JPS5848712B2 - 地下タンクの建設方法 - Google Patents

地下タンクの建設方法

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Publication number
JPS5848712B2
JPS5848712B2 JP51104719A JP10471976A JPS5848712B2 JP S5848712 B2 JPS5848712 B2 JP S5848712B2 JP 51104719 A JP51104719 A JP 51104719A JP 10471976 A JP10471976 A JP 10471976A JP S5848712 B2 JPS5848712 B2 JP S5848712B2
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JP
Japan
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tank
segment block
ground line
concrete
underground
Prior art date
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Expired
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JP51104719A
Other languages
English (en)
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JPS5330143A (en
Inventor
広 竹内
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
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Publication of JPS5330143A publication Critical patent/JPS5330143A/ja
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はタンクの上側一部をグランドライン上に位置
させた地下タンクの建設方法に関する。
従来一般に石油,ガソリン類等を貯蔵するためのタンク
はタンク全体が地下即ちグランドライン下に埋め込まれ
た構戒である。
従って、このタンクにお0)でその貯蔵容量を増すには
、それに見合うだけ地下深く土を堀削しなければならな
い。
ところが、その堀削作業は極めて大変なものである。
そこで考えられたものが、タンクの上側一部をグランド
ライン上に位置させた地下タンクである。
このように、タンクのグランドライン上に位置するタン
ク外周部分にはこれを補強するために盛土が行なわれる
この盛土は外周壁を補強し、その盛土の高さまで石油,
ガソリン等の貯威物を収容することを可能にするもので
ある。
従来、タンクの上側一部をグランドライン上に位置させ
て地下タンクを建設する方法としては、先ずタンク内部
に位置する土をすべて堀削した後、グランドライン上の
コンクリート囲壁およびその外周部分の盛土を施工する
方法が利用されている。
しかしながら、この従来の建設方法にあってはタンク内
部の堀削土を一時期他の場所へ仮置きしなければならず
、仮置き場所あるいは土運搬に対する時間及び労力の点
、またグランドラインから下へ連続的に施工することか
ら、コンクリートの養生期間中に一時工事がストップす
る点等に問題が残されていた。
本発明者は従来の地下タンクの建設方法における問題点
に鑑み、これを有効に解決するために鋭意研究の結果、
この発明を完成するに至ったものである。
本発明の目的とするところは堀削した土を有効Cこ処理
し作業性を向上させ且つ建設工期を短縮し得る地下タン
クの建設方法を提供する。
また、本発明の目的とするところは、グランドライン下
の工事とグランドライン上の工事とを交互に行なうこと
により、連続的に建設し得る地下タンクの建設方法を提
供する。
次に、本発明に係る地下タンクの建設方法の好適一実施
例について添付図面に従って説明する。
図面は本発明の建設方法により建設される地下タンクの
工程を示し、第1図は平面図、第2図は側断面図である
本発明の方法にあっては、地下タンクを建設するに当た
り、先ず地下タンクを形成すべき領域1の外周に沿って
地中壁2を形成する。
この地中壁2はコンクリート製の杭を地中に埋め込み形
成するものであるが、これにより地下水の流れ込みなど
を防止して、次の処理工程を安全に行なうことが可能と
なる。
上記地中壁2を形成した後、グランドライン3上(地上
)lこタンクの径に見合う第1のセグメントブロック4
を組立て、その外周部分に囲組コンクリート4aを打設
する。
セグメントブロック4の単位をなす1セグメントは縦2
m,横4m程度の円弧状の片であり、それらの片をリン
グ状に配列することにより、上記セグメントブロック4
を組立でる。
また、囲組コンク’J − 14 aを打設する場合に
はコンクリートを受けるための枠体9を設けることが望
ましい。
ついで、囲組コンクリート4aの外周部分に、タンク1
内部に位置する土を作業機5等により堀削して搬出する
搬出された土4bは前記した盛土の一部をなすものであ
る。
なお、タンク1内部の土を堀削する時には、図示するよ
うにタンク1内部の残土を円錐台形状に残すことが良い
それにより、次に行なう囲組コンク’) − } 6
aの流し込みが容易に行なえるからである。
次に、上記セグメントブロック4の下(すなわち、堀削
した部分)に同様のセグメントブロック6を取り付け、
その外周にコンクリートを流し込み囲組コンクリート6
aを打設する。
