JPH03460B2 - - Google Patents

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JPH03460B2
JPH03460B2 JP10733184A JP10733184A JPH03460B2 JP H03460 B2 JPH03460 B2 JP H03460B2 JP 10733184 A JP10733184 A JP 10733184A JP 10733184 A JP10733184 A JP 10733184A JP H03460 B2 JPH03460 B2 JP H03460B2
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JP
Japan
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circuit
timer
time
signal
water supply
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Takao Ikenaga
Toshibumi Shigematsu
Tatsumi Hamanaka
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Publication date
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、便器の使用者を感知して自動的に便
器を洗浄する便器洗浄装置に関する。
従来、この種の便器洗浄装置として種々の構造
が知られており、例えば、特公昭55−44220号公
報のものがある。
この特公昭55−44220号公報のものは、便器を
使用する員数を計数し、それが所定員数に達した
とき給水部を作動させるカウンター装置と、ある
所定員数から次の所定員数に移行するまでの時間
がある一定時間以上かかつた場合には給水部を作
動させる時限装置とを備え、便器の使用頻度が多
いときはカウンター装置の指令により、使用頻度
が少ないときは時限装置の指令により給水部を
夫々作動して便器を洗浄するようになすと共に設
備保護部を設けて給水が一定時間以上行なわれな
いとき、便器のトラツプが乾くことを防止するた
めに一定時間を経過した時点で給水部を作動させ
るものである。
ところが、夏場と冬場とではトラツプが乾燥す
るまでの時間が相違し、夏場はトラツプの乾燥が
早いが、冬場は乾燥が遅い。
従つて、設備保護部の設定時間を夏場のトラツ
プの乾燥時間に合わせてセツトすると、冬場はト
ラツプが乾燥するまでに間があるにも係らず給水
部が作動することになり水が無駄になる。
また逆に冬場のトラツプの乾燥時間に合わせて
セツトすると夏場にトラツプが乾燥してしまう。
本発明が解決しようとする技術的課題は設備保
護部が給水部を作動させる一定時間を気温に応じ
て自動調整することである。
上記技術的課題を達成するために本発明が講ず
る技術手段は便器、便器に給水し、便器を洗浄す
る給水部、便器の使用を感知して給水部を作動さ
せる感知制御部、給水部の作動が一定時間以上行
なわれないとき、上記一定時間を経過した時点で
給水部を作動させる設備保護部を備え、上記設備
保護部に便器内温度が高いときには一定時間を短
かく、温度が低いときには一定時間を長くする温
度補償回路を設けるものである。
而して、便器の使用者があれば感知制御部がそ
れを感知して給水部を作動させ便器に給水して便
器を洗浄するが、長い間便器の使用がなく給水部
の作動が一定時間以上行なわれないときは設備保
護部が給水部を作動させて給水を行ない便器のト
ラツプの封水が乾燥してなくなるのを防止する。
また、設備保護部が給水部を作動させる一定時
間は温度補償回路により便所内の温度に応じて自
動的に調整され、温度が高いときには短かく、温
度が低いときには長く設定されるので、夏場に上
記一定時間が長すぎてトラツプが乾燥してしまつ
たり、冬場に上記一定時間が短かすぎて水を無駄
に流すようなことがない。
本発明は上記の構成であるから以下の利点を有
する。
(1) 設備保護部が給水部を作動させるまでの一定
時間を温度補償回路により気温に応じて自動調
整するので、季節毎に手動でセツトする煩わし
さがない。
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。
