JPH0344625B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0344625B2
JPH0344625B2 JP60149042A JP14904285A JPH0344625B2 JP H0344625 B2 JPH0344625 B2 JP H0344625B2 JP 60149042 A JP60149042 A JP 60149042A JP 14904285 A JP14904285 A JP 14904285A JP H0344625 B2 JPH0344625 B2 JP H0344625B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tunnel
immersed
shield excavator
underwater
shield
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60149042A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6210396A (ja
Inventor
Yoji Nagaya
Masato Pponda
Yoshio Yamamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Construction Co Ltd filed Critical Mitsui Construction Co Ltd
Priority to JP60149042A priority Critical patent/JPS6210396A/ja
Publication of JPS6210396A publication Critical patent/JPS6210396A/ja
Publication of JPH0344625B2 publication Critical patent/JPH0344625B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本発明は、海底トンネル等の水底トンネルを構
築する際に適用するに好適な沈埋シールド工法に
関する。
(b) 従来の技術 第2図乃至第4図は従来のシールド工法を示す
図である。
従来、シールド工法により、海底トンネル等の
水底トンネルを構築する場合に適用出来る方法と
して、3つの方法が提案されている。
第1の方法は、第2図に示すものであり、ま
ず、海底等の水底1の下まで、陸上トンネル2を
掘削し、その位置で立坑2を構築して、当該立坑
2部分から、水底1部分を掘削するシールド掘削
機3を水平方向に発進させる方法であり、第2の
方法は、水底1部分に盛土5を行い、当該盛土5
部分から斜め下方にシールド掘削機3を発進させ
る方法である。更に、第3の方法は、盛土5部分
を沈埋トンネル6として構築し、沈埋トンネル6
が出来たところで、当該沈埋トンネル6内を立坑
2からシールド掘削機3を沈埋トンネル6先端部
分にまで運搬して、沈埋トンネル6先端からシー
ルド掘削機3を発進させる方法である。
(c) 発明が解決しようとする問題点 しかし、第1の方法では、シールド掘削機3を
水平方向に発進させ得る深さHまで陸上トンネル
2及び立坑2を構築する必要が有り、トンネル2
の区間が長大化して、工期及び費用の面で不利で
ある。
また、第2の方法では、第1の方法に比して深
さHは低くなつてトンネル2の長さが短くなる半
面、盛土5部分がシールド掘削機3の掘削動作に
より撹乱されるので、シールド掘削機3により掘
削されるトンネルの切羽が安定するように、盛土
5を良好な状態で行う必要が有る。しかし、こう
した盛土作業は、工期、費用の面で極めて難かし
いのが通常である。
更に、第3の方法は、沈埋トンネル6を沈設し
て埋設するだけなので、盛土5部分を良好な状態
で行う必要はなくなるが、沈埋トンネル6の内径
D4が、当該沈埋トンネル6内を運搬するシール
ド掘削機3の外径D3よりも大きく形成する必要
が有る半面、シールド掘削機3により掘削される
水底トンネル7の外径D2はシールド掘削機3の
外径D3よりも小さく、更にセグメント7aの厚
さを考慮すると、沈埋トンネル6部分のみ大口径
のトンネルを構築することになり、不経済である
ばかりか、沈埋トンネル6内でのシールド掘削機
3の運搬作業も手間が掛かり繁雑である。
本発明は、前述の欠点を解消すべく、盛土部分
を良好な状態で行う必要が無く、しかも、掘削に
際して、沈埋トンネル内をシールド掘削機を移動
させる必要もない、従つて、沈埋トンネルの内径
をシールド掘削機により構築される水底トンネル
の内径と等しくすることが出来る、沈埋シールド
工法を提供することを目的とするものである。
(d) 問題点を解決するための手段 即ち、本発明は、沈埋トンネルの内径が大きく
