JP5381942B2 - 電子体温計およびその製造方法 - Google Patents

電子体温計およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5381942B2
JP5381942B2 JP2010209225A JP2010209225A JP5381942B2 JP 5381942 B2 JP5381942 B2 JP 5381942B2 JP 2010209225 A JP2010209225 A JP 2010209225A JP 2010209225 A JP2010209225 A JP 2010209225A JP 5381942 B2 JP5381942 B2 JP 5381942B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
plate
assembly
electronic thermometer
adhesive portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010209225A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012063300A (ja
JP2012063300A5 (ja
Inventor
岳 長谷川
直樹 松本
隆伸 山内
篤志 河野
安生 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Healthcare Co Ltd
Original Assignee
Omron Healthcare Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Healthcare Co Ltd filed Critical Omron Healthcare Co Ltd
Priority to JP2010209225A priority Critical patent/JP5381942B2/ja
Priority to CN201180044461.3A priority patent/CN103119409B/zh
Priority to DE112011103107T priority patent/DE112011103107T5/de
Priority to PCT/JP2011/065978 priority patent/WO2012035866A1/ja
Priority to TW100133121A priority patent/TWI484147B/zh
Publication of JP2012063300A publication Critical patent/JP2012063300A/ja
Priority to US13/749,353 priority patent/US8657492B2/en
Publication of JP2012063300A5 publication Critical patent/JP2012063300A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5381942B2 publication Critical patent/JP5381942B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K7/00Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements
    • G01K7/02Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements using thermoelectric elements, e.g. thermocouples
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K1/00Details of thermometers not specially adapted for particular types of thermometer
    • G01K1/16Special arrangements for conducting heat from the object to the sensitive element
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K13/00Thermometers specially adapted for specific purposes
    • G01K13/20Clinical contact thermometers for use with humans or animals
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

本発明は、電子体温計およびその製造方法に関し、特に、ラジアルリード型の温度センサを備える電子体温計と、当該電子体温計の製造方法とに関する。
一般に、腋下や舌下などの被測定部位に挟み込むことで体温を測定する電子体温計においては、本体ハウジングの内部に液晶ディスプレイおよびプリント基板などを固定したサブケースが配設されるとともに、当該本体ハウジングの前端部に温度センサが収容された測温部が設けられる。被測定部位の温度を感知する感温部と、プリント基板に各種電子部品が実装されて形成された処理回路とは、比較的剛性の小さいリード線によって接続される。リード線の終端部がプリント基板に固定され、プリント基板から長く延出するリード線を介して、感温部が処理回路に電気的に接続される。
従来の一般的ないわゆるペンシル型の電子体温計では、筒形状の本体ハウジングの後端部からサブケースを挿入して、電子体温計を完成させる構造が採用されている。この場合、サブケースから延出する温度センサのリード線に曲がりや方向ずれが発生すると、温度センサの本体ハウジングへの挿入が上手くいかない、温度センサの先端の感温部の位置ずれによる測定精度の低下および電子体温計の個体毎の製品ばらつき(器差)が生じる、という不具合が生じる。したがって、電子体温計の組み立ての自動化の実現を目指す場合には、サブケースから延出する温度センサを本体ハウジングへ挿入する工程の改善が必要となる。
たとえば特開平9−89680号公報(特許文献1)では、上述したプリント基板を測温部にまで延設するとともに、プリント基板の延設部に導電線を形成し、延設部の先端に感温部を実装することにより、導電線を介して温度センサと処理回路との電気的な接続を確保した電子体温計が開示されている。
特開平9−89680号公報
上記文献に記載の技術では、プリント基板を測温部にまで延設することが必要であり、材料コストが増大する問題がある。また、プリント基板の形状が長方形ではないため、プリント基板の製造時に廃棄する部分が生じ、無駄が多くなるため、材料コストがより増大する。また、プリント基板の先端に実装される温度センサは、一般的なラジアルリード型サーミスタではなく、上記文献の図7,8に示すような特殊形状の温度センサが必要になるので、コストがさらに増大する。
加えて、プリント基板上に形成されたパターンがリード線を構成し、リード線部、プリント基板および感温部が一体となっているため、電子体温計が低温環境下で保管されていた場合、リード線部、プリント基板および感温部の温度が低く被測定部位の体温との差が大きいことによる影響を受けて、測定時間が長くなってしまう。さらに、測定時に温度センサに印加された熱がプリント基板を通って逃げてしまうことになり、電子体温計の熱応答が遅くなって、短時間で精度よく計測することが困難になり高速測定に対して不利になる、という問題がある。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、組み立て時における温度センサのリード線の曲がりおよび方向ずれを抑制し、安価で熱応答が速い電子体温計を提供することである。
