円周上に夫々配することもこの
発明の実施態様に含まれる。その一例を第9図に
示す。第9図において、ステータ部分は、軸方向
に配設された2つのステータ1A及び1Bとから
成る。ステータ1Aは半径方向で対向する2つの
励磁極A及びCを有し、各々に巻回された1次巻
線2A及び2Cが逆方向に磁束を生じるように直
列接続されており、正弦波信号(Isinωt)によ
つて励磁される。ステータ1Bも同様に半径方向
で対向する2つの励磁極B及びDを有し、各々に
巻回された1次巻線2B及び2Dが逆方向に磁束
を生じるように直列接続されており、余弦波信号
(Icosωt)によつて励磁される。そして、夫々
の励磁極対A及びCとB及びDの位置が90度ずれ
るように両ステータ1A及び1Bが配されてい
る。各励磁極A,B,C,Dに巻回された2次巻
線7A〜7Dの出力は第1図と同様にして合成し
て取り出すものとする。ロータ32は第1図のロ
ータ3と同様に、軸4に対して偏心して取付けら
れた円筒状の鉄心から成るものである。
更に、この発明の変形として、第10図に示す
ようにE字形のステータ33を用いることもでき
る。ステータ33の両端に位置する励磁極33A
及び33Bには1次巻線34A及び34Bが夫々
巻回される。34Aは正弦波信号(Isinωt)に
よつて励磁し、34Bは余弦波信号(Icosωt)
によつて励磁する。ステータ33の中央に位置す
る励磁33Eには2次巻線7が巻回される。ロー
タ35は円筒鉄心の両端を斜めに切断した形状を
成しており、この円筒の中心と軸4の中心が一致
する。ロータ35の両端は同方向に(平行に)切
断されているのではなく、一端の斜面に対して他
端の斜面は90度ねじれている。各磁極33A及び
33Bの端部とロータ35の円筒側面とが対向
し、その対向面積がロータ35の回転角度θに応
じて変化することにより回転角度θに応じたリラ
クタンス変化を得ることができる。ここで、ロー
タ35の両端斜面の90度のねじれにより、極33
Aにおけるリラクタンス変化と極33Bにおける
リラクタンス変化には90度のずれが生じる。これ
により、正弦波によつて励磁される極33Aと余
弦波によつて励磁される極33Bとを90度ずらし
て配設したのと同じ効果が得られることになり、
第1図あるいは第3図乃至第5図の実施例と同様
にロータ35の回転角度θに応じた位相ずれの生
じた交流信号を極33Eの2次巻線7から得るこ
とができる。尚、一点鎖線で示すようにステータ
33の反対側に同様のE字形ステータ33′を設
け、励磁極33Aと33Cに正弦波信号によつて
励磁される1次巻線を差動的に巻回すると共に、
励磁極33Bと33Dに余弦波信号によつて励磁
される1次巻線を差動的に巻回するようにしても
よい。その場合、両ステータ33及び33′の中
央の磁極33E,33E′に夫々設けた2次巻線
の出力を合成したものが、回転角度θに応じた位
相ずれの生じた交流信号(Ksin(ωt−θ)で
ある。
ところで、前記第(7)式において位相ずれθは時
間的には変化しないものとされている。これは、
回転軸4が一定の回転角度θで静止していること
を示す。回転軸4が適宜の角速度または角加速度
で回転する場合は、前記第(7)式の位相ずれ(すな
わち回転角度)θは次式のように時間の関数θ
(t)で与えられる。
E=Ksin{ωt±θ(t)} ……(8) 位相ずれ関数θ(t)の符号(±)は位相ずれ
の方向(進相または遅相)を示しており、これは
軸4の回転方向に対応する。説明の便宜上、以下
では進相方向に位相ずれが生じるものとし、+θ
(t)として説明する。この位相ずれ関数θ
(t)には回転軸4の角速度または角加速度の成
分が含まれている。
軸4が一定の角速度ωMで回転している場合
は、 d/dtθ(t)=ωM ……(9) であり、この角速度ωMを積分したものが位相ず
れ量θ(t)に相当するので、上記(8)式は次のよ
うに書換えることができる。但し、θは初期位
相である。
E=Ksin{(ωt+ωM)t+θ} ……(10) また、軸4が一定の角加速度αMで回転してい
