JPH07336Y2 - センタ−ベアリングサポ−ト - Google Patents

センタ−ベアリングサポ−ト

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JPH07336Y2
JPH07336Y2 JP7002087U JP7002087U JPH07336Y2 JP H07336 Y2 JPH07336 Y2 JP H07336Y2 JP 7002087 U JP7002087 U JP 7002087U JP 7002087 U JP7002087 U JP 7002087U JP H07336 Y2 JPH07336 Y2 JP H07336Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic member
arm
center bearing
bearing support
case
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7002087U
Other languages
English (en)
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JPS63180330U (ja
Inventor
孝良 高津佐
Original Assignee
エヌ・オ−・ケ−・メグラスティック株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はセンターベアリングサポートに関し、特に、
製作コストを低減することのできるセンターベアリング
サポートに関するものである。
〔従来技術およびその問題点〕
一般に、プロペラシャフトを支承するセンターベアリン
グサポートにあっては、第3図および第4図に示すもの
や、第5図および第6図に示すもののように構成されて
いる。
すなわち、第3図および第4図に示すものにあっては、
プロペラシャフトを支承する内環11と、この内環11の外
側に設けられるとともに、断面が横向きU字形状をなす
弾性部材12と、この弾性部材12の外側の部分に埋設され
た半円状をなす一対のハウジング13、13とから構成さ
れ、前記一対のハウジング13、13の両側に形成されてい
るアーム部14、14間を溶接22によって固定した取付け部
一体型であるが、このものにあっては部品点数は少なく
なるが、前記ハウジング13、13にはアーム部14、14が一
体に設けられているので、製造時に、前記アーム部14、
14を一緒に成形型の中に入れることとなり、個数取りが
少なくなるとともに、バリ取り等の後工程で手数がかか
り、このために生産の向上が望めないという問題点を有
している。
また、第5図および第6図に示すものにあっては、内環
16と、この内環16を覆うとともに、断面が横向きU字形
状となっている弾性部材17と、この弾性部材17の外側に
設けられた外環18と、この外環18の外側に嵌合するとと
もに、アーム19との間を熔接21されているケース20とか
ら構成されている嵌合型であるが、このものにあっては
金属からなる外環18の外側に金属からなるケース20を嵌
合するために、両部材18、20の寸法交差を厳しくおさえ
ねばならず、このために構成部品のコストが高くなると
ともに、ケース20とアーム19とを熔接した際にケース20
が変形してケース20の真円度がでにくく、変形したまま
で、ケース20の内側に外環18を圧入すると取付け寸法に
影響が出てしまうという問題点を有していた。
この考案は前記のような従来のもののもつ問題点を解決
したものであって後工程を無くすとともに、圧入工程を
行なうことなく固定できて、製造コストを低減すること
のできるセンターベアリングサポートを提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するためにこの考案は、環状をな
し、かつ、断面が横向きU字形状をなすとともに、内周
部に内環が、また、外周部に外環がそれぞれ埋設され、
さらに、前記外周面の中央部が両端部と比較して高くな
って環状の突出部が形成されている弾性部材と、該弾性
部材の一部を除く外周面を覆うとともに、中央部に前記
弾性部材の環状の突出部を受入れる窪み部が形成されて
いる逆Ω形状のアームと、該アームで覆われていない前
記弾性部材の部分を覆うとともに、前記弾性部材の突出
部を受入れる窪み部が形成され、かつ、前記アームとの
間を熔接されるケースとから構成し、前記弾性部材の内
周部でプロペラシャフトを支承するようにした手段を採
用したものである。
〔作用〕
この考案は上記の手段を採用したことにより、部品点数
