JPH0344799Y2 - - Google Patents

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JPH0344799Y2
JPH0344799Y2 JP12338685U JP12338685U JPH0344799Y2 JP H0344799 Y2 JPH0344799 Y2 JP H0344799Y2 JP 12338685 U JP12338685 U JP 12338685U JP 12338685 U JP12338685 U JP 12338685U JP H0344799 Y2 JPH0344799 Y2 JP H0344799Y2
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JP
Japan
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main shaft
handle body
collar
shaft portion
handle
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JP12338685U
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JPS6232100U (ja
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、ジヤツキを駆動するジヤツキ用ハン
ドルに係り、殊にハンドルに装着されたカラーの
改良に関する。
(従来の技術) 従来この種のジヤツキ用ハンドルとしては、実
開昭57−142000号公報に記載されているものが知
られている。
このものでは、ハンドルは、棒状部材からクラ
ンク状に形成さたハンドル本体を持つ。該ハンド
ル本体は、クランク状部を間にして主軸部と該主
軸部と平行な副軸部とからなり、その主軸部先端
にジヤツキと連結される連結部が形成されてい
る。更に、クランク状部を間にしてハンドル本体
の主軸部と副軸部とに夫々回転自在に円筒状のカ
ラーが装着され、主軸部に装着されたカラーでハ
ンドル本体支持部が形成され副軸部に装着された
カラーでハンドル本体の回転操作部が形成されて
いる。
そして、ハンドルの操作に当たつては、支持部
のカラーを介してハンドル本体の主軸部を回転自
在に支持すると共に、回転操作部のカラーを介し
て副軸部を主軸部回りに回動させ主軸部を回転さ
せていた。
(考案が解決しようとする問題点) この様に、ハンドル本体に装着されたカラーは
ハンドル本体に突設形成さたカシメ部で抜け止め
が図られると共に、ハンドル本体の主軸部先端に
は連結部が設けられていた。従つて、ハンドルは
先ず棒状のハンドル本体に支持部用と回転操作部
用の円筒状カラーを挿入しておき、しかる後、曲
げ加工によりハンドル本体をクランク状に成形す
ると共に主軸部の先端に連結部と主軸部及び副軸
部とに夫々カシメ部を形成しなければならなかつ
た。
このため、カラー装着状態でのハンドル本体の
曲げは加工性が悪い。その上、特に、曲げ加工に
よりハンドル本体に予め施されたメツキに剥離が
生じてしまう恐れがあるが、カラーが介挿されて
いる関係上加工後のメツキ処理ができなく、ハン
ドル本体が錆易いという問題があつた。
そこで、本考案は、ハンドル本体を曲げ加工後
に、カラーをハンドル本体に装着させられるよう
にすることを、その技術的課題とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) この課題解決のため本考案では、次の手段を講
じた。即ち、ハンドル本体に装着される円筒状の
カラーに軸方向に沿うスリツトを設け、該スリツ
トを介してカラーをハンドル本体に圧入嵌合させ
るようにしたことにある。
(作用) この様に、カラーにスリツトを設けたので、カ
ラーはスリツトを介してハンドル本体に圧入嵌合
され得る。従つて、ハンドル本体を予めクランク
状に成形し、その主軸部先端に連結部を形成して
おいたとしても、この後、カラーをハンドル本体
の主軸部に装着できるようになる。よつて、ハン
ドル本体成形後にメツキ処理ができ防錆が確実と
なる。また、ハンドル本体単独の加工で済み、加
工性を向上させられることとなる。
(実施例) 以下図面に従つて本考案の好ましい一実施例を
説明する。
ジヤツキ用ハンドル10は、ハンドル本体11
と該ハンドル本体11に装着された2個のカラー
12,13から成る。
ハンドル本体11は棒状部材からなりクランク
状に成形され、クランク状部分を間にして主軸部
11aと副軸部11bを持つ。主軸部11aの先
端にはフツク状に成形された連結部11cが設け
られ、該連結部11cを介してハンドル本体が図
示しないジヤツキと連結される。更に、主軸部1
1aと副軸部11bとはクランク状部分から所定
距離離間した位置に夫々カシメ部14,15が突
設形成されている。
また、ハンドル本体11のクランク状部分と主
軸部11aと副軸部11bとに夫々設けられたカ
シメ部14,15との間には、夫々カラー12,
13が回転自在に装着されて、主軸部11aに装
着されたカラー12で支持部が形成され、副軸部
11bに装着されたカラー13で回転操作部が形
成されている。介挿されたカラー12,13は
夫々ハンドル本体のクランク状部分とカシメ部1
4,15とに挟持され抜け止めが為されている。
該各カラー12,13は合成樹脂製で、円筒状を
呈している。カラー12,13の表面にはその軸
方向に沿つて複数の窪みが設けられ握り易くされ
ている。
更に、カラー12,13には、窪みの1つに沿
つてスリツト12a,13aが設けられている。
そして、例えば、カラー12では、そのスリツト
12aをハンドル本体11の主軸部11aと対向
させ圧入でカラーの弾性変形せしめ、クランク状
部分とカシメ部14との間にカラー12を嵌合さ