る場合は、 d/dtθ(t)=αMt ……(11) であり、従つて、 θ(t)=∫αMtdt=α/2t2+θ ……(12) となり、上記(8)式は次のように書換えることがで
きる。
E=Ksin{ω+α/2t+θ}……(13) 上記(10)式あるいは(13)式のように、この発明
の回転角度検出装置から得られる回転角度検出信
号Eの位相ずれ分には、回転角速度ωMあるいは
角加速度αMの成分が含まれるので、位相ずれ量
θ(一般的にはθ(t))を解析することにより
回転速度あるいは加速度を求めることができる。
従つて、この発明の回転角度検出装置を利用して
回転速度検出器あるいは回転加速度検出器を構成
することも可能である。第6図のバツフアレジス
タ31には、回転角度検出信号Eの1サイクル毎
に回転角度データD〓がサンプリングされる。回
転軸4が一定の回転角度θで静止している場合
は、この回転角度データD〓は回転角度θに対応
する一定の値を保持する。回転軸4が一定の速度
ωMまたは加速度αMで回転している場合は、この
回転角度データD〓は各サンプリングタイミング
毎に時々刻々と変化する。従つて、この回転角度
データD〓の変化分にもとづいて角速度ωMまた
は角加速度αMを求めることができる。
次に、角速度ωM及び角加速度αMのより具体的
な求め方について説明する。
回転軸4が角速度ωMで回転するときに得られ
る回転角度検出信号E(これをESで示す)の一
例を第11図に一点鎖線にて示す。実線で示す波
形は励磁用交流信号Isinωtを示し、破線の波形
は一定の回転角度θで静止しているときの回転
角度検出信号E(これをE0で示す)を示す。回
転時の信号ESはθを初期位相として回転した
ときの状態を示している。t0は静止時の回転角度
検出信号E0の一周期であり、これは位相検出の
基準とすべき励磁用交流信号Isinωtの周期と同
じである。tSは回転時の回転角度検出信号ES
一周期である。回転時は、回転角度検出信号E
(すなわちES)の周波数が基準の周波数(ω)よ
り偏移することが第11図からわかる。これは、
前記第(10)式からも明らかであり、周波数偏移量は
角速度ωMに対応する。回転時の回転角度検出信
号ESの角周波数をωSとすると、Esは第(10)式か
ら次のように表わせる。
S=K′sin(ωSt+θ) =K′sin{(ω+ωM)t+θ} ……(14) 第11図において、△θは、ある時点における
基準の信号Isinωtと回転角度検出信号E(すな
わちES)との位相ずれθと、そのtS秒後の位
相ずれθSとの差である。静止している場合はθ
=θSであり△θは0であるが、回転している
場合はこの△θは回転軸4の角速度ωMに対応す
る値をとる。すなわち、第11図から明らかなよ
うに、基準の信号Isinωtの1周期t0を2π(ラ
ジアン)とすると、時間tSに相当する位相値は ∫ts ωdtであり、△θは △θ=2π−∫tS ωdt ……(15) と表わせる。ここで、前記(14)式から ωS=ω+ωM ω=ωS−ωM ……(16) であり、これを(15)式に代入すると、 △θ=2π−∫tS ωdt+∫tS ωMdt =∫tS ωMdt ……(17) となる。尚、ωS=2π1/tであるので、∫tS
ωSdt =2πである。上記(17)式から明らかなよう
に、△θは角速度ωMの関数となる。これを解く
と、 △θ=ωM・tS ωM=△θ/t ……(18) となる。従つて、△θとtSにもとづいて角速度
ωMを求めることができる。
具体的には、tSは回転角度検出信号E(すな
わちES)の1周期をクロツクパルスCPによつて
カウントすることにより求めることができる。t
Sに対応するカウント値をnSとし、クロツクパル
スCPの1周期をφ(秒)とすると、 tS=nS・φ ……(19) である。△θも、このカウント値nSにもとづい
て求めることができる。位相を計測するための基
準となる励磁用の信号Isinωtの1周期t0に対応
するクロツクパルスCPのカウント数をn0とする
