JPH0347434Y2 - - Google Patents

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JPH0347434Y2
JPH0347434Y2 JP19796683U JP19796683U JPH0347434Y2 JP H0347434 Y2 JPH0347434 Y2 JP H0347434Y2 JP 19796683 U JP19796683 U JP 19796683U JP 19796683 U JP19796683 U JP 19796683U JP H0347434 Y2 JPH0347434 Y2 JP H0347434Y2
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wedge
winding
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pressing
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は巻線およびウエツジ挿入装置、詳しく
は回転電機鉄心のスロツト内に巻線およびウエツ
ジを挿入するとき巻線およびウエツジを案内する
ウエツジガイドを有し、前記ウエツジガイドに案
内されて摺動するウエツジ押圧挿入子を有する巻
線およびウエツジ挿入装置に関する。
従来の巻線およびウエツジ挿入装置は本出願人
の出願になる実願昭55−69785号のものと同一の
構成となつているので、構成される共通のものは
同一参照番号を付して説明する。
従来の巻線およびウエツジ挿入装置は第1図乃
至第6図に示されるようなものであつた。第1図
において、1は回転電機鉄心であり、その鉄心1
の内周部には巻線2を収めるためのスロツト3が
設けられ、そのスロツト3の内面にはスロツト絶
縁部材4が内張りされており、そのスロツト3内
に巻線2およびウエツジ5が挿入される。第2図
乃至第6図に示すように、固定台7上に巻線案内
用のブレード8が植立され、そのブレード8の下
半分に隣接してウエツジガイド9が設けられ、巻
線押圧挿入子11がブレード8によつて形成され
た中空円筒状内部を摺動するように、またウエツ
ジ押圧挿入子12がウエツジガイド9に沿つて摺
動するように設けられている。
第2図は巻線2がブレード8にはめ込まれた状
態を示しており、第3図は鉄心1のスロツト3、
スロツト絶縁部材4、ブレード8、ウエツジガイ
ド9、巻線押圧挿入子11、ウエツジ押圧挿入子
12、巻線2およびウエツジ5の関連配置を部分
断面平面で示している。
巻線押圧挿入子11は、ブレード8の内部を摺
動するとき予めブレード8にはめ込まれていた巻
線2を回転電機鉄心1のスロツト3内に押圧挿入
するためのものであつて、その巻線押圧挿入子は
第3図に示されるように周縁部に多数の切込みを
有するとともに先端の押圧面が単一曲面により形
成されたものであり、その巻線押圧挿入子11は
その駆動装置(図示せず)によつて駆動される駆
動ロツド15の前端部に装着されている。ウエツ
ジ押圧挿入子12は、互いに隣接するウエツジガ
イド9の間隙部内を摺動するとき予めウエツジガ
イド9の間隙部の下方部分に装入されていたウエ
ツジ5をスロツト3内に押圧挿入するためのもの
であつて、第4図乃至第6図に示されるように、
巻線押圧挿入子11と一定の間隔を置いて下方に
配置されている。
上述の構成の巻線およびウエツジ挿入装置によ
つて巻線2およびウエツジ5を鉄心1内に挿入す
る過程が第4図乃至第6図に示されている。即
ち、第4図は巻線2がブレード8にはめ込まれ、
ウエツジ5が互いに隣接するウエツジガイド9の
間隙部の下方部分に装入され、巻線押圧挿入子1
1が下方に在る状態、第5図は巻線押圧挿入子1
1が上方に摺動して巻線2がスロツト3内に押圧
挿入されつつある状態、第6図は巻線押圧挿入子
11およびウエツジ押圧挿入子12がさらに上方
に摺動して巻線2およびウエツジ5がスロツト3
内に完全に挿入された状態である。
上述の巻線2およびウエツジ5の挿入に当つ
て、回転電機鉄心1は第7図に示されるように予
めスロツト絶縁部材4がスロツト3の内面に装着
されており、そのスロツト絶縁部材4の端部は第
8図に示されるようにカフス部4aとなつて回転
電機鉄心1の端面から突出している。そのカフス
部付きスロツト絶縁部材4が装着されたスロツト
3の内部に巻線2およびウエツジ5が挿入される
のである。
従来のウエツジ押圧挿入子12の形状は第9図
に示されるように先端部がテーパー状になつてお
り、前述の第6図に示された巻線2およびウエツ
ジ5が完全にスロツト3内に挿入された状態で
は、巻線2のうしろの部分は鉄心1の外部に突出
しているので、その部分はウエツジ押圧挿入子1
2の先端テーパー部12aにより押し上げられて
変形する。このことは巻線2のスロツト3の内部
に挿入された部分にも変形を与えるため、ウエツ
ジ5の挿入を困難にすると同時に巻線2をスロツ
ト3の断面積一杯にまで挿入することが困難にな
る。巻線2の変形を防ぐためウエツジ押圧挿入子
12の先端テーパー部12aを薄くすれば、ウエ
ツジ5の後端面を全面にわたつて押圧することが
できなくなりウエツジ5の破損を招く恐れがあ
る。
本考案は前述の問題を解消するためになされた
もので、ウエツジ押圧挿入子12の先端テーパー
部に溝部あるいは凹部を設けることにより巻線2
のうしろの部分は第8図に示すように前記の溝部
あるいは凹部の中に嵌つてその変形が少なくなる
とともに、ウエツジ押圧挿入子12の先端面はウ
エツジ5の後端面の全面を押圧して挿入できるた
めウエツジ5の破損を来たすこともない。
以下本考案による巻線およびウエツジ挿入装置
の実施例について図面を参照して説明する。
本考案による巻線およびウエツジ挿入装置はウ
エツジ押圧挿入子12以外は第2図乃至第6図に
よつて説明した従来の巻線およびウエツジ挿入装
置に実願昭55−69785号の考案を加えたものと同
様である。ウエツジ押圧挿入子12については、
従来は第9図に示されるように先端部は単にテー
パー状となつているが、さらにその部分に第10
図および第11図に示されるように溝部13aあ
るいは凹部13bが設けられており、これらの溝