本発明に係る電子体温計は、温度センサを備える。温度センサは、被測定者の体温を計測する感温部と、感温部に一端が固定されたリード線とを含む。電子体温計はまた、感温部が先端側に配置され、リード線を内部に収容する、中空のハウジングを備える。電子体温計はまた、リード線の他端が固定された基板と、ハウジングに収容され、基板を含むアセンブリと、アセンブリに対しハウジングの先端側に配置され、アセンブリに取り付けられた板状部材と、を備える。板状部材は、リード線に対向する表面に粘着性を有する粘着部を有する。
上記電子体温計において、板状部材には、リード線の表面への接触を低減する接触低減部が形成されていてもよい。
上記電子体温計において、粘着部は、粘着部に粘着したリード線の板状部材に対する位置決めをしてもよい。
上記電子体温計において、粘着部は、熱を加えることによって粘着性が低下する性質を有してもよい。
上記電子体温計において、リード線は、板状部材に対し非接触状態に配置されていてもよい。
本発明に係る電子体温計の製造方法は、被測定者の体温を計測する感温部と感温部に一端が固定されたリード線とを含む温度センサと、感温部が先端側に配置されリード線を内部に収容する中空のハウジングと、を備える、電子体温計の製造方法である。当該方法は、基板を含むアセンブリを準備する工程と、表面に粘着性の粘着部を有する板状部材を準備する工程と、基板にリード線の他端を固定する工程と、リード線の湾曲を低減する工程と、リード線の湾曲を低減した状態で、粘着部がリード線に対向するように板状部材をアセンブリの端部に取り付け、粘着部にリード線を粘着させる工程と、粘着部にリード線を粘着させた状態で、アセンブリを、板状部材が取り付けられた端部側からハウジング内に挿入する工程と、を備える。
本発明によれば、電子体温計の組み立て時における温度センサのリード線の曲がりおよび方向ずれを抑制し、安価で熱応答が速い電子体温計を提供することができる。
本発明の実施の形態1の電子体温計の外観構造を示す斜視図である。 電子体温計の機能ブロックの構成を示す図である。 電子体温計の組付け構造を示す分解斜視図である。 電子体温計のアセンブリの組付け構造を示す分解斜視図である。 サーミスタの分解斜視図である。 電子体温計の内部構造を示す斜視図である。 電子体温計の内部構造を示す断面図である。 板状部材とリード線との配置を示す平面図である。 図8に示すIX−IX線に沿う、板状部材の断面図である。 図9に示す板状部材の断面の変形例を示す図である。 実施の形態2の電子体温計の内部構造を示す斜視図である。 実施の形態2の電子体温計の内部構造を示す断面図である。 実施の形態2の板状部材とリード線との配置を示す平面図である。 図13に示すXIV−XIV線に沿う、実施の形態2の板状部材の断面図である。 実施の形態3の板状部材とリード線との配置を示す平面図である。 図15に示すXVI−XVI線に沿う、実施の形態3の板状部材の断面図である。 図16に示す板状部材の断面の変形例を示す図である。 実施の形態4の板状部材とリード線との配置を示す平面図である。 実施の形態5の板状部材とリード線との配置を示す平面図である。 実施の形態6の電子体温計の内部構造を示す断面図である。 実施の形態7の電子体温計の内部構造を示す断面図である。 電子体温計の製造方法の一例を示す流れ図である。 図22に示す製造方法の工程(S40)の状態を示す模式図である。 図22に示す製造方法の工程(S50)の状態を示す模式図である。 図22に示す製造方法の工程(S60)の状態を示す模式図である。 電子体温計の製造方法の他の例を示す流れ図である。 図26に示す製造方法の工程(S40)の状態を示す模式図である。 図26に示す製造方法の工程(S150)の状態を示す模式図である。 図26に示す製造方法の工程(S60)の状態を示す模式図である。
以下、図面に基づいてこの発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における電子体温計1の外観構造を示す斜視図であり、図2は、図1に示す電子体温計1の機能ブロックの構成を示す図である。まず、これら図1および図2を参照して、本実施の形態における電子体温計1の概略構成について説明する。
図1に示すように、本実施の形態における電子体温計1は、本体ハウジング10、測温部を形成するキャップ15、および閉塞部材16を備えている。本体ハウジング10は、たとえばABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂などの樹脂材料製の、筒状の中空の部材である。本体ハウジング10は、その表面の所定位置に銘板が貼り付けられるとともに、その表面の所定位置に表示部4および操作部5を有している。キャップ15は、一端が閉塞された有底筒状の部材である。キャップ15は、たとえばステンレス合金などの金属材料、樹脂材料などの任意の材料により形成されている。閉塞部材16は、たとえばABS樹脂などの樹脂材料からなるブロック状の部材である。
キャップ15は、本体ハウジング10の軸方向(長手方向)の一端部である先端部11(図3参照)に取付けられている。閉塞部材16は、本体ハウジング10の軸方向(長手方向)の他端部である後端部12(図3参照)に取付けられている。本実施の形態の電子体温計1の筐体は、本体ハウジング10と、本体ハウジング10の先端に配置されたキャップ15と、本体ハウジング10の後端に配置された閉塞部材16と、を含む。
図2に示すように、本実施の形態における電子体温計1は、上述した表示部4および操作部5に加え、制御部2、メモリ部3、報知部6、電源部7および測温部8を備えている。制御部2は、たとえばCPU(Central Processing Unit)にて構成され、電子体温計1の全体を制御するための手段である。メモリ部3は、たとえばROM(Read-Only Memory)やRAM(Random-Access Memory)にて構成され、体温測定のための処理手順を制御部2などに実行させるためのプログラムを記憶したり、測定結果などを記憶したりするための手段である。
表示部4は、たとえばLCD(Liquid Crystal Display)などの表示パネルにて構成され、測定結果などを表示するための手段である。操作部5は、たとえば押し釦にて構成され、ユーザによる操作を受け付けてこの外部からの命令を制御部2や電源部7に入力するための手段である。報知部6は、たとえばブザーによって構成され、測定が終了したことやユーザの操作を受け付けたことなどをユーザに知らせるための手段である。
電源部7は、たとえばボタン電池によって構成され、制御部2に電源としての電力を供給するための手段である。測温部8は、上述したキャップ15と、当該キャップ15の内部に収容された感温部73(図3など参照)とを含み、腋下や舌下などの被測定部位に挟み込まれることで体温を検出する部位である。
制御部2は、体温測定を実行するための処理回路を含んでおり、メモリ部3から読み出されたプログラムに基づいて体温を測定する。その際、制御部2は、測温部8から入力された温度データを処理することで測定結果としての体温を算出する。制御部2はさらに、算出した体温を表示部4にて表示したり、算出した体温をメモリ部3に記憶させたり、測定が終了したことを報知部6を用いてユーザに知らせたりするように、電子体温計1を制御する。
次に、本実施の形態における電子体温計1の組付け構造について説明する。図3は、図1に示す電子体温計1の組付け構造を示す分解斜視図である。
図3に示すように、本実施の形態における電子体温計1は、上述した筐体としての本体ハウジング10、キャップ15および閉塞部材16と、各種内部構成部品が組付けられたサブアセンブリとしてのアセンブリ18とを備える。本体ハウジング10は、アセンブリ18を収容する中空の本体部10aと、測温部を形成するキャップ15および本体部10aの間に配置された中空のプローブ部10bと、を含む。