と、その角周波数ωは ω=2π1/t=2π1/n・φ ……(20) と表わせる。この(20)式を前記(15)に代入し
て積分項を解くと、 △θ=2π−2π・n/n=2π・n/n−2
π・n/n =2π/n(n0−nS) ……(21) となる。(21)式と(19)式を(18)式に代入す
ると、 ωM=2π/n・φ(n−n/n)……(22
) となる。ここで、n0は第1の回路13(第6図)
における分周比1/2Mに対応する定数であり、n0= 2Mである。また、クロツクパルスCPの周期φも
予じめわかつている定数である。従つて、(22)
式から明らかなように、回転角度検出信号Eの1
周期をカウントし、そのカウント値nSにもとづ
いてこの(22)式を演算するだけで角速度ωM
求めることができる。
尚、前記(16)式を入れかえて、 ωM=ωS−ω =2π1/t−2π1/t =2π(1/n・φ−1/n・φ) とし、これを解くことによつても、上記(22)式
と同じ解を得ることができる。
角加速度αMと角速度ωMには次のような関係が
成り立つ。
αM=d/dtωM△ω/△t ……(23) ここで△ωMは時間変化△tの間における角速
度ωMの変化分である。時点t1において求められ
た角速度をωM1とし、それからtS(秒)後の時
点t2において求められた角速度をωM2とすると、 △t=tS、△ωM=ωM2−ωM1 であり、前記(19)式からtS=nS・φであるの
で、上記(23)式は αM=ωM2−ωM1/t =ωM2−ωM1/n・φ ……(24) と書換えることができる。
従つて、回転角度検出信号E(すなわちES
の1周期tS毎に角速度ωMの検出を行ない、今回
検出した角速度ωM2と前回検出した角速度ωM1
の差を求め、その差をカウント値nSとクロツク
パルス周期φの積によつて除算することにより、
角加速度αMを求めることができる。
以上説明したようにこの発明の回転角度検出装
置は、無接触式であるため耐久性があり、かつ回
転トランスのような余分の要素がないため構造が
簡単であり、かつ光学式エンコーダのように嵩張
ることもなく、かつ位相差によつて角度を検出す
るので外乱等による出力レベル変動に無関係に正
確な検出を行なうことができ、かつ、ガラスパタ
ーン板のような弱い部分も存在しないため悪環境
にも強く、かつ検出装置の側から回転軸に加わる
負荷はゼロであるため軸荷重制限が大きい、等の
種々の利点を有する。また、励磁用交流信号の周
波数を確立するクロツクパルスと同じものを位相
差検出に使用することにより、如何なる温度条件
あるいは環境の下でも、回転角度の絶対値データ
を得ることができるという優れた効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図aはこの発明に係る回転角度検出装置の
一実施例側断面を略示する図、同図bはaの正面
略図、第2図は第1図における磁気回路の等価回
路を示す図、第3図aはこの発明の別の実施例の
側断面を略示する図、同図bはaの正面略図、第
4図aはこの発明の更に別の実施例の側断面を略
示する図、同図bはaの正面略図、第5図aはこ
の発明の他の実施例の側断面を略示する図、同図
bはaの正面略図、第6図はこの発明に係る回転
角度検出装置の電気回路部分の一実施例を示すブ
ロツク図、第7図は第6図の第1の回路における
動作を示すタイミングチヤート、第8図は第6図
の第2の回路における動作を示すタイミングチヤ
ート、第9図aはこの発明の他の実施例の側断面
を略示する図、同図bはaの正面略図、第10図
aはこの発明の更に他の実施例の側面を略示する
図、同図bはaの正面略図、第11図は上記各実
施例の2次巻線から得られる回転角度検出信号の
周波数が回転軸の角速度あるいは角加速度に応じ
て偏移することを例示する波形図、である。 1,9,9′……ステータ、2A〜2D……1
次巻線、3,8,10,11……ロータ、4……
回転軸、A,B,C,D,9A〜9D……励磁
極、5,6……発振器、7,7A〜7D……2次
