JPH034589Y2 - - Google Patents

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JPH034589Y2
JPH034589Y2 JP1985010047U JP1004785U JPH034589Y2 JP H034589 Y2 JPH034589 Y2 JP H034589Y2 JP 1985010047 U JP1985010047 U JP 1985010047U JP 1004785 U JP1004785 U JP 1004785U JP H034589 Y2 JPH034589 Y2 JP H034589Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、四輪駆動車等の前輪及び後輪へ駆
動装置からの動力を分配する動力分配装置の改良
に関する。
〔従来技術及びその問題点〕
従来この種の動力分配装置としては、例えば
「4WD乗用車」(鈴木五郎著山海堂昭和57年12月
15日号発行)の72項記載のものと略同様な第3図
に示すようなものがある。
すなわち、駆動装置である図外のエンジン側か
ら入力を受ける中空軸101がトランスフアケー
ス103内に回転自在に支持され、中空軸101
の出力側にデフアレンシヤル装置105のデフア
レンシヤルケース107が一体的に連結されてい
る。
デフアレンシヤルケース107にはピニオンシ
ヤフト109が固定され、ピニオンシヤフト10
9にはデフアレンシヤルケース107内において
ピニオンギヤ111が回転自在に支持されてい
る。
ピニオンギヤ111には前記中空軸101の軸
心方向に対抗する一対のサイドギヤ113が噛合
されている。
一方のサイドギヤ113には前輪駆動軸115
の一端部が連結され、前輪駆動軸115は前記中
空軸101の軸心部を貫通して図外の前輪側へ延
設されている。他方のサイドギヤ113には前記
中空軸101と同軸心状の中間軸117の一端が
連結され、中間軸117の他端はトランスフアケ
ース103に軸受119を介して支持されてい
る。
中間軸117には中間ギヤ121が固定され、
中間ギヤ121には後輪駆動軸123の入力ギヤ
125が噛合されている。後輪駆動軸123は中
間軸117の上側に配置されてトランスフアケー
ス103に回転自在に支持されているもので、図
示しないが図外の後輪軸へさらに延設されている
ものである。
一方、前記中間軸117には外周にスプライン
127を有する第1ロツク部材129が固定さ
れ、前記デフアレンシヤルケース107にはスプ
ライン127と同径のスプライン131を有する
第2ロツク部材133が固定されている。
スプライン127にはスリーブ135が噛合さ
れており、摺動によりスプライン127とスプラ
イン131に同時に噛合可能である。
そして、中空軸101がエンジンから受けた入
力はデフアレンシヤルケース107、ピニオンシ
ヤフト109、ピニオンギヤ111、サイドギヤ
113を介して、一方で前輪駆動軸115が回転
され、他方では中間軸117、中間ギヤ121、
入力ギヤ125を介して後輪駆動軸123が回転
され、図外の前輪及び後輪へ動力が分配される。
前輪駆動軸115と後輪駆動軸123とに回転
差を生じたときには、スリーブ135を、運転席
に配置された図外のデフロツクレバにより摺動操
作して両スプライン127,131に同時に噛合
させれば、第1ロツク部材129と第2ロツク部
材133が一体化されてデフロツクが達成でき
る。
ところで、このような構造による場合、ピニオ
ンギヤ111周辺への潤滑はトランスフアケース
103内のオイルを回転するデフアレンシヤルケ
ース107が掻き上げで行なうものである。
しかしながら、デフアレンシヤルケース107
は高速で回転しているため、前記掻き上げられた
オイルがデフアレンシヤルケース107内へは充
分に行き渡らない恐れがあつた。
これに対して、中間軸117端部にオイルポン
プを取り付け、中間軸117の軸心部にデフアレ
ンシヤルケース107内に連通する流路を形成
し、オイルポンプから流路を介し、デフアレンシ
ヤルケース107内にオイルを送り込むようにす
ることが考えられる。
しかし、この場合は、差動回転するピニオンギ
ヤ111とデフアレンシヤルケース107との間
の摺動部へはまだ充分にオイルが行き渡らない恐
れがある。
すなわち、中間軸117のデフアレンシヤルケ
ース107側の端部からピニオンシヤフト109
の外周面との間に空間があり、しかも前記差動回
転時にはこれらの中間軸端とピニオンシヤフト間
に相対運動が生じる。
従つて、前記中間軸117軸心部のオイル流路
はこの中間軸のデフアレンシヤルケース107側
の端部までで終り、前記ピニオンシヤフト109
にまで連通させることが難しい。
以上の理由で、この場合の送り込まれたオイル
