JPH0343099A - 増幅した遺伝子を使用する配列のアツセイ - Google Patents

増幅した遺伝子を使用する配列のアツセイ

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JPH0343099A
JPH0343099A JP1334631A JP33463189A JPH0343099A JP H0343099 A JPH0343099 A JP H0343099A JP 1334631 A JP1334631 A JP 1334631A JP 33463189 A JP33463189 A JP 33463189A JP H0343099 A JPH0343099 A JP H0343099A
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Nanibhushan Dattagupta
ナニブフシヤン・ダツタグプタ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特定の配列の検出のための遺伝子の増幅に関
する。さらに詳しくは、本発明は、固定化されているか
、あるいは固定化可能なオリゴヌクレオチドを使用して
、特定の核酸配列を検出する方法に関する。
本発明は、要約すれば、次の通りである:試料中の特定
の標的核酸配列を増幅する方法であって、(a)ハイブ
リダイゼーション条件下に、(i)第1プライマー核酸
および第2ブライマー核酸を(ii)標的核酸配列を含
有する試験試料と接触させ、前記第1または第2のプラ
イマー核酸の一方は、好ましくは固体の物質に、固定化
されているか、あるいは固定化可能であり、他方は固定
化されているか、あるいは固定化可能であるか、あるい
は標識されており、 (b) 工程(a)の得られた産生物をエキステンダー
酵素および少なくとも1つのヌクレオチド残基、好まし
くはヌクレオチドトリホスフェートと、伸長のため、生
ずるハイブリダイゼーションしたプライマー核酸を、好
ましくは前記固体の物質と反対方向に、伸長する条件下
に、接触させ、(c)工程(b)の産生物を変性して、
固定化された標的核酸配列を産生し、そして (d)工程(a)、(b)および(c)のサイクルを少
なくとも1回反復し、前のサイクルの工程(c)の産生
物を(a)(ii)の代わりに使用する、 ことを特徴とする方法。前述の方法を使用して、標的核
酸配列を含有することが疑われる試験試料を使用するこ
とによって、特定の標的核酸配列を検出することができ
る。
核酸配列の大規模な産生は、通常、特異的ベクター中で
特定の配列をクローニングことによって実施される。ク
ローニングすべき配列を分離し、同定し、−末鎖または
二本鎖のベクターに共有結合させ、次いでクローニング
する。余分のDNAをもつベクターを宿主細胞から分離
しそして、要件に依存して、DNAのクローニングした
片は制限し、そしてDNAの残部から分離しなくてはな
らない。−末鎖DNAを必要とする場合、それを−末鎖
のベクター中で仔ウシするか、あるいは鎖の分離を必要
とする。すべてのこれらの技術は、熟練した生化学的ま
たは生物学的系の操作を包含する。
アナリティカル・バイオケミストリー(Analyt、
Biochem、)、140.95−103(1984
)は、−末鎖DNAの鋳型をセルロースへ非特異的に固
定化することによってDNAハイブリダイゼーションプ
ローブを産生ずる方法を記載している。この方法は有用
であるが、新しく合皮した産生物のDNAの長さの分布
は所望のように均一ではない。今、これはセルロースへ
の鋳型DNAの多数のに組み込みのためであるように思
われる。
2つのグローブを含む均質な系は、欧州特許出!!第1
92.168号に記載された。この方法は2つのオーバ
ーラツプしないプライマーを使用し、その一方は検出の
ために標識されており、そして他方は雑種の分離のため
に標識されている。アッセイは均質な溶液中で実施し、
そして雑種は引き続いて固体の支持体を使用するにおい
て固定化反応および分離プローブにより分離する。
プライマーとして固定化されたポリヌクレオチドおよび
オリゴヌクレオチドを使用することによって精製したポ
リヌクレオチド配列を増幅することは、米国特許第4.
734,363号およびアナリティカル・バイオケミス
トリー(Analyt、Biochem、)、5upr
aに記載されている。米国特許第4,734,363号
において末端カップリングおよびアシュレイ(Ashl
ey)らにおいて非特異的なランダムな力・7プリング
反応が、ポリヌクレオチドの固定化のために使用された
サイキ(Saiki)ら、サイエンス(Science
) 、230,1350 (1985)は、オリゴヌク
レオチドとのハイブリダイゼーションにより点突然変異
を検出するために、ヒト成長培地試料中でベーターグロ
ビン核酸配列を増幅する方法を記載している。この産生
物の配列は溶液中で形成される。ハイブリダイゼーショ
ンのために、DNAを増幅後に固定化しなくてはならな
いか、あるいは制限消化および分離を配列の分析のため
に実施しなくてはならない。
サイキ(Saiki)らにより記載される増幅の方法は
、また、米国特許第4.683.195号および米国特
許第4.683.202号[以後、ムリス(Mulli
s)に記載されている。−この方法の有意の制限は、生
ずる増幅された配列が混合から容易に分離されないか、
あるいは容易に操作できず、こうして熱サイクルの停止
時に増幅された配列を分析または検出するためにかなり
の努力をさらに必要とすることである。
本発明は、特定の配列の検出のために遺伝子を増幅する
ことに関する。増幅された配列は、固定化されているか
、あるいは固定化可能であるか、あるいは非アイソトー
プ的に標識されたプライマー配列を使用して産生される
ので、産生物は検出のために固定化することができる。
プライマーとして働く配列を、また、伸長反応の間に標
識することができる。
さらに詳しくは、本発明は、試料、例えば、二本鎖DN
Aからなる試料中の特定の標的核酸配列を増幅する方法
であって、 (、)ハイブリダイゼーション条件下に、(i)第1プ
ライマー核酸および第2プライマー核酸を(i i)標
的核酸配列を含有する試験試料と接触させ、前記第1ま
たは第2のプライマー核酸の一方は、好ましくは固体の
物質に、固定化されているか、あるいは固定化可能であ
り、他方は固定化されているか、あるいは固定化可能で
あるか、あるいは標識されており、 (b)工程(a)の得られた産生物をエキステンダー酵
素および少なくとも1つのヌクレオチド残基、好ましく
はヌクレオチドトリホスフェートと、伸長のため、生ず
るハイブリダイゼーションしたプライマー核酸を、好ま
しくは前記固体の物質と反対方向に、伸長する条件下に
、接触させ、(c)工程(b)の産生物を変性して、固
定化された標的核酸配列を産生じ、そして (d)工程(a)、(b)および(c)のサイクルを少
なくとも1回反復し、前のサイクルの工程(c)の産生
