JP7103285B2 - コイル挿入装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コイル挿入装置に関する。
特許文献1には、ステータコアのスロットにコイルを挿入する際に、コイルに損傷を与えることなく充分な占積率を得るコイル挿入装置が開示されている。このコイル挿入装置では、ステータコアのスロットにコイルを挿入するストリッパが、ウェッジ挿入空間形成部を備えており、ストリッパによるコイル挿入時に、ウェッジと同形状のウェッジ挿入空間が形成される。
特開2000-69723号公報
しかしながら、特許文献1のコイル挿入装置は、ウェッジ挿入空間形成部にウェッジを挿入する機構については、具体的に示していない。
本発明の目的は、ステータコアのスロット内にコイルを入れるとともに前記スロット内にウェッジを挿入することができるコイル挿入装置を提供することにある。
本発明の一実施形態に係るコイル挿入装置は、
コイルをステータコアのスロット内に挿入するコイル挿入部と、
前記スロットの前記ステータコアの径方向の開口を前記スロット内で閉塞する第1面部及び前記第1面部の両側で厚み方向に傾斜して延びる二つの第2面部を有するウェッジを、前記ステータコアの軸方向の一端側で支持するウェッジ支持部と、
前記ウェッジの前記第1面部の軸方向端面に接触する第1接触部と、前記第2面部のうち、前記コイルの外周側に位置する第2面部の軸方向端面に接触する第2接触部と、を有するウェッジ接触部材と、
前記ウェッジ接触部材を、前記ステータコアに対して、当該ステータコアの軸方向に相対移動させる移動機構と、
を備える。
本発明の一実施形態に係るコイル挿入装置によれば、ステータコアのスロット内にコイルが入れられた状態で、前記ウェッジ接触部材によって、前記スロット内にウェッジを的確に挿入できる。
図1は、一実施形態のコイル挿入装置のコイル挿入対象となるステータを示した斜視図である。 図2は、一実施形態のコイル挿入装置の概略構成および概略動作を示した側面図である。 図3は、一実施形態のコイル挿入装置の概略構成および概略動作を示した面側面図である。 図4Aは、一実施形態のコイル挿入装置の一部を示した概略の平面図である。 図4Bは、図4Aの一部を拡大した図である。 図5は、一実施形態のコイル挿入装置の第1部材及び第2部材を示した概略の斜視図である。 図6は、一実施形態のコイル挿入装置であって、隣り合う2組の第1部材及び第2部材を備える構成の概略の斜視図である。 図7は、一実施形態のコイル挿入装置の第1部材、第2部材、ウェッジ挿入機構等を示した概略の斜視図であり、スロット内へのウェッジ挿入前の状態を示す。 図8は、一実施形態のコイル挿入装置の第1部材、第2部材、ウェッジ挿入機構等を示した概略の斜視図であり、スロット内へのウェッジ挿入後の状態を示す。 図9Aは、一実施形態のコイル挿入装置における、ウェッジの形状とウェッジ接触部材との関係を示した説明図である。 図9Bはウェッジ接触部材の形状を示した説明図である。 図10は、一実施形態のコイル挿入装置における、ウェッジの形状変化を示した説明図である。 図11はウェッジ支持部を示した説明図である。 図12はコイル挿入工程を説明するフローチャートである。。 図13Aは、一実施形態のコイル挿入装置の一部を示した概略の平面図である。 図13Bは、図13Aの一部を拡大した図である。 図14Aは、一実施形態のコイル挿入装置の一部を示した概略の平面図である。 図14Bは、図14Aの一部を拡大した図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、本発明の範囲は、以下の実施形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。
以下の説明においては、特段の記載が無い限り、ステータの中心軸が延びる方向を「軸方向」とする。また、軸方向に沿った一側を上側、他側を下側とする。また、ステータの中心軸に直交する方向は「径方向」とする。径方向に沿った一側を内側、他側を外側とする。さらに、ステータの中心軸を中心とする円弧に沿う方向を「周方向」とする。
以下の説明で用いる図面は、特徴部分を強調する目的で、便宜上特徴となる部分を拡大して示す場合がある。よって、各構成要素の寸法及び比率は実際のものと必ずしも同じではない。また、同様の目的で、特徴とならない部分を省略して図示する場合がある。
(実施形態1)
<1.ステータ>
図1を用いて、ステータについて説明する。