部13aあるいは凹部13bの断面形状は巻線2
の束の形状に応じて適当な形状となつている。
本考案による巻線およびウエツジ挿入装置の作
用について説明する。巻線押圧挿入子11は巻線
2を引掛けたかたちで鉄心1の向う側へ押し進ん
でスロツト3の内部に嵌め込んでゆくが、それと
同時にウエツジ押圧挿入子12は巻線押圧挿入子
11から一定の間隔だけ遅れて進行しウエツジ5
を押圧してスロツト3の内部に挿入する。従つて
第5図に示す途中の段階では巻線2はウエツジ5
に包まれた状態でスロツト3の内部を進行し、第
6図に示す最終の段階でスロツト3の所定の位置
まで到達する。この状態では巻線5のうしろの部
分は、鉄心1の手前に突出しているため第8図に
示すようにウエツジ押圧挿入子12の先端テーパ
ー部12aに設けられた溝部13aあるいは凹部
13bに嵌り込んでいるが、溝部13aあるいは
凹部13bを適当な形状にしておくことによつて
巻線2の後部突出部2aには無理な力が加わるこ
とがないので巻線2の変形を極力小さくすること
ができ、巻線に損傷を与えることもない。
このことは巻線2のスロツト3の内部に挿入さ
れた部分に対する後部突出部2aの変形による影
響を軽減することになり、それだけ巻線およびウ
エツジ5の挿入が円滑に行われることになるとと
もに、ウエツジ押圧挿入子12の先端面をウエツ
ジ5の後端面の全面にわたつて押圧させることが
できるので、ウエツジ後端面に局部的な力が加わ
ることがなくなりウエツジ5の破損を生じること
がない。
本考案による巻線およびウエツジ挿入装置は、
ウエツジ押圧挿入子の先端テーパー部に巻線が嵌
め込まれるような溝部あるいは凹部を設けること
により、巻線およびウエツジのスロツトへの挿入
作業を円滑安全に行うことができるとともに、同
じ断面積のスロツトに対してより多くの巻線の挿
入ができるので、回転電機の性能向上と小型化に
極めて効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は回転電機鉄心に巻線およびウエツジを
挿入後の部分断面平面図、第2図は巻線を巻線お
よびウエツジ挿入装置に設定したときの斜視図、
第3図は巻線および回転電機鉄心を巻線およびウ
エツジ挿入装置に設定したときの部分平面図、第
4図乃至第6図は巻線およびウエツジを巻線およ
びウエツジ挿入装置で挿入するときの初期、途中
および直後におけるそれぞれの状態図、第7図は
カフス部付きスロツト絶縁部材が装着された回転
電機鉄心の部分斜視図、第8図はカフス部付きス
ロツト絶縁部材が装着された回転電機鉄心のスロ
ツト内に本考案による巻線およびウエツジ挿入装
置により巻線およびウエツジが挿入されるときの
各部分関係状態図、第9図は従来のウエツジ押圧
挿入子先端テーパー部の形状図、第10図は本考
案によるウエツジ押圧挿入子先端溝部の形状図、
第11図は本考案によるウエツジ押圧挿入子先端
凹部の形状図である。 1……回転電機鉄心、2……巻線、3……スロ
ツト、4……スロツト絶縁部材、4a……スロツ
ト絶縁部材のカフス部、5……ウエツジ、7……
固定台、8……ブレード、9……ウエツジガイ
ド、11……巻線押圧挿入子、12……ウエツジ
押圧挿入子、12a……ウエツジ押圧挿入子先端
テーパー部、13a……ウエツジ押圧挿入子先端
溝部、13b……ウエツジ押圧挿入子先端凹部、
15……駆動ロツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転電機鉄心のスロツト絶縁部材で内面が覆わ
    れたスロツト内に巻線およびウエツジを挿入する
    とき巻線およびウエツジを案内するウエツジガイ
    ドを有する巻線およびウエツジ挿入装置におい
    て、前記ウエツジを挿入するウエツジ押圧挿入子
    の先端テーパー部に溝部あるいは凹部が設けら
    れ、それによつて前記巻線およびウエツジの挿入
    が円滑に行われ、且つより多くの前記巻線を挿入
    できるようになつていることを特徴とする巻線お
    よびウエツジ挿入装置。
JP19796683U 1983-12-24 1983-12-24 巻線およびウエツジ挿入装置 Granted JPS60108183U (ja)

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JP19796683U JPS60108183U (ja) 1983-12-24 1983-12-24 巻線およびウエツジ挿入装置

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JP19796683U JPS60108183U (ja) 1983-12-24 1983-12-24 巻線およびウエツジ挿入装置

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JPS60108183U JPS60108183U (ja) 1985-07-23
JPH0347434Y2 true JPH0347434Y2 (ja) 1991-10-09

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JP19796683U Granted JPS60108183U (ja) 1983-12-24 1983-12-24 巻線およびウエツジ挿入装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4968032B2 (ja) * 2007-12-07 2012-07-04 三菱電機株式会社 コイル・ウェッジ挿入装置
WO2012117535A1 (ja) * 2011-03-02 2012-09-07 E-Tec株式会社 ウェッジ挿入機及びコイル挿入装置
JP7103285B2 (ja) * 2019-03-25 2022-07-20 日本電産株式会社 コイル挿入装置

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JPS60108183U (ja) 1985-07-23

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