JP2603755B2 - コンバインの扱深さ制御装置 - Google Patents

コンバインの扱深さ制御装置

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JP2603755B2
JP2603755B2 JP2331997A JP33199790A JP2603755B2 JP 2603755 B2 JP2603755 B2 JP 2603755B2 JP 2331997 A JP2331997 A JP 2331997A JP 33199790 A JP33199790 A JP 33199790A JP 2603755 B2 JP2603755 B2 JP 2603755B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、脱穀装置への穀稈搬送経路に、前記脱穀装
置での扱深さを調節する扱深さ調節手段と、その扱深さ
調節手段による扱深さ調節箇所よりも穀稈搬送方向下手
側の経路部分に搬送穀稈の穂先位置を検出する第1セン
サとが備えられ、前記第1センサの検出情報に基づい
て、目標扱深さに維持すべく前記扱深さ調節手段を作動
させる制御手段が設けられたコンバインの扱深さ制御装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来、上記のようなコンバインの扱深さ制御装置にお
いては、第1センサの検出情報にのみ基づいて、扱深さ
調節手段を作動させるようにすると、刈取穀稈の稈長や
刈高さが急激に変化して、搬送穀稈の稈長が変動した場
合、その搬送穀稈の稈長の変化を補正するように扱深さ
調節手段を作動させても、その稈長の変化は搬送穀稈が
第1センサに達するまで検出されないので、扱深さ調節
手段の作動が遅れ、上記稈長の変化に追従できず浅扱き
や深扱きの発生を回避することができない。
そこで、上記浅扱き等の不具合を発生させないように
するために、前記扱深さ調節箇所よりも穀稈搬送方向上
手側の経路部分に搬送穀稈の稈長を検出する第2センサ
を設け、その第2センサの検出情報に基づいて前記稈長
の設定時間当りの変化量が設定量よりも大であると判断
した場合には、扱深さ調節手段を所要方向に作動させる
改良技術が提案されている(特公平1−31844号公報参
照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記改良技術においては、扱深さ調節
手段の作動量を検出して、その検出値が第2センサによ
る稈長検出値に適合する状態となるように扱深さ調節制
御を行うことになるので、扱深さ調節手段の作動量を検
出するボリューム等の検出手段が必要であるとともに、
制御構成が複雑になるという欠点があった。
本発明の目的は、上記欠点を解消すべく、扱深さ調節
手段の作動量の検出手段を不要としながら、扱深さ調節
の制御構成を簡素化する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本発明によるコンバインの
扱深さ制御装置の特徴構成は、前記扱深さ調節箇所より
も穀稈搬送方向上手側の経路部分に搬送穀稈の稈長を検
出する第2センサが設けられ、前記制御手段は、前記第
2センサの検出情報に基づいて、前記稈長の増大又は減
少側への設定時間当りの変化量が設定量より大であるこ
とを判別した場合には、前記第2センサの検出情報に基
づいて、適正扱深さになるように前記扱深さ調節手段
を、前記稈長の変化が増大側のときは浅扱き側へ又は前
記稈長の変化が減少側のときは深扱き側へ夫々設定時間
作動させるように構成されていることである。
〔作 用〕
扱深さ調節箇所よりも穀稈搬送方向上手側の経路部分
に設けた第2センサの検出情報に基づいて、搬送穀稈の
稈長の増大側への設定時間当りの変化量が設定量より大
であるときは、扱深さ調節手段が浅扱き側へ設定時間作
動する一方、上記稈長の減少側への設定時間当りの変化
量が設定量より大であるときは、扱深さ調節手段が深扱
き側へ設定時間作動して、穀稈が扱深さ調節箇所に搬送
される前に、適正扱深さになるように予め扱深さ調節さ
れる。
〔発明の効果〕
従って、搬送穀稈の稈長が急激に変化した場合に浅扱
きや深扱きの発生を回避させて適正な扱深さ制御を行う
のに、扱深さ調節手段を深扱き側又は浅扱き側へ設定時
間作動させるだけの単純な制御を行えばよいので、従来
のように、扱深さ調節手段の作動量をボリューム等の検
出手段で検出して、その検出値が第2センサによる稈長
検出値に適合するように扱深さ調節制御を行うと、ボリ
ューム等の検出手段が必要であるとともに制御構成が複
雑になるという欠点を適切に解消させることができるコ
