JPH029130B2 - - Google Patents

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JPH029130B2
JPH029130B2 JP22116083A JP22116083A JPH029130B2 JP H029130 B2 JPH029130 B2 JP H029130B2 JP 22116083 A JP22116083 A JP 22116083A JP 22116083 A JP22116083 A JP 22116083A JP H029130 B2 JPH029130 B2 JP H029130B2
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JP
Japan
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circuit
sensing
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urinals
valve
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JP22116083A
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Yoshio Yabaneta
Makoto Nakayama
Takeo Abe
Takao Ikenaga
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複数個の小便器の使用を感知してそれ
らの小便器に自動的に洗浄水を供給し、これを洗
浄する方式の小便器洗浄装置に関する。
そしてその目的とするところは、複数個の小便
器の使用を投射した光線の反射光量の変化により
作動して感知信号を発生する一個の反射光量変化
型の光電センサーで感知することにより設置が簡
単で誤動作がなく、複数個の小便器使用者の存在
を確実に感知し、感知信号が発生し始めてから所
定の無視時間後それらの小便器に洗浄水を供給す
ることにより小便器を清潔に無駄なく洗浄するよ
うになすと共に上記無視時間中における再度の感
知信号を無視することにより、小便器使用の都度
ではなく、まとめて洗浄するようになし節水効果
を大ならしめると共に安価な小便器洗浄装置を提
供するにある。
以下図示実施例に基づいて、本発明を詳細に説
明する。
小便器洗浄装置は感知部a、制御部b、操作部
c、出力部d、駆動部e、給水部f、及び複数個
の小便器gにより構成されており、各小便器gは
潟水管2を介して給水部fに連絡している。
また、複数の小便器gは横方向に一列状に連立
されている。
給水部fとしては電磁フラツシユバルブ、電磁
弁、電磁サイホン、自動サイホンと電気作動弁を
利用した給水装置などのいずれでもよいが、以下
の説明においては電磁フラツシユバルブを使用す
る場合について述べる。
第2図において、図中1はフラツシユバルブF
の本体で給水源に接続された流入口(図示せず)
と流出口3とを連絡する流路には弁座4が形成さ
れている。又、本体1には弁座4を挾んで互いに
相対する開口5,6が開設されており、これら開
口5,6のうち一次側7の開口5には蓋8が螺着
され二次側9の開口6には起動杆支持部材10が
挿入固定されると共に駆動部eを構成する電磁石
Eが取付固定される。
フラツシユバルブFと電磁石Eとはフラツシユ
バルブFの開口6に形成したフランジ31と電磁
石Eのボデー25に設けたアダプタープレート3
2とをビス止め等適当な手段により締着し、両者
F,Eを一体に結合する。
11は弁体で、本体1内壁に摺擦するピストン
よりなり、一次側7より弁座4に対応して主弁1
2を構成すると共にその背後にはこの弁体11と
蓋8とにより一次側と区画された空間部をもつて
圧力室13を形成する。
尚、この弁体11の本体1内壁への摺接面には
不可逆パツキン14を装着して圧力室13内の水
の一次側7への洩出を可能とし、逆に一次側7の
水の圧力室13への洩出を不能とする。
圧力室13は弁体11の適当な箇所に穿設した
小孔15を介して一次側と、又弁体11の略中央
部に設けた、リリーフ弁17のリリーフ弁体18
が摺接するガイド33内周面に切欠いた逃し溝3
3′と逃し弁座16と逃し弁座16の中央部に穿
設した挿通孔16′と、弁体11の案内羽根筒2
1の略周縁部に穿設した孔21′とで形成される
小通路を介して二次側9と連絡する。
尚、上記リリーフ弁17のリリーフ弁体18は
