JPH0346500Y2 - - Google Patents

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JPH0346500Y2
JPH0346500Y2 JP6828987U JP6828987U JPH0346500Y2 JP H0346500 Y2 JPH0346500 Y2 JP H0346500Y2 JP 6828987 U JP6828987 U JP 6828987U JP 6828987 U JP6828987 U JP 6828987U JP H0346500 Y2 JPH0346500 Y2 JP H0346500Y2
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JP
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rail
rotating body
stopper
transport
section
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JP6828987U
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JPS63177046U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案はIC素子の試験に用いられ、例えば
その試験結果に応じてIC素子を分類するIC分類
装置に関する。
「従来の技術」 従来のIC試験装置においては、第3図に示す
ように予熱部11によつてIC素子を予熱し、予
熱されたIC素子は方向転換部12によりその姿
勢が変換されて試験部13に供給され、試験部1
3において試験が行われ、その試験結果に基づい
て分類部14において分類されて、対応する収納
部15に収納される。この場合分類部14におい
てはそのIC素子の試験部13からの流れ方向に
対してほぼ直角方向に移動してその試験結果に対
応した各収納部に収納されていた。つまり収納部
15は試験部13におけるIC素子の流れ方向に
対して直角方向に配列されており、このため各
IC素子をその試験結果に応じてその走行方向に
対して直角方向に移動して、目的とする収納部に
収納していた。
このように従来の分類部14、つまりIC分類
装置においては、そのICの走行方向に対して直
角方向に移動して各収納部に分配供給しているた
め、その分類作業に比較的時間がかかり、高速度
処理には適さなかつた。
「問題点を解決するための手段」 この考案によればIC素子を搬送する搬送レー
ルは、途中に複数の切断部が設けられており、そ
の切断部を連結するレール部を各辺に持つ多角形
の回転体が各切断部に配され、その回転体は一方
向に回転されるものであり、各回転体の各レール
部と対応してそのレール部より一部が突出する方
向にストツパーが偏倚して設けられている。その
搬送レールと連結状態にあるレール部より突出し
たストツパーは、その偏倚力に抗して引込めるこ
とができるように、例えばシリンダが設けられて
おり、また各回転体ごとにストツパーにより止め
られたIC素子が回転体の回転によつて排出路に
排出されるようにされる。
このような構成であるから、例えば試験された
IC素子は搬送レールを移送される際にその回転
体の部分において、その回転体を通過する際にス
トツパーが突出していればこれに係合して通過す
ることができず、回転体の回転によりその回転体
と対応した排出路にIC素子が排出される。しか
しストツパーが引込められていると、そのIC素
子はその回転体部分を通過して次の回転体部分に
達する。このようにして各回転体において搬送レ
ール側にストツパーを引込めるか突出させるかの
制御を行うことによつて所望の排出路に、つまり
収納部に分配収納することができる。この場合そ
のIC素子はその分配のために移送方向を変える
ことなく、ただその移送方向のまま通過させ、そ
の通過途中、つまり何れかの切断部において搬送
レールから排出路に取り出されることになり、
IC素子の移送方向を変換した後分配する場合と
比べて高速度に処理することができる。
「実施例」 以下この考案によるIC分類装置の実施例を図
面を参照して説明しよう。第1図及び第2図に示
すように、IC素子を搬送する搬送レール11に
は複数の切断部12が設けられている。各切断部
12の位置において、回転体13が配されてい
る。回転体13はほぼ正多角形、図においては正
四角形をしておりその各辺はレール部14を構成
しており、レール部14は搬送レール11の切断
部12の位置においてその切断部12を連結し、
つまり搬送レール11がレール部14で連結状態
となるようにされている。
各レール部14にはストツパー15がそのレー
ル部14から突出するように設けられており、図
においては支点16を中心に回動自在に回転体1
3に取り付けられており、この支点16の位置に
おいて線状ばね17によりストツパー15がレー
ル部14から突出する方向に回動偏倚されてお
り、突部18によつてストツパー15の一部が受
け止められてストツパー15の一部はレール部1
4より突出している。
このストツパー15の突出状態においてこれに
IC素子19が係合して止められるようにされて
いる。即ち搬送レール11を移送し、レール部1
4上に達したIC素子19がストツパー15と係
合してこれに止められるようにされている。この
ストツパー15によつて止められたIC素子19
は、回転体13が一方向に回転され、しかも各辺
を単位に回転され、従つて図においては90度回転
されると、IC素子19は排出路21に供給され、
図に示してないが排出路を通じて収納部に収容さ
れる。この回転体13を回転した際に回転体13
に乗つているIC素子19が排出路21に供給さ
れる際に回転体13から飛出すのを禁止するため
ルーフ22が排出路21の延長上のレール部14
と対向して設けられる。
ストツパー15は図においてはL字状の回動レ
バー23の一端部に取り付けられており、そのL
字状の回動レバー23の折曲げ部が支点16とさ
れ、この回動レバー23に対してばね17によつ
て回動偏倚力が与えられている。この回動レバー
23の他端と対向してプランジヤー24が配さ、