キャップ15は、本体ハウジング10の前端を形成する先端部11に、たとえば接着によって固定される。アセンブリ18は、本体ハウジング10の後端部12に位置する開口から挿入されることにより、本体ハウジング10の内部の中空部13に収容される。閉塞部材16は、上述した本体ハウジング10の後端部12に位置する開口を閉塞するように、本体ハウジング10に、たとえば接着、超音波溶着などによって固定される。ここで、閉塞部材16の本体ハウジング10に対する固定に超音波溶着を採用すれば、接着を採用した場合に比べて、短時間での処理が可能となる。
なおキャップ15は、図3に示すように本体ハウジング10とは別の部材として形成される例に限られない。たとえば、キャップ15を樹脂材料製とし、本体ハウジング10とキャップ15とを一つの樹脂成型品として、一体の構造に形成してもよい。
電子体温計1はさらに、板状部材20を備える。板状部材20は、たとえばPET(Polyethylene terephthalate)、PC(Polycarbonate)などに代表される樹脂材料製の、厚み0.2mm〜0.5mm程度の板材であってもよい。板状部材20はまた、紙製の厚み1mm程度の板材であってもよい。
板状部材20は、アセンブリ18のサブケース50に取り付けられて、サブケース50と一体の構造とされた状態で、アセンブリ18とともに本体ハウジング10内へ挿入される。本体ハウジング10の内部において、板状部材20は、アセンブリ18に対し本体ハウジング10の先端部11側に配置される。板状部材20には、後述するブザー収容部53に相当する位置に、厚み方向に板状部材20を貫通する貫通孔29が形成されている。
図4は、図3に示すアセンブリ18の組付け構造を示す分解斜視図である。なお、図4に示す分解斜視図は、図3に示すアセンブリ18を上下反転させてこれを分解した状態を示すものである。
図4に示すように、アセンブリ18は、保持部材としてのサブケース50と、リード線72が取り付けられるプリント基板70と、表示部4を構成する表示部組立体61と、操作部5を構成する操作部組立体62と、弾性コネクタ63と、報知部6としてのブザー65と、端子67が付設されたブザーカバー66と、端子69が付設された固定部材68とを主として備えている。
サブケース50は、上述した各種内部構成部品が組付けられる基体となるものであり、ABS樹脂などの樹脂材料にて形成された、下端開口の偏平な略直方体状の部材である。サブケース50の上端面の所定位置には、開口が設けられることで表示部用窓部51が、また上端面の一部が切り欠かれることで操作部用舌部52が、それぞれ形成されている。ここで、操作部用舌部52の所定位置には、操作部組立体62を位置決めして固定するための突起部が形成されている。
また、サブケース50の前端寄りの位置には、ブザー65が収容されるブザー収容部53が設けられており、サブケース50の後端寄りの位置には、固定部材68が収容される固定部材収容部54およびボタン電池が収容される電池収容部55が設けられている。さらにサブケース50の上端面の所定位置には、プリント基板70を支持するための複数の支持ピン56が設けられている。
表示部組立体61は、上述した表示パネルを含む略板状の組立体からなり、サブケース50の表示部用窓部51が形成された位置に当該表示部用窓部51に表示パネルが面すように載置されることでサブケース50に組付けられる。操作部組立体62は、略円柱状の組立体からなり、サブケース50の操作部用舌部52が形成された位置に載置されることで組付けられる。
ここで、操作部組立体62のサブケース50側の主面には、凹部が形成されており、当該凹部が上述した操作部用舌部52に設けられた突起部に嵌合することで、操作部組立体62が操作部用舌部52に位置決めして固定される。操作部組立体62の上記凹部が形成された側の主面とは反対側の裏面には、弾性を有するラバーシートが貼り付けられている。このラバーシートは、組付け後においてプリント基板70に所定の隙間をもって対面するように配置され、操作部5をユーザが押下した場合に当該プリント基板70に接触する。ラバーシートは、それ自体が導電ゴムにて形成されるかあるいはその表面にカーボン印刷が施されることにより導電性を有しており、上記ユーザの操作に伴い、プリント基板70に設けられた接点の導通/非導通状態を切り替える。
また、サブケース50に組付けられた表示部組立体61上の所定位置には、弾性コネクタ63が載置される。当該弾性コネクタ63は、弾性を有するクッション材を含む圧接型のコネクタ部品であり、上述した表示部組立体61と後述するプリント基板70とによって挟み込まれて固定されることで、当該表示部組立体61に含まれる表示パネルとプリント基板70とを電気的に接続する。
合図音などの音を発する発音体としてのブザー65は、振動板と圧電板とが一体化された薄型の円板状の電子部品である。ブザー65は、サブケース50に設けられたブザー収容部53に収容されることで、サブケース50上に載置されて組付けられる。また、サブケース50のブザー収容部53には、上述したブザー65に加え、ブザー65を固定する発音体固定部としてのブザーカバー66が組付けられる。
このブザーカバー66は、端子67が一体化されて形成される樹脂製の部材である。ブザーカバー66は、サブケース50上に載置されたブザー65を覆うようにブザー収容部53に載置されることで、サブケース50に組付けられる。端子67は、板バネ構造を有する導電性の部材からなり、ブザー65とプリント基板70とを電気的に接続するための部材である。なお、ブザーカバー66と端子67の一体化には、インサート成形や接着、嵌め込みなどの手法が利用可能である。
固定部材68は、端子69が一体化されてなる樹脂製の部材からなり、サブケース50の固定部材収容部54に収容されることでサブケース50上に載置されて組付けられる。固定部材68に一体化された端子69は、固定部材68が固定部材収容部54に収容されることで、その一部が電池収容部55に達する。また、サブケース50の電池収容部55には、上述したように図示しないボタン電池が収容される。端子69は、板バネ構造を有する導電性の部材からなり、電池収容部55に収容されたボタン電池と後述するプリント基板70とを電気的に接続するための部材である。なお、固定部材68と端子69の一体化には、インサート成形や接着、嵌め込みなどの手法が利用可能である。
プリント基板70は、その表面に所定のパターンの導電線が形成された平面視略矩形状の板状のリジッド配線基板からなる。当該プリント基板70の表面には、各種電子部品が実装されており、これにより当該プリント基板70に上述した体温測定を実行するための処理回路などの各種回路が形成されている。プリント基板70に設けられた処理回路には、小型の感温素子である感温部73が、上述したリード線72を介して電気的に接続されるとともに、当該リード線72を介してプリント基板70に物理的に固定されている。感温部73とリード線72とは、本実施の形態の温度センサとしての、リード線72が同一方向に平行に伸びるラジアルリード型のサーミスタ74を形成する(図3参照)。
プリント基板70は、上述した表示部組立体61、操作部組立体62、弾性コネクタ63、ブザー65、端子67付きブザーカバー66および端子69付き固定部材68が組付けられたサブケース50上に組付けられ、サブケース50に収容される。その際、プリント基板70の所定位置に設けられた貫通孔71にサブケース50に設けられた支持ピン56が挿通するようにプリント基板70がサブケース50上に載置され、当該貫通孔71から突き出た部分の支持ピン56が熱かしめされる。これにより、プリント基板70は、サブケース50に向けて押圧された状態で組付けられる。この状態で、サブケース50とプリント基板70との間に述した表示部組立体61などの各種部品が挟み込まれて固定されることになる。