ンバインの扱深さ制御装置を得ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第4図に示すように、コンバインは、左右一対のクロ
ーラ走行装置(1)、脱穀装置(2)、運転席(3)を
備えた本機の前部に、刈取部(4)を装備している。
前記刈取部(4)は、引起し装置(5)、引起し穀稈
の株元を切断する刈刃(6)、刈取穀稈を脱穀フィード
チェーン(7)に搬送する縦搬送装置(8)、及び、刈
取穀稈を縦搬送装置(8)に搬送する補助搬送装置
(9)を備えている。
第1図に示すように、エンジン(E)と前記クローラ
走行装置(1)とが、油圧式無段変速装置(10)を介し
て連動連結されると共に、前記エンジン(E)と前記脱
穀装置(2)とがベルトテンション式の脱穀クラッチ
(11)を介して連動連結されている。
前記変速装置(10)は、リンク機構(12)を介して人
為的に操作する変速レバー(13)に連動連結されてい
る。そして、変速用モータ(14)が、摩擦式の伝動機構
(15)を介して前記リンク機構(12)に連動連結されて
いる。つまり、前記変速レバー(13)にて人為的に変速
操作できるようにしながら、前記変速用モータ(14)に
て自動的にも変速操作できるようになっている。
又、前記脱穀クラッチ(11)を人為的に入り切り操作
する脱穀クラッチレバー(16)が設けられ、その入り操
作に伴ってON作動する脱穀スイッチ(S3)が設けられて
いる。
前記縦搬送装置(8)は、第4図に示すように、刈取
穀稈の株元側を挾持搬送する挾持搬送装置(8A)と、刈
取穀稈の穂先側を係止搬送する係止搬送装置(8B)とか
らなり、補助搬送装置(9)からの刈取穀稈を立姿勢で
機体後方に搬送すると共に搬送終端部において横倒れ姿
勢に変更させた刈取穀稈を脱穀フィードチェーン(7)
に供給するように構成されている。又、この縦搬送装置
(8)は、その終端部が横軸芯(P)周りに枢支され
て、上下揺動により扱深さ調節を行うようになってい
る。つまり、上下揺動に伴って補助搬送装置(9)から
供給される刈取穀稈の支持位置を稈身方向に変更し、結
果的に、この縦搬送装置(8)から脱穀フィードチェー
ン(7)へ受渡される刈取穀稈の位置が稈身方向に変更
されるようになっている。
前記縦搬送装置(8)の揺動操作構造について説明す
ると、第4図に示すように、扱深さ調節手段としての扱
深さ調節用モータ(17)によって上下揺動されるアーム
(18)が設けられると共に、そのアーム(18)と縦搬送
装置(8)とが、中継リンク(19)を介して連動連結さ
れ、もって、前記モータ(17)の作動によって揺動操作
されるようになっている。
第3図や第4図に示すように、前記脱穀装置(2)へ
の穀稈搬送経路のうちの扱深さ調節箇所よりも穀稈搬送
方向下手側で、且つ、脱穀装置(2)の穀稈受入口(2
0)に向けて穀稈穂先側部分を受止め案内する載置案内
板(21)にて穂先側部分を案内する状態で穀稈を横倒れ
姿勢で搬送する経路部分に、扱深さ検出用の一対の第1
センサ(S1)が、搬送穀稈の稈身方向に並設されてい
る。
第1センサ(S1)は、第3図に示すように、上端側を
支点にして穀稈搬送方向下手側に揺動自在なセンサバー
(22)と、そのセンサバー(22)の揺動を検出するスイ
ッチ部(23)とからなる。
尚、以下の説明において、上記両センサ(S1)のうち
の穂先側のもの(S1A)を長稈センサ、且つ、株元側の
もの(S1B)を短稈センサと夫々称呼する。
また、第4図に示すように引起し装置(5)に3個の
稈長検出用の第2センサ(S2)が上下に並設されてい
る。尚、上位のものから順に(S2A),(S2B),
(S2C)と称する。第2センサ(S2)は、夫々第1セン
サ(S1)と同様に、穀稈搬送方向下手側に揺動自在なセ
ンサバー(30)と、そのセンサバー(30)の揺動を検出
するスイッチ部(31)とからなる。つまり、各センサバ
ー(30)は、前記扱深さ調節箇所よりも穀稈搬送方向上
手側の経路部分に突入する状態で設けられている。つま
り、各スイッチ部(31)のON・OFFに基づいて搬送穀稈
の稈長を検出するようになっている。
尚、図中(S0)は、株元センサである。
そして、第1図に示すように、第1センサ(S1)、第
2センサ(S2)、株元センサ(S0)夫々の検出情報に基
づいて、扱深さ調節用モータ(17)を制御する制御装置
(H)が設けられている。
尚、図中(24)は警報装置である。
扱深さ調節について説明を加えると、原則として、第
1センサ(S1)の検出情報に基づいて、目標扱深さに維
持すべく前記モータ(17)を作動させる。
但し、第2センサ(S2)の検出情報に基づいて稈長の
増大側又は減少側への変化量が、設定時間内に設定量よ
り大であることを判明した場合には、第2センサ(S2
の検出情報に基づいて適正扱深さになるように前記モー
