JPH0343018Y2 - - Google Patents

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JPH0343018Y2
JPH0343018Y2 JP1482586U JP1482586U JPH0343018Y2 JP H0343018 Y2 JPH0343018 Y2 JP H0343018Y2 JP 1482586 U JP1482586 U JP 1482586U JP 1482586 U JP1482586 U JP 1482586U JP H0343018 Y2 JPH0343018 Y2 JP H0343018Y2
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ink ribbon
roll
arm
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ハウジングにインクリボンを内蔵し
てタイプライター、ワードプロセツサーのプリン
ターなどの印字用事務器に装着して使用するイン
クリボンカートリツジに関するものである。
〔従来の技術〕
このカートリツジにはインクリボンRが巻回せ
しめられたロールR′が内蔵されているが、ロー
ルR′から繰り出されたインクリボンRを再びロ
ール状に奇麗に巻き取つていくためには、インク
リボンRに付与せしめられるテンシヨンが大きな
要素となることはよく知られているところであ
り、巻き始めから巻き終りに至るまでインクリボ
ンRになるべく均一なテンシヨンを付与すること
が望ましい。
しかしながら、インクリボンカートリツジにお
いては、この巻取りが必ずしも連続して行われる
とは限らず、しかも印字用事務器を途中で止めた
りすることもあるから、一定のテンシヨンが得ら
れにくく、また、必要以上にインクリボンRが繰
り出されてたるみが生じたとき(オーバーランと
称する)には、全くテンシヨンが付与されないま
まに巻き取られるから、奇麗に巻き取られず走行
不良の原因になる。
これを防止するため、ハウジングの印字空間部
でインクリボンを絶えずピンと張らせるべく、イ
ンクリボンにブレーキとバツクテンシヨンを付与
する方式が種々考え出されている。
最も一般的なものは、ブレーキとバツクテンシ
ヨンとを別々の部品を用いて別個に行う方式であ
り、他方、これを1つの機構で行うものとして第
8図に示すバネを用いる方式のものがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前者の場合には、部品点数が多くなるためそれ
だけコスト高になるだけでなく、その設置にも手
間取るという欠点がある。
一方、後者の場合には、バネ部材10′が第8
図に示すようなものであり、そのU字状の巻きバ
ネ部11′は一巻きもないため、バネとしての弾
力性が少なく、この部分を第9図に示すようにイ
ンクリボンRを巻回した供給スプール8の軸芯8
aに巻装したとしても、大きな距離のあるバツク
テンシヨンを得られない欠点がある。
また、このバネ部材10′はその巻きバネ部1
1′が供給スプール8の軸芯8aを締め付けるこ
とによりインクリボンRにブレーキを付与するも
のであるが、この巻きバネ部11′の内径Dがブ
レーキの強さに直接かかつてくる。ところが、こ
のバネ部材10′は線径dに対する巻き径Dの比
D/dが一般の巻きバネに比べて余りにも大きい
から、ブレーキ力を一定にするためにはすべての
バネの巻き径Dを絶えず一定にしなければなら
ず、技術的にそれだけ精密さを要求され、製造上
なかなか困難であるという欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はこのような欠点を解消するために案出
されたもので、第8図に示すようなバネを用いな
いで、第1図、第2図あるいは第3図に示すよう
に巻きバネ部10aを複数の巻周部からなるもの
とし、インクリボンRのロールR′より外側にお
けるハウジング1内に設けた支軸9に該巻きバネ
部10aを装着し、該バネ部材10のアーム10
bの先端に形成されたガイドピン10dをロール
R′から引出されたインクリボンRに係合せしめ、
もう一方のアーム10cを前記ロールR′側に係
合せしめたものである。
〔作用〕
このようにすると、支軸9に巻きバネ部10a
が装着せしめられたバネ部材10は、一方のアー
ム10b側においてガイドピン10dを介して引
出されるインクリボンRに第4図ないし第6図の
矢印とは逆方向の力(バツクテンシヨン)を付与
し、また、もう一方のアーム10c側においてそ
の先端もしくは途中がロールR′側〔ロールR′の
外周面もしくは供給スプール8〕に係合し、これ
にブレーキ力を付与せしめている。
〔実施例〕
本考案の実施例を添付の図面に基いて説明す
る。
インクリボンRを収納するべきハウジング1
は、底板2と前後左右の側壁3及び上蓋4よりな
るやや薄い箱状のもので、一対のアーム部5,6
がこれと一体に形成され、両アーム5,6間を印
字空間部7としたものである。
ハウジング1内において、図の右側に現われる
アーム5側には供給スプール8にインクリボンR
を巻回したロールR′〔パンケーキと称する〕が回
転可能に備えられており、アーム5の出口から引
出されたインクリボンRは印字空間部7を経ても
う一方のアーム6の入口からハウジング1内に送
り込まれ、図示しない巻取スプールに順次巻き取
られるようになつている。
このロールR′により外側におけるハウジング
1内において、その底板2には支軸9を一体的に
立設し、該支軸9にはバネ部材10の巻バネ部1
0aを装着する。
バネ部材10は第1図ないし第3図に示すよう
に、2つのアーム10b,10c間に複数の巻周
部からなる巻きバネ部10aを一体的に形成した
もので、一方のアーム10b〔図の左側に現われ
る〕の先端は下方に折曲してあつて該部分をガイ
ドピン10dとしてあり、ロールR′から引出さ
れるインクリボンRはこのガイドピン10dを経
て右側のアーム部5の出口からハウジング1外へ
引出される。
これにより、バネ部材10の弾性力が引出され
て行くインクリボンRにバツクテンシヨンを付与
することができる。
一方、バネ部材10のもう一方のアーム10c
〔図の右側に現われる〕はロールR′に係合せしめ
る。第1図に示すバネ部材10は、第4図に示す
ようにインクリボンRのロールR′の外周面に1