なお、本実施の形態における電子体温計1のサブケース50の上端面の所定位置には、電子体温計1用の組立装置にサブケース50を載置する際の位置決めに用いられる基準穴58が設けられている。また、本実施の形態における電子体温計1のサブケース50の側面の所定位置には、サブケース50を含むアセンブリ18を本体ハウジング10の中空部13に挿入して固定するための膨出部57が設けられている。
図5は、サーミスタ74の分解斜視図である。図5に示すように、本実施の形態の温度センサとしてのサーミスタ74は、被測定者の体温を計測する感温部73と、リード線72とを含む。リード線72は、一対の導線72a,72bを有する。サーミスタ74は、一対の導線72a,72bが同一方向に平行に伸びる、ラジアルリード型のサーミスタである。リード線72(導線72a,72b)の一端75は、感温部73に固定される。リード線72(導線72a,72b)の他端76は、図4に示すプリント基板70に固定される。
図6は、電子体温計1の内部構造を示す斜視図である。図7は、電子体温計1の内部構造を示す断面図である。図6および図7では、電子体温計1の筐体のうち本体ハウジング10のプローブ部10bおよびキャップ15の外形のみが点線で示され、電子体温計1の筐体内部に配置される各構成部品が図示されている。
図6および図7に示すように、サーミスタ74の感温部73は、本体ハウジング10の先端部11側に配置されたキャップ15の内部に収容され、キャップ15の内部において固定される。サーミスタ74のリード線72は、本体ハウジング10のプローブ部10bの内部に収容される。リード線72は、プリント基板70から感温部73へ向かって、ブザーカバー66を越え、さらに板状部材20を越えるように配置され、ほぼ直線状に延びている。
板状部材20は、プローブ部10bの内部の中空部を電子体温計1の軸方向(長手方向)に延びる延在部23と、アセンブリ18のサブケース50に固定された根元部25と、延在部23と根元部25との間を連結する連結部24と、を含む。根元部25は、アセンブリ18の、プリント基板70が配置された側の面に対し反対面側において、サブケース50と面接触して、サブケース50に固定されている。延在部23は、プローブ部10b内を先端部11へ向かって伸び、その突端26はプローブ部10b内の先端部11(図3参照)の近傍に配置されている。突端26は、アセンブリ18に固定される根元部25から離れる側の、板状部材20の端部を形成する。
図7に特に明確に示すように、板状部材20は、根元部25と連結部24との境界において屈曲し、根元部25がサブケース50に固定されたアセンブリ18の上記反対面側からプリント基板70が配置された面側へ向かって延びる。板状部材20はさらに、連結部24と延在部23との境界において屈曲し、その結果、延在部23は根元部25とほぼ平行に延びる。延在部23は、プローブ部10b内において、プリント基板70から感温部73へ向かって延びるリード線72と、ほぼ平行に延在している。このような形状の板状部材20は、たとえば平板状の素材(PETまたはPCなどの樹脂材料製の平板、または厚紙)に予め曲げ加工を施すことにより、形成されてもよい。
板状部材20は、アセンブリ18の延在方向における端部の表面に根元部25が貼り付けられて、アセンブリ18に固定されている。板状部材20をアセンブリ18へ固定する構造はこれに限られず、たとえば、図4に示す表示部用窓部51、操作部用舌部52を覆って電池収容部55にまで至るように板状部材20は延在し、サブケース50の全体を覆うように板状部材20を形成してもよい。
図8は、板状部材20とリード線72との配置を示す平面図である。図9は、図8に示すIX−IX線に沿う、板状部材20の断面図である。図9に示すように、板状部材20は、リード線72に対向する表面21と、表面21と反対側の裏面22とを有する。板状部材20は、表面21に、粘着性を有する粘着部41を有する。粘着部41は、板状部材20の表面21に粘着材を塗布(印刷)して形成してもよく、または表面21に両面テープを貼着して形成してもよい。
図6に示す板状部材20の延在部23がプローブ部10bの内部に配置された状態で、粘着部41は、延在部23の表面21の、少なくともリード線72と対向する一部に設けられている。この粘着部41にリード線72を貼り付けることにより、リード線72の曲がりや方向ずれの発生が防止される。リード線72が粘着部41によって保持されることにより、板状部材20に対してリード線72が相対的に位置ずれせず、リード線72が板状部材20に固定された構成となる。粘着部41は、粘着部41に粘着したリード線72の板状部材20に対する位置決めをする。リード線72の曲がりを防止するために、板状部材20自身の形状を保持できるように、板状部材20は、片持ち状態でたわみおよび曲がりの発生しにくい、ある程度剛性の大きい材料で形成される。
粘着部41は、図9に示すように、延在部23の長手方向の全体に亘ってその表面21を覆うように設けられてもよい。または、図10に示すように、延在部23の突端26付近の一部のみにおいて表面21を覆うように、粘着部41が設けられてもよい。なお図10は、図9に示す板状部材20の断面の変形例を示す図である。
延在部23の表面21の全体に粘着部41を設けると、リード線72を板状部材20により確実に固定することができる。一方、突端26付近のみに粘着部41を設ける構成とすると、必要最小限の部分のみに存在する粘着部41によってリード線72を固定することができ、粘着部41を形成する粘着材の必要量を低減することができる。また、板状部材20に固定されるリード線72の長さが小さくなるので、リード線72から板状部材20へ熱伝導により直接伝達される熱量を低減することができる。リード線72から板状部材20への熱伝導をより低減するために、粘着部41に使用される粘着材は熱伝導率の低い材料で形成されることが望ましい。
板状部材20の表面21に粘着材を印刷して粘着部41を形成する場合は、延在部23の幅方向(延在部23の短手方向であって、図8中の上下方向)のリード線72と対向する範囲にのみ、表面21に粘着部41を設けてもよい。リード線72の真下に相当する表面21のごく狭い範囲にのみ粘着部41を設けることで、必要最小限の粘着材で粘着部41を形成できる。また、延在部23の幅方向の端部付近に粘着材がない構成とすることで、板状部材20が本体ハウジング10のプローブ部10b内に挿入されるとき、粘着材がプローブ部10bの内壁面に接触して板状部材20の挿入を妨げることを抑制できるので望ましい。
このように、リード線72が粘着部41を介して板状部材20に固定されるので、電子体温計1の組み立て時に、サーミスタ74を位置決めすることができ、上述したようにリード線72の曲がりや方向ずれの発生が防止される。アセンブリ18と、アセンブリ18に固定された板状部材20と、板状部材20にリード線72が貼り付けられたサーミスタ74と、を一体の構造物として取り扱うことができ、当該構造物を容易に本体ハウジング10の内部の中空部13へ挿入することが可能になる。したがって、電子体温計の組み立て時において、サーミスタ74とアセンブリ18とを本体ハウジング10へ挿入する工程を自動化することができ、電子体温計1を安価に製造することができる。
また、サーミスタ74が位置決めされることにより、感温部73およびリード線72を精度よく所定の位置に配置することができる。これにより、感温部73の位置ずれによる電子体温計1の測定精度の低下を抑制することができる。かつ、電子体温計1の個体毎の品質のばらつきを抑制することができる。
加えて、樹脂製または固い紙製の板状部材20を使用してリード線72が固定されており、前述の特許文献1のようにプリント基板の大型化または形状変更を必要としないので、電子体温計1の材料コストの増加を抑制できる。サーミスタ74は、感温部73とリード線72とを有する一般的なラジアルリード型サーミスタであり、特殊形状の温度センサは必要ないために、より安価に電子体温計を製造することができる。
(実施の形態2)