はデフアレンシヤルケース107の中心から周囲
に飛散される状態となつて、大部分がこのデフア
レンシヤルケース107の開口部から外部に逃げ
てしまい、このケース内の前記摺動部その他へは
ごく一部のオイルしか到達できないからである。
これは又、前記オイルポンプでのエネルギ浪費
も大であることになる。
〔考案の目的〕
この考案は、上記問題点に鑑み創案されたもの
で、その目的は当該車両の走行中確実に潤滑油を
行き渡らせ得る車両の動力分配装置を提供するこ
とにある。
〔考案の構成〕
上記目的を達成するためにこの考案は、駆動装
置側から入力を受ける中空軸と、中空軸の出力側
に一体的に連結されたピニオンシヤフトと、ピニ
オンシヤフトに回転自在に支持されたピニオンギ
ヤと、ピニオンギヤに噛合する一対のサイドギヤ
と、一方のサイドギヤに一体的に連動連結されか
つ前記ピニオンシヤフト内周面にスペーサを介し
て摺接すると共に前記中空軸の軸心部を貫通する
前輪駆動軸と、他方のサイドギヤと共に一体的に
形成されて前記ピニオンシヤフトピニオンギヤ及
びサイドギヤを収納すると共に動力取出可能なデ
フアレンシヤルケースを有する動力分配装置であ
つて、この動力分配装置の前記一方のサイドギヤ
により駆動されるオイルポンプと、前記前輪駆動
軸の内部とピニオンシヤフトとの摺接面とを経て
該ピニオンシヤフト先端まで前記オイルポンプか
ら吐出される潤滑油を導く通路とを備える構成と
した。
〔実施例〕
以下、第1図及び第2図に基づき、この考案の
一実施例を詳細に説明する。
中空軸1は、駆動装置である図外の内燃機関の
クランク軸、メインクラツチ、駆動軸、変速装置
を経て駆動される。この中空軸1は、出力側1a
が入力側1bに対してスリーブ3を介して分割さ
れている。スリーブ3は中空軸1の出力側1aと
入力側1bとにスプライン嵌合されており、図外
のデフロツクレバー操作により中空軸1の軸心方
向へスライド可能に構成されている。
前記中空軸1の出力側端部にはピニオンシヤフ
ト5が固定され、ピニオンシヤフト5にはピニオ
ンギヤ7が回転自在に支持されている。ピニオン
ギヤ7には一対のサイドギヤ9a,9bが噛合さ
れている。一対のサイドギヤ9a,9bの内、車
体前後方向後側(第1図において右側)のサイド
ギヤ9aは前輪駆動軸11の一端部にスプライン
嵌合されている。サイドギヤ9aと中空軸1の入
力側1bとの間にはスラストベアリング15を介
してスペーサ17が介設されサイドギヤ9aは前
輪駆動軸11に螺合されたナツト19によつて固
定されている。また前記前輪駆動軸11の他端に
は図示しない前輪側のデフアレンシヤルケース装
置が連結されている。
車体前後方向前側のサイドギヤ9bはデフアレ
ンシヤルケース21と共に一体的に形成されてい
る。デフアレンシヤルケース21は前記ピニオン
シヤフト5、ピニオンギヤ7、及びサイドギヤ9
a,9bを収納するもので、デフアレンシヤルケ
ース21の前後両端は軸受(一方は図示せず)を
介してトランスフアケース23(一部のみ図示)
に回転自在に支持されている。前記デフアレンシ
ヤルケース21には駆動ギヤ25が設けられ、後
輪駆動軸(図示せず)の入力ギヤ(図示せず)が
噛合可能となつている。
そして、前記前輪駆動軸11のサイドギヤ9a
側の端部にはトランスフアケース23を貫通した
オイルポンプ駆動軸27が一体的に設けられてい
る。オイルポンプ29はこの実施例において内接
ギヤポンプを用いている。前記駆動軸27はナツ
ト19にドツグクラツチなどにより一体的に連結
される。
このポンプ29はケーシング31の円筒部内面
に回転自在に嵌入されたアウタロータ33の内側
に円形状に連続して内歯35が刻まれていて、こ
の内歯歯数より1枚少ない歯数の外歯37を外周
に刻んだインナロータ39が偏心して内歯歯車の
一方向個所(第2図において上側)で内歯35に
接して噛合うように置かれている。
そして、インナーロータ39の中心に軸穴があ
り、ここに前記オイルポンプ駆動軸27が嵌入さ
れる。前記内歯35と外歯37が接した個所の〓
間がポンプ室となり、この〓間の狭められる終点
付近が左右2個所あり、それぞれ吸込口41、突
出口43となる。第2図においてインナーロータ
39は時計回りに回転し、図面の右が吸込口4
1、左が吐出口43である。
インナーロータ39が回転するとアウタロータ
33は同方向に駆動され、追従回転し、ポンプ作
用を生じる。
オイルポンプ29に前記吸込口41が施こさ
れ、前記トランスフアケース23の下部からこの
吸込口に潤滑油汲み上げ管路45が配管され連結
される。
又、ケーシング31の背面はトランスフアケー
ス23にボルトによつて固定され、この前面側に
はケーシングカバーが取付けられて前記オイルポ
ンプを密閉する。そして、このケーシングカバー
の内面に前記吐出口43からオイルポンプ駆動軸
27中心位置までの間溝を掘り、吐出油がオイル
