JPH0347222Y2 - - Google Patents

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JPH0347222Y2
JPH0347222Y2 JP13729787U JP13729787U JPH0347222Y2 JP H0347222 Y2 JPH0347222 Y2 JP H0347222Y2 JP 13729787 U JP13729787 U JP 13729787U JP 13729787 U JP13729787 U JP 13729787U JP H0347222 Y2 JPH0347222 Y2 JP H0347222Y2
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JP
Japan
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ring
switch body
switch
fits
recess
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JP13729787U
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、スイツチ本体と当該スイツチ本体
を操作パネル等の対象物へ固定するためのリング
との相対角度を可変にした構造のセレクタスイツ
チに関する。
〔従来の技術〕
第2図は、セレクタスイツチの一例を示す斜視
図である。
スイツチ部(図示省略)を内部に有するスイツ
チ本体2の頭部に、正面形状が長方形をしたリン
グ(ベゼルとも呼ぶ。以下同じ)4を取り付けて
おり、これとその後方の取付ナツト8によつてス
イツチ本体2を、即ち当該セレクタスイツチを操
作パネル等の対象物へ固定するようにしている。
6はスイツチ本体2の内部のスイツチ部を操作す
るためのつまみであり、21は取付ナツト81と
螺合するねじ部である。
このようなセレクタスイツチにおいては、スイ
ツチ本体2が同じものであつても、そのノツチ位
置(切換位置)に対するユーザーの要望が種々あ
る。例えば2ノツチ形を例に第3図を参照して説
明すると、Aのようなノツチ位置a,bの場合、
Bのようなノツチ位置c,dの場合、Cのような
ノツチ位置e,fの場合等がある。
ところで第3図A,B,Cの相互の関係は、リ
ング4とスイツチ本体2(つまみ6はスイツチ本
体2と一定の関係にある)との相対角度が互いに
45度ずつ違つているだけであり、そこでリング4
とスイツチ本体2との相対角度を可変にすれば、
上記のようなユーザーの要望に対して一種類のセ
レクタスイツチで対応できることになり、メーカ
ーにとつては在庫が少なくなる等のメリツトがあ
り、ユーザーにとつては購入後に変更が可能にな
る等のメリツトがある。
そこでそのための手段として、従来、第4図お
よび第5図に示すようなものが提案されている。
第4図のセレクタスイツチは、スイツチ本体2
aの頭部にその後方側からリング4aを嵌め込む
構造であり、ケース本体2aの頭部外周の相対向
する位置に二つの(手前側のもののみ図に表れて
いる)突起22を、かつリング4aの内周部に突
起22と嵌合する複数の凹部41を所定角度(中
心に対して例えば45度)ごとに設けておりリング
4aを嵌め込む際に突起22をどの凹部41と嵌
合させるかによつて、スイツチ本体2aとリング
4aとの相対角度を可変にしたものである。
一方、第5図のセレクタスイツチは、スイツチ
本体2bの頭部にリング4bをその前方側から嵌
め込む構造であり、スイツチ本体2bの頭部外周
に複数の凹部23を所定角度(中心に対して例え
ば45度)ごとに設けており、かつリング4bの内
側に弾性リング42を設けると共にその例えば十
文字状に対向する位置に凹部23と嵌合する鉤部
43を設けている。そしてこの弾性リング42の
弾性を硬くしており、それに打ち勝つ力でスイツ
チ本体2bあるいはリング4bを回して鉤部43
を別の凹部23と嵌合させることによつてスイツ
チ本体2bとリング4bとの相対角度を可変にし
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが第4図のようなセレクタスイツチにお
いては、それを一旦操作パネル等に取り付けた後
にスイツチ本体2aとリング4aとの相対角度を
変えようとすると、取付ナツト8を外してリング
4aを一旦後ろに大きく下げなければならないた
め(逆の見方をすればスイツチ本体2aを手前側
に大きく引き出さなければならないため)、非常
に手間がかかると共にその作作業が困難な場合も
ある。