上記逃し弁座16に対して圧力室13側から設置
せしめ、バネ19により常時逃し弁座16側へ弾
圧されており、その下面に突設した軸20が逃し
弁座16に設けた挿通孔16′を挿通し、更に弁
体11の案内羽根筒21の中央部に穿設した摺動
孔21″内を通り二次側9へ延びている。
又、このリリーフ弁体18は蓋8の中央部に螺
着されて圧力室13内に延びるストローク調整螺
子22の捻じ込み具合によつて移動距離が調整さ
れ、それによつて主弁12の開度を調整する。
23はリリーフ弁体18及び弁体11を直接押
圧して、先ずリリーフ弁17を、次いで主弁12
を作動せしめる起動杆で、起動杆支持部材10に
支持せしめて開口6内に往復動自在に装備され、
その先端はリリーフ弁体18の軸20に近接状に
対向する。
そしてこの起動杆23はスプリング24により
リリーフ弁体18と反対側に常時弾圧されてい
る。尚30はストツプバルブである。
電磁石Eは直流電磁石を用い、ボデー25内に
コイル26及び固定鉄芯27等を備え、更にプラ
ンジヤー28を往復動自在に挿入すると共にプラ
ンジヤー28には押棒29が一体に設けられてお
り、該押棒29はフラツシユバルブFの開口6内
に延び、その先端を起動杆23の後端に当接す
る。
而して、この電磁石Eに電源を投入すればコイ
ル26の電磁力によつてプランジヤー28が固定
鉄芯27側に吸引され、押棒29を前進させて起
動杆23を押し、リリーフ弁体18の弁軸20を
圧力室13側に押圧し、先ずリリーフ弁体18を
逃し弁座16から離脱させて、リリーフ弁17を
開き圧力室13内の水が逃し溝33′、逃し弁座
16、挿通孔16′、及び孔21′から成る小通路
を通り二次側9へ徐々に排出され始め、更に引き
続く起動杆23の前進により今度は起動杆23が
弁体11の案内羽根筒21を直接圧力室13側に
押圧し、該弁体を、前記圧力室13内の水が二次
側9へ排出された分だけ前記弁座4から押し上
げ、いわゆるダツシユポツト効果により、該弁1
2の開弁時間を緩慢ならしめつつ、一次側7の水
を二次側9へと流出させ、流出口3から吐出せし
める。
そして電磁石Eへの通電が切れて押棒29がフ
リーの状態になると、この押棒29はスプリング
24の弾発力によつて後退し、又リリーフ弁17
もバネ19によつて閉弁され、同時に一次側7の
水が小孔15より圧力室13内へ徐々に流入し始
め、それにつれて弁体11が少しずつ降下し、つ
いには主弁12が閉弁するに至る。
給水部fを上記した如き構造のフラツシユバル
ブFととすることにより、その弁体が電磁石で直
接突き上げられるので、確実に開弁でき水圧の低
いところでも安心して使用出来、しかもこのフラ
ツシユバルブFの弁は、いわゆるダツシユポツト
効果により圧力室から逃げる水に応じたスピード
でしか開かず、閉弁も緩慢に行なわれしかも電磁
石のプランジヤーで直接弁を突くようにしている
ので、プランジヤーが固定鉄心に瞬間的に密着す
る事を制御し得、よつて該電磁石及び弁の破壊や
衝撃音を緩衝し、この事により水撃作用をも防止
する事が出来る効果がある。
更に、上記電磁石は直接電磁石を使用したこと
により、上述のようにプランジヤーがゆつくり動
いても交流電磁石のように雑音の発生、熱の発
生、それによるコイルの焼き切れがなく、又、プ
ランジヤーを動きの途中でも止められるので、弁
開度(弁のストローク)の任意な調整が出来、流
量の調整が出来る効果がある。
尚、給水部fとしては上述した如きフラツシユ
バルブ方式のものに限定されるものではなく、例
えばピストン弁の代りにダイヤフラムを用いても
よく、更には通常の電磁バルブ或いは電気駆動式
のバルブ、タンクを利用した電磁サイホンでもよ
く、要は小便器gへ洗浄水を供給する流路の途中
に駆動部eの作動によつて開閉する弁があればよ
いのである。
次に感知部aは、反射光量変化型の光電式セン
サーを使用しており、その感知部本体Aは第3図
及び第4図で示すようにヘツド34、支柱35、
基台36、投光部37、受光部38、パイロツト
ランプ39により構成され、ヘツド34と支柱3
5とは垂直平面内で、支柱35と基台36とは水
平平面内で夫々回転可能であり、投射角度を自由
に変えられる。
この感知部aのブロツク図と主なブロツクの波
形を第5図及び第6図に示し、以下これに基づい
て感知部aの動作を説明する。
発光ダイオードから成る投光回路a−2の投光
素子は、発振回路a−1の出力により変調されて
おりイ、光学系を介して便器の利用者が使用時に
位置する複数個の小便器g前方の空間に投射され
ている。この光線は赤外光、可視孔、紫外孔等、