プランジヤー24はシリンダ25によつて出入り
自在とされ、これが突出されると回動レバー23
の他端がばね17の偏倚力に抗して回動され、即
ち図においては時計方向に回動され、従つてスト
ツパー15はレール部14から引込まされる。こ
のストツパーを引込ますことができるシリンダ
は、搬送レール11と連結状態にあるレール部1
4より突出したストツパー15に対して行うよう
にされており、従つてこのストツパー15が引込
まされていると搬送レール11を移送してきた
IC素子19はその回転体13の部分を通過して
次の回転体13までそのまま直進して達すること
になる。
次の回転体13においてストツパー15がレー
ル部14から突出しているか否かによつてその対
応する排出路に非出するか否かが決定される。こ
のようにして搬送レール11上に沿つて複数の回
転体が設けられて、その回転体の何れかの部部分
においてその試験したIC素子の試験結果に応じ
て何れかの排出路21に排出制御される。
なお回転体13の回転によりストツパー15と
係合したIC素子が回転されてルーフ22と対向
した状態において、排出路21にIC素子19が
強制的に送られるようにノズル26が設けられ、
このノズルより空気を噴射することによつてIC
素子19は排出路21に強制的に送られる。
実際にはこのような搬送レール11が複数の通
路、つまり複数系列設けられており、例えば第2
図(同図は一部省略して示してある)に示すよう
に四つの系列が設けられており、支持板31と3
2が対向して設けられ、これら支持板31,32
間に回転軸33が回転自在に保持され、回転軸3
3はカツプリング34を介してモータ35により
回転するようにされ、回転軸33上に回転体13
がそれぞれこの例では四つ配列して設けられて、
同時に90度ずつ回転される。第1図に示すように
馬蹄形状固定具51が回転軸33に通され、その
両端が連結具52でねじ53により固定され、そ
の連結具52の部分に回転軸33は面取りされて
おり、固定具51に回転体13にねじ54で固定
される。また支持板31,32間には支持棒36
が渡して設けられ、支持棒36にはルーフ22が
それぞれ取り付けられて支持されている。更に支
持板31,32間にはパイプ37が保持され、パ
イプ37にはノズル26がそれぞれ突出してパイ
プ37を通じてノズル26に空気圧が送られるよ
うにされている。また支持板31,32間にはシ
リンダ25を保持する支持棒38も設けられてい
る。
「考案の効果」 以上述べたようにこの考案によるIC分類装置
によれば、搬送レール11上を搬送してきたIC
素子19はその切断部において回転体上の部分リ
ール14に乗り部分リール14に回転体13より
ストツパー15が突出している場合はその回転体
13の回転によりIC素子19は排出路21に排
出されるが、ストツパー15がレール部14より
引込んでいる場合はその回転体部分を通過して次
の回転体に達する。このようにIC素子は搬送レ
ール上を直進しながら例えば試験結果に応じて何
れかの回転体部分でストツパーによつて排出路2
1に排出されて分類されるため、高速度に、つま
り分類のためにIC素子の走行方向の変換をする
必要がなく、高速度に処理することができる。ま
た回転体13は一方向にその一辺を単位として回
動するため、一つのIC素子を排出路21に送る
と次の辺のレール部によつて切断部12が連結状
態とされ、直ちに次のIC素子を受け入れるか否
かの状態になる。この点からもIC素子の処理速
度を高速度に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるIC分類装置の一例を
示す側面図、第2図は複数の系列を設けた一部を
省略した例の平面図、第3図はIC試験装置の一
般的構成を示す図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 IC素子を搬送し、途中に複数の切断部を持つ
    搬送レールと、 上部各切断部をそれぞれ連結するレール部を各
    辺に持ち、一方向に回転されるほぼ正多角形の回
    転体と、 その各回転体の各レール部と対応して回動自在
    に設けられ、レール部により一部突出し、かつそ
    の突出方向に偏倚されたストツパーと、 上記搬送レールと連結状態のレール部より突出
    した上記ストツパーを、その偏倚力に抗して引込
    める手段と、 上記各回転体と対応して設けられ、上記ストツ
    パーにより止められたIC素子がその回転体の回
    転により配置されて供給される排出路とを具備す
    るIC分類装置。
JP6828987U 1987-05-06 1987-05-06 Expired JPH0346500Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6828987U JPH0346500Y2 (ja) 1987-05-06 1987-05-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6828987U JPH0346500Y2 (ja) 1987-05-06 1987-05-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63177046U JPS63177046U (ja) 1988-11-16
JPH0346500Y2 true JPH0346500Y2 (ja) 1991-10-01

Family

ID=30907968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6828987U Expired JPH0346500Y2 (ja) 1987-05-06 1987-05-06

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JP (1) JPH0346500Y2 (ja)

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JPS63177046U (ja) 1988-11-16

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