物を(a)(i i)の代わりに使用する、 ことを特徴とする方法に関する。
本発明は、また、試料、例えば、二本鎖DNAからなる
試料中の特定の標的核酸配列を増幅する方法であって、 (a)ハイブリダイゼーション条件下に、(i)第1プ
ライマー核酸および第2グライマー核酸ヲ(ii)標的
核酸配列を含有することが疑われる試験試料と接触させ
、前記vglまたは第2のプライマー核酸の一方は、好
ましくは固体の物質に、固定化されているか、あるいは
固定化可能であり、他方は固定化されているか、あるい
は固定化可能であるか、あるいは標識されており、 (b)工程(a)の得られた産生物をエキステンダー酵
素および少なくとも1つのヌクレオチド残基、好ましく
は標識されたヌクレオチドトリホスフェートと、伸長の
ため、生ずるハイブリダイゼーションしたブライマー核
酸を、好ましくは前記固体の物質と反対方向に、伸長す
る条件下に、接触させ、 (c)工程(b)の産生物を変性して、固定化された標
的核酸配列を産生し、 (d)工程(a)、(b)および(c)のサイクルを少
なくとも1回反復し、前のサイクルの工程(c)の産生
物を(、)(ii)の代わりに使用し、そして (e)増幅された配列が存在するかどうかを決定する、 ことを特徴とする方法に関する。
本発明は、さらに、特定の標的核酸配列を増幅するため
のキットに関し、このキットは1または2以上の容器か
らなり、前記容器は、(a)固定化されているか、ある
いは固定化可能であるプライマーの核酸、(b)固定化
されているか、あるいは固定化可能であるか、あるいは
標識されている核酸、(c)エキステンダー酵素、およ
び(d)伸長のための少なくとも1つのヌクレオチド残
基を含有する。
本発明は、また、特定の標的核酸配列を増幅するための
キットに関し、このキットは1または2以上の容器から
なり、前記容器は、(a)固定化されているか、あるい
は固定化可能であるプライマーの核酸、(b)固定化さ
れているか、あるいは固定化可能であるか、あるいは標
識されている核酸、(c)エキステンダー酵素、(d)
伸長のだめの少なくとも1つのヌクレオチド残基および
(e)増幅された配列の検出のために特異的な標識され
たハイブリダイゼーション可能なオリゴヌクレオチドを
含有する。
本発明は、固定化されているか、あるいは固定化可能な
オリゴヌクレオチドを多数の他の配列を含有する粗製混
合物中の特定の配列の増幅に使用することができること
において、先行技術を越えた有意の改良を提供する。そ
のうえ、この方法の終わりに産生された所望の分析物は
、固定化された形態であり、そして異質相のアッセイに
準備される。本発明は、固定化され増幅された配列を産
生し、そして完全な分析のために自動化された系として
処理することができる。
本発明の1つの実施態様は、ムリス(Mulli3)の
特許、米国特許第4.683.195号および米国特許
第4,683.202号(これらの開示をここに引用に
よって加える)より改良されている。この改良において
、プライマーの少なくとも1つは固定化されているか、
あるいは固定化可能である。
本発明のいくつかの好ましい実施態様は、要約すると、
次のとおりである: 表1 プライマーの    プライマーの    増幅された
性質 核酸1    性質 核酸1 (1)固定化された 固定化された (2)固定化された 固定化可能 (3)固定化された 標識された (4)固定化可能 標識された (5)固定化可能 固定化された (6)標識された 固定化された (7)標識された 固定化可能 産生物の検出 凝集、ハイブリダ ゼーション、比色 測定または蛍光側 定 凝集、ハイブリダ イゼーション、比 色測定または蛍光 測定 標識またはハイブ リダイゼーション l!lI識またはハイブ リダイゼーション 凝集、ハイブリダ イゼーション、比 色測定または蛍光 測定 標識またはハイブ リダイゼーシヲン 標識またはハイブ リダイゼーション (8)固定化された           凝集、ハイ
ブリダ/標識された              イゼ
ーション、比色測定または蛍光 測定 (9)固定化可能            凝集、ハイ
ブリダ/標識された              イゼ
ーション、比色測定または蛍光 測定 (10)       固定化された    凝集、ハ
イブリダ/標識された    イゼーション、比色測定
または蛍光 測定 (11)      固定化可能     凝集、ハイ
プリダ/H識された    イゼーシ5ン、比色測定ま
たは蛍光 測定 表1において、増幅された産生物の検出の他の方法、例
えば、産生物の制限エンドヌクレアーゼ消イI/ 封 
Frに/r” +1−雪4「ル重h 九n11)十 ヱ
 t し ム;っ咋 冬 ヱアッセイのための試験核酸
配列の増幅に関する、上の表1中の特定の実施態様(3
)および(6)の詳細な説明は、試験核酸配列の1つの
鎖に対して相補的な固体の支持体に取り付けられた核酸
および検出可能な標識に取り付けられた他の核酸をハイ
ブリダイゼーション条件下に接触させ、前記核酸は試験
試料の核酸の他の鎖に対して相補的であり、ハイブリダ
イゼーションした核酸を酵素で伸長して、試験試料に対
して相補的な配列を産生し、産生物を変性し、モして再
アニーリングして、より伸長可能な構造体を産生し、そ
してこの方法を反復して、出発濃度より大きい量で固体
の支持体固定化試験配列を産生ずることを包含する。次
いで、産生物は、例えば、次のようにしてアッセイする
: (a)標識されたオリゴヌクレオチドをプライマーとし
て使用し、そして第2ブライマーが固定化された形態で
ある場合、支持体上の標識の検出は試験の増幅された核
酸の存在を検出するであろ(b)特異的プローブとハイ
ブリダイゼーションさせることによって; (c)伸長反応の間、標識された核酸残基が組み込まれ
る場合、このような残基の組み込みの程度は特定の配列
の存在を決定するか、あるいは(a)後伸長凝集反応。
アッセイのための核酸配列の増幅に関する他の実施態様
(4)および(7)の詳細な説明は、試験核酸配列の1
つの鎖に対して相補的な固体の支持体に固定化可能な核
酸および検出可能な標識に取り付けられた他の核酸をハ
イブリダイゼーション条件下に接触させ、前記核酸は試
験試料の核酸の他の鎖に対して相補的であり、ハイブリ
ダイゼーションした核酸を酵素で伸長して、試験試料に
対して相補的な配列を産生し、産生物を変性し、再アニ
ーリングして、より伸長可能な構造体を産生し、この方
法を反復して、出発濃度より大きい量で試験配列を産生
じ、そして増幅された産生物を固体の支持体と接触させ
て検出のための固定化を実施することを包含する。次い
で、固定化された産生物は、例えば、次のようにしてア
ッセイする: (a)固体の支持体上の標識を検出し:そして(b)特
異的プローブとハイブリダイゼーションする。
前述したように、サイキらおよびムリスは試験試料の増
幅のポリメラーゼ鎖反応(P CR)を記載している。
サイキらおよびムリスは2つの異なるオリゴヌクレオチ
ドをプライマーとして使用した。試験試料の核酸はプラ