なるのは、その中をシールド掘削機を移動させる
必要から生じていることに着目し、まず沈埋トン
ネル6を立坑2に対して斜めに沈埋設置すると共
に、当該沈埋トンネル6の先端にシールド掘削機
3を収納した沈埋エレメント10を接続し、前記
沈埋エレメント10からシールド掘削機3を発進
させて水底トンネル7を掘削するようにして構成
される。
なお、括弧内の番号及び記号は、図面における
対応する要素を示す、便宜的なものであり、従つ
て、本記述は図面上の記載に限定拘束されるもの
ではない。以下の「(e).作用」の欄についても同
様である。
(e) 作用 上記した構成により、本発明は、シールド掘削
機3による水底トンネル7の掘削動作は、当該シ
ールド掘削機3が格納された沈埋エレメント10
から直ちに開始されるように作用する。
(f) 実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図は本発明による沈埋シールド工法の一実
施例が適用された水底トンネルの掘削現場の一例
を示す断面図である。
水底トンネル7の掘削現場9は、第1図に示す
ように、海岸に掘削された立坑2を、有してお
り、立坑2の図中左側には、陸上トンネル2が掘
削されている。立坑2の図中右側には、水底1に
対して盛土5がなされており、盛土5中には、沈
埋トンネル6が敷設されている。沈埋トンネル6
の先端、即ち図中右端部分には、円筒状に形成さ
れた沈埋エレメント10が接続されており、沈埋
エレメント10の内部空間10cにはシールド掘
削機3が隔壁10a,10bにより外部に対して
密封された形で設けられている。内部空間10c
の内径はシールド掘削機3を収納し得るように、
他の沈埋トンネル6の内径D4よりも大きく形成
されているが、その他の沈埋トンネル6部分の内
径D4は、シールド掘削機3により掘削形成され
る水底トンネル7の内径D5と等しく形成されて
いる。
水底トンネル7の掘削現場7は、以上のような
構成を有するので、水底トンネル7を掘削する際
には、まず水底1を掘削してコンクリート製の沈
埋トンネル6を水上11から掘削された水底1に
向けて沈埋し、その上に盛土5を行つて沈埋トン
ネル6を水底下に、立坑2に対して斜めに設置す
る。この際、沈埋トンネル6の先端には、シール
ド掘削機3が予め収納密閉された沈埋エレメント
10を接続した形で設置する。こうして、沈埋ト
ンネル6が沈埋エレメント10と共に設置された
ところで、沈埋エレメント10の立坑2側の隔壁
10aを除去して、立坑2と沈埋エレメント10
の内部空間10cを連通させ、その状態でシール
ド掘削機3を矢印A方向、即ち斜め下方に発進さ
せ、水底トンネル7の掘削を開始する。
シールド掘削機3の掘削する水底トンネル7の
内径D5は、当然シールド掘削機3の外径D3よ
りも小であるが、沈埋トンネル6の内径D4に一
致するので、沈埋トンネル6部分と掘削される水
底トンネル7部分では、沈埋エレメント10部分
を除いて、トンネル内径の変化が生じない。
(g) 発明の効果 以上、説明したように、本発明によれば、水底
トンネル7の構築に際して、まず沈埋トンネル6
を立坑2に対して斜めに沈埋設置すると共に、当
該沈埋トンネル6の先端にシールド掘削機3を収
納した沈埋エレメント10を接続し、前記沈埋エ
レメント10からシールド掘削機3を発進させて
水底トンネル7を掘削するようにしたので、シー
ルド掘削機3は沈埋エレメント10内に収納され
た状態で沈埋トンネル6に接続設置され、従つて
沈埋シールド掘削機3を沈埋トンネル6内で移動
させる必要が無くなり、直ちに水底トンネル7の
掘削作業に入ることが出来、効率的である。しか
も、盛土5部分の沈埋トンネル6の内径D4をシ
ールド掘削機3の外径3よりも大きくする必要が
無くなるので、極めて経済的である。
また、沈埋トンネル6を盛土5中に斜めに敷設
することが出来るので、立坑2及び沈埋トンネル
6と接続する陸上トンネル2の構築深さHを、第
2図に示すように、深くする必要も無く、従つて
それだけ陸上トンネル2の長さを短くすることが
可能となる。更に、盛土5部分には、沈埋トンネ
ル6を敷設するので、盛土5部分をシールド掘削
機3で掘削する場合のように、盛土5をそれほど
良質なものとする必要も無い。
また、沈埋トンネル6の内径D4を、シールド
掘削機3により掘削構築される水底トンネル7の
内径D5と等しくすると、沈埋トンネル6及びそ
れに続く水底トンネル7部分を同一の内径で構築
することが出来、合理なトンネルの構築が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による沈埋シールド工法の一実
施例が適用された水底トンネルの掘削現場の一例
を示す断面図、第2図乃至第4図は従来のシール
ド工法を示す図である。 2……立坑、3……シールド掘削機、6……沈