図11は、実施の形態2の電子体温計1の内部構造を示す斜視図である。図12は、実施の形態2の電子体温計1の内部構造を示す断面図である。図13は、実施の形態2の板状部材20とリード線72との配置を示す平面図である。図14は、図13に示すXIV−XIV線に沿う、実施の形態2の板状部材20の断面図である。実施の形態2の電子体温計1は、板状部材20の形状において、上述した実施の形態1とは異なっている。
具体的には、実施の形態2の板状部材20の延在部23は、プローブ部10bからキャップ15の内部にまで亘って延在し、板状部材20の突端26はキャップ15の内部に配置される。板状部材20は、サーミスタ74の感温部73のすぐ近くまで延びている。粘着部41は、突端26付近の一部において板状部材20の表面21を覆うように、設けられている。なお粘着部41は、図9と同様に、延在部23の長手方向の全体に亘ってその表面21を覆うように設けられてもよい。
このように板状部材20の延在長さを増大させることにより、実施の形態1と比較して、リード線72のより長い範囲を板状部材20に対して位置決めすることができる。したがって、電子体温計1の組み立て時にリード線72の曲がりや方向ずれが発生することを、より確実に防止することができる。
(実施の形態3)
図15は、実施の形態3の板状部材20とリード線72との配置を示す平面図である。図16は、図15に示すXVI−XVI線に沿う、実施の形態3の板状部材20の断面図である。図15および図16に示すように、実施の形態3の板状部材20には、厚み方向に板状部材20を貫通する貫通孔30が形成されている。貫通孔30は、板状部材20の延在方向に沿って延び、根元部25から延在部23に亘って形成されている。リード線72は、貫通孔30を越えるように配置されている。
図16に示すように、実施の形態3の粘着部41は、貫通孔30に対して突端26側に位置する板状部材20の表面21に設けられている。粘着部41は、アセンブリ18に固定される根元部25に対し、貫通孔30を介在させて対向する位置に配置されている。粘着部41は、貫通孔30よりも突端26側の延在部23全体に亘って、表面21を覆うように設けられる。または図17に示すように、アセンブリ18に固定される根元部25から離れる側の、延在部23の突端26付近の一部のみにおいて、表面21を覆うように粘着部41が設けられてもよい。なお図17は、図16に示す板状部材20の断面の変形例を示す図である。
リード線72のうち板状部材20に接触している接触部分が大きいほど、電子体温計1の組み立て時におけるサーミスタ74の位置決めのためには有利である。一方、接触部分が大きくなると、被測定部位の体温が伝達されて感温部73に印加された熱がリード線72から板状部材20に伝導され、その結果、電子体温計1の熱応答が遅くなる。
そこで、図15に示すように、板状部材20の一部に貫通孔30を形成し、貫通孔30を跨ぐようにリード線72を配置すれば、板状部材20とリード線72との接触は、板状部材20の突端26付近の、リード線72を板状部材20上に位置決めするために必要最小限な範囲にとどめられる。その結果、板状部材20の表面21へのリード線72の接触面積を低減できる。板状部材20に形成された貫通孔30は、板状部材20の表面21へのリード線72の接触を低減する接触低減部として機能する。
このようにすれば、体温測定時にサーミスタ74に印加された熱のうち板状部材20を通って逃げる熱量を低減できるので、電子体温計1の熱応答を向上することができる。したがって、被測定部位の体温を短時間で精度よく計測することができ高速測定に有利な、電子体温計を提供することができる。
(実施の形態4)
図18は、実施の形態4の板状部材20とリード線72との配置を示す平面図である。図17に示す実施の形態3の板状部材20には、板状部材20の長手方向に延びる大きな長穴形状の貫通孔30が形成されていた。これに対し、図18に示す実施の形態4の板状部材20には、複数の小孔31〜34が形成されて、これら小孔31〜34が貫通孔30を形成する。
板状部材20のコストを低減するなどの理由により、板状部材20の厚みを小さくする場合、厚みが小さくなるほど板状部材20の強度が低下する。貫通孔30を複数の小孔31〜34に分割して形成すると、図15に示す一つの長穴を形成するよりも、板状部材20の強度をより大きくすることができる。また、複数の小孔31〜34を形成することにより、板状部材20を伝導する熱の経路が複雑化するので、板状部材20を経由して熱が逃げにくくなる効果も得ることができる。
(実施の形態5)
図19は、実施の形態5の板状部材20とリード線72との配置を示す平面図である。実施の形態5の板状部材は、二つの細長孔35,36が形成されて、これらの細長孔35,36が貫通孔30を形成する点で、図15および図18に示す実施の形態と異なっている。
細長孔35,36を形成することにより、図15に示す一つの長穴を形成する場合と比較して、板状部材20の長手方向の強度を向上することができる。図18に示す複数の小孔31〜34を形成する場合、各々の小孔31〜34が形成された部分における板状部材20の折れ曲がり強度が低下するが、一定の幅を有する細長孔35,36を形成すればこのような折れ曲がり強度の低下を回避でき、より強度の大きい板状部材20を提供することができる。
なお、実施の形態3〜5では、板状部材20の表面21へのリード線72の接触を低減する接触低減部の一例として、板状部材20に貫通孔30を形成し、リード線72が載置される板状部材20の一部を切り抜き状態とする例について説明した。本発明の板状部材20はこの構成に限られるものではない。たとえば、プレス加工などによって表面21の一部が突起した突起部や、表面21の一部が窪んだ凹部などが、板状部材20に形成されてもよい。リード線72に対向する表面21に上記突起部または凹部を形成することで、リード線72の板状部材20への接触を低減できる効果を、同様に得ることができる。
(実施の形態6)
図20は、実施の形態6の電子体温計1の内部構造を示す断面図である。図7を参照して説明した実施の形態1では、予め曲げ加工が施された板状部材が設けられる例について説明した。これに対し、実施の形態6の板状部材20は、平板状の形状を有する。平板状の板状部材20を備える実施の形態6の電子体温計1では、板状部材20を曲げ加工する必要がないことにより、電子体温計1のコストを低減できる。
板状部材20の一端を成す突端26に対し反対側の端部は、アセンブリ18のサブケース50に取り付けられ、根元部25を形成する。突端26付近の表面21には粘着部41(図20には不図示)が設けられる。この粘着部41にリード線72が貼り付けられることにより、板状部材20の突端26の近傍にリード線72の延びる方向に沿う延在部23が形成されている。
折れ曲がりのない平板状の板状部材20がアセンブリ18に取り付けられ、その後板状部材20の表面21に設けられた粘着部41にリード線72を貼り付けることにより、図20に示す板状部材20が曲がったような状態になる。図20には、板状部材20の表面21へリード線72を組み付け、その後本体ハウジング10内へ挿入された状態の図が示されている。つまり、図20は、アセンブリ18に板状部材20が組み付けられた直後の状態を図示しているのではないことに留意されたい。
突端26付近の必要最小限部分においてのみリード線72が板状部材20に固定され、板状部材20のリード線72に接触しない部分がより大きくなるので、板状部材20の表面21へのリード線72の接触を低減できる。したがって、体温測定時にサーミスタ74に印加された熱のうち板状部材20を通って逃げる熱量を低減できるので、電子体温計1の熱応答を向上することができる。
(実施の形態7)
図21は、実施の形態7の電子体温計1の内部構造を示す断面図である。これまでの実施の形態と異なり、実施の形態7の電子体温計1では、電子体温計1としての組み立てが完全に完成した状態において、リード線72は、板状部材20に対し非接触状態に配置されている。