イマー伸長反応のための鋳型として働く。オリゴヌクレ
オチドは二本鎖の試料DNAの2本の鎖の端に対して相
補的であった。サイキらおよびムリスにおいて、一方の
オリゴヌクレオチドは一方の鎖に対して特異的であり、
そして他方のオリゴヌクレオチドは相補的鎖に対して特
異的である。両者のオリゴヌクレオチドは分析すべき突
然変異配列の領域を7ランキングする。オリゴヌクレオ
チドを試験試料の核酸とアニーリング条件下に混合する
とき、オリゴヌクレオチドは、各オリゴヌクレオチドの
3′ ヒドロキシルが伸長のために利用できるような方
式でハイブリダイゼーションするであろう。オリゴヌク
レオチドを鋳型依存性プライマー伸長酵素、例えば、D
NA、ポリメラーゼ、逆転写酵素などで伸長され、オリ
ゴヌクレオチドのハイブリダイゼーションおよび伸長を
反復する。このような増幅の欠点は、最終産生物の分析
が困難な試料取り扱い工程、例えば、固定化を必要とす
ることである。
PCR法は固定化されているか、あるいは固定化可能な
核酸プライマーの使用により有意に改良される。本発明
の最後の増幅された産生物は、既に固定化されているか
、あるいは増幅の効率を有意に損失しないで特異的に固
定化可能である。
第1図において、増幅の最初のサイクルのだめの鋳型と
して働く、試験試料の核酸を、ハイブリダイゼーション
条件下に、固定化されているか、あるいは固定化可能な
プライマーの核酸と接触させる。プライマーはお互いに
対して相補的でない。
プライマー鋳型の雑種が形成した後、それらを酵素によ
り伸長する。次いで、増幅された配列をそれ以上の増幅
のために再循環させる。
好ましい実施態様において、プライマーの核酸はオリゴ
ヌクレオチドであり、そしてそれらは試料のDNAの3
′末末端列に対して相補的である。
核酸のプライマーは3〜10キロ塩基以上、好ましくは
5〜100塩基の長さを有することができる。3′ ヒ
ドロキシをもつ相補的な(試料に対して)核酸は、鋳型
仲介伸長反応のためのプライマーとして働くことができ
る。
2つのプライマーを使用する目的は、両者の鎖を増幅す
るためである。プライマーは試料配列に対して相補的(
それら全体が)あってはならない。
それらは配列の特異的な、鋳型仲介伸長反応を開始する
ために十分に相補的でなくてはならない。
鋳型仲介プライマー伸長反応の信頼性を維持するために
、開始は完全に合致した塩基対領域から起こるべきであ
る。最小配列は3塩基対を含む。通常、5〜7塩基対の
二本鎖領域は、25°C以下においてプライマー伸長反
応を行うために十分に強い。それが5bpより少ない場
合、低温の伸長反応が実施された。
本発明は先行技術に記載されている増幅方法の改良であ
る。欧州特許(EP)0192.168号は、ポリヌク
レオチド配列を固定化および検出する方法を開示してお
り、そしてその開示をここに引用によって加える。本発
明は試験試料の核酸の増幅の方法を記載し、ここで増幅
された配列は固定化された形態で産生される。このよう
な方法に関連する主要な利点は、産生物が特異的に固定
化可能であるか、あるいは固定化された状態で形成され
るということである。これは増幅されない配列(時には
試験配列の10’〜10’倍)の分離を容易にする。そ
れは特異的に固定化可能であるか、あるいは固定化され
た形態であるので、分析は一層容易である。
核酸、ことにオリゴヌクレオチドの固定化は、親和クロ
マトグラフ(−(Affinity  Chromat
ography)、HerberSchott、IMa
rcel  Dekker、Inc、、15−21ペー
ジ(1984)に記載されている。その中に記載されて
いる固定化法の大部分は、スペーサーまたはリンカ−残
基を経て実施することができる。例えば、「セファデッ
クス(Sephadex)Jまたはセルロース粒子を使
用する代わりに、直接、ポリアミンまたはセルロース結
合「セファデックス(Sephadex)Jを使用する
ことおよびオリゴヌクレオチドのカップリング部位aS
タンパク質またはポリアミン残基を使用することが可能
である。
例えば、臭化シアン活性化「セファデックス(Seph
adex)Jをまず大過剰のポリアミン、例えば、スペ
ルミンと反応させ、次いでオリゴヌクレオチドへ酸化的
反応によりカップリングすることができる。欧州特許(
EP)164,586号に記載されているように、アミ
ノ標識オリゴヌクレオチドを可変りンカー長さで調製す
ることができる。アミノ標識したオリゴヌクレオチドを
調製する他の方法は、また、この分野において記載され
ている。
本発明の固定化マトリックス(固体の支持体)として、
反応性または活性化セルロース、「セファデックス(S
ephadex)J、「セファローズ(Sepharo
se)」、「セファクリル(Sephacryl)」、
ポリスチレンラテックス、ポリアクリレート、ポリビニ
ルアルコールあるいは化学反応を行うように活性化する
ことができる他の合成または自然に産出するマトリック
スを使用することができる。
伸長反応のための基質は、lまたは2以上の核酸残基、
例えば、ヌクレオシドトリホスフェート(NTP)であ
る。
配列の忠実度のために必要なプライマーまたは伸長反応
へのヌクレオシド残基の付加は特異的であるので、酵素
、例えば、DNAポリメラーゼ、プライマーのクレノー
断片または逆転写酵素、taqポリメラーゼは好ましい
。これらの酵素は特異的プライマー伸長反応を触媒する
。このような酵素は、固定化されたとき、効率を有意に
損失しないで、オリゴヌクレオチドプライマーに作用す
るであろうことは、予覇さハず力1つ予測不可能↑あっ
た。
本発明は分析のために固定化された配列を産生ずる。1
つの実施態様において、このような配列の存在は伸長の
ために標識されたヌクレオチド残基を使用することによ
って検出することができる。
例えば 12p標識またはフルオレセイン標識されたヌ
クレオシドトリホスフェートを酵1DNAポリメラーゼ
を使用する伸長のための基質として使用するとき、伸長
された産生物は標識されるであろう。このような標識(
32Pについて放射性およびフルオレセインについて蛍
光性を検出することによって、試験配列の核酸の存在を
確証することができる。
増幅されたシグナルは、また、特異的グローブとのハイ
ブリダイゼーションにより検出することかできる。
固定化されているか、あるいは固定化可能なオリゴヌク
レオチドプローブは、増幅すべき配列の3′末端または
5′末端に対して相補的である少なくと≠11つの一太
輔世其が別力)へfrスアもスろグローブは、酵素伸長
反応を実施する前に、全体の配列に対して相補的であっ
てはならない。プローブの末端の相同性は、3ヌクレオ
チド程度に短く、そして200ヌクレオチド程度に長く
あることができるが、lO〜30ヌクレオチドの残基は
好ましい。
オリゴヌクレオチドは、固体の基質にその1mで結合す
るオリゴヌクレオチドにより固定化することができ、こ
こで伸長は固体の基質に対しては反対方向に起こる。
試料は二本鎖DNAからなることができ、そして各オリ
ゴヌクレオチドは二本鎖DNAの鎖に対して相補的であ