ポンプ駆動軸中心位置に達するようにし、更に、
このオイルポンプ駆動軸27から前輪駆動軸11
の一部、スペーサ17を経てピニオンシヤフト5
の先端まで潤滑油送給通路49が形成されてい
る。この場合、ピニオンシヤフト5の内周面には
周溝5aが形成され、ピニオンシヤフト5側とス
ペーサ17側とが差動回転時に相対回転をしても
前輪駆動軸11側からピニオンシヤフト5側への
潤滑油の圧送が可能なように構成されている。上
述の構成の動力分配装置においては、車両が走行
する時は前記オイルポンプ29が駆動され潤滑油
がオイルポンプ29で送られ、潤滑油送給通路4
9を経てピニオンギヤ7とピニオンシヤフト5と
の間、及びデフアレンシヤルケース21との間等
を強制潤滑することになり、従来装置に比し格段
に潤滑状況が改善される。
〔考案の効果〕
以上より明らかなようにこの考案の構成によれ
ば、動力分配装置内のピニオンギヤ周辺に潤滑油
が強制的に送り込まれるため従来装置に比し格段
に潤滑条件が良化され確実になり、従つて悪路走
行が続いて前記ピニオンギヤが高速回転を繰返す
事態が生じても潤滑不良となる恐れは少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る動力分配装
置の縦断面図、第2図はこの実施例に用いたオイ
ルポンプの内部構成を示す断面図、第3図は従来
の動力分配装置の縦断面図である。 図中の主な符号、1……中空軸、1a……中空
軸出力側、5……ピニオンシヤフト、7……ピニ
オンギヤ、9a,9b……サイドギヤ、11……
前輪駆動軸、21……デフアレンシヤルケース、
29……オイルポンプ、49……潤滑油送給通
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動装置側から入力を受ける中空軸と、中空軸
    の出力側に一体的に連結されたピニオンシヤフト
    と、ピニオンシヤフトに回転自在に支持されたピ
    ニオンギヤと、ピニオンギヤに噛合する一対のサ
    イドギヤと、一方のサイドギヤに一体的に連動連
    結されかつ前記ピニオンシヤフト内周面にスペー
    サを介して摺接すると共に前記中空軸の軸心部を
    貫通する前輪駆動軸と、他方のサイドギヤと共に
    一体的に形成されて前記ピニオンシヤフトピニオ
    ンギヤ及びサイドギヤを収納すると共に動力取出
    可能なデフアレンシヤルケースを有する動力分配
    装置であつて、この動力分配装置の前記一方のサ
    イドギヤにより駆動されるオイルポンプと、前記
    前輪駆動軸の内部とピニオンシヤフトとの摺接面
    とを経て該ピニオンシヤフト先端まで前記オイル
    ポンプから吐出される潤滑油を導く通路とを備え
    たことを特徴とする動力分配装置。
JP1985010047U 1985-01-29 1985-01-29 Expired JPH034589Y2 (ja)

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JP1985010047U JPH034589Y2 (ja) 1985-01-29 1985-01-29

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Publication Number Publication Date
JPS61127030U JPS61127030U (ja) 1986-08-09
JPH034589Y2 true JPH034589Y2 (ja) 1991-02-06

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0448976Y2 (ja) * 1987-02-24 1992-11-18
JP4228869B2 (ja) * 2003-10-09 2009-02-25 株式会社ジェイテクト 車両用差動歯車装置

Citations (1)

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JPS5732524B2 (ja) * 1975-05-14 1982-07-12

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS625937Y2 (ja) * 1980-08-01 1987-02-10
JPS6231296Y2 (ja) * 1980-10-24 1987-08-11

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JPS5732524B2 (ja) * 1975-05-14 1982-07-12

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