何れでも良いが、本実施例では赤外光を用いてい
る。投射光の一部は便所の床や壁等により拡散反
射され、一定量の反射光が光学系を介して受光回
路a−3の受光素子に受光され、一定の電気信号
に変換されている(ロの定常状態の部分)。この
状態を仮りに最初の定常状態とする。この状態の
時に便器の利用者がこの投射空間に入つて来る
と、人体により投射光の一部が一層反射され(も
しくは吸収され)、受光素子の受光量が変化し、
この変化量も電気信号に変換される。受光回路a
−3の出力ロは発振回路a−1の出力と同期して
いるので、発振回路a−1の出力により制御され
るゲート回路(受光回路の一部に含める)を介し
て次段の交流増巾回路a−4に送ることにより外
乱光などの雑音による誤動作を防止出来る。受光
回路a−3内のゲート回路により雑音を除かれた
電気信号は交流増巾回路a−4において増巾さ
れ、更に検波回路a−5において直流電圧出力ハ
となる。この直流電圧出力ハは便器の利用者が存
在しない時ある一定の電圧で定常状態であり、便
器の利用者が赤外線が投射されている空間に入つ
て来て、投射光が人体に当たり、反射光量が増加
すると(もしくは投射光が吸収され、反射光量が
減少すると)直流電圧出力ハは上昇し(もしくは
下降し)、その人が立去ると反射光量が減少(も
しくは増加)し、元の一定の電圧に戻る。この直
流電圧出力ハの増減が弁別回路a−6において増
加したか減少したか弁別され、増加分は増加用の
積分回路a−7と差動増巾回路a−8へ、減少分
は減少用の積分回路a−7′と差動増巾回路a−
8′へ送られ、積分回路a−7,a−7′にて増加
分もしくは減少分が積分され、更に差動増巾回路
a−8,a−8′にて増巾し、出力回路a−9に
送られる。出力回路a−9においては差動増巾回
路a−8,a−8′からの信号に基づき出力ニを
発生し、制御部bへ感知信号を送ると共にパイロ
ツトランプ39を点灯する。
受光量が変化(増減)した後ある期間変化がな
ければ、その状態が新しい定常状態となる。従つ
て、小便器の利用者が赤外線が投射されている空
間に入つた時及び出た時に感知信号が発生する。
反射光量変化型光電センサーとして拡散反射型の
他回帰反射型を使用してもよい。
尚、この感知部aの設置場所は便所の入口、天
井、壁、便器の上等任意で、小便器を使用する利
用者が位置する小便器前方の空間に向けて赤外線
を投射させる。
制御部bは、雑音を除き所定の感知部aの感知
信号のみを取り出すゲート回路b−1と、その信
号を記憶し、T1タイマー回路b−3を作動させ
る第1メモリー回路b−2と、第1メモリー回路
b−2の信号でT1時間作動し、タイムアツプす
ると後述する出力部dのT3タイマー回路d−1
と第1メモリーリセツト回路b−4とを作動させ
る信号を出すT1タイマー回路b−3と、T1タイ
マー回路b−3もしくは後述する操作部cの第2
メモリー回路c−2の信号を受けて第1メモリー
回路b−2にその記憶を消す信号を出す第1メモ
リーリセツト回路b−4とにより構成される。
操作部cは、この実施例では制御部bに一体的
に組込まれ、第2メモリー回路c−2を作動させ
る信号を出す操作スイツチc−1と、操作スイツ
チc−1から信号を受けると、その信号を記憶す
ると共にT2タイマー回路c−3と後述する出力
部dのT3タイマー回路d−1と前記制御部bの
第1メモリーリセツト回路b−4とに信号を出す
第2メモリー回路c−2と、第2メモリー回路c
−2の信号を受けてT2時間作動しタイムアツプ
すると第2メモリーリセツト回路c−4を作動さ
せる信号を出すT2タイマー回路c−3と、T2
イマー回路c−3の信号を受けて第2メモリー回
路c−2にその記憶を消す信号を出す第2メモリ
ーリセツト回路c−4とにより構成される。
出力部dは前記制御部bのT1タイマー回路b
−3もしくは操作部cの第2メモリー回路c−2
からの信号を受けてT3時間の間、出力信号を出
力回路d−2に出すT3タイマー回路d−1と、
T3タイマー回路d−1からの出力信号を増巾し
て駆動部eを構成せる電磁石Eに通電する出力回
路d−2とにより構成される。
尚、T1時間、T2時間及びT3時間は固定しても
よいが、本実施例では便利なように適宜に調整可
能とし、ここではT1時間を30秒〜15分、T2時間
を25〜30秒、T3時間を1秒にそれぞれセツトす
る。
駆動部eは電磁力によりフラツシユバルブの弁
体13を開閉動する機構により構成される。
以下動作について説明する。まず感知部aが小
便器の使用を感知すると、即ち投光ランプから出
ている赤外線の投射空間に小便器の使用者が入り
使用者の衣服等に反射され受光量が変化すると感
