JPH0345524Y2 - - Google Patents

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JPH0345524Y2
JPH0345524Y2 JP6796885U JP6796885U JPH0345524Y2 JP H0345524 Y2 JPH0345524 Y2 JP H0345524Y2 JP 6796885 U JP6796885 U JP 6796885U JP 6796885 U JP6796885 U JP 6796885U JP H0345524 Y2 JPH0345524 Y2 JP H0345524Y2
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JP
Japan
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gear
transmission shaft
side transmission
large diameter
drive
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JP6796885U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は駆動側伝動軸と、植付機構に連動連結
された従動側伝動軸とを、夫々の軸端においてギ
ヤ対で連動連結するとともに、前記両ギヤを両伝
動軸に付け替え自在に構成して、もつて、植付走
行速度に対する植付機構の植付速度を変更して、
株間を調節可能に構成してある田植機の株間調節
構造に関する。
〔従来の技術〕
この種の田植機の株間調節構造において、従来
は、両軸端部のギヤ収納スペースの形状を同一の
ものに形成していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕 従つて、自由に両ギヤを付け替え使用できるの
で、例えば標準ギヤ対(歯数22Tと24T)の大径
ギヤ24Tより大径のギヤ26Tを必要とする変
速比の大きなギヤ対(歯数20Tと26T)を使用す
る場合に、小径ギヤを駆動側伝動軸にかつ大径ギ
ヤを従動側伝動軸に嵌着して株間を標準のもの
(例えば16cm)に比べて大きく(例えば18cm)す
る場合は問題ないのであるが、取付対象を間違つ
て前記大径ギヤを駆動軸側に取付けた場合には、
株間が非常に小さく(例えば11cm)なり、株間と
してふさわしくないものが現出してしまうもので
あつた。
本考案の目的は簡単な改造を施すことによつ
て、取付ミスを未然に防止できるものを提供する
点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による特徴構成は前記従動側伝動軸軸端
部のギヤ収納スペースを、標準ギヤ対の大径ギヤ
より大径のギヤを収納可能な大きさに形成すると
ともに、駆動側伝動軸軸端部のギヤ収納スペース
を、標準大径ギヤより大径のギヤの収納を不能に
する大きさに形成してある点にあり、その作用効
果は次の通りである。
〔作用〕
つまり、駆動側伝動軸の軸端部のギヤの収納ス
ペース自体を前記標準ギヤ対より大径のギヤを収
納できないようにあらかじめ形成することによつ
て、例え作業者が不用意に前記大径ギヤを取付け
ようとしても取付け不可能である。
〔考案の効果〕
従つて、ギヤ収納スペース自体に取付け規制構
造を付与する機械的な規制方法を採用することに
よつて、入為的なミスを確実に防止できるととも
に、株間として適当でない寸法での植付作業を行
うことがないので、植付作業のやり直しといつた
ことも回避できる。特に、利用者側で行われるこ
との多いこの種の株間調節作業において、作業者
としての熟練技術を必要としないのでこのような
構造のものは有効に活用される。
〔実施例〕
第5図に示すように、機体前部フレーム1にエ
ンジン2、及び、このエンジン2の出力軸に直結
されたミツシヨンケース3を設け、このミツシヨ
ンケース3の両横側部から支持フレーム兼用の伝
動ケース4,4を後方に向けて延出し、この伝動
ケース4,4の後端部に夫々植付機構5、苗のせ
台6、及び、この苗のせ台6の背面に操縦ハンド
ル7を備え、更に、前記ミツシヨンケース3の下
端横一側面から、後部横一側に一個の推進車輪8
を軸支した車輪ケース9を枢支するとともに、機
体下部に左右フロート10A,10Bを装備して
一輪歩行型田植機を構成してある。
前記車輪ケース9から立設されたアーム11と
油圧シリンダ12のピストンロツドとを連動連結
し、この油圧シリンダ12の作動を制御する制御
バルブ13と接地センサ兼用の左右フロート10
A,10Bとを連結ロツド14,14で連結する
ことによつて、耕盤の凹凸に追従して上下動する
左右フロート10A,10Bに対して、反対方向
に推進車輪8を上下動させて、機体を常に田面に
対して一定させるように構成している。
前記ミツシヨンケース3内構造について詳述す
ると、ミツシヨンケース3の上端突出部3Aにエ
ンジン2を直結するとともに、エンジン出力ギヤ
15と咬合する大小二段ギヤ16を一体成形した
中間伝動軸を支承してある。
前記大小二段ギヤ16のうち、大径ギヤ部16
Aを走行系の伝動ギヤ17に咬合させるととも
に、小径ギヤ部16Bを植付系の受動ギヤ18に
咬合させ、もつてエンジン2出力を両伝動系統に
分岐してある。
次に、植付機構5への伝動構造を詳述すると、
前記中間伝動軸の近傍に、駆動側伝動軸19と植
付機構5に連動連結された従動側伝動軸20とを
設け、この駆動側伝動軸19に前記大小二段ギヤ
16の小径ギヤ部16Bと咬合する受動ギヤ18
を、前記駆動側伝動軸19の軸心方向に摺動可能
に遊嵌してある。又、前記受動ギヤ18に隣接し
て、前記駆動側伝動軸19に遊嵌された受動部材
21Aと、前記駆動側伝動軸19にその軸心方向
に摺動可能にスプライン外嵌された可動部材21
Bとの間に伝動用ボール材22を配するととも
に、前記可動部材21Bを受動部材21A側に付
