JP5256770B2 - 電子体温計 - Google Patents

電子体温計 Download PDF

Info

Publication number
JP5256770B2
JP5256770B2 JP2008041616A JP2008041616A JP5256770B2 JP 5256770 B2 JP5256770 B2 JP 5256770B2 JP 2008041616 A JP2008041616 A JP 2008041616A JP 2008041616 A JP2008041616 A JP 2008041616A JP 5256770 B2 JP5256770 B2 JP 5256770B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
contact state
electronic thermometer
temperature
measurement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008041616A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009198378A (ja
Inventor
浩 平松
喜英 大西
正樹 富岡
敦子 福井
大資 石原
勝美 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Healthcare Co Ltd
Original Assignee
Omron Healthcare Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2008041616A priority Critical patent/JP5256770B2/ja
Application filed by Omron Healthcare Co Ltd filed Critical Omron Healthcare Co Ltd
Priority to PCT/JP2009/052703 priority patent/WO2009104604A1/ja
Priority to MX2010008833A priority patent/MX2010008833A/es
Priority to CN200980106106.7A priority patent/CN101952700B/zh
Priority to RU2010138893/28A priority patent/RU2451269C1/ru
Priority to US12/867,410 priority patent/US8400316B2/en
Priority to DE112009000407.5T priority patent/DE112009000407B4/de
Priority to BRPI0908499-1A priority patent/BRPI0908499B1/pt
Publication of JP2009198378A publication Critical patent/JP2009198378A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5256770B2 publication Critical patent/JP5256770B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K13/00Thermometers specially adapted for specific purposes
    • G01K13/20Clinical contact thermometers for use with humans or animals
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K1/00Details of thermometers not specially adapted for particular types of thermometer
    • G01K1/16Special arrangements for conducting heat from the object to the sensitive element

Description

本発明は、電子体温計に関するものである。
腋下や舌下にプローブを挿入して体温を測定するタイプの電子体温計が知られている。このタイプの体温計では、体温を正確に測定または予測するために、プローブ先端の測温部が被測定部位(たとえば腋のくぼみの中央、舌の裏側のつけ根)にしっかりと接触している必要がある。
たとえば特許文献1には、スイッチ、接触抵抗、静電容量、湿度、圧力(接点)、温度比較、温度変化などを利用して、プローブの接触状態を検知する電子体温計が記載されている。特許文献2には、体温計本体の表面に一対の接点を有し、接点間が非導通の場合に警告を出力する電子体温計が記載されている。
しかしながら、従来の接触検知は、人体以外のものが接触したり、手や指などが接触したりした場合に、誤検知を生じることがある。また、たとえプローブが腋下や舌下に差し込まれていたとしても、プローブの姿勢や腋の閉め方によっては、プローブ先端の測温部が被測定部位からずれていたり、しっかりと接触していなかったりすることもある。従来はこのような接触不良を検知することが困難であり、その結果、体温の測定精度(予測精度)の低下やエラーの発生などの問題が生じることがあった。
特表昭61−500038号公報 実開平4−138249号公報
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、測温部と被測定部位の接触状態を精度良く検知することができる電子体温計を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の電子体温計は、
先端に測温部を有するプローブと、
前記プローブの測温部に設けられた第1センサと、
前記プローブの測温部よりも体温計本体寄りに設けられた第2センサと、
前記第1センサと前記第2センサの両方の出力に基づいて、前記測温部と使用者の被測定部位との接触状態の良否を判定する判定部と、
前記判定部の判定結果に応じて報知を行う報知部と、
を備えることを特徴とする。
第1センサと第2センサの両方の出力を参照することにより、プローブ先端の測温部とそれよりも本体寄りの部分の少なくとも2箇所の状態を評価できるため、測温部と被測定部位の接触状態の良否を従来よりも精度良く判定可能である。
前記第1センサは、温度を測定するセンサであり、
前記第2センサは、前記プローブに対する人体の接触を感知するセンサであることが好ましい。
検知対象が異なる2種類のセンサを組み合わせることで、誤検知の低減を図ることができる。しかも、被測定部位(温度が最も高い部位である)に置かれるべき部分においては、温度を監視し、被測定部位より手前の部位(プローブを保持する部位である)に置かれるべき部分においては、接触感知が行われる。このようなセンサ配置により、接触状態が良好な場合と不良な場合の出力に大きな差を表出させることができ、判定精度の向上を図ることができる。
前記第1センサは、前記使用者の体温を測定するためのセンサを兼ねていることが好ましい。
体温測定用のセンサを接触状態検知のためのセンサとしても利用することにより、それらを個別に設けるのに比べて、部品点数の削減、プローブ先端の小型化、コスト低減などの利点がある。
前記報知部は、接触状態が不良であることを報知するとよい。これにより使用者に対してプローブの挿入状態の修正を促すことができる。
前記報知部は、接触状態が良好であることを報知することが好ましく、さらに、体温測定中の接触状態が良好であることを報知することが好ましい。
体温の測定には数十秒〜数分を要し、その間、使用者は同じ姿勢を保ち続ける必要がある。もし体温計が何ら報知を行わなければ、使用者のなかには、体温の測定処理が継続しているのか不安に感じたり、体温計の動作を確認しようと体温計を動かしたり被測定部位から外したりするおそれがある。そこで、接触状態が良好であることを報知することで、測定処理が正常に継続していることを使用者に認識させることにより、そのような問題を解決することができる。
接触状態が不良である場合に、前記判定部が、前記第1センサと前記第2センサの出力に基づいて接触状態の不良のレベルを判定し、前記報知部が、前記不良のレベルに応じた報知を行うことが好ましい。
不良のレベルが認識できれば、使用者は、プローブを少しずらすだけで接触状態が改善されるのか、それともプローブを被測定部位からいったん外し挿入しなおすほうが早いのか、というような判断ができる。よって電子体温計のユーザビリティが向上する。
接触状態が不良である場合に、前記判定部が、前記第1センサと前記第2センサの出力に基づいて接触状態が不良である原因を推定し、前記報知部が、前記不良の原因に応じた報知を行うことも好ましい。このとき、前記報知部が、前記不良の原因に対する解決策をガイドするとなおよい。
不良の原因やその解決策を知ることで、使用者は、接触状態を改善するために具体的にどうすればよいのかを容易に把握できる。これにより、電子体温計のユーザビリティが向上するとともに、正しい測定の仕方を使用者に学習させることができる。
以上説明したように、本発明により、測温部と被測定部位の接触状態を精度良く検知することができる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて例
示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<電子体温計の基本構成>
まず、図1を参照して、本発明の実施例に係る電子体温計の基本構成について説明する。図1は、本発明の実施例に係る電子体温計全体の概略構成を示す図である。
図1に示すように、電子体温計1は、表示部やスイッチなどを備えた体温計本体2と、腋下や舌下などに挟み込まれるプローブ3と、を有している。体温計本体2は、表示窓やスイッチなどが設けられたABS樹脂等からなるハウジング20と、ハウジング20の内部に収容される内部部品(回路基板、電源、LCD等の表示パネル、ブザーなど)とから構成される。プローブ3は、略直方体の体温計本体2の長手方向端部から長手方向に延びる内部中空の先細りの棒状部材であり、その先端に測温部3aを備えている。プローブ3は、エラストマあるいは樹脂から構成される。
なお、ここで示した構成は一例であり、これに限定するものではない。例えば、プローブと体温計本体のハウジングとが一体となっているような構成であってもよい。
プローブ3先端の測温部3aは、ステンレス材(SUS)等からなるキャップ5と、キャップ5の内部に接着剤により埋設固定されるサーミスタ等の温度センサ(第1センサ)6と、から構成される。温度センサ6は、内部部品内のCR発振回路に電気的に接続されている。温度センサ6は測温部3a(キャップ5)の外表面から伝達される熱に対応して抵抗値を変化させ、この抵抗値の変化がCR発振回路に出力されることにより体温測定が行われる。
プローブ3には、測温部3aよりもやや体温計本体2寄りに、接触感知センサ(第2センサ)7が設けられている。接触感知センサ7は、プローブ3に対する人体の接触を感知するためのセンサである。体温測定は、プローブ3が腋下や舌下などに挟み込まれ、かつ、測温部3a(温度センサ6)が温度の最も高い被測定部位(腋のくぼみ中央、舌の裏側のつけ根など)に固定された状態で行われる。よって、接触感知センサ7の配置は、温度センサ6が被測定部位に正しく装着されたときに、接触感知センサ7に腋や舌などが十分に接触するような位置に決定されている。
接触感知センサ7としては、たとえば、静電容量センサ、圧力センサ、光電センサ、温度センサ、スイッチ式のセンサなど、どのようなタイプのセンサを用いることもできる。本実施例では、人体の接触による容量変化を検出する静電容量センサを例示する。接触感知センサ7は、内部部品内のCR発振回路に電気的に接続されている。
<電子体温計の電気的構成>
図2は、電子体温計のブロック図である。図2に示すように、電子体温計1は、主として、温度センサ(第1センサ)6と、接触感知センサ(第2センサ)7と、電源部11と、LCD12と、ブザー13と、CPU(中央処理装置)14と、メモリ15と、CR発振回路16、17と、を備えている。
電源部11は、電池等の電源を有し、CPU14に電力を供給する。LCD12は、表示部として、CPU14からの制御により測定結果等を表示する。ブザー13は、CPU14からの制御により警報を鳴らす。また、CPU14には、ROMやRAM等の記憶装置からなるメモリ15が接続されている。
CR発振回路16は、温度センサ6の抵抗値に応じた発振周波数の信号を出力する。その周波数信号をCPU14がカウントし、温度を計算する。一方、CR発振回路17は、接触感知センサ7の静電容量に応じた発振周波数の信号を出力する。その周波数信号をCPU14がカウントし、静電容量の値を計算する。
<接触状態の検知>
上述したように、正確な体温を測定するには、プローブ先端の測温部3aが腋下や舌下の所定の被測定部位にしっかりと接触し固定される必要がある。特に予測式の体温計の場合は、測温部と被測定部位との接触状態が予測精度に大きく影響を与えうるため、接触状態を良好に保つことが非常に重要である。したがって、体温の測定開始前や体温測定中に測温部の接触状態をチェックして、その結果を使用者に報知したり、必要に応じて体温計の動作を制御したりすることが好ましい。
そこで本実施例の電子体温計1では、温度センサ6と接触感知センサ7の両方の出力(温度と静電容量の情報)に基づいて、CPU14が測温部3aと被測定部位の接触状態の良否を判定する。そして、その判定結果に応じて、LCD12および/またはブザー13により報知を行う。すなわち、本実施例に係る電子体温計1では、CPU14が本発明における判定部に対応し、LCD12とブザー13がそれぞれ本発明の報知部に対応する。
ここで、温度センサ6と接触感知センサ7の両方の出力を組み合わせる目的は、誤検知の低減と検知精度の向上にある。以下、具体例を挙げて説明する。
図3は、正しい測定例を示している。図3の状態では、プローブ3が腋の間にしっかりと挟み込まれ、プローブ先端の測温部3aが腋下の被測定部位(くぼみ)に良好に接触する。図4A、図4Bは正しい測定例のときのセンサ出力波形の一例であり、図4Aは接触感知センサ7の出力(横軸:時間、縦軸:静電容量)、図4Bは、温度センサ6の出力を示している(横軸:時間、縦軸:温度)。電源投入直後の初期状態(t=T0)では、静電容量は約2pFであり、温度は外気と同じ値の約25℃である。そして、プローブ3が腋下に差し込まれると(t=T1)、静電容量は約3pFに増加し、温度は上昇を開始する。温度の上昇率は最初は大きいが、体温に近づくにつれて温度上昇は緩やかになる。
図5は、悪い測定例1を示している。図5の例では、体温計を深く差し込みすぎており、プローブ先端の測温部3aが腋下から突き出てしまっている。図6A、図6Bは、図5の測定例のときのセンサ出力波形の一例である。測温部3aが被測定部位に正しく接触していないために、温度センサ出力にはほとんど変化が現れない。一方で、接触感知センサ7の部分は腋下に挟み込まれるため、静電容量の変化は正しい測定例の場合(図4B参照)とほとんど同じ挙動を示す。よって、接触感知センサ7の出力のみを監視していても、図5のような接触不良は検知できないことがわかる。また、手や指などでプローブ3を握った場合にも、図6Aのような静電容量の変化が観測されるため、誤検知を生じるおそれがある。
図7は、悪い測定例2を示している。図7の例では、体温計の差し込みが浅く、プローブ3の先端のみが挟まれている。この状態では、体温計が不安定であるとともに、測温部3aが被測定部位まで届いていない。それゆえ、測定途中に体温計がずれてしまったり、正確な体温を測定(予測)できない可能性が高い。図8A、図8Bは、図7の測定例のときのセンサ出力波形の一例である。プローブ3の挟みが緩いために、接触感知センサ7の出力の変化が非常に小さい。一方で、温度センサ6の部分は腋下に挟み込まれるため、温度の上昇が観測される。よって、図7のような接触不良については、温度センサ6のみでは検知するのが難しいことがわかる。
図9は、悪い測定例3を示している。図9の例では、挟み方が緩く、プローブ3と腋(皮膚)の間に隙間が発生している。この状態では、測温部3aと被測定部位との接触が無いか弱いために、正確な体温を測定(予測)できない。図10A、図10Bは、図9の測定例のときのセンサ出力波形の一例である。接触感知センサ7と温度センサ6の両方とも、出力があまり変化しないことがわかる。
以上のように、接触状態の不良が発生する原因にはいくつかの類型があり、接触感知センサ7または温度センサ6のいずれか一方だけですべての類型を正確に検知することは困難である。また、接触感知センサ7の出力だけでは、図8Aの類型と図10Aの類型を区別することが難しいし、温度センサ6の出力だけでは図6Bの類型と図10Bの類型を区別することが難しい。そこで、本実施例の電子体温計1では、2種類のセンサ出力を組み合わせて評価することにより、検知精度の向上、誤検知の低減、不良原因(類型)の推定などを実現している。
では、接触状態検知を組み込んだ体温測定処理の具体例について説明する。なお、ここでは予測式の体温測定処理を例示するが、以下に述べる接触状態検知は実測式の体温測定処理にも同じように適用可能である。
<実施例1>
図11は、実施例1の体温測定処理のフローチャートである。
電子体温計1の電源がオンになると(S101)、CPU14は、温度センサ6による温度の測定を開始するとともに(S102)、接触感知センサ7による静電容量の測定を開始する(S103)。
そして、CPU14は、温度センサ6と接触感知センサ7の両方の出力に基づいて、測温部3aと被測定部位との接触状態の良否を判定する(S104)。具体的には、(1)静電容量の値が電源投入直後の値に比べて所定値(たとえば0.5pF)より大きく、かつ、(2)温度の上昇率が所定値よりも大きい(たとえば1秒間の温度上昇が1℃より大きい)場合に、CPU14は「接触状態が良好である」と判定する。
ここで、図5、図6A、図6Bに示した類型の場合は、(2)の条件が満たされない。手や指でプローブを握っただけの場合も、同様である。また、図7、図8A、図8Bに示した類型の場合は、(1)の条件が満たされず、図9、図10A、図10Bに示した類型の場合は、(1)(2)の両方の条件が満たされない。したがって、いずれの類型についても「接触状態が不良である」という正しい判定結果が得られる。
接触状態が不良であると判定した場合(S104;NO)、CPU14は、ブザー13を鳴動させて警報を発する(S105)。このように接触状態が不良であることを報知することで、使用者に対してプローブの挿入状態の修正を促すことができる。
S102〜S106の処理は、警報発生から一定時間(たとえば15秒)繰り返される(S106;NO)。もし一定時間経過しても接触状態が改善されない場合は(S106;YES)、CPU14は、測定を中止し、エラー表示をLCD12に表示する(S107)。
接触状態が良好であると判定した場合(S104;YES)、CPU14は、警報を止め(S108)、体温の予測を開始する(S109)。
CPU14は、引き続き、温度センサ6による温度の測定(S110)と接触感知セン
サ7による静電容量の測定(S111)を行う。そして、CPU14は、両センサの出力に基づいて、測温部3aと被測定部位の接触状態の良否を判定する(S112)。具体的には、CPU14は、(a)静電容量の値が電源投入直後の値に比べて所定値(たとえば0.5pF)より大きく、かつ、(b)電源投入後から現在までの最高温度から現在の温度を引いた値が所定値(たとえば1℃)より小さい場合に、「接触状態が良好である」と判定する。たとえば体温測定中にプローブ3がずれて測温部3aが被測温部位から離れると、図12A、図12Bのように、静電容量や温度が低下する。これにより、条件(a)(b)のいずれかが満たされなくなるため、接触状態の不良を検知することができる。
体温測定中に接触状態の不良が検知された場合(S112;NO)、CPU14は、ブザー13を鳴動させて警報を発する(S113)。このように接触状態が不良であることを報知することで、使用者に対してプローブの挿入状態を修正したり腋をしっかり閉めるように促すことができる。なお、警報発生から一定時間経過しても接触状態が改善されない場合は(S114;YES)、CPU14は、測定を中止し、エラー表示をLCD12に表示する(S115)。
接触状態が良好であると判定した場合(S112;YES)、CPU14は、警報を止め(S116)、予測完了条件が満たされるまで体温及び静電容量の検出を継続する(S117;NO)。
たとえば、体温の予測を開始してからの経過時間が所定値(たとえば60秒)を超えたかどうかを予測完了条件とすることができる。ただし、接触状態の不良が検知された場合には(S112;NO)、経過時間のカウントを中断するかリセットし、接触状態が良好となった後にカウントを再開する。また、温度上昇率が所定値より小さくなったかどうかを予測完了条件としてもよい。
予測完了条件が満たされると(S117;YES)、CPU14は測定を終了し、体温の予測値を算出し、LCD12に表示する(S118)。
(本実施例の利点)
本実施例によれば、温度センサと接触感知センサの両方の出力を参照することにより、プローブ先端の測温部とそれよりも本体寄りの部分の少なくとも2箇所の状態を評価できるため、測温部と被測定部位の接触状態の良否を従来よりも精度良く判定可能である。
検知対象が異なる2種類のセンサを組み合わせることで、誤検知の低減を図ることができる。しかも、被測定部位(温度が最も高い部位である)に置かれるべき部分においては、温度を監視し、被測定部位より手前の部位(プローブを保持する部位である)に置かれるべき部分においては、接触感知が行われる。このようなセンサ配置により、接触状態が良好な場合と不良な場合の出力に大きな差を表出させることができ、判定精度の向上を図ることができる。
体温測定用の温度センサを接触状態検知のためのセンサとして利用することにより、それらを個別に設けるのに比べて、部品点数の削減、プローブ先端の小型化、コスト低減などの利点がある。
また、測定開始時における測温部と被測定部位の接触状態だけでなく、測定中の接触状態を検出することにより、被測定部位と測温部との接触状態を常時監視することができ、体温測定の精度の向上を図ることができる。したがって、本実施例は、予測式体温計において特に好適に用いることができる。すなわち、予測式体温計は、短時間に温度を測定することができる代わりに、被測定部位が測温部にしっかり接触していないと予測結果の精
度が低下する場合がある。しかし、本実施例によれば、測温部が被測定部位に適切に接触してから予測を開始することにより、より正確な体温の予測が可能となる。
<実施例2>
図13は、実施例2の体温測定処理のフローチャートである。実施例1(図11)との相違は、S106、S107、S114、S115の処理がない点である。つまり、実施例1では、接触状態の不良が一定時間続くと測定を中止しエラーを表示したが、実施例2では、接触状態が良好になるまで警報を出力し続ける。
従来の体温計では、エラー状態から復帰させるには、電源を入れ直したりリセットボタンを押したりして、体温計をリセットする必要があり、面倒であった。その点、本実施例の体温計は、エラー状態に陥らないため、リセットの必要がなくなり、ユーザビリティが向上する。
<実施例3>
図14は、実施例3の体温測定処理のフローチャートである。実施例1(図11)との相違は、S105、S108、S113、S116の処理がなく、代わりにS300、S301の処理を含む点である。つまり、実施例1では、「接触状態が不良であること」を警報として出力したのに対し、実施例3では、「接触状態が良好であること」を報知するのである(S300、S301)。
体温測定前の段階では、接触状態が良好になると(S104;YES)、CPU14が、ブザー13をたとえば「Pi、Pi」と鳴動させる(S300)。これにより、使用者は、現在の接触状態が良好であること、および体温の測定が開始されたことを認識できる。
また体温測定中においても、接触状態が良好であるあいだは定期的にブザー13が「Pi、Pi」と鳴動する(S301)。体温の測定には数十秒〜数分を要し、その間、使用者は同じ姿勢を保ち続ける必要がある。もし体温計が何ら報知を行わなければ、使用者のなかには、体温の測定処理が継続しているのか不安に感じたり、体温計の動作を確認しようと体温計を動かしたり被測定部位から外したりするおそれがある。その点、接触状態が良好であることを定期的に報知すれば、測定処理が正常に継続していることを使用者に認識させることができるため、そのような問題を解決することができる。
なお、上述した実施例ではブザー13による報知を例示したが、報知部の構成はこれに限られない。たとえば、図15に示すように、LED21の光やLCD12の表示で接触状態の良否を報知してもよい。図16に示すように、基板22に設けた振動モータ23を振動させることで、接触状態の良否を報知してもよい。また、図17に示すように、スピーカ24から音声を出力することで、接触状態の良否を報知してもよい。
<実施例4>
図18および図19は、実施例4の体温測定処理のフローチャートである。実施例1(図11)との相違は、S105、S113の処理がなく、代わりにS400〜S409の処理を含む点である。実施例1では、接触状態が不良と判定された場合に警報を出力するだけであったが、実施例4では、CPU14が接触状態の不良レベルを判定し(S400、S401、S405、S406)、報知部によって不良レベルに応じた報知を行う(S402〜S404、S407、S409)。
(体温測定前)
S104において、CPU14は、以下の2つの値ΔCとΔTを算出する。
ΔC=現在の静電容量−電源投入直後の静電容量
ΔT=現在の温度−1秒前の温度
そして、ΔC>0.5pF、かつ、ΔT>1℃という2つの条件が満たされた場合に、CPU14は「接触状態が良好である」と判定する(S104;YES)。ΔC≦0.5pF、または、ΔT≦1℃の場合には、CPU14は、不良レベルの判定に進む(S104;NO)。
ΔC>0.3pF、または、ΔT>0.7℃の場合、不良レベルは「1」と判定され(S400;YES)、レベル1に応じた警報が発せられる(S402)。たとえば、ブザーを「小」音量で鳴動させる、「緑」のLEDを点灯させる、「弱」振動を生じる、「ゆる」という音声を出力する、などの出力態様が考えられる。
ΔC>0.2pF、または、ΔT>0.5℃の場合、不良レベルは「2」と判定され(S401;YES)、レベル2に応じた警報が発せられる(S403)。たとえば、ブザーを「中」音量で鳴動させる、「赤と緑」のLEDを点灯させる、「中」振動を生じる、「ゆるゆる」という音声を出力する、などの出力態様が考えられる。
上記いずれの条件にも該当しない場合(S401;NO)、不良レベルは「3」と判定され、レベル3に応じた警報が発せられる(S404)。たとえば、ブザーを「大」音量で鳴動させる、「赤」のLEDを点灯させる、「強」振動を生じる、「ゆるゆるゆる」という音声を出力する、などの出力態様が考えられる。
(体温測定中)
体温測定中には、S112において、CPU14は、以下の2つの値ΔCaとΔTaを算出する。
ΔCa=現在の静電容量−電源投入直後の静電容量
ΔTa=電源投入から現在までの最高温度−現在の温度
そして、ΔCa>0.5pF、かつ、ΔTa<1℃という2つの条件が満たされた場合に、CPU14は「接触状態が良好である」と判定する(S112;YES)。ΔCa≦0.5pF、または、ΔTa≧1℃の場合には、CPU14は、不良レベルの判定に進む(S112;NO)。
ΔCa>0.3pF、または、ΔTa<1.5℃の場合、不良レベルは「1」と判定され(S405;YES)、レベル1に応じた警報が発せられる(S407)。ΔCa>0.2pF、または、ΔTa<2.0℃の場合、不良レベルは「2」と判定され(S406;YES)、レベル2に応じた警報が発せられる(S408)。それ以外の場合は(S406;NO)、不良レベルは「3」と判定され、レベル3に応じた警報が発せられる(S409)。なお警報の出力態様は上述したものと同様である。
本実施例の構成によれば、接触状態が不良である場合、その不良のレベルを使用者に知らせることができる。不良のレベルが認識できれば、使用者は、プローブ3を少しずらすだけで接触状態が改善されるのか、それともプローブ3を被測定部位からいったん外し挿入しなおすほうが早いのか、というような判断ができる。よって電子体温計のユーザビリティが向上する。
<実施例5>
図20および図21は、実施例5の体温測定処理のフローチャートである。実施例1(図11)との相違は、S105、S113の処理がなく、代わりにS500〜S513の
処理を含む点である。実施例1では、接触状態が不良と判定された場合に警報を出力するだけであったが、実施例5では、CPU14が温度センサと接触感知センサの出力に基づいて接触状態が不良である原因(不良原因)を推定し(S500〜S502、S507〜S509)、報知部によって不良原因に応じた報知を行う(S503〜S506、S510〜S513)。
(体温測定前)
S104において、CPU14は、以下の2つの値ΔCとΔTを算出する。そして、CPU14は、ΔCとΔTの値の組み合わせから、接触状態および不良原因を判定する。
ΔC=現在の静電容量−電源投入直後の静電容量
ΔT=現在の温度−1秒前の温度
図22は、体温測定前における接触状態と不良原因の判定表である。図22の縦軸がΔTの値、横軸がΔCの値を示している。ここで、不良原因1は、プローブ先端の突き出し(図5の類型)であり、不良原因2は、プローブ先端のみの狭持(図7の類型)であり、不良原因3は、隙間の発生(図9の類型)である。
すなわち、ΔC>0.5pF、かつ、ΔT>1℃という2つの条件が満たされた場合に、CPU14は「接触状態が良好である」と判定する(S104;YES)。ΔC≦0.5pF、または、ΔT≦1℃の場合には、CPU14は、不良原因の推定に進む(S104;NO)。
ΔC>0.5pF、かつ、ΔT≦1℃の場合、不良原因は「1」と判定され(S500;YES)、不良原因1に応じた警報が発せられる(S503)。たとえば、ブザーを「小」音量で鳴動させる、「緑」のLEDを点灯させる、「弱」振動を生じる、などの出力態様が考えられる。また、音声により「体温計の先端が突き出ています。体温計を少し手前に引いてください。」のように接触状態を改善するためのガイドを出力してもよい。
ΔC≦0.5pF、かつ、ΔT>1℃の場合、不良原因は「2」と判定され(S501;YES)、不良原因2に応じた警報が発せられる(S504)。たとえば、ブザーを「中」音量で鳴動させる、「赤と緑」のLEDを点灯させる、「中」振動を生じる、などの出力態様が考えられる。また、音声により「体温計を深く挿入してください。」のようなガイドを出力してもよい。
0.3pF<ΔC≦0.5pF、かつ、0.3℃<ΔT≦1℃の場合、不良原因は「3」と判定され(S502;YES)、不良原因3に応じた警報が発せられる(S505)。たとえば、ブザーを「大」音量で鳴動させる、「赤」のLEDを点灯させる、「強」振動を生じる、などの出力態様が考えられる。また、音声により「体温計をしっかり挟んでください。」のようなガイドを出力してもよい。
それ以外の場合(S502;NO)、体温計がまだ腋下に挿入されていないと判定され、警報が発せられる(S506)。たとえば、ブザーを「大」音量で鳴動させる、「赤」のLEDを点灯させる、「強」振動を生じる、などの出力態様が考えられる。また、音声により「体温を測定できます。体温計を挟んでください。」のようなガイドを出力してもよい。
(体温測定中)
体温測定中には、S112において、CPU14は、以下の2つの値ΔCaとΔTaを算出する。そして、CPU14は、ΔCaとΔTaの値の組み合わせから、接触状態および不良原因を判定する。
ΔCa=現在の静電容量−電源投入直後の静電容量
ΔTa=電源投入から現在までの最高温度−現在の温度
図23は、体温測定中における接触状態と不良原因の判定表である。図23の縦軸がΔTaの値、横軸がΔCaの値を示している。不良原因1〜3は、図22で説明したものと同じである。
すなわち、ΔCa>0.5pF、かつ、ΔTa<0.5℃という2つの条件が満たされた場合に、CPU14は「接触状態が良好である」と判定する(S112;YES)。ΔCa≦0.5pF、または、ΔTa≧0.5℃の場合には、CPU14は、不良原因の推定に進む(S112;NO)。
ΔCa>0.5pF、かつ、ΔTa≧0.5℃の場合、不良原因は「1」と判定され(S507;YES)、不良原因1に応じた警報や音声ガイドが発せられる(S510)。ΔCa≦0.5pF、かつ、ΔTa<0.5℃の場合、不良原因は「2」と判定され(S508;YES)、不良原因2に応じた警報や音声ガイドが発せられる(S511)。0.3pF<ΔCa≦0.5pF、かつ、ΔTa≧0.5℃の場合、不良原因は「3」と判定され(S509;YES)、不良原因3に応じた警報や音声ガイドが発せられる(S512)。それ以外の場合(S509;NO)、体温計が腋下から外れたと判定され、警報や音声ガイドが発せられる(S513)。なお警報や音声ガイドの出力態様は上述したものと同様である。
本実施例の構成によれば、接触状態が不良の場合、不良の原因や解決策を使用者に知らせることができる。不良の原因やその解決策を知ることで、使用者は、接触状態を改善するために具体的にどうすればよいのかを容易に把握できる。これにより、電子体温計のユーザビリティが向上するとともに、正しい測定の仕方を使用者に学習させることができる。
以上述べた実施例の構成は、本発明の一具体例にすぎない。本発明は上記具体例に限定されることはなく、その技術的思想の範囲でさまざまな変形が可能である。たとえば、判定処理の具体的な流れ、判定のしきい値、報知や音声ガイドの出力態様、不良レベルの判定手法、不良原因の推定手法などは、用いられるセンサの種類や感度、体温計の製品仕様などに応じて適宜設計すればよい。また、上記実施例で述べた構成は、互いに組み合わせてもよい。
図1は、電子体温計の外観図である。 図2は、電子体温計のブロック図である。 図3は、正しい測定例を示す図である。 図4A、図4Bは、正しい測定例のときのセンサ出力波形の一例を示す図である。 図5は、悪い測定例1を示す図である。 図6A、図6Bは、図5の測定例のときのセンサ出力波形の一例を示す図である。 図7は、悪い測定例2を示す図である。 図8A、図8Bは、図7の測定例のときのセンサ出力波形の一例を示す図である。 図9は、悪い測定例3を示す図である。 図10A、図10Bは、図9の測定例のときのセンサ出力波形の一例を示す図である。 図11は、実施例1の体温測定処理のフローチャートである。 図12A、図12Bは、体温測定中に体温計が外れたときのセンサ出力波形の一例を示す図である。 図13は、実施例2の体温測定処理のフローチャートである。 図14は、実施例3の体温測定処理のフローチャートである。 図15は、報知部の一例(LED)を示す図である。 図16は、報知部の一例(振動モータ)を示す図である。 図17は、報知部の一例(スピーカ)を示す図である。 図18は、実施例4の体温測定処理(測定前)のフローチャートである。 図19は、実施例4の体温測定処理(測定中)のフローチャートである。 図20は、実施例5の体温測定処理(測定前)のフローチャートである。 図21は、実施例5の体温測定処理(測定中)のフローチャートである。 図22は、体温測定前における接触状態と不良原因の判定表である。 図23は、体温測定中における接触状態と不良原因の判定表である。
符号の説明
1 電子体温計
2 体温計本体
3 プローブ
3a 測温部
6 温度センサ(第1センサ)
7 接触感知センサ(第2センサ)
12 LCD
13 ブザー
14 CPU
15 メモリ
16、17 CR発振回路
20 ハウジング
21 LED
22 基板
23 振動モータ
24 スピーカ

Claims (12)

  1. 先端に測温部を有するプローブと、
    前記プローブの測温部に設けられた、温度を測定する第1センサと、
    前記プローブの測温部よりも体温計本体寄りに設けられた、人体の接触を感知する第2センサと、
    前記第1センサと前記第2センサの両方の出力に基づいて、前記測温部と使用者の被測定部位との接触状態の良否を判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に応じて報知を行う報知部と、
    を備えることを特徴とする電子体温計。
  2. 前記第1センサは、前記使用者の体温を測定するためのセンサを兼ねていることを特徴とする請求項1に記載の電子体温計。
  3. 前記報知部は、少なくとも体温測定中の接触状態が良好であることを報知することを特徴とする請求項1または2に記載の電子体温計。
  4. 接触状態が不良である場合に、前記判定部が、前記第1センサと前記第2センサの出力に基づいて接触状態の不良のレベルを判定し、前記報知部が、前記不良のレベルに応じた報知を行うことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の電子体温計。
  5. 接触状態が不良である場合に、前記判定部が、前記第1センサと前記第2センサの出力に基づいて接触状態が不良である原因を推定し、前記報知部が、前記不良の原因に応じた報知を行うことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の電子体温計。
  6. 前記報知部が、前記不良の原因に対する解決策をガイドすることを特徴とする請求項に記載の電子体温計。
  7. 前記報知部はLEDを備え、前記LEDの点灯状態により報知を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の電子体温計。
  8. 前記報知部は、接触状態が良好である場合と不良である場合で、前記LEDの点灯する色を変えることにより報知を行うことを特徴とする請求項7に記載の電子体温計。
  9. 前記報知部はブザーを備え、接触状態が不良である場合に、前記ブザーを鳴動させて報知を行うことを特徴とする請求項8に記載の電子体温計。
  10. 前記電子体温計の電源がオンになったのち、前記第1センサにより測定された温度の上昇率が所定値よりも大きく、かつ、前記第2センサにより測定された接触状態を示す値が電源投入直後の値に比べて所定値よりも大きい場合、前記判定部は接触状態が良いと判定する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の電子体温計。
  11. 前記被測定部位は前記人体の腋のくぼみ中央であり、前記第2センサは、前記第1センサが前記被測定部位に固定されたときに、前記人体の腋に接触する位置に設けられる
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の電子体温計。
  12. 前記被測定部位は前記人体の舌の裏側のつけ根であり、前記第2センサは、前記第1センサが前記被測定部位に固定されたときに、前記人体の舌に接触する位置に設けられる
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の電子体温計。
JP2008041616A 2008-02-22 2008-02-22 電子体温計 Active JP5256770B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008041616A JP5256770B2 (ja) 2008-02-22 2008-02-22 電子体温計
MX2010008833A MX2010008833A (es) 2008-02-22 2009-02-17 Termometro electronico.
CN200980106106.7A CN101952700B (zh) 2008-02-22 2009-02-17 电子体温计
RU2010138893/28A RU2451269C1 (ru) 2008-02-22 2009-02-17 Электронный термометр
PCT/JP2009/052703 WO2009104604A1 (ja) 2008-02-22 2009-02-17 電子体温計
US12/867,410 US8400316B2 (en) 2008-02-22 2009-02-17 Electronic thermometer
DE112009000407.5T DE112009000407B4 (de) 2008-02-22 2009-02-17 Elektronisches Thermometer
BRPI0908499-1A BRPI0908499B1 (pt) 2008-02-22 2009-02-17 Termômetro eletrônico

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008041616A JP5256770B2 (ja) 2008-02-22 2008-02-22 電子体温計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009198378A JP2009198378A (ja) 2009-09-03
JP5256770B2 true JP5256770B2 (ja) 2013-08-07

Family

ID=40985483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008041616A Active JP5256770B2 (ja) 2008-02-22 2008-02-22 電子体温計

Country Status (8)

Country Link
US (1) US8400316B2 (ja)
JP (1) JP5256770B2 (ja)
CN (1) CN101952700B (ja)
BR (1) BRPI0908499B1 (ja)
DE (1) DE112009000407B4 (ja)
MX (1) MX2010008833A (ja)
RU (1) RU2451269C1 (ja)
WO (1) WO2009104604A1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5540499B2 (ja) * 2008-02-22 2014-07-02 オムロンヘルスケア株式会社 電子体温計
TW201224411A (en) * 2010-12-14 2012-06-16 Mesure Technology Co Ltd Mercury-free non-electronic clinical thermometer with a support structure
CN102661805A (zh) * 2012-04-27 2012-09-12 北京超思电子技术有限责任公司 电子温度计和信息处理系统
WO2014162333A1 (ja) * 2013-04-01 2014-10-09 テルモ株式会社 電子体温計およびその制御方法
US9448117B2 (en) * 2013-08-08 2016-09-20 Bio Echo Net Inc Infrared thermometer
CN104083152B (zh) * 2014-07-17 2016-05-18 上海翰临电子科技有限公司 一种人体体温监测方法及体温监测系统
CN104146690B (zh) * 2014-08-22 2016-06-08 广东宝莱特医用科技股份有限公司 一种温度探头与生命体接触良好的检测方法、装置及系统
CN104161498B (zh) * 2014-08-28 2018-05-29 北京睿仁医疗科技有限公司 一种体温计
CN104390719A (zh) * 2014-11-21 2015-03-04 广西智通节能环保科技有限公司 一种温度测量系统
CN104622436A (zh) * 2015-03-02 2015-05-20 深圳市知音同创科技有限公司 电子体温计及其夹持状态的检测方法
CN106264485A (zh) * 2015-05-29 2017-01-04 上海温尔信息科技有限公司 监护系统、体温监测仪及其人体体温数据处理装置
CN106264479A (zh) * 2015-05-29 2017-01-04 上海温尔信息科技有限公司 人体体温数据处理方法
JP6830764B2 (ja) * 2016-06-02 2021-02-17 株式会社テイエルブイ 接触型検査器及び接触型検査方法
US10881349B2 (en) 2016-08-05 2021-01-05 Bose Corporation Temperature-monitoring earbud device
CN108236456B (zh) * 2016-12-27 2020-12-04 北京小米移动软件有限公司 检测体温计放置的方法、装置及电子体温计
CN117617981B (zh) * 2023-12-05 2024-04-19 武汉市东西湖区人民医院 一种儿科重症监护设备

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US646567A (en) * 1899-09-07 1900-04-03 Ellsworth Beeson Tire-heater.
JPS52104176A (en) 1976-02-25 1977-09-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Digital clinical thermometer
JPS57163833A (en) * 1981-04-01 1982-10-08 Terumo Corp Electronic clinical thermometer
CH653131A5 (fr) 1983-02-21 1985-12-13 Bioself Int Inc Appareil de mesure de la temperature en valeur numerique d'un corps vivant.
JPH04138249A (ja) 1990-09-28 1992-05-12 Sumitomo Metal Ind Ltd 積層型樹脂複合金属板とそれに用いる導電媒体の製造方法
JPH0750683Y2 (ja) * 1991-06-18 1995-11-15 株式会社バンダイ 電子体温計
RU2073217C1 (ru) * 1993-08-27 1997-02-10 Производственный кооператив "Элав" Электронный термометр
US5732711A (en) * 1996-08-27 1998-03-31 Air-Shields, Inc. Body function measuring apparatus
ES2144954B1 (es) * 1998-05-14 2001-01-01 Soriano Guilabert Termometro telematico inalambrico.
US6090050A (en) 1998-07-16 2000-07-18 Salix Medical, Inc. Thermometric apparatus and method
EP1182437A1 (en) * 2000-08-23 2002-02-27 Microlife Intellectual Property GmbH Medical thermometer and method for producing a medical thermometer
JP3909301B2 (ja) * 2002-04-26 2007-04-25 株式会社エイネット 身体温度情報端末装置及び身体温度情報処理システム
JP2004264297A (ja) * 2003-02-13 2004-09-24 Terumo Corp 電子体温計
US7938783B2 (en) * 2003-08-19 2011-05-10 Advanced Monitors Corporation Medical body core thermometer
DE102005037921B3 (de) * 2005-08-11 2006-06-14 Dräger Medical AG & Co. KG Temperaturmessvorrichtung mit Funktionsindikator
US7275866B2 (en) * 2005-11-09 2007-10-02 Chao-Man Tseng Digital thermometer
JP5540499B2 (ja) * 2008-02-22 2014-07-02 オムロンヘルスケア株式会社 電子体温計

Also Published As

Publication number Publication date
MX2010008833A (es) 2010-09-10
CN101952700B (zh) 2014-04-16
DE112009000407B4 (de) 2015-01-15
RU2010138893A (ru) 2012-03-27
BRPI0908499B1 (pt) 2019-03-19
US8400316B2 (en) 2013-03-19
JP2009198378A (ja) 2009-09-03
DE112009000407T5 (de) 2010-12-09
WO2009104604A1 (ja) 2009-08-27
US20100315258A1 (en) 2010-12-16
CN101952700A (zh) 2011-01-19
RU2451269C1 (ru) 2012-05-20
BRPI0908499A2 (pt) 2016-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5256770B2 (ja) 電子体温計
JP5540499B2 (ja) 電子体温計
US8350571B2 (en) Electronic salt meter
TW200843705A (en) A urine detection system and method
WO2010013634A1 (ja) 電子体温計
TW201246138A (en) Battery-powered gas alarm and control device thereof
JP2008170389A (ja) 振動及び温度測定器
JP2009229117A (ja) 電子体温計
JP2009229130A (ja) 電子体温計
JP5432066B2 (ja) 電子体温計及びその制御方法
JP5235742B2 (ja) 警報器
JP4970519B2 (ja) 電子式塩分計
JP4920922B2 (ja) 電子体温計
JP5960908B2 (ja) 電子体温計
JP2010002360A (ja) 圧力検知装置及び開閉検知装置
JP2018106620A (ja) 滴下測定装置
CN202235327U (zh) 电子体温计
JP5033451B2 (ja) 電子体温計
JP6951805B1 (ja) 体温計
KR20060105088A (ko) 발열체의 상태 감시방법 및 장치
JP2009198379A (ja) 電子体温計
JP4738921B2 (ja) 電子体温計およびその制御方法
JP5277134B2 (ja) 電池式のガス警報器
JP2009222677A (ja) 電子体温計
WO2014162333A1 (ja) 電子体温計およびその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121023

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130326

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130408

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160502

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5256770

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150