JPH0347414Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0347414Y2 JPH0347414Y2 JP7174583U JP7174583U JPH0347414Y2 JP H0347414 Y2 JPH0347414 Y2 JP H0347414Y2 JP 7174583 U JP7174583 U JP 7174583U JP 7174583 U JP7174583 U JP 7174583U JP H0347414 Y2 JPH0347414 Y2 JP H0347414Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical insulator
- cable
- insulating
- spiral groove
- fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 20
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 15
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 13
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000011241 protective layer Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cable Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は組立作業の向上を図つた電力ケーブル
の接続部に関する。
の接続部に関する。
従来のプレハブ型電力ケーブルの接続部は、第
1図に示すように接続すべきケーブル端末の絶縁
層12、ケーブル遮蔽層13を所定の寸法に段剥
ぎし、露出したケーブル絶縁層12上に絶縁スペ
ーサ14を挿入した後、ケーブル導体15,15
をスリーブ16で接続しその上に二ツ割スリーブ
カバー17を被せ、予め一方のケーブル上に嵌挿
しておいた筒状絶縁体18を、ケーブル接続部上
から両絶縁スペーサ14,14上に跨り被せ、そ
の上に保護層19を施していた。
1図に示すように接続すべきケーブル端末の絶縁
層12、ケーブル遮蔽層13を所定の寸法に段剥
ぎし、露出したケーブル絶縁層12上に絶縁スペ
ーサ14を挿入した後、ケーブル導体15,15
をスリーブ16で接続しその上に二ツ割スリーブ
カバー17を被せ、予め一方のケーブル上に嵌挿
しておいた筒状絶縁体18を、ケーブル接続部上
から両絶縁スペーサ14,14上に跨り被せ、そ
の上に保護層19を施していた。
このようにして構成する従来のプレハブ型電力
ケーブルの接続部においては、予め成型の円筒状
の絶縁スペーサ14の外径を、その上に挿通して
被せる筒状絶縁体18の内径より若干大きく設計
し、絶縁スペーサ14上に筒状絶縁体18を嵌着
したとき界面に生じる締り嵌め圧力によつて絶縁
特性が維持されるようになつている。このため大
型絶縁スペーサ14及び筒状絶縁体18を必要と
する高圧ケーブルの接続部においては、絶縁スペ
ーサ14上に筒状絶縁体18を嵌挿することが非
常に困難でスペーサ外周面に潤滑剤を塗布する等
の方法で挿着しているが、摩擦抵抗が大きいため
人力では挿入できない場合もあり、殊に22〜
33KV級の超高圧ケーブルの接続時には筒状絶縁
体18を機械力によつて挿入しなければならず現
場作業には多くの人力と長時間を費していた。
ケーブルの接続部においては、予め成型の円筒状
の絶縁スペーサ14の外径を、その上に挿通して
被せる筒状絶縁体18の内径より若干大きく設計
し、絶縁スペーサ14上に筒状絶縁体18を嵌着
したとき界面に生じる締り嵌め圧力によつて絶縁
特性が維持されるようになつている。このため大
型絶縁スペーサ14及び筒状絶縁体18を必要と
する高圧ケーブルの接続部においては、絶縁スペ
ーサ14上に筒状絶縁体18を嵌挿することが非
常に困難でスペーサ外周面に潤滑剤を塗布する等
の方法で挿着しているが、摩擦抵抗が大きいため
人力では挿入できない場合もあり、殊に22〜
33KV級の超高圧ケーブルの接続時には筒状絶縁
体18を機械力によつて挿入しなければならず現
場作業には多くの人力と長時間を費していた。
本考案は上記点にかんがみ、ケーブル絶縁層上
に被せた絶縁スペーサと、その上に嵌挿する筒状
絶縁体の何れか一方の嵌合周面に螺旋状の溝を施
すことによつて従来の問題点を解消しようとする
ものである。
に被せた絶縁スペーサと、その上に嵌挿する筒状
絶縁体の何れか一方の嵌合周面に螺旋状の溝を施
すことによつて従来の問題点を解消しようとする
ものである。
以下図面によつて本考案の実施例を説明する
に、第2図において1は導体6を接続したケーブ
ルの絶縁層7上に嵌挿された円筒状の絶縁スペー
サ、2は該絶縁スペーサ1,1上に亘り嵌装の筒
状絶縁体、3は絶縁スペーサ1と筒状絶縁体2の
何れか一方の嵌合周面に形成の螺旋状溝で、第3
図に示すように前記絶縁スペーサ1の外径Dはそ
の上に嵌装する筒状絶縁体2の嵌合孔の孔径dよ
り僅かに大きく、図示するように螺旋状溝3を絶
縁スペーサ1の外周面に形成する場合、溝3の山
部の径D1はD1>dに、谷部の径D2はD2≒dにな
るように形成する。具体的には溝3の山部の径
D1を、D1−d≒1mmに、谷部の径D2はD2−d=
0.1〜0mmになるように設けることが作業上にも
電気的にも有効である。また同様に螺旋状溝3を
筒状絶縁体2の嵌合孔両端部内周面に形成しても
同等の効果が得られる。なお図中4は筒状絶縁体
2の嵌合孔中央部内壁面に形成の内部半導電層で
導体接続部上に被せたスリーブカバー8上に位置