図1は、ステータを一部断面視にて斜視図にて模式的に表している。なお、この模式図におけるステータコアのスロット数、ブレード数等は例示であり、また、他の図4等においても、ステータコアのスロット、ブレード等の数は例示であり、各図において、ステータコアのスロット、ブレード等の数は必ずしも同じではない。
ステータは、ステータコア10と、コイルWと、を備える。ステータは、モータの構成部品であって、図示しないロータと相互作用して回転トルクを発生させる。本実施形態のステータは、いくつかのスロット11を跨いでコイルが巻き付けられる分布巻きである。
<1-1.ステータコア>
ステータコア10は、中空の円柱形状である。ステータコア10は、厚み方向に重ねられた複数の珪素鋼板を有する。ステータコア10には、複数のティース13が放射状に配置される。隣り合うティース13間には、スロット11が位置する。スロット11は、径方向の内側に開口するスロットオープン(開口)12を有する。
<1-2.コイル>
コイルWは、巻かれた1本の導線を有する。本実施形態の導線は、丸線であるが、これに限定されない。コイルWは、ステータコア10の径方向の内側から外側に向かう矢印の向きに、ステータコア10に挿入される。
<2.コイル挿入装置>
図2乃至図4を用いて、コイル挿入装置100について説明する。
なお、図2及び図3は、ステータコア10が設置されたコイル挿入装置100の一部を側面視にて模式的に表しており、ステータコア10及びコイルWについては、径方向での縦断面を模式的に表す。図4Aは、ステータコア10が設置されたコイル挿入装置100の一部を平面視にて模式的に表し、図4Bは図4Aの一部を拡大して表す。
コイル挿入装置100は、後述するコイル挿入工程S100において、ステータコア10の幾つかのスロット11を跨ぐようにそれぞれのスロットオープン12からコイルWを挿入する。コイル挿入装置100は、図2及び図3に示すように、ブレード110と、コイル挿入部としてのストリッパ120と、プッシャ130と、シャフト140と、を備える。
また、コイル挿入装置100は、スロット11の径方向のスロットオープン12を閉塞するウェッジ20をスロット11内に挿入するウェッジ挿入機構30を備える。
また、コイル挿入装置100は、ステータコア10に対して、当該ステータコア10の軸方向に相対移動するリング状支持部材601を備える。リング状支持部材601は、第1部材40及び第2部材50を備える。そして、ウェッジ挿入機構30においては、ウェッジ20が、第1部材40及び第2部材50の後に、第1部材40及び第2部材50の移動方向に挿入される。これについては、後述する。
<2-1.ブレード>
ブレード1111は、ストリッパ120に引っ掛けられたコイルWを軸方向及び径方向に沿ってスロット11まで導く。図2に示すように、ブレード1111は、ステータコア10の径方向内側に周方向に並んで位置し、且つステータコア10の軸方向に延びる。より詳細には、コイル挿入装置100にステータコア10が設置された際には、ステータコア10の径方向の内側に複数のブレード1111が配置される。このとき、ステータコア10のティース13とブレード1111とが対向する。また、本実施形態では、隣り合うブレード1111間でコイルWの導線が1本に揃えられてスロット11内に導かれる。
<2-2.ストリッパ>
コイル挿入部としてのストリッパ120は、コイルWの径方向の内側を引っ掛けて、ブレード1111の上端部まで引き上げる。ストリッパ120は、コイルWを軸方向に移動させる。なお、ストリッパ120は、例えば、半球状を有する。
ストリッパ120は、図4Aに示すように、径方向の外側に突き出た複数の突起部120Aを備える。複数の突起部120Aは、径方向に沿って放射状に配置されており、隣り合うブレード1111間に位置する。突起部120Aの径方向の外端は、ブレード1111の径方向の外端よりも径方向の内側に位置する。また、ストリッパ120は、シャフト140の上部側に固定される。
<2-3.プッシャ>
コイル挿入部としてのプッシャ130は、径方向に移動し、ブレード1111間に差し込まれたコイルWを径方向の外側に向かって押し込むことによって、コイルWをスロット11に挿入する。なお、ストリッパ120の突起部120Aの突出長を長くする場合、プッシャ130を備えないコイル挿入部を構成することができる。
図2に示すように、複数のプッシャ130は、ストリッパ120の軸方向の下方に位置し、径方向に沿って放射状に配置される。
