JPH0343952Y2 - - Google Patents

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JPH0343952Y2
JPH0343952Y2 JP1983195697U JP19569783U JPH0343952Y2 JP H0343952 Y2 JPH0343952 Y2 JP H0343952Y2 JP 1983195697 U JP1983195697 U JP 1983195697U JP 19569783 U JP19569783 U JP 19569783U JP H0343952 Y2 JPH0343952 Y2 JP H0343952Y2
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JP
Japan
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culm
handling depth
grain
sensor
grain culm
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JP1983195697U
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JPS60104036U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は脱穀部前方に刈取部を備えて穀稈を連
続的に刈取つて脱穀するコンバインの扱深さ制御
装置に関する。
一般に脱穀部に送給する前に穀稈の稈長を検出
する長稈センサ及び中立センサを設けるが、前記
センサを超音波センサによつて形成して非接触型
に構成すると、そのセンサが穂先の抵抗とならな
いので稈姿勢の乱れ等を防止できる。また光電セ
ンサ等に比べて超音波センサを用いることによつ
て安価に提供できるが、2個の超音波センサが同
一周波数の場合に相互に影響を及ぼすので、各セ
ンサの取付間隔を大きくする必要があり、各セン
サの不感帯幅を広くして扱深さ調節精度を低下さ
せる問題があつた。
例えば、特開昭57−189614号公報に示す如く、
超音波センサを設けるものにおいて不特定方向に
信号が反射し易いと共に、気温の変化によつて超
音波センサの検出特性が変化するから、例えば、
朝と昼との気温差、又は地域差、又は晴天と曇天
では超音波センサに出力差が生じ、この出力差が
検出誤差となつて扱深さを誤制御する等の機能上
の問題があつた。
然るに、本考案は、刈取部から脱穀部に至る穀
稈搬送経路途中の稈搬送部材を扱深さ調節部材に
よつて変位させて穀稈の扱深さを略一定に保つ装
置において、前記脱穀部に供給する穀稈長を検出
する超音波センサを設けると共に、前記超音波セ
ンサ出力を温度補正するための温度センサを設け
たことを特徴とするものである。
従つて、前記超音波センサによつて稈姿勢を乱
すことなく適正な不感帯幅で稈長を正確に検出し
得ると共に、気温の変化によつて超音波センサの
出力特性が変化しても、温度センサ出力に基づく
補正によつて超音波センサの検出値出力を適正な
ものとし、扱深さの誤制御を防いで安定した扱深
さ制御動作を行わせ得、扱深さ制御の機能向上及
び信頼性向上などを容易に図り得るものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。第1図はコンバインの側面図、第2図は同平
面図であり、図中1は走行駆動ミツシヨン2を取
付けるトラツクフレーム、3は前記トラツクフレ
ーム1の両側に走行駆動スプロケツト4を介して
装設する走行クローラ、5は前記トラツクフレー
ム1に支持させる機台、6は左側にフイードチエ
ン7を張設し扱胴8を内蔵する脱穀部、9は回動
支点軸10及び昇降シリンダ11を介して機台5
前方に支持させ刈刃12及び穀稈搬送機構13を
備える刈取部、14は排藁チエン15終端を臨ま
せる排藁カツター、16は排藁集束台、17はコ
ンバインの各部を駆動するエンジン、18は揚穀
筒19を臨ませて脱穀部6から取出す穀粒を溜め
る籾タンク、20は運転席21及び運転操作部2
2を備える運転台であり、サイドクラツチレバー
23,23と刈取り及び脱穀クラツチレバー2
4,25を運転席21前方に備えると共に、運転
席21の左側である運転台20の内側方に走行変
速レバー26を組込み、連続的に刈取つて脱穀す
るように構成する。
第3図に示す如く、前記刈取部9から脱穀部6
に至る穀稈搬送経路途中に設ける稈搬送部材であ
る縦搬送チエン27を前記穀稈搬送機構13に備
え、刈刃12によつて稈元を切断した刈取り穀稈
を前記チエン27によつてフイードチエン7始端
部に搬送すると共に、扱深さ調節支点28を中心
に前記搬送チエン27を揺動自在に支持させ、そ
のチエン27終端をフイードチエン7始端に接離
させて扱深さ調節するように構成している。
また前記搬送チエン27を変位させる扱深さ調
節部材である扱深さモータ29を備え、伸縮自在
な一対のネジ軸30,31を介して前記チエン2
7にモータ29の出力軸32を連結させ、前記モ
ータ29の正逆転制御により、深浅リミツトスイ
ツチ33,34の調節範囲内で前記チエン27を
揺動させるように構成している。
そして前記脱穀部6に送給する穀稈a長を検出
する中立及び深扱ぎ用の2個の超音波センサ3
5,36を備え、各センサ35,36の周波数を
異ならせると共に、脱穀部6前側の扱口37上側
に前記各センサ35,36を機体左右に並設し、
その扱口37を形成する入口供給板38を各セン
サ35,36に対して傾斜させて形成し、フイー
ドチエン7に受継ぐ穀稈aの穂先位置を各センサ
35,36によつて検出するように構成してい
る。
更に第5図は前記扱深さモータ29の制御回路
であり、前記各センサ35,36は特性の異なる
超音波振動子39,40を夫々備えると共に、温
度補正用の温度センサ41を並設している。また
刈取り及び脱穀クラツチレバー24,25の入操
作を検出する作業スイツチ42と、目動調節スイ
ツチ43と、前記搬送チエン27を介して脱穀部
6に送給する穀稈を検出するスイツチ44と、目
動表示ランプ45とを備え、メインスイツチ46