せている。同様に、もう1個のカラー13におい
ても、スリツト13aを介した圧入でクランク状
部分とカシメ部15との間にカラー13が嵌合さ
れる。
以上からなるカラー付きジヤツキハンドルの製
作手順について説明する。
先ず、棒状部材を用意し、曲げ加工によりクラ
ンク状に成形して、主軸部11aと副軸部11b
からなるハンドル本体11を形成する。次に、主
軸部11aの先端を加工し、フツク状の連結部1
1cを形成する。しかる後、主軸部11aと副軸
部11bの所定位置に夫々カシメ部14,15を
カシメ加工で設ける。更に、加工の終了したハン
ドル本体11をメツキ処理する。
予め用意したスリツト12a,13a入りのカ
ラー12,13を夫々スリツト12a,13aを
介してハンドル本体11の主軸部11aと副軸部
11bに圧入嵌合させる。これにより、ジヤツキ
ハンドル10の製作が完了する。
よつて、カラー12,13の装着のため、メツ
キ後のハンドル本体11の加工及びカラー12,
13装着状態でのハンドル本体11の加工をなく
すことができるようになる。ハンドル本体11の
防錆並びに加工性が向上される。
カラー12,13に設けられるスリツト12
a,13aは、窪みに沿つて設けられているの
で、スリツト12a,13aの軸方向両端は外周
から内周に向かうテーパー状になつている。従つ
て、カラー12,13のハンドル本体11a,1
1bへの圧入が容易となる。
尚、本考案の変形実施例としては、第2図に図
示したように、ハンドル本体11をクランク状に
成形し、主軸部11aの先端にフツク状連結部1
1cを形成した後、メツキ処理をしてしまう。し
かる後、主軸部11aの連結部11cとクランク
状部分との間に装着されるカラー12のみ、その
スリツト12aを介して圧入嵌合させる。副軸部
11bに装着されるカラー13は、副軸部11b
の先端から挿入させる。両カラー12,13の装
着後、カシメによりカシメ部14,15を形成し
て抜け止めを図るようにしても良い。
メツキ処理後にハンドル本体11をカシメるの
で、カシメ部14,15のメツキが剥離し易いの
で防錆は多少低下するが、曲げ加工後のメツキ処
理のため、曲げ加工前のメツキ処理の場合より防
錆は向上される。
この場合、ハンドル本体11の副軸部11bに
装着されるカラー13は、スリツト13a無しで
も良い。また、主軸部11aに設けられるカシメ
部14はメツキ処理前に形成しても良い。
〔考案の効果〕
以上、本考案では、ジヤツキハンドルのハンド
ル本体に装着されるカラーにその軸方向に沿うス
リツトを設けている。よつて、ハンドル本体の曲
げ加工後であつても、カラーをハンドル本体に装
着できるようになる。しかして、ハンドル本体加
工後、メツキ処理ができるようになりメツキの剥
離を防止できる。しかも、カラー装着状態でのハ
ンドル本体を曲げ加工しなくても良くなり、ハン
ドル本体の加工性が向上されるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるジヤツキハンドルを示す
斜視図、そして、第2図は本考案によるジヤツキ
ハンドルの変形実施例の組付け状態を示す斜視図
である。 10……ジヤツキハンドル、11……ハンドル
本体、11a……主軸部、11b……副軸部、1
1c……連結部、12……支持部用カラー、12
a……スリツト、13……回転操作部用カラー、
13a……スリツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 棒状部材がクランク状に成形されて該クランク
    状部を間にして主軸部と該主軸部と平行な副軸部
    とからなるハンドル本体の主軸部先端にジヤツキ
    と連結される連結部が形成されると共に、前記ク
    ランク状部を間にして前記主軸部と前記副軸部と
    に夫々回転自在に円筒状のカラーが装着され、主
    軸部に装着されたカラーでハンドル本体支持部を
    形成し、副軸部に装着されたカラーでハンドル本
    体の回転操作部を形成してなるカラー付きジヤツ
    キハンドルにおいて、少なくとも前記主軸部に装
    着される前記円筒状のカラーに軸方向に沿うスリ
    ツトが設けられ、該スリツトを介して各カラーが
    ハンドル本体の主軸部に圧入嵌合されたカラー付
    きジヤツキハンドル。
JP12338685U 1985-08-10 1985-08-10 Expired JPH0344799Y2 (ja)

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JP12338685U JPH0344799Y2 (ja) 1985-08-10 1985-08-10

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JP12338685U JPH0344799Y2 (ja) 1985-08-10 1985-08-10

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Publication Number Publication Date
JPS6232100U JPS6232100U (ja) 1987-02-25
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JPS6452816U (ja) * 1987-09-29 1989-03-31
JP2600038Y2 (ja) * 1991-01-31 1999-09-27 三菱自動車工業株式会社 電子制御式自動変速機

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JPS6232100U (ja) 1987-02-25

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