プッシャ130は、内端面130Bと、外端面130Cと、を備える。内端面130Bは、プッシャ130の径方向の内側の端面である。外端面130Cは、プッシャ130の径方向の外側の端面である。また、プッシャ130は、例えば、上部に係合凹部130Aを有する。この係合凹部130Aに、係合部141の係合凸部141Aが、例えば、磁力によって係合する状態で、プッシャ130は、ストリッパ120及びシャフト140とともに軸方向に上下移動する。係合部141は、ストリッパ120とプッシャ130の間の位置で、例えばシャフト140に固定される。
プッシャ130の内端面130Bは、径方向の外側に向かって軸方向の下方に傾斜する。
このような構成により、シャフト140が軸方向の上向きに移動することで、プッシャ130は、ブレード1111間を径方向に移動する。一例として、プッシャ130が径方向に移動する際には、図2及び図3に示すように、クランプ131が、プッシャ130の上部側及び下部側を掴んでプッシャ130を保持する。クランプ131は、支持部材に支持されており、この支持部材によってプッシャ130の径方向移動に追従する。また、クランプ131及び前記支持部材自体も、径方向に移動可能に設けられる。
<2-4.シャフト>
図2に示すように、シャフト140は、ストリッパ120を軸方向に押し上げる、または、押し下げる。シャフト140は、ストリッパ120の軸方向の下方に配置される。シャフト140は、拡径部140Aを備える。拡径部140Aは、軸方向の下方に向かって拡径する。拡径部140Aは、プッシャ130を押す歯部と歯部の間に、ブレード1111が入る凹部を有する。
このような構成により、図3に示すように、シャフト140が軸方向の上向きに移動することで、プッシャ130は、ブレード1111間を径方向に移動する。
<2-5.ウェッジ挿入機構>
ステータコア10の軸方向の下方には、ウェッジ20がセットされる。所定のスロットに対して、分布巻きによって2束のコイルWが挿入される場合、ウェッジ20のセット個数は4個とされる。ウェッジ20の下端側には、図3に示すように、ウェッジ挿入機構30のウェッジ接触部材301が配置される。
また、リング状支持部材601は、図5に示すように、第1部材40として、ローラー403を備える。ローラー403は、薄肉であり、ローラー403の外周部の一部がスロットオープン12に入る。スロットオープン12内のコイルWは、ローラー403が位置する際には、ローラー403の一部によって、スロット11内側に押される。
また、リング状支持部材601は、第2部材50として、押し部材503を備える。押し部材503は、スロットオープン12に軸方向から入ることができる。押し部材503はスロットオープン12に入る薄さの薄板601Aを介してリング状支持部材601に固定される。押し部材503は、ティース13の径方向先端部からステータコア10の周方向に延びるアンブレラ部13Aのスロット11内の部分に、径方向に対向する対向部位503Aを有する。この対向部位503Aは、ステータコア10の軸方向から見て、アンブレラ部13Aのスロット内の形状に沿う形状を有する。さらに、押し部材503は、径方向外側に延びて、ティース13に対して周方向に対向する対向部位503Bも有する。本実施形態では、押し部材503は、軸方向に直交する面による断面形状がコ字状である。
押し部材503は、ローラー403よりも軸方向の下方に位置しており、ローラー403の後に続いてスロット11内に入る。ウェッジ20が挿入される隙間は、押し部材503が、ブレード11111の移動に続いてスロット11内に入り、スロット11内のコイルWを押し分けていくことにより形成される。ウェッジ20は、ステータコア10との相対移動によって、前記隙間に挿入される。
リング状支持部材601は、例えば、図6に示すように、第1部材40及び第2部材50の組を隣り合わせに2組備え、隣り合うスロット内に2組の第1部材40及び第2部材50が隣り合って入る構成とすることができる。ウェッジ挿入機構30に関する以下の説明では、2組の第1部材40及び第2部材50を隣り合うように備える構成例を用いる。
リング状支持部材601は、図7に示すように、ステータコア10の径方向の内側で当該ステータコア10に対して軸方向に相対移動する。リング状支持部材601は、ブレード1111がステータコア10内から移動した後にステータコア10の径方向の内側に入る。また、第1部材40及び第2部材50による前記2組の構成は、リング状支持部材601の周方向に90度間隔で4組備えられる。なお、各組における内側の2個のローラー403が位置する二つのスロット11には、所定のコイルが挿入され、各組における外側の2個のローラー403が位置する二つのスロット11には、前記所定のコイルよりも大径のコイルが挿入される。また、前記4組の各々に対して、ウェッジ挿入機構30が設けられる。