ることができる。
増幅された配列の存在の検出は、次の方法を包含する多
くの方法で実施することができる:(1)核酸残基、例
えば、標識、例えば、放射性部分、染料、蛍光性部分ま
たは酵素で標識し、次いで分析を実施してこのような標
識の存在を決定する; (2)特定の標的核酸配列を検出する前述の方法の工程
(d)の産生物を、試験する配列とハイブリダイゼーシ
ョン可能な標識されたプローブ(このような標識は前述
のものであることができる)とハイブリダイゼーション
させ、そして実際にハイブリダイゼーションが起こった
かどうかを決定する; (3)物理的性質の変化または差の決定、例えば、電気
泳動、遠心、ゲル透過クロマトグラフィーを実施するか
、あるいは顕微鏡検査(大きさの差を検出するための視
的決定)を使用して分子量または密度を検出する。
プライマー プライマーは、この分野において、適切な向きに余分の
一本!11(これは存在するか、あるいは反応において
つくることができる)の配列をもつ相補的核酸とらせん
を形成する、酵素的に伸長することができる核酸分子量
として知られている。核酸伸長酵素の大部分は存在する
ヌクレオチド残基の3′側に残基を付加するので、コピ
ー配列はプライマーの3′側に向かって相補的形態の一
本鎖であるべきである。プライマーは通常オリゴヌクレ
オチドであるが、任意のハイブリダイゼーション可能な
りNA1RNAまたはオリゴヌクレオチドを包含する。
より高い分子量の一本鎖核酸は、また、プライマーとし
て働くことができる。トリヌクレオチド程度に短い核酸
および10kb程度に長い核酸はプライマーとして働く
ことができる。
好ましい大きさは、コピーまたは増幅すべき配列の特異
的性質により決定される。プライマーの最も好ましい大
きさはへキサヌクレオチドとサーティマーとの間である
。この出願における実施例は、20マー〜30マーの長
さのオリゴヌクレオチドプライマーを使用するが、他の
長さを利用することができる。固定化可能な核酸は欧州
特許(E P)192.168号に詳細に記載されてい
る。伸長したプライマーは同様な方式で使用することが
できる。
固定化法 オリゴヌクレオチドの化学的固定化は、この分野におい
てよく知られている。例えば、親和クロマトグラフィー
(Affinity  Chromatography
)、Herber   Sch。
it、Marcel   Dekker、Inc−11
5−21ベージ(1984)は、オリゴヌクレオチドお
よび核酸の固定化の異なる方法を記載している。この本
に記載されていない他の方法は、また、この分野におい
て知られている。クロロメチルおよびスチレンのコポリ
マーは、第一アミン含有オリゴヌクレオチドの固定化に
使用することができる。異なるタイプのラテックスを、
タンパク質の固定化において使用するのと同様な化学に
従って固定化に使用することができる。原理的には、固
体の支持体、例えば、セルロースおよびその誘導体「セ
ファデックス(Sephadex)J、「セファローズ
(Sepharose)Jおよび同様な物質、紙のラテ
ックス粒子、ガラスに基づく物質、ポリウレタン、「テ
フロン(TEFLON)Jに基づく粒子またはシート、
「イモピロン(IMMOB I LON)Jなどを固定
化のための図化の古椿体ンして使用することができるが
、これらに限定されない。
磁気粒子を使用する場合、蛍光性結合プライマーからの
非結合蛍光性プライマーの分離は磁場を使用して実施す
ることができる。増幅手順後、反応室を磁場に密接させ
て保持する。固定化された粒子は固定され、そして上澄
み液をデカンテーションまたは吸引することができる。
固定化された粒子を反復して洗浄して、過剰の非結合蛍
光性標識プライマーを反応混合物から除去する。洗浄後
、磁気粒子を再懸濁し、そして粒子上の蛍光性シグナル
を定性的または定量的に決定することができる。他の標
識つけ方法を磁気粒子と組み合わせて利用することがで
きる。
ハイブリダイゼーシタンを使用しない標識つけおよび検
出 プライマーの1つが固定化されているか、あるいは固定
化可能であるとき、検出は固体の支持体上で標識された
プローブとの/%イブリダイゼーションにより実施する
ことができるか、あるいは産生物は検出可能な標識で誘
導化した他のプライマーを使用して直接検出することが
できる。検出可能な標識、例えば、蛍光団によるオリゴ
ヌクレオチドの標識つけはこの分野において知られてい
る。
すべての検出技術は当業者により実施されることができ
る。
ビオチンはよく知られたビオチン−アビジン技術を使用
して固定化されているか、あるいは固定化可能なプライ
マーのための標識として利用することができる。固定化
された/標識された系において、ビオチンは1つのプラ
イマー上に存在し、そして固定化された基質は第2プラ
イマー上に存在するであろう。固定化可能な/標識され
た糸において、ビオチンは1つのプライマー上に存在し
、熱サイクルによる増幅後、ビオチン含有産生物を固定
化することができる。
標識されたプライマー 分離され固定化された分画または残りの反応溶液中の標
識され伸長されたプライマーの存在を決定して、アッセ
イを実施する、多数の方法を本発明において使用するこ
とができる。増幅された試料中の標識の存在を検出する
普通の手段から1つを選択することができる。
標識は標識または検出可能な物理的、化学的または電気
的性質を有する物質中に組み込まれたプライマーのオリ
ゴヌクレオチドに固有の特性であろう。検出可能な標識
つけ物質を導入するとき、それは直接、例えば、共有結
合によりプローブへ結合することができるか、あるいは
間接的に、例えば、マイクロカプセルまたはリポソーム
中に究極的に検出可能な物質を組み込み、次いでそれを
検出可能なプローブに結合することによって結合するこ
とができる。
標識つけ物質はイムノアッセイの分野においてよく開発
されており、そしてこのような方法において一般にほと
んどの任意の標識を本発明に適用することができる。と
くに次のものは、有用である:酵素的に活性な群、例え
ば、酵素[参照、クリニカル−ケミストリー(cIin
、Chem、)、(1976、)22 :1232、米
国再発行特許第31.006号および英国特許第2.0
19.408号]、酵素基質(参照、米国特許第4,4
92゜751号)、補酵素(米国特許第4.230.7
97号および米国特許第4.238,565号)、およ
び酵素阻害因子(参照、米国特許第4,134.792
号):蛍光体[参照、クリニカル・ケミストリー(cI
 in、Chem、)、(1979)25 : 353
]  ;発色団:発光体、例えば、化学発光体および生
物発光体(米国特許第4,380.580号);特異的
結合可能な配位子、例えば、ビオチン(参照、欧州特許
明細書63,879号)またはハゲテン(参照、PCT
発行83−2286号);放射性同位元素、例えば、3
H135S、32p11ハ11および1Cにのような標
識はそれら自身の物理的性質(例えば、蛍光体、発色団
および放射性同位元素)またはそれらの反応性または結