0cの先端を係合させる場合に用いると特に都合
のよいもので、アーム10cの先端を垂直上方に
折曲せしめて係合部10eとし、該部分10eを
ロールR′の外周面に弾圧的に接触せしめる。こ
うすることにより、ロールR′にはブレーキ力が
付与され、ロールR′が妄りに回転することを阻
止することができる。もつともアーム10cには
特に係合部10eを設ける必要はなく、アーム1
0cの先端を曲げずにこれをそのままロール
R′の外周面に接触させてもよい。ただし、この
場合には、インクリボンRに傷が付きにくいよう
に何らかの工夫を凝らす必要があろう。その点、
第1図に示す場合の方がベターである。
また、第2図に示すバネ部材10は、第5図に
示すようにインクリボンRを巻回した供給スプー
ル8にアーム10cの先端を係合させる場合に用
いると特に都合のよいものである。この場合のア
ーム10cは第1図に示す場合のそれよりも長く
する必要があるが、第1図に示すような係合部1
0eを設ける必要は特になく、アーム10cの先
端を供給スプール8のいずれかの部分、例えば第
7図の8b部分に直接接触させるだけでもよい。
こうすることにより、ロールR′にはブレーキ力
が付与され、ロールR′が妄りに回転することを
阻止することができる。
また、第3図に示すバネ部材10は、第6図に
示すようにインクリボンRの外周面にアーム10
cの途中を弾圧的に接触させる場合に用いると都
合のよいものである。この場合、アーム10cの
先端は図面の10fで示すように斜め前方下向き
に折曲させておくと、アーム10cがロール
R′の下に潜り込むことがない。
これらのバネ部材10の線径、材質、巻きバネ
部10aの巻径及び巻き数を変えることにより、
2本のアーム10b,10cにより付与せしめら
れるバツクテンシヨン、ブレーキ力を自由に変え
ることができ、また、バツクテンシヨンとブレー
キ力とのバランスは、巻きバネ部10aからのア
ームの長さを変えることにより自由に変えること
ができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、バネ部材10の巻きバネ部1
0aが複数の巻周部になつているから、バツクテ
ンシヨンの移動距離を大きく取ることができ、ま
た、供給スプール8に嵌め込んだりしないので、
巻き径は供給スプール8の軸芯の大きさに左右さ
れず適当な巻き径に設定することが可能となり、
バネ部材のバラ付きが少なくなるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
添付図面の第1図ないし第7図は、本考案によ
るインクリボンカートリツジの実施例を示すもの
で、第1図ないし第3図は、いずれもバネ部材の
斜視図、第4図、第5図、第6図は、第1図、第
2図、第3図に示すバネ部材を使用したインクリ
ボンカートリツジの平面図で、ともに上蓋の一部
を切欠いて示す、第7図は、インクリボンを巻周
する供給スプールのみの斜視図、第8図は、従来
のバネ部材の斜視図、第9図は、そのバネ部材を
使用したインクリボンカートリツジの一例を示す
平面図で、供給スプール付近のみを示す。 1……ハウジング、7……印字空間部、9……
支軸、10……バネ部材、10a……巻きバネ
部、10b,10c……アーム、10d……ガイ
ドピン、R……インクリボン、R′……ロール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ハウジング1内にある供給スプール8に巻回
    せしめられたインクリボンRをハウジング1の
    出口から印字空間部7へ送り出すようにしたイ
    ンクリボンカートリツジにおいて、インクリボ
    ンRのロールR′より外側におけるハウジング
    1内に支軸9を設け、該支軸9にバネ部材10
    の複数の巻きバネ部10aを装着し、該バネ部
    材10の一方のアーム10bの先端に形成され
    たガイドピン10dをロールR′から引出され
    たインクリボンRに係合せしめ、もう一方のア
    ーム10cを前記ロールR′側に係合せしめた
    ことを特徴とするインクリボンカートリツジ。 2 ロールR′側に係合せしめられるバネ部材1
    0のアーム10cがロールR′に係合している
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のインクリ
    ボンカートリツジ。 3 ロールR′側に係合せしめられるバネ部材1
    0のアーム10cがロールR′を装着する供給
    スプール8に係合している実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のインクリボンカートリツジ。
JP1482586U 1986-02-04 1986-02-04 Expired JPH0343018Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1482586U JPH0343018Y2 (ja) 1986-02-04 1986-02-04

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JP1482586U JPH0343018Y2 (ja) 1986-02-04 1986-02-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62126961U JPS62126961U (ja) 1987-08-12
JPH0343018Y2 true JPH0343018Y2 (ja) 1991-09-09

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ID=30805178

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JP1482586U Expired JPH0343018Y2 (ja) 1986-02-04 1986-02-04

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JPS62126961U (ja) 1987-08-12

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