JPS6320104B2 - - Google Patents

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JPS6320104B2
JPS6320104B2 JP54015267A JP1526779A JPS6320104B2 JP S6320104 B2 JPS6320104 B2 JP S6320104B2 JP 54015267 A JP54015267 A JP 54015267A JP 1526779 A JP1526779 A JP 1526779A JP S6320104 B2 JPS6320104 B2 JP S6320104B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
coil
stator core
guide
blades
Prior art date
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Expired
Application number
JP54015267A
Other languages
English (en)
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JPS55109159A (en
Inventor
Zenichiro Kobayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Elec Co
Original Assignee
Aichi Elec Co
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Publication date
Application filed by Aichi Elec Co filed Critical Aichi Elec Co
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Publication of JPS55109159A publication Critical patent/JPS55109159A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はモートルのステータコアにコイルを
挿入するコイルインサータに関するもので、詳し
くは環状に配設されている各ブレードの外側面に
モートルのステータコアの歯の先端部を被う為の
係合凹部が設けられ、各ウエツジガイドには上記
係合凹部に係合可能な係合部が設けられ、これら
の係合部が対応する係合凹部に係合されているコ
イルインサータに関するものである。
この種のコイルインサータにあつては、ステー
タコアにコイルを挿入する場合、予め巻線したコ
イルをブレードとブレード間のギヤツプ部へセツ
トした後、スロツト部に絶縁紙を挿入したステー
タコアをこれの歯の先端部がブレードの刃部で被
われるようにセツトしてクランプバーで固定し、
その後ストリツパーを油圧シリンダー等によつて
ブレードの先端方向へ上昇させてコイルをステー
タコアのスロツト部に挿入するようになつている
が、従来のものにあつてはブレードの係合凹部に
係合可能な係合部がウエツジガイドに設けられ、
この係合部がステータコアと干渉しないような根
本付近の係合凹部に係合されているので、コイル
をストリツパーによつて押上げていくと第10図
に示すようにブレード9Aが若干撓んで先端付近
のブレード9Aとブレード10Aのギヤツプが小
さくなり、これによりブレード9A,10Aとコ
イル26Aとの摩擦力が増大してコイル26Aを
ステータコア13Aに挿入する為に大きな力が必
要になり、最終的にはギヤツプ部においてコイル
26Aに傷やへこみを付けてステータコイルの不
良を発生させる欠点があつた。特にステータコア
のコイルの占積率を高めようとする場合にはブレ
ードとブレード間のギヤツプにセツトするコイル
本数が増大して第10図のL寸法が大きくなるの
で、ブレードの先端部の撓みがいつそう大きくな
り、時には第9図に示すようにブレード9A,1
0Aの係合凹部12Aがステータコア13Aの歯
14Aの先端部から外れてブレードの刃部15A
が歯の内面にせり上がり、これにより上記ギヤツ
プの一方がさらに狭くなつてコイルの損傷が激し
くなり、また他方のギヤツプにおいてはコイルが
ステータコアの歯に直接当ることになつてコイル
を傷付ける原因となり、その上コイルインサータ
の生命と言えるブレードの刃部を傷付ける欠点が
あつた。また、占積率の高いモータのステータコ
アにコイルを挿入するときに使用される可動ブレ
ード方式のコイルインサータにおいては、上記の
ようにブレードの刃部がステータコアの歯に当接
すると、ブレードの上昇に伴つてステータコアの
歯が浮き上がり、ステータコアの不良を招く欠点
もあつた。
そこで本発明は、上述の欠点を除くようにした
もので、ブレードの撓みを防止してステータコア
へコイルを挿入するときのコイルとブレードの摩
擦力を軽減してコイルの挿入を容易に行なえるよ
うにしたコイルインサータを提供しようとするも
のである。
以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。第1図〜第6図は可動ブレード方式のコイル
インサータに実施した場合を示している。第1〜
3図において、1は機台に固定的に取付けられた
ブレードホルダー、2はブレードホルダー1の中
央部に設けられた貫通孔、3はブレードホルダー
1の外周面に設けられたブレード嵌合凹部で、こ
のブレード嵌合凹部3は後述のステータコアの歯
と同じ数だけ外周を等分する部分に設けられてい
る。4は上記貫通孔2に嵌着されているスリー
ブ、5はスリーブ4の孔4aに矢印方向に摺動可
能に嵌挿されたストリツパー昇降棒で、図示を省