合性質(例えば、配位子、酵素、基質、補酵素および阻
害因子)に基づいて検出される。例えば、コファクター
標識種は、標識がコファクターである酵素(またはサイ
クル系を使用する場合酵素)および前記酵素の1または
2以上の基質の添加により検出することができる。ハブ
テンまたは配位子(例えば、ビオチン)配位子種は、検
出可能な分子で標識した配位子に結合するハプテンまた
はタンパク質(例えば、アビジン)に対する抗体の添加
により検出することができる。このような検出可能な分
子は、測定可能な物理的性質(例えば、蛍光性または吸
収)をもつ分子または酵素反応に参加する物質(例えば
、上を参照)であることができる。例えば、基質へ作用
して、測定可能な物理的性質を発生する酵素を使用する
ことができる。後者の例は、次のものを包含するが、こ
れらに限定されない:ベーターガラクトシダーゼ、アル
カリ性ホスファターゼおよびペルオキシダーゼ。
本発明の好ましい実施態様において使用する標識を調製
する方法は、先行技術から容易に入手可能である。標識
するとき、ハイブリダイゼーションおよび伸長に参加す
る標識されたプライマーの能力を実質的に妨害しないで
、核酸の修飾に有効である合皮アプローチ、および伸長
および引き統く検出に使用すべき条件下に十分に安定で
ある標識を選択する。凝集検出についての方法は、次の
文献を参照:グリエコ(Grjeco)8よびメリ不イ
(Meriney)、臨床医のための免疫診断(Imm
unodagnosis  C11nicians)(
1983)、第2章。
次の実施例によって、本発明をさらに説明する。
実施例1 ヒトベーターグロブリンの配列を、本発明のためのモデ
ルの系として使用する。任意の既知の配列を固定化され
たプライマーの適切な選択により増幅することができる
配列WPまたはそれより短い WP  5’ACACAACTGTGTTCACTAG
  3’ および配列CPまたはそれより短い CP  3’CCACTTGCACCTACTTCAA
C5’ これらのオリゴヌクレオチドおよび標的グロブリン配列
に対するそれらの関係は、サイキ(Saiki)ら、サ
イエンス(Science)、230.1350 (1
985)に発表された。
オリゴヌクレオチドプライマーを、アミン末端をもつ炭
素鎖りンカーを各オリゴヌクレオチドの5′末端上に、
アプライド・バイオシステムス(Applied  B
iosystems)supraから入手可能な試薬お
よびプロトコルを使用して配置して修飾する。次いで、
修飾されたプライマーは3次元の表面に共有結合するこ
とができる。
固定化された固体の支持体のために、プライマーの局所
的濃度は溶液中の平均濃度より大きい。修飾されI;オ
リゴヌクレオチドプライマーを固体の基質に共有結合す
る前に、修飾されたプライマーを熱サイクルにかけて、
プライマーの修飾が増幅に悪影響を及ぼすかどうかを決
定した。第3図に示すように、プライマーにより規定さ
れた100塩基対の配列の形成はプライマーの5′末端
におけるNH2の存在により悪影響を受けなかった。
別のリンカ−1例えば、アルキル、例えば、C2まI:
はCI9を利用するこ、L−がでILすI−同一または
異なるリンカ−を利用してプライマーを固定化および/
または標識することができる。リンカ−の選択は、ヌク
レオチド配列の増幅の妨害の不存在に基づく。例えば、
転写が固体の基質から離れているとき、より短いリンカ
−を使用することができる。ある固体の基質のだめのよ
り長いリンカ−は、転写が固体の基質の方向にあるとき
、必要である。
修飾されたオリゴヌクレオチドを、ホウ酸塩の存在下に
クロロメチルスチレン(cMS)のビーズに共有結合し
た。ビーズを洗浄し、そしてペレットにして結合しない
オリゴヌクレオチドを除去した。
固定化されたWP8よびCPを含有するほぼ20μαの
水性懸濁液中のビーズを、10ミリモルのトリス−HC
l  pH7,5,50ミリモルのNaC]、lOミリ
モルのM g CI 、、1.5ミリモルのデオキシヌ
クレオシドトリホスフェート(すべて4)を含有する溶
液(1mQ)に添加する。それらを37℃に10分間加
熱し、そして2O単位のE、coli  DNAポリメ
ラーゼのタレ/−断片(PL−Biochemica 
I)を添加する。反応を5分間進行させる。次いで、こ
の溶液をマイクロフーグ(microfuge)内で放
射性基質としてデオキシヌクレオシドトリホスフェート
の1つを使用して遠心し、そしてシンチレーションカウ
ンターでビーズの放射能を計数することによって推定す
る。
この反応は、(0,lpg)の10μQの水性熱変性し
た(100℃)水冷試料DNA (ヒト)の添加後、反
復する。このサイクルは、全混合物を沸騰する水浴中で
加熱し、そして37℃に急速に冷却することによって反
復する。サイクル毎に、新鮮な酵素(2単位)のアリコ
ートを添加する。
反復した加熱および冷却はビーズを凝集させ、伸長およ
びアニーリングのために最適よりよくない状態にビーズ
を残すことがある。この問題を最小にするためにこの分
野において知られている方法は、「ライ−780」、グ
リシン、およびウシ血清アルブミン(BSA)のような
物質の使用を包含する。オリゴヌクレオチドの修飾した
共有結合後、添加されるこのような物質の1つまたは組
み合わせは、この問題を解決することができる。
最終産生物は、マイクロ7−グ内の遠心により、固定化
され増幅された配列として集められる。次いで、固定化
された産生物の核酸は、3つの異なる方法、すなわち、
次のようにしてアッセイされる: (1)*識された19マーとのハイブリダイゼーション
; (2)2つの酵素を使用する消化(Sience、23
0.1350 (1985);(3)制限消化を使用す
るか、あるいは使用しない直接の検出。
アガロースゲル上の電気泳動により分析した増幅の結果
を、第2図に示す。
実施例2 ビーズ上へ固定化された増幅された産生物は、沸騰する
水浴上で加熱い、次いで水中で冷却することによって変
性する。後述するように、次いでビーズを32p標識さ
れたオリゴヌクレオチドとハイブリダイゼーシヨンさせ
る。
分子ハイブリダイゼーションのために、次の混合物を調
製する: 450μCの2QXNEb 750μgの20%の硫酸デキストラン150μQの脱
イオン水 75μaの1ooxデンハルト溶液 75μQ10%のNP−4Q洗浄剤(Sigm a ) この混合物に、次の文献に記載されているようにして調
製したオリゴヌクレオチドグローブのI/10の部分を
添加する二N、ダッタグプタ(Dattagupta)
、D、ラビン(Rabin)、G、ミチャウド(Mic
haud)およびP、M。
M、 ラエ(Rae)、r高い特異的活性のオリゴヌク
レオチドプローブの発生の簡単な方法(Simple 
 Methods  for  Generation
  of  High  5pecificActiv
ity  Oligonucleotide  Pro
bes)J、BioTechiquess Vol、5
、No、L 38−43、(1987)。最終の19マ