図7に示すように、ステータコア10へのウェッジ20の挿入前は、リング状支持部材601およびウェッジ挿入機構30は、ステータコア10の軸方向の下側に位置する。
ウェッジ挿入機構30は、軸方向に延設される2本の連結棒302を備えており、各連結棒302の先端側にリング状支持部材601の軸方向の下面が連結される。2本の連結棒302の後端側は、連結板303によって相互に固定される。また、4本のウェッジ接触部材301の後端側も、連結板303によって相互に固定される。各ウェッジ接触部材301の長さ及びウェッジ20の長さは、ステータコア10の軸方向の長さと略同じであり、連結棒302は、ステータコア10の軸方向の長さの略2倍以上の長さを有する。また、ウェッジ接触部材301を、ステータコア10に対して、当該ステータコア10の軸方向に相対移動させる移動機構304として、例えば、連結板303を移動させるシリンダー、モータ駆動のアクチュエーター等を用いることができる。
押し部材503は、ローラー403よりも軸方向の下方に位置しており、ローラー403の後に続いてスロット11内に入る。押し部材503は、コイル押し込み工程S140の段階では、スロット11内には位置しない。ウェッジ20が挿入される隙間は、押し部材503が、スロット11内のコイルWを押し分けていくことにより形成される。
図8に示すように、ウェッジ20は、ステータコア10とウェッジ挿入機構30との相対移動によって、前記隙間に挿入される。すなわち、コイル挿入装置100は、ウェッジ挿入機構30のウェッジ接触部材301を、ステータコア10に対して、当該ステータコア10の軸方向に相対移動させる移動機構を備える。この移動機構は、例えば、ステータコア10を軸方向の下側に移動させる。前記相対移動がステータコア10の軸方向の長さに対応した距離実行されると、スロット11内へのウェッジ20の挿入が完了し、押し部材503がスロット11内から軸方向の外側に出る。例えば、各連結棒302の先端からリング状支持部材601の連結を外すことにより、リング状支持部材601およびウェッジ挿入機構30をステータコア10から取り外すことができる。
本実施形態では、ウェッジ20の軸方向に直交する面による断面形状は、コ字状である。より詳細には、ウェッジ20は、スロット11のステータコア10の径方向のスロットオープン12をスロット11内で閉塞する第1面部20A及び第1面部20Aの両側で厚み方向に傾斜して延びる二つの第2面部20Bを有する。なお、コイルWにおける環の外側をコイルWの外周側とし、環の内側をコイルWの内周側とする。そして、コイルWの外周側に位置する第2面部20Bを第2面部20B1とし、コイルWの内周側に位置する第2面部20Bを第2面部20B2とする。
また、ウェッジ接触部材301の軸方向に直交する面による断面形状は、ウェッジ20L字状である。より詳細には、図9Aに示すように、ウェッジ接触部材301は、ウェッジ20の第1面部20Aの軸方向端面に接触する第1接触部301Aと、第2面部20Bのうち第2面部20B1の軸方向端面に接触する第2接触部301Bとを有する。ウェッジ接触部材301として、例えば、第1接触部301Aの部分と第2接触部301Bの部分とがL字状に連結される金属の折り曲げ部材を用いてもよい。なお、第1接触部301Aと第2接触部301Bとが別々の部材からなっていてもよい。
なお、図9Bに示すように、ウェッジ接触部材301は、コイルWの内周側に位置する第2面部20B2の軸方向端面の少なくとも一部に接触する第3接触部を備えてもよい。この形状の場合、ウェッジ接触部材301として、例えば、第1接触部301Aの部分と第2接触部301Bの部分と第3接触部301CとがL字状に連結される金属の折り曲げ部材を用いてもよい。なお、第1接触部301Aと第2接触部301Bと第3接触部301Cとが別々の部材からなっていてもよい。
ウェッジ20の軸方向の断面形状は、軸方向についてステータコア10側に向かうに従って変形する。例えば、コイルWの内周側に位置する第2面部20B2と第1面部20Aとのなす角度(α)は、ステータコア10の軸方向についてステータコア10側に向かうに従って狭くなる。換言すれば、角度(α)において、ステータコア10のスロット11内に入る直前のウェッジ20の軸方向の断面における角度を(α3)とすると、この角度(α3)は、スロット11内に位置するウェッジ20における、第2面部20B2と第1面部20Aとのなす角度に近く、角度(α3)となる位置よりもステータコア10から離れた位置における断面における角度を(α2)とすると、この角度(α2)は、角度(α3)よりも大きい。また、角度(α2)となる位置よりもステータコア10から離れた位置における断面における角度を(α1)とすると、この角度(α1)は、角度(α2)よりも大きい。