一方、第5図のようなセレクタスイツチにおい
ては、第4図の例のような問題は無いものの、当
該セレクタスイツチを操作パネル等に取り付ける
場合、リング4bを一方の手で固定しつつ取付ナ
ツト8を他方の手で回して締め付けるが、取付ナ
ツト8を強く締め付けようとすると、リング4b
の鉤部43とスイツチ本体2bの凹部23との嵌
合が外れて、スイツチ本体2bまでも取付ナツト
8と共に回つてしまい締付けが困難になるという
問題がある。
そこでこの考案は、スイツチ本体とリングとの
相対角度を可変にしたものであつて、しかも両従
来例のような問題点を解消したセレクタスイツチ
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案のセレクタスイツチは、スイツチ本体
の頭部の外周部に、前後2段のリング状の溝を設
けると共にそられの更に前方側に複数の凹部を所
定角度ごとに設け、かつリングの内周部に、複数
の弾性片であつて各先端部にスイツチ本体の溝に
嵌る鉤部を有するものを設けると共にその鉤部よ
りも前方側にスイツチ本体の凹部に嵌合する突起
を設けており、そしてリングを押し込んだときそ
の鉤部がスイツチ本体の後方側の溝に嵌ると共に
突起がスイツチ本体の凹部と嵌合することによつ
て当該リングがスイツチ本体に対して固定され、
リングを引いたときその鉤部がスイツチ本体の前
方側の溝に嵌ると共に突起がスイツチ本体の凹部
から外れて当該リングがスイツチ本体に対して回
転可能になる構造をしている。
〔作用〕
スイツチ本体の頭部に嵌め込んだリングを押し
込むと、その弾性片の先端部の鉤部がスイツチ本
体の後方側の溝に嵌ると共に、突起がスイツチ本
体の凹部と嵌合し、それによつてリングがスイツ
チ本体に固定される。その場合、リングの突起が
スイツチ本体の凹部に嵌合しているため、取付ナ
ツトの締付けの際にスイツチ本体が回転する恐れ
は無い。
一方、リングを引くと、その弾性片の先端部の
鉤部がスイツチ本体の前方側の溝に嵌まると共
に、突起がスイツチ本体の凹部から外れて当該リ
ングがスイツチ本体に対して回転可能になり、そ
れによつて取付ナツトを外さなくてもリングとス
イツチ本体との相対角度を変えることができる。
〔実施例〕
第1図は、この考案の一実施例に係るセレクタ
スイツチの頭部を部分的に示す拡大断面図であ
り、これは第2図の線−に沿う断面図に相当
する。
このセレクタスイツチは、スイツチ部(図示省
略)を内部に有するスイツチ本体2cの頭部に、
例えば正面形状が長方形をしたリング4cをその
前方側から嵌め込む構造をしている。
そして、スイツチ本体2cの頭部の外周部に、
前後2段のリング状の溝24,25を設けると共
に、それらの更に前方側に、複数の凹部26を所
定角度ごとに、例えばこの例では中心に対して45
度ごとに8個所設けている。
一方、リング4cの内周部に、複数の例えばこ
の例では四つの弾性片44であつて各先端部にス
イツチ本体2cの溝24,25に嵌る鉤部45を
有するものを十文字状に相対向するように設ける
と共に、鉤部45よりも前方側に、スイツチ本体
2cの凹部26に嵌合する突起46をこの例では
二つ相対向するように設けている。
尚、6は前述したようなつまみであるが、それ
とスイツチ本体2c内部のスイツチ部との連結機
構は図示を省略している。
このセレクタスイツチは、通常は、リング4c
を図中に実線で示すように押し込んでおく。そう
すると、リング4cの各弾性片44の先端部の鉤
部45が、スイツチ本体2cの後方側の溝24に
嵌つて隔壁部27に引つ掛かると共に、各突起4
6がスイツチ本体2cの凹部26とそれぞれ嵌合
し、それによつてリング4cがスイツチ本体2c
に固定される。即ちリング4cは、スイツチ本体
2cに対して全く回転しなくなると共に、少し引
いた位では前方側に外れなくなる。
このセレクタスイツチの操作パネル等の対象物
10への取り付けは、上記のようにリング4cを
押し込んだ状態で行う。即ち、スイツチ本体2c
をその後方側から対象物10の穴に通すと共に、
そのねじ部21に取付ナツト8を螺合させて、リ
ング4cと取付ナツト8間に対象物10を締め付
けて固定する。
その場合、取付ナツト8の締付けは、第4図や
第5図のセレクタスイツチの場合と同様に、リン
グ4cを一方の手で固定しつつ取付ナツト8を他
方の手で回して締め付けるが、リング4cの突起
46が突起本体2cの凹部26に嵌合しているた
め、取付ナツト8を強く締め付けても、第5図の
例と違つて、スイツチ本体2cまでもが取付ナツ
ト8と共に回るというようなことは全く起こらな
い。
一方、このセレクタスイツチのノツチ位置の変
更、即ちリング4cとスイツチ本体2cとの相対