図面は第1図乃至第5図に第1実施例、第6図
乃至第11図に第2実施例を示している。
而して、先ず第1実施例について説明すると、
図中Dは感知部、Cは電気制御部、Bは給水部、
Aは便器であり、上記感知部Dは、便所天井2の
適所に設けられ、便器Aは便所壁面に沿つて多数
が相互に所定の間隔を置いて、並列状に連設され
ている。
感知部Dは人体が発生する4.5〜20μmの波長領
域の遠赤外線を焦電素子3で熱に交換し、この熱
による焦電素子表面の温度変化によつて感知信号
を発生する焦電型赤外線センサーにて構成されて
いる。
この感知部Dは、人体からの放射赤外線を凹面
ミラー4により集光して、焦電素子3の受光面に
エネルギーを集中し、エネルギー密度を増加させ
るように構成されており、上記凹面ミラー4は天
井に取付けられる基板5下面に設けられ、この凹
面ミラー4の前方に焦電素子3を備えたセンサー
ユニツト3′が配備されている。焦電素子3とし
ては、例えばチタン酸ジルコン酸鉛系のセラミツ
クス材料(PZT)が用いられる。
上記、凹面ミラー4は多数連設された全ての便
器Aに対してその使用者の放射赤外線を受光して
焦電素子3の受光面に集光し得るように第2図に
示す様に曲率の異なる多数の円弧の連続により形
成されている。この様にすることにより第1図で
示す様に多数のビーム状の検知ゾーンができて1
個の感知部Dで多数の便器Aの使用を感知でき
る。
而して、便器使用者が便器Aの前に立ち、その
人体から放射される遠赤外線が焦電素子3に受光
されると、その赤外線が焦電素子3表面で熱に交
換され、その温度変化(ΔT)によつて素子3自
体の自発分極(ΔPt)の大きさが変化して、電荷
を発生し、この電荷を増幅回路等の電気回路にて
感知信号に変換し、この信号を電気制御部Cに送
る。
電気制御部Cは第3図のブロツク図に示すよう
に、感知制御部C−1を構成するカウンター制御
部C−1′とタイマー制御部C−1″を備えると共
に掃除用スイツチ部C−3及び設備保護部C−2
をも一体に備えている。
タイマー制御部C−1″はOR回路6及びゲー
ト回路7を通して取り出された感知部Dの感知信
号を記憶し、T1タイマー回路8を作動させる第
1メモリー回路9と、第1メモリー回路9の信号
でT1時間作動し、タイムアツプすると後述のT0
タイマー回路10に第2の出力信号を出すT1
イマー回路8とT0タイイマー回路10の信号を
受けて第1メモリー回路9にその記憶を消す信号
を出す第1メモリーリセツト回路11と、室温に
応じてT1タイマー回路8にその作動時間を変え
る信号を出す外気温度補正回路12とにより構成
される。
上記外気温補正回路12は例えばサーミスタと
コンデンサ等でCRタイマーを構成し、外気温が
高くなればT1時間を短かくし、外気温が低くな
ればT1時間を長くするようになつており、小便
の腐敗が早い夏期等においては、早く洗浄するよ
うにしている。
尚、T1時間は適宜時間を調整して設定可能と
する。
上記、気温とT1時間の関係は任意であり、気
温が低ければT1時間が長く、気温が高ければT1
時間が短くなればよい。本実施例では第12図に
示すように、外気温が15℃の時を基準として、外
気温が0℃の時は15℃の時の時間より20%増に、
逆に30℃の時は20%減の時間に設定されるように
している。
カウンター制御部C−1′はOR回路6及びゲ
ート回路7を通して取り出された上記感知信号を
記憶しT3タイマー回路13をスタートさせる第
3メモリー回路14と、第3メモリー回路14の
信号でT3時間作動し、タイムアツプするとパル
ス信号を発生し第3メモリーリセツト回路15を
作動させるT3タイマー回路13と、T3タイマー
回路13のパルス信号を受けて第3メモリー回路
14の記憶を消す信号を出す第3メモリーリセツ
ト回路15と、T3タイマー回路13が発するパ
ルス信号をカウントし、そのカウント数がカウン
ター設定外部スイツチ16で設定された所定数に
達するとT0タイマー回路10に第1の出力信号
を出す計数回路17と、外部スイツチの操作によ
りカウント数を設定するカウンター設定外部スイ
ツチ16と、T0タイマー回路10の信号を受け
て計数回路17の計数をリセツトするカウンター
リセツト回路18とで構成する。
掃除用スイツチ部C−3は第2メモリー回路1
9を作動させる操作信号をを出す掃除用スイツチ
20と、掃除用スイツチ20から信号を受ける
と、その信号を記憶すると共にT2タイマー回路
21とT0タイマー回路10とに信号を出す第2
