JPH0343754A - 分配装置を備えた記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多段トレイの各段に複写紙を原稿別や頁順を
揃えたＴ台別に既納し得る複写機のような分配装置を備
えた記録装置に関し、特に、記録紙の分配装置が記録装
置本体に接近した使用位置と記録装置本体から離れた不
使用位置とを取ることができ、分配装置が記録装置本体
から離れた情報および分散装置に故障が生じた情報によ
って記録装置本体側の記録の開始が阻止される分配装置
を備えた記録装置に関する。

〔従来の技術〕

上述のような記録装置すなわち、ジャムしｔ；記録紙の
除去等のために分配装置を記録装置本体から離したり、
分配装置にジャムや故障等の異常が生じたりすると、そ
れら原因別の表示がなされるとともに、記録装置本体側
での記録の開始の阻止がなされる記録装置は従来知られ
ている。

このような記録装置では、分配装置に故障が生じると、
その修理が終了するまでは記録を行うことができないと
言う問題がある。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明は、上述の問題を解消するためになされたもので
あり、分配装置に故障が生じても分配装置を使わずに記
録を行うことができ、したがって分配装置の故障の修理
を記録装置の使用状況に暇ができたときに行うことがで
きるような分配装置を備えた記録装置の提供を目的とす
る。

〔課題を解決するための手段〕

記録紙の分配装置が記録装置本体に接近した使用位置と
記録装置本体から離れた不使用位置とを取ることができ
、分配装置が記録装置本体から離れた情報および分配装
置に故障が生じｔ；情報によって記録装置本体側の記録
の開始が阻止される分配装置を備えた記録装置において
、分配装置が記録装置本体から所定距離以上離れたこと
を検出する検出手段を設け、該検出手段の検出情報によ
り前記阻止を解除するようにしたことを特徴とする分配
装置を備えた記録装置にあり、この構成によって前記目
的を達成する。

〔作用〕

すなわち、本発明の記録装置においては、分配装置が記
録装置本体から離れた情報や分配装置に故障が生じた情
報によって記録装置本体側の記録の開始が阻止されても
、その阻止が、分配装置を記録装置本体から分配装置と
記録装置本体との間に記録紙を排出できるような所定距
離だけ離すことで、検出手段の情報により解除されるか
ら、分配装置の故障後も記録装置本体により記録を行っ
て記録紙を記録装置本体と分配装置の間に排出すること
ができ、したがって、分配装置の故障の修理を記録装置
の使用状況が暇になったときに行うことができる。

〔実施例〕

以下、本発明を図示例によって説明する。

第１図は本発明記録装置の１例を示す部分側面図であり
、図においてｌは記録装置本体、２は記録用紙等の収納
ボックスも兼ねｔ；ロック可能キャスタ付き本体架台、
３は分配装置、４はロック可能キャスタ付き分配装置架
台、５は分配装置３に固定されて記録装置本体ｌと摺動
可能に係合し、分配装置３を記録装置本体１に対して離
接する際に案内するガイドバー　６は分配装置３が記録
装置本体ｌに接近した位置にあるか否かを検出する接近
位置センサ、７は分配装置３が記録装置本体から所定距
離以上離れた位置にあるか否かを検出する遠隔位置セン
サ、８は分配装置３の故障発生の有無を知るために多段
トレイ９の各段を検出するトレイ段センサである。

接近位置センサ６はガイドバー５を検出したオン信号で
接近情報を与え、ガイドバー５を検出してないオフ信号
で非接近情報を与える。また遠隔位置センサ７はガイド
バー５を検出してないオフ信号で所定距離以上情報を与
え、ガイドバー５を検出したオン信号で所定距離未達情
報を与える。

それに対してトレイ段センサ８は、多段トレイ９の各段
のトレイを連結しているサイド枠９ａが図示してない公
知の昇降手段によって昇降させられる際にサイド枠９ａ
に各段毎に設けられた孔９ｂを検出してパルス信号を出
力するものであって、直接分配装置！！３の故障発生の
有無情報を与えるものではない。分配装置３の故障発生
の有、無情報は、トレイ段センサ８のパルス信号が多段
トレイ９の上昇か下降かによってカウントアツプかカウ
ントダウンされることにより求まる多段トレイ９の記録
紙受は入れ段が、複写紙を原稿別に異なる段のトレイに
収納する場合の原稿数のカウントから求められる段や、
複写紙を原稿の頁順に揃えて１部あて各段に収納する場
合の複写部数のカウントから求められる段と一致しない
ときは故障発生、一致しているときは故障無しとして得
られる。

