JPS6321182Y2 - - Google Patents

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JPS6321182Y2
JPS6321182Y2 JP1981003034U JP303481U JPS6321182Y2 JP S6321182 Y2 JPS6321182 Y2 JP S6321182Y2 JP 1981003034 U JP1981003034 U JP 1981003034U JP 303481 U JP303481 U JP 303481U JP S6321182 Y2 JPS6321182 Y2 JP S6321182Y2
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JP
Japan
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slot
iron core
coil
fin
fins
Prior art date
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JP1981003034U
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JPS57115572U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガイドブレードに掛けられたコイル
を、装填用治具を鉄心の軸方向に移動させること
によつて該鉄心のスロツト内に挿入する構造の鉄
心へのコイル装填装置に関するもので、その目的
はコイルをスロツトの奥方にまとまつた状態に挿
入できる鉄心へのコイル装填装置を提供するにあ
る。
以下本考案の一実施例を第1図乃至第4図に基
づいて説明する。1は例えば4極の誘導電動機の
固定子鉄心で、この鉄心1の内周側には半閉形の
スロツト2をテイース3を隔てて16個等間隔で
形成しており、これらスロツト2には主コイル4
及び補助コイル5が挿入される。6は上記コイル
4,5を鉄心1に装填するコイル装填装置の一部
として該装置の図示しない基台に立設したガイド
ブレードで、このガイドブレード6は鉄心1のテ
イース3に合わせて計16本等間隔で略円筒状をな
すように配列されている。斯るガイドブレード6
の先方部即ち上端部外側には鉄心1が嵌合状態に
セツトされるもので、各ガイドブレード6の鉄心
セツト部分外面には鉄心1のテイース3を嵌入れ
るための溝7を形成して、鉄心1をセツトしたと
き、そのスロツト2とガイドブレード6相互間の
隙間とが対応するようにしている。また各ガイド
ブレード6の鉄心セツト部分の下方外側には歯状
突子6aを付設して該歯状突子6a上端で鉄心1
を受けるようになすと共に、各歯状突子6aの両
側面には鉄心1のスロツト2内に挿入される楔8
を案内するためのガイド溝9を形成している。1
0はガイドブレード6群の内側に配置された装填
用治具で、これらの外周部にはガイドブレード6
相互間の隙間内に介在せるフイン11を計16本放
射状に突設し、これらフイン11の突出長さをそ
の外周側先端部が鉄心1のスロツト2内に若干挿
入され得る寸法に設定している。そして、これら
これらフイン11のうち所定のフイン例えば主コ
イル4に対応するフインの外周側の先端部には幅
広な成形部12を径方向外側に向けて一体に延設
している。13は歯状突子6a相互間に上下動可
能に配置された押上げ棒で、これは前記楔8をガ
イド溝9に沿つて押上げるためのもので、昇降ロ
ツド14によつて装填用治具10と一体的に上下
動されるようになつている。
上記構成の装置にて鉄心1にコイル4,5を装
填するには、まず主及び補助の両コイル4,5を
主コイルが補助コイルの上に位置するようにして
ガイドブレード6に第4図に示すように掛け、次
にスロツト2内にスロツト絶縁紙15を予め装着
した鉄心1をそのテイース3が溝7に嵌込まれる
ようにしてガイドブレード6群の外側に挿入によ
りセツトする。そして鉄心1を図示しないクラン
プ装置により押圧固定した状態で、昇降ロツド1
4により装填用治具10を鉄心1の軸方向に沿つ
てガイドブレード6の先端に向けて移動、即ちコ
イル4,5の下方から鉄心1に向けて上昇させ
る。すると両コイル4,5はガイドブレード6群
の内側に存する部分が装填用治具10により押上
げられることにより、ガイドブレード6群の外側
に存する部分を鉄心1の下部外方に残すようにし
て内側に存する部分に至る途中のコイル辺部4
a,5aがフイン11によりスロツト2内に下方
より順次押込まれ、そして装填用治具10が第1
図に二点鎖線で示す最上昇位置に至つたところ
で、両コイル4,5はコイル辺部4a,5aがス
ロツト2内に完全に押込まれた状態になると共
に、ガイドブレード6群の内側に存する部分がガ
イドブレード6から外れて鉄心1の上部外方に立
上つた状態となる。このようなコイル装填過程に
おいて、装填用治具10のフイン11のうち主コ
イル4に対応するフインの成形部12はスロツト
2の奥方に向かつて比較的長く突出した状態でそ
の下方から挿入されてゆくので、該成形部12が
主コイル4のコイル辺4aをスロツト2の奥方に
押込めた状態に成形するようになり、これにより
主コイル4のコイル辺4aがスロツト2内でばら
ばらの状態になりスロツト2から鉄心1の内側に
はみ出るといつた不都合を効果的に陽止できるよ
うになる。尚、本実施例の場合、主コイル4のみ
を成形部12により成形するようにしたが、その
理由は主コイル4のコイル辺4aが成形部12に
よりスロツト2の後方に押込められれば、補助コ
イル5のコイル辺5aが主コイル4のコイル辺4
aによる押圧作用を受けることがなくなり、スロ
ツト2からはみ出るようなことも当然になくなる
から、補助コイル5まで成形する必要性はそれ程
ないからである。一方、前述のようにして装填用