メモリー回路19と、第2メモリー回路19の信
号を受けてT2時間作動しタイムアツプする第2
メモリーリセツト回路22を作動させる信号を出
すT2タイマー回路21と、T2タイマー回路21
の信号を受けて第2メモリー回路19にその記憶
を消す信号を出す第2メモリーリセツト回路22
とにより構成される。
設備保護部C−2はT4タイマー回路23とT4
タイマーリセツト回路24と、便所内の温度に応
じてT4タイマー回路23にその作動時間T4を変
える信号を出す温度補償回路1とで構成され、便
器Aの使用により、あるいは掃除用スイツチ20
の投入により、T0タイマー回路10が始動して
出力回路25が作動するとT4タイマーリセツト
回路24が作動してT4タイマー回路23の経過
時間がリセツトされる。
T0タイマー回路10がタイムアツプするとT4
タイマーリセツト回路24の作動が停止し、T4
タイマー回路23が始動する。
即ち、設備保護部C−2は長時間便器Aが洗浄
されないとき、便器Aトラツプの封水の蒸発やス
ケールの付着を防止するためにT0タイマー回路
10を始動して出力回路25を作動させるもの
で、T4タイマー回路23は便器Aのトラツプの
乾燥時間に合わせて例えば3時間または24時間に
設定可能に構成され、OR回路26、T0タイマー
回路10、出力回路25をタイマー制御部C−
1″、カウンター制御部C−1′、及び掃除用スイ
ツチ部C−3とで共用する。
温度補償回路1は上記タイマー制御部C−1″
の外気温補正回路12と実質的に同一のものであ
り、便所内の温度が高くなればT4時間を短くし、
外気温が低くなればT4時間を長くするように、
便所内の温度に応じてT4時間を自動的に調整す
るように構成する。
T0タイマー回路10はカウンター制御部C−
1′からの信号、タイマー制御部C−1″からの信
号及び掃除用スイツチ部C−3、設備保護部C−
2からの信号をOR回路26を通して受けてT0
間の間出力信号を出して第1メモリーリセツト回
路11、第3メモリーリセツト回路15、カウン
ターリセツト回路18及びT4タイマーリセツト
回路24を夫々作動させると共に、出力回路25
は上記出力信号を増幅して給水部Bに通電する。
給水部Bはタンク式電磁サイホン等を用いても
よいが、本実施例ではフラツシユバルブ27と駆
動用の電磁石28を一体に組み合わせた公知の電
磁フラツシユバルブであり、フラツシユバルブ2
7の流入口側を給水管29を介して給水源に、流
出口側を瀉水管30を介して便器Aに接続して設
けられる。
そして給水部Bは、電気制御部Cの出力を受け
ると電磁石28のコイル31の電磁力によつてプ
ランジヤー32が固定鉄芯33側に吸引され、プ
ランジヤー32に一体に設けた押棒34を前進さ
せてフラツシユバルブ27の起動杆35を押し、
フラツシユバルブ27を作動させて、便器Aへ洗
浄水を流す。
そして、T0時間後電気制御部Cの出力がなく
なり、押棒34への押圧力が解除されると起動杆
35がスプリング36の弾発力により後退し、フ
ラツシユバルブ27は1回分の洗浄水を流して給
水を停止するように構成されている。
以下、この便器洗浄装置の動作について説明す
る。感知部Dが便器Aの使用を感知すると、その
感知信号はOR回路6、ゲート回路7を通り、タ
イマー制御部C−1″の第1メモリー回路9及び
カウンター制御C−1′の第3メモリー回路14
に入り、第1メモリー回路9はT1タイマー回路
8を作動させる。
一方、第3メモリー回路14は感知信号を受け
ると記憶状態になると共に例えば15秒乃至60秒で
設定可能なT3タイマー回路13をスタートさせ
る。
第3メモリー回路14が記憶状態の時には感知
信号を受け入れない。T3タイマー回路13スタ
ート後重複感知防止時間T3経過するとT3タイマ
ー回路13はタイムアツプしてパルス信号を発生
すると共に第3メモリーリセツト回路15を作動
して第3メモリー回路14の記憶状態を解除し、
第3メモリー回路14は新たな感知信号を受け入
れることになる。
計数回路17はパルス信号をカウントし、パル
ス信号がカウンター設定外部スイツチ16で設定
された所定数(この実施例では3に設定されてい
る。)に達すると第1の出力信号を発生してT0
イマー回路10を始動し、T0タイマー回路10
が作動しているT0時間出力回路25より出力が
発生して給水部Bを作動する。
またT0タイマー回路10の作動によりカウン
ターリセツト回路18が作動して計数回路17の
計数を0に戻すと共に第1メモリーリセツト回路
