JPH0344516Y2 - - Google Patents

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JPH0344516Y2
JPH0344516Y2 JP11244387U JP11244387U JPH0344516Y2 JP H0344516 Y2 JPH0344516 Y2 JP H0344516Y2 JP 11244387 U JP11244387 U JP 11244387U JP 11244387 U JP11244387 U JP 11244387U JP H0344516 Y2 JPH0344516 Y2 JP H0344516Y2
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cavity
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、発泡性熱可塑性合成樹脂の型内成形
時における原料粒子をキヤビテイーに充填する時
にキヤビテイー周囲の空気逃げ溝からの空気の流
出を均一とさせてキヤビテイーへの原料粒子の均
一な充填を可能とした金型に関する。
〔従来の技術〕
第6図に示す如く、従来の発泡性熱可塑性合成
樹脂の水平移動式型内成形金型においては、キヤ
ビテイー型aに対しコア型bが対面して、その内
部にキヤビテイーcを形成して原料粒子の充填を
可能としている。そして、このキヤビテイーc周
囲に位置してキヤビテイー型aにコア型bの接合
部で形成される空気逃げ溝dの奥行寸法は、全周
にわたり同巾である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従つて、例えば水平移動式型内成形金型のキヤ
ビテイーcに対し原料充填器eを上部に形成し、
原料粒子を供給するならば、原料粒子搬送用の加
圧空気は、キヤビテイーcに放出されると同時
に、前記接合部で形成される空気逃げ溝dからキ
ヤビテイーc外へ逃げることとなる。とりわけ、
この原料粒子の充填時にはキヤビテイー型aとコ
ア型bとはクラツキングさせて空気逃げを可能と
している為に、原料充填器eによるキヤビテイー
cへの原料打込み近傍とそれより遠い位置とを比
較すると、遠い位置よりも近傍の空気逃げ溝dか
らより多くの空気が逃げる。即ち、水平移動式型
内成形金型の場合、上部に位置する空気逃げ溝d
から大半の原料粒子充填用高圧空気が逃げ、下部
の空気逃げ溝dから逃げないこととなる。結果、
キヤビテイーcに対する原料粒子の充填は、原料
充填器eから遠い位置、即ち下部ほどこの原料粒
子を密に充填する加圧力が不足し、もつてキヤビ
テイーcの下部は粗の状態となり、又上部は原料
粒子充填用加圧空気の加圧力が高いところから密
な状態になる。その結果、このキヤビテイーcに
充填された原料粒子を型締め後、各インナー型背
面から蒸気で加熱したとき、第5図で示す如く、
例えば正方形の板状のものを得ようとしたとき
に、キヤビテイーc下部に位置する成形品f下部
は、図中想像線で示す如く収縮して上部の巾に対
し、下部の巾が狭くなるという問題点を有してい
る。このようにキヤビテイーcに対する原料粒子
の充填を全体にわたり、均一に充填することが望
まれるものの、充填時に加圧空気をキヤビテイー
c周囲の空気逃げ溝dから均一に逃がすことを可
能とする金型が従来存在しなかつたのである。本
考案は従来のこのような金型の問題点に鑑み、こ
れを解決せんとするにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記本考案の目的を達成する為に、本考案は発
泡性熱可塑性合成樹脂の水平移動式型内成形金型
のキヤビテイー型とコア型により成形品を成形す
る為のキヤビテイー周囲に位置し接合部で形成さ
れる空気逃げ溝の奥行寸法を大なる部分と小なる
部分を形成してなる金型を提供することにより達
成した。
〔作用〕
以上の如く、本考案におけるキヤビテイー周囲
に位置する空気逃げ溝は、奥行寸法を大なる部分
と小なる部分、即ち空気の流出抵抗の大なる部分
と小なる部分を作成し、その大なる部分を原料充
填器に近い位置に設定し、小なる部分を遠い位置
に設定することより、原料粒子をキヤビテイーに
充填すればその加圧空気は、空気逃げ溝の奥行寸
法が大なる部分からは流出しにくく、即ち流出抵
抗が大となつて、該部分からは速やかに流出でき
ない状態となる。又、奥行寸法が小なる部分は空
気流出抵抗が小さいことから、この部分からはき
わめて円滑に加圧空気が流出しうるのである。従
つて、この空気逃げ溝の奥行寸法大なる部分と小
なる部分を組合わせることにより、キヤビテイー
における加圧空気の流出を調整可能とするもので
ある。
〔実施例〕
本考案の詳細を更に図示した実施例にもとづき
説明する。図例は本考案にかかる金型の一例を示
す断面説明図であり、図中1が本金型における一
方の型を示すキヤビテイー型、又2は他方の金型
を示すコア型であつて、両金型のうち一方又は双
方が水平移動して該型の開閉を可能とし、両型の
インナー型3が対面することによりキヤビテイー
4を形成している。又、図中5は該キヤビテイー
4に発泡性熱可塑性合成樹脂の原料粒子を供給す
る為の原料充填器である。図例のインナー型3
は、キヤビテイー型1のインナー型3内部にコア
型2のインナー型3が一部内嵌する形式をとつ
て、キヤビテイー4周囲に位置する接合部6を形
成し、該接合部6の空間は、空気逃げ溝7となつ
ている。従来の空気逃げ溝d(第6図参照)は、
この奥行寸法、即ち図中として示すものが、キ
ヤビテイーc周囲にわたり、ほぼ一定であつたも
のが、本考案においてはこの奥行寸法を調整せん
とするものである。即ち、図中の原料充填器5近
傍にあつては、該充填器5から送出される加圧空
気は、当然この接合部6である空気逃げ溝7から
外部へ逃げるものの空気逃げ溝7の奥行寸法が同