ーのプローブの濃度はほぼ1ナノモルである。これより
多くのプローブの添加はバックグラウンドを増加するこ
とが発見された。単一のまたはわずかの反応のための標
識されたプローブを調製するために、上に詳細に説明し
た標識つけプロトコルの規模を、比例的に少ないプライ
マー、鋳型、dGTPlおよびdATPを使用して小さ
くする。0.1×反応は101J4で実施することがで
き、0.2×反応は20μaで実施することができる、
など。体積が許すとき、[アル7γ32p−アルファー
ATPは蒸発乾固丁る必要はない。
増幅されたほぼ0.5mffの配列を含有するビーズを
、1端の左が開いI;プラスチックの袋(例えば、rS
EAL−A−MEALJ、rSEALAND  5AV
EJなど)に入れる。放射性ハイブリダイゼーション混
合物を、バスツールビベ・ットまたは21ゲージの針を
もつ注射器で添加し、そして袋の残りの端を密封する。
ハイブリダイゼーションは50℃において1時間実施す
る。
ハイブリダイゼーション後、ビーズを試験管内で遠心に
より分離し、そしておだやかに農産しながら6XSSC
(生理的塩類溶液のクエン酸ナトリウム)で洗浄する。
厳格な洗浄のために、ビーズを予備加温したl。
6mQの5xSSCを含有する1、5mdの培養管に移
す。試験管を57℃の循環する水浴中に10分間再び入
れる。液体を急速に遠心し、さらに1.5rrlの予備
加温した5xSSCを添加し、次いで試験管を水浴中に
再びさらに10分間入れ、液体を再び遠心し、次いで上
澄み液を廃棄する。
試験管中の放射能をシンチレーションカウンターで計数
する。ビーズに関連する放射能はハイブリダイゼーショ
ンの測度であり、それゆえもとの試料中の試験遺伝子の
存在の指示である。
実施例3 2つの酵素を使用する消化 サイキ(S i k i)ら、サイエンス(Scien
ce)、230.1350 (1985)に記載されて
いるように、実施例1の増幅された産生物をハイブリダ
イゼーションによりアッセイし、次いで制限消化し、そ
してゲル電気泳動または薄層クロマドグ2フイーにより
分離する。
実施例4 直接の検出 増幅された産生物は、増#i/伸長反応のための基質と
してヌクレオシドトリホスフェートを使用することによ
って、直接アッセイすることができる。例えば、32P
標識されたまたはフルオレセイン標識されたまたはビオ
チン標識されたヌクレオシドトリホスフェートを基質と
して使用する場合、伸長された核酸中への標識の組み込
みは特異的プロセス、それゆえ特異的試験配列の存在の
直接の指示である。増幅後、増幅された核酸はビーズ中
に存在し、そしてビーズ上の標識の存在は試験配列の存
在を示す。フルオレセイン、ビオチンまたは32pにつ
いてのアッセイは、この分野においてよく知られている
。他の普通の標識を、また、この目的に使用することが
できる。
ビーズの物理的性質の差は、また、検出のために使用す
ることができる。電気泳動の移動度、遠心の場における
密度およびクロマトグラフィーの性質を、また、検出の
目的に使用することができる。
ドの固定化 スチレンおよびクロロメチルスチレンの乳濁重合により
調製された、75%のクロロメチル基を含有するポリス
チレンラテックスを洗浄し、そして次のようにして混合
床上で脱イオン化した:2gのAG501−x8混合床
の樹脂(Biorad1米国カリフォルニア州リッチモ
ンドすを30m12のコレックスガラスの試験管に取っ
た。この試験管に、20mgの脱イオン水および1mQ
の樹脂の10%の懸濁液を添加した。この混合物を室温
において1時間震盪した。次いで、懸濁液を焼結ガラス
の漏斗で濾過して、濾液としてビーズを集めた。次いで
、樹脂床を1mQの脱イオン水で洗浄した。混合床上の
洗浄および脱イオン化をもう一度反復した。最後に洗浄
した材料を4℃においてガラス管中に貯蔵した。この手
順を日常的に使用してラテックス粒子を脱イオン化およ
び洗浄する。
オリゴヌクレオチドを含有する第一アミンの固定化は、
次のようにして実施した:400paの10ミリモルの
ホウ酸ナトリウム(pH8,3)をマイクロフーグ管(
1,5m(2)中に取り、そして10μQの洗浄したラ
テックス粒子(はぼ2mg)を添加し、次いで同一緩衝
液中の10μQのオリゴヌクレオチドをlμg/μQで
添加した。
この混合物を室温において4時間農産した。非反応のク
ロロメチル基を500pQの100ミリ七°ルののグリ
シン、0.1%の「ツイーン80」を室温において10
時間添加して遮断した。次いで、懸濁液を遠心して非反
応物質を除去し、そして100ミリモルのグリシン、「
ツイーン20Jおよび1%のウシ血清アルブミンで洗浄
した。次いで、ラテックス粒子を洗浄緩衝液中に4°C
において貯蔵した。
同様な方法を使用してアミノリンク(−NH。
含有)オリゴヌクレオチドを、アミノ反応性固体の支持
体にカップリングすることができる。
物の検出 この実施例を実施して、増幅のために固定化されたオリ
ゴヌクレオチドプライマーを使用する容易性を実証した
。典型的な1OOpαの反応混合物は、次の成分を含有
する: 1μaのすべての4つの各ミリモルのヌクレオシドのデ
オキシヌクレオシドトリホスフェート混合物、 2μαのゼラチン、10pg/μa 2μQの可溶性オリゴプライマー 1μg/μα、 10μαの固定化されたプライマー xpQの鋳型(濃度はlピコグラム程度に低くあること
ができる)、 2.5単位の熱安定性DNAポリメラーゼ[lpaのt
aqポリメラーゼ(New  England  Bi
olab)]および (100−(x+16))pQの50ミリモルのKCI
% 1029モルのトリス pH8,4,2,5ミリモ
ルのMgCl、を含有する緩衝液。
次いで、この混合物を30〜35反復の次ぎの加熱−冷
却サイクルで処理した:この混合物を95℃に加熱し、
次いで40℃にアニーリングのために冷却し、次いで伸
長のために70℃に加熱した。最後のサイクルの終わり
に、この混合物を70℃に10分間維持して最後のサイ
クルを完結した。次いで、試料をアガロースゲル上で分
析した。
結果を表2に示す。
試料としてpss737を使用する左から右への増幅の
産生物[ゲーバー(Geever)atal、(198
1)、プロシーデインダス・オフ・ナシ2ナル・アカデ
ミ−・オフ・サイエンシズ(Proc、Natl、Ac
ad、Set、)USA、78,5081−5085)
は、次のとおりである: S*/pss:両者溶液中のプライマー6.7*:溶液
中のローダミンで標識された;6固定化された 6*、ヱ:6*ローダミンで標識されたおよび溶液中;
7固定化された S*/AA : DNA試験試料の核酸を含有する正常
のベーターグロブリン遺伝子、両者は溶液中および標識
された 6、7*/AA:6は固定化された;7*標識されたお
よび溶液中およびDNAを含有する正常ベーターグロブ
リン遺伝子 6*、7/AAニアは固定化された:6*は標識されか
つ溶液中およびDNAを含有する正常ベーターグロブリ
ン遺伝子 S*/ss、6.7木/ s sおよび6本、ヱ/SS
は最後の3つと同一であるが、ただし試験試料は鎌状赤
