JPH0347997B2 - - Google Patents

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JPH0347997B2
JPH0347997B2 JP60186866A JP18686685A JPH0347997B2 JP H0347997 B2 JPH0347997 B2 JP H0347997B2 JP 60186866 A JP60186866 A JP 60186866A JP 18686685 A JP18686685 A JP 18686685A JP H0347997 B2 JPH0347997 B2 JP H0347997B2
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JP
Japan
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arm
cable
joint
support member
lid
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60186866A
Other languages
English (en)
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JPS6248481A (ja
Inventor
Nobutoshi Torii
Susumu Ito
Akihiro Terada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
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Publication of JPS6248481A publication Critical patent/JPS6248481A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はロボツトの構造に関し、特に水平関節
型ロボツトに関する。
(従来の技術) 溶接作業、自動車の組立てなどの作業に従来は
5軸、あるいは6軸のロボツトが使用され、三次
元的にロボツトのハンドを移動させて種々のサー
ビスを行つていたが、最近、半導体装置の組立て
や、簡単なパレタイジングの作業では、各腕が二
次元的に移動する水平関節型ロボツトが使用され
るようになつてきた。
この種ロボツトは床上に配置された基台上に、
駆動モータにより回動自在なポストを設け、該ポ
ストの先端に第1のアームを水平方向に固着し、
されに第1のアームの先端にも水平方向に回動自
在に第2のアームを設け、第2のアームの先端に
手首を設けた構造である。この種水平関節型ロボ
ツトの第1のアーム中には第2のアームを回動駆
動するサーボモータが収納され、第2のアームの
中には手首を駆動するためのサーボモータが収納
されている。
(発明が解決しようとする問題点) 上述の如く水平関節型ロボツトは、各サーボモ
ータに給電する電力ケーブルや、手首などに設け
られた各種センサからの信号を伝える信号ケーブ
ルが、ポストや各アームの外側に張りめぐらさ
れ、各アームの側部に設けられた穴から分岐され
たケーブルがアームの内部に導入されるような構
成を有する。このように、従来の水平関節型ロボ
ツトはアームや、ポストの外周面に各種ケーブル
が張設されているため、ロボツトの作動中にケー
ブルがワークを載置したテーブルなどと干渉する
などの不都合を生ずる。
その上、サーボモータの修理・交換やケーブル
自体の交換時には、ケーブルを切断するという不
都合があり、作業性が悪く、しかも経済性も悪い
という欠点があつた。
また、実開昭59−69892号公報に記載されてい
るように、ロボツト腕の内部にケーブルを挿通さ
せ、且つ該ケーブルを腕の関節部を貫通せしめる
構造のものもあるが、この種のものは、ケーブル
が関節部を貫通する穴の周囲の鋭い角部分と接触
しているためのロボツト腕が回動動作を繰り返し
ていると、ケーブルを覆う絶縁被覆が剥離したり
ケーブル自身が切断するという不都合を生じる。
本発明は上述の如き従来の欠点を改善する新規
な発明であり、その目的は水平関節型ロボツトに
おいて、これに用いるケーブルが他のものと干渉
しないような構造のものを提供することであり、
またロボツト腕の中で、ケーブルが壁面等と干渉
して接触切断することがない構造を提供しようと
するものであり、さらにケーブルの交換などのケ
ーブル処理操作が容易なものを提供しようとする
ものである。
(問題を解決するための手段) 本発明によれば、少なくとも水平方向のみに回