ウェッジ20の軸方向の断面形状の変形は、図3及び図11に示すように、ウェッジ20を、ステータコア10の軸方向の一端側で支持するウェッジ支持部305によって行われる。ウェッジ支持部305におけるウェッジ20のガイド溝の出口は、ウェッジ20がスロット11内に位置する状態の当該ウェッジ20の端面形状に近似するコ字形状を有しており、前記出口からステータコア10の軸方向に遠い側のガイド溝は、第2面部20B2を、コイルWの突出部から離間させる方向に変形させる台形状を有する。すなわち、ウェッジ支持部305のガイド溝の前記台形状によって、前記角度(α)における、(α1)>(α2)>(α3)が実現される。
ウェッジ支持部305は、ステータコア10の外側で径方向内側に位置する内側部材305Aと径方向外側に位置する外側部材305Bとを備えている。内側部材305Aと外側部材305Bとが合わさると、ガイド溝を4本有する。
内側部材305A及び外側部材305Bは、合わせる際の位置決めのためのピン306と孔307を備えており、また、合わせた状態を保持するための保持部308を備える。保持部308、例えば、磁石、面ファスナー等である。
<3.コイル挿入工程>
図12を用いて、コイル挿入工程S100について説明する。
なお、図12では、コイル挿入工程S100の流れを図にて表す。
コイル挿入工程S100では、コイル挿入装置100を用いて、ステータコア10の幾つかのスロット11を跨ぐようにコイルWを挿入する。より詳細には、コイル挿入工程S100では、ブレード1111間のコイルWを径方向の外側に向けて押し込み、ステータコア10のスロットオープン12から幾つかのスロット11を跨ぐようにコイルWを挿入する。
なお、以下の説明では、幾つかのスロット11を跨ぐようにコイルWを挿入するものの、1つのスロット11に挿入される作用について説明する。
コイル挿入工程S100は、設置工程S110と、コイル引き上げ工程S120と、コイル保持工程S130と、コイル押し込み工程S140と、撤去工程S150と、ウェッジ挿入工程S160と、を含む。
<3-1.設置工程>
設置工程S110では、コイル挿入装置100にステータコア10が設置される。このとき、ステータコア10の径方向の内側には、ブレード1111が配置される。また、ブレード1111の軸方向の下側にコイルWが配置される。さらに、複数のブレード1111の径方向の中央であって軸方向の下方には、ストリッパ120、プッシャ130及びシャフト140が配置される。
より詳細には、設置工程S110では、コイルWはブレード1111間に挟持されるように配置される。コイルWのうち、ブレード1111の径方向の内側に配置される部分である環状のコイルWの径方向の内側部分が、ブレード1111の内端側に沿って整列された状態で配置される。以下、単に、環状のコイルWの径方向の内側部分を「コイルWの内側」と定義する。
<3-2.コイル引き上げ工程>
コイル引き上げ工程S120では、ストリッパ120が軸方向の上側に向かって上昇する。このとき、コイルWの内側がストリッパ120の突起部120Aに引っ掛けられた状態で軸方向の上方に向かって引き上げられる。
より詳細には、コイル引き上げ工程S120では、コイルWがブレード1111間の隙間に沿って、例えば、1本ずつ整列された状態で軸方向の上方に向けて引き上げられる。
また、コイル引き上げ工程S120では、ストリッパ120の突起部120Aの一部がブレード1111間に差し込まれた状態で軸方向の上側に移動する。
<3-3.コイル保持工程>
コイル保持工程S130では、コイルWの内側をブレード1111の上端部にて径方向に整列させる。
より詳細には、コイル引き上げ工程S120からコイル保持工程S130までは、コイルWの内側は、ストリッパ120に引っ掛けられブレード1111間の隙間を上昇し、ブレード1111の上端部まで導かれる。
<3-4.コイル押し込み工程>
コイル押し込み工程S140では、プッシャ130によって、ブレード1111に保持されるコイルWをスロット11に押し込む。このとき、拡径部140Aが軸方向の上向きに移動することによって、プッシャ130がブレード1111間を径方向に移動する。