血球貧血をもつ患者から得た。
X174−HaallIはマーカー核酸である。
デオキシNTPの1つを使用する場合、例えば、制限消
化の前後における放射能のS!Pの直接の計数は配列に
ついての情報を与えるであろう。
固定化されたオリゴヌクレオチドの配列は、5′末端に
おける10のアデニンの付加をもつ実施例1のWPプラ
イマーと同一であった。
他のプライマーの配列、7、は5′末端におけるlOの
アデニンの付加をもつ実施例1のCPグライマーと同一
であった。
使用した鋳型の量は約1ピコグラムであった。
実施例7 増幅の特異性 増幅は、実施例5に記載されているようにして、実施し
、固定化されたプライマーを使用するpss737のみ
を使用は第3図に示されている。第2図に適用したのと
同一の表示を再び使用する。
Dは制限エンドヌクレアーゼDdelを使用する消化を
意味する。レーンの表示1.2/D;6゜7/D ; 
6.2/Dおよび6*、7*/Dで示す、゛非固定化1
10−130bpの断片の消化は、Ddel制限部位が
中央に位置するので、等しい長さの2つの断片を生ずる
。レーンの表示旦、7*/Dで示す、固定化された11
0−130bpの消化は、単一の可溶性断片およびより
遅い移動度の第2のビーズに取り付けられた断片を生ず
る。
実施例8 増幅のための蛍光性で標識されたオリゴプライマーの使
用 手順は実施例6に記載する手順と同一であったが、ただ
しローダミン標識されたオリゴプライマーを非修飾の可
溶性オリゴヌクレオチドプライマーの代わりに使用した
。標識されたオリゴヌクレオチドは合成装置(Appl
ied  Biosys tem3% 380)で合或
し、そしてアプライド・バイオシステムス(Appli
ed  Bi。
systems)により供給されたプロトコルに従い供
給された化学物質を使用して誘導化した。
プライマーの配列および使用した鋳型は、実施例6にお
けるのと同一であった。
実施例9 修飾されたオリゴヌクレオチドを特異的配列の分析のた
めに、試料の増幅により首尾よく使用することができる
という、前の実施例に記載されている方法を使用して、
本発明の実施態様の1つを性的に伝達した(sexua
lly  transmitted)有機体の分析のた
めに使用した。
オリゴヌクレオチドプライマーは、クラミジア・トラコ
ミチスの共通のタンパク質の保存された領域に相当する
ように選択して、すべての血清型を包含するようにし、
そして増幅された配列は特異的血清型についての情報を
提供するために十分な変動性を有するべきである。この
実施例のために選択した配列は、有機体の主要な外膜の
解読配列のヌクレオチド配列に相当する。配列は1つの
プライマーについて残基1293〜1547に相当し、
そして他のプライマーについて残基1527〜1547
に対して相補的である[R,S、ステ7エンス(Ste
phens)、ジャーナル・オフ・バクテリオロジー(
J、Bactriol。
gy)、169.3879 (1987)] 。これは
増幅された産生物としてDNAの255bpの断片を産
生するであろう。増幅のために使用した条件は実施例6
において使用したものと同一であり、そしてゲル電気泳
動分析は期待した産生物の形成を示した。
217−の配列は、次のとおりである:5′アミノーC
AA  GCA  AGT  TTAGCT  CTC
TCT  および 5″アミノ−AGA  TTT  TCT  AGAT
TT  CAT  CTT プライマーを前述したように修飾し、そしてローダミン
で標識した。プライマーは、完全な成長培地クラミジア
DNAを含有する試料に添加した。
増幅後、未反応の標識されたオリゴヌクレオチドをアガ
ロースゲル上で電気泳動により分離した。
クラミジアは宿主マウス細胞中で増殖しないので、マウ
スDNAを対照として使用した。着色したバンドおよび
対応する対照を切断し、そして第4図に示すように撮影
した。
簡単な遠心および濾過を、また、組み込まれなかった着
色した(標識された)オリゴヌクレオチドプライマーの
分離のために使用した。
固定化され標識されたプライマーは、完全に自動化され
た、感受性の、特異的な、容易に分析可能なアッセイを
提供する。固定化されているか、あるいは固定化可能の
標識されたプライマーを添加し、黙サイクルにかけられ
た、患者の試料は、迅速な臨床的診断のためのアッセイ
を提供する。
この明細書および特許請求の範囲は例示を目的としかつ
限定的ではなく、そして変更および変化は本発明の精神
および範囲を逸脱しないでなすことができる。
本発明の主な特徴および態様は、次の通りである。
1、試料中の特定の標的核酸配列、好ましくはオリゴヌ
クレオチドを増幅する方法であって、(a)ハイブリダ
イゼーション条件下に、(i)第1プライマー核酸およ
び第2プライマー核酸を(ii)標的核酸配列を含有す
る試験試料と接触させ、前記第1または第2のプライマ
ー核酸の一方は、好ましくは固体の基質に、固定化され
ているか、あるいは固定化可能であり、他方は固定化さ
れているか、あるいは固定化可能であるか、あるいは標
識されており、 (b)工程(a)の得られた産生物をエキステンダー酵
素および少なくとも1つのヌクレオチド残基、好ましく
はヌクレオチドトリホスフェートと、伸長のため、生ず
るハイブリダイゼーションしたプライマー核酸を、好ま
しくは前記固体の基質と反対方向に、伸長する条件下に
、接触させ、(c)工程(b)の産生物を変性して、固
定化された標的核酸配列を産生し、そして (d)工程(a)、(b)および(c)のサイクルを少
なくとも1回反復し、前のサイクルの工程(c)の産生
物を(a)(ir)の代わりに使用する、 ことを特徴とする方法。
2、試料中の特定の標的核酸配列、好ましくはオリゴヌ
クレオチドを増幅する方法であって、(a)ハイブリダ
イゼーション条件下に、(i)第1プライマー核酸およ
び第2プライマー核酸を(ii)標的核酸配列を含有す
ることが疑われる試験試料と接触させ、前記第1または
第2のプライマー核酸の一方は、好ましくは固体の基質
に、固定化されているか、あるいは固定化可能であり、
他方は固定化されているか、あるいは固定化可能である
か、あるいは標識されており、 (b)工程(a)の得られた産生物をエキステンダー酵
素および少なくとも1つのヌクレオチド残基、好ましく
は標識されたヌクレオシドトリホスフェートと、伸長の
ため、生ずるハイブリダイゼーションしたプライマー核
酸を、好ましくは前記固体の基質と反対方向に、伸長す
る条件下に、接触させ、 (c)工程(b)の産生物を変性して、固定化された標
的核酸配列を産生じ、 (d)工程(a)、(b)および(c)のサイクルを少
なくとも1回反復し、前のサイクルの工程(c)の産生
物を(a)(ii)の代わりに使用し、そして (e)増幅された配列が存在するかどうかを決定する、 ことを特徴とする方法。
3、工程(e)は上記第2項の工程(d)の産生物をハ
イブリダイゼーション条件にかけ、試験する物質とハイ
ブリダイゼーション可能な標識されたプローブを使用し