勢するスプリング23を設けトルクリミツタ32
を構成してある。前記受動ギヤ18と受動部材2
1Aとの相対向する側面に歯部を設け、咬合可能
に構成してあり、外部揺動アーム(図外)に連動
されたシフトフオーク(図示せず)を受動ギヤ1
8に係合して前記大小二段ギヤ16からの動力を
駆動側伝動軸19に伝動継続可能な植付クラツチ
24を構成してある。前記駆動側伝動軸19及び
従動側伝動軸20をその軸端に設けたギヤ対2
5,26で連動連結してある。前記従動側伝動軸
20のミツシヨンケース3内に設けられたベベル
ギヤ機構27とミツシヨンケース3横外側方に延
出された連結ケース28内に位置する延出端に設
けられたベベルギヤ機構33とで前記植付伝動ケ
ース4,4側伝動機構に伝動するように構成して
ある。前記従動側伝動軸20に前記受動ギヤ18
の前記受動部材21Aとの係合解除方向への摺動
を規制する牽制部材29を設け、この牽制部材2
9の部分円形状によつて、植付機構5が対地離間
した植付位相にあるときのみ、前記受動ギヤ18
の係合解除方向への摺動が可能になるように構成
してある。
第1図イ,ロに示すように、ミツシヨンケース
3の横側方に開放する、前記駆動側伝動軸19と
従動側伝動軸20との軸端部に着脱自在に装着さ
れたギヤ対25,26を収納可能なハウジング部
3Bを設けるとともに、このハウジング部3Bを
ギヤ収納スペースAを含めて左右対称に形成して
ある。第1図イに示すように、このようなハウジ
ング部3Bに対して標準ギヤ対25A,26A
(例えば歯数22Tと24T)のものは駆動側及び従
動側何れの伝動軸19,20にも付け替え使用が
可能で株間(例えば16cmと13cm)が調節可能であ
る。そして、第1図ロに示すように、この標準ギ
ヤ対25A,26Aによる株間より大きなものが
必要な場合には、拡張ギヤ対25B,26B(例
えば歯数20T,26T)を使用して、小径ギヤ25
Bを駆動伝動軸19及び大径ギヤ26Bを従動側
伝動軸20に取付け、株間として標準よりも広い
(例えば16cm)を得る。但し、この場合にギヤの
取付軸を取り違えて、大径ギヤ26Bを駆動側伝
動軸19に取付けた場合には株間が11cmになり、
小さくなり過ぎるので、前記ハウジング部3Bの
駆動側伝動軸19へのギヤ収納スペースa内に空
間内に突出する突起27を設け、前記大径ギヤ2
6Bの駆動側伝動軸19への装着を未然に防止す
るようにしてある。
但し、このように標準ギヤ対25A,26Aの
大径ギヤ26Aより更に大径のギヤ26Bを駆動
側伝動軸19に装着できないようにする構成のも
のとして、駆動側伝動軸19に対するギヤ収納ス
ペースaを従動側スペースbに比べてスペース内
面径を小さくするものも考えられるが、この場合
には前記突起27を設けるものに比べてハウジン
グ部3B形状が非対称になり製作が難しくなると
ともに、敢えて前記大径ギヤ26Bを駆動側伝動
軸19に装着して狭い株間を必要とする場合にお
いても前記スペース内面径を機械加工で拡くする
大がかりな改造が必要であつて、実質的に不可能
である。これに比べて、前記突起を前記スペース
a内に突出させるだけのものは手工具を用いて簡
単に取除くことができるので、前記大径ギヤ26
Bも装着できるようになり、適用性が大きい。
第4図に示すように、前記ミツシヨンケース3
の前部にはプロテクタ兼用のバランスウエイト2
8が設けられ、中空の容器に形成されている。こ
の中空容器内には中仕切板33と夫々にドレン抜
き孔30,30が設けられ、上部の給水孔31か
ら給水して、その貯水量調節によつて機体の前後
左右のバランスを確保して、一輪型タイプとして
の操作性の向上を図れるものに構成してある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る田植機の株間調節構造の実
施例を示し、第1図イ,ロは夫々株間調節用ギヤ
対の装着状態を示すもので、イは標準ギヤ対、ロ
は拡張ギヤ対を装着した断面図、第2図はミツシ
ヨンケースの側面図、第3図はミツシヨンケース
内の植付機構への伝動系を示す断面図、第4図は
バランスウエイトの斜視図、第5図は田植機の側
面図である。 5……植付機構、19……駆動側伝動軸、20
……従動側伝動軸、25,26……ギヤ対、25
A,26A……標準ギヤ対、25B,26B……
拡張ギヤ対、a,b……ギヤ収納スペース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動側伝動軸19と、植付機構5に連動連結さ
    れた従動側伝動軸20とを、夫々の軸端において
    ギヤ対25,26で連動連結するとともに、前記
    両ギヤ25,26を両伝動軸19,20に付け替
    え自在に構成してある田植機の株間調節構造であ
    つて、前記従動側伝動軸20軸端部のギヤ収納ス
    ペースbを、標準ギヤ対25A,26Aの大径ギ
    ヤ26Aより大径のギヤ26Bを収納可能な大き
    さに形成するとともに、駆動側伝動軸19軸端部
    のギヤ収納スペースaを、標準大径ギヤ26Aよ
    り大径のギヤ26Bの収納を不能にする大きさに
    形成してある田植機の株間調節構造。
JP6796885U 1985-05-08 1985-05-08 Expired JPH0345524Y2 (ja)

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JP6796885U JPH0345524Y2 (ja) 1985-05-08 1985-05-08

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Publication Number Publication Date
JPS61182218U JPS61182218U (ja) 1986-11-13
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