記録装置本体ｌの図示してない制御装置は、接近位置セ
ンサ６からの前述の接近情報とトレイ段センサ８のパル
ス信号のカウント等から得られる前述の故障無し情報と
を入力し、さらにジャムや記録装置本体１側の故障が無
くて、定着装置の準備も完了している等の情報を入力す
ることによって、スタート釦の押圧があれば記録装置の
記録動作が行われるようにする。そして制御装置は、接
近位置センサ６から前述の非接近情報を入力したり、ト
レイ段センサ８のパルス信号のカウント等から得られる
前述の故障発生情報を入力したときは、それらの情報に
基づいて図示してない表示装置によりそれぞれの旨を表
示するとともに、スタート釦の押圧があっても記録装置
の記録動作が開始されないようにする。

制御装置の以上の動作乃至機能は従来の分配装置を備え
た記録装置におけると変わらない。しかし、本発明の記
録装置における制御装置は、前述の非接近情報や分配装
置の故障発生情報を入力している状態でさらに、遠隔位
置センサ７から所定距離以上情報を入力されると、その
情報に基づいて分配袋＃３を別にして記録装置本体１の
記録動作がスタート釦の押圧があれば開始されるように
する。これによって記録が行われて排出ローラ対１０か
ら排出される記録紙は、記録装置本体ｌと所定距離以上
離れた分配装置３の間に落ちることになる。

図示例の記録装置は、上述の記録紙を受けるために、記
録装置本体１側に巻き取り付勢がなされているフィルム
ロール１１を取り付け、それから引き出したフィルムを
記録装置本体ｌに設けｔ；フィルムガイド１２．１３ｉ
こ通してから先端を分配装置３に固定するようにしてい
る。これによって、分配装置３が２点鎖線で示しｔ；よ
うに記録装置本体ｌから所定距離以上離されると、フィ
ルムＦが排出ローラ対ｌＯの排出レベルより若干下がっ
た高さで記録装置本体ｌと分配装置３の間に張られるよ
うになり、排出ローラ対ｌＯによって排出された記録紙
はフィルムＦ上に乗るようになる。

本発明は図示例に限らず、例えば左右のガイドバー５の
間に薄板が張られて、それがトレイに収るものでも、前
述のように記録紙が落ちるものでもよい。また、分配装
置の接近か非接近かの検出手段や故障発生の有無の検出
手段も前述の例に限定されるものではない。

〔発明の効果〕

以上述べた例から明らかなように、本発明の記録装置に
おいては、分配装置に故障が生じても分配装置を記録装
置本体から所定距離以上離すことによって記録装置本体
側の記録動作が行われるようになるから、分配装置の故
障修理を記録装置の使用状況に暇ができたときに行うこ
とができると言う効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明記録装置の１例を示す部分側面図である
。 ｌ・・・記録装置本体 ３・・・分配装置 ５・・・ガイドバー ７・・・遠隔位置センサ ９・・・多段トレイ ９ｂ・・・孔 １１・・・フィルムロール ２・・・本体架台 ４・・・分配装置架台 ６・・・接近位置センサ ８・・・トレイ段センサ ９ａ・・・サイド枠 ＩＯ・・・排出ローラ対 １２．１３・・・フィルムガイド

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録紙の分配装置が記録装置本体に接近した使用位置と
   記録装置本体から離れた不使用位置とを取ることができ
   、分配装置が記録装置本体から離れた情報および分配装
   置に故障が生じた情報によって記録装置本体側の記録の
   開始が阻止される分配装置を備えた記録装置において、
   分配装置が記録装置本体から所定距離以上離れたことを
   検出する検出手段を設け、該検出手段の検出情報により
   前記阻止を解除するようにしたことを特徴とする分配装
   置を備えた記録装置。