より詳細には、シャフト140は、軸方向の上向きに移動するものの、プッシャ130は、クランプ131で保持され、軸方向の移動が制限される。また、このとき、プッシャ130の係合凹部130Aから、係合部141の係合凸部141Aが離脱する。
シャフト140は、軸方向の上向きにさらに移動すると、シャフト140の拡径部140Aとプッシャ130の内端面130Bとが擦れ合うことによって、プッシャ130が径方向の外側に向かって移動する。プッシャ130は、ブレード1111間に差し込まれた状態で径方向の外側に向かって移動し、ブレード1111間に差し込まれたコイルWを径方向の外側に向かって押し込む。
<3-5.撤去工程>
撤去工程S150では、ストリッパ120及びシャフト140が軸方向の下方に向かって移動する。このとき、クランプ131に保持されているプッシャ130が径方向内側に移動する。また、プッシャ130の係合凹部130Aに係合部141の係合凸部141Aが係合した後、クランプ131が径方向外側に移動してプッシャ130から離間する。
<3-6.ウェッジ挿入工程>
ウェッジ挿入工程160では、図3に示すように、ステータコア10とブレード1111との相対移動として、本実施形態では、ステータコア10をブレード1111に対して軸方向下側に移動させる。この相対移動により、第1部材40であるローラー403は、スプリングバックによってスロットオープン12から出るコイルWを押し部材503に先行してスロット11内に押し戻す。また、第2部材50である押し部材503が、スロット11内に入る。
このような構成であれば、ローラー401および押し部材503が通過する箇所には、図5に示すように、押し部材503によって、ウェッジ20の端面形状であるコ字状に近似する形状の隙間、すなわち、コイルWが存在しないコ字状の隙間が形成される。そして、ウェッジ20の軸方向一方側にウェッジ挿入機構30のウェッジ接触部材301が位置することで、前記相対移動によって、前記隙間内にウェッジ20の軸方向一端側が的確に入り込んでいく。
ここで、ステータコア10のスロット11内にコイルWが入れられた状態で、スロット11内に断面コ字状のウェッジ20を、同じ断面コ字状とされた接触部材で押して挿入する場合、ステータコア10の軸方向の端面から突出するコイルWの突出部(図9A参照)におけるステータコア10の径方向内側に張り出した部分に、前記断面コ字状とされた接触部材の一部が当たるおそれがある。特に、コイルWの占積率を上げるほど、また、コイルWの突出部を小さくするほど、ステータコア10の径方向内側に張り出した部分をステータコア10の径方向外側に押し返すことが難しくなり、ウェッジ20をスロット11内に挿入することが難しくなる。
図9Aに示すように、L字状であるウェッジ接触部材301は、コイルWの内周側に位置するウェッジ20の第2面部20B2の端面に接触するような接触部を有しない。このため、コイルWの突出部におけるステータコア10の径方向内側に張り出す部分による干渉が生じ難くなる。よって、ウェッジ20をスロット11内に挿入する処理が円滑に行え、コイルWの占積率の向上及び前記突出部の小型化を図ることが容易になる。
また、図9Bに示すように、ウェッジ接触部材301が、第3接触部301Cを備える略L字状である場合は、第3接触部301Cは、コイルWの突出部の内周側に位置する第2面部20B2の端面のうち、ステータコア10の径方向内側の一部に接触する。この場合も、第2面部20B2の端面の全体に接触する断面コ字形に比べれば、コイルWの突出部による干渉を受け難くなり、ウェッジ20をスロット11内に挿入する処理が円滑に行え、コイルWの占積率の向上及び前記突出部の小型化を図ることが容易になる。
また、ウェッジ支持部305に支持されるウェッジ20の軸方向断面においては、図10に示すように、第2面部20B2と第1面部20Aとのなす角度(α)が、ステータコア10の軸方向について、ステータコア10側に向かうに従って狭くなる。これにより、ウェッジ20も、コイルWの突出部による干渉を受け難くなり、ウェッジ20を的確にスロット11内に入れることができる。
(実施形態2)
次に、図13A及び図13Bを用いて実施形態2のコイル挿入装置の構成を説明する。なお、先の実施形態と同一または相当部分については同一の符号を付してその説明は繰り返さない。