治具10が昇降ロツド14により上昇されると、
これと一体に押上げ棒13を上昇してガイド溝9
内に配置されている楔8を押上げ、該楔8をコイ
ル4,5のコイル辺4a,5aが押込められた各
スロツト2内にその下方から挿入し、コイル辺4
a,5aがスロツト2からはみ出ることを防止す
る。以上のようにしてコイル4,5及び楔8の装
填が終了すると、装填用治具10及び押上げ棒1
3は昇降ロツド14により引下げられて元位置に
戻る。
このように本実施例によれば、主コイル4に対
応するフインにスロツト2内に挿入される成形部
12をスロツト2の奥方に向けて延設したので、
コイルの装填過程で主コイル4のコイル辺4aを
スロツト2の奥方に押込めた状態に形成でき、そ
の後に最終的に成形するような場合でもその成形
を容易に行うことができる。しかも成形部12に
よる成形によつて、コイル辺4aがばらばらにな
ることを防止でき、スロツト2からはみ出るとい
う虞れはほとんどなくなるから、主コイル4に関
してはコイルのはみ出し防止用の楔8を省略する
ことも可能となる。
尚、コイルを複数回に分けて鉄心に挿入するよ
うにしても良く、この場合でも上記実施例の如き
装填用治具を用いれば、先に挿入したコイルをス
ロツトの奥方に位置させるための成形を逐一行う
必要がなくなる。
また成形部12による成形性を高めるために、
装填用治具10の上下長さを長くして成形動作ス
トロークを長くしたり、或は成形部12の横断面
形状を第5図に示すように中高状にしたり、第6
図に示すように成形部12の外側面を一部傾斜さ
せたりしても良い。
更には必要ならば全てのフイン11に成形部1
2を延設するようにしてもよい。
本考案は以上の説明から明らかなように、装填
用治具を鉄心の軸方向に移動させることによつて
コイルをスロツト内に挿入するようにしたもので
あつて、装填用治具のフインのうち所定のフイン
に鉄心のスロツト内に挿入される成形部をスロツ
トの奥方に向けて延設したので、コイルをスロツ
トの奥方に押込んだ状態に成形でき、これにより
コイルがばらばらになつてスロツトからはみ出る
ことを効果的に防止できるため、はみ出し防止用
の楔を省略することも可能になる等の優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は縦断面図、第2図は第1図中−
線に沿う横断面図、第3図は第1図中−線
に沿う横断面図、第4図はガイドブレードへのコ
イル掛け状態を示す横断面図であり、第5図及び
第6図は成形部の変形例を示す夫々横断面図及び
縦断面図である。 図中、1は鉄心、2はスロツト、4,5は主、
補助の各コイル、6はガイドブレード、10は装
填用治具、11はフイン、12は成形部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略円筒状に配列されたガイドブレードにコイル
    を掛けると共に、鉄心をガイドブレードの先方部
    外側に嵌合し、外周部に前記各ガイドブレード間
    に介在せるフインを突設し且つそのフインの突出
    長さをその外周側先端部が前記鉄心のスロツト内
    に挿入され得る寸法に設定して成る装填用治具
    を、前記鉄心の軸方向に沿つてガイドブレードの
    先端に向けて移動させて、前記フインによりコイ
    ルをガイドブレードから外しながら鉄心のスロツ
    ト内に挿入するものにおいて、前記フインのうち
    所定のフインの外周側先端部に、該フインの前記
    軸方向移動に伴つて前記鉄心のスロツト内に挿入
    される成形部をスロツトの奥方に向けて延設した
    ことを特徴とする鉄心へのコイル装填装置。
JP1981003034U 1981-01-12 1981-01-12 Expired JPS6321182Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981003034U JPS6321182Y2 (ja) 1981-01-12 1981-01-12

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JP1981003034U JPS6321182Y2 (ja) 1981-01-12 1981-01-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57115572U JPS57115572U (ja) 1982-07-17
JPS6321182Y2 true JPS6321182Y2 (ja) 1988-06-10

Family

ID=29801467

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JP1981003034U Expired JPS6321182Y2 (ja) 1981-01-12 1981-01-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3590727B2 (ja) * 1998-08-25 2004-11-17 三工機器株式会社 コイル挿入装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5525731B2 (ja) * 1974-07-15 1980-07-08
JPS5594567A (en) * 1979-01-10 1980-07-18 Nippon Denso Co Ltd Winding method for winding unit of rotary machine

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JPS5525731U (ja) * 1978-08-09 1980-02-19

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