JPH0343573B2 - - Google Patents

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JPH0343573B2
JPH0343573B2 JP1256365A JP25636589A JPH0343573B2 JP H0343573 B2 JPH0343573 B2 JP H0343573B2 JP 1256365 A JP1256365 A JP 1256365A JP 25636589 A JP25636589 A JP 25636589A JP H0343573 B2 JPH0343573 B2 JP H0343573B2
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JP
Japan
Prior art keywords
vibrating body
circuit board
housing
electric circuit
electronic thermometer
Prior art date
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JP1256365A
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English (en)
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JPH02210233A (ja
Inventor
Hideo Ishizaka
Yasuo Yamazaki
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電子体温計およびその組立方法、特に
音響出力により測温状態を報知する機能を備えた
電子体温計およびその製造方法に関するものであ
る。
[従来の技術] 電子技術の進歩によつて電子体温計に関する各
種の改良が提案されている。それらの提案の中に
は測温完了や測定ミスなどを知らせるアラームな
どもあるが、実用化されたものではない。
従来の電子体温計に音響発振器を設けることは
困難なことではないが、筺体に放音孔を備えなけ
れば脇の下に挟んだ小型の体温計などでは充分な
音量のアラーム音を出すことができなかつた。そ
のため、機器を密閉構造にすることができず、防
水性に欠けていた。
このため、放音孔を設けずに充分な音量を得る
為に、筺体内側面上に振動体を配置することが本
出願人により提案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、リード線を用いて半田付等で振動体と
駆動回路部とを接続しており、実装、組立が複雑
であつた。
また、振動体の筺体内への固定も、多くの工程
を必要とし、容易な組立構造とすることが求めら
れていた。
[課題を解決するための手段] 本発明は上述の課題を解決することを目的とし
て成されたものである。即ち、筺体内の振動体と
振動体駆動回路との接続を容易とし、かつ筺体内
側面の所定位置に容易に位置決め可能な電子体温
計およびその組立方法を提供することを目的とす
る。
このような本発明の目的は以下の構成により達
成される。
即ち、筒状筺体と、該筒状筺体の内面に位置決
め配置される音響信号を出力する振動体と、筒状
筺体内部に挿填される測温部及び振動体駆動部等
より形成される電子体温計の電気回路基板と、電
気回路基板と振動体間に位置する筺体内への電気
回路基板の定位置挿填後に振動体と電気回路基板
とを筺体内面に押圧する振動体または電気回路基
板に設けられ、前記振動体と前記電気回路とを電
気的に接続する押圧部材と、電気回路基板と振動
体挿填後に筒状筺体後部より嵌入され電気回路基
板を筒状筺体内に位置決め固定するとともに筒状
筺体内を液密状態とするキヤツプとを備える。
好適な態様に従えば、前記押圧部材は弾性を有
するブラシ状の導電性金属端子片で形成されてい
ることを特徴とする電子体温計によつて達成され
る。
[作用] 以上の構成において、電気回路基板方向に延出
した第1の押圧部材をする振動体を筺体の規定位
置に挿填する振動体挿填工程と、該振動体挿填工
程に続き筒状筺体の後面開口部より該筒状筺体の
規定位置に振動体と電気回路基板とを電気的に接
続するとともに振動体を筺体の規定位置面に押圧
する前記振動体方向に延出した第2の押圧部材を
有する電気回路基板を挿填する第2の挿填工程
と、該第2の挿填工程に続く筒状筺体の後面開口
部より電気回路基板を筒状筺体内に位置決め固定
するとともに筒状筺体内を液密状態とするキヤツ
プを嵌入する嵌入工程とより電子体温計を製造す
ることができ、振動体と回路基板間の電気的接
続、及び振動体の電子体温計筺体内の所定位置へ
の固定等を、面倒な事前準備等をほとんど必要と
せず、単に筺体内の所定位置に振動体を位置決め
して回路基板を装填固定するのみで達成でき、非
常に簡単かつ容易な工程で電子体温計を製造でき
る。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明に係る一実施例の