11が作動して第1メモリー回路9の記憶を消し
T1タイマー回路8の経過時間をリセツトする。
従つて、T0タイマー回路10及び出力回路2
5は出力制御部C−4を構成する。
尚、上記タイマー制御部C−1″は、T1時間中
にカウンター制御部C−1′のカウントが所定の
数3に達しないときにタイイムアツプして第2の
出力信号を発生しT0タイマー回路10を作動し
てカウンターリセツト回路18が作動され計数回
路17の計数を0に戻すと共に、出力回路25よ
り出力を発生する。
また、便器Aを掃除する場合のように使用者の
感知に関係なく水を流す場合には、掃除用スイツ
チ部C−3のスイツチ20を投入し、第2メモリ
ー回路19を作動させる。
第2メモリー回路19は一旦スイツチ20が投
入されるとそれを記憶し、T2タイマー回路21
をスタートさせると共にT0タイマー回路10も
作動させるのでT0時間出力回路25が作動、給
水部Bを駆動させる。
このとき、T0タイマー回路10の作動により、
T1タイマー回路8の経過時間及び計数回路17
の計数も夫々リセツトされる。一方T2タイマー
回路21はタイムアツプすると第2メモリーリセ
ツト回路22を作動させ、第2メモリー回路19
の記憶を消し、次の掃除用スイツチ20の投入を
持つ。
従つて、最初の操作信号が発生すると第2メモ
リー回路19が記憶すると共に洗浄が行われるが
記憶されている間新たに何度スイツチ20が投入
しても、第2メモリー回路19は受け付けず洗浄
は行なわない。このT2時間を仮りに禁止時間と
呼び、T2時間は例えば10秒乃至30秒に設定され
る。T2タイマー回路21がタイムアツプし、第
2メモリーリセツト回路22が作動して、第2メ
モリー回路19の記憶が消されて後スイツチ20
を投入すると、その時点が再び洗浄を行う。
一方、設備保護部C−2は、便器Aの使用によ
り、あるいは掃除用スイツチ20の投入により
T0タイマー回路10が始動して出力回路25が
作動するとT4タイマーリセツト回路24が作動
してT4タイマー回路23のの経過時間がリセツ
トされる。
T0タイマー回路10がタイムアツプするとT4
タイマーリセツト回路24の作動が停止し、T4
タイマー回路23が始動する。従つて、T4時間
を仮りに設備保護時間と呼ぶことにする。
T4タイマー回路23がタイムアツプする前に
便器Aの使用により、あるいは掃除用スイツチ2
0の投入によりT0タイマー回路10が始動する
とT4タイマーリセツト回路24によりT4タイマ
ー回路23の経過時間がリセツトされるが、夜間
等長時間T0タイマー回路10が始動しないとき
にはT4タイマー回路23タイムアツプして、T0
タイマー回路10を始動させ、便器Aに水を供給
し、便器aのトラツプの乾燥やスケールの固着を
防止する。
T0タイイマー回路10を始動と同時にT4タイ
マーリセツト回路24が作動してT4タイマー回
路23の経過時間がリセツトされ、T0タイマー
回路10の作動が停止すると再びT4タイマー回
路23が始動する。
斯る実施例の便器洗浄装置のタイムチヤートを
第5図に示す。
次に第2実施例について説明する。
この実施例のものは、便器Aの使用を感知する
と、感知後一定時間便器Aに間歇的に洗浄水を供
給するもので、給水部Bが自動サイホン37を内
装した水槽38と、電気駆動部39の作動により
給水弁40の開閉を行い上記水槽38に給水する
給水装置41とにより構成されている。
電気制御部Cは感知制御部C−1と設備保護部
C−2とかなり、上記感知制御部C−1は、どの
感知部Dからの感知信号でも受け入れるOR回路
6と、雑音を除き所定の信号のみを取り出すゲー
ト回路7と、そのゲート回路7の信号及び後述す
る設備保護部C−2の設備保護タイマー回路42
の信号を記憶しその間出力信号を出すメモリー回
路43と、上記ゲート回路7からの信号がなくな
るとタイマースタート信号を出すタイマースター
ト回路44と、出力信号とタイマースタート信号
とでタイマーが駆動され、タイムアツプするとタ
イムアツプ信号を出すタイマー回路45と、タイ
ムアツプ信号で上記メモリー回路43の記憶を消
すメモリーリセツト信号を出すメモリーリセツト
回路46と、出力信号に基き電気駆動部39に出
力を出す出力回路25とにより構成される。
設備保護部C−2は上記出力回路25の出力が
消減するとスタートし、タイムアツプにより感知
制御部C−1のメモリー回路43にタイムアツプ
信号を出す設備保護タイマー回路42と、出力回