知信号が発生し、その感知信号は制御部bのゲー
ト回路b−1を通り、第1メモリー回路b−2に
入り記憶され、T1タイマー回路b−3を作動さ
せる。T1タイマー回路b−3がタイムアツプす
ると出力部dのT3タイマー回路d−1を作動さ
せるT3時間出力回路d−2を作動し、駆動部e
が駆動され電磁石Eに通電し、電磁フラツシユバ
ルブFを駆動すると共に制御部bの第1メモリー
リセツト回路b−4を作動させ、第1メモリー回
路b−2の記憶を消し、次の感知信号が来るのを
待つ。
従つて、赤外線の投射空間に使用者が入り感知
信号が発生すると、制御部bの第1メモリー回路
b−2はその感知信号を記憶し、記憶している間
は次の感知信号を受け付けないので第1メモリー
回路b−2の記憶が消える迄、言い換えるとT1
時間経過後T1タイマー回路b−3がタイムアツ
プして電磁フラツシユバルブFが駆動される迄、
小便器使用者が用便後赤外線投射空間より出るこ
とによつて発生する感知信号や別の使用者による
感知信号が何回発生しようとその感知信号は無視
される。従つて、T1時間を無視時間と呼ぶこと
が出来る。
このようにすることにより最初の感知信号から
洗浄迄、即ち無視時間中に小便器が何回使用され
ようと、1回の洗浄で済ますことが出来る。
T1タイマー回路b−3のタイムアツプ時間T1
(無視時間)は30秒(普通、小便に要する時間)
〜15分に適宜セツト出来、複数の小便器に設置さ
れたそれぞれのT1タイマー回路b−3のタイマ
ーを電気的に集中制御したり、或いは複数の小便
器に対し1個のタイマーで兼用しても良い。
尚、T1タイマー回路b−3のタイムアツプ時
間T1が30秒より短ければ、小便器が続けて使用
された場合に洗浄回数が多くなり過ぎ、無駄に水
を使用することになる。
又、小便器を衛生的に保つには、使用後15分程
度以内に洗浄することが必要である。
次に便器を掃除する場合のように、人体の感知
に関係なく水を出す場合につき述べる。
その時には制御部bと並列に設けた操作部cを
操作することにより行う。即ち、例えば自己復帰
型の押釦スイツチからなる操作スイツチc−1を
投入し、第2メモリー回路c−2を作動させる。
第2メモリー回路c−2は一旦操作スイツチc−
1が投入されると自己保持即ち記憶し、T2タイ
マー回路c−3をスタートさせると共に出力部d
のT3タイマー回路d−1も作動させるので、T3
時間出力回路d−2が作動し、電磁石Eに通電
し、電磁フラツシユバルブFを駆動させる。一方
T2タイマー回路c−3はタイムアツプすると第
2メモリーリセツト回路c−4を作動させ、第2
メモリー回路c−2の記憶を消し、次の操作スイ
ツチの投入を待つ。
従つて、最初の操作信号の投入があると第2メ
モリー回路c−2が記憶すると共に洗浄が開始さ
れるが、記憶されている間、新たに何度操作スイ
ツチc−1が投入されても第2メモリー回路c−
2は受け付けず洗浄は行わない。T2タイマー回
路c−3がタイムアツプし、第2メモリーリセツ
ト回路c−4が作動して、第2メモリー回路c−
2の記憶が消されて後操作スイツチc−1を投入
すると、その時点で再び洗浄を行う。その時、第
2メモリー回路c−2が記憶状態になるのは明白
である。言い換えればT2タイマー回路c−3が
作動している時は、操作スイツチc−1を投入し
ても洗浄は行わないのでこのT2時間を禁止時間
と呼ぶ。
操作スイツチc−1を投入すると1回だけ洗浄
し、禁止時間経過後再び操作スイツチc−1を投
入しないと洗浄しないようになしたのは、操作ス
イツチc−1のいたずら等で何回も洗浄すると水
が無駄に使用されるためである。
又、洗浄は操作スイツチの投入後時間をおいて
開始してもよいが、最初の操作スイツチc−1の
投入で、すぐに洗浄を開始するようになしたの
は、すぐに掃除が出来るようにすると共に、余り
間を置くと誤動作と感違いされるのを防止する為
と故障の発見がし易い為である。
更に、25〜30秒の禁止時間(T2時間)を設け
たのはフラツシユバルブfが一旦作動すると約10
〜15秒間水を流し掃除に必要な水量が得られるの
で、洗浄中更に操作スイツチc−1を投入して水
を更に流すのは水が無駄となるためである。又、
電磁石Eの間歇定格として最低15〜20秒程度必要
である。
以上のように操作部cは禁止時間を設け、その
時間中は何度操作スイツチを投入しても洗浄は行
われず、禁止時間経過後、操作スイツチを投入し
た時のみ洗浄するので、無駄に水を流すこともな
い。
次に感知部aによる感知と、操作スイツチc−
1の投入が重なる場合につき述べる。