動する第1と第2の2本のアームを有する水平関
節形ロボツトにおいて、第1のアームと第2のア
ームとの接合関節部を、第1のアームと第2のア
ームの内部を連通させる中空部を有する関節軸に
て軸支し、第1のアームの上面を覆う蓋の下面に
は、該蓋との間に間隔を設けるとともに先端が関
節軸に設けられた中空部の周縁の垂直上部にまで
延在するケーブル支持部材が設けられ、蓋とケー
ブル支持部材との間の間隔を通過してケーブル支
持部材の先端から垂下するケーブルを中空部の中
央部にて貫通せしめることを特徴とする水平関節
型ロボツトが提供される。
(作用) 本発明は水平関節型ロボツトにおいて、中空の
関節軸をアームの関節部に使用して、該中空部に
電力ケーブルや信号ケーブルを挿通し、また、ケ
ーブルの通過するアームにはそれぞれ蓋をかぶせ
て、これらケーブル類をロボツトの外部に出すこ
となくケーブルを設けている。したがつて、他の
ものとケーブルの干渉がなく、アーム内の関節部
でもケーブルは他のものと干渉せず、かつケーブ
ル処理が容易である。
(実施例) つぎに、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。
第1図は本発明に係る水平関節型ロボツトの一
実施例を示す概略断面図、第2図はその斜視図で
ある。
図において、1は設置場所の床面に固定する基
台部11を有するポストであり、上部に水平方向
に所定回転範囲内は回動可能な第1のアーム2が
搭載され、第1のアーム2の先端部には水平方向
に所定回動範囲内は回動可能な第2のアーム3が
設けられ、第2のアーム3の先端部には手首4が
設けられている。
そして、ポスト1の内部には第1のアーム2を
駆動するサーボモータ12が設けられ、第1のア
ーム2の内部には第2のアーム3を駆動するサー
ボモータ21が設けられ、第2のアーム3の内部
には手首4を駆動すサーボモータ31が設けら
れ、それぞれ所定の作動を行うように構成されて
いる。
22、32は第1のアーム2、第2のアーム3を覆
う蓋であり、それぞれのアームの保守・点検時に
取付ビスにて蓋を外して作業を行う。
第3図は第1のアームと第2のアームとの関節
部の拡大説明図であり、前記と同一部分には同一
符号をつけてある。図において、5は第1のアー
ム2と第2のアーム3とを連繋する中空部53を
有する関節軸であり、その上部には傘ギヤ51が
設けられ、該傘ギヤ51の下面と第1のアーム2
の内面との間のベアリング23にて関節軸5が軸
支され、さらに、関節軸5のパイプ状の下部52
は第2のアーム3の一端に嵌着されている。そし
て、傘ギヤ51はサーボモータ21の出力軸に設
けた傘ギヤ24と噛合するので、サーボモータ2
1に電源を供給することにより、関節軸5を中心
軸として第2のアーム3の水平方向の回動が可能
である。
また、6はサーボモータに給電する電力ケーブ
ルや各種センサからの信号を伝える信号ケーブル
などの各種ケーブルであり、7はこれらのケーブ
ルのコネクタである。第3図から明らかなよう
に、蓋22の下面には、ケーブル6が挿通できる
だけの間隔を設けて、ケーブル支持部材61が設
けられ、該ケーブル支持部材61の先端62は、
関節軸5に設けられた中空部53の周縁55の垂
直上部にまで延在している。従つて、蓋22とケ
ーブル支持部材61との間の間隔を通過したケー
ブル6はケーブル支持部材61の先端62から垂
下し、その自らの重力で垂れ下がり、中空部53
の中央部にて、どの部分とも接触することなく中
空部53を貫通する。これらコネクタ7は中空部
53よりも小さく形成され、これを自由に通過で
きるように構成されている。なお、第1図に示す
ように各アーム毎にサーボモータへの給電をコネ
クタ7にて分岐して、保守・点検の便宜を考慮し
てある。
また、第1のアーム2と第2のアーム3との関
節部は第3図にて上述のように説明したが、ポス
ト1と第1のアーム2との連繋部には、第1図に
示すように中空部81を有する連繋軸8を、ま
た、第2のアーム3と手首4との連繋部には、中
空部を有する連繋軸9を設けてある。そして、ポ
スト1より手首4に至る各種ケーブル6は、アー
ムの作動によつて、捩りを与えられても支障のな
いような十分な余裕をもつて、前記各軸の中空部
やアーム内を通線され、該通線作業後は各アーム
にはそれぞれ蓋がかぶせられている。
このような構成の本実施例にては、関節部は中
空部を有する関節軸や連繋軸の軸受けにて連繋し
てあるので、各種ケーブルは該中空部を挿通する
ことにより、ロボツト外部に張装することなく、
さらに、各アームを通過するケーブルには蓋がか