たとえば、粘着部41の粘着材を、熱を加えることによって粘着性が低下する性質を有する材料によって形成し、電子体温計1の組み立て完了後に粘着部41を加熱して粘着性を低下させることにより、リード線72を板状部材20から剥離させることができる。このような粘着材として、たとえば、90〜100℃の加熱により剥離するアクリル系の紫外線硬化型接着剤を使用してもよい。
加えて、粘着部41の粘着性が低下した状態で板状部材20自身が変形することで、より確実にリード線72が板状部材20に接触していない状態にすることができる。たとえば、板状部材20を加熱して熱変形させてもよい。またたとえば、板状部材20を弾性変形させた状態でリード線72が粘着部41に貼り付けられており、粘着部41の粘着性が低下すると弾性力が解放されて元の形状に戻るように板状部材20が変形してもよい。またたとえば、粘着部41の粘着性が低下すると板状部材20を弾性変形させるように弾性力を板状部材20に作用する、板ばねなどの他の部材を設けてもよい。
リード線72と板状部材20とを非接触にすれば、体温測定時にサーミスタ74に印加された熱が板状部材20を通って逃げることを防止できる。したがって、電子体温計1の熱応答性を一層向上することができる。また、リード線72が板状部材20に接触した製品と接触していない製品とが混在すると、電子体温計1の製品ばらつきになるので、電子体温計1の個体毎の誤差を最小にするために、電子体温計1の組み立て完了後にはリード線72と板状部材20とを非接触にするように品質管理するのがより望ましい。
次に、以上説明した構成を備える電子体温計1の製造方法について説明する。図22は、電子体温計1の製造方法の一例を示す流れ図である。図23は、図22に示す製造方法の工程(S40)の状態を示す模式図である。図24は、図22に示す製造方法の工程(S50)の状態を示す模式図である。図25は、図22に示す製造方法の工程(S60)の状態を示す模式図である。図22〜25を参照して、電子体温計1の製造方法の一例について説明する。
まず工程(S10)において、表示部組立体61、操作部組立体62、電池収容部55に収容されたボタン電池およびプリント基板70などを含み、これらの構成要素が全て組み付けられた状態の、アセンブリ18を準備する。続いて工程(S20)において、板状部材20を準備する。板状部材20は、その表面21に粘着性の粘着部41を有する。続いて工程(S30)において、被測定者の体温を計測する感温部73と、感温部73に一端75が固定されたリード線72とを含む、温度センサとしてのサーミスタ74を準備し、リード線72の他端76をプリント基板70に固定する。
続いて工程(S40)において、組立台100の表面101上にアセンブリ18を設置する。サーミスタ74が延出しているアセンブリ18を設置する前に、組立台100の表面101の金属屑が刷掃される。図23に示す状態で、アセンブリ18は組立台100の表面101に固定されているが、サーミスタ74を構成する感温部73とリード線72とは組立台100に固定されていない。組立台100の表面101にはまた、電磁石110が設けられている。アセンブリ18は、その先端から突出するリード線72が電磁石110側へ向くように位置および設置方向を調整されて、組立台100の表面101に固定される。
続いて工程(S50)において、リード線72を適切な方向へ方向付けることによりリード線72の湾曲を低減し、リード線72をより真っすぐに近づけるようにその形状を矯正する。サーミスタ74に含まれる感温部73およびリード線72は、いずれも強磁性体の材料により形成されており、磁石に磁着することが可能である。そこで、図23に示すアセンブリ18を組立台100の表面101上に設置した状態で、電磁石110をオンにして磁力を発生させることにより、図24に示すように、感温部73が電磁石110側に引っ張られる。その結果、図23では曲がった部分のあったリード線72は、感温部73とともに電磁石110側へ移動することにより、引張力を受けて伸ばされる。これにより、リード線72の湾曲が低減され、リード線72はより真っ直ぐに近い形状に変形される。
ここで、組立台100の内部に、電磁石110とは異なる他の電磁石が埋設されていてもよい。この他の電磁石は、図24に示すリード線72が完全に伸ばされた状態において、リード線72の全長よりも長い範囲で、リード線72の下方に相当する組立台100の内部に配置されていてもよい。そして、図24に示すリード線72を真っすぐに引き伸ばした状態で当該他の電磁石をオンにして磁力を発生させることにより、確実にリード線72を真っ直ぐに伸びた状態に保つことができる。
続いて工程(S60)において、板状部材20をアセンブリ18の端部に取り付ける。図24に示すリード線72を真っすぐにした状態で、板状部材20をその表面21がリード線72側へ向くように配置する。このとき当該表面21上に設置された粘着部41もまた、リード線72に対向するように配置される。このように配置された板状部材20を、図25に示すように、リード線72が延出している側のアセンブリ18の端部に取り付ける。これにより、粘着部41にリード線72が粘着され、リード線72は板状部材20の表面21上に固定される。
続いて工程(S70)において、電磁石110をオフにする。電磁石110をオフにしても、リード線72は前工程で粘着部41に貼り付けられているので、真っ直ぐに延びるリード線72が板状部材20に対し位置決めされた状態に保たれる。続いて工程(S80)において、中空の本体ハウジング10を準備し、粘着部41にリード線72を粘着させた状態で、アセンブリ18を、板状部材20が取り付けられた端部側から本体ハウジング10内に挿入する。リード線72が板状部材20の表面21の粘着部41に貼り付いているので、リード線72の曲がりや方向ずれが発生することがなく、サーミスタ74が端部から長く延出しているアセンブリ18を容易に本体ハウジング10内へ移動させることができる。
続いて工程(S90)において、本体ハウジング10の先端部11にキャップ15が接着される。これにより、サーミスタ74の感温部73は先端部11側のキャップ15内に固定され、リード線72は本体ハウジング10の内部のプローブ部10b内に収容された状態となる。
続いて工程(S100)において、本体ハウジング10の先端部11側を所定時間加熱する。この加熱により、前工程においてキャップ15と本体ハウジング10の先端部11との間に供給された接着剤が固化するので、キャップ15が確実に本体ハウジング10に接着する。
また、熱を加えると粘着性が低下する性質の粘着材を使用して粘着部41を形成した場合には、この加熱により粘着材の粘着性が低下し、その結果、リード線72が粘着部41から剥がれ、リード線72は板状部材20から分離する。このとき、加熱または弾性力の作用などにより板状部材20自身を変形させてもよく、この場合、リード線72が板状部材20に接触していない非接触状態を確実に得ることができる。このようにすれば、リード線72から板状部材20へ直接熱伝導されなくなるので、電子体温計1の熱応答性が向上し高速測定が可能になり、また個々の電子体温計1毎の測定精度誤差を小さくできるので望ましい。
以上の図22に示す各工程を行なうことにより、板状部材20のリード線72に対向する表面21に粘着性を有する粘着部41が設けられた電子体温計1を、容易に製造することができる。サーミスタ74およびアセンブリ18を本体ハウジング10へ挿入するとき、サーミスタ74のリード線72の曲がりや方向ずれの発生を防止できるので、電子体温計1を安価に製造でき、電子体温計1の測定精度の低下を抑制し、電子体温計1の個体毎の品質のばらつきを抑制することができる。なお、粘着部41(および板状部材20)の加熱は、本体ハウジング10にキャップ15を接着する前に、本体ハウジング10の先端部11から温風を供給することによって、行なわれてもよい。