一である場合には、原料充填器5に近い位置では
送出された加圧空気の加圧力が高いため近傍の空
気逃げ溝7から逃げやすく、又これから遠くなる
位置の空気逃げ溝7からは空気圧力が低下してい
ることから逃げにくくなる。従つて、上部よりも
下部の原料充填に必要とする加圧力は小さなもの
となる為に、例えば図例の如きキヤビテイー4の
場合に、上部の空気逃げ溝7における空気流出抵
抗を大、即ち該空気逃げ溝7の奥行寸法を大と
し、下部の空気流出抵抗を小として空気の逃げを
良くせしめる為に、その奥行寸法を小としてい
る。このような状態にすることにより、原料充填
器5から原料粒子を一定圧の加圧空気で充填すれ
ば、上部に位置する空気逃げ溝7よりも、下部に
位置する空気逃げ溝7の方が奥行寸法が小で、空
気流出抵抗が小さくなる為、該原料充填用の加圧
空気は下部に位置する空気逃げ溝7から外部へ流
出する量が多い状態となる。それ故、下部に至つ
てもまだ原料粒子をキヤビテイー4へ密に充填す
る為の加圧力が残つていることとなり、原料充填
器5よりも遠い位置であつても、密に原料粒子の
充填を可能とする。そして、最終的には原料充填
器5近傍の空間が原料粒子で充填されるが、この
状態では原料充填器5から送出された加圧空気の
初期加圧力を利用しながら原料充填をなし、該充
填後の加圧空気は空気逃げ溝7から流出し、型外
へ逃げるのである。
このような接合部6で形成される空気逃げ溝7
としての、図例のものは、キヤビテイー型1に対
するコア型2を嵌合する形式のものを示したがこ
れ以外の各種変形された金型に対する接合部につ
いても同様に考慮されるところである。空気逃げ
溝7の奥行寸法の調整は、図例のものにおいて両
型1,2の接合部6の奥行長さの調整によつて形
成せんとするが、実施例のものは該接合部6を構
成するランド部8、即ち、キヤビテイー型1内面
に接しているコア型2の周面突条部分の奥行寸法
を調整して大なる部分と小なる部分の変化を与え
んとしている。即ち、コア型2のインナー型3周
面には前記キヤビテイー型1のインナー型3内面
と接するランド部8を稍突出した状態で周設し、
この突出した状態のランド部8奥行巾を第2図以
下の如くL1,L2,L3の例のように変化せしめ、
キヤビテイー型1とコア型2の接合部6の長さ、
即ち、空気逃げ溝7の奥行寸法を調整するもので
ある。そして、この空気逃げ溝7の奥行寸法の調
整は、原料充填器5から遠い部分を小なる部分と
するのが好ましく、またそれに近い部分において
は大なる部分とするのがよい。遠いほど空気流出
抵抗を小さくして空気の流出を容易とすると同時
に近傍ほど空気流出抵抗を大として、加圧空気の
流出を困難とすることで原料充填器5よりも遠い
位置に対する原料の搬送、そして密なる充填を与
えるための加圧力を残存せしめているのである。
尚、この接合部6で形成される空気逃げ溝7の奥
行寸法の調整は、図例の如きコア型2のランド部
8の奥行巾の調整によつても、当然実施例の如く
できるこであるが、キヤビテイー型1の内面に前
記コア型2のランド部8を構成する突条の如きも
のを、コア型2方向へ突設し、その奥行巾を調整
することでも同様な奥行寸法の調整を可能とす
る。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案にかかる金型は、発泡性熱
可塑性合成樹脂の水平移動式型内成形金型のキヤ
ビテイー型とコア型により成形品を成形する為の
キヤビテイー周囲に位置し両型の接合部で形成さ
れる空気逃げ溝の奥行寸法を、大なる部分と小な
る部分を形成して原料充填器からの原料粒子充填
時の加圧空気がキヤビテイーから流出するときの
流出抵抗を調整することで、原料充填器から遠い
部分にあつても、加圧力を維持して原料粒子をキ
ヤビテイーへ密なる充填を可能とし、もつて原料
充填器から遠い部分並びに近い部分、更には他の
原因に基づく粗密の原料充填が存在しうるような
場合にあつても、キヤビテイーにおける原料充填
を均一且つ密になすことを可能として、収縮、寸
法不良の少ない成形品を得る金型を提供できるの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる金型縦断面図、第2図
から第4図は空気逃げ溝の奥行寸法の変化例を示
す断面説明図、第5図は成形品の一例を示す斜視
図、第6図は従来の金型、特にキヤビテイーの空
気逃げ溝を示す要部断面説明図である。 1……キヤビテイー型、2……コア型、3……
インナー型、4……キヤビテイー、5……原料充
填器、6……接合部、7……空気逃げ溝、8……
ランド部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 発泡性熱可塑性合成樹脂の水平移動式型内成
    形金型のキヤビテイー周囲に位置しキヤビテイ
    ー型とコア型の接合部で形成される空気逃げ溝
    の奥行寸法を大なる部分と小なる部分にして形
    成してなることを特徴とする発泡性熱可塑性合
    成樹脂の型内成形用金型。 2 キヤビテイーに対し上方から原料粒子を充填
    する金型において、上部の空気逃げ溝の奥行寸
    法を大とし下部の奥行寸法を小としてなる実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の発泡性熱可塑
    性合成樹脂の型内成形用金型。 3 接合部を構成するランド部の長さに差を設け
    ることで空気逃げ溝の奥行寸法を調整した実用
    新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載の発
    泡性熱可塑性合成樹脂の型内成形用金型。
JP11244387U 1987-07-21 1987-07-21 Expired JPH0344516Y2 (ja)

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