ぶせられて、外部よりの電気的・機械的な障害を
受けることが皆無になつている。
なお、第1図にては連繋軸8にて第1のアーム
2とポスト1とを回動可能に連繋したが、該連繋
軸8を上部方向に繰出す装置を設けて第1のアー
ム2の高さを調節可能に構成する変形が可能であ
る。さらに、第1図にてはポスト1の下部を基台
部11としたが、ポスト1の下部に別個に基台を
設けて回動可能に構成し、ポスト1と第1のアー
ム8とは互いに固定して、ポスト1の回動によつ
て第1のアーム8を回動させてもよい。
なお、本発明を上記の実施例により説明した
が、本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能で
あり、これらを本発明の範囲から排除するもので
はない。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明は、第1の
アームと第2のアームとの接合関節部を、第1の
アームと第2のアームの内部を連通させる中空部
を有する関節軸にて軸支し、第1のアームの上面
を覆う蓋の下面には、該蓋との間に間隔を設ける
とともに先端が関節軸に設けられた中空部の周縁
の垂直上部にまで延在するケーブル支持部材が設
けられ、蓋とケーブル支持部材との間の間隔を通
過してケーブル支持部材の先端から垂下するケー
ブルを中空部の中央部にて貫通せしめたので、ロ
ボツトのアームの外部にケーブルが露出すること
なく、また、関節軸を貫通するケーブルはいずれ
とも接触していないので、ロボツトのアームが回
動する時、ケーブルは関節軸と干渉することもな
く、ケーブルの切断を防止することができる。
また、本発明によれば、各アームに設けたサー
ボモータの修理・交換やケーブル自体の交換に際
し、該当アームの蓋を用いて作業が可能であり、
コネクタ以後の電気回路の処置ですむので、従来
のようにケーブルを切断することなく、容易に作
業ができ、しかも経済性も向上するという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る水平関節型ロボツトの一
実施例を示す概略断面図、第2図はその斜視図、
第3図はアームの関節部の拡大説明図である。 1……ポスト、2……第1のアーム、3……第
2のアーム、5……関節軸、6……各種ケーブ
ル、53……中空部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくとも水平方向のみに回動する第1と第
    2の2本のアームを有する水平関節形ロボツトに
    おいて、第1のアームと第2のアームとの接合関
    節部を、第1のアームと第2のアームの内部を連
    通させる中空部を有する関節軸にて軸支し、第1
    のアームの上面を覆う蓋の下面には、該蓋との間
    に間隔を設けるとともに先端が関節軸に設けられ
    た中空部の周縁の垂直上部にまで延在するケーブ
    ル支持部材が設けられ、蓋とケーブル支持部材と
    の間の間隔を通過してケーブル支持部材の先端か
    ら垂下するケーブルを中空部の中央部にて貫通せ
    しめることを特徴とする水平関節型ロボツト。
JP18686685A 1985-08-26 1985-08-26 水平関節型ロボツト Granted JPS6248481A (ja)

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JP18686685A JPS6248481A (ja) 1985-08-26 1985-08-26 水平関節型ロボツト

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JP18686685A JPS6248481A (ja) 1985-08-26 1985-08-26 水平関節型ロボツト

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JPS6248481A JPS6248481A (ja) 1987-03-03
JPH0347997B2 true JPH0347997B2 (ja) 1991-07-23

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ID=16196036

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JPS6248481A (ja) 1987-03-03

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