巻線、13……第1の回路、14……第2の回
路、15……クロツク発振器、16……分周回
路、18,19,20……1/2分周用のフリツプ
フロツプ、21,22……ローパスフイルタ、2
3,24,25……増幅器、30……カウンタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1次巻線が差動的に巻回された励磁極対を円
    周方向に所定の角度間隔で複数対設けると共に、
    各励磁極による誘導電圧を取り出す2次巻線を設
    けて成るステータと、各ステータ励磁極を通る磁
    路のリラクタンスを回転角度に応じて変化させる
    形状を成したロータとを具え、前記各励磁極対を
    前記角度間隔に対応する位相ずれの生じた複数の
    交流信号によつて夫々各別に励磁し、これにより
    前記ロータの回転角度に対応する位相ずれの生じ
    た交流信号が前記2次巻線から出力されることを
    特徴とする回転角度検出装置。 2 前記各励磁極対は、半径方向で対向し、かつ
    各々に巻回された1次巻線が逆方向に磁束を生じ
    るように直列接続されて成る2つの磁極から成る
    ものであり、 前記ロータは、1回転につき一周期分の三角関
    数に相当するリラクタンス変化を生ぜしめる形状
    を成したものである特許請求の範囲第1項記載の
    回転角度検出装置。 3 前記ステータは、前記励磁極対を円周方向に
    90度の間隔で2対設けて成るものであり、この2
    つの励磁極対を90度位相のずれた交流信号によつ
    て夫々各別に励磁するようにしたものである特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の回転角度検
    出装置。 4 1次巻線が差動的に巻回された励磁極対を円
    周方向に所定の角度間隔で複数対設けると共に、
    各励磁極による誘導電圧を取り出す2次巻線を設
    けて成るステータと、各ステータ励磁極を通る磁
    路のリラクタンスを回転角度に応じて変化させる
    形状を成したロータとを具える回転角度検出装置
    において、 所定のクロツクパルスを分周して前記角度間隔
    に対応する位相ずれの生じた複数の交流信号を形
    成し、これらの交流信号によつて前記励磁極対を
    別々に励磁する第1の回路と、励磁用交流信号の
    1つと前記2次巻線の出力信号との位相差を前記
    クロツクパルスに従つて計数し、該位相差すなわ
    ち前記ロータの回転角度に対応するデータを得る
    第2の回路とを更に具えることを特徴とする回転
    角度検出装置。 5 前記ステータは、前記励磁極対を円周方向に
    90度の間隔で2対設けて成るものであり、前記第
    1の回路は、クロツクパルス発振器と、このクロ
    ツクパルスを1/M分周してデユーテイ50%のパルス 出力を生じる分周回路と、この分周回路の出力信
    号を1/2分周する第1のフリツプフロツプと、こ
    の分周回路の出力の反転信号を1/2分周する第2
    のフリツプフロツプと、第1及び第2のフリツプ
    フロツプの出力を夫々入力して90度位相のずれた
    交流信号を夫々出力する2つのフイルタと、これ
    らのフイルタの出力を夫々増幅して前記各励磁極
    対の1次巻線に夫々印加する増幅器とを含むもの
    であり、 前記第2の回路は、励磁用の前記交流信号の一
    方の所定位相角と前記2次巻線に誘起される信号
    の合成信号の所定位相角との時間差を前記クロツ
    クパルスに従つてカウントするカウンタ回路を含
    み、1カウント値がπ/Mラジアンに相当する絶対値 データとして回転角度データを得るようにした特
    許請求の範囲第4項記載の回転角度検出装置。
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