路25の出力が発生すると設備保護タイマー回路
42をリセツトする設備保護タイマーリセツト回
路47と、便器内の温度に応じて設備保護タイマ
ー回路42にタイムアツプ時間を変える信号を出
す温度補償回路1とで構成される。
この電気制御部Cは次のように作動する。
感知部Dが人体を感知すると、その感知信号は
OR回路6、ゲート回路7を通り、メモリー回路
43とタイマースタート回路44に入る。メモリ
ー回路43においてはその信号を記憶し、記憶し
ている間出力信号を出力回路25に出している。
出力回路25は、前記出力信号を受けて出力を
発生し、電気駆動部39を駆動して給水弁40を
開弁する。従つて、給水装置41は水槽38に水
を給水し、自動サイフオン37の作用により間歇
的に便器Aが洗浄される。
又、出力信号の一部はタイマー回路45に入る
が、タイマースタート回路44からのタイマース
タート信号も同時に受けないとタイマー回路45
のタイマは作動しない。
一方、タイマースタート回路44は感知信号が
なくなつた時、即ち人がが立ち去つた時初めてタ
イマースタート信号をタイマー回路45に出す。
メモリー回路43は人が立ち去つても感知信号
を記憶しており、従つてタイマー回路45と出力
回路25に出力信号を出している。
依つて、人が立ち去つて初めてタイマー回路4
5のタイマーが作動し、所定時間T経過後タイム
アツプし、タイムアツプ信号をメモリーリセツト
回路に出す。尚、タイマー回路45の設定時間T
は最大20分まで設定可能である。
もし、タイマータイムアツプする前に再び人体
を感知すると、タイマースタート回路44が出し
ていたタイマースタート信号が消え、タイマーの
経過時間がキヤンセルルされ、その人が立ち去つ
てから、即ち感知信号が再び無くなつた時点にお
いて再度タイマースタート信号が出され、タイマ
ーが再び起動する。再度タイムアツプ前に人体を
感知すると、前記の状態を繰り返し、最後の人が
立ち去つて所定時間Tが経過すると、初めてタイ
ムアツプ信号をメモリーリセツト回路46に出
す。
メモリーリセツト回路46にはタイムアツプ信
号を受けてメモリー回路43へ感知信号の記憶を
消すメモリーリセツト信号を出す。
メモリー回路43はメモリーリセツト信号を受
けると、感知信号の記憶が消え、従つて出力信号
が消え、出力回路25とタイマー回路45の作動
が停止する。
依つて、出力回路25の出力がなくなり、電気
駆動部39は元の状態に戻り、給水弁40が閉弁
し、水槽38への給水を止め最初の状態に戻る。
一方、設備保護タイマー回路42は、出力回路
25の出力がなくなるとタイマーがスタートし夜
間等長時間出力回路25が始動しないときには所
定時間T4が経過すると、タイムアツプしてメモ
リー回路43に信号を出す。
メモリー回路43は上記信号を受けると感知信
号を受けたときと同様にそれ以降の回路を作動さ
せる。
即ち水槽38への給水を開始して便器Aの間歇
洗浄を行い便器Aのトラツプの乾燥やスケールの
固着を防止する。このときメモリー回路43は感
知信号を受けていないので、感知信号が消滅した
と同じ状況になり、タイマースタート回路44が
タイマースタート信号を出し、タイマー回路45
のタイマーがスタートし、そのタイムアツプによ
りメモリーリセツト回路46がメモリー回路43
をリセツトし、これにより出力回路25の出力が
消滅して水槽38への給水が停止し、便器Aの間
歇洗浄も停止する。
また上記出力回路25の出力発生により、設備
保護タイマーリセツト回路47が作動し、設備保
護タイマー回路42をリセツトする。
上記設備保護タイマー回路42のタイムアツプ
時間T4は、前示実施例と同様温度補償回路1に
より便所内温度に応じて自動的に調整される。
給水装置41は給水弁40を駆動する電気駆動
部39として電磁石を用いる一般的な電磁弁とし
てもよいが、図示例の場合、モーターの回転を給
水弁40のバルブステム48の往復運動に転換せ
しめて給水弁40を開閉する電気駆動弁で、モー
ターの回転を偏心カム49を出力軸50に適当な
減速機構を介して伝達するようになつている。
上記偏心カム49にはプランジヤー51の後端
が当接対応し、該プランジヤー51の先端にはバ
ルブステム48の後端が当接対応する。
バルブステム48は先端部が給水弁40の弁座
52を挿通して二次側に達し、先端に備えた弁体
53が二次側から弁座52に対応して給水弁40
を構成する。
このバルブステム48には弁体53を常時弁座
52側に賦勢するスプリング54を装着する。