電子体温計を詳細に説明する。
[本実施例電子体温計の構造] 第1図は本発明に係る一実施例の電子体温計の
外観図である。
第1図において、100は電子体温計を収容す
る偏平な筒状の筺体であり、300は振動体60
0を駆動する振動体駆動回路を含む電子体温計回
路部を載せた回路基板、200は基板端部に配置
された例えばサーミスタ等の感温素子よりなる温
度検出部である。400は電子体温計回路部が処
理、測定した温度を表示する表示部、500は各
負荷に電源を供給する電源部である。
第2図は本実施例の電子体温計の要部を説明す
るための第1図A−A線での断面図である。
第2図に示す振動体駆動回路を含む電子体温計
回路部を載せた回路基板300の下方には、圧電
ブザー素子等の電歪素子及び電極部で形成されて
いる振動体600が置かれる収容空間が形成され
ている。
回路基板300には、表示部400を係止する
ためのホルダ105a,105b、表示部400
と回路基板300とを電気的に接続するための導
電性ゴムより成る接続片106、及びこれらを掛
合連結係止すると共に外来雑音に対する電磁的シ
ールドを兼ねるシールドカバー104より成る。
このシールドカバー104は表示部400の表示
面対応部分は切欠部となつている。
第3図に振動体600の詳細を示す。
第3図Aは振動体600の上面図であり、第3
図Bは振動体600の横面図である。
図示の如く、602は一方電極606から延出
した回路基板300との接続のための第2のブラ
シ体である弾性のある導電金属で形成されたブラ
シ状端子片、604は導体部で形成されている振
動体上面電極、606は導体部で形成されている
振動体下面電極導体部である。
また第4図は回路基板300の振動体対向面に
配設係止される第1のブラシ体302の下面図で
あり、ブラシ体302は回路基板300の振動体
駆動回路と振動体600の上面電極導体部604
とを電気的に接続し、振動体600に駆動信号を
伝達する。該ブラシ体302の側面断面形状は、
筺体100内に回路基板300及び振動体600
を挿填した状態を示す第5図に示されている。第
5図に示す様に、ブラシ体302は断面略コ字形
の導電性金属より成り中央部に下方突出した弾性
のある導電金属で形成されたブラシ状端子片30
4を有する。
予め所定位置に振動体600が位置決め装填さ
れた筒状筺体100内に、以上の構成より成る回
路基板300を挿入すると、第5図の矢印方向に
擦動させることとなりブラシ部302のブラシ状
端子片304はその弾性力により振動体600の
上面導体部604に押圧接触し、ブラシ状端子片
602は回路基板300の振動体600との接続
接点306と接触する。
[本実施例電子体温計の製造方法] 以上の構成を備える本実施例の電子体温計の組
立製造工程を以下に説明する。
本実施例の電子体温計の組立は、以上の各構成
を備えるため、第6図に示す如く筺体100の後
面開口部110より順次各構成部分を挿填するの
みで足り、他の面倒な作業は全く必要としない。
まず第1の工程として、筺体100の後面開口
部110よりまず振動体600を第6図の様に規
定位置まで挿填して載置する。
続いて第2の工程として、筺体100の後面開
口部110より回路基板300を挿填する。筺体
100の断面は第2図に示す断面であり、また、
振動体駆動回路を含む電子体温計回路部を載せた
回路基板300には、第2図に示す様に表示部4
00、ホルダ105a,105b、接続片10
6、及びシールドカバー104が載置されてお
り、筺体100への挿填に際して筺体奥部では自
動的に挿填位置が位置決めされる。
また、この第2の工程が終了した状態では、回
路基板300の振動体駆動回路と振動体600と
は第5図に示す様に電気的に接続された状態と成
り、回路基板300の振動体駆動回路よりの駆動
信号出力はブラシ状端子片304,604を介し
て振動体600に供給される。また、同時に振動
体600は、ブラシ部302のブラシ状端子片3
04及びブラシ状端子片602により、筺体10
0内側側面に押圧された状態であり、所定位置に
位置決め固定される。
また振動体600は筺体周辺段部108a,1
08bによつて支持されており前記段部を振動の
節として効率的に振動し、筺体全体を共鳴体とし
て使用でき、筺体に放音孔等を備えなくとも充分
な音量が達成できる。
その後第3の工程として、固定部材700を筺
体100の後面開口部110より挿填し、電子体
温計の回路基板300の後部を挟み込む形で筺体
内に固定する。また、固定部材700は、振動体
600の後部をも固定する状態となり、該振動体
600を筺体100内に固定する。
その後、第4の工程として筺体キヤツプ800
を筺体100の後面開口部110に嵌入係止す
る。これにより、電子体温計内部が液密状態とさ
れる。
以上説明した本実施例の電子体温計の組立製造
工程図を第7図に示す。
以上説明した様に本実施例によれば、筺体10
0の内側面に配置された音響発振器である振動体
600を、電子体温計の回路基板300と接続す
るのに、半田付等を用いることなく、また接続コ
ネクタ等を必要とせず、単に筺体100に振動体