略した油圧シリンダー等の昇降装置によつて適当
量昇降されるようになつている。6はストリツパ
ー昇降棒5に取付ねじ7によつて固着されたスト
リツパーで、外周面にはブレードホルダー1のブ
レード嵌合凹部3と対応合致する位置にブレード
嵌合凹部8が夫々設けられている。9は上記ブレ
ード嵌合凹部3,8の一つ置きのものに嵌合され
てブレードホルダー1に図示しない取付ねじによ
つて固着された固定ブレードである。10はブレ
ード嵌合凹部3,8の他の一つ置きのものに嵌合
されてストリツパー6に取付ねじ11,11によ
つて固着された可動ブレードで、ストリツパー6
の昇降に伴つてブレード嵌合凹部3に案内されつ
つ昇降されるようになつている。上記可動ブレー
ド10において、12はモートルのステータコア
13の歯14の先端部に係合合致するように外側
面に形成された係合凹部で、各可動ブレード10
に同様に形成されている。15,15は可動ブレ
ード12の係合凹部12の両側壁を成す刃部で、
ステータコア13の歯14の隅部に係合して可動
ブレード10が歯14の先端部から外れるのを防
止するようになつている。16は係合凹部12の
底面に長手方向に長く形成された案内溝で、断面
形状矩形のキー溝状に形成されている。なお以上
に示した係合凹部12、刃部15,15および案
内溝16は固定ブレード9にも同様に設けられて
いるが、必要に応じて可動ブレード10の対応す
る部分と同一の符号を付して重複説明を省略す
る。17はブレードホルダー1に嵌着固定された
環状のブレードハウジングで、内周面にはブレー
ドホルダー1のブレード嵌合凹部3と相対応する
部分に夫々ガイド嵌合凹部18が設けられてい
る。19はガイド嵌合凹部18に嵌挿されて取付
ねじ20,20,21,21によつて固定された
ウエツジガイドである。このウエツジガイド19
において、22は対応する位置の可動ブレード1
0の係合凹部12に係合可能に形成された係合部
で、係合凹部12に可動ブレード10の上下摺動
を許すように係合されて刃部15,15を案内し
ている。この係合部22はステータコア13を装
着するときにこれの歯14と干渉することのない
ようにステータコア13の装着位置より下方に位
置されている。23は係合部22の内側面に一部
が係合部22上端よりも上方に突出するように固
着されたキー状の案内突部で、可動ブレード10
の案内溝16内に可動ブレード10の上下摺動を
許すように嵌合されて可動ブレード10を案内し
ている。この案内突部23は案内溝16内に位置
され、ステータコア13を装着したときにこれの
歯14の内側に位置されるようになつている。な
お、上記ウエツジガイド19は固定ブレード9と
対応する位置にも同様に配設されて固定ブレード
9を案内しているが、必要に応じて上記ウエツジ
ガイド19の対応する部分と同一の符号を付して
重複説明を省略する。次に、24はステータコア
13のスロツト部、25はスロツト部24に挿入
した絶縁紙、26は固定ブレード9と可動ブレー
ド10間のブレードギヤツプ部に挿入したコイル
である。
上記構成のものにあつては、これを用いてモー
トルのステータコア13のスロツト部24内にコ
イル26を挿入する場合、予め巻線したコイル2
6を固定ブレード9と可動ブレード10間のギヤ
ツプ部に第1,2図に示すように挿入する。次
に、ステータコア13のスロツト部24に絶縁紙
25を挿入し、この状態のステータコア13の開
口部をコイルインサータの固定ブレード9と可動
ブレード10に嵌挿してステータコア13の歯1
4の先端が各ブレード9,10でもつて被われる
ようにセツトし、その後このステータコア13を
クランパー(図示省略)でもつて固定する。上記
の場合、ステータコア13を歯14がウエツジガ
イド19の係合部22の上端に当たる位置迄各ブ
レード9,10に嵌挿し、第1図に示すようにウ
エツジガイド19の案内突部23がステータコア
13の歯14の内側に位置するようにすると、後
述のコイル挿入時に各ブレード9,10の撓みを
小さくできて好ましい。その後、ストリツパー昇
降棒5を昇降装置によつて上昇させてストリツパ
ー6および可動ブレード10を矢印方向に上昇さ
せる。このストリツパー6の上昇によつて、各ブ
レード9,10間のギヤツプ部に挿入されている
コイル26は第4,5図に示すように押上げられ
第6図に示すようにステータコア13のスロツト
部24に挿入される。この場合、固定ブレード9
や可動ブレード10にはコイル26によつて曲げ
応力が加えられる。特に、ステータコア13に挿
入しようとするコイル26の本数が多いときには
大きな曲げ応力が加えられる。ところが、図面の
固定ブレード9や可動ブレード10にあつては、
夫々の案内溝16内にウエツジガイド19の案内
突部23が嵌合されているので、各ブレード9,
10の隣り合うブレード9,10方向への撓みが
防止され、各ブレード9,10間のギヤツプはほ
ぼ元の大きさに維持される。従つて、コイル26
を挿入する際にコイル26とブレード9,10と
の摩擦力が異常に大きくなるのを防止することが
できてコイル26を無理なくスムーズに押上げる
ことができる。また、上記のように案内溝16内
に案内突部23が嵌合されているので、各ブレー
ド9,10の係合凹部12がステータコア13の
歯14から外れる恐れもなくなり、ブレード9,
10の刃部15,15やステータコア13の歯1
4の損傷が防止される。以上のようにしてストリ
ツパー6がコイル26をステータコア13よりも
上方位置迄押上げることによつてステータコア1
3へのコイル26の挿入を完了し、その後ストリ
ツパー6を下降させ、然る後ステータコア13を
各ブレード9,10から取外して一連の作業を完
了する。
第7図は本願の異なる実施例を示すもので、ブ
レード9e,10eに設けた案内溝16eを断面
形状が台形のアリ溝状に形成し、また案内突部2
3eの形状をその案内溝16eに嵌合するように
合致させたものである。