本実施形態のコイル挿入装置においては、ブレード110が、第1部材40としてローラー401を備える。ローラー401は、隣り合うブレード110間に位置し、ローラー401の外周部の一部がスロットオープン12に入る。隣り合うブレード110間のコイルWは、ローラー401が位置する際には、ローラー401の一部によって、スロット11内側に押される。また、ローラー401は、ブレード110内に埋め込まれた軸受け401Aによって回転自在に支持される。1つの軸受け401Aによって1つのローラーが支持される。ローラー401は、例えば、ブレード110の軸方向の下側に取り付けられる。
また、ブレード110が第2部材50として、ブレード110の径方向外側からスロット11内に延びるブレード突出部501を備える。このブレード突出部501は、ステータコア10のティース13の径方向先端部からステータコア10の周方向に延びるアンブレラ部13Aのスロット11内の部分に、径方向に対向する部位を有する。
ブレード突出部501は、径方向外側に延びて、ティース13に対して周方向に対向する対向部位も有しており、この対向部位は、ブレード突出部501は、ステータコア10の軸方向から見て、アンブレラ部13Aのスロット内の形状に沿う形状を有する。
1つのスロットオープン12には、隣り合うブレード110の各々の片側のブレード突出部501が入り、各々の片側のブレード突出部501の間にローラー401の前記一部が位置する。ブレード突出部501とスロットオープン12内のローラー401の前記一部とによる、軸方向と直交する面による断面形状は、本実施形態のウェッジ20の端面形状であるコ字状に近似する形状となる。なお、ローラー401は、プッシャ130の下端よりも下側となるブレード110の下部側に設けられており、プッシャ130の動作には干渉しない。
コイル挿入装置にステータコア10が設置された際には、第2部材50であるブレード突出部501がスロット11内に位置し、この状態で、コイルWがスロットオープン12からスロット11内に挿入される。
本実施形態では、リング状支持部材601は備えない。スロット11内にコイルWが収容された後、第1部材40及び第2部材50を備えるブレード110が、ステータコア10内を通過することで、スロット11内にウェッジ20を挿入する隙間が形成される。この隙間に対して、ウェッジ20をウェッジ接触部材301によって挿入することができる。
(実施形態3)
次に、図14A及び図14Bを用いて実施形態3のコイル挿入装置の構成を説明する。なお、先の実施形態と同一または相当部分については同一の符号を付してその説明は繰り返さない。
本実施形態のコイル挿入装置は、ブレード1110を備える。ブレード1110は、第2部材50としてブレード突出部501を有しない。ブレード1110は、第2部材50として突出部502を備える。この突出部502は、ブレード1110とは別部材であり、ブレード1110に取り付けられることで、スロット11内に位置する。突出部502は、本体部5020と、この本体部5020の軸方向の上部に連結された連結部5021と、この連結部5021をブレード1110の上部に固定するボルト5022とを備える。本体部5020及び連結部5021は、例えば、樹脂により作製することができる。
また、本体部5020は、軸方向の下端側が開放されており、ティース13の上側からティース13を跨いで取り付けられる。また、本体部5020は、ティース13の径方向先端部からステータコア10の周方向に延びるアンブレラ部13Aのスロット11内の部分に、径方向に対向する部位を有する。さらに、突出部502は、径方向の外側に延びて、ティース13に対して周方向に対向する部位も有している。
本実施形態のコイル挿入装置は、以上のように、第2部材50として突出部502を備える。突出部502は、ブレード1110と別の部材であるので、例えば、ブレード1110を金属製、突出部502を樹脂製とすることが可能になる。また、前記ブレード1110を交換せずに突出部502のみを交換できる。
<その他の実施形態>
図13A及び図13Bに示したブレード110は、軸方向の略全長に渡って第2部材50を有したが、例えば、ブレード110の軸方向下側にステータコア10の軸方向長さよりも短い長さで、ブレード突出部501と同様の形状を有する第2部材50を備えてもよい。かかる構造の場合は、ウェッジ20が挿入される隙間は、第2部材50が、スロット11内のコイルWを押し分けていくことにより形成される。また、前記短い長さの第2部材50に先行して第1部材40がスロット11内に入る構成としてもよい。
本発明は、モータを製造する分野において利用可能である。
10 :ステータコア
11 :スロット
12 :スロットオープン(開口)
13 :ティース
13A :アンブレラ部
20 :ウェッジ
20A :第1面部
20B :第2面部