600と回路基板300等を順次筺体後部開口部
110より挿填・嵌入するのみで良好な電気的接
続も実現できる。
更に、この時には振動体600を自動的に筺体
100内側側面に押圧した状態となり、振動体6
00の位置決め固定をも同時に達成することがで
きる。
このため筺体100を上下に分割する必要もな
く、その断面を偏平な略O字形に形成可能とな
り、後部開口部をキヤツプ800で覆えるので液
密構造が得易い電子体温計が提供できる。
そして、以上の構成を備えることにより、本実
施例の電子体温計を組み立てるに際して、振動体
と回路基板間の電気的接続、及び振動体の電子体
温計筺体内の所定位置への固定を、面倒な事前準
備等をほとんど必要とせず、単に筺体内の所定位
置に振動体を位置決めして回路基板を装填固定
し、更に固定部材を挿填後に筺体キヤツプを嵌入
するのみで達成でき、非常に簡単かつ容易な工程
で電子体温計を製造できる。
なお、以上の説明はブラシ状端子片304及び
ブラシ状端子片602を、一方を回路基板300
に、他の一方を振動体600に設ける例について
説明したが、これらのブラシ状端子片はいずれか
一方にのみ設ける構成としてもよい。
[発明の効果] 以上説明した様に本発明によれば、単に筺体内
の所定位置に振動体を位置決めして回路基板を装
填固定し、更に固定部材を挿填後に筺体キヤツプ
を嵌入するのみで達成でき、非常に簡単かつ容易
な工程で電子体温計を製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例電子体温計の外
観図、第2図は第1図のA−A面での断面図、第
3図Aは本実施例における振動体の上面図、第3
図Bは本実施例における振動体の横面図、第4図
は本実施例における回路基板側のブラシ体下面
図、第5図は本実施例における振動体と回路基板
との接続横面図、第6図は本実施例における電子
体温計の組み立て実装状態を示す図、第7図は本
実施例の電子体温計の組立製造工程図である。 図中100……筺体、104……シールドカバ
ー、105a,105b……ホルダ、106……
接続片、200……温度検出部、300……回路
基板、302……第1のブラシ体、304……ブ
ラシ状端子片、400……表示部、500……電
源部、600……振動体、602……ブラシ状端
子片、604……振動体上面電極、606……振
動体下面電極導体部、700……固定部材、80
0……筺体キヤツプである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 筒状筺体と、 該筒状筺体の内面に位置決め配置される音響信
    号を出力する振動体と、 前記筒状筺体内部に挿填される測温部及び振動
    体駆動部等より形成される電子体温計の電気回路
    基板と、 前記電気回路基板と前記振動体間に位置する前
    記筺体内への前記電気回路基板の定位置挿填後に
    前記振動体の前記電気回路基板とを前記筺体内面
    に押圧する前記振動体または前記電気回路基板に
    設けられ、前記振動体と前記電気回路とを電気的
    に接続する押圧部材と、 前記電気回路基板と前記振動体挿填後に前記筒
    状筺体後部より圧入され前記電気回路基板を筒状
    筺体内に位置決め固定するとともに筒状筺体内を
    液密状態とするキヤツプ とを備えることを特徴とする電子体温計。 2 前記押圧部材は弾性を有するブラシ状の導電
    性金属端子片で形成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の電子体温計。 3 電気回路基板を筒状筺体内に具備し、音響信
    号を出力する振動体を該筺体内面に配置した電子
    体温計の製造方法であつて、 前記電気回路基板方向に延出した第1の押圧部
    材を有する前記振動体を前記筺体の規定位置に挿
    填する振動体挿填工程と、 該振動体挿填工程に続き前記筒状筺体の後面開
    口部より該筒状筺体の規定位置に前記振動体と前
    記電気回路基板とを電気的に接続するとともに前
    記振動体を前記筺体の規定位置面に押圧する前記
    振動体方向に延出した第2の押圧部材を有する前
    記電気回路基板を挿填する第2の挿填工程と、 該第2の挿填工程に続く前記筒状筺体の後面開
    口部より前記電気回路基板を筒状筺体内に位置決
    め固定するとともに筒状筺体内を液密状態とする
    キヤツプを嵌入する嵌入工程とより成ることを特
    徴とする電子体温計の製造方法。
JP1256365A 1989-09-29 1989-09-29 電子体温計およびその製造方法 Granted JPH02210233A (ja)

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JP5381943B2 (ja) 2010-09-17 2014-01-08 オムロンヘルスケア株式会社 電子体温計およびその製造方法
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