図26は、電子体温計1の製造方法の他の例を示す流れ図である。図27は、図26に示す製造方法の工程(S40)の状態を示す模式図である。図28は、図26に示す製造方法の工程(S150)の状態を示す模式図である。図29は、図26に示す製造方法の工程(S60)の状態を示す模式図である。図26〜29を参照して、電子体温計1の製造方法の他の例について説明する。
図26に示す工程(S10)〜(S30)は、図22に示す工程(S10)〜(S30)と同じであるので、説明を省略する。続いて工程(S40)において、組立台100の表面101上にアセンブリ18を設置する。図27に示す状態で、アセンブリ18の端部に取り付けられたサーミスタ74の感温部73が、組立台100の表面101に設けられた保持部120に固定されている。一方、リード線72とアセンブリ18とは、組立台100に固定されていない。
続いて工程(S150)において、リード線72を適切な方向へ方向付けることによりリード線72の湾曲を低減し、リード線72をより真っすぐに近づけるようにその形状を矯正する。感温部73が保持部120に固定された状態で、図28に示すように組立台100を傾斜させることにより、アセンブリ18が組立台100から吊下され、重力の作用によってアセンブリ18は垂直方向下側へ移動する。組立台100は、感温部73を保持する保持部120よりもリード線72およびアセンブリ18が下方に配置されるように、傾斜される。その結果、図27では曲がった部分のあったリード線72は、アセンブリ18の下方への移動に伴って引張力を受けて伸ばされる。これにより、リード線72の湾曲が低減され、リード線72はより真っ直ぐに近い形状に変形される。
このとき組立台100を傾斜させる角度は任意であってもよい。組立台100の表面101が垂直方向に到達するまで組立台100を移動させ、感温部73の下方にアセンブリ18が位置するようにしてもよい。但し、アセンブリ18が比較的大型であり重量が大きいと、感温部73およびリード線72に加えられる負荷が大きくなるので、サーミスタ74の損傷を確実に回避するためには、組立台100を適切な角度に傾斜させるのが望ましい。
続いて工程(S60)において、図25を参照して説明したのと同様に、板状部材20をアセンブリ18の端部に取り付ける。これにより、粘着部41にリード線72が粘着され、リード線72は板状部材20の表面21上に固定される。
続いて工程(S170)において、アセンブリ18の吊下状態を解除する。具体的には、表面101がほぼ水平になるように、組立台100を元の位置に移動させる。アセンブリ18の吊下状態を解除しても、リード線72は前工程で粘着部41に貼り付けられているので、真っ直ぐに延びるリード線72が板状部材20に対し位置決めされた状態に保たれる。後の工程(S80)〜(S100)は、図22に示す工程(S80)〜(S100)と同じであるので、説明を省略する。
以上の図26に示す各工程を行なうことによっても、板状部材20のリード線72に対向する表面21に粘着性を有する粘着部41が設けられた電子体温計1を、容易に製造することができる。サーミスタ74およびアセンブリ18を本体ハウジング10へ挿入するとき、サーミスタ74のリード線72の曲がりや方向ずれの発生を防止できるので、電子体温計1を安価に製造でき、電子体温計1の測定精度の低下を抑制し、電子体温計1の個体毎の品質のばらつきを抑制することができる。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、各実施の形態の構成を適宜組合せてもよい。また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 電子体温計、10 本体ハウジング、10a 本体部、10b プローブ部、11 先端部、12 後端部、13 中空部、15 キャップ、16 閉塞部材、18 アセンブリ、20 板状部材、21 表面、22 裏面、23 延在部、24 連結部、25 根元部、26 突端、30 貫通孔、31〜34 小孔、35,36 細長孔、41 粘着部、50 サブケース、70 プリント基板、72 リード線、73 感温部、74 サーミスタ、75 一端、76 他端、100 組立台、101 表面、110 電磁石、120 保持部。

Claims (5)

  1. 被測定者の体温を計測する感温部と、前記感温部に一端が固定されたリード線とを含む、温度センサと、
    前記感温部が先端側に配置され、前記リード線を内部に収容する、中空のハウジングと、
    前記リード線の他端が固定された基板と、
    前記ハウジングに収容され、前記基板を含むアセンブリと、
    前記アセンブリに対し前記ハウジングの先端側に配置され、前記アセンブリに取り付けられた板状部材と、を備え、
    前記板状部材は、前記リード線に対向する表面に粘着性を有する粘着部を有する、電子体温計。
  2. 前記板状部材には、前記リード線の前記表面への接触を低減する接触低減部が形成されている、請求項1に記載の電子体温計。
  3. 前記粘着部は、前記粘着部に粘着した前記リード線の前記板状部材に対する位置決めをする、請求項1または請求項2に記載の電子体温計。
  4. 前記粘着部は、熱を加えることによって粘着性が低下する性質を有する、請求項1から請求項3のいずれかに記載の電子体温計。
  5. 被測定者の体温を計測する感温部と、前記感温部に一端が固定されたリード線とを含む、温度センサと、
    前記感温部が先端側に配置され、前記リード線を内部に収容する、中空のハウジングと、を備える、電子体温計の製造方法であって、
    基板を含むアセンブリを準備する工程と、
    表面に粘着性の粘着部を有する板状部材を準備する工程と、
    前記基板に前記リード線の他端を固定する工程と、
    前記リード線の湾曲を低減する工程と、
    前記リード線の湾曲を低減した状態で、前記粘着部が前記リード線に対向するように前記板状部材を前記アセンブリの端部に取り付け、前記粘着部に前記リード線を粘着させる工程と、
    前記粘着部に前記リード線を粘着させた状態で、前記アセンブリを、前記板状部材が取り付けられた端部側から前記ハウジング内に挿入する工程と、を備える、電子体温計の製造方法。
JP2010209225A 2010-09-17 2010-09-17 電子体温計およびその製造方法 Active JP5381942B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010209225A JP5381942B2 (ja) 2010-09-17 2010-09-17 電子体温計およびその製造方法
DE112011103107T DE112011103107T5 (de) 2010-09-17 2011-07-13 Elektronisches Thermometer und Verfahren zu seiner Herstellung
PCT/JP2011/065978 WO2012035866A1 (ja) 2010-09-17 2011-07-13 電子体温計およびその製造方法
CN201180044461.3A CN103119409B (zh) 2010-09-17 2011-07-13 电子体温计及其制造方法
TW100133121A TWI484147B (zh) 2010-09-17 2011-09-15 電子體溫計及其製造方法
US13/749,353 US8657492B2 (en) 2010-09-17 2013-01-24 Electronic thermometer and method for manufacturing the same

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010209225A JP5381942B2 (ja) 2010-09-17 2010-09-17 電子体温計およびその製造方法