し該スリーブカバー8と接触している。5は筒状
絶縁体2の外周面に形成の外部半導電層でこの半
導電層5とケーブル遮蔽層11とは半導電体9で
電気的に接続されている。10は外部保護層であ
る。
に、第2図において1は導体6を接続したケーブ
ルの絶縁層7上に嵌挿された円筒状の絶縁スペー
サ、2は該絶縁スペーサ1,1上に亘り嵌装の筒
状絶縁体、3は絶縁スペーサ1と筒状絶縁体2の
何れか一方の嵌合周面に形成の螺旋状溝で、第3
図に示すように前記絶縁スペーサ1の外径Dはそ
の上に嵌装する筒状絶縁体2の嵌合孔の孔径dよ
り僅かに大きく、図示するように螺旋状溝3を絶
縁スペーサ1の外周面に形成する場合、溝3の山
部の径D1はD1>dに、谷部の径D2はD2≒dにな
るように形成する。具体的には溝3の山部の径
D1を、D1−d≒1mmに、谷部の径D2はD2−d=
0.1〜0mmになるように設けることが作業上にも
電気的にも有効である。また同様に螺旋状溝3を
筒状絶縁体2の嵌合孔両端部内周面に形成しても
同等の効果が得られる。なお図中4は筒状絶縁体
2の嵌合孔中央部内壁面に形成の内部半導電層で
導体接続部上に被せたスリーブカバー8上に位置
し該スリーブカバー8と接触している。5は筒状
絶縁体2の外周面に形成の外部半導電層でこの半
導電層5とケーブル遮蔽層11とは半導電体9で
電気的に接続されている。10は外部保護層であ
る。
本考案は上述のように、ケーブル絶縁層上に被
せた絶縁スペーサ1とその上に嵌装する筒状絶縁
体2の何れか一方の嵌合周面に螺旋状溝3を形成
したことにより、予めケーブル導体接続時に段剥
ぎしたケーブル絶縁層上に嵌着して取付けた絶縁
スペーサ1上に、接続すべき一方のケーブルに挿
通しておいた筒状絶縁体2を引寄せて被せる際、
嵌合面の摩擦抵抗が小さく嵌着組立作業が非常に
容易であり、しかも筒状絶縁体2の引寄せ嵌着時
に、螺旋状溝3の溝部に存在する空気はすべて螺
旋溝3を通つて外方に押出されて相互嵌合面は圧
接するので内部に空気が残りコロナ放電等の発生
する恐はなく電気特性の優れたケーブル接続部が
得られる。
せた絶縁スペーサ1とその上に嵌装する筒状絶縁
体2の何れか一方の嵌合周面に螺旋状溝3を形成
したことにより、予めケーブル導体接続時に段剥
ぎしたケーブル絶縁層上に嵌着して取付けた絶縁
スペーサ1上に、接続すべき一方のケーブルに挿
通しておいた筒状絶縁体2を引寄せて被せる際、
嵌合面の摩擦抵抗が小さく嵌着組立作業が非常に
容易であり、しかも筒状絶縁体2の引寄せ嵌着時
に、螺旋状溝3の溝部に存在する空気はすべて螺
旋溝3を通つて外方に押出されて相互嵌合面は圧
接するので内部に空気が残りコロナ放電等の発生
する恐はなく電気特性の優れたケーブル接続部が
得られる。
第1図は従来の電力ケーブル接続部を示す説明
図、第2図は本考案の一実施例を示す説明図、第
3図は要部を示す説明図である。 1……絶縁スペーサ、2……筒状絶縁体、3…
…螺旋状溝、4……内部半導電層、5……外部半
導電層、6……ケーブル導体、7……ケーブル絶
縁層、8……スリーブカバー。
図、第2図は本考案の一実施例を示す説明図、第
3図は要部を示す説明図である。 1……絶縁スペーサ、2……筒状絶縁体、3…
…螺旋状溝、4……内部半導電層、5……外部半
導電層、6……ケーブル導体、7……ケーブル絶
縁層、8……スリーブカバー。
Claims (1)
- 導体を接続したケーブル絶縁層上に被せた両絶
縁スペーサ上に亘り、筒状絶縁体を嵌装してなる
プレハブ型の電力ケーブル接続部において、上記
絶縁スペーサとその上に嵌装する筒状絶縁体の何
れか一方の嵌合周面に螺旋状溝を設けてなること
を特徴とする電力ケーブル接続部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7174583U JPS59179427U (ja) | 1983-05-16 | 1983-05-16 | 電力ケ−ブル接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7174583U JPS59179427U (ja) | 1983-05-16 | 1983-05-16 | 電力ケ−ブル接続部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59179427U JPS59179427U (ja) | 1984-11-30 |
JPH0347414Y2 true JPH0347414Y2 (ja) | 1991-10-09 |
Family
ID=30201899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7174583U Granted JPS59179427U (ja) | 1983-05-16 | 1983-05-16 | 電力ケ−ブル接続部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59179427U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2779554B2 (ja) * | 1990-12-13 | 1998-07-23 | 三菱電線工業株式会社 | ゴム・プラスチック電力ケーブルの接続方法 |
-
1983
- 1983-05-16 JP JP7174583U patent/JPS59179427U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59179427U (ja) | 1984-11-30 |
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