なお、機能上前図のものと同一又は均等構成と
考えられる部分には、前図と同一の符号にアルフ
アベツトのeを付して重複する説明を省略した。
(また、次図のものにおいても順次同様の考えで
アルフアベツトのfを付して重複する説明を省略
する。) 第8図は固定ブレード方式のコイルインサータ
に実施した場合を示すもので、各固定ブレード9
fとウエツジガイド19fとはブレードホルダー
1fに取付ねじ20f,20fによつて固定され
ている。なお、27はストリツパー昇降棒5fと
一体的に嵌着した補強管である。
第9図、第10図は従来装置の欠点を示す為の
説明図で、上記実施例と対応する部分には対応す
る部分と同一の符号にアルフアベツトのAを付し
てある。
以上のようにこの発明にあつては、ブレードの
係合凹部の底面に長手方向に長い案内溝が設けら
れ、ウエツジガイドの係合部の内側面に上記案内
溝内に嵌合可能な案内突部が設けられ、この案内
突部が案内溝内に嵌合されているので、ブレード
にモートルのステータコアの歯を装着してステー
タコアのスロツト内にコイルを挿入するときブレ
ードの先端部の隣り合うブレード方向への撓みを
防止することができてコイルとブレードとの摩擦
力を軽減することができ、これにより挿入可能な
コイルの本数を増大することができてモートルの
コイルの占積率を高め得る効果があり、またステ
ータコアの歯とブレードの係合凹部との係合が外
れるのを防止することができてブレードの刃部や
ステータコアの歯の損傷を防止し得る利点があ
る。更にまた、上記のように構成されているの
で、コイルをブレードとブレード間にセツトする
ときにブレードの先端部が撓むのを少なくするこ
とができ、コイルをブレード間にセツトし易くな
つて作業性の向上を図り得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は可
動ブレード方式のコイルインサータを右半分を断
面にして示す側面図、第2図は第1図の−線
断面図、第3図はブレードとウエツジガイドの分
解斜視図、第4図は第1図のコイルインサータを
切断して示す斜視図、第5図はコイルがスロツト
部に一部分挿入された状態を示す断面図、第6図
は第5図の−線断面図、第7図は案内溝と案
内突部との異なる実施例を示す部分図、第8図は
固定ブレード方式のコイルインサータを右半分を
断面にして示す側面図、第9図、第10図は従来
装置の欠点を示す説明図。 9……固定ブレード(ブレード)、10……可
動ブレード(ブレード)、12……係合凹部、1
6……案内溝、19……ウエツジガイド、22…
…係合部、23……案内突部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 環状に配設されている各ブレードの外側面に
    はモートルのステータコアの歯の先端部を被う為
    の係合凹部が備えられ、各ウエツジガイドには上
    記係合凹部に係合可能な係合部が備えられ、これ
    らの係合部が対応する係合凹部に係合されている
    コイルインサータにおいて、上記ブレードには係
    合凹部の底面に断面形状矩形のキー溝状又は断面
    形状台形のアリ溝状に形成した長手方向に長い案
    内溝が備えられ、ウエツジガイドには係合部の内
    側面に上記案内溝内に嵌合可能な断面形状の案内
    突部が備えられ、この案内突部が案内溝内に嵌合
    されていることを特徴とするコイルインサータ。
JP1526779A 1979-02-13 1979-02-13 Coil inserter Granted JPS55109159A (en)

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JP1526779A JPS55109159A (en) 1979-02-13 1979-02-13 Coil inserter

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JP1526779A JPS55109159A (en) 1979-02-13 1979-02-13 Coil inserter

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JPS55109159A JPS55109159A (en) 1980-08-22
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JP1526779A Granted JPS55109159A (en) 1979-02-13 1979-02-13 Coil inserter

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5826550A (ja) * 1981-08-05 1983-02-17 Toshiba Corp 固定子コイル插入装置
IT1208322B (it) * 1984-03-13 1989-06-12 Pavesi & C Spa Off Mec Dispositivo per l inserimento di matasse preavvolte nelle cave dello statore di macchine dinamo elettriche
KR20010056600A (ko) * 1999-12-16 2001-07-04 윤종용 모터권선용 가동블레이드
DE102019209272A1 (de) * 2019-06-26 2020-12-31 Magna powertrain gmbh & co kg Verfahren und eine Vorrichtung zum Einziehen von Spulen

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