、そして実際に71イブリダイゼーシヨンが起こったか
どうかを決定することを特徴とする、上記第2項記載の
方法。
4、特定の標的核酸配列について物理的性質の差が存在
するかどうかを決定することによって検出を実施し、前
記物理的性質の差は電気泳動、遠心、ゲル透過クロマト
グラフィーまたはlllll検鏡検査り決定する、上記
第2項記載の方法。
5、核酸または核酸の組み合わせを含有する試料中の少
なくとも1つの特定の核酸配列の存在または不存在を検
出するか、あるいは前記試料中の2つの配列を区別する
方法であって、前記試料は混合物中に前記lまたは2以
上の配列を含有することが疑われ、前記方法は、 (a)前記試料混合物を、ハイブリダイゼーション条件
下に、多異なる特定の配列の各鎖の少なくとも1つのた
めの少なくとも1つのための固定化されたオリゴヌクレ
オチドプライマーで処理して、プライマーがハイブリダ
イゼーションする多異なる配列の各鎖について、各核酸
鎖に対して相補的である各ブライマーの伸長産生物を合
皮し、ここで前記lまたは2以上のブライマーをそれと
ハイブリダイゼーションする各特定の配列の各鎖に対し
て十分に相補的であるように選択し、こうして一方のプ
ライマーから合皮された伸長産生物は、その相補体から
分離したとき、他方のプライマーの伸長産生物の合成の
ための鋳型として働くことができ、そして好ましくは前
記オリゴプライマーの少なくとも1つは標識されたオリ
ゴヌクレオチドであり、 (b)工程(a)の産生物を変性条件下に処理して、プ
ライマーの伸長産生物をそれらの鋳型から分離し、 (c)工程(b)の産生物を使用して工程(a)を反復
して、固定化された最終産生物であるlまたは2以上の
特定の核酸配列を増幅させ、ここで固定化された最終産
生物は分析される、ことを特徴とする方法。
6、lまたは2以上の容器は、 (a)固定化されているか、あるいは固定化可能である
プライマーの核酸、 (b)固定化されているか、あるいは固定化可能である
か、あるいは標識されている核酸、(c)エキステンダ
ー酵素、 (d)伸長のための少なくとも1つのヌクレオチド残基
および好ましくは (e)増幅された配列の検出のために特異的な標識され
たハイブリダイゼーション可能なオリゴヌクレオチド、 を含有することを特徴とする、上記第1%または上記第
2項記載の方法を実施するためのキット。
7、(i)試料混合物からの最終産生物の分離の前また
は後に、固定化された最終産生物を標識し、そして (ii)標識された最終産生物を分析する、ことによっ
て、固定化された最終産生物を分析することをさらに特
徴とする、上記第2り記載の方法。
8、核酸または核酸の組み合わせを含有する試料中の少
なくとも1つの特定の核酸配列の存在または不存在を検
出するか、あるいは前記試料中の2つの配列を区別する
方法であって、前記試料は混合物中に前記lまたは2以
上の配列を含有することが疑われ、前記方法は、 (a)前記試料混合物を、ハイブリダイゼーション条件
下に、各員なる特定の配列の各鎖の少なくとも1つのた
めの少なくとも1つのための固定化されたオリゴヌクレ
オチドプライマー、好ましくは標識されたオリゴヌクレ
オチドで処理して、プライマーがハイブリダイゼーショ
ンする各員なる配列の各鎖について、各核酸鎖に対して
相補的である各プライマーの伸長度生物を合成し、ここ
で前記lまたは2以上のプライマーをそれとハイブリダ
イゼーションする各特定の配列の各鎖に対して十分に相
補的であるように選択し、こうして一方のプライマーか
ら合成された伸長産生物は、その相補体から分離したと
き、他方のプライマーの伸長産生物の合成のための鋳型
として働くことができ、 (b)工程(a)の産生物を変性条件下に処理して、プ
ライマーの伸長産生物をそれらの鋳型から分離し、 (c)工程(b)の産生物を使用して工程(a)を反復
して、固定化可能な最終産生物である1または2以上の
特定の核酸配列を増幅させ、そして(d)固定化可能な
最終産生物を分析する、ことを特徴とする方法。
9、固定化可能な最終産生物を分析することをさらに特
徴とし、前記分析は、 (i)固定化された最終産生物を試料混合物から分離し
、 (i i)最終産生物を固定化し、 (i i i)工程(ii)の産生物に、固定化された
最終産生物への結合のために、標識を添加し、そして (iv)標識された最終産生物を分析する、ことによっ
て実施する、上記第8項記載の方法。
10、固定化可能な最終産生物を分析することをさらに
特徴とし、前記分析は、 (i)工程(c)の産生物に、固定化された最終産生物
への結合のために、#l識を添加し、(i i)標識さ
れた最終産生物を固定化し、(i i i)標識された
最終産生物を試料混合物から分離し、そして (iv)標識された最終産生物を分析する、ことによっ
て実施する、上記第8項記載の方法。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の実施態様による増幅を実施するため
の工程を示す路線図である。 第2図は、ゲル電気泳動により分析された、本発明によ
る核酸の増幅の結果の写真である。 第3図は、本発明による増幅の産生物の制限エンドヌク
レアーゼの消化の写真である。第3図は、本発明の方法
が溶液中で実施した場合のように特異的である結果を生
成することを示す。 第4図は、特定の増幅された(cL−クラミジア)産生
物および対照(マウス)を含有する2本の試験管の写真
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、試料中の特定の標的核酸配列、好ましくはオリゴヌ
    クレオチドを増幅する方法であって、(a)ハイブリダ
    イゼーション条件下に、(i)第1プライマー核酸およ
    び第2プライマー核酸を(ii)標的核酸配列を含有す
    る試験試料と接触させ、前記第1または第2のプライマ
    ー核酸の一方は、好ましくは固体の基質に、固定化され
    ているか、あるいは固定化可能であり、他方は固定化さ
    れているか、あるいは固定化可能であるか、あるいは標
    識されており、 (b)工程(a)の得られた産生物をエキステンダー酵
    素および少なくとも1つのヌクレオチド残基、好ましく
    はヌクレオチドトリホスフェートと、伸長のため、生ず
    るハイブリダイゼーションしたプライマー核酸を、好ま
    しくは前記固体の基質と反対方向に、伸長する条件下に
    、接触させ、(c)工程(b)の産生物を変性して、固
    定化された標的核酸配列を産生し、そして (d)工程(a)、(b)および(c)のサイクルを少
    なくとも1回反復し、前のサイクルの工程(c)の産生
    物を(a)(ii)の代わりに使用する、 ことを特徴とする方法。
JP1334631A 1988-12-23 1989-12-23 増幅した遺伝子を使用する配列のアツセイ Pending JPH0343099A (ja)

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