を介してバツテリ47に各スイツチ42,43,
44を直列接続させると共に、メインスイツチ4
6を介して基準電源を印加するコンパレータ4
8,49を前記各センサ35,36に接続させ
る。そして深扱ぎ操作リレー50及び浅扱ぎリレ
ー51を備え、各リレー50,51の正逆転用リ
レースイツチ50a,51aを前記扱深さモータ
29の電源回路に接続させると共に、前記各スイ
ツチ42,43,44に接続させるアンドゲート
52,53並びに平滑回路54,55を介して各
リレー50,51のドライブ回路56,57を各
コンパレータ48,49に夫々接続させ、各セン
サ35,36の稈長出力に基づいてモータ29を
正逆転制御するように構成している。なお、前記
モータ29にブレーカ58及び警報ランプ59を
接続する。
又、前記各ドライブ回路56,57を択一的に
作動させる手動スイツチ60と、自動中断回路6
1,62とを備え、そのスイツチ60操作を優先
してモータ29を正逆転させるように構成するも
のである。
本考案は上記の如く構成しており、コンバイン
を走行させて連続的に刈取り脱穀作業を行うと
き、刈刃12によつて稈元を切断した刈取り穀稈
aを縦搬送チエン27によつてフイードチエン7
始端に搬送するもので、目動調節スイツチ43を
オン操作することにより、フイードチエン7始端
に供給される刈取り穀稈の長さを各センサ35,
36によつて検知し、扱深さモータ29を正逆転
させて前記搬送チエン27を揺動させ、目動的に
扱深さ調節するもので、各センサ35,36の周
波数を異ならせることによつて互に影響すること
がないので、各センサ35,36の取付け間隔を
任意に設定し、希望する不感帯幅を設定し得るも
のである。
以上実施例から明らかなように本考案は、刈取
部9から脱穀部6に至る穀稈搬送経路途中の稈搬
送部材27を扱深さ調節部材29によつて変位さ
せて穀稈の扱深さを略一定に保つ装置において、
前記脱穀部6に供給する穀稈長を検出する超音波
センサ35,36を設けると共に、前記超音波セ
ンサ35,36出力を温度補正するための温度セ
ンサ41を設けたもので、前記超音波センサ3
5,36によつて稈姿勢を乱すことなく適正な不
感帯幅で稈長を正確に検出できると共に、気温の
変化によつて超音波センサ35,36の出力特性
が変化しても、温度センサ41出力に基づく補正
によつて超音波センサ35,36の検出値出力を
適正なものとし、扱深さの誤制御を防いで安定し
た扱深さ制御動作を行わせることができ、扱深さ
制御の機能向上及び信頼性向上などを容易に図る
ことができる等の実用的な効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すコンバインの
側面図、第2図は同平面図、第3図は要部の作動
説明図、第4図は部分側面図、第5図は扱深さモ
ータの制御回路図である。 6……脱穀部、9……刈取部、27……縦搬送
チエン(稈搬送部材)、29……扱深さモータ
(扱深さ調節部材)、35,36……超音波セン
サ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 刈取部9から脱穀部6に至る穀稈搬送経路途中
    の稈搬送部材27を扱深さ調節部材29によつて
    変位させて穀稈の扱深さを略一定に保つ装置にお
    いて、前記脱穀部6に供給する穀稈長を検出する
    超音波センサ35,36を設けると共に、前記超
    音波センサ35,36出力を温度補正するための
    温度センサ41を設けたことを特徴とするコンバ
    インの扱深さ制御装置。
JP19569783U 1983-12-19 1983-12-19 コンバインの扱深さ制御装置 Granted JPS60104036U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19569783U JPS60104036U (ja) 1983-12-19 1983-12-19 コンバインの扱深さ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19569783U JPS60104036U (ja) 1983-12-19 1983-12-19 コンバインの扱深さ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60104036U JPS60104036U (ja) 1985-07-16
JPH0343952Y2 true JPH0343952Y2 (ja) 1991-09-13

Family

ID=30420176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19569783U Granted JPS60104036U (ja) 1983-12-19 1983-12-19 コンバインの扱深さ制御装置

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JP (1) JPS60104036U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57189614A (en) * 1981-05-18 1982-11-22 Yanmar Agricult Equip Combine equpped with apparatus for adjusting depth of grain lever

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57189614A (en) * 1981-05-18 1982-11-22 Yanmar Agricult Equip Combine equpped with apparatus for adjusting depth of grain lever

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60104036U (ja) 1985-07-16

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