タ(17)を作動させるようになっている。
具体的には、稈長の増大側への変化が判別されたと
き、即ち、OFFとなっている第2センサ(S2)の最下位
のもの(例えば(S2B))がOFFからONに変化したとき
に、それから設定時間内に変化したセンサの上方側のセ
ンサ(例えば(S2A))が更にOFFからONに変化した場合
には設定時間、前記モータ(17)を浅扱き側へ作動させ
る。一方、稈長の減少側への変化が判別されたとき、即
ち、ONとなっている第2センサ(S2)の最上位のもの
(例えば(S2B))がONからOFFに変化したときに、それ
から設定時間内に変化したセンサの下方側のセンサ(例
えば(S2C))が更にONからOFFに変化した場合には設定
時間前記モータ(17)を深扱き側へ作動させる。
次に、第2図に示すフローチャートに基づいて、制御
装置(H)の動作を説明する。
先ず、株元センサ(S0)をチェックして刈取作業中で
あるか否かを判別する。
刈取作業中であれば、前述のように、第2センサ(S
2A),(S2B),(S2C)の検出情報に基づいて稈長の増
大側又は減少側への設定時間当りの変化量が設定量より
大であるか否か判別する。そして、大である場合には、
第2センサ(S2A),(S2B),(S2C)の検出情報に基
づいて前記モータ(17)を作動させる。一方、前記変化
量が設定量より小である場合には、長稈センサ(S1A
及び短稈センサ(S1B)の検出情報に基づいて、搬送穀
稈の穂先部が両センサ(S1A),(S1B)の間を通過する
状態を維持するように、前記モータ(17)を制御するの
である。
又、長稈センサ(S1A)がONで、且つ、短稈長センサ
(S1B)がOFFである場合には警報を発生する。
すなわち、制御装置(H)を利用して、前記第1セン
サ(S1)の検出情報に基づいて、目標扱深さに維持すべ
く前記扱深さ調節手段(17)を作動させるとともに、前
記第2センサ(S2)の検出情報に基づいて、前記稈長の
増大又は減少側への設定時間当りの変化量が設定量より
大であることを判別した場合には、前記第2センサ
(S2)の検出情報に基づいて、適正扱深さになるように
前記扱深さ調節手段(17)を、前記稈長の変化が増大側
のときは浅扱き側へ又は前記稈長の変化が減少側のとき
は深扱き側へ夫々設定時間作動させる制御手段(100)
が構成されている。
〔別実施例〕
上記実施例では、3個の接触式のセンサによって第2
センサ(S2)を構成していたが、例えば、1個のイメー
ジセンサによって構成する等、第2センサ(S2)の具体
構成は各種変更できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るコンバインの扱深さ制御装置の実施
例を示し、第1図は制御構成のブロック図、第2図は制
御作動のフローチャート、第3図は第1センサ装着部の
背面図、第4図はコンバイン前部の側面図である。 (2)……脱穀装置、(17)……扱深さ調節手段、 (100)……制御手段、(S1)……第1センサ、 (S2)……第2センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−107112(JP,A) 特開 昭58−107113(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脱穀装置(2)への穀稈搬送経路に、前記
    脱穀装置(2)での扱深さを調節する扱深さ調節手段
    (17)と、その扱深さ調節手段(17)による扱深さ調節
    箇所よりも穀稈搬送方向下手側の経路部分に搬送穀稈の
    穂先位置を検出する第1センサ(S1)とが備えられ、前
    記第1センサ(S1)の検出情報に基づいて、目標扱深さ
    に維持すべく前記扱深さ調節手段(17)を作動させる制
    御手段(100)が設けられたコンバインの扱深さ制御装
    置であって、 前記扱深さ調節箇所よりも穀稈搬送方向上手側の経路部
    分に搬送穀稈の稈長を検出する第2センサ(S2)が設け
    られ、前記制御手段(100)は、前記第2センサ(S2
    の検出情報に基づいて、前記稈長の増大又は減少側への
    設定時間当りの変化量が設定量より大であることを判別
    した場合には、前記第2センサ(S2)の検出情報に基づ
    いて、適正扱深さになるように前記扱深さ調節手段(1
    7)を、前記稈長の変化が増大側のときは浅扱き側へ又
    は前記稈長の変化が減少側のときは深扱き側へ夫々設定
    時間作動させるように構成されているコンバインの扱深
    さ制御装置。
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