埋トンネル、7……水底トンネル、10……沈埋
エレメント、D4,D5……内径。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水底トンネルの構築に際して、 まず沈埋トンネルを立坑に対して斜めに沈埋設
    置すると共に、当該沈埋トンネルの先端にシール
    ド掘削機を収納した沈埋エレメントを接続し、 前記沈埋エレメントからシールド掘削機を発進
    させて水底トンネルを掘削するようにした沈埋シ
    ールド工法。 2 沈埋トンネルの内径を、シールド掘削機によ
    り掘削構築される水底トンネルの内径と等しくし
    て構成した特許請求の範囲第1項記載の沈埋シー
    ルド工法。
JP60149042A 1985-07-06 1985-07-06 沈埋シ−ルド工法 Granted JPS6210396A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60149042A JPS6210396A (ja) 1985-07-06 1985-07-06 沈埋シ−ルド工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60149042A JPS6210396A (ja) 1985-07-06 1985-07-06 沈埋シ−ルド工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6210396A JPS6210396A (ja) 1987-01-19
JPH0344625B2 true JPH0344625B2 (ja) 1991-07-08

Family

ID=15466376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60149042A Granted JPS6210396A (ja) 1985-07-06 1985-07-06 沈埋シ−ルド工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6210396A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6378996A (ja) * 1986-09-24 1988-04-09 株式会社大林組 海底トンネル工法におけるシ−ルド発進方法
JPS6378997A (ja) * 1986-09-24 1988-04-09 株式会社大林組 海底トンネル工法におけるシ−ルド発進方法
JPH01198990A (ja) * 1988-02-03 1989-08-10 Tekken Constr Co Ltd シールド機の発進方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6210396A (ja) 1987-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04179726A (ja) 簡易地下連続壁工法における壁体用部材と該壁体用部材を使用した簡易地下連続壁工法
JPH0344625B2 (ja)
JPS583091B2 (ja) 地中柱列壁の構築工法
JP3026134B2 (ja) 道路下地下構造物の構築方法
JPS5869923A (ja) 地下連続壁を利用した構造物の構築方法
JPS5848712B2 (ja) 地下タンクの建設方法
JP3809631B2 (ja) 海底トンネル接続工法
JP2779681B2 (ja) 水中掘進機
JPS6011179B2 (ja) 地中連続壁の施工法
JPS5991228A (ja) ケ−ソンを用いた根切り工法
JP4139193B2 (ja) 沈埋函及び水底トンネルの接続方法
JP3227115B2 (ja) 推進凾渠の支持装置
JPH11200360A (ja) 防振壁及びその施工方法
JPH09273382A (ja) 水底トンネル用推進機
JPS6192235A (ja) 埋設管の固定工法
JP2683820B2 (ja) 水底トンネルの構築方法と構築用装置
JPS5944431A (ja) 地下室の構築方法
JP3031507B2 (ja) シールド到着方法
JP2779680B2 (ja) 水底トンネルの施工方法および水中掘進機
JPS61191798A (ja) 到達立坑の形成方法
JPH0274727A (ja) 地下構造物の構築方法
JPH07109886A (ja) シールド機発進部の地盤改良方法
JPS63217097A (ja) トンネル構築工法
JPS6187016A (ja) 鋼矢板土留工法
JPH0469252B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees