JPH0343100Y2 - - Google Patents

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JPH0343100Y2
JPH0343100Y2 JP4412085U JP4412085U JPH0343100Y2 JP H0343100 Y2 JPH0343100 Y2 JP H0343100Y2 JP 4412085 U JP4412085 U JP 4412085U JP 4412085 U JP4412085 U JP 4412085U JP H0343100 Y2 JPH0343100 Y2 JP H0343100Y2
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JP
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switch
contact
cord
steering wheel
noise
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、一対の接点が互いに離間して対向す
る導電性の弾性長尺体により形成されているコー
ド状スイツチがステアリングホイールリングに設
けられており、該スイツチの開閉により車両内の
電気機器を作動させるステアリングホイール装着
スイツチに関する。
〔従来技術〕
従来例を第9図に基いて説明する。断面リング
形状の芯金1を覆うポリウレタン材等の圧縮変形
可能な部材により形成されたホイール外被体2の
内部に長尺なコード状スイツチ3が設けられてい
る。該コード状スイツチ3は、一対の接点4,5
が互いに離間して対向する導電性の弾性長尺体に
より形成され、該接点4,5が絶縁性の弾性材よ
りなる断面角パイプ形状の長尺なスイツチ外被体
6内に接着固定されている。該コード状スイツチ
3は、ステアリングホイールリング7の全周にわ
たつて設けられている。また、該コード状スイツ
チ3は、リード線(図示せず)を介して、車両内
の電気機器(図示せず)に接続されている。作用
を説明すれば、運転者がステアリングホイールリ
ング7を握る力を強めると、ホイール外被体2が
押圧力を受けて変形し、この変形によりコード状
スイツチ3が閉成し、これにより車両内の電気機
器たとえばオーデイオ装置等が作動する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、従来のステアリングホイール装着ス
イツチは、接点4,5が導電性の長尺体により形
成されているため、当該コード状スイツチ3自体
がアンテナのようになり、EMI(電磁干渉)ノイ
ズを拾いやすいという問題があつた。
本考案の目的は、長尺なコード状スイツチであ
つてもEMIノイズの影響の少ないステアリング
ホイール装着スイツチを提供するのが目的であ
る。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案は、コード状スイツチの一方の接点をス
テアリングホイールの芯金と、他方の接点とによ
り囲つて電磁シールドすると共に、当該他方の接
点及び芯金を接地し、前記一方の接点を出力側に
することにより、EMIノイズを囲う方の接点及
び芯金によりシールドすると共に、接地構造によ
り該ノイズが出力側となる接点に侵入しないよう
にしたものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を図面の実施例に基いて詳細に説
明する。第1図は本考案に係るステアリングホイ
ール装着スイツチの断面図、第2図は一部省略の
要部斜視図を示す。一対の接点4,5の一方の接
点5が、他方の接点4と導電性の芯金1により囲
われて電磁シールドされている。該他方の接点4
は断面円弧状に形成され、該円弧の曲率中心に前
記一方の接点5が棒状に形成されて配設されてい
る。両接点4,5は互に対向面と反対側の面がス
イツチ外被体6の内面に接着されている。また、
前記他方の接点4は、両側端面8,9がスイツチ
外被体6の対向する内面と少し離間しているが、
これは、押圧力を受けてスイツチ外被体6が変形
して両接点4,5が弾性抵抗少なくして接触する
ことができるようにしたものである。電磁シール
ドの点からは、この離間間隔は小さくすることが
望ましいし、該離間間隔を無くしてもよい。更
に、当該他方の接点4は接地10されており、ま
た、芯金1も接地11されている。従つて、当該
コード状スイツチ3は、前記一方の接点5が出力
側として形成されている。
第3図は、コード状スイツチ3の埋設位置を示
す平面図で、ステアリングホイールリング7の全
周にわたつて設けられている。これにより、ステ
アリングホイールリング7のどの位置からでもス
イツチ操作が可能となるが、通常ステアリングホ
イールリング7を握る位置は部分的に集中してい
るため、必ずしも全周にわたつて当該コード状ス
イツチ3を設けなくともよいことは勿論である。
第4図は、当該コード状スイツチ3のコネクタ部
を示す断面図である。該コード状スイツチ3の端
部が絶縁材よりなるコネクタハウジング12内に
挿入れ、ピン13,14が個別に接点4,5に接
触している。該ピン13,14はリード線15と
ハンダ接続され、該リード線15がオーデイオ装
置等の電気機器に接続されている。
次に上記実施例の作用を説明する。当該コード
状スイツチ3は従来のものと同様にEMIノイズ
を拾うが、この際、電磁シールド用の他方の接点
4と芯金1により前記ノイズは拾われ、接地1
0,11により外部に放出される。もう一方の接
点5は前記電磁シールド効果によりEMIノイズ
を拾うということがない。このノイズを拾わない
接点5が当該コード状スイツチ3の出力側として
形成されているため、従来のようなノイズの影響
がない。
第5図は、ステアリングホイール装着スイツチ
と車両内の電気機器とを接続する回路図の一例を
示すものである。ステアリングホイール側の配線
と、負荷側の配線とはスリツプリング18により
接続されている。当該コード状スイツチ3を閉成
すると、トランジスタ19に電流が流れ、抵抗
R1とR2により電圧が分割され、P点に分割電圧
Vpがかかる。この電圧Vpはコンパレータ19の
設定基準電圧より低くなるよう形成されているた
め、該コンパレータ19からの出力がHighとな
る。これによりトランジスタ20に電流が流れる
ため、負荷を作動させるためのリレーのコイル2
1が励磁され、従つて負荷が作動する。ここで、
コンパレータ19の出力はオープンコレクタであ
る。このとき、他方のコンパレータ22の設定基
準電圧は前記電圧Vpより小さくなるよう設定さ
れているため、該コンパレータ22からの出力は
Lowの状態のままとなり、従つて、トランジス
タ23に電流は流れない。よつてホーン作動用の
リレーを構成するコイル24は励磁されない。
一方、ホーンスイツチ25を閉成すると、Vp
はアース電位すなわちほぼ0となる。従つて両コ
ンパレータ19,22のいずれも出力がHighと
なる。これにより、トランジスタ23に電流が流
れ、コイル24が励磁され、従つてホーンが作動
する。ところが、トランジスタ23に電流が流れ
ることによりQ点の電位Qpがアース電位すなわ
ちほぼ0となるため、ダイオード26を電流が流
れ、この結果、コンパレータ19の出力側は瞬時
にしてHighからLowレベルとなる。従つて、ト
ランジスタ20に電流は流れないため、コイル2
1は励磁されず、負荷は作動しない。
上記スイツチ操作において、コード状スイツチ
3がノイズを拾うが、このノイズは前記他方の接
点4及び芯金1により拾われて、接地10,11
により外部に放出され、もう一方の接点5、すな
わち前記電磁シールド効果によりノイズを拾わな
い接点5が当該コード状スイツチ3の出力側とな
つているため、ノイズの影響を受けない。
第6図はコード状スイツチの片側でピン端子に
接続した場合を示す構成図、第7図は両側でピン
端子に接続した場合を示す構成図である。両接点
4,5の全長をl、全長lの電気抵抗値をrとす
ると、ピン端子13,14からxの位置で接触し
た場合の抵抗値Rは、片側接続(第6図)の場
合、 R=x/l×r+x/l×r=2r/lx となる。一方、第7図の両側接続の場合、xの位
置における両接点4,5の抵抗値をR1とすると、 R=2R1 1/R1=1/x/lr+1/l−x/lr この両式からR1を消去すると、 R=2x(l−x)r/l2 となる。これをグラフに表わしたものが第8図で
ある。すなわち、両側接続(第7図)にした方が
コード状スイツチ3の抵抗値が低いため、ノイズ
を拾うことが少なくなる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、一方の接点をステアリングホ
イールの導電性の芯金と他方の接点とにより囲つ
て電磁シールドすると共に、当該他方の接点及び
芯金を接地し、前記一方の接点を出力側としたの
で、ノイズが出力側の接点に侵入せず、従つてノ
イズの影響を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るステアリングホイール装
着スイツチの断面図、第2図は一部省略の要部斜
視図、第3図はコード状スイツチの埋設位置を示
す平面図、第4図はコード状スイツチのコネクタ
部を示す断面図、第5図はステアリングホイール
装着スイツチと車両内の電気機器とを接続する回
路図の一例を示す図、第6図はコード状スイツチ
を片側でピン端子に接続した場合を示す構成図、
第7図は両端でピン端子に接続した場合を示す構
成図、第8図は抵抗値Rの接点Xに対する変化を
示す図、第9図は従来例を示す断面図である。 1……芯金、3……コード状スイツチ、4……
他方の接点、5……一方の接点、7……ステアリ
ングホイールリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の接点が互いに離間して対向する導電性の
    弾性長尺体により形成されていると共に車両内の
    電気機器に接続されているコード状スイツチがス
    テアリングホイールリングに設けられているステ
    アリングホイール装着スイツチにおいて、前記一
    方の接点をステアリングホイールリングの導電性
    の芯金と前記他方の接点により囲つて電磁シール
    ドすると共に、当該他方の接点及び芯金を接地
    し、前記一方の接点を出力側にしたことを特徴と
    するステアリングホイール装着スイツチ。
JP4412085U 1985-03-27 1985-03-27 Expired JPH0343100Y2 (ja)

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JP4412085U JPH0343100Y2 (ja) 1985-03-27 1985-03-27

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JP4412085U JPH0343100Y2 (ja) 1985-03-27 1985-03-27

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JPS61159243U JPS61159243U (ja) 1986-10-02
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JP6239238B2 (ja) * 2013-01-31 2017-11-29 株式会社ミツバ タッチセンサ装置
DE102016008243A1 (de) * 2016-07-07 2018-01-25 Trw Automotive Safety Systems Gmbh Vorrichtung und verfahren zum heizen eines lenkrads und zur erfassung einer lenkradberührung

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JPS61159243U (ja) 1986-10-02

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