まず人体の感知があり、T1タイマー回路b−
3がタイムアツプする前に操作スイツチc−1が
投入されると投入された時点で第2メモリー回路
c−2によりT3タイマー回路d−1が作動され
る(洗浄される)と共に第1メモリーリセツト回
路b−4が作動され、第1メモリー回路b−2の
記憶が消され、T1タイマー回路b−3の経過時
間もキヤンセルされる。
又、操作スイツチc−1が投入され洗浄し、
T2タイマー回路c−3が作動している時(禁止
時間中)に感知があると、T1タイマー回路b−
3は作動し感知してT1時間後に洗浄される。
このようにすることにより、便器の使用がある
と必ずT1時間内に1度洗浄され、且つ操作スイ
ツチc−1を投入した時点で洗浄するようになす
ことが出来る。
本発明は上記の構成であるから、以下の利点を
有する。
制御部にて反射光量変化型光電センサーより
の最初の感知信号が発生し始めてから所定の無
視時間経過後小便器に洗浄水が供給されるよう
にし、しかも無視時間中に他の感知信号が発生
しても無視するようにしたので、小便器の使用
の都度ではなく、まとめて洗浄することが出
来、大巾な節水効果を期待できる。
複数個の小便器の使用を投射した光線の反射
光量の変化により感知信号を発生する一個の反
射光量変化型の光電センサーで感知したので、
コスト的に安価であると共に反射光量変化型光
電センサーは単なる光電反射型感知部を用いる
ものに比べても感度が鋭敏で感知距離が長く、
感度調節や光軸合せも必要なく、対象物の反射
率による距離の調節も必要なく、しかも検出範
囲内に静止物、例えば衝立を新たに設けても何
ら支障はない。しかも対向面への距離が遠いと
きには反射板を取付けることが出来るをもつて
複数個の小便器の使用者が位置する空間に光線
を投射し、この投射空間を出入する利用者を確
実に感知できるうえ、取付けが簡単である。
よつて、小便器洗浄装置としての効果は大な
るものがある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明小便器洗浄装置の実施態様を示
し、第1図は装置全体の概略説明図、第2図は給
水部の一実施例としてのフラツシユバルブと駆動
部の一部切欠縦断面図、第3図は感知部の斜視
図、第4図は同側面図で一部切欠して示す。第5
図は感知部のブロツク図、第6図はその主なブロ
ツクの波型を示す説明図である。第7図は装置全
体のブロツク図、第8図はタイムチヤートであ
り、イは感知部のみの場合、ロは操作部のみの場
合、ハは感知部と操作部が重なる場合を示す。 a……感知部(反射光量変化型光電センサー)、
b……制御部、f……給水部、g……小便器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 連立された複数個の小便器と、これらの小便
    器の使用を感知する一個の感知部と、その感知信
    号に基づき作動する制御部と、この制御部の作動
    に基づき洗浄水を上記複数個の小便器に供給する
    給水部とを備え、上記感知部は小便器使用者が位
    置する複数個の小便器の前方の空間に向けて投射
    した光線の反射光の受光量により作動し、小便器
    使用者が投射空間に存在せず受光量が変化しない
    定常状態及び存在して静止し受光量が変化しない
    定常状態においては感知信号を発生せず、上記両
    定常状態間の移動時期において受光量が増減する
    時感知信号を発生する反射光量変化型光電センサ
    ーから成り、上記制御部は最初の感知信号が発生
    し始めた時から所定の無視時間後に洗浄水を供給
    せしめると共に該無視時間中に発生した新たな感
    知信号を無視するように構成してなることを特徴
    とする小便器洗浄装置。
JP22116083A 1983-11-22 1983-11-22 小便器洗浄装置 Granted JPS59130934A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0677556U (ja) * 1993-04-15 1994-11-01 株式会社貝印刃物開発センター カ−ルブラシ

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JPS61138824A (ja) * 1984-12-10 1986-06-26 Toyota Motor Corp 多気筒内燃機関の吸気管長可変式吸気装置

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