角度の変更は、リング4cを図中に2点鎖線で示
すように引いた状態で行う。即ち、リング4cを
ある程度強く手前に引くと、リング4cの各弾性
片44の先端部の鉤部45がスイツチ本体2cの
隔壁部27を乗り越えて前方側の溝25内に嵌る
と共に、各突起46がスイツチ本体2cの凹部2
6から外れ、それによつてリング4cは溝25と
鉤部45をガイドにして、スイツチ本体2cに対
して左右を自由に回転可能になる。従つてこの状
態で、リング4c(あるいはスイツチ本体2c)
を所望角度(例えば45度の整倍数)回転させてリ
ング4cを再び押し込むと、ノツチ位置を例えば
第3図A〜Cに示したようなもの、あるいはその
他のものに自由に変更することができる。
このノツチ位置の変更は、通常はこのセレクタ
スイツチを対象物10に取り付ける前に行えば良
いが、対象物10に取り付けた後であつても同様
に行うことができ、しかも第4図の例と違つて、
取付ナツト8は必要に応じて若干緩めるだけで良
く、それを取り外す必要は全くない。従つてノツ
チ位置の変更作業は非常に簡単である。
尚、スイツチ本体2cとリング4cとの相対角
度は、上記例では45度ごとに変更可能なものとし
たが、それ以外の角度(例えば60度ごと、90度ご
と等)に変更可能なものとしても良く、その場合
はスイツチ本体2cの頭部に設ける複数の凹部2
6の角度をそれに応じたものとすれば良い。
また、弾性片44およびその鉤部45の数は複
数であれば任意であり、突起46の数も1以上で
あれば任意である。
また、リング4cの正面形状は、図示例のよう
な長方形以外のもの、例えば正方形、円形等であ
つても良い。
また、つまみ6としては、図示例以外の様々な
形態のものが採り得るし、またつまみ6の代わり
に鍵を取り付けて当該セレクタスイツチを鍵付セ
レクタスイツチとしても良い。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案のセレクタスイツチによ
れば、スイツチ本体とリングとの相対角度を変更
することができる。しかも、リングを引くだけで
当該リングの回転が可能になるため、従来例のよ
うに相対角度を変えるのに取付ナツトを外す必要
はなく、従つて変更作業が非常に簡単である。
また、リングを押し込むとその突起とそのスイ
ツチ本体の凹部とが嵌合するため、リングを押え
て取付ナツトを締め付けるような場合、従来例の
ようにスイツチ本体までもが取付ナツトと共に回
転するというような問題は全く起こらない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例に係るセレクタ
スイツチの頭部を部分的に示す拡大断面図であ
る。第2図は、セレクタスイツチの一例を示す斜
視図である。第3図AないしCは、それぞれ、第
2図のようなセレクタスイツチのノツチ位置の例
を示す正面図である。第4図は、従来のセレクタ
スイツチの一例の頭部を部分的に示す分解組立図
である。第5図は、従来のセレクタスイツチの他
の例の頭部を部分的に示す断面図である。 2c……スイツチ本体、24,25……溝、2
6……凹部、4c……リング、44……弾性片、
45……鉤部、46……突起、6……つまみ、8
……取付ナツト、10……対象物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイツチ本体の頭部に、当該スイツチ本体を対
    象物に固定するためのリングを嵌め込み、そして
    スイツチ本体とリングとの相対角度を可変にした
    セレクタスイツチにおいて、スイツチ本体の頭部
    の外周部に、前後2段のリング状の溝を設けると
    共にそれらの更に前方側に複数の凹部を所定角度
    ごとに設け、かつリングの内周部に、複数の弾性
    片であつて各先端部にスイツチ本体の溝に嵌る鉤
    部を有するものを設けると共にその鉤部よりも前
    方側にスイツチ本体の凹部に嵌合する突起を設け
    ており、そしてリングを押し込んだときその鉤部
    がスイツチ本体の後方側の溝に嵌ると共に突起が
    スイツチ本体の凹部と嵌合することによつて当該
    リングがスイツチ本体に対して固定され、リング
    を引いたときその鉤部がスイツチ本体の前方側の
    溝に嵌ると共に突起がスイツチ本体の凹部から外
    れて当該リングがスイツチ本体に対して回転可能
    になる構造のセレクタスイツチ。
JP13729787U 1987-09-07 1987-09-07 Expired JPH0347222Y2 (ja)

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