20B1 :第2面部
20B2 :第2面部
30 :ウェッジ挿入機構
40 :第1部材
50 :第2部材
100 :コイル挿入装置
110 :ブレード
120 :ストリッパ
120A :突起部
130 :プッシャ
130A :係合凹部
130B :内端面
130C :外端面
131 :クランプ
140 :シャフト
140A :拡径部
141 :係合部
141A :係合凸部
160 :ウェッジ挿入工程
301 :ウェッジ接触部材
301A :第1接触部
301B :第2接触部
301C :第3接触部
302 :連結棒
303 :連結板
305 :ウェッジ支持部
305A :内側部材
305B :外側部材
306 :ピン
307 :孔
308 :保持部
401 :ローラー
401A :軸受け
403 :ローラー
501 :ブレード突出部
502 :突出部
502A :対向部位
502B :対向部位
503 :押し部材
503A :対向部位
503B :対向部位
601 :リング状支持部材
601A :薄板
1110 :ブレード
1111 :ブレード
5020 :本体部
5021 :連結部
5022 :ボルト
W :コイル

Claims (8)

  1. コイルをステータコアのスロット内に挿入するコイル挿入部と、
    前記スロットの前記ステータコアの径方向の開口を前記スロット内で閉塞する第1面部及び前記第1面部の両側で厚み方向に傾斜して延びる二つの第2面部を有するウェッジを、前記ステータコアの軸方向の一端側で支持するウェッジ支持部と、
    前記ウェッジの前記第1面部の軸方向端面に接触する第1接触部と、前記第2面部のうち、前記コイルの外周側に位置する第2面部の軸方向端面に接触する第2接触部と、を有するウェッジ接触部材と、
    前記ウェッジ接触部材を、前記ステータコアに対して、当該ステータコアの軸方向に相対移動させる移動機構と、
    を備え、
    前記ウェッジ支持部は、前記ウェッジの径方向の内側に位置する内側部材と、前記径方向の外側に位置する外側部材とを脱着可能に備え、前記内側部材と前記外側部材とを互いに位置決めする位置決め部を備える、
    コイル挿入装置。
  2. 請求項1に記載のコイル挿入装置において、前記ウェッジ接触部材は、前記第2面部のうち、前記コイルの内周側に位置する前記第2面部の軸方向端面の少なくとも一部に接触する第3接触部を備える、コイル挿入装置。
  3. 請求項1に記載のコイル挿入装置において、前記ウェッジ接触部材は、連結された前記第1接触部及び前記第2接触部を備える、コイル挿入装置。
  4. 請求項2に記載のコイル挿入装置において、前記ウェッジ接触部材は、連結された前記第1接触部、前記第2接触部及び前記第3接触部を備える、コイル挿入装置。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載のコイル挿入装置において、
    前記ウェッジ支持部に支持され、前記ウェッジ接触部材に軸方向端面で接触する前記ウ
    ェッジが、前記ウェッジ接触部材と前記ステータコアとの相対移動により、前記ステータ
    コアの軸方向に移動し、前記スロット内に挿入される、
    コイル挿入装置。
  6. 請求項5に記載のコイル挿入装置において、
    前記ウェッジ支持部に支持される前記ウェッジの軸方向の断面形状が、軸方向について前記ステータコア側に向かうに従って変形する、コイル挿入装置。
  7. 請求項6に記載のコイル挿入装置において、
    前記ウェッジ支持部に支持される前記ウェッジの軸方向断面において、前記コイルの内周側に位置する前記第2面部と前記第1面部とのなす角度αが、前記ステータコアの軸方向について前記ステータコア側に向かうに従って狭くなる、コイル挿入装置。
  8. 請求項1~のいずれか1項に記載のコイル挿入装置において、
    前記ステータコアに対して、当該ステータコアの軸方向に相対移動する、第1部材及び
    前記第1部材とは別の第2部材を、
    さらに備え、
    前記ステータコアの軸方向から見て、
    前記第1部材の少なくとも一部が、前記開口に位置し、
    前記第2部材の少なくとも一部が、前記ステータコアのティースの径方向先端部から周方向に延びるアンブレラ部の前記スロット内の部分に対向して位置し、
    前記ウェッジが、前記第1部材および前記第2部材の後に、前記スロットに挿入される、コイル挿入装置。
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