PCT/JP2011/065978 WO2012035866A1 (ja) 2010-09-17 2011-07-13 電子体温計およびその製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2012063300A JP2012063300A (ja) 2012-03-29
JP2012063300A5 JP2012063300A5 (ja) 2013-10-03
JP5381942B2 true JP5381942B2 (ja) 2014-01-08

Family

ID=45831341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010209225A Active JP5381942B2 (ja) 2010-09-17 2010-09-17 電子体温計およびその製造方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8657492B2 (ja)
JP (1) JP5381942B2 (ja)
CN (1) CN103119409B (ja)
DE (1) DE112011103107T5 (ja)
TW (1) TWI484147B (ja)
WO (1) WO2012035866A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD852069S1 (en) * 2019-03-12 2019-06-25 Shenzhen Yingli Wannian Technology Co., Ltd. Thermometer

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5719630A (en) * 1980-07-09 1982-02-01 Ricoh Co Ltd Temperature detector
JPS6068442U (ja) * 1983-10-17 1985-05-15 テルモ株式会社 電子体温計
JPS61144522A (ja) * 1984-12-18 1986-07-02 Omron Tateisi Electronics Co 温度センサ
ES8707946A1 (es) 1985-07-01 1987-09-01 Lilly Co Eli Un procedimiento para la preparacion de derivados de furanona.
JPH0625976Y2 (ja) * 1987-04-21 1994-07-06 テルモ株式会社 電子回路用基板接続体
JPH0228417A (ja) * 1988-07-19 1990-01-30 Tokyo Shokai:Kk 注射アンプル自動供給装置における垂直方向搬送及びセット装置
JPH02210233A (ja) * 1989-09-29 1990-08-21 Terumo Corp 電子体温計およびその製造方法
JPH0367903U (ja) * 1989-11-02 1991-07-03
JPH0625976A (ja) * 1992-07-03 1994-02-01 Kanebo Ltd セルロース系繊維布帛の防炎加工方法
JP3590157B2 (ja) * 1995-09-20 2004-11-17 テルモ株式会社 電子体温計用プリント基板、それを用いた電子体温計、及びその製造方法
JP3067903U (ja) * 1999-10-04 2000-04-21 捷威科技股▲分▼有限公司 電子体温計
US6498561B2 (en) * 2001-01-26 2002-12-24 Cornerstone Sensors, Inc. Thermistor and method of manufacture
CN1880929A (zh) * 2005-06-15 2006-12-20 上海雷硕医疗器械有限公司 一种提高测温效率的电子体温计
CN1880931A (zh) * 2005-06-15 2006-12-20 上海雷硕医疗器械有限公司 一种适用于低温环境的电子体温表
TWM280475U (en) * 2005-07-01 2005-11-11 Li-Ching Chen Improved structure for clinical thermometer
JP2010032324A (ja) 2008-07-28 2010-02-12 Omron Healthcare Co Ltd 電子体温計
JP5381943B2 (ja) * 2010-09-17 2014-01-08 オムロンヘルスケア株式会社 電子体温計およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN103119409B (zh) 2014-09-10
TW201224412A (en) 2012-06-16
JP2012063300A (ja) 2012-03-29
DE112011103107T5 (de) 2013-06-27
US8657492B2 (en) 2014-02-25
CN103119409A (zh) 2013-05-22
WO2012035866A1 (ja) 2012-03-22
WO2012035866A9 (ja) 2013-02-28
US20130148692A1 (en) 2013-06-13
TWI484147B (zh) 2015-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5381943B2 (ja) 電子体温計およびその製造方法
KR100898216B1 (ko) 센서 위치를 갖는 전자 온도계
JP5540001B2 (ja) モデル化を伴う多重温度測定
JP5256770B2 (ja) 電子体温計
JP6110408B2 (ja) 温度センサ
EP2851665A1 (en) Thermometer having molded probe component
WO2008010215A3 (en) Fetal wellbeing monitoring apparatus and pad therefor
US20070245980A1 (en) Water heating systems and methods
JP2006292620A (ja) 傍熱形サーミスタ
US20160047642A1 (en) Ruler
KR20120054206A (ko) 곡면형 촉각센서 및 그 제조방법
JP5381942B2 (ja) 電子体温計およびその製造方法
JP2009300310A (ja) 電子体温計
US8523431B2 (en) Thermometer without power switch
JP4628291B2 (ja) Icソケット
WO2011024644A1 (ja) 電子体温計の製造方法および電子体温計
JP2007057430A (ja) 接触式温度計
JP2001124636A (ja) 温度測定装置、温度調節器および温度測定方法
WO2011077621A1 (ja) 電子体温計
JP3434010B2 (ja) 温度センサ
JP2006098180A (ja) 電子体温計の製造方法
JP5318868B2 (ja) タッチ感応面付き制御装置
JP5233818B2 (ja) パネル計器
WO2012098753A1 (ja) 電子体温計
JP2012251771A (ja) 電子体温計

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130725

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130916

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5381942

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150