を少なくすることができるとともに、製造寸法精度を高
くすることなく組立てることができて生産性を著しく向
上させることができることとなる。
〔実施例〕
以下、図面に示すこの考案の実施例について説明する。
第1図にはこの考案によるセンターベアリングサポート
が示されていて、このセンターベアリングサポートは、
内部にプロペラシャフトが挿通する内環1を、断面が横
向きU字形状をなす弾性部材2の内側に位置する部分に
埋設し、また、この弾性部材2の外側に位置する部分に
外環3を埋設してある。
前記外環3は環状をなすとともに、空所4が形成されて
いて、また、前記弾性部材2の外環3の空所4に対応す
る部分にも孔5が設けられ、さらに、前記外環3の外周
に位置する弾性部材2の部分は、幅方向の中央部が両側
部に比較して高くなって突出部6が形成され、この突出
部6が弾性部材2の外周面に渡って環状に突設されてい
る。
また、前記弾性部材2の外側に位置するアーム7は逆Ω
状をなすとともに、幅方向の中央部に窪み部7aが形成さ
れ、この窪み部7aに前記弾性部材2の外周に形成された
突出部6が位置することによりアーム7に対して、内環
1および外環3が一体に設けられた弾性部材2が、軸線
方向に移動するのを阻止している。
さらに、前記逆Ω状をなすアーム7と当接していない弾
性部材2の部分の外周面には、前記アーム7と同様に幅
方向の中央部に窪み部8aが形成されているケース8が当
接し、さらに、このケース8の両端部は前記アーム7の
両端部に当接するとともに、当接した部分は熔接9され
ていることにより、前記アーム7とケース8とはそれら
の間で弾性部材2を挟持した状態で一体に構成されてい
る。
したがって、前記弾性部材2の外周面に形成されている
環状の突出部6は、前記アーム7およびケース8に渡っ
て連続している窪み部7a、8aに嵌合しているので、前記
弾性部材2は、前記アーム7およびケース8に対して軸
線方向に移動してそれらの間から外れるということを確
実に阻止されている。
したがって、プロペラシャフトの支承時にプロペラシャ
フトの回転作用によっても破損する恐れがないものであ
る。
〔考案の効果〕
この考案は前記のように構成したことにより、従来のセ
ンターベアリングサポートと比較して構成部品が簡単で
あるとともに、部品の精度を要求することなく製造する
ことができるので、製造コストを低減させることがで
き、これによって生産性も向上することができるなどの
すぐれた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案によるセンターベアリン
グサポートを示し、第1図は縦断面図、第2図は側面
図、第3図および第4図は従来のセンターベアリングサ
ポートを示し、第3図は第4図のX-O-X′に沿って見た
縦断面図、第4図は第3図のものの側面図、第5図およ
び第6図は従来の他のセンターベアリングサポートを示
し、第5図は縦断面図、第6図は第5図のものの側面図
である。 1、11、16……内環 2、12、17……弾性部材 3、18……外環 4……空所 5……孔 6……突出部 7、19……アーム 7a、8a……窪み部 8、20……ケース 9、21……熔接 13……ハウジング 14……アーム部 15……止めねじ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】環状をなし、かつ、断面が横向きU字形状
    をなすとともに、内周部に内環(1)が、また、外周部
    に外環(3)がそれぞれ埋設され、さらに、前記外周面
    の中央部が両端部と比較して高くなって環状の突出部
    (6)が形成されている弾性部材(2)と、該弾性部材
    (2)の一部を除く外周面を覆うとともに、中央部に前
    記弾性部材(2)の環状の突出部(6)を受入れる窪み
    部(7a)が形成されている逆Ω形状のアーム(7)と、
    該アーム(7)で覆われていない前記弾性部材(2)の
    部分を覆うとともに、前記弾性部材(2)の突出部
    (6)を受入れる窪み部(8a)が形成され、かつ、前記
    アーム(7)との間を熔接(9)されるケース(8)と
    から構成され、前記弾性部材(2)の内周部でプロペラ
    シャフトを支承することを特徴とするセンターベアリン
    グサポート。
JP7002087U 1987-05-11 1987-05-11 センタ−ベアリングサポ−ト Expired - Lifetime JPH07336Y2 (ja)

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