JPH0344468Y2 - - Google Patents

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JPH0344468Y2
JPH0344468Y2 JP1984025754U JP2575484U JPH0344468Y2 JP H0344468 Y2 JPH0344468 Y2 JP H0344468Y2 JP 1984025754 U JP1984025754 U JP 1984025754U JP 2575484 U JP2575484 U JP 2575484U JP H0344468 Y2 JPH0344468 Y2 JP H0344468Y2
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JP
Japan
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gripping
gripping claw
arm
hand
predetermined position
Prior art date
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JP1984025754U
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JPS60138680U (ja
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Priority to JP2575484U priority Critical patent/JPS60138680U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、搬送または所定の作業を行なうた
めに把持するワークまたはツールの種類、あるい
は大さき等によつてそれに適応する把持爪に切換
えることができる産業用ロボツトのハンド装置の
改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種産業用ロボツトのハンド装置にお
いて、複数種類のワークまたはツールを把持する
手段としては、ハンド装置の単一のベースに、そ
れぞれに駆動装置を有する複数種類の把持爪装置
を装着したり、あるいはロボツトの近傍に種類の
異なる把持爪装置を備えた複数種類のハンド装置
を配置しておいてワークまたはツールの種類によ
つてそれに適応したハンド装置に交換したりして
いるが、前者の場合はそれぞれの把持爪に駆動装
置を備えているので、きわめて高価になるばかり
でなく、各駆動装置への多量の電源ケーブルの処
置が困難で、しかも故障も多い欠点がある。ま
た、後者の場合は多数の高価なハンド装置を必要
とするばかりでなく、ハンド装置の交換作業がき
わめて面倒で相当の時間を必要とし、ロボツト稼
動率が著しく低下する欠点がある。
〔考案の概要〕
この考案は、かかる点に着目してなされたもの
で、ハンド装置のアームに、所定位置に割出し可
能に装着された複数個の取付けアームにおいて、
複数種類のワークまたはツールを把持するための
複数種類の把持爪装置を備えるとともに、この各
把持爪装置を共通の駆動装置により選択的に作動
させて、上述した従来のハンド装置の諸欠点を除
去するようにした産業用ロボツトのハンド装置を
提供しようとするものである。
〔考案の実施例〕
第1図〜第4図はこの考案の一実施例を示すも
ので、第1図はハンド装置のアーム先端を示す平
面図、第2図はその側面図、第3図および第4図
は種類の異なる把持爪の正面図である。
まず、第1図および第2図において、1は所定
角度あて回動される垂直な駆動軸2を有するハン
ド装置のアーム、3a,3b,3cは駆動軸2を
介し所定位置に割出し可能に装着された取付アー
ム、4,5,6は上記各取付アーム3a,3b,
3cのそれぞれの一側壁に装着された複数の把持
爪装置で、この各把持爪装置4,5,6は、上記
各取付アーム3a,3b,3cに一対の枢軸4
a,5a,6aによつて所定間隔をあけて揺動自
在に枢着され、それぞれの下垂端部の間隙寸法
G1,G2,G3が異なる複数組の把持爪片4b,5
b,6bと、この各把持爪片の上端部に回転自在
に枢着された複数組のローラ4c,5c,6c
と、各上記把持爪片4b,5b,6bの下垂端部
を互いに開く方向に常時付勢する複数組のばね4
d,5d,6dと、上記各把持爪片4b,5b,
6bと係合して、これら所定位置に保持する複数
組のストツパ4e,5e,6eとによつて構成さ
れている。7は上記アーム1の先端部に装着され
たたとえば油圧シリンダ等からなる駆動装置で、
この駆動装置7のピストンロツド8の下垂端に
は、上記各把持爪片4b,5b,6bの各ローラ
4c,5c,6c間に挿入されて各把持爪片の下
垂端部に互いり接近させ、この各把持爪片4b,
5b,6bによつてワーク、またはツール9を把
持する「くさび形」の操作カム10が定着されて
いる。
この考案の産業ロボツトのハンド装置は上記の
ように構成されているので、第2図に示す状態か
ら駆動装置7を作動させて操作カム10を下降さ
せると、この操作カムは、所定位置に割出された
取付アームに装着された把持爪装置の一対のロー
ラ5c,5c間に挿入され。把持爪片5b,5b
の下垂端部を互いに接近させるので、この把持爪
片5b,5bはワーク、またはツール9を把持す
る。
次に、種類の異なるワークまたはツールを把持
する場合には、第1図に示す状態から回転ベース
3を所定角度回動させ、隣接する取付アーム3a
または3cを駆動装置7の直下に移動させたの
ち、この共通の駆動装置7を作動させると、上述
した要領によつてワーク、またはツールが把持さ
れる。
〔考案の効果〕
この考案の産業用ロボツトのハンド装置は上述
したように、複数種類のワーク、またはツールを
把持するための複数種類の把持爪装置4,5,6
を取付けるとともに、この各把持爪装置を共通の
駆動装置7によつて選択的に作動させるようにし
たので、従来のようにそれぞれに駆動装置を有す
る複数種類の把持爪装置をハンド装置の単一のベ
ースに装着したり、また種類の異なる把持爪装置
を備えた複数種類のハンド装置をロボツトの近傍
に配置して、ワークまたはツールの種類によつて
ハンド装置を交換するようにしたものと比較して
著しく安価に製作し得られるばかりでなく、その
取扱いもきわめて簡単で、ロボツトの稼動率の向
上にも貢献するところ大である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は何れもこの考案の一実施例を
示すもので、第1図はハンド装置のアーム先端を
示す平面図、第2図はその側面図、第3図および
第4図は種類の異なる把持爪の正面図である。 図においては、1はハンド装置のアーム、2は
駆動軸、3は回転ベース、3a,3b,3cは取
付アーム、4,5,6は把持爪装置、4b,5
b,6bは把持爪片、4c,5c,6cはロー
ラ、4d,5d,6dはばね、7は駆動装置、8
はピストンロツド、9はワークまたはツール、1
0は操作カムである。なお、図中同一符号は同一
部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ハンド装置のアームに、所定位置にその一つを
    割出し位置決め可能に装着された複数個の取付け
    アームにおいて、 該取付けアームのそれぞれに装着された、一対
    の枢軸によつて所定間隔をあけて揺動自在に枢着
    された把持爪片と、該把持爪片の上端部に回転自
    在に枢着されたローラと、該把持爪片の下垂端部
    を互いに開く方向に付勢するばねと、上記各把持
    爪片と係合して把持爪片を所定位置に保持するス
    トツパとよりなる把持爪装置と、 所定位置に割出された上記取付けアームの把持
    爪装置のローラ間に挿入され、把持爪片の下垂端
    部を閉じるように作用する操作カムを備え、上記
    ハンド装置のアームの先端に装着された1個の駆
    動装置と を備えて構成されたことを特徴とする産業用ロボ
    ツトのハンド装置。
JP2575484U 1984-02-27 1984-02-27 産業用ロボツトのハンド装置 Granted JPS60138680U (ja)

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JPS60138680U JPS60138680U (ja) 1985-09-13
JPH0344468Y2 true JPH0344468Y2 (ja) 1991-09-18

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5997883A (ja) * 1982-11-24 1984-06-05 株式会社ケンウッド ロボツトハンド

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5997883A (ja) * 1982-11-24 1984-06-05 株式会社ケンウッド ロボツトハンド

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JPS60138680U (ja) 1985-09-13

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