囲組コンクリート6aの外周側は上記地中壁2とセグメ
ントブロック6とを一体化することになる。
ついで、今度は上記セグメントブロック4の上側に同様
のセグメントブロック7を取り付け、その外周部分に囲
組コンクリート7aを打設した後、囲組コンクリート7
aの外周部分に上記第1層目の土4bと同様にして第2
層目の土7bを盛土する。
盛土にあたっては、必賛に応じて転圧しておくことが好
ましいことは勿論である。
さて、第2層目の土7bの盛土を終えた後、再びグラン
ドライン3下の工事を行なう。
すなわち、セグメントブロック6の下に同様のセグメン
トブロック8を取り付け、その外周部分に囲組コンクリ
ート8aを打設する。
このようにして、本発明の建設方法にあっては、グラン
ドライン3下の工事とグランドライン3上の工事とを交
互に行なうことにより、たとえば高さ8771程度の盛
土(本実施例では4層分の盛土)を完成する。
また、この高さ8mの盛土を完成しだ段階において、タ
ンク1内部の堀削作業も同程度進んでおり、グランドラ
イン3下に12mのタンクを建設するならば、その後は
セグメントブロックの取り付け、囲組コンクIJ −
トの打設およびタンク1内部の土の堀削作業のみ行なう
のである。
尚、タンクを構成する側壁2,囲組コンクリート4a,
6a,7a,8a・・・およびセグメントブロック4,
6,7,8・・・によって形成されるが、最終的にセグ
メントブロック4,6,7,8・・・の内側にメンブレ
ンを設け、タンクのシール性を確実にする。
以上要するに、本発明によれば、グランドライン下の工
事とグランドライン上の工事とを交互に行なうために、
工事を連続的になし得、且つ工期をかなり短縮すること
ができる。
また、本発明の建設方法はタンク内部の土を堀削した後
、それをすぐに地上に位置するタンク外周部分に盛土し
ているため、堀削した土の仮置き場所についての問題は
勿論のこと、その土の運搬に要する時間および労力の問
題等を一挙に解決し得、且つ作業性の優れたものである
等の諸特長を発揮する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る地下タンクの建設方法の好適一実施
例を示し、第1図はその工程を示す平面図、第2図は側
断面図である。 図中、1は地下タンクを形成すべき領域、2は地中壁、
3はグランドライン、4は第1のセグメントブロック、
6は第2のセグメントブロック、7は第3のセグメント
ブロック、8はセグメントブロック、4a,6a,?a
,8a・・・は囲組コンクリート、4b,7bは盛土で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 タンクの上側一部をグランドライン上に位置させた
    地下タンクを建設するに当たり、下記する(4)の工程
    後、(B)と(Qとの工程を交互に行なうことを特徴と
    する地下タンクの建設方法。 (4) グランドライン上にタンクの径に見合う第一の
    セグメントフロックを組立て、その外周部分に囲組コン
    クリートを打設した後、タンク内部に位置する土を上記
    囲組コンクIJ−トの外周部分に搬出する工程。 (B) 上記第1のセグメントブロック下に同様の第
    2のセグメントブロックを取り付け、その外周部分に囲
    組コンクリートを打設する工程。 (0 上記第1のセグメントブロック上に同様の第3の
    セグメントブロックを取り付け、その外周部分に囲組コ
    ンクリートを打設した後、タンク内部に位置する土を上
    記囲組コンクリートの外周部分に搬出する工程。
JP51104719A 1976-09-01 1976-09-01 地下タンクの建設方法 Expired JPS5848712B2 (ja)

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JP51104719A JPS5848712B2 (ja) 1976-09-01 1976-09-01 地下タンクの建設方法

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JP51104719A JPS5848712B2 (ja) 1976-09-01 1976-09-01 地下タンクの建設方法

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JPS5330143A JPS5330143A (en) 1978-03-22
JPS5848712B2 true JPS5848712B2 (ja) 1983-10-29

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT365750B (de) * 1978-08-30 1982-02-10 Fischer Artur Dr H C Aus spreizduebel und befestigungsschraube bestehender befestigungssatz
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JP6402056B2 (ja) * 2015-03-11 2018-10-10 大成建設株式会社 立坑、地下式貯槽、立坑の構築方法および地下式貯槽の構築方法
JP6475554B2 (ja) * 2015-04-16 2019-02-27 大成建設株式会社 立坑の構築方法および地下式貯槽の構築方法

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JPS5330143A (en) 1978-03-22

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