従つて、モーターに通電されモーターが回転す
ると、この回転は減速機構により減速されて出力
軸50に伝えられて偏心カム49が回転し、カム
49のプランジヤー51に当接する位置が出力軸
50の軸心から離れるに従つてプランジヤー51
は前進し、スプリング54の弾発力に抗してバル
ブステム48を前進せしめて給水弁40を開弁す
る。
逆にプランジヤー51と接するカム49周面の
位置が出力軸50の軸心に近づくに従つてスプリ
ング54の弾発力によりバルブステム48及びプ
ランジヤー51は後退し、給水弁40は閉弁す
る。
また、この給水装置41は切換スイツチとリミ
ツトスイツチを設けてカム49の停止位置を自動
的に制御することにより弁を全開したとき及び弁
を閉止したときにバルブステム48を確実に停止
し得るように規制する。
即ち、電気制御部Cの出力回路25の出力によ
りモーターが回転し、給水弁40が全開したとき
切換スイツチとリミツトスイツチの作用によりモ
ーターへの通電が停止し、給水弁40は全開状態
に保たれる。また上記出力回路25の出力がなく
なると切換スイツチとリミツトスイツチが作動し
てモーターへの通電が再開して、給水弁40は閉
弁し、この状態になるとモーターへの通電が再び
停止して閉弁状態が保持される。
感知部Dは拡散反射型光電センサーよりなり、
第6図、第7図に示すように投光部55受光部5
6、パイロツトランプ57を備えたヘツド58
と、支柱59と、基台60とで構成されてヘツド
58と支柱59とは垂直平面内で、支柱59と基
台60とは水平平面内で夫々回転可能となつてお
り、投射角度を自由に変えられる。
この実施例の便器洗浄装置のタイムチヤートを
第11図に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す便器洗浄装置
のシステム図、第2図は感知部の断面図、第3図
はブロツク図、第4図は給水部の断面図、第5図
はタイムチヤート、第6図は他の実施例を示すシ
ステム図、第7図は感知部の斜視図、第8図は給
水部の一部切欠正面図、第9図は給水部の駆動部
と給水装置の断面図、第10図はブロツク図、第
11図はタイムチヤート、第12図は外気温と設
定時間の関係を示す説明図である。 A……便器、B……給水部、C−1……感知制
御部、C−2……設備保護部、1……温度補償回
路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 便器、便器に給水し、便器を洗浄する給水
    部、便器の使用を感知して給水部を作動させる感
    知制御部、給水部の作動が一定時間以上行なわれ
    ないとき、上記一定時間を経過した時点で給水部
    を作動させる設備保護部を備え、上記設備保護部
    に便所内温度が高いときには一定時間を短かく、
    温度が低いときには一定時間を長くする温度補償
    回路を設けたことを特徴とする便器洗浄装置。
JP10733184A 1984-05-25 1984-05-25 便器洗浄装置 Granted JPS60250135A (ja)

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JP10733184A JPS60250135A (ja) 1984-05-25 1984-05-25 便器洗浄装置

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JPS60250135A JPS60250135A (ja) 1985-12-10
JPH03460B2 true JPH03460B2 (ja) 1991-01-08

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ID=14456339

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JP6402361B2 (ja) * 2015-01-15 2018-10-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 衛生洗浄装置

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JPS60250135A (ja) 1985-12-10

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